JPH049571Y2 - - Google Patents

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JPH049571Y2
JPH049571Y2 JP3895486U JP3895486U JPH049571Y2 JP H049571 Y2 JPH049571 Y2 JP H049571Y2 JP 3895486 U JP3895486 U JP 3895486U JP 3895486 U JP3895486 U JP 3895486U JP H049571 Y2 JPH049571 Y2 JP H049571Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内燃機関、特にデイーゼル機関の排
気ガスのスモーク濃度を測定する光学式スモーク
濃度センサの送受光ヘツドに関する。
〔関連技術と問題点〕
ガス流路を横断する測定光路の始端に発光器を
設け、光路の終端に受光器を設けて、測定光路を
横切つて流れるガスの煙濃度を測定し得る様にな
つた光学式スモーク濃度測定装置は知られている
(特開昭56−129842号)。この様な測定装置はデイ
ーゼルエンジンの排気ガスのスモーク濃度を検出
し、スモーク濃度に基いて燃料供給を制御するの
に利用することができる(例えば、特開昭59−
100841号、特開昭59−101554号)。
本出願人は、先に、内燃機関排気ガスのスモー
ク濃度検出に特に好適なスモーク濃度センサ用送
受光ヘツドを提案した(昭和59年12月22日付の特
願昭59−269624号)。この送受光ヘツは単一のケ
ーシング内に光路が形成してあり、送光用光導体
と受光用光導体の光軸合せが高精度で行われてい
ることを特徴としている。2本の光導体の間には
プリズムが配置してあり、一方の光導体から発射
された光線はプリズムによつて逆方向に反射され
他方の光導体に入る。光導体の端面とプリズムの
端面との間には光路欠損部が形成してある。この
欠損部は測定用ギヤツプを構成するもので、排気
ガスがこの欠損部を横切つて流れる際にはスモー
ク濃度に応じて光線透過量が変化するのでスモー
ク濃度が検出される。
長期間の使用中に排気ガス中の粒子が欠損部に
蓄積してデポジツトを形成し、光導体の端面およ
びプリズムの端面を汚損すると、光線の透過が妨
げられ正確なスモーク濃度計測の障害となる。そ
こで、前記出願においては、光路欠損部付近に電
熱ヒータを設け、デポジツトを焼却することが提
案されている。光路を通る光線を妨害すること無
くデポジツトを焼却するため、この電熱ヒータは
環状に配置するか、網目状またはハニカム状構造
に形成することを先に提案した。
しかし、こん種のデポジツト焼却用電熱ヒータ
は、送受光ヘツドに取付けるのが極めて困難であ
るのみならず、浄化すべき光導体端面およびプリ
ズム端面を最も効果的に加熱できないという問題
があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、前記特願昭59−269624号で提案した
送受光ヘツドを更に改良し、極めて簡単にヒータ
を装着することが可能で、浄化すべき光導体端面
およびプリズム端面のみを効果的に加熱すること
の可能な送受用ヘツドを提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段および作用の概要〕
本考案の送受光ヘツドにおいては、一方の光導
体とプリズムとの間にヒータエレメントが挾持さ
れる。このヒータエレメントは一対の円柱状頭部
と連結部とを有するセラミツク本体から成り、光
線の通過を可能にするためこれらの頭部には光軸
方向に切欠きが設けてある。頭部の外側端面には
電熱抵抗線が印刷配線してあり、これらの端面が
光導体端面およびプリズム端面に夫々密着する様
にヒータエレメントが配置される。
ヒータエレメントは圧入、嵌合、その他の方法
により簡単に取り付けることができる。また、ヒ
ータを構成する抵抗線は光導体端面およびプリズ
ム端面に密着しているので、該端面のみを有効に
加熱して浄化することができる。
〔実施例〕
第2図は本考案の実施例に係る送受光ヘツド1
0を排気管12に装着し、かつ送受光ヘツド10
にコネクタ14を接続したところを示す。送受光
ヘツド10はケーシング16を有する。このケー
シング16は、例えばA203を主成分とするセ
ラミツクから成る中空円柱形のホルダー11と、
ステンレスカバー13から成り、カバー13には
フランジ15が溶接してある。ホルダー11の内
側にはケーシング長軸に平行に石英等から成る2
本の光導体18,20が配置してあり充填剤22
で保持されている。充填剤としては「アロンセラ
ミツク」(商標)を用いることができる。光導体
18,20はプリズム24を介して1つの光路を
形成している。光導体18の右端面26とプリズ
ム24の端面28とは光軸方向に離間してあり、
光路欠損部30が形成してある。これに対応し
て、ケーシング16には横断方向に切欠き32が
設けてあり、排気管12内を流れる排気ガスが光
路欠損部30を横切る様になつている。スモーク
濃度測定に際しては、送受光ヘツド10にはコネ
クタ14が接続され、発光素子(図示せず)から
の光線は光フアイバ34を介して光導体18の入
口36に入射し、端面26から発射される。光線
の一部は欠損部30を流れる排気ガス中のスモー
クにより吸収され、透過光線はプリズム24を経
て光導体20に入り、その出口38から光フアイ
バ40を経て受光素子(図示せず)に送られる。
透過光線の強度を検出することによりスモーク濃
度を計測することができる。なお、光線の経路は
この逆でもよい。
本考案に従い、光導体18とプリズム24との
間にはヒータエレメント42が配置される。この
ヒータエレメント42を第1図に拡大して示し
た。このエレメント42はA203を主成分とす
るセラミツクから成る本体44を有し、この本体
44は2つの円柱形頭部46,48とそれらを結
ぶ一体の連結部50で構成される。この実施例で
は、夫々の頭部46,48には4つの扇形断面の
切欠き52と1つの円形断面の切欠き54が設け
てあり、光導体18から発射された光線がヒータ
エレメント42によつて実質的に妨害されること
なくプリズム24に入射する様になつている。本
体44の第1図において左側の端面56には白金
またはタングステンから成る電熱抵抗線58がス
クリーン印刷により第1図のパターンで配線して
ある。本体の右側端面60にも同様の電熱抵抗線
(図示せず)が形成される。このヒータエレメン
ト42は、セラミツク杯土のより第1図に示す形
状の本体44を形成し、その端面56,60に抵
抗線を印刷し、その後に一体焼成することにより
得ることができる。
この様にして形成されたヒータエレメント42
は、その端面後6および60が光導体18の端面
26およびプリズム24の端面28に夫々密着す
る様にスナツプ嵌め、圧入その他の方法により、
装着される。電熱抵抗線58にはコネクタ14の
プラスリード線62およびマイナスリード線64
から通電され、端面26および28が直接的に加
熱される。
第3図はヒータエレメント42の端面パターン
の変化形を示す。いずれの実施例においても、電
線抵抗線はヒータエレメントの端面に形成され
る。
〔考案の効果〕
本考案の送受光ヘツドにおいては、ヒータエレ
メント42の両端面56,60に電熱抵抗線が設
けてあり、これらの端面は夫々光導体18の端面
26およびプリズム端面28に密着させてあるの
で、ヒータの抵抗線は端面26,28を最も効率
良く加熱することができる。従つて、これらの端
面26,28に付着したデポジツトは完全に焼却
されるので、これらの端面を常に清浄に維持する
ことができ、長期間にわたつて正確にスモーク濃
度を計測することが可能となる。
更に、このヒータエレメントは極めて簡単な作
業のみにより送受光ヘツドに取付けることができ
る。また、このヒータエレメントは光導体18と
プリズム24との間に挾持され、それらに軸方向
の力を作用させるので、振動によりこれら光導体
やプリズムが変位する虞れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の送受光ヘツドのヒータエレメ
ントの拡大斜視図、第2図は本考案の送受光ヘツ
ドを排気管に装着しコネクタに接続したところを
示す断面図、第3図はヒータエレメントの端面形
状の変化形を示す。 10……送受光ヘツド、14……コネクタ、1
6……ケーシング、18,20……光導体、24
……プリズム、26……光導体端面、28……プ
リズム端面、30……光路欠損部、42……ヒー
タエレメント、44……本体、46,48……頭
部、50……連結部、56,60……本体端面、
58……電熱抵抗線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光線入口36,38から光線出口38,36に
    至る光路を形成するべく単一のケーシング内に平
    行な2本の光導体18,20と1つのプリズム2
    4とを配置し、一方の光導体の端面26とこれに
    相対峙するプリズムの端面28とは光軸方向に離
    間して光路欠損部30を形成し、該光路欠損部に
    対応してケーシングには横断方向切欠きを32を
    設けて、該欠損部を横切つて内燃機関排気ガスを
    通過させる様になつた、内燃機関用光学式スモー
    ク濃度センサの送受光ヘツド10において、 前記光路欠損部30にはヒータエレメント42
    を配置し、該ヒータエレメントは光軸方向に離間
    された一対の円柱形頭部46,48とそれらを連
    結する連結部50から成るセラミツク本体44を
    有し、前記各頭部には光軸方向に貫通した少なく
    とも1つの切欠き52,54を設け、該頭部の外
    側端面56,60には電熱抵抗線58を印刷配線
    し、該ヒータエレメントは、該頭部の外側端面5
    6,60が該一方の光導体およびプリズムの前記
    端面26,28に密着する様に、光導体18とプ
    リズム24との間に挾持したことを特徴とする送
    受光ヘツド。
JP3895486U 1986-03-19 1986-03-19 Expired JPH049571Y2 (ja)

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JPS62152252U JPS62152252U (ja) 1987-09-26
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