JPH049556Y2 - - Google Patents

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JPH049556Y2
JPH049556Y2 JP1983029972U JP2997283U JPH049556Y2 JP H049556 Y2 JPH049556 Y2 JP H049556Y2 JP 1983029972 U JP1983029972 U JP 1983029972U JP 2997283 U JP2997283 U JP 2997283U JP H049556 Y2 JPH049556 Y2 JP H049556Y2
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JP
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sensor
electrodes
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bathtub
water
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JP1983029972U
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は浴槽用報知装置等に使用する水位セン
サーに関するものである。
〔従来技術〕
浴槽用の報知装置としては、浴槽にセンサー電
極を設け、このセンサー電極で浴槽内の水位を検
知し、水位検知回路を介して、交流電源に接続さ
れた主電気回路の報知部、例えばブザーを鳴動さ
せて水位を報知するようにしたものがある。上記
センサー電極としては、実開昭55−31132号公報
に示されているように、ボルト形状の端子を2個
それぞれ浴槽壁面に頭部が突出するよう取り付け
たものが知られている。また、実公昭55−37848
号公報のように浴槽壁面に対し、電極を前後方向
に設けたものである。
しかしながら、これらセンサー電極は浴槽に孔
を空けてセンサー電極自体を取り付けるものであ
るから、取り付け作業が煩雑であつたり、壁面か
ら大きく突出する欠点があつた。
本出願人は、この欠点を解決するため、次のよ
うな浴槽報知装置を考案した。以下その一例を説
明すると、第1図において、1は浴槽、2はその
浴槽壁で、これにはセンサー本体3がパツキング
4、ナツト5等により取付けられている。センサ
ー本体3には水位検知用の一対のセンサー電極
6,7が浴槽1の内部側に露出するように埋込ま
れており、そのセンサー電極6,7は浴室外(例
えば台所等)の壁面に掛止された本体8に接続ケ
ーブル14を介して接続されている。上記センサ
ー電極6,7は第2図の如く配置され且つ先端が
平面状で、センサー本体3の表面3aより若干凹
ませて設けられている。
本体8は、電気回路部を内蔵した箱状であつて
その前面にはセツトボタンスイツチ9、リセツト
ボタンスイツチ10、ブザー11、水位調節つま
み12等が設けられ、また側面には商用交流電源
に接続する電源プラグ13が設けられている。
次に、この使用方法の概要を説明すると、プラ
グ13は一般的には24時間中、常に商用交流電源
(AC100V)に接続したままである。浴槽1に給
水(或いは給湯)する際には、先ず水位調節つま
み12により水位を設定した後、セツトボタンス
イツチ9を押す。すると浴槽1内の水位が設定水
位に達すれば、センサー電極6,7が短絡して検
知し、ブザー11が鳴動して報知する。リセツト
ボタンスイツチ10を押せば、ブザー11が鳴き
止むと共に、本体8内部の回路はリセツトされ、
待機状態、つまりセンサー電極6,7側は遮断状
態になる。また、セツトボタンスイツチ9を押し
て一定時間経過してもブザー11が鳴らないと
き、即ちセツトしたが給水忘れや給水量が少ない
ときにも、その後にブザー11が鳴つて報知す
る。なお、水位の調節はセンサー電極6,7が短
絡された時からブザー11が鳴動して報知するま
での遅延時間を調節することにより低水位Lと高
水位Hとの間で任意に行なうことができる。
上記センサーはセンサー本体3に一対のセンサ
ー電極6,7が設けられているため、センサー本
体を浴槽の壁面に取り付けるだけでよく、取り付
け作業が簡単になるが、 上記報知装置に使用された水位センサー15の
センサー電極6,7は先端が平面状である上、凹
まされているので実使用時には次のような不都合
がある。
(1) 浴槽1への水入れ時、水道の蛇口よりのしぶ
きでセンサー15に水滴が付くと、センサーの
電極6,7間に水膜ができ、検知電流が流れて
誤動作する可能性がある。
(2) 長期間使用すると電極6,7先端に水アカが
付着.蓄積して表面を覆い正常に動作しなくな
る。
(3) 従つて、電極6,7の先端部の径を大きくし
て面積を拡げなければならず、必然的にセンサ
ー本体3の形状が大きくなる。
(4) 浴槽内に湯を落し込む場合、浴槽内は水蒸気
の為湿度100%近くとなり、それがセンサー表
面に結露し、電極6,7が導通し、誤動作する
可能性がある。
更に、上記いずれのセンサーにも共通する欠点
として、浴槽に取り付ける際、所定の取り付け位
置に対して寸法のずれが出来た場合、所定の高さ
で水位検出ができるようセンサー位置を修正する
ことができないと言う欠点があつた。
[目的] 本考案は上記欠点を除去するためになされたも
ので、円柱状のセンサー本体の一端面から、当該
一端面に沿う方向に所定の間隔をもつて一対のセ
ンサー電極を突出させたものである。以下、本考
案の一実施例を図面に従つて説明する。
第3図a,b,cは本考案水位センサーを示す
ものである。同図において、16は従来のセンサ
ー本体3に相当する円柱状の樹脂製センサー本体
で外周部にネジ17が刻設されており、且つ一端
部外周に鍔部18が形成されると共に反対端部に
は面取りを施こした仮止部19が穿設されてい
る。このセンサー本体16には、水位検知用の一
対の電極20,21がその半球状の先端がセンサ
ー本体16の表面16aから突出するよう一体成
型により埋設されており、その電極20,21の
他端はそれぞれセンサー本体16内でケーブル1
4のリード線14a,14bに電気的に接続され
ている。
付言すれば、上記センサー本体16は、センサ
ー電極20,21とリード線14a,14aを予
め半田付.スポツト溶接.圧力カシメ等により電
気的に接続した後リード線の絶縁部分も含めて、
樹脂にて一体成型されるものである。又、上記セ
ンサー電極20,21の外周側面には凹凸が形成
されており、センサー本体16を形成する樹脂と
の密着性が向上して、電極部分からの水の侵入.
漏水が防止される。
上記センサー電極20,21は第3図bに示す
ようにセンサー本体16の直径S上に位置するよ
う所定の間隔Lをもつて配設されている。すなわ
ちセンサー本体16を浴槽1に取り付ける際、電
極20,21を結ぶ直線Sが、上下垂直方向の垂
線Vに対し角度をもつて交じわるようにセンサー
本体16を位置させている。浴槽1あるいは電極
20に付着した水滴は垂直方向に糸をひくように
流れ落ちるので上述のようにすれば、この水滴の
流下により、両電極20,21が短絡される確率
は極めて低くなる。
上記センサー本体16の浴槽1への取付けは、
ケーブル14を付設した本体16を、浴槽1の内
側からパツキング22を介して当該槽1にあけた
穴23に挿通し、ケーブル14側からワツシヤ2
4、ナツト25を挿入し、ナツト25をネジ17
に螺合することにより行なわれる。この際、ナツ
ト25の回転につれてセンサー本体16も回転し
て第3図bの如く電極20,21を配置できない
おそれがあるので、上記仮止部19をスパナやプ
ライヤでつかみ、本体16の回転を阻止する。
このような構成により次の特長がある。
(1) センサー電極20,21の先端部は半球状
(丸山型)で突出しているから、従来の電極6,
7に比して、同一径でも表面積を広くすること
ができる。従つて、従来と同じ性能のものを得
る場合、径は小さなものでよく、性能をより高
くする場合でも従来に比して大型化する必要が
ない。
(2) 又、水滴.しぶき等がセンサー本体16に付
着した場合でも電極20,21間は第4図の如
く水膜26状にしか短絡されないので、見かけ
上の電気抵抗値が例えば数MΩと非常に大き
い。これに対して、第5図の如く完全に水没し
た場合(水位が所定位置まで来た場合)は、見
かけ上の抵抗値が例えば数10KΩと著しく小さ
くなる。
(3) 更に、一対のセンサー電極20,21とセン
サー本体16とが一体に成型され、且つセンサ
ー本体が円柱状であるから、浴槽1へ取り付け
る際に電極20,21を結ぶ直線Sが、上下垂
直方向の垂線V上から水平方向(90°)の範囲
で自由な位置に設定可能となる。従つて、浴槽
のセンサー取り付け位置に少々寸法誤差があつ
ても、上記範囲内で簡単に検出水位位置の調節
が行えるので、この取り付け誤差を吸収し、所
定の水位を検出することが出来る。
従つて、本考案のものにおいては、水膜状態と
水没状態とで大きな抵抗値差を生じるので、誤動
作を生じさせることがない。
〔効果〕
叙上のように本考案によれば、従来に比して誤
動作が少なく信頼性の高い水位検出を行うことが
できる。
また、センサー電極は水滴等によつて短絡され
ても水膜状にしか短絡されないので、センサー本
体を被取付部へ取り付ける場合に一対のセンサー
電極を結ぶ直線をどの方向に設定しても誤動作す
ることがなく、当該直線の取り得る方向の範囲に
おいてセンサー電極を位置決めすることが出来
る。
従つて、浴槽のセンサー取り付け位置に少々寸
法誤差があつても、上記範囲内で検出水位位置の
調整を行うことにより、この取り付け誤差を簡単
に吸収し、所定の水位を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:浴槽用報知装置の構成図、第2図:そ
の水位センサーの正面図、第3図a,b,c:本
考案水位センサーの断面図.正面図.背面図、第
4図、第5:本考案の動作説明図。 符号、16……センサー本体、20,21……
センサー電極。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対のセンサー電極と、このセンサー電極を所
    定間隔をおいて一体成型した樹脂製の円柱状セン
    サー本体とから成る水位センサーであつて、 上記センサー本体の一端部外周に取付用の鍔部
    を形成し、 上記一対のセンサー電極の先端を半球状に形成
    すると共にセンサー本体の一端面から、当該一端
    面に沿う方向に間隔をもつて突出させ、 上記一対のセンサー電極間を結ぶ直線を垂直方
    向から水平方向の範囲で設定可能とした ことを特徴とする水位センサー。
JP2997283U 1983-03-01 1983-03-01 水位センサ− Granted JPS59135429U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2997283U JPS59135429U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 水位センサ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP2997283U JPS59135429U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 水位センサ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59135429U JPS59135429U (ja) 1984-09-10
JPH049556Y2 true JPH049556Y2 (ja) 1992-03-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531132B2 (ja) * 1976-08-04 1980-08-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531132U (ja) * 1978-08-15 1980-02-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531132B2 (ja) * 1976-08-04 1980-08-15

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JPS59135429U (ja) 1984-09-10

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