JPH0495432A - トラヒック申告値生成方法 - Google Patents

トラヒック申告値生成方法

Info

Publication number
JPH0495432A
JPH0495432A JP2211675A JP21167590A JPH0495432A JP H0495432 A JPH0495432 A JP H0495432A JP 2211675 A JP2211675 A JP 2211675A JP 21167590 A JP21167590 A JP 21167590A JP H0495432 A JPH0495432 A JP H0495432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traffic
communication
terminal
user
atm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2211675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2784086B2 (ja
Inventor
Nobuhiko Ido
伸彦 井戸
Yasuhiro Fujino
藤野 泰弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP21167590A priority Critical patent/JP2784086B2/ja
Publication of JPH0495432A publication Critical patent/JPH0495432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2784086B2 publication Critical patent/JP2784086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ATM通信システムでのトラヒック制御を端
末側から行う方式に係り、特にATM端末において、通
信開始時に呼設定情報内に設定されるトラヒック申告値
を決定するのに好適とされたトラヒック申告値生成方式
に関するものである。
[従来の技術] 情報をセルと称される固定長パケットに分割して転送す
るA T M (Asynchronous Tran
sfer Mode)通信網に対しては、数kb/sか
ら数百M b/sまでの帯域や、短時間内に集中してセ
ルが連続的に発生することが繰り返されるバースト性と
称される性質の有無等、様々なトラヒック特性をもつメ
ディアを扱うATM端末が各種収容されるようになって
いる。ところで、ATM通信網ではトラヒック制御が如
何にして行われるかか重要となっているが、トラヒック
制御を端末側から行うとすれば、それら各種端末を直接
収容するATM交換機では、それら端末から申告される
トラヒック特性の申告により帯域割当てか行われるよう
になっている。
これまで、端末からのトラヒック申告に関しては、例え
ば「浮上してきた次世代l5DN構想」(日経エレクト
ロニクス(1988年1月11日号)、頁121〜13
7)に記載されているように、発呼時にトラヒックの要
求帯域(トラヒック申告値)をネットワーク(ATM交
換機)に申告し、ネットワークでは申告された要求帯域
並びにネットワークの状況等にもとづいて割り付けを行
うことが紹介されている。
このように、トラヒック申告に関しては、ATM交換機
側での扱いを対象にした提案が数多く報告されている。
しかしながら、ATM交換システムとしての伝送効率向
上のためにも、また、端末側(ユーザ側)としてよりは
少ない通信料金で一定の通信品質を維持するためにも、
端末側からはATM通信網でのトラヒック制御に適応し
たトラヒック申告を行うことが重要となっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、申告元の端末がトラヒック申告値を決定
する方法は未だ具体的に論じられていないのが現状であ
る。ATM交換機においては帯域割当ては呼毎に行われ
ることから、端末側に呼毎にトラヒック特性を正確に把
握した上、ATM交換機に申告せしめる機能を具備せし
める場合は、伝送効率の向上・端末側での通信料金の抑
制が容易に図れるというものである。
本発明の目的は、ATM端末各々において、呼毎にその
種別にもとづきトラヒック申告値を、ATM通信網での
トラヒック制御に適応したものとして決定し得るトラヒ
ック申告値生成方式を供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、ATM端末各々においては、情報をセルと
称される固定長パケットに分割した上、ATM通信網に
転送するとともに、通信の開始時には、その通信に先立
って端末からATM交換網に対しその通信でのセルの送
出頻度であるトラヒックの申告値を呼設定信号への設定
により行うに際し、通信が行われる度に、その通信に先
行して行われた通信各々についてのトラヒック測定結果
としての、更新可とされたトラヒック履歴情報を参照す
ることによって、その通信についてのトラヒソクの申告
値が決定されることで達成される。
[作用コ 要は、通信が行われる度に、その通信の前に既に行われ
た通信各々についてのトラヒック測定結果をトラヒック
履歴情報として参照することによって、その開始しよう
としている通信についてのトラヒックの申告値を決定す
るようにしたものである。具体的には、トラヒック測定
結果は、トラヒックに影響を与える端末利用者、時間帯
および呼種別を含む項目によりトラヒック履歴情報とし
て分類蓄積され、通信が行われる度に、その通信が前記
分類の何れの範疇に属するかが判定された上、その範疇
、あるいはそれに近い範噴でのトラヒック履歴情報を参
照することによって、開始しようとしている通信につい
てのトラヒックの申告値を決定するようにしたものであ
る。
より具体的には、通信か行われる度に、端末利用者から
入力された、端末利用者、時間帯および呼種別を含む項
目内での区別を与えるトラヒック識別子にもとつき、分
類蓄積されているトラヒック履歴情報を索引、参照する
ことによって、その通信についてのトラヒックの申告値
を決定すればよいものである。特にATM端末がマルチ
メディア端末である場合には、通信が行われる度に、そ
の通信が何れのメディアに対応するかに応じて、そのメ
ディア対応に予め蓄積されているトラヒック履歴情報を
参照することによって、その通信についてのトラヒック
の申告値を決定すればよいものである。
ところで、トラヒック識別子としては、真っ先に端末利
用者を識別するためのユーザ識別子が考えられるが、こ
のユーザ識別子は端末利用者から入力された音声を識別
することによって、あるいは端末利用者か所持するIC
カードより読取り入力することによって容易に得られる
ようになっている。特に、ユーザ識別子がトラヒック履
歴情報とともに、端末利用者が所持するICカードに併
せて蓄積されている場合は、ユーザ識別子はそのICカ
ードより読取り入力された上、その通信の終了に際して
はそのICカード上のトラヒック履歴情報は、その通信
でのトラヒック測定結果により更新される要にすればよ
いものである。
[実施例] 以下、本発明を第1図から第6図により説明する。なお
、本例では、以下に説明するように、トラヒック申告パ
ラメタの種類として、■最大帯域、■平均帯域、■平均
バースト長、といった3つのパラメタが想定されている
が、これら以外のトラヒック申告パラメタを採用するこ
とも可能となっている。
さて、先ず本発明に係るATM端末について説明すれば
、第2図はその一例での構成を示したものである。図示
のように、ATM交換機12か併せて示されているか、
その内部構成なと、本発明に直接間しない部分について
は省略されたものとなっている。この第1図による場合
、ATM端末11目体は信号リンク121、情報リンク
122を介しATM交換機12に収容されているが、そ
の内部には制御部13、記憶部14、時計15、ユーザ
・インタフェース161.ICカード・インタフェース
162、データ生成部(音声データ生成部172、二次
記憶装置173およびデータ源選択部171より構成)
17、モニタ部18、話者認識部163およびセル送出
部19を含むようにして構成され、また、その外部周辺
装置としてキーボード1611、ICカード読み書き装
置1621および採音装置174を具備したものとなっ
ている。
また、第1図はそのATM端末における制御部での、本
発明に係る処理の概要を状態遷移図として示したもので
ある。図中、ブロック211,212はATM端末11
での通信の状態(停止/通信中)を示し、また、ブロッ
ク221〜234はその通信に関しての制御部13への
入力処理/制御部13からの出力処理/制御部13での
内部処理を、入出力処理に係る入出力光とともに示した
ものである。なお、呼処理シーケンスや呼切断シーケン
スについては、本発明に直接間しない部分であることか
ら、その詳細については図示省略されたものとなっであ
る。
第3図はまた、そのATM端末における記憶部に蓄積さ
れているトラヒック履歴情報のデータ構底側を示したも
のである。これによる場合、トラヒック履歴情報全体は
、呼種別分岐テーブル31、端末利用者別分岐テーブル
3べ時間帯別分岐テーブル33、トラヒック履歴テーブ
ル34および固定トラヒック申告値テーブル35から構
成されたものとなっている。本発明に係るトラヒック申
告値は具体的にはトラヒック履歴テーブル34、固定ト
ラヒック申告値テーブル35の何れかより求められるが
、このうち、トラヒック履歴テーブル34は、例えばそ
の呼種別がデータ以外の場合に使用され、現時点より前
に行われた通信各々についてのトラヒック測定結果(最
大帯域(MAX)、平均帯域(A V E)、平均バー
スト長(B S T))が履歴番号をアドレスとして蓄
積/索引されるようになっている。
方、呼種別がデータである場合は、その呼の特性を考慮
し、最大帯域、平均帯域、平均バーストが予め固定的に
設定された固定トラヒック申告値テーブル35が使用さ
れているものである。
ここで、第1図から第3図により、ATM端末での本発
明に係る基本的な通信処理動作について説明すれば、以
下のようである。
即ち、端末利用者が音声による通信を所望した場合には
、停止状態にあるATM端末11に対し、端末利用者に
よる操作によってキーボード1611より通信相手先の
電番情報等とともに、ユーザ識別子(端末利用者識別情
報)、呼種別(本例では音声)が入力されるようになっ
ている。これら情報はユーザ・インタフェース161を
介し、通信開始要求221として制御部13に入力され
るか、これにより制御部13では通信状態を停止中21
1から通信中212に遷移させる間に、一連のブロック
222〜228で示される処理が実行されるようになっ
ている。先ず現時点での時間帯を識別すべく時計15よ
り時刻読み取り222が行われた後は、この時間帯と、
既に得られているユーザ識別子および呼種別とにもとつ
き記憶部14からはトラヒック履歴データの読み取り2
23が行われるようになっている。読み取られたトラヒ
ック履歴データからはトラヒック申告値の生成224が
行われ、生成されたトラヒック申告値は呼設定信号編集
225により呼設定信号中に設定されるが、トラヒック
申告値を含む呼設定信号は呼設定信号送信226が指示
されたセル送出部19より信号リンク121を介し、A
TM交換機12に送出されるようになっているものであ
る。これにもとづきATM交換機12ではATM端末1
1との間で呼設定シーケンスが行われるが、状態が通信
中に遷移する前に、制御部13ではモニタ部18に対し
トラヒック監視開始227を指示した後は、データ源選
択部171に対し呼種別である音声音声データを選択す
べく、音声データ主成部選択228を指示するようにな
っている。
やがて、ATM端末11の状態は通信中212に遷移す
るわけであるが、この状態では採音装置174より入力
された音声は音声データ生成部172でセルのフォーマ
ットに分割/変換された上、モニタ部18、セル送出部
19、情報リンク122を介しATM交換機12に送出
されるようになっている。その際、トラヒック監視開始
227を指示されたモニタ部18では、データ源選択部
171からのセルを監視することによって、その通信が
行なわれている間に亘って、最大帯域、平均帯域、平均
バースト長が測定されるものである。やがて、通信は終
了となるが、通信終了のトリガは本例では、端末利用者
による操作によってキーボード1611より通信停止要
求が入力された場合となっている。この通信停止要求は
ユーザ・インタフェース161を介し制御部13に通信
停止要求229として入力されるが、これにより制御部
13では通信の状態を通信中212から停止中211に
遷移させる間に、ブロック230〜234での処理が行
なわれるようになっている。先ず呼切断信号編集が行な
われ、編集された呼切断信号は、呼切断信号送信230
を指示されたセル送出部19から信号リンク121を介
しATM交換機12に送出されることによって、ATM
端末11とATM交換機12との間で呼切断シーケンス
が行なわれるようになっている。このシーケンスが終了
した後は、停止中211に遷移する前に、制御部13か
らデータ源選択部171に対しては、音声データ生成部
172からのセルのモニタ部18へのデータ出力停止2
31が指示され、また、モニタ部18に対しては、トラ
ヒック監視停止232とトラヒック測定結果読み取り2
33が指示されるようになっている。この指示により通
信中に亘ってモニタ部18で測定された、その通信につ
いての最大帯域、平均帯域、平均バースト長といったト
ラヒック・データが制御部13に読み取られた上、記憶
部14に対してはトラヒック履歴データ更新234が指
示されるものとなっている。読み取られたトラヒック・
データは呼種別、ユーザ識別子および時間帯によって所
定のトラヒック履歴テーブルに蓄積されることで、トラ
ヒック履歴データの更新が行なわれるものである。
以上、ATM端末での本発明に係る基本的な通信処理動
作について説明したが、ここで、第3図によりトラヒッ
ク履歴データ読み取り223、トラヒック申告値生成2
24およびトラヒック履歴データ更新234について詳
細に説明すれば、以下のようである。
即ち、先ずトラヒック履歴データ読み取り223の処理
では、呼種別、ユーザ識別子、時間帯各々を引数として
呼種別分岐テーブル31.端末利用者分岐テーブル32
、時間帯別分岐テーブル33が順次索引、参照されるこ
とによって、それら項目に一致したトラヒック履歴テー
ブル34の位置が求められるようになっている。このト
ラヒック履歴テーブル34には、過去複数の通信各々で
のトラヒック測定結果が更新可として蓄積されているが
、これら複数の組(最大帯域、平均帯域および平均バー
スト長を1組とする)のトラヒック測定結果がトラヒッ
ク申告値を決定する上で参照されるものとなっている。
これら複数組のトラヒック測定結果にもとづきトラヒッ
ク申告値生成224の処理ではトラヒック申告値が、最
大帯域、平均帯域、平均バースト長各々についての平均
値として生成され、これが呼設定信号内にトラヒック申
告値として設定されるようになっているものである。ト
ラヒック履歴データ更新234での処理ではまた、トラ
ヒック履歴データ読み取り223での処理と同様にして
、呼種別、ユーザ識別子、時間帯各々を引数として呼種
別分岐テーブル31、端末利用者分岐テブル32、時間
帯別分岐テーブル33が順次索引、参照されることによ
って、それら項目に一致したトラヒック履歴テーブル3
4の位置が求められるようになっている。このトラヒッ
ク履歴テーブル34における直前蓄積に係る履歴番号を
1更新した上、これをアドレスとしてトラヒック測定結
果を新たに追加蓄積すればよいものである。一定蓄積容
量のトラヒック履歴テーブル34には、過去一定数分の
通信についてのトラヒック測定結果が蓄積されておれば
、これらトラヒック測定結果よりトラヒック申告値が例
えば平均処理によって容易に得られるものである。
次に、ICカードを用いた場合での通信処理動作につい
て説明すれば、以下のようである。
即ち、第4図はその場合でのATM端末における制御部
の処理概要を状態遷移図として示したものである。これ
による場合、図中におけるブロック411,412は第
1゛図におけるブロック211,212に、また、ブロ
ック421〜434は第1図におけるブロック221〜
234にそれぞれ相当したものとなっている。
この第4図が第1図に示すものと異なるところは、(1
)第1図におけるブロック221への入力元がユーザ・
インタフェース161とされているのに対し、第4図に
おけるブロック421への入力元がICカード・インタ
フェース162とされていること、(2)第1図におけ
るブロック223 、234の出力光が記憶部14であ
るのに対し、第4図におけるブロック423.434の
出力光がICカード・インタフェース162とされてい
ること、(3)第4図では、通信開始要求421が入力
された後に、ユーザ・インタフェース161に対し電番
読み取りを行なうブロック421゜が加わっていること
である。
さて、ICカードは読み書き装置1621に挿入されて
使用されるが、第5図はそのICカードに蓄積されてい
るトラヒック履歴データのデータ構成例を示したもので
ある。図示のように、トラヒック履歴情報全体は呼種別
分岐テーブル51、時間帯別分岐テーブル52、トラヒ
ック履歴テーブル53および固定トラヒック申告値テー
ブル54より構成されたものとなっている。このうち、
トラヒック履歴テーブル53には、過去の通信各々につ
いてのトラヒック測定結果(最大帯域、平均帯域および
平均バースト長)が履歴番号により索引、蓄積され得る
ものとなっている。
以下、第2図、第4図1第5図によりICカードを利用
した場合での通信処理動作について説明すれば、通信に
際しては、端末利用者によってICカードがICカード
読み書き装置1621に挿入された上、キーボード16
11からは通信相手先の電番が入力されるようになって
いる。そのICカードには端末利用者対応のユーザ識別
子が予め蓄積されているが、ICカードがICカード読
み書き装置1621に挿入されれば、その旨はICカー
ド・インタフェース162を介し制御部13に通知され
、この通知にもとづき制御部13では第4図に示す処理
が選択されるようになっているものである。その通知は
また同時に通信開始要求421として機能しているが、
この通知にもとつき制御部13ではユーザ・インタフェ
ース161に対し電番読み取り421Oを行ない、その
後は、時計15に対しては時刻読み取り422が、IC
カード・インタフェース162に対してはトラヒック履
歴データ読み取り423が順次行なわれるようになって
いる。以降のブロック424426での処理は第1図に
示したブロック224,226でのそれに同様であり、
通信中での処理もまた第1図に同様となっている。通信
終了に際してのブロック429,433での処理も第1
図でのブロック229,233での処理に同様となって
いるか、トラヒック履歴データ更新434が行なわれる
場合には、それはICカード・インタフェース162に
対して行なわれ、ブロック433で読み取られたトラヒ
ック測定結果はICカード読み取り装置1621によっ
て、それに現に挿入されているICカードに追加蓄積さ
れることで、トラヒック履歴データの更新が行なわれる
ようになっている。なお、第5図には端末利用者別分岐
テーブルか示されていないが、これは、そのICカード
に蓄積されているトラヒック履歴情報はその端末利用者
専用のものであるから、ユーザ識別子は申告値生成に際
し、不要となっているからである。固定トラヒック申告
値テーブル54は各端末利用者に対し共通に設けられる
にしても、時間帯別分岐テーブル52およびトラヒック
履歴テーブル53はあくまでもその端末利用者対応に専
用に設けられたものと考えるべきである。また、以上の
例では、ICカードにはユーザ識別子以外に、トラヒッ
ク履歴情報も蓄積されるようになっているか、トラヒッ
ク履歴情報は記憶部14に蓄積されてもよいことは勿論
である。記憶部14に蓄積される場合には、ICカード
から読み取られたユーザ識別子は、キーボード1611
から入力されたものと同様にして、引数として用いられ
るようになっている。
第6図は端末利用者からの音声を識別することによって
、ユーザ識別子を得る場合での通信処理の概要を示した
ものである。これによる場合、図中でのブロック611
,612は第1図でのブロック211212に、また、
ブロック621〜634は第1図でのブロック221〜
234にそれぞれ対応したものとなっているか、第6図
が第1図と異なるところは、ユーザ識別子がキーボード
1611からではなく、話者認識部163より入力され
るようになっていることてあり、これ以外は事情はほぼ
第1図に示すものに同様となっている。
即ち、端末利用者が音声による通信を所望した場合には
、停止状態にあるATM端末11に対し、端末利用者に
よる操作によってキーボード1611より通信相手先の
電番情報等とともに、呼種別(本例では音声)か入力さ
れる一方、採音装置174に対しては音声が入力される
ようになっている。電番情報等はユーザ・インタフェー
ス161を介し、制御部13に通知されるか、制御部1
3ではICカード・インタフェース162からはICカ
ード挿入が通知されていないことから、第6図に示され
ている処理を選択することになるものである。この選択
によりユーザ・インタフェース162からの電番情報等
の通知は通信開始要求621として扱われるものである
。一方、採音装置174からの音声を認識することで、
話者認識部163には認識結果としてのユーザ識別子が
保持されているが、この話者認識部163に対して制御
部13よりユーザ識別子読み取り621Oが行なわれる
ことによって、ユーザ識別子が得られるものである。
最後に、ATM端末がマルチメディア端末とされた場合
での、トラヒック申告値生成について説明すれば、第2
図に示すATM端末11は2種類のメディア、即ち、採
音装置174からの音声と、二次記憶装置173からの
データとを扱うマルチメディア端末として機能しており
、したかって、第3図に示す呼種別分岐テーブル31で
の呼種別の選択は、とりもなおさずこれはメディアの選
択に相当したものとなっている。このうち、音声がメデ
ィアとして選択された場合でのトラヒック申告値生成に
ついては既に述べたところであるが、ここで、メディア
としてデータが選択された場合でのトラヒック申告値生
成について第2図、第3図により説明すれば、以下のよ
うである。
即ち、通信の開始に際し、端末利用者によってキーボー
ド1611からは通信相手先の電番情報とともに、呼種
別(本例ではデータ)、データファイル名(二次記憶装
置173上に記憶されている転送対象ファイルの名称)
が人力されるようになっている。
これら情報はユーザ・インタフェース161を介し制御
部13に通信開始要求として人力されるようになってい
る。制御部13ではトラヒック申告値を生成するに際し
ては、入力された呼種別にもとづき呼種別分岐テーブル
32から“データ”を選択することで、固定トラヒック
申告値テーブル35からデータ転送に適したトラヒック
申告値を生成し得るものである。
以上、本発明に係る各種実施例について説明したが、ト
ラヒック特性に影響を与える要素としては、上記以外に
も通信相手/コード化方式や、テレビ会議システムにお
ける会議出席者数なとを考慮に入れることも可能であり
、本発明を同様にして適用し得るものとなっている。ま
た、以上の例では、トラヒック履歴情報からトラヒック
申告値を生成するに際し、平均処理によってその申告値
が得られるようになっているが、これ以外にも最大値を
申告値として得る方法や、時系列トラヒック履歴情報を
分析することによって、最近での傾向から申告値を予測
する方法等が考えられ、同様にして本発明を適用し得る
ものとなっている。更に以上の例では、通信を開始する
に際し、端末利用者、時間帯、呼種別等の項目から一義
的にトラヒック履歴情報が存在している場合について述
べられているが、一義的なトラヒック履歴情報が存在し
ない場合にはデフォルトな値を用いる方法や、より多く
の項目で一致するトラヒック履歴情報を用いる方法、あ
る項目で一致するトラヒック履歴情報より推測する方法
等が考えられるものとなっている。
[発明の効果コ 以上説明したように、請求項1による場合は、ATM端
末各々においては、呼毎にその種別にもとづきトラヒッ
ク申告値を、ATM通信網でのトラヒック制御に適応し
たものとして生成し得、また、請求項2による場合は、
トラヒックに影響を与える項目にもとづいて分類蓄積さ
れているトラヒック履歴情報よりトラヒック申告値が生
成されるから、トラヒック申告値をより確実に生成する
ことが可能となる。請求項3による場合にはまた、AT
M通信システム端末がマルチメディア端末である場合で
あっても、通信が行われる度に、その通信の呼種別とし
てのメディアに応じて、その通信についてのトラヒック
の申告値を自動的に生成し得、請求項4によれば、通信
が行われる度に、端末利用者から入力された、端末利用
者、時間帯および呼種別を含む項目内での区別を与える
トラヒック識別子にもとづき、その通信についてのトラ
ヒックの申告値が生成され得るものとなっている。請求
項5〜7による場合にはまた、トラヒック識別子である
ところのユーザ識別子の入力が簡略化されたり、端末利
用者は自己専用のトラヒック履歴情報によって、より確
実にしてトラヒック申告値を生成することが可能となっ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ATM端末における制御部での、本発明に係
る処理の概要を状態遷移図として示す図、第2図は、本
発明に係るATM端末についての一例での構成を示す図
、第3図は、そのATM端末における記憶部に蓄積され
ているトラヒック履歴情報のデータ構成例を示す図、第
4図は、ICカードを用いた場合でのATM端末におけ
る制御部の処理概要を状態遷移図として示す図、第5図
は、そのICカードに蓄積されているトラヒック履歴デ
ータのデータ構成例を示す図、第6図は、端末利用者か
らの音声を識別することによって、ユーザ識別子を得る
場合での通信処理の概要を示す図である。 11・・・ATM端末、12・・・ATM交換機、12
1・・信号リンク、122・・・情報リンク、13・・
制御部、14・・・記憶部、15・・・時計、161・
・・ユーザ・インタフェース、162・・・ICカード
・インタフェース、163・・・話者認識部、1611
・・・キーボード、1621・・・ICカード読み書き
装置、17・・・データ生成部、171・・・データ源
選択部、172・・・音声データ生成部、173・・・
二次記憶部、174・・・採音装置、18・・・モニタ
部、19・・・セル送出部 代理人 弁理士 秋 本 正 実 区 匂り 城

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、情報をセルと称される固定長パケットに分割した上
    、ATM通信網に転送するとともに、通信の開始時には
    、該通信に先立って端末からATM交換網に対し該通信
    でのセルの送出頻度であるトラヒックの申告を呼設定信
    号により行うATM通信システム端末におけるトラヒッ
    ク申告値生成方式であって、通信が行われる度に、該通
    信に先行して行われた通信各々についてのトラヒック測
    定結果としての、更新可とされたトラヒック履歴情報を
    参照することによって、該通信についてのトラヒックの
    申告値が決定された上、呼設定信号内に設定されるよう
    にしたトラヒック申告値生成方式。 2、トラヒック測定結果は、トラヒックに影響を与える
    端末利用者、時間帯および呼種別を含む項目によりトラ
    ヒック履歴情報として分類蓄積され、通信が行われる度
    に、該通信が前記分類の何れの範疇に属するかが判定さ
    れた上、該範疇でのトラヒック履歴情報、あるいは該範
    疇と近い範疇でのトラヒック履歴情報を参照することに
    よって、該通信についてのトラヒックの申告値が決定さ
    れる、請求項1記載のトラヒック申告値生成方式。 3、ATM交換網に収容されるATM通信システム端末
    がマルチメディア端末である場合、通信が行われる度に
    、該通信の呼種別としてのメディアに応じて、該メディ
    ア対応に予め蓄積されているトラヒック履歴情報を参照
    することによって、該通信についてのトラヒックの申告
    値が決定される、請求項2記載のトラヒック申告値生成
    方式。 4、通信が行われる度に、端末利用者から入力された、
    端末利用者、時間帯および呼種別を含む項目内での区別
    を与えるトラヒック識別子にもとづき、分類蓄積されて
    いるトラヒック履歴情報を索引、参照することによって
    、該通信についてのトラヒックの申告値が決定される、
    請求項2記載のトラヒック申告値生成方式。 5、端末利用者を識別するためのユーザ識別子としての
    トラヒック識別子は、該利用者から入力された音声の識
    別結果によって特定される、請求項4記載のトラヒック
    申告値生成方式。 6、端末利用者を識別するためのユーザ識別子としての
    トラヒック識別子は、該利用者が所持するICカードよ
    り少なくとも読取り入力される、請求項4記載のトラヒ
    ック申告値生成方式。 7、端末利用者を識別するためのユーザ識別子としての
    トラヒック識別子は、トラヒック履歴情報とともに、該
    利用者が所持するICカードより少なくとも読取り入力
    された上、該通信の終了に際し該ICカード上のトラヒ
    ック履歴情報は該通信でのトラヒック測定結果により更
    新される、請求項6記載のトラヒック申告値生成方式。
JP21167590A 1990-08-13 1990-08-13 トラヒック申告値生成方法 Expired - Lifetime JP2784086B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21167590A JP2784086B2 (ja) 1990-08-13 1990-08-13 トラヒック申告値生成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21167590A JP2784086B2 (ja) 1990-08-13 1990-08-13 トラヒック申告値生成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0495432A true JPH0495432A (ja) 1992-03-27
JP2784086B2 JP2784086B2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=16609734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21167590A Expired - Lifetime JP2784086B2 (ja) 1990-08-13 1990-08-13 トラヒック申告値生成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2784086B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994011971A1 (fr) * 1992-11-16 1994-05-26 Fujitsu Limited Regulation de la reception d'appels dans un reseau a mode de transmission asynchrone

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994011971A1 (fr) * 1992-11-16 1994-05-26 Fujitsu Limited Regulation de la reception d'appels dans un reseau a mode de transmission asynchrone
US5594717A (en) * 1992-11-16 1997-01-14 Fujitsu Limited Call admission control in ATM network

Also Published As

Publication number Publication date
JP2784086B2 (ja) 1998-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6393461B1 (en) Communication management system for a chat system
EP1446908B1 (en) Method and apparatus for packet-based media communication
US6175856B1 (en) Method and apparatus for dynamic selection of compression processing during teleconference call initiation
US5883819A (en) Method and system for quality of service assessment for multimedia traffic under aggregate traffic conditions
EP0474555B1 (en) Multi-media communication apparatus and method
CN100395998C (zh) 通信带宽控制方法、服务器和用户终端
JPH03113932A (ja) 蓄積交換装置
US20130310014A1 (en) Method and Mobile Terminal for Storing Memo During Call
US7990862B2 (en) Switching system
CN113285884B (zh) 流量控制方法及系统
US20030072302A1 (en) Calling method, calling terminal and calling system through information and communication network
JPS59200569A (ja) デ−タ検索方式
JPH0495432A (ja) トラヒック申告値生成方法
CN105915443A (zh) 一种移动终端对即时通信信息的处理方法及系统
US7437292B2 (en) Dialog system for a man-machine interaction having cooperating dialog devices
JPH02222356A (ja) マルチメディア通信方法
CN113067807A (zh) 一种大容量并行处理通话系统及通话方法
JPH08153077A (ja) 協調作業システム
CN117319560B (zh) 一种楼宇间的通话方法、装置、设备及存储介质
CN113747100B (zh) 音视频通话方法、装置、存储介质及电子设备
WO2024067148A1 (zh) 边缘互通业务执行方法、装置、系统、电子设备和介质
JPH06164621A (ja) Atm呼受付制御方式
JPH06311174A (ja) Atm端末におけるコネクション管理方式
CN116132960A (zh) 业务接续方法、装置和系统
JPH05344175A (ja) 能力交換方式