JPH06311174A - Atm端末におけるコネクション管理方式 - Google Patents

Atm端末におけるコネクション管理方式

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JPH06311174A
JPH06311174A JP5091737A JP9173793A JPH06311174A JP H06311174 A JPH06311174 A JP H06311174A JP 5091737 A JP5091737 A JP 5091737A JP 9173793 A JP9173793 A JP 9173793A JP H06311174 A JPH06311174 A JP H06311174A
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JP
Japan
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traffic
traffic descriptor
notification
descriptor
connection
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Application number
JP5091737A
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English (en)
Inventor
Makoto Takano
誠 高野
Naofumi Nagai
直文 永井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ATM網等におけるコネクションが円滑に行
われるようにするATM端末におけるコネクション管理
方式を提供する。 【構成】 通知トラヒックディスクリプタ決定部13と
送出トラヒック観測部14を備え、予め定められた通知
予定トラヒックディスクリプタとコネクション設定後に
実測した観測トラヒックディスクリプタからなる履歴情
報を蓄積する。その後、新規にコネクション設定要求を
行う時の通知予定トラヒックディスクリプタに対応する
観測トラヒックディスクリプタを上記履歴情報から検索
し、これら通知予定及び観測の両トラヒックディスクリ
プタから通知トラヒックディスクリプタを決定し、送信
部15からATM網に申告する。これにより、ATM網
への申告を実際のトラヒック特性に高精度で近似させ、
過大又は過小な申告に伴うコネクションの問題を回避
し、コネクションが円滑に行われるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非同期転送モード(A
TM)デジタル網等の通信網に接続される端末に係り、
特に該通信網に通知するトラヒックディスクリプタを過
去のトラヒック送出履歴を用いて決定して円滑なコネク
ションを実現するATM端末におけるコネクション管理
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、非同期転送モード(ATM)デジ
タル網(以下、ATM網と記す)に接続される端末(以
下、ATM端末と記す)に関して、該ATM網へのコネ
クション設定要求に際して、当該コネクションがATM
網内のリソースをどの程度使用するか表現したトラヒッ
クディスクリプタを該ATM網へ通知する機能が必要で
あることが認識されているが、該トラヒックディスクリ
プタとして申告する値を、実際にATM網に加えるトラ
ヒックの特性に合わせることが容易ではなかった。従っ
て、ATM網に申告するトラヒックディスクリプタとし
ては、メディア種別、使用する符号化規則、符号化器の
能力等に基づいてあらかじめ決定された値を使用してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のATM端末においてATM網に申告される予め決定
されたトラヒックディスクリプタは、実際にATM網に
送出するトラヒックの特性を必ずしも正確に表している
わけではない。このため、ATM網に申告するトラヒッ
クディスクリプタが実際のトラヒックよりも過剰であっ
た場合は、ATM網が該トラヒックディスクリプタを持
つコネクション設定要求を拒否したり、また、受け付け
られた場合にも、通信料金が高くなったりする可能性が
あった。一方、ATM網に申告するトラヒックディスク
リプタが実際のトラヒックよりも過小であった場合は、
申告した値以上のトラヒックをATM網に流入させるこ
とになり、契約違反によりATM網側でセルを廃棄され
たり、コネクションを強制的に解放されたりする場合が
あるといった問題があった。
【0004】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたものであり、実際にATM網等に送出するト
ラヒック特性に高い精度で近似したトラヒックディスク
リプタをATM網等に申告してコネクションが円滑に行
われるようにするATM端末におけるコネクション管理
方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のATM端末におけるコネクション管理方
式では、非同期転送モードを有する通信網に接続される
ATM端末であって、該通信網へのコネクション設定要
求に際して、当該コネクションのピークトラヒック速度
または平均トラヒック速度またはその他のトラヒック特
性を表現したトラヒックディスクリプタを該通信網へ通
知する機能を有するATM端末において、前記通信網へ
通知を予定する通知予定トラヒックディスクリプタを決
定する手段と、実際にコネクションが設定された後に当
該コネクションを流れたトラヒックを実測して観測トラ
ヒックディスクリプタを得る手段と、これらの通知予定
トラヒックディスクリプタ及び観測トラヒックディスク
リプタからなる情報をコネクションが設定される毎に履
歴情報として処理、記憶する手段と、新規にコネクショ
ンの設定要求を行う場合に該コネクションに対する通知
予定トラヒックディスクリプタを用いて前記処理、記憶
した情報から対応する観測トラヒックディスクリプタを
検索する手段と、該検索によるこれらの通知予定トラヒ
ックディスクリプタ及び対応する観測トラヒックディス
クリプタから実際に前記通信網に通知する通知トラヒッ
クディスクリプタを決定する手段とを備え、前記新規の
コネクション設定要求に際し前記通信網に通知するトラ
ヒックディスクリプタとして前記通知トラヒックディス
クリプタを用いてコネクションを管理する構成とするこ
とを特徴としている。
【0006】
【作用】このような構成を有する本発明のATM端末に
おけるコネクション管理方式では、予め定められた通知
予定トラヒックディスクリプタと実際にコネクションが
設定された後に当該コネクションを流れたトラヒックを
実測することにより得ることのできる観測トラヒックデ
ィスクリプタからなる情報を、コネクションが設定され
る毎に履歴情報として処理、記憶し、新規にコネクショ
ンが設定される場合に、該コネクションに対する通知予
定トラヒックディスクリプタを用いて、前記処理、記憶
した情報から、対応する観測トラヒックディスクリプタ
を検索し、これら通知予定トラヒックディスクリプタ及
び、対応する観測トラヒックディスクリプタから、実際
に通信網に通知する通知トラヒックディスクリプタを決
定することにより、通知予定トラヒックディスクリプタ
に対して実際に通信網に送出するトラヒック特性に高い
精度で近似させる修正を行ってから通知トラヒックディ
スクリプタとして通信網に申告して、過大な申告や過小
な申告に伴うコネクションの問題を回避し、コネクショ
ンが円滑に行われるようにする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1は本発明の第1の実施例における、本
発明を実施するシステム全体を示す構成図である。同図
において、1は本実施例を実施するATM端末であり、
このATM端末1を構成するものとして、11は映像,
音声,データ等の情報を発生するマルチメディア端末を
収容するインタフェース部、12は従来のATM端末に
も存在し通知予定トラヒックディスクリプタを決定する
通知予定トラヒックディスクリプタ決定部、13はAT
M端末1が実際にATM網に申告する通知トラヒックデ
ィスクリプタを決定する通知トラヒックディスクリプタ
決定部、14は各コネクションが実際にどのようなトラ
ヒック特性を持っているかを観測する送出トラヒック観
測部、15はインタフェース部11,通知トラヒックデ
ィスクリプタ決定部13,送出トラヒック観測部14に
接続されATM網へコネクション設定要求及び通知トラ
ヒックディスクリプタを送出するとともに情報をのせた
セルを送出する送信部である。また、16はATM網へ
の送出回線であり、17は内部を詳細に記述しないがA
TM端末1内の受信側装置であり、18はATM網から
の受信回線である。
【0009】本実施例におけるATM端末1は、新規に
コネクションが設定される場合に、該コネクションに対
するトラヒックディスクリプタをATM網に通知する機
能を有するが、ATM網に通知するトラヒックディスク
リプタとして、通知予定トラヒックディスクリプタ決定
部12で従来と同様に決定された通知予定トラヒックデ
ィスクリプタを直接ATM網に通知するのではなく、こ
の通知予定トラヒックディスクリプタを通知トラヒック
ディスクリプタ決定部13に渡し、ここで、実際のトラ
ヒック特性に近似させる修正を行ってから、通知トラヒ
ックディスクリプタとして送信部15を介しATM網に
通知する。すなわち、通知トラヒックディスクリプタ決
定部13では、送出トラヒック観測部14を用いて過去
に観測した観測トラヒックディスクリプタとそのときの
通知予定トラヒックディスクリプタを含む情報からなる
履歴情報を保持することにより、新規にコネクションが
設定される場合に、該コネクションに対する通知予定ト
ラヒックディスクリプタを用いて、前記処理、記憶した
情報から対応する観測トラヒックディスクリプタを検索
し、これら通知予定トラヒックディスクリプタ及び、対
応する観測トラヒックディスクリプタから通知トラヒッ
クディスクリプタを決定し、その値をATM網に通知す
る。このことが従来と異なる点である。
【0010】図2は、本発明の第1の実施例における、
上記の通知トラヒックディスクリプタ決定部13の構成
の一例を示す図である。
【0011】同図において、41は過去のコネクション
設定要求時における通知予定トラヒックディスクリプタ
と図1の送出トラヒック観測部15において観測された
その時の観測トラヒックディスクリプタを含む情報を履
歴情報として蓄積し、その蓄積情報の検索に応答するト
ラヒックディスクリプタ履歴情報保持部、42は図1の
通知予定トラヒックディスクリプタ決定部12からの通
知予定トラヒックディスクリプタを受信して保持する通
知予定トラヒックディスクリプタ受信部、43は通知予
定トラヒックディスクリプタ受信部42で受信した通知
予定トラヒックディスクリプタから、トラヒックディス
クリプタ履歴情報保持部41の情報を検索・参照して、
通知トラヒックディスクリプタを演算する通知トラヒッ
クディスクリプタ演算部、44は通知トラヒックディス
クリプタ演算部43で求められた通知トラヒックディス
クリプタを図1の送信部15に送信する通知トラヒック
ディスクリプタ送信部である。
【0012】図3は、本発明の第1の実施例における、
上記のトラヒックディスクリプタ履歴情報保持部41が
保持する情報表の構成の一例を示す図である。
【0013】同図において51が情報表であり、本例で
は、通知予定トラヒックディスクリプタと観測トラヒッ
クディスクリプタのペアが、メディア種別により分類さ
れ記憶されている。例えば、メディア種別がデータの一
行目は、メディア種別がデータのコネクションにおい
て、通知予定トラヒックディスクリプタの要素A(例え
ばピークトラヒック速度)がA1で、通知予定トラヒッ
クディスクリプタの要素B(例えば平均トラヒック速
度)がB1であった場合に、実際のそのコネクションが
確立された後に、実際にトラヒックディスクリプタを計
測すると、その値がそれぞれA1′,B1′であったこ
とを表す。
【0014】図4および図5は、本発明の第1の実施例
における通知トラヒックディスクリプタを決定する方法
を表したフローチャートである。本図では、図4と図5
の両方で一つのフローチャートを表わし、図4の中の○
印a,○印bの流れ線がそれぞれ図5中の○印a,○印
bの流れ線に続いている。
【0015】図6および図7は、本発明の第1の実施例
における、トラヒックディスクリプタ履歴情報保持部が
保持する情報表を追加、更新する方法を表したフローチ
ャートである。本図においても、図6と図7の両方で一
つのフローチャートを表わし、図6中の○印cの流れ線
が、図7中の○印cの流れ線に続いている。
【0016】図1から図7までを用いて本発明のATM
端末におけるコネクション管理方式を説明すると、次の
とおりである。
【0017】ATM端末1が、ATM網への送出回線1
6を使って、新たにコネクション設定要求をしようとし
たとする。その場合に、通知予定トラヒックディスクリ
プタ決定部12が、設定を要求するコネクションのメデ
ィア種別、使用する符号化規則、符号化器に基づいて、
通知予定トラヒックディスクリプタを決定する。従来の
技術では、この通知予定トラヒックディスクリプタをA
TM網に申告していたが、本発明では以下のように処理
した後にATM網に通知する。すなわち、通知予定トラ
ヒックディスクリプタ決定部12は、前記通知予定トラ
ヒックディスクリプタを、通知トラヒックディスクリプ
タ決定部13に通知する。
【0018】通知トラヒックディスクリプタ決定部13
では、該トラヒックディスクリプタを受信した通知予定
トラヒックディスクリプタ受信部42が、該当トラヒッ
クディスクリプタを通知トラヒックディスクリプタ演算
部43に通知する。通知トラヒックディスクリプタ演算
部43は、受信した通知予定トラヒックディスクリプタ
及び、当該コネクションのメディア種別などを含む情報
を、トラヒックディスクリプタ履歴情報保持部41に通
知する。前記情報を受け取ったトラヒックディスクリプ
タ履歴情報保持部41は、情報表51を用いて該情報に
含まれるメディア種別を検索し、続いて、対応するメデ
ィア種別の欄の通知予定トラヒックディスクリプタを検
索する。
【0019】トラヒックディスクリプタ履歴情報保持部
41が受信した情報に含まれるメディア種別及び通知予
定トラヒックディスクリプタに一致するメディア種別及
び通知予定トラヒックディスクリプタが情報表51に存
在する場合は、対応する観測トラヒックディスクリプタ
の値を通知トラヒックディスクリプタ演算部43に返送
する。一方、上記において、トラヒックディスクリプタ
履歴情報保持部41が受信した情報に含まれる通知予定
トラヒックディスクリプタに一致する通知予定トラヒッ
クディスクリプタが情報表51に存在しない場合は、補
完を行うことにより求めた観測トラヒックディスクリプ
タの値を通知トラヒックディスクリプタ演算部43に返
送する。
【0020】トラヒックディスクリプタ履歴情報保持部
41から観測トラヒックディスクリプタの値を通知を受
けた通知トラヒックディスクリプタ演算部43は、その
値をK倍したトラヒックディスクリプタを通知トラヒッ
クディスクリプタと決定する(K>1の場合Kは安全係
数となり、K<1の場合Kは危険係数となる)。通知ト
ラヒックディスクリプタ演算部43が、このようにして
求めた通知トラヒックディスクリプタを通知トラヒック
ディスクリプタ送信部44に送出し、通知トラヒックデ
ィスクリプタ送信部44は、この通知トラヒックディス
クリプタを送信部15に転送する。最終的に送信部15
が、この通知トラヒックディスクリプタをATM網への
送信回線16を用いてATM網に申告する。
【0021】以上の動作の後に、通知予定トラヒックデ
ィスクリプタ受信部42が保持する通知予定トラヒック
ディスクリプタをもつコネクションの設定要求の申告が
受け付けられコネクションが設定された場合は、通知予
定トラヒックディスクリプタ受信部42は、通知予定ト
ラヒックディスクリプタをトラヒックディスクリプタ履
歴情報保持部41に転送する。同時に、送出トラヒック
観測部14は、当該コネクションが実際にATM網に送
出しているトラヒックディスクリプタを実測し、その値
をトラヒックディスクリプタ履歴情報保持部41に通知
する。一方、上記において、コネクションの設定要求の
申告が受け付けられなかった場合、通知予定トラヒック
ディスクリプタ受信部42は保持している通知予定トラ
ヒックディスクリプタを破棄して、動作を終了する。こ
のようにしてトラヒックディスクリプタ履歴情報保持部
41に通知された通知予定トラヒックディスクリプタと
実測したトラヒックディスクリプタを用いて、トラヒッ
クディスクリプタ履歴情報保持部41は、保持する情報
表51を追加、更新する。
【0022】図8は本発明の第2の実施例における、本
発明を実施するシステム全体を示す構成図である。
【0023】同図において、2は本実施例を実施するA
TM端末であり、その構成は第1の実施例の場合と同様
であるが、第2の実施例の場合は、インタフェース部1
1が複数のマルチメディア端末を収容している。
【0024】図9は本発明の第2の実施例における、ト
ラヒックディスクリプタ履歴情報保持部が保持する情報
表の構成の一例を示す図であり、52はその情報表であ
る。第2の実施例における通知トラヒックディスクリプ
タ決定部13の構成は、図2と同様であるが、図9にお
ける例では、通知トラヒックディスクリプタ決定部13
内のトラヒックディスクリプタ履歴情報保持部に保持さ
れる情報表52において、通知予定トラヒックディスク
リプタと観測トラヒックディスクリプタのペアが、メデ
ィア種別、及び同一メディア内で、マルチメディア端末
毎に付与されたマルチメディア端末識別番号により分類
され記憶されている。
【0025】このように構成された第2の実施例におけ
る通知トラヒックディスクリプタを決定するまでの方式
は、第1の実施例の場合とほぼ同一であり、マルチメデ
ィア端末種別番号を考慮する点のみが異なる。
【0026】図10は本発明の第3の実施例における本
発明の実施するシステム全体を示す構成図である。
【0027】同図において、3は本実施例を実施するA
TM端末であり、第1の実施例と比較すると、トラヒッ
クディスクリプタを申告する機能を有する1つ以上のA
TM端末(1)〜(n)(以下、場合によりATM端末
3と区別するために子ATM端末と記す)がATMイン
タフェース部19を介して収容され、通知予定トラヒッ
クディスクリプタがこれらの子ATM端末(1)〜
(n)からATMインタフェース部19を介して通知ト
ラヒックディスクリプタ決定部13に送信される点が異
なる。すなわち、本実施例を実施するATM端末3にA
TMインタフェース部19を介して接続された子ATM
端末(1)〜(n)が通知予定トラヒックディスクリプ
タを申告する機能を有し、ATM端末3はその申告され
た値を履歴情報の通知予定トラヒックディスクリプタと
して用いるため、通知予定トラヒックディスクリプタ決
定部が子ATM端末に存在することと等価になり、AT
M端末3内には通知予定トラヒックディスクリプタを決
定しその値を通知トラヒックディスクリプタ決定部13
に通知する通知予定トラヒックディスクリプタ決定部を
必要としない点が異なる。
【0028】図11は本発明の第3の実施例における、
トラヒックディスクリプタ履歴情報保持部が保持する情
報表の構成の一例を示す図であり、53はその情報表で
ある。第3の実施例における通知トラヒックディスクリ
プタ決定部13の構成は、図2を同様であるが、図11
における例では、通知トラヒックディスクリプタ決定部
13内のトラヒックディスクリプタ履歴情報保持部に保
持される情報表53において、通知予定トラヒックディ
スクリプタと観測トラヒックディスクリプタのペアが、
メディア種別、及び同一メディア内で、収容するATM
端末毎に付与されたATM端末識別番号により分類され
記憶されている。
【0029】第3の実施例における通知トラヒックディ
スクリプタを決定するまでの方式は、第2の実施例の場
合とほぼ同一であり、本実施例を実施するATM端末3
にATMインタフェース部19を介して接続された子A
TM端末(1)〜(n)が通知予定トラヒックディスク
リプタをATM端末3に通知し、ATM端末3はその通
知された値を履歴情報の通知予定トラヒックディスクリ
プタとして用いるため、ATM端末3内では通知予定ト
ラヒックディスクリプタを決定しその値を通知トラヒッ
クディスクリプタ決定部13に通知する必要がない点の
みが異なる。
【0030】なお、以上に述べた第1〜第3の実施例で
は、トラヒックディスクリプタ履歴情報保持部が保持す
る情報表は、同一メディアであっても情報発生源が異な
れば個別に管理したが、同一メディアでは情報発生源が
異なっていても区別せずに同一の情報表として構成する
ことや、製造会社が同一であるとか、同一の符号化規
則、符号化器を使用している等の観点から、通知予定ト
ラヒックディスクリプタの決定について同様の性質を持
っている場合などには、メディアが異なっていても区別
せずに同一の情報表として構成することや、また、一つ
のATM端末では、メディア、情報発生源をいっさい区
別せずに、同様の情報表として構成することも可能であ
る。また、上記第1〜第3の実施例では、本発明を実施
するATM端末が収容する端末は、ATM端末なしいは
マルチメディア端末として説明したが、当然、本発明を
実施するATM端末が収容する端末は、唯一のメディア
を有するシングルメディア端末であっても、シングルメ
ディア端末、マルチメディア端末、ATM端末の混在で
あっても同様の構成をとることができる。さらに、上記
第1〜第3の実施例では、トラヒックディスクリプタ履
歴情報保持部が保持する情報として、過去の履歴情報を
コネクション設定毎に、通知予定トラヒックディスクリ
プタと観測トラヒックディスクリプタの値を追加修正し
た情報表として持つとして説明したが、当然、通知予定
トラヒックディスクリプタと観測トラヒックディスクリ
プタの値の関係を処理して、関数として保持することも
できる。このように本発明は、その主旨に沿って種々に
応用され、種々の実施態様を取り得るものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のATM端
末におけるコネクション管理方式によれば、過去のトラ
ヒック特性に関する履歴情報を保持し、該履歴情報を参
照することにより、通知予定トラヒックディスクリプタ
に対し、実際にATM網に送出するトラヒック特性に高
い精度で近似させる修正を行い、通知トラヒックディス
クリプタとしてATM網に申告することができる。従っ
て、ATM網に通知するトラヒックディスクリプタを精
度が低いことに伴って発生する問題、すなわち、ATM
網によりコネクション設定要求の受付が拒否されたり、
また、受け付けられた場合にも、通信料金が高くなった
り、申告した値以上のトラヒックをATM網に流入させ
て契約違反によりATM網側でセルを廃棄されたり、コ
ネクションを強制的に解放されたりするといった問題を
減少できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における本発明を実施す
るシステム全体を示す構成図
【図2】上記第1の実施例における通知トラヒックディ
スクリプタ決定部の構成の一例を示す図
【図3】上記第1の実施例におけるトラヒックディスク
リプタ履歴情報保持部が保持する情報表の構成の一例を
示す図
【図4】上記第1の実施例における通知トラヒックディ
スクリプタを決定する方法を表したフローチャート(そ
の1)
【図5】上記第1の実施例における通知トラヒックディ
スクリプタを決定する方法を表したフローチャート(そ
の2)
【図6】上記第1の実施例におけるトラヒックディスク
リプタ履歴情報保持部が保持する情報表を追加、更新す
る方法を表したフローチャート(その1)
【図7】上記第1の実施例におけるトラヒックディスク
リプタ履歴情報保持部が保持する情報表を追加、更新す
る方法を表したフローチャート(その2)
【図8】本発明の第2の実施例における本発明を実施す
るシステム全体を示す構成図
【図9】上記第2の実施例におけるトラヒックディスク
リプタ履歴情報保持部が保持する情報表の構成の一例を
示す図
【図10】上記第3の実施例における本発明の実施する
システム全体を示す構成図
【図11】上記第3の実施例におけるトラヒックディス
クリプタ履歴情報保持部が保持する情報表の構成の一例
を示す図
【符号の説明】
1…ATM端末 11…インタフェース部 12…通知予定トラヒックディスクリプタ決定部 13…通知トラヒックディスクリプタ決定部 14…送出トラヒック観測部 15…送信部 16…送出回線 17…受信側装置 18…受信回線 41…トラヒックディスクリプタ履歴情報保持部 42…通知予定トラヒックディスクリプタ受信部 43…通知トラヒックディスクリプタ演算部 44…通知トラヒックディスクリプタ通信部 51,52,53…情報表

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期転送モードを有する通信網に接続
    されるATM端末であって、該通信網へのコネクション
    設定要求に際して、当該コネクションのピークトラヒッ
    ク速度または平均トラヒック速度またはその他のトラヒ
    ック特性を表現したトラヒックディスクリプタを該通信
    網へ通知する機能を有するATM端末において、 前記通信網へ通知を予定する通知予定トラヒックディス
    クリプタを決定する手段と、実際にコネクションが設定
    された後に当該コネクションを流れたトラヒックを実測
    して観測トラヒックディスクリプタを得る手段と、これ
    らの通知予定トラヒックディスクリプタ及び観測トラヒ
    ックディスクリプタからなる情報をコネクションが設定
    される毎に履歴情報として処理、記憶する手段と、新規
    にコネクションの設定要求を行う場合に該コネクション
    に対する通知予定トラヒックディスクリプタを用いて前
    記処理、記憶した情報から対応する観測トラヒックディ
    スクリプタを検索する手段と、該検索によるこれらの通
    知予定トラヒックディスクリプタ及び対応する観測トラ
    ヒックディスクリプタから実際に前記通信網に通知する
    通知トラヒックディスクリプタを決定する手段とを備
    え、 前記新規のコネクション設定要求に際し前記通信網に通
    知するトラヒックディスクリプタとして前記通知トラヒ
    ックディスクリプタを用いてコネクションを管理するこ
    とを特徴とするATM端末におけるコネクション管理方
    式。
  2. 【請求項2】 通知予定トラヒックディスクリプタ及び
    観測トラヒックディスクリプタからなる履歴情報を処
    理、記憶する手段が、該通知予定トラヒックディスクリ
    プタ及び観測トラヒックディスクリプタをATM端末が
    収容する複数の情報発生源対応に処理、記憶することを
    特徴とする請求項1記載のATM端末におけるコネクシ
    ョン管理方式。
  3. 【請求項3】 ATM端末が1つ以上の子ATM端末を
    収容する端末であり、該子ATM端末は通知予定トラヒ
    ックディスクリプタを決定する手段を有して該通知予定
    トラヒックディスクリプタを通知する機能を有し、通知
    予定トラヒックディスクリプタ及び観測トラヒックディ
    スクリプタからなる履歴情報を処理、記憶する手段が前
    記子ATM端末が通知した値を該履歴情報の通知予定ト
    ラヒックディスクリプタとして用いることを特徴とする
    請求項1記載のATM端末におけるコネクション管理方
    式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996031080A1 (en) * 1995-03-24 1996-10-03 Northern Telecom Limited Digital communications system

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