JPH09149031A - デジタル情報伝送方式 - Google Patents

デジタル情報伝送方式

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JPH09149031A
JPH09149031A JP29951395A JP29951395A JPH09149031A JP H09149031 A JPH09149031 A JP H09149031A JP 29951395 A JP29951395 A JP 29951395A JP 29951395 A JP29951395 A JP 29951395A JP H09149031 A JPH09149031 A JP H09149031A
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JP
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cell
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JP29951395A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Shinoda
英俊 篠田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル内の情報フィールドの利用効率を高めて
デジタル情報を効率良く伝送できるデジタル情報伝送方
式を提供する。 【解決手段】 音声(画像)情報セル化回路1、混在境
界位置情報挿入部2、電気/光変換回路3、ATM網
4、光/電気変換回路5、混在境界位置判定部6、音声
(画像)情報セル分離回路7などから構成される伝送シ
ステムで固定長のセルを伝送する場合において、1つの
セルに画像情報、音声情報、データ情報などの異種のデ
ジタル情報を混在させる。またこのセルには、セル内に
おける異種のデジタル情報の境界位置を識別するための
混在境界情報を所定の位置に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばATM(非
同期転送モード)などの固定長のセルでデジタル情報を
伝送する場合において、セル内に種類の異なるデジタル
情報を混在して伝送するための、デジタル情報伝送方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDN、特に高帯域ISDN
(B−ISDN)に代表されるデジタル情報通信が広ま
っている。このB−ISDNを実現するための有力な手
段として考えられているのがATMである。このATM
では、パケットと呼ばれる固定長さのセルを用いて、音
声、画像、データなどのデジタル情報の伝送を行ってい
る。ここで、セルは、ヘッダ部と情報フィールド部で構
成され、ヘッダ部にはデジタル情報の宛先を示す識別子
が、また情報フィールド部にはデジタル情報がそれぞれ
格納されている。そして、受信側においてこの識別子を
読み取って伝送先を切り換えることにより、セルが所望
の宛先に転送される。
【0003】図4に、上記のようなセルの一例として
の、ITU−T勧告に規定されているAALIのセルの
フォーマット例を示す。このセルは、53バイトの固定
長で構成される。そして、5バイトのヘッダの後ろに6
バイト目として、CSI(Convergence Sublayer Indic
ator)、セルの順番を示す番号であるSC(Sequence C
ount)、巡回冗長検査用のCRC(Cyclic Redundancy
Check)、並びに、パリティPなどの情報を乗せるため
に領域が1バイト付加され、またこの領域に続いて、4
7バイトの情報フィールドが設けられている。そして、
このセルのフォーマットに従って、送信側装置から受信
側装置に例えば音声情報をセル化して送っている。
【0004】ここで、上記のCSIとSCはSN(シー
ケンスナンバー)フィールドと呼ばれ、セルの連続性を
確認しセルロスが発生したか誤配セルが無いかを判定す
るために用いられる。また、CRCとパリテイPは、S
NP(シーケンス・ナンバー誤り訂正)と呼ばれ、SN
フィールドの誤りを検出し1ビットまでの誤りを訂正す
るために用いられる。また、1つのセルの情報フィール
ドには、音声情報、画像情報、またはデータ情報のいず
れかの種類の情報が収容されている。
【0005】上記のような固定長のセルによるデジタル
情報の伝送システムの要部構成例を図5に示す。この伝
送システムにおいては、音声(画像)情報セル化回路1
1とデータセル化回路12よって音声情報または画像情
報、およびデータなどのデジタル情報がセル化され、ま
たセル多重化回路13においてヘッダ情報を書き換える
ことで通信の相手先が指定され、多重化される。多重化
されたセルは、電気/光変換回路14を通し光変換さ
れ、ATM網15を経て伝送される。
【0006】このようにしてセル化されたセルは、その
ヘッダに従って接続先が決定され、該当する相手先(受
信側)に伝送される。受信側では、セルは、光/電気変
換回路16を通して電気変換され、またセルは、それに
収納されたデジタル情報の種別に応じてセル分離回路1
7で音声情報または画像情報のセルとデータ情報のセル
とに分けられる。そして、音声情報または画像情報のセ
ルは、音声(画像)情報セル分離回路18を通って音声
(画像)情報に、またデータ情報のセルは、データセル
分離回路19を通ってデータに分離され、受信側の端末
に送出される。
【0007】ここで、例えば電話テレビ会議で使用され
る場合のように、音声情報や画像情報は伝送路での遅延
を小さくしてリアル・タイムでの伝送が必要となる。こ
のため、音声情報や画像情報をセル内に詰め込み伝送す
る場合、情報フィールド内に空きのある状態で伝送しな
ければならないことが多い。一方、ファイル転送等に使
用されるデータ情報の伝送では、リアル・タイムでの伝
送は必要なく、このためセル内の利用効率を上げて伝送
することが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ATMのよ
うな固定長のセルを用いたデジタル情報伝送方式におい
ては、セルの情報フィールド内にデジタル情報を隙間な
く収納して伝送できない場合もある。このため、空き領
域が多いままセルを伝送する場合も生じてくる。そし
て、このように、情報フィールド内の利用率が低い状態
で、つまり空き領域が多い状態でセルを伝送した場合に
は、伝送路上の伝送効率が低下してしまう。また、通常
は伝送においてセル伝送毎に課金されることから、伝送
効率の低下により伝送装置のコスト・パフォーマンスの
低下につながる。
【0009】また、例えば、音声情報や画像情報と同時
にデータ情報を伝送する際には、リアルタイムでの伝送
が必要な音声情報や画像情報を優先してセルに収容して
伝送路上に送り出すことになる。このような場合には、
データ情報の伝送が遅れてしまう場合が生じるという問
題もある。
【0010】本発明の課題は、セル内の情報フィールド
の利用効率を高め、デジタル情報を効率良く送ることが
できる、デジタル情報伝送方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル情報伝
送方式は、送信側装置と受信側装置で所定フォーマット
の固定長のセルを用いてデジタル情報の伝送を行うデジ
タル情報伝送方式において、前記送信側装置に於いて前
記セルに異種のデジタル情報を混在させるとともに、前
記異種のデジタル情報の前記セル内における境界位置を
識別するための混在境界情報を前記セルの所定の位置に
設け、前記受信側装置に於いて前記混在境界情報に基づ
いて前記セル内の異種のデジタル情報を分離することを
特徴とする。より具体的には、混在境界情報は、セルの
ヘッダ部と情報フィールド部との間に収容されている。
そして、この情報フィールド部には異種のデジタル情報
が混在されて収容されている。
【0012】本発明では、上記のように音声情報、画像
情報、データ情報などの異種のデジタル情報を混在する
構成なので、セルの情報フィールドにおける空き領域の
発生が抑えられてセルの伝送効率が高まり、またデータ
情報の伝送遅れを防止することできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタル情報伝送
方式の実施の形態を具体的に説明する。
【0014】図1に、本発明のデジタル情報伝送方式の
一実施形態となる伝送システムの要部構成例を示す。こ
の伝送システムは、音声(画像)情報セル化回路1、混
在境界位置情報挿入部2、電気/光変換回路3、ATM
網4、光/電気変換回路5、混在境界位置判定部6、音
声(画像)情報セル分離回路7などから構成される。
【0015】また、図2に、この伝送システムにおいて
使用されるセルのフォーマットを示す。このフォーマッ
トは、図4で説明したフォーマットにおいて、情報フィ
ールドの最初に1バイトの混在境界情報の収納部を設け
たものである。具体的には、この収納部には、混在境界
位置を識別するための6ビットの混在境界位置情報、混
在境界情報の誤りを検出するための1ビットのパリティ
P、並びに1ビットの空き領域から構成される。
【0016】次に、本実施形態の伝送システムの動作
を、電話テレビ会議システムにおける情報伝送を例に挙
げて説明する。この場合、端末から送られてくる音声情
報または画像情報は、発生間隔がランダムでかつ情報量
の変動が一定していない。そして相手側に違和感を与え
ないために、これらの情報における遅延を最小に抑えて
リアル・タイムで伝送する必要がある。このため、これ
らのデジタル情報を短い間隔でサンプリングしセル化し
伝送しなければならない。
【0017】具体的には、図1において、端末側の入力
点(a)における情報の速度は、音声の場合は2kbp
sから100kbps程度、動画像の場合は64kbp
sから100Mbps程度までである。またATM網4
の(c)、(d)におけるセルの速度は、155Mbp
sないし600Mbpsが一般的である。そして、端末
側においては、音声(画像)情報セル化回路1によって
このように低速な音声情報や画像情報のセル化が行なわ
れ、最低2kbps程度のこれらの情報は、155Mな
いし600Mbpsの高速のセル内に収容される。な
お、このように端末側の速度が伝送路側の速度に比べて
著しく低速な場合には、いくつかの音声情報や画像情報
が多重化された状態で入力されることもある。
【0018】ところで、上記のように音声情報や画像情
報をセル化する場合、セルの情報フィールド内をこれら
の情報で埋めきれず、空きが多い状態でセル化が行われ
る場合がある。本実施形態では、混在境界位置情報挿入
部2において、情報フィールド内の情報が詰まっている
点までを判定することでこの空き領域を判別し、混在境
界位置情報を算出して、この混在境界位置情報を図2の
セル・フォーマットの7バイト目に挿入する。さらに、
混在境界位置情報挿入部2は、この空き領域に端末から
入力されるデータ情報(b)を挿入する。
【0019】そして、混在境界位置情報挿入部2におい
て、異種のデジタル情報を同じセルに混在するととも
に、設定情報(g)によりセルのヘッダ情報を書き換え
て通信の相手先指定を行う。その後、このようにしてセ
ルのフォーマットが終了したならば、電気/光変換回路
3により光変換してセルをATM網4に送出する。
【0020】ATM網4では、セルに書き込まれたヘッ
ド情報に基づいてATM網内で接続相手のルートにセル
を切り換えて送出する。また、受信側では、光/電気変
換回路5により送出されたセルを光信号から電気信号に
変換する。また、混在境界位置判定部6においてセルの
先頭から7バイト目に収容されている混在境界位置情報
に基づいて音声情報または画像情報とデータ情報との境
界位置を判定し、またデータ情報(f)だけを抜き取っ
て端末側に送出する。残ったセルの部分は、音声(画
像)情報(e)のみ抜き取られて端末側に送られる。
【0021】なお、送信側において、伝送すべきデータ
が無い場合には、音声情報または画像情報のみで図2の
セルを構成し、また混在境界位置情報の値を46(バイ
ト)として、セルの情報フィールドの最後の位置まで音
声情報または画像情報が占めていることを示す。逆に、
セルの情報フィールドがデータのみであり、音声情報ま
たは画像情報が無い場合には、混在境界位置情報の値は
0(バイト)とすれば良い。
【0022】以上のように、本実施形態では、セルの7
バイト目に6ビットの混在境界位置情報を乗せて音声
(画像)情報とデータ情報との境界位置を判定し、また
この混在境界位置情報の誤りを検出するためにバリテイ
を1ビット付加している。さらにセルの8バイトからの
情報フィールドに音声情報または画像情報を乗せ、セル
の情報フィールドを満たすまで至らない場合には、混在
境界位置情報で示された位置からデータ情報を収容する
構成としている。そして、このように音声情報または画
像情報をデータ情報と同一のセル内に収容することで、
セルの伝送効率を上げることができる。
【0023】図3に、従来技術と本発明との、音声(画
像)情報とデータ情報のセルによる伝送の形態の比較を
示す。図3(a)は従来方式、(b)は本発明方式の場
合をそれぞれ示したものである。従来方式の場合、図3
(a)のように、音声情報は音声情報用で構成したセ
ル、画像情報は画像情報用で構成したセル、あるいはデ
ータ情報はデータ情報用で構成した別々のセルにそれぞ
れ収容されて伝送される。つまり、種別の異なるデジタ
ル情報は各々別々のセルで伝送されている。そして、こ
の場合、伝送密度にむらが生じ、リアル・タイム伝送が
要求される音声情報や画像情報を伝送する際にセルの情
報フィールド内に隙間無く情報を乗せることが難しい。
このため空き領域が多いまま伝送されてしまうセルが発
生し、セルの伝送効率が低くなる。これに対して、本発
明の場合には、図3(b)に示したように、セルにおけ
る情報フィールドの空き領域を抑えることができて、効
率良くデータ伝送を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、セル内の情報フィールドの利用効率が高まっ
てデジタル情報を効率良く伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル情報伝送方式に係る伝送シス
テムの要部構成図。
【図2】図1の伝送システムに使用されるセルのフォー
マットの説明図。
【図3】(a)は従来技術によるセルの伝送状態の説明
図、(b)は本発明によるセルの伝送状態の説明図。
【図4】従来技術において使用されるセルのフォーマッ
トの説明図。
【図5】従来技術によるデジタル情報伝送方式に係る伝
送システムの要部構成図。
【符号の説明】
1 音声(画像)情報セル化回路 2 混在境界位置情報挿入部 3 電気/光変換回路 4 ATM網 5 光/電気変換回路 6 混在境界位置判定部 7 音声(画像)情報セル分離回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側装置と受信側装置で所定フォーマ
    ットの固定長のセルを用いてデジタル情報の伝送を行う
    デジタル情報伝送方式において、 前記送信側装置に於いて前記セルに異種のデジタル情報
    を混在させるとともに、前記異種のデジタル情報の前記
    セル内における境界位置を識別するための混在境界情報
    を前記セルの所定の位置に設け、 前記受信側装置に於いて前記混在境界情報に基づいて前
    記セル内の異種のデジタル情報を分離するようにしたこ
    とを特徴とするデジタル情報伝送方式。
  2. 【請求項2】 前記混在境界情報がセルのヘッダ部と情
    報フィールド部との間に収容されており、また前記情報
    フィールド部に前記異種のデジタル情報が混在されて収
    容されている、ことを特徴とする請求項1記載のデジタ
    ル情報伝送方式。
JP29951395A 1995-11-17 1995-11-17 デジタル情報伝送方式 Pending JPH09149031A (ja)

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