JPH05167601A - 制御信号転送方式 - Google Patents
制御信号転送方式Info
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- JPH05167601A JPH05167601A JP3328793A JP32879391A JPH05167601A JP H05167601 A JPH05167601 A JP H05167601A JP 3328793 A JP3328793 A JP 3328793A JP 32879391 A JP32879391 A JP 32879391A JP H05167601 A JPH05167601 A JP H05167601A
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- JP
- Japan
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- atm
- control signal
- atm cell
- cell
- control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各々がATMインタフェースを具備し、伝送
路を介して相互にATMセルを送受可能な複数の通信ノ
ードを有するネットワークにおける制御信号の転送方式
に関し、隣接通信ノード間において制御信号専用のチャ
ネルを固定的に設定することなしに制御信号の転送が行
えるようにすることを目的とする。 【構成】 通信ノード10間で授受すべき制御信号Sc
を、ATMセルCLを用いて転送するようにし、通常の
情報信号Si を転送する情報用ATMセルCLi とは区
別して、そのATMセルCLを制御用ATMセルCLc
として制御信号S c の転送を行うように構成する。
路を介して相互にATMセルを送受可能な複数の通信ノ
ードを有するネットワークにおける制御信号の転送方式
に関し、隣接通信ノード間において制御信号専用のチャ
ネルを固定的に設定することなしに制御信号の転送が行
えるようにすることを目的とする。 【構成】 通信ノード10間で授受すべき制御信号Sc
を、ATMセルCLを用いて転送するようにし、通常の
情報信号Si を転送する情報用ATMセルCLi とは区
別して、そのATMセルCLを制御用ATMセルCLc
として制御信号S c の転送を行うように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各々がATMインタフ
ェースを具備し、伝送路を介して相互にATMセルを送
受可能な複数の通信ノードを有するネットワークにおけ
る制御信号の転送方式に関する。
ェースを具備し、伝送路を介して相互にATMセルを送
受可能な複数の通信ノードを有するネットワークにおけ
る制御信号の転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM(Asynchronous Transfer Mode)ネ
ットワークにおいてもあるいはATMおよびSTM(Syn
chronous Transfer Mode) 混在ネットワークにおいても
共に制御信号は重要な役割を果すものであり、多重装置
や交換機等からなるいわゆる通信ノードは、相互にその
制御信号をやりとりすることによって、本来転送すべき
通常の情報信号を、通信ノード間において円滑に送受す
ることができる。この制御信号は多種多様の制御情報を
有するものであり、例えば隣接通信ノード間における正
常/異常監視のためのポーリング信号、端末種別に応じ
て情報伝送レートを切り替えるための切替指令等があ
る。
ットワークにおいてもあるいはATMおよびSTM(Syn
chronous Transfer Mode) 混在ネットワークにおいても
共に制御信号は重要な役割を果すものであり、多重装置
や交換機等からなるいわゆる通信ノードは、相互にその
制御信号をやりとりすることによって、本来転送すべき
通常の情報信号を、通信ノード間において円滑に送受す
ることができる。この制御信号は多種多様の制御情報を
有するものであり、例えば隣接通信ノード間における正
常/異常監視のためのポーリング信号、端末種別に応じ
て情報伝送レートを切り替えるための切替指令等があ
る。
【0003】ところで、上記制御信号の授受を通信ノー
ド間で行う手法として、その授受のためのパスを各伝送
路上で固定的に割り付ける、というのが一般的である。
具体的には各伝送路を時間軸上で複数のタイムスロット
に区分した場合、予め割り当てられた特定のタイムスロ
ットを専用のチャネルとして制御信号のみの転送に供す
るようにする。
ド間で行う手法として、その授受のためのパスを各伝送
路上で固定的に割り付ける、というのが一般的である。
具体的には各伝送路を時間軸上で複数のタイムスロット
に区分した場合、予め割り当てられた特定のタイムスロ
ットを専用のチャネルとして制御信号のみの転送に供す
るようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のとおり、従来の
ネットワークにおける制御信号の転送は、通信ノード間
に制御信号専用のチャネルを設定しこのチャネルを通し
て行うというのが一般的である。しかしながらこのよう
にすると、伝送路の利用効率を低下させてしまうという
問題を生じさせる。その理由は、転送すべき制御信号が
ないときであっても、当該伝送路上に上記制御専用チャ
ネルを常に設定しておかなければならないことにある。
ネットワークにおける制御信号の転送は、通信ノード間
に制御信号専用のチャネルを設定しこのチャネルを通し
て行うというのが一般的である。しかしながらこのよう
にすると、伝送路の利用効率を低下させてしまうという
問題を生じさせる。その理由は、転送すべき制御信号が
ないときであっても、当該伝送路上に上記制御専用チャ
ネルを常に設定しておかなければならないことにある。
【0005】また、上記制御専用チャネルが固定的に設
定されることから、例えば障害が発生した場合、通常割
り当てられた容量の数倍もの制御情報量が一時的に必要
とされ、この大量の制御情報に対応できなくなってしま
う。このため障害復旧に多大な時間を要し、結果的に伝
送路の利用効率を低下させてしまう。さらにまた、通信
ノード構成が階層的になっているネットワークにおいて
は、下位の層における通信ノード群内の通信ノード間に
上記制御専用チャネルが形成されるときは、これに対応
して、上位の層における通信ノード群内の通信ノード間
にも同様の制御専用チャネルを設けなければならないと
いう問題もある。そうしないと、一方の通信ノードで発
生した制御信号を、遠方にある目的とする他方の通信ノ
ードまで確実に送り込むことができないからである。
定されることから、例えば障害が発生した場合、通常割
り当てられた容量の数倍もの制御情報量が一時的に必要
とされ、この大量の制御情報に対応できなくなってしま
う。このため障害復旧に多大な時間を要し、結果的に伝
送路の利用効率を低下させてしまう。さらにまた、通信
ノード構成が階層的になっているネットワークにおいて
は、下位の層における通信ノード群内の通信ノード間に
上記制御専用チャネルが形成されるときは、これに対応
して、上位の層における通信ノード群内の通信ノード間
にも同様の制御専用チャネルを設けなければならないと
いう問題もある。そうしないと、一方の通信ノードで発
生した制御信号を、遠方にある目的とする他方の通信ノ
ードまで確実に送り込むことができないからである。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
を表す図である。本図において、10は通信ノードであ
り、各々はATMインタフェース(ATM・IF)14
を具備して各伝送路12を介し、対応する通信ノード1
0との間でATMセルを送受する。この場合、伝送路1
2はATMネットワークにおけるVirtual Path(VP)
として存在し、その伝送路上をATMセルが往来する。
このATMセルは図中CL(cell)の記号を付して示す
が、本発明ではこのATMセルがCLc およびCLi と
して存在する。なお、図中のSi は音声データ、コンピ
ュータデータ、画像データ等の通常の情報信号を表し、
一方、Sc は本発明において問題としている前述の制御
信号を表す。
を表す図である。本図において、10は通信ノードであ
り、各々はATMインタフェース(ATM・IF)14
を具備して各伝送路12を介し、対応する通信ノード1
0との間でATMセルを送受する。この場合、伝送路1
2はATMネットワークにおけるVirtual Path(VP)
として存在し、その伝送路上をATMセルが往来する。
このATMセルは図中CL(cell)の記号を付して示す
が、本発明ではこのATMセルがCLc およびCLi と
して存在する。なお、図中のSi は音声データ、コンピ
ュータデータ、画像データ等の通常の情報信号を表し、
一方、Sc は本発明において問題としている前述の制御
信号を表す。
【0007】
【作用】図1に表すとおり、本発明においては、通信ノ
ード10間で授受すべき制御信号Sc をATMセル(C
L)を用いて転送するようにしている。すなわち、通常
の情報信号Si を転送する情報用ATMセルCLi とは
区別して、制御用ATMセルCLc によって制御信号S
c の転送を行うようにする。
ード10間で授受すべき制御信号Sc をATMセル(C
L)を用いて転送するようにしている。すなわち、通常
の情報信号Si を転送する情報用ATMセルCLi とは
区別して、制御用ATMセルCLc によって制御信号S
c の転送を行うようにする。
【0008】かくして、従来における制御信号専用のチ
ャネルを伝送路上に固定的に設定する必要がなくなり、
制御信号Sc の発生時点で随時制御用ATMセルCLc
を生成し、通常の情報用ATMセルCLi と同様に伝送
路上で授受すればよいことになる。この結果、伝送路の
利用効率は飛躍的に向上することになる。ただし、各通
信ノード10は受信したATMセルが制御用ATMセル
CLc なのか情報用ATMセルCLi なのかを識別しな
ければならない。この点については後述する。
ャネルを伝送路上に固定的に設定する必要がなくなり、
制御信号Sc の発生時点で随時制御用ATMセルCLc
を生成し、通常の情報用ATMセルCLi と同様に伝送
路上で授受すればよいことになる。この結果、伝送路の
利用効率は飛躍的に向上することになる。ただし、各通
信ノード10は受信したATMセルが制御用ATMセル
CLc なのか情報用ATMセルCLi なのかを識別しな
ければならない。この点については後述する。
【0009】
【実施例】図2は本発明が適用されるネットワークの一
例を示す図である。ただし、このネットワーク構成自体
は周知である。通信ノード10のうち通信ノード#01
および#02は同種の通信ノード群、通信ノード#11
および#12はこれらとは別種の通信ノード群である。
例えば、通信ノード#01および#02はTDM(Time
Division Multiplex) 交換機であり、通信ノード#11
および#12はPBX(Private Branch Exchange) であ
る。
例を示す図である。ただし、このネットワーク構成自体
は周知である。通信ノード10のうち通信ノード#01
および#02は同種の通信ノード群、通信ノード#11
および#12はこれらとは別種の通信ノード群である。
例えば、通信ノード#01および#02はTDM(Time
Division Multiplex) 交換機であり、通信ノード#11
および#12はPBX(Private Branch Exchange) であ
る。
【0010】また通信ノード#01および#02間を接
続する伝送路12−1は、例えばディジタル専用線であ
り、一方、伝送路12−2はATMおよびSTM混在形
のディジタル交換網を表している。なお、本発明が適用
される通信ノードは、各伝送路12との接続点に前述し
たATMインタフェース14を具備する必要がある。
続する伝送路12−1は、例えばディジタル専用線であ
り、一方、伝送路12−2はATMおよびSTM混在形
のディジタル交換網を表している。なお、本発明が適用
される通信ノードは、各伝送路12との接続点に前述し
たATMインタフェース14を具備する必要がある。
【0011】図3はATMセルの周知の構成を表す図で
ある。本図において、各ATMセルCLは、ATMヘッ
ダ部とペイロード部とに2分されており、それぞれ5バ
イトおよび48バイト構成である。なお、本図のフォー
マットはUNI(User Network Interface)の場合を示し
ており、NNI(Network Node Interface)の場合には、
図中のGFCがVPIとなる。VPIは前述のとおりバ
ーチャル・パス・アイデンティファイアの意味である
が、その他の記号の意味は下記のとおりである。
ある。本図において、各ATMセルCLは、ATMヘッ
ダ部とペイロード部とに2分されており、それぞれ5バ
イトおよび48バイト構成である。なお、本図のフォー
マットはUNI(User Network Interface)の場合を示し
ており、NNI(Network Node Interface)の場合には、
図中のGFCがVPIとなる。VPIは前述のとおりバ
ーチャル・パス・アイデンティファイアの意味である
が、その他の記号の意味は下記のとおりである。
【0012】 GFC:ジェネラル・フロー・コントロール VPI:バーチャル・パス・アイデンティファイア VCI:バーチャル・サーキット・アイデンティファイ
ア PT :ペイロード・タイプ RS :リザーブ CLP:セル・ロス・プライオリティ HEC:ヘッダ・エラー・コントロール(CRC8) ATMネットワーク内では、ある5ByteにCRC8
演算を行い、その結果がHECと一致した場合そこをセ
ルの先頭候補とし48Byte後の5Byteに、同様
の演算を行い7回続けて一致した場合先頭と見なす手法
が用いられている。ちなみに、先頭候補が先頭でなかっ
た場合、1Bitずらして同じことが行われる(HEC
同期)。
ア PT :ペイロード・タイプ RS :リザーブ CLP:セル・ロス・プライオリティ HEC:ヘッダ・エラー・コントロール(CRC8) ATMネットワーク内では、ある5ByteにCRC8
演算を行い、その結果がHECと一致した場合そこをセ
ルの先頭候補とし48Byte後の5Byteに、同様
の演算を行い7回続けて一致した場合先頭と見なす手法
が用いられている。ちなみに、先頭候補が先頭でなかっ
た場合、1Bitずらして同じことが行われる(HEC
同期)。
【0013】図3において、本発明の対象となる制御信
号Sc はペイロード部に書き込むことになるが、これに
限定することなくATMヘッダ部に空きビットがあれば
これを利用してもよい。既述したように、各通信ノード
10は受信したATMセルが制御用ATMセルCLc な
のか情報用ATMセルCLi なのかを識別しなければな
らないが、この具体例について説明する。
号Sc はペイロード部に書き込むことになるが、これに
限定することなくATMヘッダ部に空きビットがあれば
これを利用してもよい。既述したように、各通信ノード
10は受信したATMセルが制御用ATMセルCLc な
のか情報用ATMセルCLi なのかを識別しなければな
らないが、この具体例について説明する。
【0014】第1の具体例はその識別のために図3のV
PIを利用する。図2の構成を参照すると、通信ノード
#01が、対向する通信ノード#02に対し各ATMセ
ルを送信する場合、図示の伝送路12−1を指定するた
めに、VPIの領域には“VPI=1”を表示する。こ
の操作を流用して本発明では、情報用ATMセルCL i
に対しては従来どおり“VPI=1”を表示するが、制
御用ATMセルATMセルCLc に対しては新たに“V
PI=2”(通信ノード#02に対し)を定義し、この
“VPI=2”が付されたATMセルは制御信号用であ
り通常の情報信号とは別のものであることを対向の通信
ノード#02に知らせる。
PIを利用する。図2の構成を参照すると、通信ノード
#01が、対向する通信ノード#02に対し各ATMセ
ルを送信する場合、図示の伝送路12−1を指定するた
めに、VPIの領域には“VPI=1”を表示する。こ
の操作を流用して本発明では、情報用ATMセルCL i
に対しては従来どおり“VPI=1”を表示するが、制
御用ATMセルATMセルCLc に対しては新たに“V
PI=2”(通信ノード#02に対し)を定義し、この
“VPI=2”が付されたATMセルは制御信号用であ
り通常の情報信号とは別のものであることを対向の通信
ノード#02に知らせる。
【0015】このVPIを用いて制御用ATMセルであ
ることを表示する方法は次の利点がある。制御信号Sc
と情報信号Si とを比較した場合、情報信号Si よりも
制御信号Sc の方が重要性が高い。例えば障害が発生し
ているのに、そのことを相手方に通知すべき制御信号S
c を犠牲にして情報信号Si を送っても何の意味もな
い。このことからすればSc を含む制御用ATMセルC
Li は欠落させることなく確実に相手方に送る必要があ
り、そのために通常の情報用ATMセルCLi とは別の
パスを張って制御用ATMセルCLcを専用に転送する
ことは有益である。なぜなら、情報用ATMセルCLi
を通すパスにおいてはトラフィックが急激に増大した場
合、セルの欠落(セル廃棄)が生じる可能性があるから
である。
ることを表示する方法は次の利点がある。制御信号Sc
と情報信号Si とを比較した場合、情報信号Si よりも
制御信号Sc の方が重要性が高い。例えば障害が発生し
ているのに、そのことを相手方に通知すべき制御信号S
c を犠牲にして情報信号Si を送っても何の意味もな
い。このことからすればSc を含む制御用ATMセルC
Li は欠落させることなく確実に相手方に送る必要があ
り、そのために通常の情報用ATMセルCLi とは別の
パスを張って制御用ATMセルCLcを専用に転送する
ことは有益である。なぜなら、情報用ATMセルCLi
を通すパスにおいてはトラフィックが急激に増大した場
合、セルの欠落(セル廃棄)が生じる可能性があるから
である。
【0016】次に第2の具体例を説明する。これは上記
のようにVPIを用いず、図3に示すATMセルCLの
中の特にATMヘッダ部において、予め定めた特定ビッ
ト(未使用であるビット)例えばRSを利用し、ここに
フラグを立てるという方法である。例えば情報用ATM
セルCLi についてはそのRSにフラグ=“0”を立
て、制御用ATMセルCLc についてはそのRSにフラ
グ=“1”を立てるというものである。このようにして
制御用ATMセルCLc を他のセルと区別することがで
きる。
のようにVPIを用いず、図3に示すATMセルCLの
中の特にATMヘッダ部において、予め定めた特定ビッ
ト(未使用であるビット)例えばRSを利用し、ここに
フラグを立てるという方法である。例えば情報用ATM
セルCLi についてはそのRSにフラグ=“0”を立
て、制御用ATMセルCLc についてはそのRSにフラ
グ=“1”を立てるというものである。このようにして
制御用ATMセルCLc を他のセルと区別することがで
きる。
【0017】上述のように制御用ATMセルCLc は情
報用ATMセルCLi よりも重要性が高いから、各通信
ノードでは前者のCLc が、後者のCLi よりも優先し
て取り扱われる必要がある。既述のセル廃棄によってセ
ルCLc が捨てられないようにするためである。このた
めの方策としては、i)各通信ノード10内における蓄
積メモリを十分に大きくする、ii)さらにプログラム処
理において、処理順位を、セルCLi よりセルCLc の
方を高くする、iii )セルCLi 用の蓄積メモリとは別
に独立してセルCLc 専用の蓄積メモリを設ける等が考
えられる。
報用ATMセルCLi よりも重要性が高いから、各通信
ノードでは前者のCLc が、後者のCLi よりも優先し
て取り扱われる必要がある。既述のセル廃棄によってセ
ルCLc が捨てられないようにするためである。このた
めの方策としては、i)各通信ノード10内における蓄
積メモリを十分に大きくする、ii)さらにプログラム処
理において、処理順位を、セルCLi よりセルCLc の
方を高くする、iii )セルCLi 用の蓄積メモリとは別
に独立してセルCLc 専用の蓄積メモリを設ける等が考
えられる。
【0018】図4は本発明を適用する通信ノードの構成
例を示す図である。伝送路12に接続された通信ノード
10内には、既存の構成要素である、制御機能部20、
入側ATMインタフェース14in、出側ATMインタフ
ェース14out 、ATMスイッチ(ATM−SW)22
等がある。そして本発明に係るセル識別部24が、例え
ばインタフェース14inとATMスイッチ22との間に
挿入される。
例を示す図である。伝送路12に接続された通信ノード
10内には、既存の構成要素である、制御機能部20、
入側ATMインタフェース14in、出側ATMインタフ
ェース14out 、ATMスイッチ(ATM−SW)22
等がある。そして本発明に係るセル識別部24が、例え
ばインタフェース14inとATMスイッチ22との間に
挿入される。
【0019】セル識別部24は、既述したVPIあるい
は特定ビットを監視することによって、制御用ATMセ
ルCLc と情報用ATMセルCLi の切り分けを行う。
制御用ATMセルCLc を検出したときは、さらにその
セルが自己宛のものか、あるいは自己宛以外のものかを
判別する。この判別は従来も行っており、例えば図3の
VCIを検出することによって行える。
は特定ビットを監視することによって、制御用ATMセ
ルCLc と情報用ATMセルCLi の切り分けを行う。
制御用ATMセルCLc を検出したときは、さらにその
セルが自己宛のものか、あるいは自己宛以外のものかを
判別する。この判別は従来も行っており、例えば図3の
VCIを検出することによって行える。
【0020】自己宛の制御用ATMセルCLc であれば
それを取り込み、自内の制御機能部20に渡す。この制
御機能部20はコンピュータを内蔵しており、通信ノー
ド10内の全体の制御を司る。したがって、制御機能部
20が自ら他の通信ノードに対して制御用ATMセルC
Lc を送り出すこともある。このときは、ATMスイッ
チ22を経由することなく、出側ATMインタフェース
14out を介して伝送路12に送り出す。なお、図中の
各バスラインに付された記号cおよびiは、制御用のバ
スラインおよび情報用のバスラインであることをそれぞ
れ表している。
それを取り込み、自内の制御機能部20に渡す。この制
御機能部20はコンピュータを内蔵しており、通信ノー
ド10内の全体の制御を司る。したがって、制御機能部
20が自ら他の通信ノードに対して制御用ATMセルC
Lc を送り出すこともある。このときは、ATMスイッ
チ22を経由することなく、出側ATMインタフェース
14out を介して伝送路12に送り出す。なお、図中の
各バスラインに付された記号cおよびiは、制御用のバ
スラインおよび情報用のバスラインであることをそれぞ
れ表している。
【0021】入側ATMインタフェース14inにて受信
した制御用ATMセルCLc が自己宛以外のものである
とセル識別部24にて判別されると、当該セルはそのま
まATMスイッチ22経由で中継され、再び伝送路12
へ送出される。このことは従来のATMセルの転送と何
ら変わりはない。なお、自己宛のATMセルCLi およ
び自己発のATMセルCLiは従来どおり処理される。
した制御用ATMセルCLc が自己宛以外のものである
とセル識別部24にて判別されると、当該セルはそのま
まATMスイッチ22経由で中継され、再び伝送路12
へ送出される。このことは従来のATMセルの転送と何
ら変わりはない。なお、自己宛のATMセルCLi およ
び自己発のATMセルCLiは従来どおり処理される。
【0022】図4における既存の構成要素であるATM
インタフェース14inは例えば回線収容部であり、レベ
ル変換やセル同期を行う。このセル同期は図3のHEC
により行われる。出側ATMインタフェース14out も
上記レベル変換を行う。レベル変換とは例えば光/電気
変換および電気/光変換のことであり、また12V/5
V,5V/12V等の電圧レベル変換のことである。
インタフェース14inは例えば回線収容部であり、レベ
ル変換やセル同期を行う。このセル同期は図3のHEC
により行われる。出側ATMインタフェース14out も
上記レベル変換を行う。レベル変換とは例えば光/電気
変換および電気/光変換のことであり、また12V/5
V,5V/12V等の電圧レベル変換のことである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、情
報用として用いているATMセルをそのまま利用するこ
とによって、必要なときにいつでも、また、必要な情報
量の制御信号を隣接通信ノード間で授受でき、伝送路の
利用効率を向上させると共に、信頼性の高い制御信号の
転送が可能となる。
報用として用いているATMセルをそのまま利用するこ
とによって、必要なときにいつでも、また、必要な情報
量の制御信号を隣接通信ノード間で授受でき、伝送路の
利用効率を向上させると共に、信頼性の高い制御信号の
転送が可能となる。
【図1】本発明の原理構成を表す図である。
【図2】本発明が適用されるネットワークの一例を示す
図である。
図である。
【図3】ATMセルの周知の構成を表す図である。
【図4】本発明を適用する通信ノードの構成例を示す図
である。
である。
10…通信ノード 12…伝送路 14,14in,14out …ATMインタフェース 20…制御機能部 22…ATMスイッチ 24…セル識別部 CL…ATMセル CLc …制御用ATMセル CLi …情報用ATMセル Sc …制御信号 Si …情報信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兵頭 竜二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 関端 理 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 八田 裕之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 古家 礼子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 西野 哲男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 柚原 央 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 各々がATMインタフェース(14)を
具備し、伝送路(12)を介して相互にATMセルを送
受可能な複数の通信ノード(10)を有するネットワー
クにおいて、 前記通信ノード間で授受すべき制御信号を、前記ATM
セルを用いて転送することを特徴とする制御信号転送方
式。 - 【請求項2】 通常の情報信号を転送する情報用ATM
セルとは区別して、前記ATMセルを制御用ATMセル
として前記制御信号の転送を行う請求項1に記載の制御
信号転送方式。 - 【請求項3】 各前記通信ノード(10)内において、
前記制御用ATMセルを前記情報用ATMセルに優先し
て取り扱う請求項2に記載の制御信号転送方式。 - 【請求項4】 前記制御用ATMセルと前記情報用AT
Mセルとの別を、各該ATMセルの一部を構成するVP
I(Virtual Path Identifier) によって表示する請求項
2に記載の制御信号転送方式。 - 【請求項5】 前記制御用ATMセルと前記情報用AT
Mセルとの別を、各該ATMセル内の特定ビットにおい
て表示する請求項2に記載の制御信号転送方式。 - 【請求項6】 各前記通信ノード(10)において、自
己宛の前記制御用ATMセルは自内に取り込み、自己宛
以外の前記制御用ATMセルはそのまま中継して前記伝
送路(12)に送出する請求項2に記載の制御信号転送
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3328793A JPH05167601A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 制御信号転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3328793A JPH05167601A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 制御信号転送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05167601A true JPH05167601A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18214173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3328793A Withdrawn JPH05167601A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 制御信号転送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05167601A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5502512A (en) * | 1993-03-29 | 1996-03-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus and method for digital video and audio processing a plurality of pictures and sounds |
JP2001251299A (ja) * | 2000-03-06 | 2001-09-14 | Ntt Communications Kk | 遠隔監視制御チャネル構成方法及びatm装置 |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP3328793A patent/JPH05167601A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5502512A (en) * | 1993-03-29 | 1996-03-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus and method for digital video and audio processing a plurality of pictures and sounds |
JP2001251299A (ja) * | 2000-03-06 | 2001-09-14 | Ntt Communications Kk | 遠隔監視制御チャネル構成方法及びatm装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |