JPH0494940A - コレータへのロール紙供給取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明はロール状の単票連続紙より引出された紙（以下
ロール紙と云う）を重ね合わせ、必要に応じて糊付、ミ
シン目加工、裁断加工などを行うコレータにロール紙を
供給する装置に関するものである。

［従来技術］ 複写帳票、配送伝票等の各種型ね合わせ帳票類を製造す
るには、先ず複数のロール紙を用意し、印刷、複写イン
キ層形成、または接着層形成などの所定の加工を所定の
ロール紙に対しての施したロール状の単票連続紙を製造
する。

次に、上記ロール紙から複数の帳票からなる重ね合わせ
帳票を得るために、上記ロール紙をコレータにセットし
、所定の加工を施す。

コレータは、ロール紙を重ね合わせ、さらに必要に応じ
て糊付け、ミシン目加工、裁断加工などを行う装置であ
って、複数のロール紙をセットするための軸、連続用紙
を所定の加工部へ導くと共に適度なテンションを掛けた
り、見当を合わせる機構よりなっているが、ロール紙を
製造する装置とコレータとは全く別々の装置であり、場
所も離れている。ロール紙はロール紙製造部門からフォ
ークリフトで運搬され、コレータ装置の近くに山積みさ
れる。

このように山積みされたロール紙をコレータにセットす
るのに、従来は全て人手に依っていた。

［発明が解決しようとする課題］ 例えば、コレータの軸に６本のロール紙をセットする（
６層からなる帳票を製造するための前処理）だけでも作
業者−人で行った場合約２０〜３０分を要していた。

本発明は、このようなコレータへのロール紙取付作業を
短縮して帳票製造の円滑化を図ろうとするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は前記課題を解決するため、人手によっていたコ
レータへのロール紙供給の機械化を図ったもので、下記
のような構成となっている。即ち、巻芯を上方に向けた
状態で縦積された紙ロールの巻芯内に挿入して拡大チャ
ッキングする紙ロール把持部を、上方に設けたレール上
を移動且つ旋回可能とされた伸縮支承軸下端に水平方向
に回動可蛯に設けるとともに、前記紙ロール把持部によ
り巻芯を水平状態に支承されて移送されたロール紙を受
取載置するパレットと該パレットを紙ロール支承対応下
位置に移動する送り装置を設け、且つ、支承対応下位置
に移送されたロール紙をその巻芯に支承軸を挿入支持し
てコレータ側ロール紙取付軸に対向する位置に吊り上げ
る吊上装置と、該吊上軸に支持されたロール紙をコレー
タ側のロール紙取付軸に押し込み移送する押込機構を設
けてなるコレータへのロール紙供給取付装置となってい
る。

［作用］ 上記のような構成としたことにより、移動且つ旋回可能
とされた伸縮支承軸下端に設けたロール紙巻芯内挿入把
持部により、紙ロール紙を容易に把持移送して、コレー
タのロール紙移送パレット上に載Ｗし、該パレットを紙
ロール支承対応下位置に移動して、該ロール紙をコレー
タロール紙取り付軸に対向する位置に吊上げ、吊上げら
れたロール紙をコレータ側のロール紙取付軸に押し込み
移送するように作用するので、コレータへのロール紙取
付けを容易に行うことができる。

［実施例］ 第１図は本発明によるコレータへのロール紙供給取付装
置の正面図、第２図は第１図におけるロール紙把持移送
部分の拡大正面図、第３図はコレータへのロール紙挿し
込み移送する構成を示す第１図の拡大側面図、第４図は
コレータにおけるロール紙よりの引出重ね合せ構成を示
す正面図、である。

第１図、第２図に示すように、ロール紙吊上ユニット１
は、天井に設けられた走行レール２上を縦横自在に移動
可能とされた吊上走行装置３に垂下取付けられており、
その下端に、ロール紙４の軸芯４ａに挿入してこれを内
部で把持するための拡大チャック５が設けられている。

さらに説明するに、ロール紙吊上ユニット１の垂下支承
軸１ａはエアシリンダ機構により昇降自在にまた旋回可
能に吊上走行装置３に取付けられており、その下端には
拡大チャックが５が垂下支承軸１ａに対し直角に変位で
きるよう設けられている。即ち、チャック５は、垂下支
承軸１ａに取付けられたシリンダ６のピストンロッド７
に連結されたレバー８により垂下支承軸１ａの下端の支
軸９で軸支され、ピストンロッド７の伸縮によりチャッ
ク５が垂下状態がら水平状態に変位するよう構成されて
いる。

このように構成されているので、ロール紙吊上ユニット
１は、その下端の垂下状態にあるチャック５を、パレッ
ト１０上に縦積載置されたロール紙４の軸芯４ａに挿入
・拡大してロール紙を内部より把持し、これを水平状態
にシリンダ６のピストンロッド７の変位により移動させ
、吊上走行装置３で回動して、コレータに隣接して設け
たロール紙載置供給ユニット１１のロール紙受取載置パ
レッ）１２上に移送する。

パレット１２は、第１図に示すように、送り装置１３に
より紙ロール４を載置した状態で左方にローラ上を移動
し、それぞれコレータの各ロール紙取付軸１４対応下位
置で停止するようになっている。

パレット１２上に載置され、送り装置１３によりコレー
タの各ロール紙取付軸１４の対応下位置に移送停止され
た各ロール紙４は、それぞれ各別の支承移送装置１うに
よりその巻芯４ａに支承軸１６を挿入し、その先端が軸
支持レバー１７により支承された状態で、上下動機構１
８によりコレータのロール紙取付軸１４対応位置まで上
昇され、横方向移動装置１９によりコレータのロール紙
取付軸１４方向に移動し、その対応近接位置で軸支持レ
バー１７が支承軸１６より離間し、ロール紙４の紙を傷
付けないようロール紙４の巻芯４ａ側面をロール紙取付
軸１４方向に押出す押込機構２０により、ロール紙４を
コレータのロール紙取付軸１４に移送装着する。これら
装置はこの実施例ではロール紙４が６個装着されるよう
構成されており、ロール紙の支承移送装置１５はそれぞ
れ対応位置に６個設けられている。

さらに説明するに、パレット１２上に移送載置されたロ
ール紙４の大きさは必要に応じて変更され、また、必ず
しもその軸芯高さが一定ではないので、支承移送装置１
５の支承軸１６の巻芯４ａ挿入のための位置合せ用検知
機構が設けられてあり、また、支承軸１６の横方向移動
用エアシリンダ１６ａ　、ロール紙４の巻芯４ａ押込用
エアシリンダ２０ａも支承移送機構１５に取付けられて
いて、巻芯４ａ押込筒２０ｂは支承軸１６に沿って移動
するようになっている。

さらに、支承移送装置！５、はロール紙載置供給ユニッ
ト１１の機枠１１ａにコレータのロール紙取付軸１４方
向に移動できるよう横方向移動装置１９が連結されてお
り、また支承移動装置１５の上下移動のための上下移動
機構１８にはボールスクリュジヤツキ１８ａ　、ガイド
ロッド１８ｂが設けられている。

丈な、支承軸１６の先端を支持する軸支持レバー１７は
、移送中の紙ロール４が支承軸１６より脱落するのを防
止するもので、支承移送装置１５に設けたエアシリンダ
１７ｄによりレバー１７ｂ、支軸１７ｃを介して回動可
能とされ、その下端部にはさらにシリンダ１７ａ　、支
承風１７ｅが設けられていて、確実に支承軸１６先端を
把持するとともに、コレータのロール紙取付軸１４側へ
のロール紙４の移動に際しては、第２図の一部に示され
るように、ロール紙４側面より退去し、移動の邪魔にな
らないようにされである９ 次に、本装置の作動順序について説明すると次のとおり
である。

■　ロール紙４がパレットｌＯに載せられた状態で定位
置に置かれている。

■　ロール紙４を１ケずつロール紙吊り上げユニット１
で吊り揚げ、チャック５を９０度スイングしてロール紙
送り装置１３上まで移動し、送り装置１３のパレット１
２上に乗せる。

■　ロール紙のパレット１２への載置完了後、送り装置
１２を駆動する。

■　コレータのロール紙取付軸１４の各相対下位置まで
で■〜■の繰返しにより、ロール紙４を各定位置に送り
込む。

その際は順次送り装置１３を１回毎に１ポジシヨンだけ
移動・停止を繰返えし、適宜の位置出し装置により、正
しい位置に停止させる。

■　位置出終了後、ロール紙を吊り上げる支承移送装置
１５が下降する。センサ等により芯出し停止し、芯出装
置を退避させて支承軸】６をロール紙巻芯４ａに挿入す
る。

■　ロール紙６ケ共吊り上げ、コンータのロール紙取付
軸１４に対面する位置に移動する。

■　リターンコンベアパレット送り装置の駆動により、
送り装置１３のロール紙受取り位置にパレット１２を戻
す。なお、ロール紙載置供給ユニットｌｌ内における作
動は次の通りである。

即ち、 ■　コレータのロール紙取付軸１４にロール紙を転移さ
せる時に、軸支持レバー１７を退避させる。

■　ロール紙４をコレータのロール紙取付軸１４に押し
出し挿入する。

［株］　ロール紙挿入後支承移送装置１５を退避させ、
定位置に再びロール紙が送り込まれるまで上方に待機し
ている。

■　■を開始する。

＠　以下繰返す。

［効果］ 以上説明したように、本発明装置は、ロール紙製造部門
よりフォークリフトでパレットｌＯに載せられて運搬さ
れ、コレータ装置の近くに山積みされたロール紙をロー
ル紙吊上ユニット１、ロール紙供給ユニット１１に対す
る送り装置１３、支承移送装置１５、上下移動機構１８
横方向移動装置１９、押込機構２０により人手によらず
迅速にコレータにセットすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるコレータへのロール紙供給取付装
置の正面図、第２図は第１図におけるロール紙把持移送
部分の拡大正面図、第３図はコレータへのロール紙挿し
込み移送する構成を示す第１図の拡大側面図、第４図は
コレータにおけるロール紙よりの引出重ね合せ構成を示
す正面図、である。 １・・・・ロール紙吊上ユニット、 ４・・・・ロール紙、　　４ａ・・・・巻芯、ｌ・・・
・ロール紙載置供給ユニット、２・・・・パレット、　
　　　１３・・・・送り装置、４・・・・コレータ装置
のロール紙取付軸、５・・・・支承移送装置、　１６・
・・・支承軸、７・・・・軸支持レバー、　１８・・・
・上下移動機構、９・・・・横方向移動装置、２０・・
・・押込機構。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 巻芯を上方に向けた状態で縦積された紙ロールの巻芯内
   に挿入して拡大チャッキングする紙ロール把持部を、上
   方に設けたレール上を移動且つ旋回可能とされた伸縮支
   承軸下端に水平方向に回動可能に設けるとともに、前記
   紙ロール把持部により巻芯を水平状態に支承されて移送
   されたロール紙を受取載置するパレットと、該パレット
   を紙ロール支承対応下位置に移動する送り装置を設け、
   且つ、支承対応下位置に移送されたロール紙をその巻芯
   に支承軸を挿入支持してコレータ側ロール紙取付軸に対
   向する位置に吊り上げる吊上装置と、該吊上軸に支持さ
   れたロール紙をコレータ側のロール紙取付軸に押し込み
   移送する押込機構を設けてなるコレータへのロール紙供
   給取付装置。