JPH0494449A - フューエルインジェクタ - Google Patents
フューエルインジェクタInfo
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- JPH0494449A JPH0494449A JP20967190A JP20967190A JPH0494449A JP H0494449 A JPH0494449 A JP H0494449A JP 20967190 A JP20967190 A JP 20967190A JP 20967190 A JP20967190 A JP 20967190A JP H0494449 A JPH0494449 A JP H0494449A
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M51/00—Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
- F02M51/06—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
- F02M51/061—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means
- F02M51/0625—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures
- F02M51/0635—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a plate-shaped or undulated armature not entering the winding
- F02M51/0639—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a plate-shaped or undulated armature not entering the winding the armature acting as a valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M2200/00—Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
- F02M2200/07—Fuel-injection apparatus having means for avoiding sticking of valve or armature, e.g. preventing hydraulic or magnetic sticking of parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M2200/00—Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
- F02M2200/08—Fuel-injection apparatus having special means for influencing magnetic flux, e.g. for shielding or guiding magnetic flux
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば電子制御式燃料噴射装置等に好適に用
いられるフューエルインジェクタに関する。
いられるフューエルインジェクタに関する。
第4図及び第5図に従来技術によるフューエルインジェ
クタを示す。
クタを示す。
図において、1は例えば電磁ステンレス鋼製のインジェ
クタ本体で、該インジェクタ本体1は中空の外筒部2と
、該外筒部2の軸方向−側に形成された閉塞部3と、該
閉塞部3の中心から軸方向他側に突出し、先端面4Aが
平坦に形成された円柱状の鉄心部4とからなり、外筒部
2と鉄心部4との間は環状のコイルボビン収容部5にな
っている。そして、前記外筒部2にはコイルボビン収容
部5に連通ずる燃料流出入口6.6が径方向に穿設され
、閉塞部3には後述するコイルボビン14のビン支持部
14E、14Eが挿嵌される一対の貫通孔7,7が形成
されている。
クタ本体で、該インジェクタ本体1は中空の外筒部2と
、該外筒部2の軸方向−側に形成された閉塞部3と、該
閉塞部3の中心から軸方向他側に突出し、先端面4Aが
平坦に形成された円柱状の鉄心部4とからなり、外筒部
2と鉄心部4との間は環状のコイルボビン収容部5にな
っている。そして、前記外筒部2にはコイルボビン収容
部5に連通ずる燃料流出入口6.6が径方向に穿設され
、閉塞部3には後述するコイルボビン14のビン支持部
14E、14Eが挿嵌される一対の貫通孔7,7が形成
されている。
8は前記インジェクタ本体1の軸方向他側を閉塞するよ
うに外筒部2に嵌着された弁座部材で、該弁座部材8は
板状の基部8Aと、該基部8Aの中央に前記鉄心部4側
に突出形成された弁座8Bと、基部8Aの外面外周側か
ら軸方向に突出形成された円筒状のスカート部8Cとか
ら構成されている。9,9は前記弁座部材8に設けられ
た噴射孔で、該噴射孔9,9は弁座8Bに開口するよう
に基部8Aの中心近傍に穿設されている。
うに外筒部2に嵌着された弁座部材で、該弁座部材8は
板状の基部8Aと、該基部8Aの中央に前記鉄心部4側
に突出形成された弁座8Bと、基部8Aの外面外周側か
ら軸方向に突出形成された円筒状のスカート部8Cとか
ら構成されている。9,9は前記弁座部材8に設けられ
た噴射孔で、該噴射孔9,9は弁座8Bに開口するよう
に基部8Aの中心近傍に穿設されている。
10は前記弁座部材8の内面に当接した状態でインジェ
クタ本体1の外筒部2内に嵌合された環状平板からなる
シム、11は該シム10の内側に遊嵌した状態で前記弁
座部材8と鉄心部4との間に配設された磁性材からなる
平板状の弁体で、該弁体11には弁座8Bの外周側に開
口する燃料流通穴11A、IIAが形成されている。1
2は皿ばねからなる弁ばねを示し、該弁ばね12は内周
縁が前記弁体11の外周縁に当接することにより該弁体
11を弁座8Bに着座する方向に常時付勢している。
クタ本体1の外筒部2内に嵌合された環状平板からなる
シム、11は該シム10の内側に遊嵌した状態で前記弁
座部材8と鉄心部4との間に配設された磁性材からなる
平板状の弁体で、該弁体11には弁座8Bの外周側に開
口する燃料流通穴11A、IIAが形成されている。1
2は皿ばねからなる弁ばねを示し、該弁ばね12は内周
縁が前記弁体11の外周縁に当接することにより該弁体
11を弁座8Bに着座する方向に常時付勢している。
次に、13は前記弁ばね12のばね力に抗して弁体11
を弁座8Bから離間させるための電磁アクチュエータを
示す。14は前記鉄心部4と共に該電磁アクチュエータ
13を構成するコイルボビンで、該コイルボビン14は
中空の円筒部14Aと、該円筒部14Aの外周に軸方向
に隔設された一側鍔部14B、中間鍔部14C及び他側
鍔部14Dと、該−側鍔部14Bの外面に突出形成され
た一対の円柱状のビン支持部14E、14Eとから構成
されている。15は前記中間鍔部14Cと他側鍔部14
Dとの間に位置して円筒部14Aに巻回された電磁コイ
ルで、該電磁コイル15は前記−側鍔部14Bから各ビ
ン支持部14Eにかけて挿設された一対の端子ビン16
.16と接続されている。そして、電磁コイル15の外
周側は一側鍔部14Bから他側鍔部14Dにかけて形成
された絶縁性樹脂からなるモールド層17によって被覆
されている。
を弁座8Bから離間させるための電磁アクチュエータを
示す。14は前記鉄心部4と共に該電磁アクチュエータ
13を構成するコイルボビンで、該コイルボビン14は
中空の円筒部14Aと、該円筒部14Aの外周に軸方向
に隔設された一側鍔部14B、中間鍔部14C及び他側
鍔部14Dと、該−側鍔部14Bの外面に突出形成され
た一対の円柱状のビン支持部14E、14Eとから構成
されている。15は前記中間鍔部14Cと他側鍔部14
Dとの間に位置して円筒部14Aに巻回された電磁コイ
ルで、該電磁コイル15は前記−側鍔部14Bから各ビ
ン支持部14Eにかけて挿設された一対の端子ビン16
.16と接続されている。そして、電磁コイル15の外
周側は一側鍔部14Bから他側鍔部14Dにかけて形成
された絶縁性樹脂からなるモールド層17によって被覆
されている。
かくして、電磁アクチュエータ13は鉄心部4と、コイ
ルボビン14と、電磁コイル15とから大略構成される
が、コイルボビン14は鉄心部4に挿嵌した状態でイン
ジェクタ本体1のコイルボビン収容部5内に収納されて
おり、外筒部2とモールド層17との間の隙間は燃料流
路18になっている。
ルボビン14と、電磁コイル15とから大略構成される
が、コイルボビン14は鉄心部4に挿嵌した状態でイン
ジェクタ本体1のコイルボビン収容部5内に収納されて
おり、外筒部2とモールド層17との間の隙間は燃料流
路18になっている。
19は弁体11の開度を規制するためのストッパプレー
トで、該ストッパプレート19は内周側下面に環状のス
トッパ面19Aが突出形成された環状体からなっており
、鉄心部4の先端外周側に位置して該ストッパ面19A
を弁体11に対向させた状態で外筒部2に嵌合されてい
る。そして、該ストッパプレート19によって弁体11
と鉄心部4の先端面4Aとの間には第5図に示す如く約
70μmのギャップGが形成されるようになっている。
トで、該ストッパプレート19は内周側下面に環状のス
トッパ面19Aが突出形成された環状体からなっており
、鉄心部4の先端外周側に位置して該ストッパ面19A
を弁体11に対向させた状態で外筒部2に嵌合されてい
る。そして、該ストッパプレート19によって弁体11
と鉄心部4の先端面4Aとの間には第5図に示す如く約
70μmのギャップGが形成されるようになっている。
20は燃料流出入口6,6を覆うように外筒部2の外周
に嵌合されたフィルタ、21は外筒部2の一端側に嵌着
された蓋体である。
に嵌合されたフィルタ、21は外筒部2の一端側に嵌着
された蓋体である。
従来技術のフューエルインジェクタは上述の如く構成さ
れるが次にその作動について説明する。
れるが次にその作動について説明する。
まず、燃料ポンプからの燃料は燃料ホース(図示せず)
、フィルタ20を介して燃料流出入口6.6から外筒部
2内に所定の燃圧をもって供給され、燃料流路18を通
って弁体11近傍に滞留する。そして、図示しないコン
トロールユニットからの噴射信号により、端子ビン16
.16を介して電磁コイル15に給電を行なうと、鉄心
部4が励磁されてその先端面4A側に弁体11が弁ばね
12のばね力に抗して吸引されることになる。
、フィルタ20を介して燃料流出入口6.6から外筒部
2内に所定の燃圧をもって供給され、燃料流路18を通
って弁体11近傍に滞留する。そして、図示しないコン
トロールユニットからの噴射信号により、端子ビン16
.16を介して電磁コイル15に給電を行なうと、鉄心
部4が励磁されてその先端面4A側に弁体11が弁ばね
12のばね力に抗して吸引されることになる。
かくして、弁体11は弁座8Bから離座して開弁じ、ス
トッパプレート19のストッパ面19Aに当接し、燃料
流路18内の燃料は燃料流通穴11A、IIAを通って
各噴射孔9から噴射される。
トッパプレート19のストッパ面19Aに当接し、燃料
流路18内の燃料は燃料流通穴11A、IIAを通って
各噴射孔9から噴射される。
一方、電磁コイル15に対する給電停止時には電磁コイ
ル15が消磁し、弁ばね12のばね力によって弁体11
は弁座8Bに着座して燃料の噴射が停止される。
ル15が消磁し、弁ばね12のばね力によって弁体11
は弁座8Bに着座して燃料の噴射が停止される。
このように、従来技術によれば、コントロールユニット
から噴射信号が出力される度毎に、電磁アクチュエータ
13が励磁されて弁体11が開弁動作を行なうのであり
、燃料噴射量は弁体11の開弁時間と閉弁時間とによっ
て決定されるようになっている。
から噴射信号が出力される度毎に、電磁アクチュエータ
13が励磁されて弁体11が開弁動作を行なうのであり
、燃料噴射量は弁体11の開弁時間と閉弁時間とによっ
て決定されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、弁体11は弁ばね12のばね力によって弁座
8Bに着座する度毎に、弁座8Bの当接面に叩打される
ものであることから、耐摩耗性を考慮して該弁体11の
表面にはいわゆるカニゼンめっきが施してあり、弁体1
1の表面は極めて平滑になっている。一方、弁座8Bの
当接面には弁体11が繰り返し叩打されるため、その面
粗度が次第に小さくなって遂には鏡面のようになってく
る。
8Bに着座する度毎に、弁座8Bの当接面に叩打される
ものであることから、耐摩耗性を考慮して該弁体11の
表面にはいわゆるカニゼンめっきが施してあり、弁体1
1の表面は極めて平滑になっている。一方、弁座8Bの
当接面には弁体11が繰り返し叩打されるため、その面
粗度が次第に小さくなって遂には鏡面のようになってく
る。
このため、弁体11と、弁座8Bの当接面が当接した時
に両者間に吸着(密着)現象が発生し、弁体11が弁座
8Bから容易に離れない状態が起きる。この結果、コン
トロールユニットの噴射信号がONになって電磁アクチ
ュエータ13を励磁しても、弁体11が速やかに弁座8
Bの当接面から離座してストッパプレート19の当接面
19Aに向けて駆動(吸引)することができず、応答性
に遅れが生じて動的流量特性が不安定になるという問題
がある。
に両者間に吸着(密着)現象が発生し、弁体11が弁座
8Bから容易に離れない状態が起きる。この結果、コン
トロールユニットの噴射信号がONになって電磁アクチ
ュエータ13を励磁しても、弁体11が速やかに弁座8
Bの当接面から離座してストッパプレート19の当接面
19Aに向けて駆動(吸引)することができず、応答性
に遅れが生じて動的流量特性が不安定になるという問題
がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので
、本発明は弁体と弁座との吸着現象を防止でき、応答性
を向上できるようにしたフューエルインジェクタを提供
するものである。
、本発明は弁体と弁座との吸着現象を防止でき、応答性
を向上できるようにしたフューエルインジェクタを提供
するものである。
上述した課題を解決するために本発明が採用する構成の
特徴は、弁座部材の弁座に弁体との当接面に位置して吸
着防止用凹部を形成したことにある。
特徴は、弁座部材の弁座に弁体との当接面に位置して吸
着防止用凹部を形成したことにある。
上記構成により、弁座の当接面は吸着防止用凹部の開口
面積分だけ弁体との接触面積が減少するから、当該フュ
ーエルインジェクタを長時間作動させたときでも、弁体
と弁座との間に吸着現象が生じるのを確実に低減するこ
とができる。
面積分だけ弁体との接触面積が減少するから、当該フュ
ーエルインジェクタを長時間作動させたときでも、弁体
と弁座との間に吸着現象が生じるのを確実に低減するこ
とができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を第1図および第2図に基づき詳
述する。なお、前述した従来技術の構成要素と同一の構
成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
述する。なお、前述した従来技術の構成要素と同一の構
成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図において、31は本実施例の弁座部材を示し、該弁座
部材31は従来技術の弁座部材8とほぼ同様に、インジ
ェクタ本体1の軸方向他側を閉塞するように外筒部2に
嵌着された略円板状の基部31Aと、該基部31Aの中
央に鉄心部4側に向けて突出形成された弁座31Bと、
基部31Aの外周側から軸方向に突出形成された円筒状
のスカート部31Cとからなり、弁座31Bの中心側に
は各噴射孔9が穿設されている。32A、32B、32
C,32Dは前記弁座31Bに弁体11との当接面に位
置して設けられた吸着防止用凹部としてのリング状溝(
全体としてリング状溝32という)を示し、該リング状
溝32A〜32Dは各噴射孔9の周囲を取り囲むように
して同心円状に形成され、その断面形状は略■字形状と
なっている。ここで、該各リング状溝32は切削加工等
の手段を用いて、第2図に示す如く同心円のリング状に
形成され、リング状溝32A、32B、32C132D
はそれぞれ径方向に、例えば0.1〜0.2+nm程度
の離間寸法ρをもって配設されている。そして、該各リ
ング状溝32の表面には弁座31Bの表面と共にいわゆ
るカニゼンめっき等が施されている。また、該各リング
状溝32を設けることにより、弁体11に対する弁座3
1Bの接触面積は従来技術に比較して、各リング状溝3
2の開口面積分だけ減少している。
部材31は従来技術の弁座部材8とほぼ同様に、インジ
ェクタ本体1の軸方向他側を閉塞するように外筒部2に
嵌着された略円板状の基部31Aと、該基部31Aの中
央に鉄心部4側に向けて突出形成された弁座31Bと、
基部31Aの外周側から軸方向に突出形成された円筒状
のスカート部31Cとからなり、弁座31Bの中心側に
は各噴射孔9が穿設されている。32A、32B、32
C,32Dは前記弁座31Bに弁体11との当接面に位
置して設けられた吸着防止用凹部としてのリング状溝(
全体としてリング状溝32という)を示し、該リング状
溝32A〜32Dは各噴射孔9の周囲を取り囲むように
して同心円状に形成され、その断面形状は略■字形状と
なっている。ここで、該各リング状溝32は切削加工等
の手段を用いて、第2図に示す如く同心円のリング状に
形成され、リング状溝32A、32B、32C132D
はそれぞれ径方向に、例えば0.1〜0.2+nm程度
の離間寸法ρをもって配設されている。そして、該各リ
ング状溝32の表面には弁座31Bの表面と共にいわゆ
るカニゼンめっき等が施されている。また、該各リング
状溝32を設けることにより、弁体11に対する弁座3
1Bの接触面積は従来技術に比較して、各リング状溝3
2の開口面積分だけ減少している。
本実施例によるフューエルインジェクタは上述の如き構
成を有するもので、その基本的作動については従来技術
によるものと格別差異はない。
成を有するもので、その基本的作動については従来技術
によるものと格別差異はない。
然るに、本実施例では、弁座31Bに弁体11との当接
面に位置して各リング状溝32を設けたから、弁座31
Bの面粗度を高めることができる上に、弁体]1との接
触面積を確実に減少させることができ、弁体11が当接
しても両者間に吸着現象が発生するのを効果的に低減す
ることができる。
面に位置して各リング状溝32を設けたから、弁座31
Bの面粗度を高めることができる上に、弁体]1との接
触面積を確実に減少させることができ、弁体11が当接
しても両者間に吸着現象が発生するのを効果的に低減す
ることができる。
従って、コントロールユニットの噴射信号がONになっ
て電磁アクチュエータ13が励磁すると、弁体11は電
磁アクチュエータ13によって速やかに弁座31Bから
離座し、ストッパプレート19の当接面19Aに向けて
吸引されるようになり、従来技術に比較して確実に応答
性を向上でき、安定した動的流量特性を得ることができ
る。
て電磁アクチュエータ13が励磁すると、弁体11は電
磁アクチュエータ13によって速やかに弁座31Bから
離座し、ストッパプレート19の当接面19Aに向けて
吸引されるようになり、従来技術に比較して確実に応答
性を向上でき、安定した動的流量特性を得ることができ
る。
なお、前記実施例では、各リング状溝32を切削加工等
の手段により同心円状に形成し、その断面形状を7字形
状にするものとして述べたが、これに替えて、第3図に
示す変形例の如(断面U字形状のリング状溝41A、4
1B、41Cを弁座31Bに形成してもよ(、例えば放
電加工、レーザービーム加工等の他の加工手段を用いて
もよい。
の手段により同心円状に形成し、その断面形状を7字形
状にするものとして述べたが、これに替えて、第3図に
示す変形例の如(断面U字形状のリング状溝41A、4
1B、41Cを弁座31Bに形成してもよ(、例えば放
電加工、レーザービーム加工等の他の加工手段を用いて
もよい。
また、リング状溝32A〜32D (41A〜41C)
は必ずしも同心円状に形成する必要はな(、その個数は
1個、2個、または5個以上であってもよく、例え−ば
各噴射孔9の周囲を取囲むようにして複数の小径凹部な
吸着防止用凹部として形成してもよい。
は必ずしも同心円状に形成する必要はな(、その個数は
1個、2個、または5個以上であってもよく、例え−ば
各噴射孔9の周囲を取囲むようにして複数の小径凹部な
吸着防止用凹部として形成してもよい。
〔発明の効果]
本発明は以上詳述した如くであって、弁座部材の弁座に
弁体に対する吸着防止用凹部な設ける構成としたから、
弁体に対する弁座の接触面積を減少でき、弁座と弁体と
の間で吸着現象が発生するのを効果的に防止することが
できる。従って、弁体は、噴射信号のON、OFFに応
じた開閉弁動作を行なうことができ、優れた応答性を発
揮できるから、動的流量特性が安定したフューエルイン
ジェクタにできる。
弁体に対する吸着防止用凹部な設ける構成としたから、
弁体に対する弁座の接触面積を減少でき、弁座と弁体と
の間で吸着現象が発生するのを効果的に防止することが
できる。従って、弁体は、噴射信号のON、OFFに応
じた開閉弁動作を行なうことができ、優れた応答性を発
揮できるから、動的流量特性が安定したフューエルイン
ジェクタにできる。
第1図および第2図は本発明の実施例に係り、第1図は
フューエルインジェクタの要部を拡大して示す断面図、
第2図は弁座部材の要部拡大断面図、第3図は変形例を
示す第2図と同様の断面図、第4図および第5図は従来
技術に係り、第4図はフューエルインジェクタの縦断面
図、第5図は第4図中の要部拡大図である。 1・・・インジェクタ本体、4・・・鉄心部、4A・・
・先端面、9・・・噴射孔、11・・・弁体、12・・
・弁ばね、13・・・電磁アクチュエータ、31・・・
弁座部材、31A・・・基部、31B・・・弁座、32
41A〜41C・・・リング状溝(吸着防止用凹部)
。 第1図
フューエルインジェクタの要部を拡大して示す断面図、
第2図は弁座部材の要部拡大断面図、第3図は変形例を
示す第2図と同様の断面図、第4図および第5図は従来
技術に係り、第4図はフューエルインジェクタの縦断面
図、第5図は第4図中の要部拡大図である。 1・・・インジェクタ本体、4・・・鉄心部、4A・・
・先端面、9・・・噴射孔、11・・・弁体、12・・
・弁ばね、13・・・電磁アクチュエータ、31・・・
弁座部材、31A・・・基部、31B・・・弁座、32
41A〜41C・・・リング状溝(吸着防止用凹部)
。 第1図
Claims (1)
- 外筒部を有し、該外筒部内を軸方向に鉄心部が延びる筒
状のインジェクタ本体と、該インジェクタ本体の先端側
を閉塞するように設けられた弁座部材と、該弁座部材に
設けられ、前記インジェクタ本体内の燃料を噴射する噴
射孔と、前記弁座部材の弁座に離着座することにより該
噴射孔を開閉する平板状の弁体と、該弁体を前記弁座に
着座するように常時付勢するばねと、前記インジェクタ
本体内に位置して鉄心部に挿嵌され、該ばねのばね力に
抗して前記弁体を開弁する電磁アクチュエータと、該電
磁アクチュエータにより吸引される前記弁体の開度を規
制すべく、該電磁アクチュエータと弁体との間に配設さ
れたストッパプレートとからなるフューエルインジェク
タにおいて、前記弁座部材の弁座には前記弁体との当接
面に位置して吸着防止用凹部を形成したことを特徴とす
るフューエルインジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20967190A JPH0494449A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | フューエルインジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20967190A JPH0494449A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | フューエルインジェクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494449A true JPH0494449A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16576680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20967190A Pending JPH0494449A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | フューエルインジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0494449A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997028392A2 (en) * | 1996-01-31 | 1997-08-07 | Siemens Automotive Corporation | Groove means in a fuel injector valve seat |
WO2004068010A1 (en) * | 2003-01-29 | 2004-08-12 | Sortex Limited | Valve |
-
1990
- 1990-08-08 JP JP20967190A patent/JPH0494449A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997028392A2 (en) * | 1996-01-31 | 1997-08-07 | Siemens Automotive Corporation | Groove means in a fuel injector valve seat |
WO1997028392A3 (en) * | 1996-01-31 | 1997-10-09 | Siemens Automotive Corp Lp | Groove means in a fuel injector valve seat |
WO2004068010A1 (en) * | 2003-01-29 | 2004-08-12 | Sortex Limited | Valve |
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