JP3594639B2 - 燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は燃料噴射装置の電磁計量バルブを調整するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料噴射装置の計量バルブは一般的には、通常の計量バルブにおいては、電磁石の電機子によって閉じられるシャッターによって閉じられており、電機子を電磁石の磁性伝導路の方向に移動させる電磁石に電通させることによってその排出路を開けるように開放される排出路を有する制御室により構成されている。
【0003】
公知のように、計量バルブの効率を評価するための主要なパラメータは、そのバルブが排出路の開閉に関する命令に対応する速度に依存し、したがって、それが電磁石の導通又は電気の遮断に対応する速度に依存する最大許容作動頻度である。
【0004】
公知の計量バルブにおいては、電磁石に電気が供給されると電機子は通常その芯部に直接固定され、そして、電磁石への電気が遮断されると、電機子は残留磁界によって芯部にくっつく傾向があり、したがって、噴射器を閉じる時に確実に迅速に反応できるように、大型の戻しばねが必要であるが、その力はバルブを開放する時には電磁石の力がそれに打ち勝てるものでなければならない。
【0005】
いくつかの公知の計量バルブにおいては、その芯部の極部が芯部と電機子との間に最小限のすき間をつくりだし、さらに、電機子の芯部の残留磁場による影響を減らすための、非磁性物質の層を形成している。しかしながら、こうしたバルブにおいては、焼成された物質によってできている芯部の保護被膜に対して電機子が繰り返し衝撃を与えることで、保護被膜及び芯部の寿命をかなり現象させるが、そのすき間を調整するための措置は講じられない。
公知のその他のバルブは電機子の停止位置を調整するための装置で構成されており、その装置は噴射体底部のねじ溝を切ったスリーブ内に収容され、電機子と一体化された軸方向止め具の位置を調整するための調整ねじを具えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の装置は、電機子をあらかじめずれた位置にセットできないとか、調整ねじが固定ナットで取付けられているにもかかわらず、ゆるくなってしまう傾向があり、電機子が芯部に接触してしまうという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、従来の装置の問題を解決するため、計量バルブを調整するために簡単な構造で信頼性の高い燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記のような目的を達成するために、燃料噴射装置の電磁計量バルブにおいて、前記噴射装置の本体の台座内に収容されたヘッドで軸方向排出路と連通した軸方向制御室、前記排出路を開閉するシャッター、前記シャッターの軸方向の動きを制御する電機子を作動させるための固定芯部を有する電磁石を含んでいるヘッド;前記電磁石の固定芯部を支承するための、締付け手段によって前記噴射装置の本体に取り付けられているスリーブで構成されており;前記電機子が前記排出路と同軸であり、通常は前記排出路が前記シャッターによって閉じられた状態に維持されるように弾力的に押されており;前記電機子と一体的で停止要素によって固定されるようになっている接触部材を含んでおり;停止設定が前記電磁石に通電すると前記電機子と前記固定芯部の極表面の間に最小限の間隙を残すようになっており、前記停止要素が環状でありフランジと一体的で、前記フランジが前記スリーブ上に設けられた第1肩部と前記噴射装置の本体上に設けられた第2肩部との間で前記噴射装置の本体上に取り付けられており、少なくとも第1座金が前記フランジと前記第1肩部に取り付けられていて、前記電機子と前記極表面との間に前記最小限の間隙を残すように前記停止要素を配置させるようになっており;そして少なくとも第2座金が前記フランジと前記第2肩部との間に取り付けられていて前記電機子の作動範囲を決めていることを特徴とする。
【0009】
前記のような本発明は、電磁石に通電されていないとき、電機子は圧縮ばね(戻りばね)によって図面で下側の位置に保持されており、柄はシャッターが排出路を閉じる位置に保持され、電磁石に通電されると、電機子が座金で決められた分だけ持ち上げられ、柄がシャッターを開放し、接触面と共にプレート状部材の止め部材上に固定される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。噴射装置5は、その内部を制御棒8が滑動する軸方向凹部7を有する中空体6を具えている。その中空体6はその底部で、軸方向凹部12と連通しているひとつ、又は複数の噴射オリフィス11により終端しているノズル9に接続されている。中空体6は、公知の方法で、通常の、高圧、例えば1200バール燃料供給ポンプで接続された取入口取付具16が挿入される孔14を有する取付具13を形成している。孔14は、第1傾斜伝導路と連通しており、この第1傾斜伝導路は中空体6にほぼ沿って延びている第2伝導路と連通している。
【0011】
ノズル9は凹部12と連通した噴射室19及び噴射室19と連通した伝導路21を形成しており、リング・ナット26によって中空体6に取付けられている。オリフィス11は、通常、ロッド8に接続され、その上に噴射室19内部に加圧燃料が圧力をかける肩部29を有するピン28の先端部によって閉じられている。圧縮ばね37は凹部7の肩部33とプレート36の間に取付けられており、ロッド8を下方に押すように作用する。
【0012】
噴射装置5はまた、計量バルブを具えており、この計量バルブは電機子43を制御するための電磁石42を支持するためのスリーブ41を具えている。スリーブ41は別のリング・ナット44によって中空体45に取付けられており、その上に電磁石42の芯部46が固定される肩部45を形成している。芯部46は例えば焼成粉末など、強磁性素材でできており、通常の電気コイル47を収容している。芯部46の磁性回路は2つの環状、同軸、共平面極表面48,49(図2)を形成しており、電機子43はその磁性回路閉じることができるように円盤状となっている。
【0013】
スリーブ41(図1)も円盤52を芯部46の別の平面51に固定するための屈曲端部50を形成している。この円盤52は芯部46の軸方向孔101に位置を揃えられ、燃料タンクに接続された排出用取付具53と一体化されており、スリーブ41は公知の方法で絶縁性素材でできた底部に取付けられていると共に、コイル47のピン55により通常の方法で固定されている。
【0014】
計量バルブ40も凹部7と同軸で、中空体6内の座台上に収容されたヘッド56を具えており、このヘッド56は通常ねじ切りリング・ナット59によって中空体6の肩部58に押しつけられているフランジ57を具えている。リング・ナット59は中空体6内部の排出室60の内部ねじ山にねじ込まれ、ヘッド56の上部表面と芯部の下部極表面48,49の間で軸方向に延びている。
【0015】
ヘッド56はまた、較正手段付き半径方向取り入れ導入路62及び較正手段付き軸方向排出路と連通した軸方向制御室61を形成している。取り入れ導入路62は受け入れ室64と連通しており、この受け入れ室64は中空体6内の半径方向伝導路66経由で孔14と連通している。制御室61は底部でロッド8の上部表面によって形成されている。
【0016】
ロッド8の上部表面が肩部29と比べて大きな面積を持っているので、燃料の圧力はばねの圧力と共働して、ロッド8をノズル9のオリフィス11を閉じる位置に保持する。制御室61の排出路63は、通常、その上で電機子43の柄69が作動するプレート68によって誘導されるボールの形状をしたシャッター67(図2参照)により閉じられており、そして電機子43は排出路60を芯部46の軸方向の孔101に接続し、結果として排出用取付具53に接続するための半径方向開口部71を形成している。
【0017】
本発明においては、計量バルブ40は電機子43の動きを決め、そしてそれが芯部46と接触するのを防ぐための較正手段を具えている調整手段を形成している。手段は一群の較正座金74を介して中空体6の肩部73とスリーブ41との間に取付けられたプレート状部材72を具えており、このプレート状部材72は電機子43の柄69に取付けられた接触部材77に対する止め部材76を具えている。
【0018】
図1−3に示す実施例においては、プレート72は組立てフランジ78と、電機子43と一体化されC字型座金82を収容している溝81を形成している柄69を誘導するための中央スリーブ79を具えている。座金82はそれを柄69に取付けられるようにするための半径方向開口部83(図3)を形成しており、座金82の上部表面は止め部材76を形成しているスリーブ79の底部環状端部に押しつけられる柄69の接触部材77(図2)を形成している。
【0019】
スリーブ79は電機子43を呼び戻すための、そしてプレート72の底部と座金82との間に配置されているらせん形圧縮ばねの座台84を形成している。柄69とプレート68によって、ばね86は球体67を、排出路63を閉ざすような位置に保持している。そして、プレート72は排出室60のプレート72の上および下の部分の連通を可能とするための孔87を形成している。
【0020】
一群の座金74は、フランジ78とスリーブ41の底部環状端部89の間に配置されたひとつ、又は複数の較正座金88と、フランジ78と肩部73の間に配置され、全体の厚さが電機子43の必要な動作距離と対応し、電磁石42が動作する時に排出路が必要なだけ開口するように選定された、ひとつ又は複数の下部較正座金90を具えている。
【0021】
同様に、上部座金88は、その全体の厚みが電磁石が作動すると電機子43が必要な止め動作を行い、その止め動作が、図2に示すように電機子43と芯部46の極表面48、49との間に最小限のすき間を残すように選定される。電機子43とプレート72は先ずスリーブ41、電磁石42の芯部46、円盤52、及び底部54で構成された組立体をつくることによって組立てられ、次に柄69がプレート72のスリーブ79内部に、さらにばね86を座台84内に挿入され、さらに、ばね86をあらかじめセットすることで、C字型座金86は柄69の溝81内部に挿入される。
【0022】
下部較正座金90を選定後、これらが中空体6の肩部73に取付けられ、プレート72のフランジ78が座金90に取付けられ、その後、上部較正座金88の選定とフランジ78への取付けが行われ、さらに、スリーブ41組立てが端部89で座金88に取付けられ、そして、リング・ナット44を使って、スリーブ41組立てが芯部46、円盤52、底部54と組合わされた状態で、中空体6上に取付けられる。
【0023】
図4に示す実施の形態においては、柄69は電機子43とは切り離されており、非磁性で、電機子43と比較してより安価な素材で構成することができ、上部の側方に張り出した部分92で終端している孔91を形成している。柄69は滑動可能に孔91に挿入され、部分92と補完性の円錐面を持った上部肩部93を形成している。第2のばね94はフランジ78と接極子43との間に挿入され、接極子43と孔91の側方張り出し部分92を柄69の肩部93に押しつけている。
【0024】
図4の計量バルブは最初に、柄69を孔91内に挿入して、ばね94をフランジ78上、そしてプレート72の本体の周囲に取付け、次に柄69をスリーブ79内に挿入し、その後で上と同じ手順でばね86およびC字型座金82の選定、組立て、そして座金88及び90を締めつけることにより、組立てられる。
【0025】
図5、6に示されている他の実施の形態によれば、柄69は接極子43と一体化されており、ヘッド56を軸方向及び半径方向で固定するためのリング・ナット59によって中空体6上軸方向に取付けられたベル型部材96のスリーブ96によって誘導される。柄69はまた、その上部表面が接触部材77を形成しているフランジ97とも一体化されている。
【0026】
プレート72は中央孔98を有しており、その端部が底部で窪み99を形成している。その窪み99の平らな面は面77に対する止め部材76となっている。孔98(図6参照)は、それを部材96を挿入できるようにしている偏心孔100に接続している溝つき部分を有している。電機子43は、芯部46の軸方向孔101内の電機子43と肩部(図示されず)との間に配置されている戻しばねによって下側の位置に保持されている。
【0027】
図5、6に示されている計量バルブは、先ず、柄69を偏心孔100に挿入して、それを孔98内で中心に合わせるために溝に沿って動かし、次にプレート72のフランジ78を前に述べたように座金88、90の間に取付けて、ばね86を孔101内部に挿入し、こうしてつくられた組立体をリング・ナット44によってスリーブ41上に固定することによって組立てられる。
【0028】
このようなものにあって電磁石42には通常電気は与えられていないので、電機子43は戻りばね86によって関連図面で下側の位置に保持されており、柄69は球体67を排出路63を閉じる位置に保持しており、そして、制御室61内でつくりだされる圧力は肩部29より大きな面積を有するロッド8の上部表面に、ばね37(図1)の作用と共に、作用して肩部29にかかる圧力に打ち勝つので、ロッド8はオリフィス11を閉じるピン28と共に下側の位置に保持される。電磁石42に電気が通じると、電機子43が座金90(図2−6)で決められた分だけ持ち上げられ、そして、柄69が球体67を開放し、接触面77と共にプレート72の止め部材76上に固定されるので、電機子43が芯部46の極表面48および49と接触するのが防がれ、室61内の燃料の残留圧力は、ばね37の作用と共に、燃料が較正孔63、87を通じて排出室60及びタンク内に還流されるように計量バルブを開く。噴射室19(図1)内の燃料の圧力はばね37の作用と一緒になって、ロッド8の上部表面上の残留圧力に打ち勝つので、ピン28が持ち上げられ、したがって、オリフィス11が開放されて、室19内部の燃料が噴射される。そして電磁石への電気が切られると、接極子43は芯部46との間でまだ残っているすき間のおかげで、ばね86により下側の位置に急速に戻され、電機子43は球体67を排出路63を閉じる位置に戻し、加圧された伝導路62から入ってくる燃料は制御室61内部の圧力を回復して、ピン28が再び下がってオリフィス11を閉じる。
【0029】
本発明の発明の範囲を逸脱せずに、上に述べた装置の変更が可能であることは当業者には明らかであろう。例えば、プレート72を上に述べたものとは違った形に設計することも可能であるし、戻しばねの位置を変更すること、さらには図5の柄69を図4のように電機子から切り離すことも可能である。
【0030】
【発明の効果】
本発明による計量バルブ調整装置は、以上の説明から明らかなように電機子の止め位置の調整を可能にし、それによって芯部との接触を防ぎ、電機子の移動の量、つまり、排出路の最大開口部を設定、調整し、そして、調整ねじが作動中に緩んだり、その結果として電機子が芯部と接触するのを防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態による計量バルブ調整装置を備えている燃料噴射装置の断面を示している。
【図2】図1の一部を拡大して示す図面である。
【図3】図2の線III−IIIによる断面図である。
【図4】図2に示されているのと同じ部分を示した他の実施の形態の図面である。
【図5】図2に示されているのと同じ部分を示したさらに他の実施の形態の図面である。
【図6】図5の線VI−VIによる断面図である。
【符号の説明】
5 燃料噴射装置
6 燃料噴射装置本体
41,44 固定手段
42 電磁石
43 電機子
44 リング
46 固定芯部
61 制御室
63 排出路
67 シャッター
69 柄
72,74 較正手段
73 第2肩部
76 環状止め部材
77 接触部材
78 フランジ
79 中央スリーブ
81 溝
82 コントラスト座金
84 台座
86,94 圧縮ばね
88,90 座金
89 第1肩部
97 環状フランジ
98 中央穴
Claims (12)
- 燃料噴射装置(5)の電磁計量バルブ(40)において、
前記噴射装置(5)の本体(6)の台座内に収容されたヘッド(56)で、軸方向排出路(63)と連通した軸方向制御室(61)、前記排出路(63)を開閉するシャッター(67)、前記シャッター(67)の軸方向の動きを制御する電機子(43)を作動させるための固定芯部(46)を有する電磁石(42)を含んでいるヘッド(56);前記電磁石(42)の固定芯部(46)を支承するための、締付け手段(44)によって前記噴射装置(5)の本体(6)に取り付けられているスリーブ(41)で構成されており;前記電機子(43)が前記排出路(63)と同軸であり、通常は前記排出路(63)が前記シャッター(67)によって閉じられた状態に維持されるように弾力的に押されており;前記電機子(43)と一体的で停止要素(76)によって固定されるようになっている接触部材(77)を含んでおり;停止設定が前記電磁石(42)に通電すると前記電機子(43)と前記固定芯部(46)の極表面(48、49)の間に最小限の間隙を残すようになっており、前記停止要素(76)が環状でありフランジ(78)と一体的で、前記フランジ(78)が前記スリーブ(41)上に設けられた第1肩部(89)と前記噴射装置(5)の本体(6)上に設けられた第2肩部(73)との間で前記噴射装置(5)の本体(6)上に取り付けられており、少なくとも第1座金(88)が前記フランジ(78)と前記第1肩部(89)に取り付けられていて、前記電機子(43)と前記極表面(48、49)との間に前記最小限の間隙を残すように前記停止要素(76)を配置させるようになっており;そして少なくとも第2座金(90)が前記フランジ(78)と前記第2肩部(73)との間に取り付けられていて前記電機子(43)の作動範囲を決めていることを特徴とする燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。 - 前記締付け手段(44)が前記噴射装置(5)の本体(6)上に前記スリーブ(41)を固定するためのリングを含んでいることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。
- 前記フランジ(78)が第1の中央スリーブ(79)を有するプレート状部材(72)によって提供され、前記停止要素(76)が前記スリーブ(79)の端部によって形成されている請求項1又は2記載の燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。
- 前記電機子(43)が円盤形であり、前記第1の中央スリーブ(79)も前記電機子(43)の柄(69)を導くようになっており、前記柄(69)が前記シャッター(67)を作動させるようになっている請求項3記載の電磁計量弁。
- 前記排出路(63)が前記シャッターによって閉じられた状態を維持するため、前記接触部材(77)が前記柄(69)と一体的なコントラスト座金(82)で構成されており、前記プレート状部材(72)がコントラスト座金(82)に作用する圧縮ばね(86)のための台座(84)を含んでいる請求項4記載の燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。
- 前記コントラスト座金(82)が、前記柄(67)上の溝(81)への取り付けを可能にする半径方向の開口部(83)を形成している請求項5記載の燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。
- 前記柄(69)と前記電機子(43)で一体的な構造になっている請求項4ないし6のいずれか1項に記載の燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。
- 前記柄(69)が前記電機子(43)の1つの孔(91)の内部に摺動可能に取り付けられ、前記柄(69)と前記電機子(43)の間で一方向に相互位置変位可能な状態で固定するための別の肩部(93)を提供する請求項4ないし6のいずれか1項に記載の燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。
- 前記電機子(43)を前記肩部(93)に対して弾力的に維持するため、別の圧縮ばね(94)が前記プレート状部材(72)と前記電機子(43)の間に挿入されている請求項8記載の燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。
- 前記フランジ(78)が中央孔(98)を有するプレート状部材(72)に含まれており、前記停止要素(76)が前記中央孔(98)に隣接する端部によって形成されている請求項2記載の燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。
- 前記電機子(43)が円盤形であり、前記電機子(43)が本体(6)と一体的な第2の中央スリーブに導かれる柄(69)と一体的な構造になっている請求項10記載の燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。
- 前記接触部材(77)が前記柄(69)と一体的な構造になっている環状フランジ(97)から成る請求項11記載の燃料噴射装置の電磁計量バルブ調整装置。
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