JPH04942Y2 - - Google Patents

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JPH04942Y2
JPH04942Y2 JP3519085U JP3519085U JPH04942Y2 JP H04942 Y2 JPH04942 Y2 JP H04942Y2 JP 3519085 U JP3519085 U JP 3519085U JP 3519085 U JP3519085 U JP 3519085U JP H04942 Y2 JPH04942 Y2 JP H04942Y2
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JP
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sealer
main valve
valve body
supply passage
throttle valve
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JP3519085U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば自動車の車体などをシールす
る際に用いるシーラの塗布装置、詳しくは、シー
ラの供給通路を有するガン本体と、このガン本体
の先端に前記供給通路と連通状態に設けられたノ
ズルと、前記供給通路を開閉するべくガン本体に
組み込まれた主弁体とを備えたシーラ塗布装置に
関する。
(従来の技術) このような構造のシーラ塗布装置においては、
主弁体を閉じてシーラの吐出を停止させる際、主
弁体周りをシーラが勢いよく流れているために、
主体弁が直ちに閉じず、このような主弁体の応答
遅れなどによる種々の原因で、主弁体とノズル先
端との間に残留するシーラがノズル先端から余分
に垂れ落ちて、シール箇所以外の部分を汚す欠点
がある。
このような欠点を除去するため、従来、シーラ
をノズルにまで供給する管路に、シリンダとピス
トンとからなる容積拡大装置を連通させ、シーラ
の吐出停止とともに容積拡大装置を作動させて、
その容積拡大によつて管路内の残留シーラを吸引
するように構成したものが知られている(例え
ば、実開昭57−204074号公報)。
しかしながら、この従来公知のものは、構造的
にかなり複雑で、かつ大きな容積拡大装置を必要
とするため、塗布装置全体が大掛かりなものとな
つて、コスト高になる欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、このような従来欠点に着目したもの
で、その目的は、前述した従来のものに比較して
構造を相当簡素化し得るにもかかわらず、シーラ
の吐出停止時における残留シーラの垂れ落ちを確
実に防止できる実用的なシーラ塗布装置の提供に
ある。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、シーラの供給通路を
有するガン本体と、このガン本体の先端に前記供
給通路と連通状態に設けられたノズルと、前記供
給通路を開閉すべくガン本体に組み込まれた主弁
体および主弁座よりなる主弁と、上記主弁体を開
閉操作する弁ロツドとを備えたシーラ塗布装置に
おいて、前記主弁よりもシーラ供給上流側部分に
上記弁ロツドに連結されかつ前側に切欠きを有す
る円柱形状の絞り弁体およびこの絞り弁体が嵌入
する絞り弁座よりなる絞り弁を設け、前記絞り弁
の切欠きの位置を主弁体が閉位置から開位置にな
る途中において供給通路の上流側と下流側とを連
通させるように設定したことを特徴とするもので
ある。
(作用) この構成によれば、主弁よりもシーラ供給上流
側に絞り弁を設け、主弁による供給通路の閉じ動
作の途中において、この絞り弁によつて供給通路
をあらかじめ絞るものであるから、主弁が完全に
閉じる際には、シーラの流速がかなり低下してお
り、かつ、その圧力も低下している、したがつ
て、主弁の主弁体を応答遅れの少ない状態で急速
に閉じることができるとともに、閉じた際に、残
留シーラがその圧力によつてノズルから吐出され
て余分に垂れ落ちることもない。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案のシー
ラ塗布装置によれば、主弁よりもシーラ供給上流
側に絞り弁を設ける簡単な構造で、シーラの吐出
停止後における余分な垂れ落ちを良好に防止する
ことができる。
(実施例) 本考案の実施例を図面にもとづいて説明する
と、第1図はシーラ塗布装置の全体を示し、シー
ラの供給通路1を有するガン本体2は、管状の中
間部材3と、これに螺着されたハンドル部材4、
ならびに弁座部材5などから構成され、ハンドル
部材4には、連結具6を介してシーラ供給用のホ
ース7を連結するための連結金具8が設けられて
いる。ガン本体2を構成する弁座部材5の先端部
には、突合わせ状にノズル9が配設されて、弁座
部材5に螺着の袋ナツト10によつて、ガン本体
2の供給通路1と連通状態に取付けられている。
なお、前記ノズル9は、各種サイズのものが用意
されていて、シーラの粘性変化に対応するべく、
例えば夏と冬で、サイズの異なるものと取替える
ことができ、また、中間部材3も、使用する場所
などに応じて、異なる長さのものと取替えて使用
することができる。
ガン本体2内には、主弁座を構成する弁座部材
5に形成された供給通路1を開閉するための球状
の主弁体11が設けられ弁座部材5と主弁体11
にて主弁を構成する。この主弁体11に固着され
た弁ロツド12がハンドル部材4側に延出されて
いる。この弁ロツド12の延出端部にはフランジ
12aが固着され、ハンドル部材4に連設の有底
筒体13と前記フランジ12aとの間にスプリン
グ14が介装されていて、このスプリング14の
弾性力によつて主弁体11が常時閉じる方向に付
勢されている。前記ハンドル部材4が連設のブラ
ンケツト15には、レバー16が枢着されるとと
もに、このレバー16に連設の操作突起16aが
弁ロツド12に固着の操作フランジ17に当接可
能に構成され、もつて、レバー16を握ることに
より、操作突起16aが操作フランジ17に当接
し、スプリング14に抗して主弁体11を開ける
ように構成されている。
そして、主弁体11よりもシーラ供給上流側の
弁ロツド12部分には、絞り弁体18が固着され
ている。この絞り弁体18は、第2図および第3
図に示すように、ハンドル部材4に連設の絞り弁
座4a内の供給通路1に嵌入する円柱形状に形成
され、かつ、その前側の一部に切欠き18aが設
けられている。この絞り弁体18の切欠き18a
の位置は、第2図に示されるように主弁体11が
閉じている位置に対応する実線位置では、絞り弁
座4aにて完全に覆われ、供給通路1の上流と下
流は遮断される。またこの第2図の実線位置から
二点鎖線で示す主弁体11が完全に開く位置に対
応する位置なる途中において絞り弁体18の切欠
き18aが供給通路1の上流と下流とを連通させ
るように設定している。したがつて主弁体11が
完全に開く前に、この絞り弁体18が供給通路1
を絞りながら開き、主弁体11が完全に閉じる前
に、この絞り弁体18が供給通路1を絞りながら
閉じるように、両弁体11,18を互いに関連さ
せて構成している。
このような構造であるから、作業者はレバー1
6を握ることによつて主弁体11を開き、ノズル
9からシーラを吐出して所望の箇所に供給するこ
とができる。この場合、単に主弁体11を設ける
だけでは、主弁体11が開くと同時に、高圧のシ
ーラが勢いよく吐出して、一度に多量のシーラが
供給されることになるが、主弁体11が閉位置か
ら開位置になる途中において、絞り弁体18の切
欠き18aによつて供給通路1の上流側と下流側
が連通することにより、これが防止される。すな
わち、主弁体11を開動作するときには、主弁体
11が完全に開く前に、閉じていた絞り弁体18
が供給通路1を絞りながら徐々に開くことになる
ので、シーラの圧力が弱められ、一度に多量のシ
ーラが供給されることなく、シーラ供給当初から
所望量のシーラが供給される。そして、逆に、主
弁体11を閉じ動作するときには、この主弁体1
1が完全に閉じる前に、開いていた絞り弁体18
が供給通路1を徐々に絞りながら閉じることにな
るので、シーラの圧力が弱められるとともに、そ
の流速も主弁体11周りで遅くなつているため、
応答遅れもなく閉じることができ、ノズル9から
の余分な垂れ落ちを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るシーラ塗布装置の実施例を
示し、第1図は全体の断面図、第2図は要部の拡
大図面図、第3図は第2図中の−線断面図で
ある。 1……供給通路、2……ガン本体、9……ノズ
ル、11……主弁体、12……弁ロツド、18…
…絞り弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シーラの供給通路を有するガン本体と、このガ
    ン本体の先端に前記供給通路と連通状態に設けら
    れたノズルと、前記供給通路を開閉するべくガン
    本体に組み込まれた主弁体および主弁座よりなる
    主弁と、上記主弁体を開閉操作する弁ロツドとを
    備えたシーラ塗布装置において、前記主弁よりも
    シーラ供給上流側の供給通路部分に上記弁ロツド
    に連結されかつ前側に切欠きを有する円柱形状の
    絞り弁体およびこの絞り弁体が嵌入する絞り弁座
    よりなる絞り弁を設け、前記絞り弁体の切欠きの
    位置を主弁体が閉位置から開位置になる途中にお
    いて供給通路の上流側と下流側とを連通させるよ
    うに設定したことを特徴とするシーラ塗布装置。
JP3519085U 1985-03-11 1985-03-11 Expired JPH04942Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3519085U JPH04942Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

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JP3519085U JPH04942Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

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JPS61150076U JPS61150076U (ja) 1986-09-17
JPH04942Y2 true JPH04942Y2 (ja) 1992-01-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4877699B2 (ja) * 2004-01-19 2012-02-15 本田技研工業株式会社 シーラーガン
JP5671428B2 (ja) * 2011-08-25 2015-02-18 エムテックスマツムラ株式会社 ロング仕様のシーラガン

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JPS61150076U (ja) 1986-09-17

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