JP3418754B2 - 流量調整具 - Google Patents

流量調整具

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JP3418754B2
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啓臣 桑原
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華光造機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、回転操作により流
体通路内の液体や気体の流量を大小に調整することを可
能とした流量調整具に関する。 【0002】 【従来の技術】流体通路の途中に取り付けられる流量調
整具として例えば弁があるが、これは流体通路と交叉す
る方向へ操作軸を張り出させ、この操作軸の外方端に操
作ハンドルを固定したものとなされる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記した流量調整具と
しての弁は、操作軸や操作ハンドルが流体通路の中心線
方向の横方へ張り出すため、これが他のホースやコード
等の他物に引っ掛かって障害をなすことがある。本発明
は、上記障害の発生を防止し得るものとした流量調整具
を提供するほか、流体通路途中に便利に装着し得る流量
調整具を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、筒形ケーシン
グ部は外径10mm〜30mmで、長さ数cmとなした
内孔の後方部を少し残した前方部に雌ネジを形成すると
共に、上記雌ネジを形成しない後方部の半径方向箇所に
段付きのネジ孔を形成したものとなし、一方上記雌ネジ
の形成された内孔にはその前端を閉鎖すると共に、この
内孔内に開口され且つ外部の流体通路と接続される一端
閉鎖部を取付けて第一の連通孔を形成し、他方上記内孔
の残り雌ネジ部には該雌ネジ部に螺入される雄ネジ部1
0を有すると共に、この雄ネジ部10の中心線方向前側
に内孔1aの径よりも小さな径の軸部11を、そしてこ
れの後側に雄ネジ10の径よりも適当に小さい径となさ
れた軸部12及び、筒形ケーシング部1の径とほぼ同じ
径となされた摘み部13を形成し、また軸部12の前端
には前記連通孔2aの内孔1a内に面した開口cと対向
した円錐面部14を形成するほか、中心部箇所に前記軸
部12の周面に位置された開口dを介して前記内孔1a
内に開放された第二の連通孔3aが形成され、さらにこ
の連通孔3aの外方端に外部の流体通路と接続するため
の雌ネジeを形成した螺入軸体を構成し、上記一端閉鎖
部と螺入軸体のうち少なくとも何れか一方のものと、こ
れに接続される簡易接続機構との間にロータリー継手を
介設したことを特徴とする。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例に係る流量調
整具を示す側面図であり、この図に示すように本発明の
流量調整具は、内孔1aに雌ネジaの形成された筒形ケ
ーシング部1と、前記内孔1aの一端を閉鎖するように
装着された一端閉鎖部2と、前記内孔1aの雌ネジbの
開口側から螺入される螺入軸体3とを備えている。 【0006】筒形ケーシング部1は外径凡そ10mm〜
30mm程度で、長さ凡そ数cm程度となされるもの
で、内孔1aの開口側近傍の半径方向箇所に段付きのネ
ジ孔1bを形成され、このネジ孔1bに段付きの係止ネ
ジ体4をねじ込まれ、この係止ネジ体4の先端細径部を
内孔1a内に適当寸法だけ突出させたものとなしてあ
る。 【0007】一端閉鎖部2は次のようなものとなすので
あって、即ち、内孔1aに螺合される雄ネジ部5に連続
して六角部6を形成すると共に中心部箇所に第一の連通
孔2aを形成し、この連通孔2aの外方端に市販の簡易
管接続機構7を形成する。 【0008】ここに、簡易管接続機構7は、外部の流体
通路8としての樹脂管を差込口部材9の内方に差し込む
だけで、この樹脂管8を第一の連通孔2aと流体密状に
連通させ且つこの樹脂管8の抜け出しを規制するように
作用し、一方このように樹脂管8が差し込まれた後は差
込口部材9を差込み方向へ押し移動させることによりこ
の樹脂管8の抜き出しが可能となるように作用するもの
である。 【0009】螺入軸体3は長さ凡そ数cm程度となされ
るもので、詳細には、前記雌ネジaに螺入される雄ネジ
部10を有し、この雄ネジ部10の中心線方向前側に内
孔1aの径よりも小さな径の軸部11を、そしてこれの
後側に雄ネジ10の径よりも適当に小さい径となされた
軸部12及び、筒形ケーシング部1の径とほぼ同じ径と
なされた摘み部13を形成し、また軸部12の前端には
前記連通孔2aの内孔1a内に面した開口cと対向した
円錐面部14を形成すると共に、中心部箇所に前記軸部
12の周面に位置された開口dを介して前記内孔1a内
に開放された第二の連通孔3aを形成し、さらにこの連
通孔3aの外方端に雌ネジeを形成したものとなされ
る。 【0010】15は一側を螺入軸体3の後端に連着され
た公知のロータリー継手であって、前記雌ネジeにねじ
込まれるものとした雄ネジ部16aに連続して六角部1
6bを形成された結合部16と、この結合部16と同体
に形成された案内筒部17と、この案内筒部17にボー
ルベアリング18,19や回転シール手段20等を介し
て流体密状で回転自在に支承される被案内筒部21とか
らなる。 【0011】そして、この被案内筒部21の後端に連続
して先の簡易管接続機構7に準じた構造となされた他の
簡易管接続機構部22が先の簡易管接続機構7と対称状
に形成してある。23は簡易管接続機構22の差込口部
材24内に差し込まれた樹脂管である。 【0012】次に上記のように構成した本発明品の使用
例及び作用を説明する。左側の樹脂管8の左端を図示し
ない圧縮空気供給源に接続させ、また右側の樹脂管23
の右端を図示しない圧縮空気被供給装置に接続させる。 【0013】上記圧縮空気被供給装置への圧縮空気供給
を遮断させる場合は、螺入軸体3の摘み部13を指で右
回りへ回転操作する。この際、ロータリー継手15は固
定状態の筒形ケーシング部1に対する螺入軸体3の回転
を円滑に行わせる。これにより、螺入軸体3は雌ネジ部
1aと雄ネジ部10とによるネジ送り作用により左方向
f1へ移動する。この移動により、円錐面部14が第一
の連通孔2aの開口cに次第に接近し、遂には開口cに
達し、これを完全に閉鎖した状態となる。この状態とな
ったとき、螺入軸体3の右回転に要する操作力は急激に
大きくなるので、取扱い者はこれを察知して回転操作を
終了する。 【0014】この状態の後は、樹脂管8や第一の連通孔
2a内の圧縮空気は内孔1a内に流入しなくなるのであ
り、従って、たとえロータリー継手15の案内筒部17
と被案内筒部21との隙間等から空気漏れが生じるよう
なときでも、内孔1a内の空気が流出してしまった後で
の、さらなる空気漏れは確実に阻止される。 【0015】また上記圧縮空気被供給装置への圧縮空気
供給を全開で行わせる場合は、螺入軸体3の摘み部13
を指で左回りへ回転操作する。これにより、螺入軸体3
はネジ送り作用により右方向f2へ移動する。この移動
により、円錐面部14が第一の連通孔2aの開口cから
次第に離反し、遂には雄ネジ部10の右端が係止ネジ体
4の先端細径部に衝接し、螺入軸体3の移動は規制され
る状態となる。この状態では開口cが完全に開放された
状態となり、樹脂管8内の圧縮空気は第一の連通孔2a
及び開口cを経て全開状態で内孔1a内に流入するもの
となる。前記規制状態となったとき、螺入軸体3の左回
転に要する操作力は急激に大きくなるので、取扱い者は
これを察知して回転操作を終了する。 【0016】この後では、内孔1a内に流入した圧縮空
気は軸部11の周面の開口dを経て第二の連通孔3a内
に流入し、さらにロータリー継手15や樹脂管23を経
て前記圧縮空気被供給装置に供給される。 【0017】さらに圧縮空気被供給装置への圧縮空気の
供給量を任意な大きさに変更させる場合は、螺入軸体3
の摘み部13を回転操作して、螺入軸体3を開口cの閉
鎖される位置と、開口cが全開される位置との間の適当
位置に移動させる。この移動により、円錐面部14が開
口cから右方向f2へ適当寸法だけ離反した状態とな
り、これにより第一の連通孔2a内の圧縮空気は円錐面
部14で絞られた状態の開口cから適当流量で内孔1a
内に流入するのであり、この圧縮空気が前記圧縮空気被
供給装置に供給される。このときの流量を少し減少させ
るときは摘み部13を僅かに右回りへ回転させ、逆にそ
れを少し増大させるときは摘み部13を僅かに左回りへ
回転させるようにする。 【0018】 【発明の効果】以上の如く構成した本発明によれば、流
量を調整操作するための螺入軸体の長手方向が外部の流
体通路の中心線方向へ向けられる筒形ケーシング部と同
一方向に向かうものとなるため、全体構成が流体通路の
横方へ大きく張り出すことのないものとなすことがで
き、ホースやコード等の他物が構成部材に引っ掛かると
いった障害を生じさせることのないものとなる。一方、
筒形ケーシング部の径の増大を抑えた状態の下で、筒形
ケーシング部の内孔内の圧縮空気を螺入軸体の第二の連
通孔を経て外方へ流出させることができ、また摘み部が
筒形ケーシング部と螺入軸体とを指で相対回転させる際
の使い勝手を良好となすものである。他方、螺入軸体と
一端閉鎖部との何れか一方が容易に回転操作されるよう
になり、流体の流量調整操作が少ない操作力で円滑に行
えるものとなる。なお、流体通路としての樹脂管の途中
に簡便に装着されるものとなり、また流体通路途中への
装着が簡便である上に少ない操作力で円滑に操作できる
のであり、且つ該操作範囲が係止ネジ体4の使用で規制
可能となされる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に係る流量調整具を表すもの
でその一部を断面で示した側面図である。 【符号の説明】 1 筒形ケーシング部 1a 内孔 2 一端閉鎖部 2a 第一の連通孔 3 螺入軸体 3a 第二の連通孔 7 簡易管接続機構 8 流体通路 12 軸部 11 軸部 13 摘み部 14 円錐面部 15 ロータリー継手 16a 雄ネジ部 22 簡易管接続機構 23 流体通路 a 雌ネジ c 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 1/00 F16K 31/50

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 筒形ケーシング部は外径10mm〜30
    mmで、長さ数cmとなした内孔の後方部を少し残した
    前方部に雌ネジを形成すると共に、上記雌ネジを形成し
    ない後方部の半径方向箇所に段付きのネジ孔を形成した
    ものとなし、一方上記雌ネジの形成された内孔にはその
    前端を閉鎖すると共に、この内孔内に開口され且つ外部
    の流体通路と接続される一端閉鎖部を取付けて第一の連
    通孔を形成し、他方上記内孔の残り雌ネジ部には該雌ネ
    ジ部に螺入される雄ネジ部10を有すると共に、この雄
    ネジ部10の中心線方向前側に内孔1aの径よりも小さ
    な径の軸部11を、そしてこれの後側に雄ネジ10の径
    よりも適当に小さい径となされた軸部12及び、筒形ケ
    ーシング部1の径とほぼ同じ径となされた摘み部13を
    形成し、また軸部12の前端には前記連通孔2aの内孔
    1a内に面した開口cと対向した円錐面部14を形成す
    るほか、中心部箇所に前記軸部12の周面に位置された
    開口dを介して前記内孔1a内に開放された第二の連通
    孔3aが形成され、さらにこの連通孔3aの外方端に外
    部の流体通路と接続するための雌ネジeを形成した螺入
    軸体を構成し、上記一端閉鎖部と螺入軸体のうち少なく
    とも何れか一方のものと、これに接続される簡易接続機
    構との間にロータリー継手を介設したことを特徴とする
    流量調整具。
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