JPS6410709B2 - - Google Patents

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JPS6410709B2
JPS6410709B2 JP9292879A JP9292879A JPS6410709B2 JP S6410709 B2 JPS6410709 B2 JP S6410709B2 JP 9292879 A JP9292879 A JP 9292879A JP 9292879 A JP9292879 A JP 9292879A JP S6410709 B2 JPS6410709 B2 JP S6410709B2
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JP
Japan
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valve
water
neck
hose
hole
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JP9292879A
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JPS5618189A (en
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Toshio Takagi
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水道蛇口用ホース接手に関する。
〔従来の技術およびその課題〕
水道蛇口にホースを接続して取水や散水する
際、ホースの中途に折れを生じるとホース内の水
圧があがつてホースが蛇口から外れるか又はホー
スが破裂して付近を漏らすなどの事故がしばしば
生じる。
この不都合を解決したものとして、実開昭53−
39827号公報に記載のごとく、両端に接続口が形
成され、かつ、内部が弁座を介して給液室と放液
室の2室に仕切られている弁筒を形成し、この弁
筒の外側部には先端を上記給液室に突出させた動
作杆が摺動自在に収容されている作動室を連設
し、上記作動杆をピストン等の受圧作動体に連結
して、この作動杆を常時は上記給液室の弁座上に
置かれた球弁を押して弁孔を開放できるようにバ
ネ作用下に置き、一方、上記放液室と作動室との
間に設けた連通孔には、作動室から放液室側に向
かつて排液のできる通液路を有する逃し弁を備え
た制御弁装置体を取付けて、該連通孔を開閉自在
に構成した自動開閉弁装置がある。
しかしながら、上記装置においては、作動室を
弁筒の側部に構成しているため、その作動室への
水の流通が円滑に行なわれず、動作が不安定であ
るうえに、別途、外壁、蓋体等を設けなければな
らず、構造も複雑となつている。
この発明は上記問題点を解決することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明にあつては、
水道蛇口への取付用ネツクにホースが接続される
ボデイを接近離隔自在に同一軸上で接合し、ネツ
クに球状弁体を封入して、この弁体と前記ネツク
に形成した弁座の接離により、ネツクとボデイの
間の弁孔を開閉自在とするとともに、ボデイに
は、ボデイと一体でボデイ側より前記弁孔を介し
ネツク側に突出して弁体を押し上げて開弁する作
動片を設け、ネツクとボデイ間には常時接近方向
の復元性を付与されたスプリングを介設し、ネツ
クとボデイの接合部を伸縮自在な耐圧ベローによ
り水密に包囲するとともに、前記接合部には、ボ
デイ及びネツクの水流通路から前記ベロー内に通
じる通水路を形成した水道蛇口用ホース接手にお
いて、前記作動片を前記弁孔の中心軸上に移動自
在とするとともに、その作動片の突出端に前記弁
体を前記中心軸上で支持する受皿を設け、かつ、
この受皿を、弁孔を流水可能に通過し得る大きさ
に設定したのである。
〔作用〕
この様に構成することにより、平時はスプリン
グによりネツクとボデイが接近されて作動片によ
り弁体が押し上げられ弁座から離れて開弁されて
いるため、何の支障もなく蛇口からホースへ水が
流通する。
つぎに、ホースが折れたりしてホース内の水圧
が高まると、その水圧が通水路を介してベローに
伝わり、水圧上昇につれてベローが伸長するとと
もにスプリングに抗してネツクとボデイが離隔
し、それにつれて作動片もボデイ側に退去して弁
体の押し上げ量が減少し、ついには弁が閉じられ
て止水される。したがつて、ホースには弁を閉じ
る水圧以上の水圧が加わらないため、その止水水
圧をホースの破裂水圧以下及びネツクが蛇口から
外れる水圧以下に設定しておけば、ホースの破裂
及びネツクが蛇口から外れる危惧がない。
また、弁体は、受皿によつて弁孔の中心軸上を
移動するため、弁座に対し円滑に接触し、弁の開
閉作用がスムースになされるとともに、弁座と弁
体によつて形成される水流路は、弁体(弁座)の
全周に亘つて均一な広さとなり、水の流れもスム
ースである。
さらに、受皿を、弁孔を流水可能に通過し得る
大きさとしたので、止水時、まず、受皿が弁孔に
入ることにより、大部分の止水がされ、つづい
て、弁体が弁座に当接することにより、完全に止
水がなされる。すなわち、受皿と弁孔によつてパ
イロツトバルブの作用がなされてスムースに止水
がなされる。この作用は弁孔を通る水量が少ない
場合に有効である。なぜなら、弁体のみによる止
水の場合、開弁すれば、大量の水が流れ、その
際、吐出口が小さくて吐出量が少なければ、内圧
が上がつて止水され、止水されれば吐出によりま
た内圧が下がつて開弁される、いわゆる弁体のお
どりが生じるが、パイロツトバルブの作用によ
り、その少水量の流通が維持されるからである。
〔実施例〕
図において、Aは水道の蛇口に取付けるべきネ
ツク、Bはこのネツクに接近離隔自在に接合して
ホースを接続するボデイである。
ネツクAは漏斗状のネツク主体1と袋ナツト2
よりなり、ネツク主体1と袋ナツト2間には比較
的厚肉のパツキング3を介在して袋ナツト2を仮
締めした状態で蛇口の先をパツキング3の孔4に
嵌入させ、袋ナツト2を締結すると、パツキング
3が圧縮されこの圧縮は孔4の径を小さならしめ
ることになつてパツキング3が蛇口の先を液密的
に抱持する。
また、袋ナツト2には3方向から中心に向く蝶
ボルト5が螺着されていて、この蝶ボルト5の締
結でネツクAを蛇口に離脱不能に固定する。
ネツク主体1内下部には通水孔6をそなえる隔
壁7によつて弁室8が形成され、この弁室8内に
例えば鋼球などからなる球状弁体9が封入され、
ネツク主体1下部に垂下する小径筒部10の弁室
8内での開口縁は弁座を構成する。11は弁座パ
ツキングを示す。
ボデイBは、筒状のボデイ主体12とこのボデ
イ主体12の先端側(下側)に螺着されるリング
ナツト13からなり、ボデイ主体12の先端部分
a並にリングナツト13の先端部分bは先すぼみ
に形成されていて、ボデイ主体12の先端部にホ
ース14を圧挿嵌着した後、リングナツト13を
締結すると、先すぼみ部a,b同士間の間隔がせ
ばまつてホース14を挾持し抜止めとする。15
はリングナツト13を締結することによりホース
14に喰込みホースの抜止めを確実ならしめるた
めの、ボデイ主体12下端外周面に形成した円周
方向の戻り止め型凸条である。
ボデイ主体12のネツクAに接合する側の内部
には作動片16が設けられていて、ネツクAとボ
デイBをコイル状スプリング17を介在接合して
このスプリング17により両者A,Bに常時接近
方向の復元性が付与されると共に接近状態ではボ
デイ側の作動片16がネツクA内の弁体9を押し
上げるように作動片16の長さが設定される。
ネツクAとボデイBを接合した状態で、その接
合部は対圧ベローCにより固定リング19a,1
9bを介し液密的に接続される。ネツクAとボデ
イBは、第3図に示すように、蟻凸条20と蟻溝
21の嵌合により、作動片16が通水孔(弁孔)
6の中心軸上に移動するように摺動接近離開自在
かつ回転不能となつている。前記蟻凸条20、蟻
溝21の嵌合部にはクリアランスがあつて、第2
図に示すように、このクリアランスでもつて、ネ
ツクAとボデイBの水流通路からベローC内に通
じる通水路18が形成される。第1図におけるボ
デイ本体12上端と小径筒部10の下端の当接部
は、通常クリアランスがあるため、ボデイB内の
水流通路内圧が上昇すると、このクリアランスを
介し、通水路18を通つてベローC内に水が流入
して、ベローCが伸長し、ネツクAとボデイBが
離反する。
上記作動片16の先端(ネツクA側突出端)に
は、弁体9を前記弁孔6の中心軸上で支持する受
皿22が設けられ、この受皿22は、その径が弁
孔6の径と近い大きさに設定されており、弁孔6
内に嵌入しても、そのクリアランスでもつて通水
可能である。したがつて、止水時、まず、受皿2
2が弁孔6に入ることにより、大部分の止水がさ
れ、つづいて、弁体9が弁座11に当接すること
により、完全に止水がなされる。すなわち、受皿
22と弁孔6によつてパイロツトバルブの作用が
なされてスムースに止水がなされる、また、弁体
9は、受皿22によつて弁孔6の中心軸上を移動
するため、弁座(パツキング11)に対し円滑に
接離し、弁の開閉作動がスムースになされるとと
もに、弁座11と弁体9によつて形成される水流
路は、弁体9(弁座11)の全周に亘つて均一な
広さとなり、水の流れもスムースである。すなわ
ち、弁体9が振動することがない。
実施例は上記せる如き構成であり、この接手を
蛇口に取付け、ホース14を接続して蛇口を開き
送水すると、ホース14内に流水抵抗がないの
で、ベローCは収縮状態を維持しスプリング17
の弾性でボデイBが上昇位置にあつて、弁体9を
押し上げ開弁状にあり、以つてホース先より水が
流出する。
この状態で、ホース14が折れる等して内圧が
かかると、その内圧はベローC内に伝わつてベロ
ーCが引き伸ばされ、ベローCの長さが伸びるの
で、ボデイBはスプリング17の弾性に抗して強
制的に下降せしめられ、弁体9の押上げを解き、
従つて閉弁され、送水が停止される。内圧の高ま
る原因が消失すれば、ベローCの内圧も消失して
ベローCは旧形態に復元しボデーBが上昇して弁
体9を押し上げ、再び送水される。
〔発明の効果〕
この発明は、以上のように、構成したので、従
来のものと同様にホースの破裂及びネツク(ホー
ス)の外れを防止できるうえに、水圧による止水
作用も、水の流れと同方向のベロー及びボデイの
移動に基づく作動片の作用によつて行なわれるた
め、作用も円滑となる。また、作動片などから成
る止水作用部が流路と同一軸上となるため、流路
壁なども作用部構造の一部分となり、構造がコン
パクトとなる。
また、弁体が弁孔の中心軸上に常に位置すると
ともに、受皿と弁孔内面によつて、パイロツトバ
ルブの作用がなされるため、通水作用がスムース
であるうえに、弁体の振れもなく、弁の開閉がス
ムースに行なわれる。
追加の関係 原発明である特許第1401115号(特公昭62−398
号公報)と本願発明は、ともに、「水道蛇口用ホ
ース接手」に関するものであり、前記実開昭53−
39827号公報記載技術の問題点を解決することを
目的とする。
この目的達成のため、原発明は、下記の構成を
成した。
「水道蛇口への取付用ネツクにホースが接続さ
れるボデイを接近離隔自在に同一軸上で接合し、
ネツクに弁体を封入してネツクとボデイの連通を
開閉自在とするとともに、ボデイには、ボデイと
一体でボデイ側よりネツク側に突出して弁体を押
し上げて開弁する作動片を設け、かつ、ネツクと
ボデイ間には常時接近方向の復元性を付与された
スプリングを介設し、ネツクとボデイの接合部を
伸縮自在な耐圧ベローにより水密に包囲するとと
もに、弁体よりボデイ側のネツク又はボデイの周
側壁にベロー内に挿通する通孔を形成して成る。」 一方、本願発明は、原発明の上記構成におい
て、弁体を球状とするとともに、ベロー内に挿通
する通孔を、ボデイ及びネツクの水流通路からベ
ロー内に通じる通水路とし、原発明の構成に欠く
ことができない事項の主要部を、その構成に欠く
ことのできない事項の主要部としている。すなわ
ち、従来技術に対し、ホース側の水圧上昇をベロ
ーの伸長によてボデイの水流れ方向の摺動に変換
して止水を行なう構成を実質的に同一としてい
る。
本願発明は、その作用を成し得る上記構成にお
いて、下記の構成要件を追加したものである。
「作動片を弁孔の中心軸上に移動自在とすると
ともに、その作動片の突出端に弁体を弁孔中心軸
上で支持する受皿を設け、かつ、この受皿を、弁
孔を流水可能に通過し得る大きさに設定する。」
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る水道蛇口用ホース接手の
一実施例を示すもので、第1図はホース接手の一
部切欠側面図、第2図は同上の作動状態を示す正
面図、第3図は第1図−線上における断面図
である。 A……ネツク、1……ネツク主体、2……袋ナ
ツト、3……パツキング、5……蝶ボルト、6…
…通水孔(弁孔)、8……弁室、9……弁体、B
……ボデイ、12……ボデイ主体、13……リン
グナツト、16……作動片、18……通水路、2
2……受皿、17……スプリング、C……対圧ベ
ロー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水道蛇口への取付用ネツクにホースが接続さ
    れるボデイを接近離隔自在に同一軸上で接合し、
    ネツクに球状弁体を封入して、この弁体と前記ネ
    ツクに形成した弁座の接離により、ネツクとボデ
    イの間の弁孔を開閉自在とするとともに、ボデイ
    には、ボデイと一体でボデイ側より前記弁孔を介
    しネツク側に突出して弁体を押し上げて開弁する
    作動片を設け、ネツクとボデイ間には常時接近方
    向の復元性を付与されたスプリングを介設し、ネ
    ツクとボデイの接合部を伸縮自在な耐圧ベローに
    より水密に包囲するとともに、前記接合部には、
    ボデイ及びネツクの水流通路から前記ベロー内に
    通じる通水路を形成した水道蛇口用ホース接手に
    おいて、前記作動片を前記弁孔の中心軸上に移動
    自在とするとともに、その作動片の突出端に前記
    弁体を前記中心軸上で支持する受皿を設け、か
    つ、この受皿を、弁孔を流水可能に通過し得る大
    きさに設定したことを特徴とする水道蛇口用ホー
    ス接手。
JP9292879A 1979-07-21 1979-07-21 Hose joint for tap of service pipe Granted JPS5618189A (en)

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JPS5618189A JPS5618189A (en) 1981-02-20
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JP2016034333A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 株式会社シーメイダ 霧化溶剤吐出装置

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