JPS6132226Y2 - - Google Patents

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JPS6132226Y2
JPS6132226Y2 JP15927581U JP15927581U JPS6132226Y2 JP S6132226 Y2 JPS6132226 Y2 JP S6132226Y2 JP 15927581 U JP15927581 U JP 15927581U JP 15927581 U JP15927581 U JP 15927581U JP S6132226 Y2 JPS6132226 Y2 JP S6132226Y2
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JP
Japan
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valve
valve seat
sealer
bore
core
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JP15927581U
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JPS5863477U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アドヒーシブシーラ等高粘性流体に
用いて最適な流量制御バルブに関するものであ
る。
アドヒーシブシーラを塗布する場合、従来は単
純なエア駆動ストツプバルブを使用していたた
め、シーラ吐出初期にシぶラの蓄圧により大量吐
出が行なわれ、ワークよりシーラがはみ出して外
観上大きな問題となつている。また、シーラ吐出
終了時にバルブが遮断されているにもかかわら
ず、シーラの流れが停止せず、ワークにたれ落ち
るため、これも外観上問題となつていた。
本考案は、流体は流路抵抗の増大とともに流量
が減少することに着目し、これを利用してストツ
プバルブ開放時の流路抵抗を大きくし、開放量の
増大とともに流路抵抗を減少させることにより、
シーラ吐出初期のみ流量を減少させ、大量吐出を
抑制することを目的とする。また、本考案は、流
体の負圧効果を利用し、バルブ閉鎖後のシーラの
流れを停止させ、シーラのたれを防止することも
目的としている。すなわち、本考案は上記吐出初
期、吐出終了時の流量制御機能を同一バルブ中に
折込んだ流量制御バルブを提供することを目的と
するものである。
上記の目的を達成するために、本考案の流量制
御バルブにおいては、吐出初期の流量抵抗を増大
するために、シーラ流管の初期開放量を小さくす
るか、あるいは初期流管長を増大するかの何れか
の手段がとられる。また、吐出終了時、負圧効果
による流れ停止または逆流現象を狙い、バルブ遮
断時にバルブ2次側に空洞を形成する機構が設け
られている。
以下に本考案の流量制御バルブの望ましい実施
例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本考案実施例のバルブを断面にして示
したものであり、第2図は第1図のバルブの機構
をモデル化して示したものである。図中、1はバ
ルブ本体であり、シーラ側本体2とエア側本体3
とを、ボルト4、ナツト5等にて締結したものか
ら構成されている。
シーラ側本体2には、シーラ等の粘性流体の流
体入口6と流体出口7とが設けられており、流体
入口6と流体出口7とは流体通路8により接続さ
れている。流体通路8には、バルブシート9が設
けられており、バルブシート9の中央には穴10
が穿設されていて、穴10周囲はバルブの座面を
構成している。バルブシート9には、穴10より
大きな内径を有するボア11が連なつており、該
ボア11にはボア11の内径よりさらに大きな内
径を有するスペース12が連なつている。
ボア11には、側面に螺旋状の溝13を有する
レストリクトコア14が摺動自在に嵌合されてい
る。レストリクトコア14の外周面はボア11内
面に隙間なく、しかし摺動は可能に嵌合している
ので、シーラ等の流体がボア11を通り抜けると
きは、螺旋状の溝13を通ることとなる。溝13
はたとえば角ねじから構成されている。
レストリクトコア14は、ばね15等によりバ
ルブシート9方向に付勢されており、レストリク
トコア14のバルブシート9からの最大隔離量は
調整ねじ16によつて調整できるようになつてい
る。調整ねじ16はシーラ側本体2の下端に螺合
されている。そして、レストリクトコア14がバ
ルブシート9に着座しているときは、バルブシー
ト9の頭部とレストリクトコア下面との密着接触
によつて穴10が遮断され、バルブは閉じる。ま
た、レストリクトコア14がバルブシート9の下
面から離れるとバルブは開となるが、レストリク
トコア14とボア11との嵌合している部分の長
さにより角ねじの溝13の長さが変わり、調整ね
じ16によつて調整するようになつている。
バルブシート9の上方には、穴10より径が増
大したスペース17が形成されており、該スペー
ス17は流体出口7にと接続している。該スペー
ス17には、レストリクトコア14に対し進退し
て、レストリクトコア14に当接し押し下げるバ
ルブロツド18が臨んでいる。
一方、エア側本体3内にはピストン19が摺動
可能に挿入されており、ピストン19により互に
画成された2つのエア室20,21が形成されて
いる。エア側本体3には、2つのエアポート2
2,23が設けられており、それぞれエア室2
0,21に接続している。ピストン19と共に移
動するピストンロツド24はバルブロツド18と
結合しており、ピストン19の移動と共にバルブ
ロツド18も移動する。バルブロツド18の先端
は細められていて、バルブシート9の穴10を挿
通できるようになつており、ピストン19がシー
ラ側本体2方向に移動したとき、バルブロツド1
8先端は穴10内に突入したレストリクトコア1
4の頭部に当接してレストリクトコア14を押し
下げるようになつている。なお、25はピストン
19の後退したときの位置を決める調整ねじで、
これによりピストンロツド24の変位量が決ま
る。
エアポート22,23のうち、シーラ側本体2
と反対側のポート22は、材料吐出時に空気を供
給し、待機時排気するポートであり、他方のポー
ト23は、待機時空気を供給するポートである。
上記構成を有する装置において、流体はつぎの
如く流量を制御される。
すなわち、塗布停止状態では、シーラはレスト
リクトコア14の頭部とバルブシート9の接触面
により、1次側(入口側)と2次側(出口側)が
シールされている。塗布開始と共にエアがエアポ
ート22よりエア室20に流入され、ピストン1
9を押し下げる。ピストン19はバルブロツド1
8を介してレストリクトコア14を押し下げる。
これにより、シールが解除され、シーラが流体入
口6から流体出口7に溝13を通つて流入され
る。ここで、バルブ開放初期は、シーラが流れる
溝流路長は長く、開放量の増加とともに流路長は
短かくなつていく、したがつて、吐出開始時の流
量は抑制され、定常状態へと移行していくことに
なる。第3図はこの特性を示しており、従来の場
合を参考のために想像線で示してある。
塗布停止時には、エアポート22側のエアは解
放され、エアポート23よりエアが流入され、ピ
ストン19は押し戻され、それに伴なつてレスト
リクトコア14も、ばね15およびシーラの圧力
により押し戻されると、まずレストリクトコア1
4の頭部とバルブシート9が密着接触し、シーラ
の流れが遮断される。ここで、レストリクトコア
14は停止するが、ピストン19は自らのストロ
ーク分さらに押し戻され、バルブロツド18の下
端の後退した部分に負圧空間が生じる。この負圧
空間により、シール後の2次側のシーラの流れは
停止され、シーラのたれは解消される。この特性
は、第3図に示してある通りである。
上記の説明においては、吐出初期の流路抵抗を
増大する手段として、初期流管長を大にするとい
う手段による場合を示したが、シーラ流管の初期
開放量を小にするという手段によつてもよい。
本考案の流量制御バルブは以上の通りであるか
ら、本考案によるときは、流体吐出初期の大量吐
出、流体吐出終了時のたれの問題が同時に解決さ
れ、シーラ量の流量制御バルブとして用いること
により、従来の外観上の問題を完全に解消するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る流量制御バ
ルブの縦断面図、第2図は第1図のバルブの概略
構成図、第3図は、第1図および第2図に示した
バルブの流量特性図、である。 1……バルブ本体、2……シーラ側本体、3…
…エア側本体、6……流体入口、7……流体出
口、8……流体通路、9……バルブシート、10
……穴、11……ボア、12……スペース、13
……溝、14……レストリクトコア、15……ば
ね、16……調整ねじ、18……バルブロツド、
19……ピストン、20,21……エア室、2
2,23……エアポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体入口と流体出口とを結ぶバルブ本体内の流
    体通路に、バルブシートと、該バルブシートに連
    なるボアと、該ボアに連なる拡径されたスペース
    とを設け、前記ボアに外周に螺旋状の溝を有する
    レストリクトコアを摺動可能に嵌合させ、該レス
    トリクトコアをバルブシート方向にばね付勢する
    とともに、レストリクトコアの流体出口側にレス
    トリクトコアをバルブシートに着座または離隔さ
    せるバルブロツドをレストリクトコアに対し進退
    動可能に設けたことを特徴とする流量制御バル
    ブ。
JP15927581U 1981-10-26 1981-10-26 流量制御バルブ Granted JPS5863477U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15927581U JPS5863477U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 流量制御バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15927581U JPS5863477U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 流量制御バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5863477U JPS5863477U (ja) 1983-04-28
JPS6132226Y2 true JPS6132226Y2 (ja) 1986-09-19

Family

ID=29951735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15927581U Granted JPS5863477U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 流量制御バルブ

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JP (1) JPS5863477U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5863477U (ja) 1983-04-28

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