JPH04935Y2 - - Google Patents

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JPH04935Y2
JPH04935Y2 JP1986201202U JP20120286U JPH04935Y2 JP H04935 Y2 JPH04935 Y2 JP H04935Y2 JP 1986201202 U JP1986201202 U JP 1986201202U JP 20120286 U JP20120286 U JP 20120286U JP H04935 Y2 JPH04935 Y2 JP H04935Y2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/50Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
    • B05B15/55Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter using cleaning fluids
    • B05B15/555Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter using cleaning fluids discharged by cleaning nozzles

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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動塗装ライン等に設けられる塗装
ガン(スプレーガン)を洗浄するための装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来より、自動車ボデーを塗装するために、ブ
ース内にコンベアを通しこのコンベア上に自動車
ボデーを載せてブース内へ移動させ、ブース内に
設けられた塗装ロボツトを用いて、自動車ボデー
に塗装を施すことが行なわれている。
ところで、塗装ロボツトにて操作される塗装ガ
ンは使用中にその塗料噴出ノズル部や霧化エアノ
ズル部に塗料ミストが付着し、この付着量が次第
に増えると、この付着塗料がガン先端より塗料と
ともに吹き飛ばされ、自動車ボデー上へ付着する
おそれがあり、これにより塗装不良(スピツト)
を招くおそれがある。
そこで、従来はシンナーを霧化状にして塗装ガ
ンの先端部を歯ブラシ状のもので洗浄し、その後
エアで乾燥させるという作業を人手により行なつ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の塗装ガン洗浄
手段では、洗浄時に霧化状シンナーが作業場周辺
に飛散したり、協力なエアブローによりブース内
の空気流を乱すため、塗装ライン稼動中には上記
のような洗浄作業(メンテナンス作業)を行なう
ことができず、ラインの休憩時間に作業場周辺か
ら被塗装体(自動車ボデー:ペイントボデー)が
なくなつたときに、洗浄作業を行なつている。
本考案は、このような状況に鑑みて創案された
もので、洗浄時に洗浄液がまわりに飛散しないよ
うにすることにより、塗装ライン稼動中において
も自動で塗装ガンを洗浄できるようにした、塗装
ガン洗浄装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案の塗装ガン洗浄装置は、塗装
ガンの被洗浄部分を内包しうる洗浄ホツパをそな
え、同洗浄ホツパにおける塗装ガン挿入用開口の
全周部から上記洗浄ホツパ内へ向け押込みエアを
吹き出す押込みエア吹出手段が設けられるととも
に、上記洗浄ホツパに上記塗装ガンの被洗浄部へ
向け洗浄液および乾燥用エアを吹き付ける洗浄・
乾燥手段が設けられたことを特徴としている。
〔作 用〕
上記の本考案の塗装ガン洗浄装置では、塗装ガ
ンの被洗浄部、例えば塗装ガン先端部を洗浄する
に際しては、まず塗装ガン挿入用開口を通じ洗浄
ホツパ内へ塗装ガンを入れる。このように洗浄ホ
ツパ内へ塗装ガンを入れた状態で、押込みエア吹
出手段により、洗浄ホツパにおける塗装ガン挿入
用開口の全周部から洗浄ホツパ内へ向け押込みエ
アを吹き出す。そして、その後は洗浄・乾燥手段
により、塗装ガンの被洗浄部へ向け洗浄液を吹き
付けて洗浄するとともに乾燥用エアを吹き付けて
乾燥させる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の一実施例としての塗
装ガン洗浄装置について説明すると、第1図はそ
の洗浄ホツパの要部を破断して示す図、第2図は
その洗浄ホツパにおける押込みエア吹出手段およ
び洗浄・乾燥手段の配設場所を説明するための模
式図、第3図はその洗浄ホツパの部分図、第4図
はその正面図、第5図はその側面図、第6図はそ
の洗浄ホツパの旋回範囲を説明するための平面
図、第7図はその配設場所を説明するための平面
図、第8図はその洗浄用トランスベクタを示す模
式図、第9図はその乾燥用トランスベクタを示す
模式図、第10図はその塗装ガンを示す正面図、
第11図はその作用を説明するための側面図であ
る。
さて、本塗装ガン洗浄装置は、第7図に示すご
とく、自動塗装ライン中に設置されるブース21
内に設けられているが、このブース21内には、
本塗装ガン洗浄装置以外に、自動車ボデー搬送コ
ンベア(このコンベアの搬送方向は第7図のa方
向参照)や、第11図に示すごとく、自動車ボデ
ー22の上方を幅方向(第7,11図の矢印b方
向参照)に往復動しうるトツプタイプの塗装ガン
(スプレーガン)13が設けられている。
ここで、塗装ガン13は、第10図に示すごと
く、その被洗浄部としての先端部(ハツチング部
分参照)13Aにフイン13aおよび電極13b
を有していて、この先端部13Aに塗装ミストが
付着する。
なお、塗装ガン13は第11図に鎖線で示す位
置(塗装ガン停止位置)から第11図に実線で示
すごとく更に下方即ち矢印c方向へ降下した位置
(洗浄位置)をとりうるようになつている。
ところで、本塗装ガン洗浄装置は、上記の洗浄
位置(第11図の実線部参照)にある塗装ガン1
3の先端部13Aを内包しうるように昇降および
旋回が可能な洗浄ホツパ1を有している。
次に、この洗浄ホツパ1の昇降・旋回機構につ
いて説明する。まず、第7,11図に示すごと
く、ブース21内の自動車ボデー搬送コンベアの
近傍に、高さ調整可能な支持台2が設けられてお
り、この支持台2には、第4,5図が示すごと
く、上方に向くように可動ロツド(ピストンロツ
ド)3aを有する昇降用アクチユエータとしての
エアシリンダ3が設けられている。
また、エアシリンダ3の可動ロツド3aの上端
には昇降台4が取付けられている。なお、この昇
降台4の下面には2本のロツド5,6が下方の支
持台2へ向け突設されており、各ロツド5,6は
支持台2に設けられたロツド案内部7,8に嵌挿
させている。これによりエアシリンダ3の可動ロ
ツド3aを伸縮作動させると、これに伴い昇降台
4が昇降する。このときロツド5,6がロツド案
内部7,8によつて案内されているので、昇降台
4はふらつくことなく昇降できるようになつてい
る。
さらに、昇降台4には旋回用ロータリアクチユ
エータ9が設けられており、このロータリアクチ
ユエータ9の回転軸にアーム10の基端部が取り
付けられている。そして、このアーム10の先端
部に洗浄ホツパ1がその塗装ガン挿入用開口1A
を上にして取り付けられている。これにより昇降
台4を作動させると、アーム10ひいては洗浄ホ
ツパ1が第6,7図に示すごとく水平に旋回す
る。なおアーム10の旋回範囲は図示しないスト
ツパにより第6,7図に示す範囲に制限されてい
る。
このようにして、エアリング3およびロータリ
アクチユエータ9を作動させることにより、洗浄
ホツパ1を昇降および旋回させることができる。
そして、洗浄ホツパ1を振り出し更に上昇した位
置で、洗浄位置にある塗装ガン13を内包しうる
ように旋回範囲および昇降ストロークが設定され
ている。
なお、第4図中の符号11A,11B,12は
それぞれエアシリンダ3、ロータリアクチユエー
タ9の作動限界を検出するリミツトスイツチを示
す。
次に、洗浄ホツパ1の構造について詳述する。
まず、この洗浄ホツパ1は、第1,2図に示すご
とく、上面に塗装ガン挿入用開口1Aを形成され
た有底の筒状に形成されており、塗装ガン挿入用
開口1Aを通じて塗装ガン13を第1図に鎖線で
示すごとく内包できるようになつている。
また、洗浄ホツパ1における塗装ガン挿入用開
口1Aの全周部から洗浄ホツパ1内へ向け押込み
エアを吹き出す押込みエア吹出手段が設けられて
いる。すなわち洗浄ホツパ1の塗装ガン挿入用開
口1Aの周縁部において、全周に亘りほぼ等間隔
で多数の押込みエアノズル14が配設されてお
り、各押込みエアノズル14は、第1図に示すご
とく、洗浄ホツパ1内へ向け押込みエアを吹き出
すことができるよう、その噴口が斜め下方を向い
ている。ここで押込みエアノズル14からのエア
吹出角度θ1は水平0°から45°前後下へ向いた角度に
設定される。また押込みエアノズル14の配設位
置は第2図に*印で示す部分である。
これにより洗浄ホツパ1における塗装ガン挿入
用開口1Aの全周部から洗浄ホツパ1内へ向け押
込みエアを吹き出すことができ、その結果塗装ガ
ン挿入用開口1Aにエアカーテンを形成できる。
なお、各押込みエアノズル14にはエア供給管
15が接続されている。
さらに、洗浄ホツパ1には、塗装ガン13の先
端部13Aへ向け噴霧状シンナー(洗浄液)およ
び乾燥用エアを吹き付ける洗浄・乾燥手段Wが設
けられている。すなわちこの洗浄・乾燥手段W
は、洗浄ホツパ1において対向した位置に配設さ
れる2個の洗浄用トランスベクタ16を有すると
ともに、同じく洗浄ホツパ1において対向した位
置に配設される2個の乾燥用トランスベクタ17
を有している。
各洗浄用トランスベクタ16には、第8図に示
すこどく、霧化用エアを供給するエア供給管18
Aと、洗浄用シンナーを供給するシンナー供給管
19とが接続されており、これにより各洗浄用ト
ランスベクタ16からは、エアとシンナーとが混
ざつた霧化状シンナーが吹き出される。
また、各乾燥用トランスベクタ17には、第9
図に示すごとく、乾燥用エアを供給するエア供給
管18Bが接続されており、これにより各乾燥用
トランスベクタ17からは乾燥用エアが吹き出さ
れるようになつている。
さらに、各洗浄用トランスベクタ16および乾
燥用トランスベクタ17は、洗浄ホツパ1内へ入
れられた塗装ガン13の先端部13Aへ向け霧化
状シンナーおよび乾燥用エアを吹き付けることが
できるよう、各噴口が斜め上方を向いている。こ
こで、洗浄用トランスベクタ16,乾燥用トラン
スベクタ17からの吹出角度θ2は水平0°から10
〜20°上へ向いた角度に設定される。また各洗
浄用トランスベクタ16は第2図に示すごとく、
洗浄ホツパ1内へ入れられた塗装ガン13のフイ
ン13aを正面から見るような位置に対向して配
設されるとともに、各乾燥用トランスペクタ17
は洗浄ホツパ1内へ入られた塗装ガン13のフイ
ン13aを側方から見るような位置に対向して配
設される。すなわち洗浄ホツパ1の周壁に沿い
90°おきに、上記の関係を満足するように洗浄用
トランスベクタ16、乾燥用トランスベクタ1
7、洗浄用トランスベクタ16および乾燥用トラ
ンスベクタ17が配設されている。
なお、塗装ガン13にはペイントホース20が
接続されているが、洗浄ホツパ1内へ塗装ガン1
3を入れると、洗浄ホツパ1とペイントホース2
0とが干渉するため、洗浄ホツパ1にはU字形の
切欠き1B(第3図参照)が形成されており、こ
り切欠き1Bにペイントホース20を引つ掛ける
ように通して、洗浄ホツパ1とペイントホース2
0との干渉を防止している。
そして、このように切欠き1Bにペイントホー
ス20を通すと、洗浄ホツパ1内の塗装ガン13
のフイン位置が決まるが、上記のように塗装ガン
13のフイン13aを正面から見る位置に洗浄用
トランスベクタ16を設けるべく、洗浄用トラン
クベクタ16は切欠き1Bとの関係で所要の角度
θ3(この角度θ3は第2図に示すごとく45°前後に設
定される)の位置に配設される。このようにして
一方の洗浄用トランスベクタ16の配設位置が決
まると、残りの洗浄用トランスベクタ16や2個
の乾燥用トランスベクタ17の配設位置も決ま
る。
なお、ブース21内にはその天井部から排気エ
アが床部スノコ面へ向けて吹き出されており、こ
れより塗装中の塗料ミストがスノコ側へ押し下げ
られるようになつている。
また、第1図中の符号Pは洗浄ポイントを示し
ており、第7図中の符号21aはブース21の
壁、Aはブース21内の柱を示す。
上述の構成により、塗装ガン13の先端部13
Aを洗浄するには、次の要領で行なう。まず所要
の洗浄条件を満足しているかどうかをチエツクす
る。例えば次車が同色であるかとか、洗浄装置が
原位置(エアシリンダ3が収縮位置で且つアーム
10がブース壁21a寄りの位置)にあるか等の
条件がチエツクされる。
これらのチエツク済み、洗浄条件が満足されて
いることが確認されると、更に塗装ガン13が洗
浄位置(第11図の実線位置参照)にあることを
確認して、ロータリアクチユエータ9を作動させ
る。これによりアーム10が第6,7図に鎖線で
示す位置から実線で示す位置へ旋回し、洗浄ホツ
パ1が振り出される。この振出動作に要する時間
は約1秒である。その後はエアシリンダ3を伸長
作動させて、昇降台4を上昇させる。これにより
洗浄ホツパ1も上昇する。この上昇動作に要する
時間も約1秒である。その結果塗装ガン13が洗
浄ホツパ1の塗装ガン挿入用開口1Aを通じて洗
浄ホツパ1内へ入り、少なくとも塗装ガン13の
先端部13Aが洗浄ホツパ1に内包された状態と
なる。
この状態で塗装ガン13付きのペイントホース
20は洗浄ホツポ1の切欠き1Bに引つ掛かるの
で、塗装ガン13の洗浄ホツパ1内での位置が決
まる。これにより洗浄ホツパ1内での塗装ガン先
端部13Aに対する洗浄用トランスベクタ16、
乾燥用トランスベクタ17の相対位置関係も前述
した所要の関係となる。
その後は、押込みエアノズル14から押込みエ
アを洗浄ホツパ1内へ向けて吹き出し、洗浄ホツ
パ1の塗装ガン挿入用開口1Aにエアカーテンを
形成する。そして、2つの洗浄用トランスベクタ
16から塗装ガン13の先端部13Aにおける洗
浄ポイントPへ向け霧化状シンナーを同時あるい
は交互に吹き出すことにより、塗装ガン13の先
端部13Aを洗浄する。このときエアやシンナー
が第10図にラインLで示すキヤツプ上面ライン
より上方へは上がらないように、エア圧力や洗浄
用トランスベクタ16の角度が設定されている。
その理由は次のとおりである。すなわちこの部分
に主として塗料ミストが付着するからであり、更
にもしガン本体部やペイントホース20等へ洗浄
用シンナーが付着して塗装中にそれが滴下する
と、塗装不良を起こすので、これを防止するため
である。
なお、上記のガン洗浄時間は約4秒である。
このようにしてガンの洗浄が終わると、洗浄用
トランスベクタ16から霧化状シンナーを吹き出
すのをやめ、その後は乾燥用トランスベクタ17
から乾燥用エアを吹き出して、塗装ガン先端部1
3Aを乾燥させる。かかる乾燥時間は約6秒であ
る。
なお、このガン洗浄乾燥の間、押込みエアノズ
ル14から押込みエアが洗浄ホツパ1内へ吹き出
されて洗浄ホツパ1の塗装ガン挿入用開口1Aに
エアカーテンが形成されているので、シンナーが
洗浄ホツパ1外へ飛散するのが防止されている。
また、押込みエアノズル14からの押込みエア
によつて霧化状シンナーを洗浄ホツパ1の下部よ
り洗浄ホツパ1につながれたダクトホースを通じ
てブース21のスノコ面へ押し込むという排気作
用もなされる。
その後は、エアシリンダ3を作動させて昇降台
4ひいては洗浄ホツパ1を下降させ、そのロータ
リアクチユエータ9を作動させてアーム10を第
6,7図の実線位置から鎖線位置へ旋回させる。
なお、上記の下降動作に1秒かかり、旋回動作に
1秒かかる。
このように洗浄ホツパ1が原位置に復帰するこ
とにより、1サイクルが完了する。かかる1サイ
クルに要する時間は、約14秒である。この14秒と
いう時間はペイントボデー(自動車ボデー)が連
続的に流れてくるラインにおいて、上塗塗料の色
替えを行なう時間に相当し、従つてこの時間は塗
装ガン洗浄作業をライン稼動中に十分実施できる
時間であることを意味する。
このようにして、シンナーがまわりに飛散しな
いようにしながら、合計14秒という短い時間で、
塗装ガン先端部13Aを洗浄して乾燥させる作業
を全自動で行なうこともできるので、塗装ライン
稼動中においても、塗装ガン13の洗浄ができる
のである。
なお、塗装ガン13を洗浄する高さ位置および
水平位置は塗装ガン13の移動範囲内であれば、
任意の位置に選定できる。例えば塗装ガン13が
ブース21の床面としてのスノコ面まで降りてく
ることができれば洗浄ホツパ1をスノコ面上に置
いてもよいのである。また、洗浄ホツパ1をスノ
コ面上以外の高さのところに移動させて塗装ガン
13を洗浄する場合でも、洗浄ホツパ1を昇降お
よび旋回可能に構成しなくても、洗浄ホツパ1を
昇降のみあるいは旋回(突出・引込動作を含む)
のみさせるようにすることもできる。
また、洗浄される塗装ガン13はトツプタイプ
のものに限られない。すなわち、自動車ボデー2
2の側方から塗料を吹き付けるタイプの塗装ガン
13についても、その先端部13Aの洗浄が可能
である。この場合は洗浄ホツパ1をその塗装ガン
挿入用開口1Aが側方に向いて開口するように設
ける。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の塗装ガン洗浄装
置によれば、塗装ガンの被洗浄部を内包しうる洗
浄ホツパをそなえ、同洗浄ホツパにおける塗装ガ
ン挿入用開口の全周部から上記洗浄ホツパ内へ向
け押込みエアを吹き出す押込みエア吹出手段が設
けられるとともに、上記洗浄ホツパに上記塗装ガ
ンの被洗浄部へ向け洗浄液および乾燥用エアを吹
き付ける洗浄・乾燥手段が設けられるという簡素
な構成で、洗浄液がまわりに飛散しないようにし
ながら、短時間のうちに塗装ガン戦場作業を全自
動で行なうことができ、これにより塗装ライン稼
動中においても、塗装ガンの洗浄が行なえるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜11図は本考案の一実施例としての塗装
ガン洗浄装置を示すもので、第1図はその洗浄ホ
ツパの要部を破断して示す図、第2図はその洗浄
ホツパにおける押込みエア吹出手段および洗浄・
乾燥手段の配置場所を説明するための模式図、第
3図はその洗浄ホツパの部分図、第4図はその正
面図、第5図はその側面図、第6図はその洗浄ホ
ツパの旋回範囲を説明するための平面図、第7図
はその配置場所を説明するための平面図、第8図
はその洗浄用トランスベクタを示す模式図、第9
図はその乾燥用トランスベクタを示す模式図、第
10図はその塗装ガンを示す正面図、第11図は
その作用を説明するための側面図である。 1……洗浄ホツパ、1A……塗装ガン挿入用開
口、1B……切欠き、2……支持台、3……昇降
用アクチユエータとしてのエアシリンダ、3a…
…可動ロツド、4……昇降台、5,6……ロツ
ド、7,8……ロツド案内部、9……旋回用ロー
タリアクチユエータ、10……アーム、11A,
11B,12……リミツトスイツチ、13……塗
装ガン、13A……被洗浄部としての塗装ガン先
端部、13a……フイン、13b……電極、14
……押込みエア吹出手段としての押込みエアノズ
ル、15……エア供給管、16……洗浄用トラン
スベクタ、17……乾燥用トランスベクタ、18
A,18B……エア供給管、19……シンナー供
給管、20……ペイントホース、21……ブー
ス、21a……壁、22……自動車ボデー、A…
…柱、P……洗浄ポイント、W……洗浄・乾燥手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗装ガンの被洗浄部を内包しうる洗浄ホツパを
    そなえ、同洗浄ホツパにおける塗装ガン挿入用開
    口の全周部から上記洗浄ホツパ内へ向け押込みエ
    アを吹き出す押込みエア吹出手段が設けられると
    ともに、上記洗浄ホツパに上記塗装ガンの被洗浄
    部へ向け洗浄液および乾燥用エアを吹き付ける洗
    浄・乾燥手段が設けられたことを特徴とする、塗
    装ガン洗浄装置。
JP1986201202U 1986-12-29 1986-12-29 Expired JPH04935Y2 (ja)

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JP1986201202U JPH04935Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JP6142787B2 (ja) * 2013-11-28 2017-06-07 トヨタ車体株式会社 洗浄液回収装置
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