JPH049283A - 溶接部の品質モニタ方法 - Google Patents

溶接部の品質モニタ方法

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JPH049283A
JPH049283A JP10952490A JP10952490A JPH049283A JP H049283 A JPH049283 A JP H049283A JP 10952490 A JP10952490 A JP 10952490A JP 10952490 A JP10952490 A JP 10952490A JP H049283 A JPH049283 A JP H049283A
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JP
Japan
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electrodes
joined
joint
quality
electrode
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Pending
Application number
JP10952490A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kashiba
良裕 加柴
Masaru Okada
勝 岡田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、主に電子部品などを実装するパラレルギャ
ップ溶接方法等の抵抗溶接における溶接部の品質モニタ
方法に関するものである。
[従来の技術] 第6図は、例えば「アビオの技術J  (1982゜V
ol、1.日本アビオニクス社発行)に記載されている
。パラレルギャップ溶接による金属箔とリード線の接合
方法を示したものであり、図において、1はリード線、
2は絶縁被膜、3は絶縁被膜2に被われた金属箔、4は
受は台、5,6は溶接電流を流すための一対の電極、7
は出力回路が電極5,6に接続された定電圧溶接電源で
ある。
従来のパラレルギャップ溶接方法は上記のように構成さ
れており、電極5,6間の電圧が予め設定された値とな
るように電極5,6間の電圧を定電圧溶接電源7にフィ
ードバックし、出力電流をコントロールすることにより
、安定した接合が行えるように設計されている。第6図
に示した。被接合材として例えばフレキシブルプリント
配線板のように絶縁被覆された金属箔3に例えばコノヘ
ールのようなリード線1を溶接する場合では、電流を電
極5からリード線1を通して銅など発熱しにくい金属に
よって形成された電極6に流すことによってリード線1
をジュール発熱させ、この熱を用いて絶縁被膜2を剥離
すると同時にリード線1と金属箔3を接合している。
また別の例であるrDevelopment of L
lltrathinSilicon 5olar Ce
1l  Assembly Technology J
(International PVSEC−1)によ
れば、太陽電池と銀リード線の接合方法が述べられてい
るが、前述の場合と発熱場所が異なっており、この場合
ではモリブテン類の電極が発熱し、この発熱を被接合材
としてのリード線や太陽電池に伝えて接合を行っている
。ここでは、電極温度が700’C以上となった場合に
接合強さが十分となると述べられており、電極の温度と
接合強さは正の相関関係を有していることが示されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、上記のような電極の発熱を用いて接合を行う
パラレルギャップ溶接方法では、電極5,6間の電圧は
一定に保たれているものの、電極5,6とリード線1間
の接触抵抗が大きいと電流は少なくなり、反対に接触抵
抗が小さいと電流は多くなる。その結果、接合部の到達
温度は変動し、溶接結果にもばらつきが生じ、これは外
観判別しすらいため、実用上問題があった。また、たと
え同じ電流が流れたとしても、リード線1や金属箔3の
形状の違いや接触状況の違いにより接合部の到達温度に
差が生じ、溶接結果にばらつきが生じた。また、上記問
題を解決するために、電極温度を計測した場合において
は、電極5,6の加熱不足・過大の判定はつくものの、
この溶接方法が前述したように基本的に電極5,6から
の熱伝達により接合を達成しているため、電極5,6か
らリード線1.金属箔3への熱伝達がバラついた場合は
電極温度の測定のみでは接合部の温度を推定することは
不可能であった。
この発明はかかる問題を解決するためになされたもので
、電流のばらつきはもとより、電極と被接合材間の接触
抵抗のばらつき、被接合材自体の形状のばらつきなどに
より、接合部の加熱状態。
すなわち接合結果にばらつきが生じた場合においても、
その良否を間違いなく正確に判定できる方法を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る溶接部の品質モニタ方法は、被接合材に一
対の電極を当接させて通電し、電極の発熱を被接合材に
熱伝達することによって被接合材同士を接合する溶接方
法において、通電中の電流値及び一対の電極の少なくと
も一方から検呂した電極温度のそれぞれの値が、予め設
定した基準値内にあるか否かに監視することによって接
合部への投入熱量を推定し、接合品質を判定するもので
ある。
また、本発明の別の発明に係る溶接部の品質モニタ方法
は、通電中の電流値及び一対の電極の少なくとも一方か
ら検出した電極温度によって算出した電極の発熱量と上
記電極温度の関係を予め求め、この関係から適正条件範
囲を設定することによって接合部への投入熱量を推定し
、接合品質を判定するものである。
「作用] 本発明においては、溶接時の計測データを組み合わせて
用いて接合部への投入熱量を推定するため、接合結果の
良否を間違いなく正確に判定できる。
すなわち、第1の発明では、電流値と電極温度から接合
部への投入熱量を推定して接合品質を判定するので、簡
単な方法で正確に判定することができ、また、第2の発
明では、電極での発熱量を求め、これと電極温度との関
係より接合部への投入熱量を推定して接合品質を判定す
るので、上記第1の発明よりも正確な判定が可能となる
[実施例] 以下、本発明を図に示す実施例によって詳細に説明する
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図であり1図中
1〜7は前記従来方法と同−又は相当部分である。図に
おいて、8は溶接電流を検出するための例えばシャント
などの電流検出器、9゜10はそれぞれ電極5,6の温
度を検出するための例えば熱電対などの温度検出器、1
1は上記電流検出器8と温度検出器9,10からの信号
を入力し予め設定した基準電流範囲や基準温度範囲。
基準温度差などを用いて接合結果の良否を判定する判定
回路であり1例えばデータプロセッサなどを用いて構成
される。
以下、一対のモリブデン電極(発熱部の形状は2X0.
25X0.75mm)両方からの温度を検出した場合の
銀同士の接合例に関して説明する。
銀同士の接合を行った場合の接合中における電流と電極
温度の関係の一例を第2図に示す。図中、12は適正電
流値、13は適正電極温度、14.15はそれぞれ電極
からリード線1への熱伝達が悪い場合の電流値及び電極
温度である。銀同士の接合においては、通常の場合、電
極温度が400°C程度で接合強さは飽和し、それ以上
の過大熱は被接合物のダメージを増加させるだけである
。図中において、電流値12,14はほぼ同一であるが
、電極温度15は適正電極温度13よりも高い温度を示
している。このように、同一電流にもかかわらず電極温
度が適正温度よりも高い場合は、電極からリード線への
熱伝達が電極の片当たりやリード線の位置ずれなどによ
って妨げられていることを示しており、接合部の温度は
逆に低下し、その結果、接合強度が低下することが明ら
かとなった。すなわち、電極温度と接合強さの関係を第
3図に示すが、図中白丸で示す点は電極温度が低下する
と接合強さも低下し、これらの点は一本の線でうまく整
理できる。一方、黒丸はこの線からずれており、電極温
度が高くても接合強さが低くなる場合が生じる。図中1
05Aの黒丸は片当たりであり、12OAの黒丸はリー
ドずれであることが判明した。なお、リードずれの場合
は左右電極の熱伝達のバランスのずれのため、電極5,
6間に温度差が発生することも明らかとなった。
さらに、同図において同一電圧条件であるにもかかわら
ず電流値及び電極温度が広い範囲で変動しているが、両
者の値が低い場合は電極の汚れに伴う接触抵抗の増加に
より発熱が低下していることを示している。
上記のような種々の現象を判定する方法をわかりやすく
説明するためのフローチャートが第4図である。同図に
おいては、予め設定された±8%程度の範囲を有する基
準電流、基準温度、基準温度差と検出値とを比較するこ
とによって、接合部への熱の投入状態を推定し、接合状
態の判定が可能となる。
また、本発明の別の発明に係る方法においては、電極で
の発熱量を計算することによって接合状態を判定する。
すなわち、第5図に示すように、条件管理が十分行われ
た場合は、発熱量(発熱部の温度から求めた抵抗値と電
流値の2乗と通電時間の積分値)と電極温度は良好な相
関関係Q(0)を有していることがわかったため、この
方法においてはQ(θ)から適正条件範囲を設定し、接
合の良否を判定する。従って、第1図の判定回路11へ
の入力が関数Q(θ)となる。
関数Q(θ)は直線又は曲線により近似されるが、第5
図の例では二次曲線で近似し、Q(θ)=1.13X1
0−’θ2+2.lXl0〜20+4.6X10−2で
あり、±5%程度の適正条件範囲を設定している。発生
する現象は前記方法と同一であるが、この方法において
は通電時間全体の発熱量を求めるため前記方法より正確
な判定が可能となるという特徴がある。第5図に発熱量
と電極温度から判定できる接合状態を示すが、例えば適
正条件範囲の右下の結果が得られた場合は片当たりが生
じていると判定される。
なお1本発明における電流検出器、温度検出器は上述の
実施例に限定されるものではなく、その目的に応じて適
宜変形し得るものであることはいうまでもない。
また、温度検出器は一対の電極両方から検出したほうが
好ましいが、片方の電極から検出した場合においても、
リード線の位置ずれなど左右電極部の状態のばらつきの
判定以外はほぼ同様の判定が可能となる。
また、接合の良否の判定条件範囲も接合品質の要求基準
に応じて適宜変化し得るものである。
また、接合状態の判定結果に基づき溶接電源7を制御す
ることにより、より良い接合状態を得ることが可能とな
る。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、通電中の電流値及び
一対の電極の少なくとも一方から検出した電極温度のそ
れぞれの値が、予め設定した基準値内にあるか否かを監
視することによって接合部への投入熱量を推定し、接合
品質を判定するようにしたので、安価でかつ簡単な方法
で接合品質を正確に判定することが可能となる。
また、本発明の別の発明によれば、通電中の電流値及び
一対の電極の少なくとも一方から検出した電極温度によ
って算呂した電極の発熱量と上記電極温度の関係を予め
求め、この関係から適正条件範囲を設定することによっ
て接合部への投入熱量を推定し、接合品質を判定するよ
うにしたので、接合品質をより正確に判定することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は接
合中における電流と電極温度の関係の一例を示す図、第
3図は電極温度と接合強さの関係を示す図、第4図は上
記実施例の動作を示すフローチャート、第5図はこの発
明の他の発明の実施例を示す発熱量と電極温度の関係を
示す図、第6図は従来の方法を示す構成図である。 1はリード線(被接合材)、3は金属箔(被接合材)、
5.6は電極−7は定電圧溶接電源、8は電流検出器、
9,10は温度検出器、11は判定回路。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人  大 岩  増 雄(ほか2名)45°引帳強
さ 電1(訴にミ孟)1う: (°C) 図 手続補正書(自発) 平成 2年8 イ9 日 1、事件の表示 特願平2−109524号 3、補正をする者 事件との関係

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被接合材に一対の電極を当接させて通電し、電極
    の発熱を被接合材に熱伝達することによって被接合材同
    士を接合する溶接方法において、通電中の電流値及び一
    対の電極の少なくとも一方から検出した電極温度のそれ
    ぞれの値が、予め設定した基準値内にあるか否かを監視
    することによって接合部への投入熱量を推定し、接合品
    質を判定することを特徴とする溶接部の品質モニタ方法
  2. (2)被接合材に一対の電極を当接させて通電し、電極
    の発熱を被接合材に熱伝達することによって被接合材同
    士を接合する溶接方法において、通電中の電流値及び一
    対の電極の少なくとも一方から検出した電極温度によっ
    て算出した電極の発熱量と上記電極温度の関係を予め求
    め、この関係から適正条件範囲を設定することによって
    接合部への投入熱量を推定し、接合品質を判定すること
    を特徴とする溶接部の品質モニタ方法。
JP10952490A 1990-04-25 1990-04-25 溶接部の品質モニタ方法 Pending JPH049283A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018001184A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社日立製作所 溶接監視システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018001184A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社日立製作所 溶接監視システム

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