JPH0490925A - 幌式サンルーフ装置 - Google Patents

幌式サンルーフ装置

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JPH0490925A
JPH0490925A JP20647290A JP20647290A JPH0490925A JP H0490925 A JPH0490925 A JP H0490925A JP 20647290 A JP20647290 A JP 20647290A JP 20647290 A JP20647290 A JP 20647290A JP H0490925 A JPH0490925 A JP H0490925A
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Hitoshi Aono
青野 均
Mitsuyoshi Matsumura
松村 光義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、乗用自動車等の車輌に装備される幌式サンル
ーフ装置に関する。
(従来の技術) キャンバストップと呼称される幌式サンルーフ装置は、
屋根の開口部を開閉する幌を、開口部の後部の固定部材
とその前方の前カバーとに装着し、前カバーの後方に少
なくとも1本の支持骨材を配置し且つそれらを開口部の
左右側方のガイドレールに前後摺動自在に係合し、前カ
バー及び支持骨材の各後方にリンクを介して浮上骨材を
浮上り可能に連結して構成されている。
そして、浮上骨材を浮上らせる手段として、リンクを引
張りスプリングで上向き付勢したり、前カバーの後方移
動によってリンクをカム溝で上動させたりする構成が採
られている。
(発明が解決しようとする課題) 前記幌は前カバーを前後移動することによって開閉され
るものであるため、前記従来技術の構成では、各浮上骨
材とその後方の支持骨材等とが連結されていないため、
幌は前側から折畳まれたり、全体的又は不特定位置から
折畳まれることがあり、開口部を前部と同時に後部を換
気可能にしたり、幌の後部から順序良く折畳むというこ
とが困難であった。
本発明は、幌閉鎮状健から前カバーを後方移動すると、
幌後部から順番に折畳まれ、開口部の前部を開放すると
後部の換気も可能になるようにした幌式サンルーフ装置
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明における課題解決のための具体的構成は、屋根1
の開口部2を開閉する幌20を、開口部2の後部の固定
部材とその前方の前カバー19とに装着し、前カバー1
9の後方に少なくとも1本の支持骨材28を配置し且つ
それらを開口部2の左右側方のガイドレール11に前後
摺動自在に係合し、前カバー19及び支持骨材28の各
後方にリンク31を介して浮上骨材29を浮上り可能に
連結した幌式サンルーフ装置において、 前記各浮上骨材29はその後方の支持骨材2B及び固定
部材と夫々連結部材32を介して連結され、ガイドレー
ル11にはその前部から最後部の浮上骨材29の前方ま
で前側の浮上骨材29を前後摺動自在に係合するガイド
溝13が形成されていることである。
(作  用) 幌20閉鎖状態で、前カバー19及び支持骨材28はガ
イドレール11の第1ガイド溝12に係合され、最後部
浮上骨材29以外の前側浮上骨材29は第2ガイド溝1
3に係合している。
前カバー】9を後方移動すると、その移動力はリンク3
1及び連結部材32を介して最後部浮上骨材29に伝達
され、これに一端が連結されているリンク31及び連結
部材32は、他端が一端より下位に位置するため、又は
リンク31を上方へ付勢するスプリングによって、浮上
骨材29に浮上がらせる力を発生する。これにより、開
口部2は前部が前カバー19によって開放され、後部が
浮上がった浮上骨材29によって換気可能になる。
更に前カバー19を後方移動すると、支持骨材28及び
浮上骨材29が全体的に後方移動し、第2ガイド溝13
の後端に達した浮上骨材29から順番に浮上がり、幌2
0は後部から順次折畳まれる。
幌20の折畳み部分では、浮上骨材29から後側の連結
部材31の連結点間距離りが収縮するため、後方傾斜姿
勢となり、風の抵抗が減少する。
連結部材31の弾発部材57は前後部材55.56を伸
張方向に弾発し、@20の折畳み部分では後方傾斜姿勢
の状態でたるみを無くし、幌20の水平部分では前後方
向の張りを与え、風の抵抗及びハタ付きを減少する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1−10図において、1は乗用自動車等の中高形状の
屋根で、平面視略矩形状の外部開口部2が形成され、こ
の外部開口部2を開閉する幌式サンルーフ装置3が取付
けられている。
4はサンルーフ装置3のフレームで、外周部に雨褪部5
が形成され、中央部に外部開口部2より小面積の内部開
口部6を有し、内部開口部6の後部と後部雨樋部との間
にはルーハフが形成され且つサンルーフ装置3の駆動装
置8が配置されている。このフレーム4は外周上縁を屋
根1下面に当接し、屋根下面に固定のブラケット9に着
脱可能に取付けられている。ルーハフは左右2箇所又は
横長のものを1箇所に形成されている。
11は外部開口部2の左右側部に前後方向に配設された
ガイドレールで、フレーム4−上に取付けられており、
このガイドレール11には第1ガイド溝12、第2ガイ
ド溝13、ケーブル溝14が夫々形成されている。
第1、第2ガイド溝12.13の一方(第1ガイド溝1
2)にはスライダ15のシュー18が前後方向摺動自在
に係合され、このスライダ15に取付けたケーブル連結
体16は駆動装置8によってケーブル溝14内で押引動
されるケーブル17に連結されている。
左右スライダ15には前カバー19が固定され、この前
カバー19は幌20の前部を装着し、下面に前下方へ延
設された雨樋部材21を取付けている。
22は外側開口部2の前部に配置されたデフレクタで、
前端の横軸23がフレーム4又は屋根1に枢支され、中
途部に連結した引下げリンク24の後端がガイドレール
11の第1、第2ガイド溝12.13の内、スライダ1
5が係合していない方(第2ガイド溝13)に前後動自
在に係合している。
前記デフレクタ22は図外の付勢手段によって、上方に
突出するように付勢されており(第2.3図状態)、ス
ライダ15の前方移動によって、雨樋部材21が引下げ
リンク24を押下げることにより、外部開口部2内に収
納できるように構成されている(第1.4図状態)。尚
、引下げリンク24の押下げは、スライダI5又は前カ
バー19にアームを設け、このアームの先端に設けたコ
ロを引下げリンク24に当接させることによって構成し
ても良い。
前記幌20は可撓性材料で形成され、伸張、折畳みによ
って、外側開口部2を開閉する。但し、外側開口部2の
前部はデフレクタ22によって開閉されるが、このデフ
レクタ22を@20より下側に配置し、幌20で外側開
口部2の前部まで開閉するように構成しても良い。
この幌20の後部は後カバー26に装着されており、こ
の後カバー26は左右ガイドレール11の後部に固定さ
れた取付体27に固定されている。この@20の後部又
は後カバー26は屋根1又はフレーム4に装着すること
もでき、外側開口部2の後部の固定部材に装着しておけ
ば良い。後カバー26、取付体27等が固定部材となっ
ている。
前後カバー19.26の間には複数本の支持骨材28と
浮上骨材29とが交互に配置されている。前カバー19
に固定のスライダ15とその後方の浮上骨材29及び支
持骨材28とその後方の浮上骨材29とは、前後端がビ
ン30を介して枢支されたリンク31で連結されており
、各浮上骨材29とその後方の支持骨材28及び取付体
(固定部材)27とは連結部材32を介して連結されて
いる。
前記支持骨材28は第5.6図に示すように、パイプ又
は丸棒で両端が偏平状に形成された中央骨34と、平板
で形成された両端骨35と、中央骨34の両端下部に固
着されていて各端管35をリヘット又は溶接で固着した
門形ブラケット36とを有している。
支持骨材28は横長の骨材となっていて、その両端骨3
5が幌20の左右両側の袋部37に挿入されて、幌20
の横方向の張りを与えており、幌20が折畳まれるとき
の折目を形成する。この折目は第3図に示すように、支
持骨材28の前後方向中央よりも若干後方側に位置する
ことになるため、前記端管35は第6図に示すように、
平面視においてへの字状に折曲されている。
各端管35と門形ブラケット36との間には上方開放の
リンク連結空間38を形成する凹状部39が形成されて
おり、このリンク連結空間38内にリンク31及び連結
部材32の各一端部が挿入され、ピン30で凹状部39
に枢支連結されている。凹状部39は支持骨材28の左
右端部より中央側に位置している。
前記同形ブラケット36の下部の一端には、第1ガイド
溝12内を摺動するシュー40が設けられ、下部他端に
は裏布41の端部を掛止める掛止部42が形成されてい
る。
前記端管35と門形ブラケット36とは、第11図に示
すように、1枚の板材で一体成形し、中央に凹状部39
を形成してリンク連結空間38を形成し、凹状部39の
下面にシュー40を取付ける板材43を溶着して構成し
ても良い。
リンク連結空間38が上方に開放されていることは、幌
折畳み時にリンク31及び連結部材32がビン30の上
側まで回動可能になることであり、また前方側のリンク
3Iが入り込み可能になることであり、第3図に示すよ
うζこ、支持骨材28、スライダ15及び取付体27が
略密着する状態まで、幌20を折畳むことができ、幌折
畳み時の外部開口部2の開放面積が大きくなる。
浮上骨材29はパイプ又は丸棒の両端部を長く偏平状に
形成し、その両端を幌200袋部37に挿入して、幌の
横方向の張りを与えている。この浮上骨材29は両端近
傍の下面に門形ブラケット45と小フラケソト46とを
有し、門形ブラケット45には下部一端に第2ガイド溝
13内を摺動するシュー47が設けられ、下部下端には
裏布41用の掛止部48が形成されている。門形ブラケ
ット45とルブラケント46とでビン30が支持され、
このビン30にリンク31及び連結部材32の各一端が
枢支されている。
前記支持骨材28及び浮上骨材29の左右方向中央部に
は筒状のスポンジ体が嵌合され、それに筒状布が嵌合さ
れ、その筒状布に裏布41が取付けられている6裏布4
10前後部は前後カバー19.26に装着され、幌20
と相撲って袋状幌カバーを構成している。
幌20は1枚の布材を、両側を内側に折曲げて袋状に形
成し、各骨材28.294こ対応する部分の前後を溶着
して袋部37を形成しており、左右外縁部にはテンショ
ンケーブル51が挿通されている。このテンションケー
ブル51は前後端が前後カバー19,26に連結されて
おり、一方のカバーとの間には引張りスプリングが設け
られることもある。
前記テンションケーブル51は、前カバー19を前方移
動して外側開口部2閉鎖のために幌20を伸張したとき
に、直線状に張られる。屋根1は前後から中央へ中高状
であるので、前後カバー19..26間で幌20の両側
部は全骨材28.29と共に屋根1側に押圧され、第5
.7図に示すように、フレーム4外側部のウェザ−スト
リップ52と当接して、雨水の浸入を防止するものであ
る。
テンションケーブル51は各骨材28.29より外側方
に位置し、@20の側部は下方へ折曲り可能となってお
り、屋根1にはこの折曲りを可能にするために前後方向
に長い溝53が形成されている。
従って、テンションケーブル51は伸張時に溝53に入
り、全骨材28.29の端部を引下げ、幌20の端部を
ウェザ−ストリップ52を当接して、幌20側方からの
雨水の浸入を防止し、幌20開閉時に弛緩して、幌20
がウエザーストリンブ52に摺接するのを減少する。
前記@20は折畳まれた際、第3図に示すように、後方
傾斜姿勢になることが、風の抵抗を少なくする上で必要
であり、その場合、浮上骨材29から前後のリンクの長
さが異なる。そのため、従来においては、リンク31の
み設けて浮上骨材29とその後方の支持骨材28及び取
付体27と連結していなかったが、ここでは、連結点間
距離が伸縮自在な連結部材32を用いて連結している。
第1〜3.8図に示す連結部材32は、浮上骨材29に
枢支連結されている前部材55と、支持骨材28又は取
付体27に枢支連結されている後部材56と、両部材5
5.56間の弾発部材57とを有しており、前部材55
には後部材56を伸縮自在に挿入する筒体58が設けら
れでいる。弾発部材57はコイルハ矛で形成されている
。尚、筒体58は後部材56に固定しても良く、筒体5
8内に挿入される部材に、筒体58からの抜出しを阻止
する手段を講しておくことが好ましい。前記連結部材3
2は前後部材55.56が伸縮することによって連結点
(ビン30.30間距離) Lが伸縮し、弾発部材57
によって伸張方向に付勢されている。
第12図に示した連結部材32への第1変形例は、前部
材55の筒状後部55aに後部材56が嵌合し、筒状後
部55a内に挿入されたコイルハネ製弾発部材57の後
部が後部材56と当接し、前部材55の筒状後部55a
より前方に形成した長孔59にビン60が挿通され、こ
のビン60が後部材56に取付けられていて、抜出し阻
止手段となっている。
第13図に示す第2変形例の連結部材32Bは、リンク
31と同じ1本のリンクで形成され、その両端のビン3
0と嵌合する孔の内の一方を長孔61に形成し、両端の
ピン30間距離りを長短に変更して、連結部材32Bの
長さを擬像的に伸縮できるようにしている。
第14.15図に示す第3変形例の連結部材32Cは、
前後部材55.56の一方に前後1対のS字状溝62を
形成し、他方に各S字状溝62に挿通するガイドビン6
3を固定しており、ガイドピン63がS字状溝62内で
働くことにより、伸縮可能となっている。そして浮上骨
材29がガイドレール11に案内されて後方移動すると
き、ガイドビン63がS字状溝62の中途の段部64に
当接することにより、大きく収縮することなくその後方
の支持骨材28を押動し、幌20の中途部の浮上りを少
なくしている。
第16.17図に示す第4変形例の連結部材32Dは、
断面コ字形の前後部材55.56を対向嵌合し、2本の
ピン65で止めており、リンク31゛  も同一構成に
なっている。
即ち、連結部材32Dとリンク31°とを路間−構造に
形成し、リンク31゛側はピン65をかしめて前後部材
55.56 (但し、上下関係は連結部材32Dとは逆
)を固定し、連結部材32D側は前後部材55,56の
一方にピン65と相対移動する長孔66を形成して、伸
縮可能にしている。
前記リンク31゛及び連結部材32はピン30に嵌合す
る孔68が中途部の中心線69から互いに逆方向にずれ
て形成されている。これは、幌20の閉鎖姿勢にしたと
きに、第1.2図に示すように、スライダ15及び支持
骨材28側から浮上骨材29側へリンク31及び連結部
材32の中心線69が上向傾斜姿勢にセットするためで
あり、中心線69が上向傾斜していると、前カバー19
を後方移動すると、浮上骨材29に上昇させる力が作用
する。
しかし、浮上骨材29への上昇力付与は、従来技術で用
いられているように、引張りスプリングをリンク31と
前カバー19又は支持骨材28との間に張設するか、ピ
ン30にコイルスプリングを設けるかして行うようにし
ても良い。
ガイドレール11の支持骨材28を案内する第1ガイド
溝12は、取付体27まで全長に亘って形成されている
が、浮上骨材29を案内する第2ガイド溝13は、ガイ
ドレール11の前端から中途まで、例えば内部開口部6
の後部又はルーバ7近傍まで形成され、その後端が上方
に開放され、後上方傾斜状の案内片70が設けられ、浮
上骨材29のシュー47は、この案内片70に案内され
て第2ガイド溝13から出入することができる。
従って、浮上骨材29は第2ガイド溝13に係合してい
るとき、その前方の前カバー19又は支持骨材28の後
方移動力をリンク31を介して伝達され、且つ連結部材
32を介して支持骨材28を押動しながら直線的に後方
移動し、案内片70に一達すると、案内片70まで達し
た浮上骨材29から順番に、リンク31及び連結部材3
2の中心線69が上向傾斜姿勢であることにより、又は
スプリングにより発生する上昇力で浮上する。
但し、最後方位置の浮上骨材29は第2ガイド溝13に
は係合していなく、第2ガイド溝13はその前方まで形
成されており、幌20閉鎖状態(第1図状態)からの前
カバー19の初期動作は、直ちに最後方位置の浮上骨材
29を上昇させることになる。この状態は第2図に示す
状態であり、デフレクタ22が上昇して外部開口部2の
前部が開放され、幌20の後部が三角形状に立上がって
内部開口部6の後部及びルーパ7からの換気を可能にし
ている。そしてこのとき、後から2番目の浮上骨材29
は今だ案内片70まで達していなく、第2ガイド7II
113に保合案内されて安定状態で保持される。
浮上骨材29を後側から順次上昇させて幌20を折畳ん
でいくと、連結部材32が伸縮可能であることにより、
折畳まれた幌20に引張られて収縮し、後傾姿勢(後方
傾倒姿勢)となり、また、連結部材32が収縮すること
により、幌20の引張りも小さくなる。
前カバー19は最後方位置がルーバ7近傍で、内部開口
部6を実質的に開放する位置であり、このとき、スライ
ダ15、複数の支持骨材28及び取付体27は最も近接
し、夫々のシュー18.40  (当接体)及び取付体
27に設けられていて第1ガイド溝12内に配置された
シュー当接体71は前後直列状に接触している。シュー
当接体71はストッパの役目をしている。
前記最後部支持骨材28のシュー40及びシュー当接体
71の前上部には、前方突出状の係合部72が形成され
、各支持骨材28のシュー40の後上部には係合部72
と係合する係合突部73が形成されている。
スライダI5のシュー18と前部の支持骨材28のシュ
ー40とは当接するだけである。
係合部72は係合突部73と係合するとき抵抗を受ける
ようになっており、これらは前方側のシューのものほど
幅が狭く、シュー当接体71のものが最も広幅になって
おり、従って、係合するときの抵抗、換言すると、離脱
するときの抵抗は前方側が小さく後方側が大きく設定さ
れでいる。
係合部72と係合突部73の係合は、スライダ15が最
後方位置近傍まで後退し、それから更に後方移動するこ
とにより、前方側から順次係合していく。
そして、スライダ15を最後方位置から前動すると、抵
抗の小さい前方側のシュー40から順次離脱を開始する
ことになり、第3図に示すように折畳まれた@20は、
その前部から伸張することになる。
前記係合部72及び係合突部73は、係合突部73の突
出高さを変えることによって、保合抵抗の大小を設定し
ても良い。
第18図は抵抗手段74、即ち係合部72及び係合突部
73の変形例を示しており、係合部72はシュー40及
びシュー当接体71の前面に形成した球面凹部であり、
係合突部73は、係合部72内に嵌脱自在な球状突起で
あり、前方から後方へ順次、球の大きさが大きくなって
いる。
前記係合部72及び係合突部73ば支持骨材28に移動
抵抗を与える抵抗手段74を構成しており、この抵抗手
段74は支持骨材28が1本の場合は、支持骨材28と
取付体27との間だけ、2木の場合は、支持骨材28と
取付体27との間及び支持骨材28間に設けられ、複数
対の抵抗手段74は、取付体27側から前カバー19側
へいくに従って、抵抗が小さくなるように設定されてい
る。
また、抵抗手段74を構成するための当接体18,40
.71等は、シューで形成しなくとも良く、前カバー1
9、支持骨材28及び固定部材から突出形成しても良く
、ガイドレール11の上方又は側方に位置しても良い。
第19.20図はガイドレール11及び骨材28.29
の変形例を示しており、前記実施例のガイドレール】1
は第1、第2ガイド溝12.13が同一高さで対向状に
配置されていたのに対し、この変形例では、第1ガイド
71112に対して第2ガイド溝13が高位置で内部開
口部6に近い位置に形成され、溝開放方向は同一方向と
されている。尚、変形例のガイドレール11は第16図
にも図示している。
そして、支持骨材28は門形ブラケット36と端管35
とシュー40取付用の取付片76とが共線状に連結され
、浮上骨材29はビン36を介してルブラケント46に
シュー47取付用の取付片77が取付けられている。
第4図において、雨樋部材21の前縁にはウェザ−スト
リップ78が設けられ、デフレクタ22の下面には横長
の凹部79を有する嵌合体80が設けられている。前記
雨樋部材21は幌20を閉鎖したときに、嵌合体80の
凹部79に係合して、デフレクタ22の浮上りを防止し
ている。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、各浮上骨材29はその後
方の支持骨材28及び固定部材を夫々連結部材32を介
して連結され、ガイドレール18こはその前部から最後
部の浮上骨材29の前方まで前側の浮上骨材29を前後
摺動自在に係合するガイド溝13が形成されているので
、幌20閉鎖状態から前カバ19を後方移動することに
より、最初に最後部の浮上骨材29が浮上がり、開口部
2の前部を開放すると同時に後部の換気を可能にするこ
とができ、風の巻込み及びスロブ音発生を防止した上で
前後の換気ができ、前カバー19を更に後方移動すると
、幌20は後側から順序良く折畳まれ、風によるバタ付
きを少なくすることができる。
リンク31及び連結部材32は浮上骨材29との連結位
置を他部材との連結位置より上位にすることにより、リ
ンク31に上昇付勢用のスプリングを設けておかな(と
も浮上骨材29を浮上でき、幌20閉鎖時に浮上骨材2
9に浮上り力が働かないので、左右側部のシールが確実
にできる。
また、連結部材32の連結点間距離りを伸縮自在にする
ことにより、浮上骨材29が浮上がって幌20を折畳ん
だ状態で、その折畳み部分を後方傾斜させることができ
、風の抵抗が少なくなると共に、幌の引張り過剰をなく
すことができ、幌損傷の防止と円滑な折畳みができる。
更に、連結部材32を伸縮自在にすると共に弾発部材5
7を設けることにより、幌20を一部又は全部折畳んだ
とき、@20全体に張力が与えられ、バタ付きをより一
層少なくすることができる。また、幌20を伸張したと
きも、適度の張力を与え得ると共にリンク31及び幌2
0等の製作誤差を吸収できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜10図は本発明の実施例を示しており、第1〜4
図は全体構成を示し、第1図は幌閉鎖状態の断面側面図
、第2図は開口部前部開放状態の断面側面図、第3図は
幌を折畳んで開口部を全面開放した断面側面図、第4図
は幌閉鎖状態での幅方向中央部の断面側面図、第5図は
支持骨材が位置する部分の断面正面図、第6図は支持骨
材の端部の平面図、第7図は浮上骨材が位置する部分の
断面正面図、第8図は連結部材の断面図、第9.10図
は当接体に設けた抵抗手段の平面図と側面図、第11図
は支持骨材の凹状部の変形例を示す断面正面図、第12
〜17図は連結部材の4変形例を示しており、第12図
は第1変形例の一部断面平面図、第13図は第2変形例
の側面図、第14.15図は第3変形例の側面図と平面
図、第16図は第4変形例の一部断面側面図、第17図
は第16図のA−Ag断面図、第18図は抵抗手段の変
形例を示す側面図、第19.20図はガイドレール及び
骨材の変形例を示しており、第19図は支持骨材が位置
する部分の断面正面図、第20図は浮上骨材が位置する
部分の断面正面図である。 ■・・・屋根、2・・・外部開口部、3・・・幌式サン
ルーフ装置、11・・・ガイドレール、12・・・第1
ガイド溝、13・・・第2ガイド溝、18・・・シュー
、19・・・前カバー20・・・幌、26・・・後カバ
ー、27・・・取付体、28・・・支持骨材、29・・
・浮上骨材、31・・・リンク、32・・・連結部材、
38・・・リンク連結空間、39・・・凹状部、40・
・・シュー55・・・前部材、56・・・後部材、57
・・・弾発部材、71・・・シュー当接体、72・・・
係合部、73・・・係合突部、抗手段、L・・・連結点
間距離。 74・・・抵 第19 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)屋根(1)の開口部(2)を開閉する幌(20)
    を、開口部(2)の後部の固定部材とその前方の前カバ
    ー(19)とに装着し、前カバー(19)の後方に少な
    くとも1本の支持骨材(28)を配置し且つそれらを開
    口部(2)の左右側方のガイドレール(11)に前後摺
    動自在に係合し、前カバー(19)及び支持骨材(28
    )の各後方にリンク(31)を介して浮上骨材(29)
    を浮上り可能に連結した幌式サンルーフ装置において、
    前記各浮上骨材(29)はその後方の支持骨材(28)
    及び固定部材と夫々連結部材(32)を介して連結され
    、ガイドレール(11)にはその前部から最後部の浮上
    骨材(29)の前方まで前側の浮上骨材(29)を前後
    摺動自在に係合するガイド溝(13)が形成されている
    ことを特徴とする幌式サンルーフ装置。
  2. (2)前記リンク(31)及び連結部材(32)は幌(
    20)閉鎖状態のとき、浮上骨材(29)との連結位置
    が他部材との連結位置より上位に位置されていることを
    特徴とする請求項(1)記載の幌式サンルーフ装置。
  3. (3)前記連結部材(32)は前後の連結点間距離(L
    )が伸縮自在に形成されていることを特徴とする請求項
    (1)記載の幌式サンルーフ装置。
  4. (4)前記連結部材(32)は長手方向伸縮自在な前後
    部材(55)(56)で形成され、且つ両部材(55)
    (56)間に伸張方向に付勢する弾発部材(57)が設
    けられていることを特徴とする請求項(1)記載の幌式
    サンルーフ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2468546A3 (de) * 2010-12-24 2015-04-29 Magna Car Top Systems GmbH Faltverdeck eines Fahrzeugs

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