JPH0490875A - 中空物の内面をコーティングする方法 - Google Patents
中空物の内面をコーティングする方法Info
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- JPH0490875A JPH0490875A JP20558590A JP20558590A JPH0490875A JP H0490875 A JPH0490875 A JP H0490875A JP 20558590 A JP20558590 A JP 20558590A JP 20558590 A JP20558590 A JP 20558590A JP H0490875 A JPH0490875 A JP H0490875A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、各種の産業分野で使用されているタンク、
バレル、パイプ、ホッパー等の中空物の内面に、合成樹
脂をコーティングする方法に関するものである。
バレル、パイプ、ホッパー等の中空物の内面に、合成樹
脂をコーティングする方法に関するものである。
従来よりタンク、バレル、パイプ、ホッパー等の中空物
の内面に、耐久性の向上のため合成樹脂やゴムをコーテ
ィングすることが行われてきた。
の内面に、耐久性の向上のため合成樹脂やゴムをコーテ
ィングすることが行われてきた。
従来のこのコーティング方法としては、未加硫ゴムや合
成樹脂を型枠の中に流し込んで成形する方法が採られて
いた。また、加硫したゴム板をボルト等で中空物の内面
に固定する方法が採用されることもあった。しかし従来
の前記の方法ではコーティングのために高額の費用と多
くの時間が必要であり、さらに、コーティング部分の補
修をするには、古いコーティング部分を焼く等によって
取り外さねばならず、非常に多(の費用と時間が必要で
あった。
成樹脂を型枠の中に流し込んで成形する方法が採られて
いた。また、加硫したゴム板をボルト等で中空物の内面
に固定する方法が採用されることもあった。しかし従来
の前記の方法ではコーティングのために高額の費用と多
くの時間が必要であり、さらに、コーティング部分の補
修をするには、古いコーティング部分を焼く等によって
取り外さねばならず、非常に多(の費用と時間が必要で
あった。
また、コーティング作業のためには被コーテイング物を
設置場所から外して移動させなければならず、このため
の手数が非常に多(掛かっていた〔発明が解決しようと
する課題〕 そこでこの発明では、中空物の内側への新規なコーティ
ング層の作成であっても、コーティング層の補修であっ
ても、型枠を使用する大掛かりな成形方法を用いる必要
をなくし、特に補修の場合には古塗膜の除去をすること
なく、廉価で且つ容易な作業により合成樹脂のコーティ
ング層を形成することができ、さらに中空物を設置箇所
から外すことなく設置したままでもコーティング作業が
可能な、中空物の内面をコーティングする方法を提起し
ようとするものである。
設置場所から外して移動させなければならず、このため
の手数が非常に多(掛かっていた〔発明が解決しようと
する課題〕 そこでこの発明では、中空物の内側への新規なコーティ
ング層の作成であっても、コーティング層の補修であっ
ても、型枠を使用する大掛かりな成形方法を用いる必要
をなくし、特に補修の場合には古塗膜の除去をすること
なく、廉価で且つ容易な作業により合成樹脂のコーティ
ング層を形成することができ、さらに中空物を設置箇所
から外すことなく設置したままでもコーティング作業が
可能な、中空物の内面をコーティングする方法を提起し
ようとするものである。
前記の課題を解決するため、この発明の中空物の内面を
コーティングする方法では次のような手段を採用した。
コーティングする方法では次のような手段を採用した。
内面にコーティングを必要とする中空物の内側に接着剤
のプライマーを塗布した後、前記中空物を回転させなが
らポリオールを主成分とする主剤とイソシアネートプレ
ポリマーを主成分とする硬化剤から成るエラストマーを
、塗布及び硬化させる。
のプライマーを塗布した後、前記中空物を回転させなが
らポリオールを主成分とする主剤とイソシアネートプレ
ポリマーを主成分とする硬化剤から成るエラストマーを
、塗布及び硬化させる。
さらに、前記エラストマーを中空物に塗布するのは、ス
プレーガンの吹き付けにより行ったり、ガンの吐出によ
り行うことができる。
プレーガンの吹き付けにより行ったり、ガンの吐出によ
り行うことができる。
ポリオールを主成分とする主剤とイソシアネートプレポ
リマーを主成分とする硬化剤から成るエラストマーは、
常温で超速硬化の性質を有しており、従ってこのエラス
トマーを使用することにより従来のような型枠へのコー
ティング材料の流し込みをすることなく、内面にコーテ
ィングを必要とする中空物を回転させながらの塗布によ
る容易な作業で、合成樹脂層を形成することができる。
リマーを主成分とする硬化剤から成るエラストマーは、
常温で超速硬化の性質を有しており、従ってこのエラス
トマーを使用することにより従来のような型枠へのコー
ティング材料の流し込みをすることなく、内面にコーテ
ィングを必要とする中空物を回転させながらの塗布によ
る容易な作業で、合成樹脂層を形成することができる。
以下この発明の構成を、この発明方法の実施状況を示し
た図面に従って説明する。
た図面に従って説明する。
(1)は中空物で、内面にコーティングを必要としてお
り、未コーティングの新規な物又は古いコーティングが
磨耗や破損により補修を必要とする物の何れであっても
よい。
り、未コーティングの新規な物又は古いコーティングが
磨耗や破損により補修を必要とする物の何れであっても
よい。
前記の中空物(1)は、回転保持装置(2)によって保
持されている。この回転保持装置(2)は、変速機より
の駆動を受けた駆動用のローラー(3)及び回転自在と
して設けられているローラー(4)により中空物(1)
を受けており、中空物(1)を回転させるようにしてい
る。
持されている。この回転保持装置(2)は、変速機より
の駆動を受けた駆動用のローラー(3)及び回転自在と
して設けられているローラー(4)により中空物(1)
を受けており、中空物(1)を回転させるようにしてい
る。
図示した中空物(1)は、円筒状の胴を有する容器形状
をしており、たとえば、薬液や粉体を入れて使用される
。
をしており、たとえば、薬液や粉体を入れて使用される
。
前記の中空物(1)は内面にコーティングを必要とする
物であり、前記の回転保持装置(2)に設置された場合
、先ず接着剤のプライマーを塗布する。このプライマー
の塗布は、回転保持装置(2)を回転させながら又は静
止の状態の何れであっても実施することができ、刷毛塗
り又はスプレー装置を用いての何れの作業でも可能であ
る。
物であり、前記の回転保持装置(2)に設置された場合
、先ず接着剤のプライマーを塗布する。このプライマー
の塗布は、回転保持装置(2)を回転させながら又は静
止の状態の何れであっても実施することができ、刷毛塗
り又はスプレー装置を用いての何れの作業でも可能であ
る。
次に、前記中空物(1)を回転させながら、ポリオール
を主成分とする主剤とイソシアネートプレポリマーを主
成分とする硬化剤から成るエラストマー(5)を、塗布
及び硬化させる。
を主成分とする主剤とイソシアネートプレポリマーを主
成分とする硬化剤から成るエラストマー(5)を、塗布
及び硬化させる。
前記の主剤と硬化剤は混合して塗布すると、常温で短時
間(例えば数秒)の内に硬化して皮膜を形成することに
なる。
間(例えば数秒)の内に硬化して皮膜を形成することに
なる。
前記の主剤と硬化剤からなるエラストマーとしては次の
2種類を挙げることができ、何れであっても使用可能で
ある。
2種類を挙げることができ、何れであっても使用可能で
ある。
主成分
外観
粘度(20℃)
密度(20°C)
引火点
流動点
〔配合比率〕
重量比率
容積比率
凡d
〔主剤]
主成分
外観
水分含有率
H
粘度(20°C)
密度(20”C)
165℃
470°C
イソシアネートプレポリマー
淡黄色透明液体
5.000cps
1.09g/cj
150°C以上
19°C
主剤:硬化剤=100ニア7
主剤;硬化剤=100ニア4
ポリエーテル系ポリオール
黄色不透明液体
0.1%以下
3.000cps
1.05g/cffl
引火点 165°C
発火点 470°C
〔硬化剤〕
主成分
外観
粘度(20°C)
密度(20°C)
引火点
流動点
〔配合比率〕
重量比率 主側:硬化剤=100:150容積比率
主剤:硬化剤=100:147以上のような性状をも
つ液状材料であるエラストマー(5)を中空物(1)に
塗布すると、短時間の内に硬化をする。
主剤:硬化剤=100:147以上のような性状をも
つ液状材料であるエラストマー(5)を中空物(1)に
塗布すると、短時間の内に硬化をする。
さらに、前記エラストマー(5)を中空物(1)に塗布
するには、適当な塗布工具(6)を用し)る必要がある
が、第2図に示す実施例ではスプレーガンの吹き付けに
より塗布を行っており、第3図の実施例ではガンの吐出
により塗布を行ってし1イソシアネートプレポリマー 淡黄色透明液体 12.0OOcps 1.07g/d 200°C以上 一5°C る。
するには、適当な塗布工具(6)を用し)る必要がある
が、第2図に示す実施例ではスプレーガンの吹き付けに
より塗布を行っており、第3図の実施例ではガンの吐出
により塗布を行ってし1イソシアネートプレポリマー 淡黄色透明液体 12.0OOcps 1.07g/d 200°C以上 一5°C る。
第2図及び第3図の何れの場合であっても、塗布工具(
6)は案内用のレール(7)に案内されて前後動し、自
動的に塗布作業ができるものであるが、作業員による手
作業によって塗布工具(6)を操作して塗布作業をする
こともできる。
6)は案内用のレール(7)に案内されて前後動し、自
動的に塗布作業ができるものであるが、作業員による手
作業によって塗布工具(6)を操作して塗布作業をする
こともできる。
さらに前記の塗布作業は、スプレーガンとガン併用とし
て実施することもできる。すなわち、大部分の厚みにつ
いてはガンによる流し込み施工で行い、最終的な寸法出
しのためにスプレーガン施工を行うと便利である。
て実施することもできる。すなわち、大部分の厚みにつ
いてはガンによる流し込み施工で行い、最終的な寸法出
しのためにスプレーガン施工を行うと便利である。
この発明は上述のような構成を有するものであり、従っ
て、中空物の内側への新規なコーティング層の作成又は
コーティング層の補修の何れであっても、型枠等の大掛
かりな装置を用いる大掛かりな成形方法を用いる必要が
なく、容易に且つ迅速に作業ができ、特にコーティング
層の補修の場合には古塗膜の除去をすることなく、廉価
で且つ容易な作業により合成樹脂のコーティング層を形
成することができ、さらに中空物(1)を設置箇所から
外すことなく設置したままでもコーティング作業が可能
である。
て、中空物の内側への新規なコーティング層の作成又は
コーティング層の補修の何れであっても、型枠等の大掛
かりな装置を用いる大掛かりな成形方法を用いる必要が
なく、容易に且つ迅速に作業ができ、特にコーティング
層の補修の場合には古塗膜の除去をすることなく、廉価
で且つ容易な作業により合成樹脂のコーティング層を形
成することができ、さらに中空物(1)を設置箇所から
外すことなく設置したままでもコーティング作業が可能
である。
特に、コーティング済の前記のエラストマー(5)が磨
耗又は破損した場合には、再度同一の材料を中空物の内
面に塗布する簡単な作業により補修を行うことができる
。
耗又は破損した場合には、再度同一の材料を中空物の内
面に塗布する簡単な作業により補修を行うことができる
。
第1図はこの発明に係る塗布作業の状態を示す斜視図。
第2図はその縦断面図。第3図は他の塗布状態を示す縦
断面図。
断面図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内面にコーティングを必要とする中空物の内側に接
着剤のプライマーを塗布した後、前記中空物を回転させ
ながらポリオールを主成分とする主剤とイソシアネート
プレポリマーを主成分とする硬化剤から成るエラストマ
ーを、塗布及び硬化させることを特徴とする、中空物の
内面をコーティングする方法。 2 ポリオールを主成分とする主剤とイソシアネートプ
レポリマーを主成分とする硬化剤から成るエラストマー
を中空物に塗布するのを、スプレーガンの吹き付けによ
り行う請求項1記載の中空物の内面をコーティングする
方法。 3 ポリオールを主成分とする主剤とイソシアネートプ
レポリマーを主成分とする硬化剤から成るエラストマー
を中空物に塗布するのを、ガンの吐出により行う請求項
1記載の中空物の内面をコーティングする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20558590A JPH0490875A (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 中空物の内面をコーティングする方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20558590A JPH0490875A (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 中空物の内面をコーティングする方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0490875A true JPH0490875A (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=16509319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20558590A Pending JPH0490875A (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 中空物の内面をコーティングする方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0490875A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009082766A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Daikin Ind Ltd | 塗装方法及び塗装装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082171A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-10 | Mitui Toatsu Chem Inc | ポリウレタンエラストマ−のライニング方法 |
-
1990
- 1990-08-01 JP JP20558590A patent/JPH0490875A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082171A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-10 | Mitui Toatsu Chem Inc | ポリウレタンエラストマ−のライニング方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009082766A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Daikin Ind Ltd | 塗装方法及び塗装装置 |
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