JPH0490521A - ファインダ光学系 - Google Patents

ファインダ光学系

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JPH0490521A
JPH0490521A JP20588290A JP20588290A JPH0490521A JP H0490521 A JPH0490521 A JP H0490521A JP 20588290 A JP20588290 A JP 20588290A JP 20588290 A JP20588290 A JP 20588290A JP H0490521 A JPH0490521 A JP H0490521A
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optical system
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lens
photographing
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Masayuki Ikeda
正幸 池田
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Nitto Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、撮影者の撮影範囲を決めるために視野範囲を
特定するファインダと、写真フィルムに感光する光を集
光させる撮影レンズとを有する所謂コンパクトカメラに
適用されるファインダ光学系に関し、特に、フレームマ
ークと、該フレームマークからの反射光を瞳側に反射す
る凹反射面を有する所謂アルバダ式ファインダに好適な
ファインダ光学系に関する。
[従来の技術] 従来、安価なコンパクトカメラにおいては、第5図に示
すように、写真フィルムに感光する光を集光させる撮影
レンズ光学系32と、視野範囲を特定するファインダ光
学系3oとが分けられた光学系構成のカメラが一般的で
ある。
このような光学系のカメラにおいては観察者の瞳に入る
光と写真フィルムを感光させる光との入射角度が違うた
めに、ファインダから見られる視野範囲のうち、どれだ
けの領域が実際にフィルムに写るかを示すフレームマー
クがそのファインダ光学系30内に設けられるのが普通
である。そのようなフレームマークをファインダ光学系
30に設ける方法として、アルバダ式ファインダ光学系
が従来から良く知られている。
第6図はアルバダ式ファインダ光学系と撮影レンズ光学
系とを模式的に示した図である。
第6図に示すアルバダ式ファインダ光学系30は、第1
の対物レンズ40、第2の対物レンズ42、フレームガ
ラス46、接眼レンズ50から構成されている。この内
、フレームガラス46の瞳側面にはフレームマーク48
が形成されている。
また、第2の対物レンズ42の瞳52側のレンズ面44
は凹形とされ、その表面はハーフミラ−面とされている
従って、第1の対物レンズ40、第2の対物レンズ42
を通った光の一部は、フレームマーク48で反射され、
その反射光は、第2対物レンズ42の凹反射面44で反
射され、接眼レンズ50を経て、瞳52に入射する。よ
って瞳52は、第1の対物レンズ40.第2の対物レン
ズ42、フレームガラス46及び接眼レンズ50を反射
なく通過した撮影像と、フレームマーク48の凹反射面
44による像(ブライトフレーム)を−緒に見ることに
なる。
なお、第6図においてQ2は撮影レンズ光学系32の光
軸を示し、符号54は撮影レンズ、符号56は写真フィ
ルムである。ここで、従来の構成においては、ファイン
ダ光学系30の光軸Qlと撮影レンズ光学系32の光軸
Q2は平行とされている。よって、山などの無限遠点を
写すときは問題ないが、人物などの近くの被写体を写す
ときは、光軸Q1と光軸Q2が平行であることによる視
野角のずれを補正するように、フレームマーク48の位
置決めが行なわれている。即ち、従来のアルバダ式ファ
インダ光学系3oにおいては、ファインダを通して見る
画面と、フィルムに写る画面とのズレを少なくするため
に、フレームマーク48(ブライトフレーム)を頻繁に
撮影する所定距離に合わせるように設けている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のように、ファインダ光学系30の
光軸Q1を無限撮影位置に合わせ、ブライトフレームを
頻繁に撮影する所定距離に合わせて設けると、第7図に
示すように、ブライトフレーム20によって示される撮
影範囲がファインダ視野22において、上下左右のどち
らかに片寄る現象が生じる。そのため撮影の時には、常
に撮影者はファインダ視野22とブライトフレーム2゜
によって示される撮影範囲の違いを把握していなければ
ならず、写真の構図が決めにくいという問題があった。
本発明の目的は、所定の被写体距離に邦いて、撮影範囲
を示すブライトフレーム20をファインダ視野22の中
心部に位置するように構成できることにより、写真の構
図が決めやすいファインダ光学系を提供することにある
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。
[課題を解決するための手段] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
請求項1記載のファインダ光学系は、感光部材に光を集
光させる撮影レンズ光学系と、撮影の視野範囲を決める
ためのファインダ光学系と、を有する光学機器に使用さ
れるファインダ光学系において、そのファインダ光学系
の内、対物側の光学部材(カバーレンズを含む)の一部
が、当該ファインダ光学系の光軸を前記撮影レンズ光学
系の光軸側に曲げる機能を備えた光学素子で構成されて
いる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のファイン
ダ光学系において、最も頻繁に撮影される所定被写体距
離で前記曲げられたファインダ光学系の光軸と撮影レン
ズ光学系の光軸とが交わるように、前記光学素子が構成
されている。
[作用] 請求項1記載のファインダ光学系によれば、撮影レンズ
光学系の光軸側に曲げる機能を備えた光学素子の働きに
より、無限遠点にない被写体から入射する光も、撮影レ
ンズ光学系の光軸と平行に入射される。
また、請求項2記載のファインダ光学系によれば、カメ
ラの初期設定のときに決められる最も頻繁に撮影される
所定被写体距離で、前記曲げられたファインダ光学系の
光軸と撮影レンズ光軸とが交わるように構成されている
ので、撮影範囲を示すブライトフレームをファインダ視
野の中心部に位置するように構成しても、前記所定被写
体距離の前後の被写体距離においても、実際に写真フィ
ルムに写る画像と、ファインダから見れる画像とが大幅
に違うというような問題は生じない。
[実施例コ 以下、本発明に係るファインダ光学系の一実施例を図面
により説明する。
第1図は本発明に係るファインダ光学系の一実施例を示
す図である。
このファインダ光学系はカメラ・の前カバー4に設けら
れたカバーガラス2、第1の対物レンズ6、第2の対物
レンズ42、フレームガラス46、接眼レンズ50とか
ら構成される。なお、第2の対物レンズ42、フレーム
ガラス46、接眼レンズ50の構成は第6図に示した従
来のアルバダ式ファインダ光学系と同様であるので、そ
れらの説明は省略する。
本実施例の特徴は、カバーガラス2が光軸Q1に対して
垂直でなく、僅かに傾いて配置されると共に、第1の対
物レンズ6も光軸fflに対して僅かに傾いた面10を
有している点である。このように構成されていることに
より、例えば、瞳52から出射し、光軸Q1上を進む光
は、第1の対物レンズ6の対物側の面10で曲げられ、
撮影レンズ光学系32(不図示)側に出射する。従って
、カバーガラス2及び第1の対物レンズ6の合成のふれ
の角度δを撮影範囲における最も頻繁に撮影する所定被
写体距離において、その曲げられたファインダ光軸Q1
’  と撮影レンズ光軸Q2とが交差するように構成す
ることにより、第3図に示すようにブライトフレーム2
0で囲まれる撮影範囲をファインダ視野22の中心部に
位置させ、ブライトフレーム20の周囲の余白を等しく
して、撮影の際の構図を決め易くすることができる。
第4図はそのふれの角度δと所定被写体距離Sとの関係
を示す図であり、図中Pは、ファインダ光学系と撮影レ
ンズ光学系の主点60から所定被写体距離Sにある被写
体である。
第2図は本発明の第2実施例を示す図である。
このファインダ光学系はカメラの前カバー4に設けられ
たプリズム状のカバーガラス14、第1の対物レンズ4
01第2の対物レンズ42、フレームガラス46、接眼
レンズ50とから構成される。なお、それら構成の内、
第1の対物レンズ40、第2の対物レンズ42、フレー
ムガラス46、接眼レンズ50は第6図に示す従来のア
ルバダ式ファインダ光学系と同様の構成となっている。
本実施例の特徴は、前カバーに設けられたカバーレンズ
14の形状が光軸Q1に対して傾いた面16と垂直な面
18とを有するプリズム形状とされている点である。従
って、第1実施例と同様にそのふれの角δを設定するこ
とにより、ブライトフレームの周囲の余白を等しくして
、撮影の際の構図を決め易くすることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
例えば、前記実施例においては、それぞれ第1の対物レ
ンズ6とカバーガラス14を、そのファインダ光学系の
光軸Q1を撮影レンズ光学系の光軸Q2側に曲げる機能
を備えた光学素子に選んだが、第1の対物レンズ、カバ
ーレンズ以外の光学素子でも実質的にその先軸を曲げる
働きを持たせることができるなら、特に限定されるもの
ではない。
また、本発明の思想はコンパクトカメラのみならず、8
ミリなどのビデオカメラ等の光学機器において使用され
るビューファインダにおいても同様に適用できる。
[発明の効果] 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである
請求項1記載のファインダ光学系によれば、ファインダ
光学系の光軸を撮影レンズ光学系の光軸側に曲げる機能
を備えた光学素子を有しているので、無限遠点にない被
写体から入射する光も、撮影レンズ光学系と同様に平行
にすることができ、ファインダ視野とブライトフレーム
によって示される撮影範囲の違いを小さくすることが可
能となる。
更に、ファインダ光学系自体を撮影レンズ光学系に対し
て傾ける方法に比べて、ファインダ光学系を備えた光学
機器の大きさを小さくすることが可能である。
また、請求項2記載のファインダ光学系によれば、最も
頻繁に撮影される所定被写体距離で前記曲げられたファ
インダ光学系の光軸と撮影レンズ光軸とが交わるように
、前記光学素子を構成することで、最も使用頻度の高い
範囲において、最も誤差がない条件で、ファインダ視野
内に設けられたブライトフレームの上下、左右の余白部
を等しくなるようにすることができ、撮影の際、写真の
構図を決めやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のファインダ光学系の第1実施例を示す
図、第2図は本発明のファインダ光学系の第2実施例を
示す図、第3図は本発明により改善されたファインダ視
野を示す図、第4図はふれの角と所定被写体距離の関係
を示す図、第5図はコンパクトカメラの斜視図、第6図
は従来のアルバダ式ファインダ光学系と撮影レンズ光学
系を示す図、第7図は従来のファインダ視野を示す図で
ある。 2.14・・・・カバーレンズ(光学素子)、6・・・
・第1の対物レンズ(光学素子)、30・・・・ファイ
ンダ光学系、32・・・・撮影レンズ光学系、Ql・・
・・ファインダ光学系の光軸、Q2・・・・撮影レンズ
光学系の光軸。 第 図 第 ス 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光部材に光を集光させる撮影レンズ光学系と、
    撮影の視野範囲を決めるためのファインダ光学系と、を
    有する光学機器に使用されるファインダ光学系において
    、 前記ファインダ光学系の対物側の光学部材の一部を、そ
    のファインダ光学系の光軸を前記撮影レンズ光学系の光
    軸側に曲げる機能を備えた光学素子としたことを特徴と
    するファインダ光学系。
  2. (2)最も頻繁に撮影される所定被写体距離において、
    前記曲げられたファインダ光学系の光軸と撮影レンズ光
    学系の光軸とが交わるように、前記光学素子を構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のファインダ光学系。
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