JPH07120667A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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JPH07120667A
JPH07120667A JP5263705A JP26370593A JPH07120667A JP H07120667 A JPH07120667 A JP H07120667A JP 5263705 A JP5263705 A JP 5263705A JP 26370593 A JP26370593 A JP 26370593A JP H07120667 A JPH07120667 A JP H07120667A
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JP
Japan
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optical axis
lens
focus detection
optical system
pair
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JP5263705A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Ozawa
正光 小澤
Tomoyuki Kuwata
知由己 桑田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焦点検出用光束が撮影レンズの光軸に対して
傾斜して設置されたメインミラーを透過して非対称とな
っても、正確な焦点検出を可能とする。 【構成】 再結像光学系90Aの光軸L1を撮影レンズ
1の光軸L0に対して傾ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一眼レフレックスカメ
ラのTTL方式の焦点検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影レンズを通過した被写体からの光束
により二次像を形成し、二次像の像ずれ量に基づいて撮
影レンズの焦点調節状態を検出する、いわゆる位相差検
出方式の焦点検出装置が知られている。
【0003】図6は、位相差検出方式による焦点検出装
置の概略構成を示す斜視図である。なお、この明細書で
は、焦点検出装置を備えたカメラを正位置に構えたとき
に、地平面の方向すなわち撮影画面の長辺方向をX軸、
天地の方向すなわち撮影画面の短辺方向をY軸、撮影レ
ンズの光軸をZ軸とする。図において、1は撮影レンズ
であり、L0は撮影レンズ1の光軸である。1a,1
b,1c,1dは、焦点検出を行なうための光束が通過
する撮影レンズ1の射出瞳上における領域である。撮影
レンズ1の射出瞳上の領域1a,1b,1c,1dを通
過した光束は、不図示の光学系を介して焦点検出装置9
へ導かれる。焦点検出装置9は、撮影レンズ1に近い方
から順に視野マスク2、コンデンサレンズ3、絞りマス
ク4および再結像レンズ5から成る再結像光学系9Aと
CCDチップ6とを備えている。視野マスク2は、撮影
レンズ1の予定結像面近傍の光軸L0上に、X軸方向に
長い矩形開口2xとY軸方向に長い矩形開口2yとを十
字形に組合せた開口を有する。絞りマスク4は、撮影レ
ンズ1の光軸L0を中心として、Y軸に対して対称に配
置された一対の開口4a,4bとX軸に対して対称に配
置された一対の開口4c,4dとを有する。再結像レン
ズ5は、撮影レンズ1の光軸L0を中心として、Y軸に
対して対称に配置された一対の正レンズ部5a,5bと
X軸に対して対称に配置された一対の正レンズ部5c,
5dとを有する。CCDチップ6は、撮影レンズ1の光
軸L0を中心として、Y軸に対して対称に配置された一
対のラインセンサ6a,6bとX軸に対して対称に配置
された一対のラインセンサ6c,6dとを有する。
【0004】視野マスク2の十字形の開口の像は、再結
像レンズ5の4個の正レンズ部5a,5b,5c,5d
によってそれぞれ対応するCCDチップ6のラインセン
サ6a,6b,6c,6d上に4個の二次像として形成
される。また、撮影レンズ1の射出瞳上の領域1a,1
b,1c,1dは、コンデンサレンズ3を介して絞りマ
スク4の開口4a,4b,4c,4dと共役関係にあ
る。撮影レンズ1の射出瞳上の領域1aを通過した被写
体からの光束は、視野マスク2の矩形開口2x、コンデ
ンサレンズ3、絞りマスク4の開口4a、再結像レンズ
5の正レンズ部5aを通り、CCDチップ6のラインセ
ンサ6a上に被写体像の二次像としてボケ像または鮮鋭
像を形成する。同様に、撮影レンズ1の射出瞳上の1b
を通過した被写体からの光束は、視野マスク2の矩形開
口2x、コンデンサレンズ3、絞りマスク4の開口4
b、再結像レンズ5の正レンズ部5bを通り、CCDチ
ップ6のラインセンサ6b上に被写体像の二次像として
ボケ像または鮮鋭像を形成する。
【0005】図7は、図6に示す撮影レンズ1と焦点検
出装置9のX−Z平面に沿った断面図である。ラインセ
ンサ6a,6b上に形成された被写体像の二次像によ
り、撮影レンズ1の焦点調節状態を判定することができ
る。つまり、撮影レンズ1の焦点調節状態が予定結像面
よりも前方に鮮鋭像を結ぶ、いわゆる前ピン状態のとき
には、ラインセンサ6a,6b上の被写体像の二次像が
互いに近づく。一方、撮影レンズ1の焦点調節状態が予
定結像面よりも後方に鮮鋭像を結ぶ、いわゆる後ピン状
態のときは、ラインセンサ6a、6b上の被写体像の二
次像が互いに遠ざかる。撮影レンズ1の焦点調節状態が
予定結像面上に鮮鋭像を結ぶときには、ラインセンサ6
a,6b上に所定の間隔を有するように被写体像の二次
像が形成される。このような原理に基づき、焦点検出装
置9において、ラインセンサ6a,6bに形成された被
写体像の二次像の情報を取り出し、適切な演算処理をす
ることによって撮影レンズ1の焦点調節状態を検出す
る。
【0006】上述した焦点検出装置9では、撮影レンズ
1の射出瞳上の領域1a,1bを通過した焦点検出用光
束は、視野マスク2の開口2x、コンデンサレンズ3、
絞りマスク4の開口4a,4b、再結像レンズ5の正レ
ンズ部5a,5bを通過し、CCDチップ6のラインセ
ンサ6a,6b上に導かれて被写体像の二次像が形成さ
れ、これらの二次像の像ずれ量に基づいて焦点検出が行
なわれる。つまり、被写体像の横方向の輝度分布により
焦点検出が行なわれる。同様に、撮影レンズ1の射出瞳
上の領域1c,1dを通過した焦点検出用光束は、視野
マスク2の開口2y、コンデンサレンズ3、絞りマスク
4の開口4c,4d、再結像レンズ5の正レンズ部5
c,5dを通り、CCDチップ6のラインセンサ6c、
6d上に導かれて被写体像の二次像が形成され、これら
の二次像により焦点検出が行なわれる。すなわち、被写
体像の縦方向の輝度分布により焦点検出が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8は、上述した位相
差検出方式による焦点検出装置を備えた一眼レフレック
スカメラの断面図である。図6に示す機器と同様な機器
に対しては同一の符号を付して説明を省略する。図にお
いて、7はメインミラー、8はサブミラー、11はファ
インダースクリーン、12はペンタダハプリズム、13
は接眼レンズ、14はフィルム面、16はフィルム面1
4と光学的に等価な位置に置かれた撮影レンズ1の予定
結像面である。撮影レンズ1を通過した光束は、メイン
ミラー7により上方に反射され、ファインダースクリー
ン11、ペンタダハプリズム12、接眼レンズ13から
成るファインダー光学系へ導かれる。また、メインミラ
ー7の後方に置かれたフィルム面14には感光フィルム
が置かれ、撮影時にはメインミラー7とサブミラー8が
光軸L0から退避され、撮影レンズ1からの光束がフィ
ルム面14に置かれた感光フィルムに露光される。
【0008】メインミラー7は、撮影レンズ1の光軸L
0に対してY−Z平面上で傾けて設けられており、その
一部は半透過になっている。また、メインミラー7の半
透過部の後方にはサブミラー8が設けられている。メイ
ンミラー7は、撮影レンズ1からの光束を反射して上述
したファインダー光学系へ導くとともに、半透過部で透
過した光束をサブミラー8により反射して焦点検出装置
9へ導く。なお、焦点検出装置9の再結像光学系は上述
した通りである。図8に示すように焦点検出装置9をカ
メラボディの底に設けた場合は、メインミラー7の半透
過部を透過した焦点検出用光束をサブミラー8により反
射させてカメラボディの底へ導く。
【0009】しかしながら、上述した従来の焦点検出装
置では、撮影レンズ1の射出瞳の分割方向がメインミラ
ー7の傾き方向と同じである場合、つまり瞳分割方向が
撮影画面の短辺方向の場合は、メインミラー7への焦点
検出用光束の入射角が非対称となるために、撮影レンズ
1により結像される一次像は予定結像面上に形成され
ず、メインミラー7の傾き方向と同じ方向に傾いて形成
されるという問題がある。
【0010】この問題を図9により詳しく説明する。図
において、1は撮影レンズ、7はメインミラー、15は
被写体面、16は撮影レンズ1の予定結像面である。メ
インミラー7がなければ、被写体面15から入射する画
角の異なる光束は撮影レンズ1の予定結像面16に焦点
を結ぶ。しかし、画角の異なる光束がメインミラー7を
通ると、各画角での光束のメインミラー7への入射角が
光軸に対して非対称になるために、予定結像面16は破
線で示す面16’のように傾いてしまう。つまり、撮影
レンズ1の光学系の諸収差が良好に補正されていても、
被写体面15から入射する光束の画角によって結像面が
異なることになり、被写体までの距離が同じであって
も、焦点検出領域の中央部と周辺部とでは撮影レンズ1
の焦点調節状態の判別結果が異なり、正確な焦点検出が
できない。
【0011】この問題を解決するために、瞳分割方向に
非対称な光学系に対して、対となる再結像光学系の光路
長を変える焦点検出装置が提案されている(特開昭64
−56407号公報参照)。しかし、この焦点検出装置
では、再結像光学系の光路長を変えるために、対の再結
像レンズのそれぞれの厚みを変えたり、二次像側のレン
ズ面の曲率を変えたりして、再結像レンズの形状を互い
に異なるものとしているので、再結像レンズの型を対旋
盤などを用いた精密旋削加工などにより、単一の母材か
ら削ることが困難になってしまう。したがって、対の再
結像レンズのそれぞれの型を別個に加工し、後で別個の
型を一つに合体することになり、対の再結像レンズの直
交性が格段に落ちてしまう。
【0012】また、メインミラー7の傾き方向に対し
て、逆の方向に傾けたメインミラー7と同じ素材と厚さ
の平行平板を光路に挿入して上記問題を解決する焦点検
出装置が提案されている(特開平4−511247号公
報参照)。しかし、この焦点検出装置では、平行平板を
傾けて配置するために余計なスペースを確保しなければ
ならないという問題がある。
【0013】本発明の目的は、焦点検出用光束が撮影レ
ンズの光軸に対して傾けて設置されたメインミラーを透
過して非対称となっても、正確な焦点検出が可能な焦点
検出装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】一実施例の構成を示す図
1に対応づけて本発明を説明すると、請求項1の発明
は、撮影レンズ1を通過した焦点検出用光束を集めるた
めのコンデンサレンズ3と、撮影レンズ1の射出瞳上の
焦点検出光束が通過する領域1c,1dを制限するため
の対の開口4c,4dを有する絞りマスク4と、撮影レ
ンズ1により結像された一次像に対する対の二次像を形
成するための対の再結像レンズ5c,5dとを有する再
結像光学系90Aと、この再結像光学系90Aの光軸L
1に対して垂直な受光面を有し、対の再結像レンズ5
c,5dにより形成された対の二次像の輝度分布を検出
するための対の受光素子6c,6dとを備え、撮影レン
ズ1を通過し、撮影レンズ1の光軸L0に対して傾けて
設置されたメインミラー7を透過した焦点検出用光束に
基づいて撮影レンズ1の焦点調節状態を検出する焦点検
出装置に適用され、再結像光学系90Aの光軸L1を撮
影レンズ1の光軸L0に対して傾けることにより、上記
目的を達成する。また、請求項2の焦点検出装置は、再
結像光学系90Aの傾きを、メインミラー7による撮影
レンズ1の一次像面の傾きに応じて決定したものであ
る。さらに、請求項3の焦点検出装置は、コンデンサレ
ンズ3の光軸L2を再結像光学系90Aの光軸L1に対
して偏心させたものである。
【0015】
【作用】撮影レンズ1の光軸に対して傾けて設置された
メインミラー7を透過して非対象となった焦点検出用光
束は、撮影レンズ1の光軸L0に対して傾けて設置され
た再結像光学系90Aによって受光素子6c,6dの受
光面に正しく結像される。これにより、焦点検出用光束
が撮影レンズの光軸に対して傾けて設置されたメインミ
ラーを透過して非対称となっても、正確な焦点検出が可
能となる。また、コンデンサレンズ3の光軸L2が再結
像光学系90Aの光軸L1に対して偏心しているので、
焦点検出用光束が偏向される。これにより、再結像光学
系90Aの光軸L1を撮影レンズ1の光軸L0に対して
傾けたときに、コンデンサレンズ3による絞りマスク開
口4c,4dの逆投影像1c,1dが撮影レンズ1の射
出瞳から外れたり、撮影レンズ1の光軸L0に対して非
対称となるようなことが防止され、正確な焦点検出がで
きる。
【0016】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段および作用の項では、本発明を分り
やすくするために実施例の図を用いたが、これにより本
発明が実施例に限定されるものではない。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す図であ
る。なお、上述した図6〜9と同様な機器に対しては同
一の符号を付して説明を省略する。図において、L1は
再結像光学系の光軸であり、L2はコンデンサレンズ3
の光軸である。焦点検出装置90は、図6に示す装置と
同様に、撮影レンズ1に近い方から順に視野マスク2、
コンデンサレンズ3、絞りマスク4および再結像レンズ
5から成る再結像光学系90AとCCDチップ6とを備
えている。撮影レンズ1を通った焦点検出用光束は、上
述したように、メインミラー7を透過することによって
本来の予定結像面16には結像せず、破線で示す傾いた
面16’に結像する。そこでこの実施例では、メインミ
ラー7による撮影レンズ1の結像面16’の傾きと再結
像光学系90Aによりラインセンサ6c,6d上に形成
される二次像面の傾きとが一致するように、撮影レンズ
1の光軸L0に対して再結像光学系90Aの光軸L1を
傾けて設置する。この結果、メインミラー7を透過した
ために撮影レンズ1の一次像面が傾いても、再結像光学
系90Aによってラインセンサ6c,6d上に正しく二
次像が形成され、焦点検出領域内で均一な焦点検出結果
が得られ、正確な焦点検出が可能となる。
【0018】ところで、図2に示すように、対の再結像
レンズ5の正レンズ部5cの光軸と、5dの光軸の中心
を通る軸をL1とすると、コンデンサレンズ3の光軸を
軸L1に合わせたまま再結像光学系90Aを像面16’
の傾きに応じて傾けると、コンデンサレンズ3による絞
りマスク4の開口4a,4b,4c,4dの逆投影像1
a,1b,1c,1dは、撮影レンズ1の光軸L0に対
称な位置からずれ、撮影レンズ1の射出瞳から外れてし
まう。この様子を図4に示す。撮影レンズ1の射出瞳上
の異なる領域1a,1b,1c,1dは、コンデンサレ
ンズ3による絞りマスク4の開口4a,4b,4c,4
dの逆投影像であるため、焦点検出装置90を傾けると
絞りマスク4の開口4a,4b,4c,4dの逆投影像
1a,1b,1c,1dは撮影レンズ1の光軸L0から
ずれる。また、絞りマスク4の開口4c,4dの逆投影
像1c,1dが撮影レンズ1の射出瞳から外れない場合
でも、光軸L0に対して非対称となるため、正確な焦点
検出ができなくなってしまう。
【0019】そこで、図1に示すように、対の再結像レ
ンズ5の正レンズ部5cの光軸と5dの光軸との中心を
通る再結像光学系90Aの光軸L1に対して、コンデン
サレンズ3の光軸L2を偏心させることにより焦点検出
用光束を偏向させ、図3に示すように、撮影レンズ1の
光軸L0に対して、絞りマスク4の開口4a,4b,4
c,4dの逆投影像1a,1b,1c,1dが対称とな
るようにした。
【0020】図5は、焦点検出装置90をボディ底に設
置したカメラの断面図である。焦点検出装置90は、メ
インミラー7による撮影レンズ1の結像面16’の傾き
と再結像光学系90Aによりラインセンサ6c,6d上
に形成される二次像面の傾きとが一致するように、再結
像光学系90Aの光軸L1を撮影レンズ1の光軸L0に
対して傾けてカメラボディの底部に設置される。
【0021】なお、上記実施例では、焦点検出装置90
をボディ底へ設置したときに、焦点検出装置90の光軸
L1に対して折り返しミラー10を45゜に傾けて設置
しているが、折り返しミラー10を焦点検出装置90の
光軸L1に対して適当な角度をもたせることにより、折
り返しミラー10の反射後の光軸が撮影レンズ1の光軸
と平行になるようにしてもよい。
【0022】また、上述した実施例では撮影レンズの光
軸上の焦点検出領域、すなわち撮影画面中央の焦点検出
領域を例に上げて説明したが、撮影レンズの光軸外の焦
点検出領域、すなわち撮影画面の中央以外の焦点検出領
域に対しても本発明の効果と同様の効果が得られる。
【0023】以上の実施例の構成において、コンデンサ
レンズ3、絞りマスク4、再結像レンズ5が再結像光学
系を、ラインセンサ6c,6dが受光素子をそれぞれ構
成する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、再
結像光学系の光軸を撮影レンズの光軸に対して傾けたの
で、焦点検出用光束が撮影レンズの光軸に対して傾けて
設置されたメインミラーを透過して非対象となっても、
再結像光学系により受光素子の受光面に正しく結像さ
れ、正確な焦点検出が可能となる。また、コンデンサレ
ンズの光軸を再結像光学系の光軸に対して偏心させたの
で、再結像光学系の光軸を撮影レンズの光軸に対して傾
けたときに、コンデンサレンズによる絞りマスク開口の
逆投影像が撮影レンズの射出瞳から外れたり、撮影レン
ズの光軸に対して非対称となるようなことが防止され、
正確な焦点検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成を示す図。
【図2】コンデンサレンズの作用を説明する図。
【図3】コンデンサレンズの作用を示す模式図。
【図4】コンデンサレンズの作用を示す模式図。
【図5】ボディの底部へ焦点検出装置を設置したカメラ
の断面図。
【図6】従来の焦点検出装置の斜視図。
【図7】位相差検出方式の焦点検出の原理を示す模式
図。
【図8】従来の焦点検出装置をボディの底部へ設置した
カメラの断面図。
【図9】光学系の作用を示す図。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 視野マスク 2x,2y 視野マスクの開口 3 コンデンサレンズ 4 絞りマスク 4a〜4d 絞りマスクの開口 5 再結像レンズ 5a〜5d 再結像レンズの正レンズ部 6 CCDチップ 6a〜6d ラインセンサ 7 メインミラー 8 サブミラー 9,90 焦点検出装置 9A,90A 再結像光学系 10 折り返しミラー 11 ファインダースクリーン 12 ペンタダハプリズム 13 接眼レンズ 14 フィルム面 15 被写体面 16 予定結像面 L0 撮影レンズの光軸 L1 再結像光学系の光軸 L2 コンデンサレンズの光軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを通過した焦点検出用光束を
    集めるためのコンデンサレンズと、前記撮影レンズの射
    出瞳上の前記焦点検出光束が通過する領域を制限するた
    めの対の開口を有する絞りマスクと、前記撮影レンズに
    より結像された一次像に対する対の二次像を形成するた
    めの対の再結像レンズとを有する再結像光学系と、 この再結像光学系の光軸に対して垂直な受光面を有し、
    前記対の再結像レンズにより形成された対の二次像の輝
    度分布を検出するための対の受光素子とを備え、 前記撮影レンズを通過し、前記撮影レンズの光軸に対し
    て傾けて設置されたメインミラーを透過した焦点検出用
    光束に基づいて前記撮影レンズの焦点調節状態を検出す
    る焦点検出装置において、 前記再結像光学系の光軸を前記撮影レンズの光軸に対し
    て傾けることを特徴とする焦点検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の焦点検出装置におい
    て、 前記再結像光学系の傾きを、前記メインミラーによる前
    記撮影レンズの一次像面の傾きに応じて決定することを
    特徴とする焦点検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の焦点検
    出装置において、 前記コンデンサレンズの光軸を、前記再結像光学系の光
    軸に対して偏心させることを特徴とする焦点検出装置。
JP5263705A 1993-10-21 1993-10-21 焦点検出装置 Pending JPH07120667A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108225744A (zh) * 2018-01-31 2018-06-29 中国科学院西安光学精密机械研究所 基于角锥棱镜的光学镜头多视场像质检测装置及方法

Cited By (2)

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CN108225744A (zh) * 2018-01-31 2018-06-29 中国科学院西安光学精密机械研究所 基于角锥棱镜的光学镜头多视场像质检测装置及方法
CN108225744B (zh) * 2018-01-31 2023-09-01 中国科学院西安光学精密机械研究所 基于角锥棱镜的光学镜头多视场像质检测装置及方法

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