JPH048959A - 車両用変速機のガラ音発生防止装置 - Google Patents
車両用変速機のガラ音発生防止装置Info
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- JPH048959A JPH048959A JP2107399A JP10739990A JPH048959A JP H048959 A JPH048959 A JP H048959A JP 2107399 A JP2107399 A JP 2107399A JP 10739990 A JP10739990 A JP 10739990A JP H048959 A JPH048959 A JP H048959A
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 112
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0434—Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps ; Pressure control
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジン振動により歯車式変速機内のギアが
振動することによって発生するガラ音を防止するための
車両用変速機のガラ音発生防止装置に関する。
振動することによって発生するガラ音を防止するための
車両用変速機のガラ音発生防止装置に関する。
(従来の技術)
一般に、歯車式変速機において歯車を噛み合わせた場合
、相互に噛み合う歯同志の歯面間にバツクラッシを設け
る必要がある。
、相互に噛み合う歯同志の歯面間にバツクラッシを設け
る必要がある。
しかしながら、このバックラッシは、エンジンの回転の
変動又はトルク変動等により、噛み合っている歯車間に
ガタ打ちを発生させ、特に車両停止時には、これがガラ
音として運転者に不快感を及ぼしている。
変動又はトルク変動等により、噛み合っている歯車間に
ガタ打ちを発生させ、特に車両停止時には、これがガラ
音として運転者に不快感を及ぼしている。
このガラ音の発生を防止する従来の装置としては、特開
昭59−175672号公報に記載されているような装
置が知られている。
昭59−175672号公報に記載されているような装
置が知られている。
この従来の装置は、第11図に示すように1弾性部材4
を固定部材6で一方の歯車2に固定し1弾性部材4の先
端に摩擦部材5を固定し、さらにこの摩擦部材5を他方
の歯車1の接触面1aに対し弾性部材4によって摩擦係
合させている。
を固定部材6で一方の歯車2に固定し1弾性部材4の先
端に摩擦部材5を固定し、さらにこの摩擦部材5を他方
の歯車1の接触面1aに対し弾性部材4によって摩擦係
合させている。
そして、この装置は2m歯車を駆動側として歯車2を従
動側とした場合、歯車1は摩擦部材5の作用によって歯
車2を常に引きつける状態になり、そのために互いのピ
ッチ点が常に接触した状態を保つ様になり、これにより
て2回転変動又はトルク変動が生じた際、ガラ音の発生
を防止するものであった。
動側とした場合、歯車1は摩擦部材5の作用によって歯
車2を常に引きつける状態になり、そのために互いのピ
ッチ点が常に接触した状態を保つ様になり、これにより
て2回転変動又はトルク変動が生じた際、ガラ音の発生
を防止するものであった。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、上記のような従来のガラ音の発生を防止する装
置では、車両が停車中である場合と走行中である場合と
にかかわらず、歯車2が歯車1側に付勢されることとな
るため、シフト性能の悪化や走行中の引摺り抵抗による
燃費の悪化の原因になるという問題を有していた。
置では、車両が停車中である場合と走行中である場合と
にかかわらず、歯車2が歯車1側に付勢されることとな
るため、シフト性能の悪化や走行中の引摺り抵抗による
燃費の悪化の原因になるという問題を有していた。
この発明は、上記のような従来の装置の有していた欠点
を解消するために為されたものである。
を解消するために為されたものである。
すなわち、歯車式変速機におけるガラ音の発生を防止で
きるとともに、シフト性能や燃費の向上を図ることの出
来る車両用変速機のガラ音発生防止装置を提供すること
を目的とする。
きるとともに、シフト性能や燃費の向上を図ることの出
来る車両用変速機のガラ音発生防止装置を提供すること
を目的とする。
(課題を達成するための手段)
この発明は、上記課題を達成するために、歯車の噛合に
よって入力軸と共に回転するカウンタ軸を介して出力軸
に動力伝達を行う歯車式の車両用変速機において、前記
カウンタ軸に取り付けられこのカウンタ軸の回転によっ
て駆動されてオリフィスを介して潤滑用油路に潤滑油を
供給する第1オイルポンプと、出力軸に取り付けられて
この出力軸の回転によって駆動される第2オイルポンプ
と、入力ボートが前記オリフィスと第1オイルポンプと
の間の油路に接続され、出力ポートが潤滑用油路に接続
され、スプール切替用チャンバに第2オイルポンプが接
続され、このスプール切替用チャンバに油圧が導入され
ていないとき入力ボートと出力ポートとの連通を遮断し
スプール切替用チャンバに第2オイルポンプから油圧が
導入されるとスプールが切り替わって人力ボートと出力
ポートを連通ずるバイパスバルブとを備えていることを
特徴としている。
よって入力軸と共に回転するカウンタ軸を介して出力軸
に動力伝達を行う歯車式の車両用変速機において、前記
カウンタ軸に取り付けられこのカウンタ軸の回転によっ
て駆動されてオリフィスを介して潤滑用油路に潤滑油を
供給する第1オイルポンプと、出力軸に取り付けられて
この出力軸の回転によって駆動される第2オイルポンプ
と、入力ボートが前記オリフィスと第1オイルポンプと
の間の油路に接続され、出力ポートが潤滑用油路に接続
され、スプール切替用チャンバに第2オイルポンプが接
続され、このスプール切替用チャンバに油圧が導入され
ていないとき入力ボートと出力ポートとの連通を遮断し
スプール切替用チャンバに第2オイルポンプから油圧が
導入されるとスプールが切り替わって人力ボートと出力
ポートを連通ずるバイパスバルブとを備えていることを
特徴としている。
(作用)
上記車両用変速機のガラ音発生防止装置は。
車両の停止時には出力軸は回転せず、第2オイルポンプ
は駆動されないため、バイパスバルブのスプール切替用
チャンバには油圧が入力されず、入力ボートと出力ポー
トとは、スプールのランドによって連通が遮断されてい
る。
は駆動されないため、バイパスバルブのスプール切替用
チャンバには油圧が入力されず、入力ボートと出力ポー
トとは、スプールのランドによって連通が遮断されてい
る。
従って、カウンタ軸の回転によって駆動される第1オイ
ルポンプから吐出される油圧は、オリフィスのみを介し
て潤滑用油路に供給されるため、第1オイルポンプの吐
出側圧力が高圧となってカウンタ軸に大きな負荷トルク
を与えることとなり、この結果、カウンタ軸に作用する
引摺りトルクによってカウンタ軸側ギアが出力軸側ギア
と常に接触してガラ音の防止される。
ルポンプから吐出される油圧は、オリフィスのみを介し
て潤滑用油路に供給されるため、第1オイルポンプの吐
出側圧力が高圧となってカウンタ軸に大きな負荷トルク
を与えることとなり、この結果、カウンタ軸に作用する
引摺りトルクによってカウンタ軸側ギアが出力軸側ギア
と常に接触してガラ音の防止される。
シフトレバ−の操作により、何れかの出力ギアが出力軸
に連結されて出力軸が回転を始めると。
に連結されて出力軸が回転を始めると。
第2オイルポンプが駆動されてバイパスバルブのスプー
ル切替用チャンバに油圧が導入され、スプールが切替え
られる。これによって、入力ボートと出力ポートとが連
通され、第1オイルポンプから吐出される圧油は、オリ
フィスを経由する経路と、バイパスバルブの入力ボート
と出力ポートを経由する経路とによって潤滑用油路に供
給されるため、停止状態の場合と比較して第1オイルポ
ンプの吐出側の圧力が低下し、その分、カウンタ軸に作
用する負荷トルクが小さくなるため、走行中にカウンタ
軸に引摺りトルクがほとんど発生しない。
ル切替用チャンバに油圧が導入され、スプールが切替え
られる。これによって、入力ボートと出力ポートとが連
通され、第1オイルポンプから吐出される圧油は、オリ
フィスを経由する経路と、バイパスバルブの入力ボート
と出力ポートを経由する経路とによって潤滑用油路に供
給されるため、停止状態の場合と比較して第1オイルポ
ンプの吐出側の圧力が低下し、その分、カウンタ軸に作
用する負荷トルクが小さくなるため、走行中にカウンタ
軸に引摺りトルクがほとんど発生しない。
(実施例)
以下、この発明を1図面に示す実施例に基づいてさらに
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本発明に係る車両用変速機を示す断面図であっ
て、入力軸11は図面左側において図示しないクラッチ
によってエンジンに連結されている。また、入力軸11
とカウンタ軸12とはギア11a、 12aによって常
時噛み合い1回転運動を伝えるようになっている。
て、入力軸11は図面左側において図示しないクラッチ
によってエンジンに連結されている。また、入力軸11
とカウンタ軸12とはギア11a、 12aによって常
時噛み合い1回転運動を伝えるようになっている。
カウンタ軸12の図面右側端部には、この軸12と一体
回転するように、オイルポンプドライブプレート13お
よびオイルポンプドライブギア14が取り付けられ、こ
のオイルポンプドライブギア14およびこのギア14と
噛み合うオイルポンプドリブンギア15によって第1オ
イルポンプP1を構成している。
回転するように、オイルポンプドライブプレート13お
よびオイルポンプドライブギア14が取り付けられ、こ
のオイルポンプドライブギア14およびこのギア14と
噛み合うオイルポンプドリブンギア15によって第1オ
イルポンプP1を構成している。
出力軸16は、シフト操作により、入力軸11の回転運
動を車輪側に伝達するものであって、この出力軸16に
、この軸16と一体回転するようにオイルポンプドライ
ブギア17が取り付けられて、このオイルポンプドライ
ブギア17と噛み合うオイルポンプドリブンギア18と
によって第2オイルポンプP2を構成している。
動を車輪側に伝達するものであって、この出力軸16に
、この軸16と一体回転するようにオイルポンプドライ
ブギア17が取り付けられて、このオイルポンプドライ
ブギア17と噛み合うオイルポンプドリブンギア18と
によって第2オイルポンプP2を構成している。
ケーシング19に形成された油路19aは第1および第
2オイルポンプPi、P2からの吐出油路となり、出力
軸16に形成された油路16aと連通されて、各ギアへ
潤滑油を供給するようになっている。なお1図から明ら
かなように、第1オイルポンプP1はカウンタ軸12の
回転によって作動し。
2オイルポンプPi、P2からの吐出油路となり、出力
軸16に形成された油路16aと連通されて、各ギアへ
潤滑油を供給するようになっている。なお1図から明ら
かなように、第1オイルポンプP1はカウンタ軸12の
回転によって作動し。
第2オイルポンプP2は出力軸16の回転によって作動
する。
する。
この第1オイルポンプP1および第2オイルポンプP2
と吐出油路19aとの間には、第2および3図に示すよ
うなバイパスバルブVが接続されている。なお、第2図
は車両の停止時の状態を、第3図は車両の走行時の状態
を示している。
と吐出油路19aとの間には、第2および3図に示すよ
うなバイパスバルブVが接続されている。なお、第2図
は車両の停止時の状態を、第3図は車両の走行時の状態
を示している。
この第2および3図において、第1オイルポンプP1と
吐出油路19aとの間にオリフィス20が取り付けられ
ており、このオリフィス20の手前において、第1オイ
ルポンプP1が油路L1によってバイパスバルブVの入
力ポートC1に接続されている。そしてバイパスバルブ
Vの出力ポートC2は、油路L2によってオリフィス2
0の後側において吐出油路19aに接続されている。
吐出油路19aとの間にオリフィス20が取り付けられ
ており、このオリフィス20の手前において、第1オイ
ルポンプP1が油路L1によってバイパスバルブVの入
力ポートC1に接続されている。そしてバイパスバルブ
Vの出力ポートC2は、油路L2によってオリフィス2
0の後側において吐出油路19aに接続されている。
また、第2オイルポンプP2は、油路L3によってバイ
パスバルブVの図面右端側のスプール切替用チャンバC
3に接続され、さらに油路L4によりオリフィス21を
介して吐出油路19aに接続されている。
パスバルブVの図面右端側のスプール切替用チャンバC
3に接続され、さらに油路L4によりオリフィス21を
介して吐出油路19aに接続されている。
バイパスバルブVは、スプール切替用チャンバc3に油
圧が供給されていない状態で、スプールv1がスプリン
グv2によって図面右方向に付勢され、ランドv3が入
力ポートC1と出力ポートC2との連通を遮断(第2図
の状態)シ、スプール切替用チャンバC3に油圧が供給
されると、スプールv1がスプリング■2に抗して図面
左方向にスライドして、入力ポートC1と出力ポートc
2とを連通するようになっている。
圧が供給されていない状態で、スプールv1がスプリン
グv2によって図面右方向に付勢され、ランドv3が入
力ポートC1と出力ポートC2との連通を遮断(第2図
の状態)シ、スプール切替用チャンバC3に油圧が供給
されると、スプールv1がスプリング■2に抗して図面
左方向にスライドして、入力ポートC1と出力ポートc
2とを連通するようになっている。
なお、第2および3図中、22および23は、各々第1
オイルポンプP1または第2オイルポンプP2の吐出側
に接続されたリリースバルブである。
オイルポンプP1または第2オイルポンプP2の吐出側
に接続されたリリースバルブである。
車両の停止時には出力軸16は回転せず、第2オイルポ
ンプP2は駆動されない。このため、ノ(イバスバルブ
Vのスプール切替用チャンバC3には油圧が入力されず
、入力ポートc1と出力ポートC2とは、第2図に示す
ように、ランドv3によって連通が遮断されている。
ンプP2は駆動されない。このため、ノ(イバスバルブ
Vのスプール切替用チャンバC3には油圧が入力されず
、入力ポートc1と出力ポートC2とは、第2図に示す
ように、ランドv3によって連通が遮断されている。
従って、カウンタ軸12の回転によって駆動される第1
オイルポンプP1から吐出される油圧は。
オイルポンプP1から吐出される油圧は。
オリフィス20のみを介して吐出油路19aに供給され
るため、第1オイルポンプP1の吐出側圧力が高圧とな
ってカウンタ軸12に大きな負荷トルクを与えることと
なり、この結果、カウンタ軸12に作用する引摺りトル
クによってカウンタ軸側ギアが出力軸側ギアと常に接触
して、ガラ音の発生が防止される。
るため、第1オイルポンプP1の吐出側圧力が高圧とな
ってカウンタ軸12に大きな負荷トルクを与えることと
なり、この結果、カウンタ軸12に作用する引摺りトル
クによってカウンタ軸側ギアが出力軸側ギアと常に接触
して、ガラ音の発生が防止される。
図示しないシフトレバ−の操作により、何れかの出力ギ
アが出力軸16に連結されて出力軸16が回転を始める
と、第2オイルポンプP2が駆動されてバイパスバルブ
Vのスプール切替用チャンバc3に油圧が導入され、第
3図に示すように、スプールv1が図面左方向に切替え
られる。これによって、入力ポートc1と出力ポートc
2とが連通され、第1オイルポンプP1から吐出される
圧油は、オリフィス20を経由する経路と、油路L1バ
イパスバルブVの入力ボートC1−出力ポートc2−油
路L2を経由する経路とによって吐出油路19Hに供給
されるため、第2図の停止状態と比較して第1オイルポ
ンプPIの吐出側の圧力が低下し、その分、カウンタ軸
12に作用する負荷トルクが小さくなるため、走行中に
カウンタ軸12に引摺りトルクがほとんど発生しない。
アが出力軸16に連結されて出力軸16が回転を始める
と、第2オイルポンプP2が駆動されてバイパスバルブ
Vのスプール切替用チャンバc3に油圧が導入され、第
3図に示すように、スプールv1が図面左方向に切替え
られる。これによって、入力ポートc1と出力ポートc
2とが連通され、第1オイルポンプP1から吐出される
圧油は、オリフィス20を経由する経路と、油路L1バ
イパスバルブVの入力ボートC1−出力ポートc2−油
路L2を経由する経路とによって吐出油路19Hに供給
されるため、第2図の停止状態と比較して第1オイルポ
ンプPIの吐出側の圧力が低下し、その分、カウンタ軸
12に作用する負荷トルクが小さくなるため、走行中に
カウンタ軸12に引摺りトルクがほとんど発生しない。
第4図は第1図のIV−IV線における断面図、第5図
は■−v線における断面図、そして第6図はVI−VI
線における断面図を各々示しており、各々第1ないし3
図に対応する符号が付しである。
は■−v線における断面図、そして第6図はVI−VI
線における断面図を各々示しており、各々第1ないし3
図に対応する符号が付しである。
第7ないし10図は1本発明の他の実施例を示すもので
あって、第7図において、カウンタ軸12′に第1オイ
ルポンプPI’が、また出力軸16′に第2オイルポン
プP2’が取り付けられ、各々カウンタ軸12′ また
は出力軸16′の回転によって駆動されるようになって
いる。第10図は、第7図のX−X線における断面図で
ある。
あって、第7図において、カウンタ軸12′に第1オイ
ルポンプPI’が、また出力軸16′に第2オイルポン
プP2’が取り付けられ、各々カウンタ軸12′ また
は出力軸16′の回転によって駆動されるようになって
いる。第10図は、第7図のX−X線における断面図で
ある。
第1オイルポンプP1′および第2オイルポンプP2’
と吐出油路19a′ との間には、第8および9図に
示すようなバイパスバルブV′が接続されている。なお
、第8図は車両の停止時の状態を、第9図は車両の走行
時の状態を示している。
と吐出油路19a′ との間には、第8および9図に
示すようなバイパスバルブV′が接続されている。なお
、第8図は車両の停止時の状態を、第9図は車両の走行
時の状態を示している。
この第8および9図において、第1オイルポンプP1′
と吐出油路19a′ との間にオリフィス20′が取り
付けられており、このオリフィス20′の手前において
第1オイルポンプP1′が油路L!’によってバイパス
バルブV′の入力ポート01′に接続されている。そし
てバイパスバルブV′の出力ポートC2′は、油路L2
’によってオリフィス20′の後側において吐出油路1
9a′に接続されている。
と吐出油路19a′ との間にオリフィス20′が取り
付けられており、このオリフィス20′の手前において
第1オイルポンプP1′が油路L!’によってバイパス
バルブV′の入力ポート01′に接続されている。そし
てバイパスバルブV′の出力ポートC2′は、油路L2
’によってオリフィス20′の後側において吐出油路1
9a′に接続されている。
また、第2オイルポンプP2’ は、油路L3’によっ
てバイパスバルブV′の図面右端側のスプール切替用チ
ャンバc 3 Lに接続されている。
てバイパスバルブV′の図面右端側のスプール切替用チ
ャンバc 3 Lに接続されている。
バイパスバルブV′は、スプール切替用チャン/(C3
’に油圧が供給されていない状態で、スプールv1′が
スプリングv 2/によって図面右方向に付勢され、ラ
ンドv3/が入力ポートc1′と出力ポートC2’ と
の連通を遮断(第8図の状態)シ、スプール切替用チャ
ンバc 3 /に油圧が供給されると、スプールv1′
がスプリングv 2 /に抗して図面左方向にスライド
して、入力ポートc1′ と出力ポート02′とを連通
するようになっている。
’に油圧が供給されていない状態で、スプールv1′が
スプリングv 2/によって図面右方向に付勢され、ラ
ンドv3/が入力ポートc1′と出力ポートC2’ と
の連通を遮断(第8図の状態)シ、スプール切替用チャ
ンバc 3 /に油圧が供給されると、スプールv1′
がスプリングv 2 /に抗して図面左方向にスライド
して、入力ポートc1′ と出力ポート02′とを連通
するようになっている。
スプールV11のスプール切替用チャンバC3′に隣接
するランドv 4 / には、連通孔v5′が形成され
ており、この連通孔v5′のチャンバ03′側と反対側
の開口端は、スプールvl’がスプリングV 2 /
によって付勢されて第8図の如く図面右位置にあるとき
には遮断され。
するランドv 4 / には、連通孔v5′が形成され
ており、この連通孔v5′のチャンバ03′側と反対側
の開口端は、スプールvl’がスプリングV 2 /
によって付勢されて第8図の如く図面右位置にあるとき
には遮断され。
第9図の如くスプリングv2′に抗して図面左位置にあ
るときには、出力ポート04′に連通されるようになっ
ているるこの出力ポートc 4 / は。
るときには、出力ポート04′に連通されるようになっ
ているるこの出力ポートc 4 / は。
油路L4’によって吐出油路に接続されている。
なお、第8および9図中、22′および23′は。
各々第1オイルポンプP1′または第2オイルポンプP
2’の吐出側に接続されたリリースバルブである。
2’の吐出側に接続されたリリースバルブである。
このバイパスバルブV′の作動は、前記実施例の場合と
ほぼ同様であり、車両の停止時には第2オイルポンプP
2’が駆動されないため、第1オイルポンプP1′から
の圧油がオリフィス20’のみを介して吐出油路19a
’ に供給され、その結果、カウンタ軸12’ に高負
荷トルクを作用させるが、車両の走行時には、第2オイ
ルポンプP2’の駆動によって第9図のようにスプール
v1′が図面左方向に切り替わり2第1オイルポンプP
1′からの圧油をこのバイパスバルブV′によって構成
するバイパス油路を経由して吐出油路19a′ に供給
することによって、カウンタ軸12′に作用される負荷
トルクを低減させる。
ほぼ同様であり、車両の停止時には第2オイルポンプP
2’が駆動されないため、第1オイルポンプP1′から
の圧油がオリフィス20’のみを介して吐出油路19a
’ に供給され、その結果、カウンタ軸12’ に高負
荷トルクを作用させるが、車両の走行時には、第2オイ
ルポンプP2’の駆動によって第9図のようにスプール
v1′が図面左方向に切り替わり2第1オイルポンプP
1′からの圧油をこのバイパスバルブV′によって構成
するバイパス油路を経由して吐出油路19a′ に供給
することによって、カウンタ軸12′に作用される負荷
トルクを低減させる。
ここで、前記実施例との相異は、前記実施例では、車両
の走行時において第2オイルポンプP2’からの圧油の
一部が潤滑油としてオリフィス21および油路L4を介
して吐出油路L9aに供給されるようになっていたが、
この実施例においては、車両の走行時に、第9図から分
るように。
の走行時において第2オイルポンプP2’からの圧油の
一部が潤滑油としてオリフィス21および油路L4を介
して吐出油路L9aに供給されるようになっていたが、
この実施例においては、車両の走行時に、第9図から分
るように。
第2オイルポンプP2’からスプール切替用チャンバc
3’内に導入された圧油が、ランド■4′に形成された
連通孔v 5 / を介して出力ポートc4’から出力
され、油路L4’から吐出油路19a′ に供給される
。
3’内に導入された圧油が、ランド■4′に形成された
連通孔v 5 / を介して出力ポートc4’から出力
され、油路L4’から吐出油路19a′ に供給される
。
(発明の効果)
上記のように1本発明によれば、車両の停止時に変速機
内のギアの振動によって発生するガラ音を有効に防止出
来るとともに、走行時にはカウンタ軸にかかる負荷トル
クを減少させることによって、燃費やシフト性能を向上
させることが出来る。そして、負荷トルクの切り替えは
車両の停止、走行の状態によって自動的に行われるため
。
内のギアの振動によって発生するガラ音を有効に防止出
来るとともに、走行時にはカウンタ軸にかかる負荷トル
クを減少させることによって、燃費やシフト性能を向上
させることが出来る。そして、負荷トルクの切り替えは
車両の停止、走行の状態によって自動的に行われるため
。
ECUやセンサ等の電子制御装置が不要であり。
またガラ音防止のためのオイルポンプが潤滑用のオイル
ポンプを兼用とするため、製品コストの低廉化を図るこ
とが出来る。また、第1オイルポンプが入力軸と共に回
転されるカウンタ軸に取り付けられているために、アイ
ドリング状態でも潤滑油の供給は確保することが出来る
。
ポンプを兼用とするため、製品コストの低廉化を図るこ
とが出来る。また、第1オイルポンプが入力軸と共に回
転されるカウンタ軸に取り付けられているために、アイ
ドリング状態でも潤滑油の供給は確保することが出来る
。
第1図は本発明の一実施例を示す車両用変速機の側断面
図、第2図は同実施例を車両の停止状態で示す油圧回路
図、第3図は同実施例を車両の走行状態で示す油圧回路
図、第4図は第1図の■■線における断面図、第5図は
第1図のv−v線における断面図、第6図は第1図のV
l−Vl線における断面図、第7図は本発明の他の実施
例を示す車両用変速機の側断面図、第8図は同実施例を
車両の停止状態で示す油圧回路図、第9図は同実施例を
車両の走行状態で示す油圧回路図、第10図は第7図の
X−X線における断面図、第11図は従来例を示す図で
ある。 11・・・入力軸 12.12’ ・・・カウ
ンタ軸16、16’ ・・・出力軸 20.20’
・・・オリフィスPi、Pi’・・・第1オイルポンプ P2.P2’・・・第2オイルポンプ v、v’・・・バイパスバルブ cl、cl’ ・・・入力ボート c2.c2’・・・出力ポート c3.c3’・・・スプール切替用チャンバvl、vl
’・・・スプール 第6図
図、第2図は同実施例を車両の停止状態で示す油圧回路
図、第3図は同実施例を車両の走行状態で示す油圧回路
図、第4図は第1図の■■線における断面図、第5図は
第1図のv−v線における断面図、第6図は第1図のV
l−Vl線における断面図、第7図は本発明の他の実施
例を示す車両用変速機の側断面図、第8図は同実施例を
車両の停止状態で示す油圧回路図、第9図は同実施例を
車両の走行状態で示す油圧回路図、第10図は第7図の
X−X線における断面図、第11図は従来例を示す図で
ある。 11・・・入力軸 12.12’ ・・・カウ
ンタ軸16、16’ ・・・出力軸 20.20’
・・・オリフィスPi、Pi’・・・第1オイルポンプ P2.P2’・・・第2オイルポンプ v、v’・・・バイパスバルブ cl、cl’ ・・・入力ボート c2.c2’・・・出力ポート c3.c3’・・・スプール切替用チャンバvl、vl
’・・・スプール 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 歯車の噛合によって入力軸と共に回転するカウンタ軸を
介して出力軸に動力伝達を行う歯車式の車両用変速機に
おいて、 前記カウンタ軸に取り付けられこのカウンタ軸の回転に
よって駆動されてオリフィスを介して潤滑用油路に潤滑
油を供給する第1オイルポンプと、 出力軸に取り付けられてこの出力軸の回転によって駆動
される第2オイルポンプと、 入力ポートが前記オリフィスと第1オイルポンプとの間
の油路に接続され、出力ポートが潤滑用油路に接続され
、スプール切替用チャンバに第2オイルポンプが接続さ
れ、このスプール切替用チャンバに油圧が導入されてい
ないとき入力ポートと出力ポートとの連通を遮断しスプ
ール切替用チャンバに第2オイルポンプから油圧が導入
されるとスプールが切り替わって入力ポートと出力ポー
トを連通するバイパスバルブとを備えていることを特徴
とする車両用変速機のガラ音発生防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2107399A JPH048959A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 車両用変速機のガラ音発生防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2107399A JPH048959A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 車両用変速機のガラ音発生防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048959A true JPH048959A (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=14458163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2107399A Pending JPH048959A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 車両用変速機のガラ音発生防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048959A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007004183A1 (de) * | 2007-01-27 | 2008-07-31 | Zf Friedrichshafen Ag | Verfahren und Anordnung zur Unterstützung des Synchronvorganges bei einem Handschaltgetriebe |
DE102007004182A1 (de) * | 2007-01-27 | 2008-07-31 | Zf Friedrichshafen Ag | Verfahren und Anordnung zur Rasselreduzierung in einem Handschaltgetriebe |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP2107399A patent/JPH048959A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007004183A1 (de) * | 2007-01-27 | 2008-07-31 | Zf Friedrichshafen Ag | Verfahren und Anordnung zur Unterstützung des Synchronvorganges bei einem Handschaltgetriebe |
DE102007004182A1 (de) * | 2007-01-27 | 2008-07-31 | Zf Friedrichshafen Ag | Verfahren und Anordnung zur Rasselreduzierung in einem Handschaltgetriebe |
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