JPH0488596A - 自動販売機の商品洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は缶入り飲料等の商品を加温又は冷却してホッ
ト飲料あるいはコールド飲料として販売する自動販売機
において、商品購入者が購入商品を洗浄するための商品
洗浄装置に関する。

〔従来の技術〕

自動販売機で販売される上記商品は飲み目部分が露出し
ている関係上販売時に汚れていたり、購入者が衛生的に
一抹の不安を感じたりする。これを解消するために、商
品洗浄装置を備えた自動販売機が特開平１−１３４６９
１号公報にて公開されている。

この自動販売機はタンク内に貯蔵する常温の水をポンプ
で送水し、前面に設けた洗浄口に挿入された商品を洗浄
するようにしたものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記自動販売機の多くは商品を加温又は冷却して販売す
る。ところで従来の商品洗浄装置では、洗浄することに
よって、折角加温された商品の温度を下げたり、冷却さ
れた商品を温かくしてしまう不具合があった。

この発明は購入者がホット飲料又はコールド飲料として
購入の商品を、そのままの温度で洗浄することのできる
自動販売機の商品洗浄装置を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、この発明によれば、缶入り
飲料等の商品を加温又は冷却して販売する自動販売機に
設けられ、前面に臨んで商品購入者が購入商品を洗浄す
るためのシャワ室を備える商品洗浄装置において、前記
商品を洗浄する洗浄水を前記商品の収納室を通して吐出
口に導き、前記購入商品と同様に加温又は冷却するもの
とする。

〔作用〕

販売待機中に商品が加温又は冷却される収納室を、洗浄
水が通ることによって洗浄水が加温又は冷却される。従
って加温商品は温かい洗浄水により、又冷却商品は冷た
い洗浄水によって洗浄される。

〔実施例〕

この発明の実施例を第１図ないし第６図に基づいて説明
する。図において自動咲売機の本体ケース１は、前面に
扉２が設けられ、内部に断熱壁により区画して左右２室
の商品収納室３が形成、商品収納室３の前面を開閉する
断熱性内扉４を備える。各商品収納室３には円筒状商品
が横倒し姿勢で積み重ねて収納されるサーペンタイン形
商品ラック５及び落下搬出された商品を商品取出口に向
けて案内する商品シュート６が配設されるとともに、一
方（左側）の商品収納室には冷却器７とファン８とが、
又他方（右側）の商品収納室にはファン８とヒータ９と
が設置される。さらに底部には機械室を設けて前記冷却
器７と冷媒配管により接続され圧縮機等からなる凝縮二
二ソ）１０が収容設置される。

前記扉２は前面に臨んで設けられたデイスプレィ室２１
に商品見本が陳列され、又商品販売用押釦２２、コイン
投入口２３、商品取出口２４等が前面に配設される。

次に商品洗浄装置３０の構成について説明する。

各商品収納室３の上部には洗浄水用タンク３１が設置さ
れ、このタンク３１には電磁弁３２を備えた給水管３３
が接続される。又扉２には前面に臨んでシャワ室３５が
設けられ、上部にシャワノズル３６が配設される。この
シャワノズル３６が先端に取付けられる洗浄水配管３７
は途中で分岐してそれぞれ前記タンク３１に接続され、
分岐管の途中には各々電磁弁３８が設けられる。シャワ
室３５の底板には排水口が設けられ排水ホースを介して
排水槽に接続される。更に扉２の前面上にはシャワ室３
５の近くにシャワ用押釦４０か配設される。

前述の構成において、各タンク３１には給水管３３を介
して水道水が供給され常時洗浄水として貯えられる。左
側の商品収納室３では、冷却器７とファン８とによって
室内空気が冷却循環させられ、商品ラック５に収納され
る商品が冷却されかつ同様にタンク３１内の洗浄水も冷
却される。又右側の商品収納室３ではヒータ９とファン
８とによって室内空気が加熱循環させられ商品ラック５
に収納された商品が加温されかつ同様にタンク３１内の
洗浄水も加温される。

購入者がホット又はコールドの好みの商品を決め押釦２
２を押すと選択された商品が商品取出口２４に送出され
る。これと共に、選択された商品の冷温に合わせて、第
６図に示すフローチャートのコールド用又はホット用の
リレーが作動して洗浄待機状態となる。そして購入者が
商品取出口２４から取出した商品をシャワ室に挿入しシ
ャワ用押釦４０を押すと、所定の電磁弁３８が一定時間
開弁じて、購入商品と同様の冷たい又は温かい洗浄水が
シャワノズル３６から吐出して商品を洗浄する。従って
購入したホット飲料が洗浄によって冷やされたり、コー
ルド飲料が温められたりすることが無く、購入者は十分
に温かい又は冷たい、かつ清潔な商品を手にできる。

〔発明の効果〕

この発明によれば缶入り飲料等の商品を加温又は冷却し
て販売する自動販売機に設けられ、前面にｇんで商品購
入者が購入商品を洗浄するためのシャワ室を備える商品
洗浄装置において、前記商品を洗浄する洗浄水を前記商
品の収納室を通して吐出口に導き、前記購入商品と同様
に加温又は冷却するようにしたので、ホット飲料又はコ
ールド飲料を購入した購入者は商品を洗浄することによ
り清潔な商品及び衛生的に満足感を得られると共に、加
温又は冷却されたそのままの温度の商品を手にすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の商品洗浄装置を備える自動
販売機の断面図、第２図は第１図の切断位置を異にする
一部分の断面図、第３図は同しく自動販売機の内部平面
図、第４図は同しく正面図、第５図はシャワ室の拡大図
、第６図は洗浄水の供給を説明するためのフローチャー
トである。 ３・・・商品収納室、７・・・冷却器、９・・・ヒータ
、３０・・・商品洗浄装置、３１・・・タンク、３５・
・・シャワ室、３６・・・シャワノズル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）缶入り飲料等の商品を加温又は冷却して販売する自
   動販売機に設けられ、前面に臨んで商品購入者が購入商
   品を洗浄するためのシャワ室を備える商品洗浄装置にお
   いて、前記商品を洗浄する洗浄水を前記商品の収納室を
   通して吐出口に導き、前記購入商品と同様に加温又は冷
   却することを特徴とする自動販売機の商品洗浄装置。