JPH048855Y2 - - Google Patents

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JPH048855Y2
JPH048855Y2 JP10453888U JP10453888U JPH048855Y2 JP H048855 Y2 JPH048855 Y2 JP H048855Y2 JP 10453888 U JP10453888 U JP 10453888U JP 10453888 U JP10453888 U JP 10453888U JP H048855 Y2 JPH048855 Y2 JP H048855Y2
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hook
shaped
vertical plate
pair
vertical
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばローパーテーシヨンの如く、
頂面の少なくとも一部が露出している垂直板状の
インテリアに係着する為のフツク具に係り、特に
各種厚さ寸法の垂直板状インテリアに適応し得る
ように改良したフツク具に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図はこの種のフツク具に関する従来例を示
す。
長孔6a-1を有するL字形金具6aと、雄ネジ
7を植設したL字形金具6bとを組み合せ、雄ネ
ジ7を長孔6a-1に挿通して蝶ネジ8で緊定する
構造である。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図の従来例に示した2面幅寸法L1は、こ
のフツク具を係合する垂直板状インテリアの厚さ
寸法に対応する。
螺ネジ8を弛めて雄ネジ7を長孔6a-1内で滑
らせると前記の2面幅寸法L1を増減調節するこ
とができる。しかし、その調節代は長孔6a-1
長さ寸法lで制約される。このため、2面幅寸法
L1の最小寸法と最大寸法との比は1:2に達し
ない。
この調整代寸法を拡大するため、第5図に示す
ようなフツク具も開発されている。この従来例の
フツク具は2個のL字杆7と同8とを組み合わせ
てネジ9で締結した構造である。そして、上記の
L字杆7は、長孔7a-1を設けた長辺7aと、長
孔7b-1を設けた短辺7bとよりなり、該長辺7
aと短辺7bとを交換使用することによつて間隔
寸法L2の調整代が拡大されている。しかし、最
小間隔寸法と最大間隔寸法との比は1:3を越え
難い。
第2図に示した従来例において、L字形金具6
を反転させて第6図のように組み合わせると厚さ
寸法Tの垂直板状インテリア5aを挟みつけるこ
とが出来るが、寸法L3の突出部が形成されて外
見が悪い上に不便である。
本考案は上記の事情に鑑みて為されたもので、
従来例に比して格段に広範囲の厚さ寸法の垂直板
状部材に適合し得る、しかも無用の突出部を生じ
ないフツク具を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために創作した本考案の
原理について、その1実施例に相当する第1図を
参照しつつ次に述べる。
1はL形金具にフツク1aを設けた形のベース
部材である。このベース部材の水平な面に、2個
のL形アーム4をそれぞれ垂直なピン3で枢着す
る。そして、上記2個のL形アーム4が常に対称
姿勢を保つように、その根元にそれぞれ歯車部材
2a,2bを固着して相互に噛み合わせる。
〔作用〕
上記のように構成されたフツク具を、垂直な板
状部材(例えばローパーテーシヨン5)の頂部に
引つ懸ける際、2本のL形アーム4の開き角を
加減して板状部材5の厚さ寸法T1に適合させる
ことが出来る。
上記2本のL形アーム4が歯車部材2a,2b
を介して連動する構造であるため、板状部材5の
頂部の縁a−bと直交する水平線h−hに対する
開き角θ1,θ2が常に等しくなる。
このため、ベース部材1の垂直板状部1vと、
L形アーム4の水平部4hと、該L形アームの垂
直部4vとがそれぞれ垂直板状部材5に密着して
安定する。
〔実施例〕
第1図は本考案に係るフツクの1実施例を示す
斜視図である。
1はL字形金具状のベース部材であつて、垂直
板1vと水平板1hとを一体に連設してプレス成
形してある。上記の垂直板1vにフツク1aを一
体に成形する。
1対の歯車部材2a,2bを噛合せしめて、そ
れぞれをピン3により水平板1hに枢支する。
本例のピン3はネジ状に構成し、水平板1hに
設けたネジ孔(本図では隠れている)に螺合して
ある。
1対のL形アーム4を構成する。上記L形アー
ム4は、垂直杆4vと水平杆4hとを一体に連設
してなり、上記水平杆4hの端をそれぞれ前記歯
車部材2a,2bに一体的に連設する。
本実施例においては前記L形アームと歯車部材
とを合成樹脂材料で一体成形した。本考案を実施
する場合、双方の部材を別体に構成して固着する
ことも出来る。
説明の便宜上、直交3軸X,Y,Zを想定す
る。Zは垂直軸である。
ローパーテーシヨン5は垂直な板状部材の1例
であつて、Z−X面と平行な2面と、X−Y面に
平行な頂面とを有している。
ベース部材1の水平板1hはX−Y面と平行に
位置し、ローパーテーシヨン5の頂面に密着して
いる。
ベース部材1の垂直板1vはZ−X面と平行に
位置してローパーテーシヨン5の垂直面に密着し
ている。
ピン3はZ軸と平行に配設され、L形アーム4
の水平杆4hはX−Y面と平行な面内で回動す
る。
L形アーム4の垂直杆4vは上記の回動に際し
て常にZ軸と平行を保つ。このため、常にローパ
ーテーシヨン5の垂直面に密着し得る。
上述のように構成した本実施例のフツクは、歯
車部材2a,2bが噛合しているので、これと一
体に連設された1対のL形アーム4は線h−hと
対称な位置関係を保ち、角θ1とθ2とは常に等し
い。
前記1対のL形アーム4の開き角を閉じる方
向に回動させると第2図に示すように厚さ寸法
T2のローパーテーシヨンに適応し得る。
また前記の開き角を開く方向に回動させると
第3図に示すように厚さ寸法T3のローパーテー
シヨン5cに適応し得る。
T3<T1<T2である。
このようにして、本例のフツクは厚さ寸法T2
以下の各種ローパーテーシヨンに適応し得る。
図示を省略するが、本考案を実施する際、歯車
部材2a,2bを覆つて装着するカバーを設ける
ことが望ましい。
また、図示を省略するが、ベース部材1の内面
にラバーシートと貼着しておくと、摩擦係数が増
し、緩衡機能を果たすのでローパーテーシヨンに
対する装着状態が安定して好都合であり、しかも
ローパーテーシヨンの塗装を損傷したりする虞れ
が無い。
同じ理由で、L形アーム4の内面、特に垂直杆
4vの内面にラバー部材を装着しておくことが望
ましい。本考案を実施する際、歯車部材2a,2
bの周辺に粘性の大きい機着オイルを塗布して、
その回動に適宜の抵抗を与えておくと、ローパー
テーシヨンへの取付状態が安定するので好都合で
ある。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案のローパーテー
シヨン用フツクは、ローパーテーシヨン等の垂直
な板状部材に係合してフツク具としての機能を果
たし、しかも、突出部を生じることなく広範囲の
厚さ寸法に適合することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るローパーテーシヨン用フ
ツクの1実施例を示す斜視図である。第2図及び
第3図は上記実施例の作用・効果の説明図であ
る。第4図乃至第6図は従来技術の説明図であ
る。 1……ベース部材、1a……フツク、1h……
水平板、1v……垂直板、2a,2b……歯車部
材、3……ピン、4……L形アーム、4h……水
平杆、4v……垂直杆、5,5a,5b,5c…
…垂直板状部材の1例としてのローパーテーシヨ
ン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 L金具状に直角に折り曲げられて、直交する2
    つの平板状部分を有するベース部材と、 上記2つの平板状部分の片方に固着されたフツ
    クと、 上記2つの平板状部分の他方に植設された2本
    のピンと、 上記2つのピンのそれぞれに嵌合して互いに噛
    合する1対の歯車部材と、 上記1対の歯車部材のそれぞれに固着された1
    対のL字状アームとよりなり、 上記L字状アームの一方の辺は前記ピンと直交
    する方向に歯車部材に固着されており、 該L字状アームの他方の辺は前記のピンと平行
    であることを特徴とする、ローパーテーシヨン用
    フツク。
JP10453888U 1988-08-09 1988-08-09 Expired JPH048855Y2 (ja)

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JP10453888U JPH048855Y2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09

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JPH0226578U JPH0226578U (ja) 1990-02-21
JPH048855Y2 true JPH048855Y2 (ja) 1992-03-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5915259B2 (ja) * 2012-02-28 2016-05-11 株式会社ノーリツ フック
JP5816923B2 (ja) * 2013-08-16 2015-11-18 進 中谷 フックおよび洗濯干し具
JP7009276B2 (ja) * 2018-03-22 2022-01-25 大和ハウス工業株式会社 養生シート取付け部品と建物の養生方法

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