JPH048829A - ガスタービン制御装置 - Google Patents

ガスタービン制御装置

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JPH048829A
JPH048829A JP10938690A JP10938690A JPH048829A JP H048829 A JPH048829 A JP H048829A JP 10938690 A JP10938690 A JP 10938690A JP 10938690 A JP10938690 A JP 10938690A JP H048829 A JPH048829 A JP H048829A
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JP
Japan
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exhaust gas
temperature
pressure
turbine
control
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Application number
JP10938690A
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English (en)
Inventor
Kazue Nagata
永田 一衛
Hajime Shiomi
肇 塩見
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ガスタービンの温度制御、特にコンバインド
サイクル向のガスタービンの温度制御に関するものであ
る。
(従来の技術) ガスタービンの入口温度は、高温部材の寿命にも関連す
る重要な制限項目−つであり、一定の制限を設けて温度
の過上昇を防止するように制限制御されている。
現在広く使用されているガスタービンの一般的な制御装
置の概略を第3図に示す。
同図において、ガスタービン1の制御装置として、速度
負荷制御部2、温度制御部3、圧縮機の入口案内翼(以
下、IGVという)laの開度を制御するIGV制御部
4および低値優先器5が設置されており、また、センサ
として、圧縮機出口圧力検出器6、排ガス温度検出器7
およびタービン回転数検出器8が備付けられている。
圧縮機出口圧力検出器6および排ガス温度検出器7から
の圧力信号S6および温度信号s7は温度制御部3とI
GV制御部4に入力され、またタービン回転数検出器8
からの回転数信号s8は速反負荷制御部2に入力される
速度負荷制御部2および温度制御部3からの信号S2お
よびS3は低値優先器5に入力され、いずれか低値が選
択されて燃料制御弁1bに導かれその開度を制御する。
また、IGVlaの開度はIGV制御部4からの信号S
4によって制御される。
一般に、ガスタービン入口温度は1000〜1300℃
程度の高温であり、フィードバック信号としての信頼性
に乏しいため、ガスタービン入口温度T3と近似的に第
1式の関係にあるタービン出口の排ガス温度T4をフィ
ードバック要素として温度制御を行っている。
T4 /T3− (P4 /P3 )″(k−1)k 
 ・・・・・・(1)T4:排ガス温度 T3 :タービン入口温度 P4:排ガス圧力 P3 :タービン入口圧力 η :効率により決まる定数 k :ガスの比圧縮比(定数。1.4程度)第1式より
、入口温度T3が一定の時の排ガス温度T4は T4−T3  (P4 /P3 )″(k−1)k  
 ・・・・・・(2)となる。ここで、排ガス圧力P4
は通常一定としており、また入口温度T3およびαを一
定とすると、 T4−T3  (P4 /P2 )″(k−1)k−K
TP2=            ・・・・・・(3)
P2:圧縮機出口圧力 第2式中、入口圧力P3としては、それとほぼ等価的な
圧縮機出口圧力信号S6を使用し、排ガス温度T4は温
度信号S7を使用して演算により求め、このT4を設定
値として排ガス温度のフィードバック制御をしている。
T3をある目標温度とした時のT4とP2の関係を第4
図に示す。
ところで、タービンの入口温度T3は、燃料変化のほか
、空気流量の増減でも変化させることが可能である。即
ち、ある−元燃料で速度制御されていても、空気流量を
絞れば入口温度を高くすることができ、逆に空気流量を
増加させれば、入口温度は低くなる。
最近は、コンバインドサイクルとしての部分負荷での熱
効率向上のため、部分負荷時に出来る限り空気流量を絞
ってタービン入口温度の制限温度内でタービン排ガス温
度を高くして運転する方法が採用されている。これは、
サージング回避のために設置されている空気流量の調節
機能を有する圧縮機のIGVを開閉制御することによっ
て実現している。
このIGVによる温度設定値としては、排ガス温度設定
値より少し低目の値が与えられ、この設定に合うよう、
IGVの角度を動かして空気流量を調節する。この制御
カーブを第5図に示す。
第6図は、温度制御部3とIGV制御部4の詳細を示す
温度制御部3では、圧縮機出口圧力信号S6が温度制御
設定器10に入力され、そこに予め設定されている温度
制御設定カーブに基づいて、入口温度一定となる排ガス
温度設定信号SlOが出力される。この排ガス温度設定
信号S10は、排ガス温度信号S7とともに減算器11
に入力されて比較演算され、さらにPI コントローラ
12で制御出力が演算され、温度制御信号S3となって
低値優先器5(第3図)へ与えられる。
また、IGV制御部4では、圧縮機出口圧力信号S6が
IGV制御設定器13に入力されると、そこに予め設定
されているIGV制御設定カーブに基づいてIGV制御
用温度設定信号SI3が出力される。このIGV制御用
温度設定信号S13は、排ガス温度信号S7とともに減
算器14に入力されて比較演算され、さらにPIコント
ローラ15を経て、IGV角度制御信号S4となり、I
GVla(第3図)へ与えられる。
なお、第6図の温度制御設定器10およびIGV制御設
定器13中のカーブは、第4図および第5図中の設定カ
ーブに相当している。
このようにして、IGVによる温度制御と燃料の温度制
限制御が行われる。
ここで重要なことは、これらの2つの制御は、排ガス圧
力(P4)が一定であると仮定して設定カーブが作られ
、温度制御するという第3式に基づいているということ
である。
(発明が解決しようとする課題) 近年、コンバインドサイクルの運用拡大により、第7図
に示すようなHRSGバイパス18をHRSG19に並
列して設置したコンバインドサイクルシステムが多用さ
れる様になってきた。
このシステムでは、HR3G19の入口に、ガスタービ
ン排ガスダンパ20を設置し、ガスタービン単独運用と
コンバインドサイクル運用とを、排ガスダンパ20の開
閉により行なえるようにすると共に、コンバインドサイ
クル運転時にHR8G系に異常が発生した場合等には、
ガスタービンの運転継続しながら、ガスタービン排ガス
の流れをHR3G行から煙突行(HRSG出口)へ即座
に切換えることができるようにしている。なお、第7図
中、符号21は排ガスダンパリミットスイッチを示す。
HR3G19は、ガスタービンの排ガスエネルギー(エ
ンタルピー)を蒸気との熱交換により回収して、出来る
だけ排ガス温度を下げて煙突へ排出するために、効率最
適化の観点より、多くの熱交換器19a、19b・・・
をシリーズに配置している。また最近では、環境適合性
の観点より、排ガス脱硝装置も組込まれ、HR5Gの有
する圧力損失、即ち、煙突とHR3G入口(ガスタービ
ン出口)の間の圧力損失は、かなり大きなものとなって
いる。
第1式により、排ガス圧力損を約0.1ataとし、ま
た排ガス温度を一定として、ガスタービン入口温度T3
を推定計算すると、約30℃の差が生じる。
これは、第8図のエンタルピー(i)  ・エントロピ
ー(s)チャートを使用して、次のように説明される。
即ち、コンバインドサイクル運用で、排ガスダンパがH
R3G行きとなっている時のガスタービンのガスの膨張
カーブをA点からB点とすると、ガスタービン入口温度
T3と排ガス温度T4の関係は、第1式より T3−T4  (P  3/P  4) ″(k−1)
k   ・・・・・・(4)となる。
この状態では、排ガス温度T4が第2式(実際は第3式
)で演算され、設定制御されている。この時、排ガスダ
ンパが開し、排ガス圧力がP4からP4°まで下がって
も、排ガス温度T4の設定値は変らない(第3式では、
排ガス圧力P4を一定としているため)。
設定カー°ブを変えないとした場合(即ち、従来技術の
P4一定の設定カーブの場合)の入口温度T3’は T3°−T4  (P3 /P4°)″(k−1)k 
 ・・・・・・(5)となる。ここで、 P4°−:0.9XP4とし、また、効率η−0,8、
K −1,4として、入口温度T3°を求めるとT3°
−74(P3 /P4 ) ″(k−1)kXt、oa
−T3X1.03           ・・・・・・
(6)となる。
即ち、第8図の入口温度T3°はT3の1.03倍とな
る。従って、例えば、入口温度T3が1000℃のガス
タービンの場合は、約30℃高目の温度となってしまう
また逆に、ガスタービン単独運用として温度制御、IG
V制御設定カーブを入れておいた場合、コンバインドサ
イクル運用では、入口温度を低目に制御することになり
、熱効率上から好ましくない。
以上のように、従来の温度制御方法では、排ガス圧カ一
定を前提とした制御カーブで温度設定値を求めていたた
め、近年のHR3G・バイパスを有するコンバインドサ
イクル運用/ガスターン単独運用の両方の運転モードが
ある場合には、改善する必要があった。
本発明は従来装置の上述のような欠点を除去すべくなさ
れたもので、排ガスダンパにより、コンバインドサイク
ル運用とガスタービン単独運用の両方を有するプラント
のように、排ガス圧力が運用によって変化するガスター
ビンに最適な温度制御装置を提供することを目的とする
ものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のガスタービン制御装置は、タービン入口温度が
規定値となるような排ガス温度目標値と排ガス温度信号
との偏差を制御演算して燃料流量を調節し、排ガス温度
目標値以上に排ガス温度が上昇しないように燃料の制限
制御を行い、また圧縮機の入口案内翼角度を調節して入
口案内翼温度目標設定値に排ガス温度が合致するように
制御するガスタービンの温度制御装置において、前記排
ガス温度目標値を、圧縮機出口圧力等のタービン入口相
当圧力と、排ガス圧力検出器より得られる排ガス圧力信
号とから演算するカーブで構成したことを特徴とするも
のである。
(作用) このような構成の本発明においては、排ガス圧力P4も
加味して、排ガス温度目標値を求めているため、排ガス
圧力がコンバインドサイクル運用、ガスタービン単独運
用と変っても入口温度は正確に規定値に制御される。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。なお、
以下の説明においては、第3図ないし第6図におけると
同一部分には、それらと同じ符号を付し、それらの説明
は必要な場合を除いて省略する。
第1図に示す本発明の実施例においては、ガスタービン
1の排ガス出口部に排ガス圧力検出器22を設置し、こ
の排ガス圧力検出器22によって検出された圧力信号S
22を目標排ガス温度設定カーブに加味し、温度制御用
の排ガス温度設定信号S 10’およびIGV制御用排
ガス温度設定信号S13゛を作成している。
排ガス温度設定信号SIO°は排ガス温度信号S7と共
に減算器11に入力されて比較演算され、さらにPIコ
ントローラ12を経て、温度制御信号S3となり、低値
優先器5(第5図)へ与えられる。
また、排ガス温度設定信号S 13’は、排ガス温度信
号S7と共に減算器14に入力されて比較演算され、さ
らにPIコントローラ15を経て、IGV角度制御信号
S4となり、IGVla(第5図)へ与えられる。
これによって、排ガス圧力P4が変化しても、タービン
入口温度T3を規定温度内に正確に制御することができ
る。
第1図の実施例では、温度制御設定器10の温度設定カ
ーブとIGV制御設定器13における温度設定カーブは
、ガスタービン入口温度一定に対し、圧縮機出口圧力(
P2 ’−P3 )と、排ガス圧力(P4)から排ガス
温度目標値(T4)を求めるように設定しである。
このように、本発明装置においては、排ガス圧力も加味
し、次式 %式%) : によって、タービン入口温度をある規定値にするタービ
ン排ガス温度の目標値を演算するため、コンバインドサ
イクル運用/ガスタービン単独運用のどちらの運用が選
択されても、排ガス圧力の変化により、自動的にガスタ
ービン排ガス温度目標値が変更され、入口温度目標を逸
脱しない温度制御が実現される。
なお、本発明においては、温度制御設定器1゜とIGV
制御設定器13に記憶させた設定カーブを、それぞれコ
ンバインドサイクル運用または単独運用のどちらかの排
ガス圧力定常値に設定しておき、排ガスタンパの開閉リ
ミットスイッチ21の信号により、温度目標値を変更す
ることでも、本発明の目的を達成できる。
即ち、例えば第2図に示すように、排ガスダンパの開閉
リミットスイッチ21の信号により、排ガス温度設定信
号5lO1IGV制御用温度設定信号S13にバイアス
を加える方法(方法A)あるいは排ガス圧力の修正分を
掛算する方法(方法B)でもよい。
第2図において、バイアス信号または掛算信号は、遅れ
要素演算器23.24を介して減算器11.14および
掛算器25.26に導がれ、減算数または掛算を実行さ
れ、バンパー切換え時の排ガス温度設定信号の突変を防
止している。
第2図中、K^、KBは予め判明している排ガスダンパ
ー開/閉それぞれの状態における排ガス圧力の違いによ
り生ずる排ガス温度設定値の偏差分であり、HRSGの
圧損が大気に対して、例えば10%の場合は、第6式か
らバイアスとしては30℃、掛算信号は1.03をに^
、KBとして与えればよい。
[発明の効果] 上述のように、本発明装置においては、例えばコンバイ
ンド運用とガスタービン単独運用の両方の運用を行う場
合のように、ガスタービン排ガス圧力が運用により大き
く変化するガスタービンの温度制御を、常に一定の入口
温度目標値に制御できる。
従って、入口温度が低くなりすぎて熱効率の低下を招い
たり、逆に、入口温度が目標値をオーバして高温部の寿
命を短縮したりというような不具合のないガスタービン
の制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は本発
明の他の実施例を示す構成図、第3図は従来のガスター
ビン制御システムの構成図、第4図および第5図は従来
のガスタービンの温度制御方法における排ガス温度制御
設定カーブを示すグラフ、第6図は従来のガスタービン
の温度制御方法を説明する構成図、第7図はHR3Gバ
イパスヲ有するフンバインドサイクルの概略図、第8図
は排ガス圧力が違う場合の排ガス温度一定時の入口ガス
温度を示すi−sチャートである。 1・・・・・・・・・ガスタービン 2・・・・・・・・・速度負荷制御部 3・・・・・・・・・温度制御部 4・・・・・・・・・IGV制御部 5・・・・・・・・・低値優先器 6・・・・・・・・・圧縮機出口圧力検出器7・・・・
・・・・・温度検出器 8・・・・・・・・・タービン回転数検出器10・・・
・・・・・・温度制御設定器10・・・・・・・・・温
度制御設定器11.14・・・減算器 12.15・・・PIコントローラ 13・・・・・・・・IGV制御設定器18・・・・・
・・・・HRSGバイパス19・・・・・・・・・HR
SG 20・・・・・・・・・排ガスダンパ 21・・・・・・・・・排ガスダンバリミツトスイッチ
22・・・・・・・・・排ガス圧力検出器23.24・
・・遅れ要素演算器 25.26・・・掛算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タービン入口温度が規定値となるような排ガス温度目標
    値と排ガス温度信号との偏差を制御演算して燃料流量を
    調節し、排ガス温度目標値以上に排ガス温度が上昇しな
    いように燃料の制限制御を行い、また圧縮機の入口案内
    翼角度を調節して入口案内翼温度目標設定値に排ガス温
    度が合致するように制御するガスタービンの温度制御装
    置において、前記排ガス温度目標値を、圧縮機出口圧力
    等のタービン入口相当圧力と、排ガス圧力検出器より得
    られる排ガス圧力信号とから演算するカーブで構成した
    ことを特徴とするガスタービンの温度制御装置。
JP10938690A 1990-04-24 1990-04-24 ガスタービン制御装置 Pending JPH048829A (ja)

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JP10938690A JPH048829A (ja) 1990-04-24 1990-04-24 ガスタービン制御装置

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JPH048829A true JPH048829A (ja) 1992-01-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004028098A (ja) * 2002-06-06 2004-01-29 Nuovo Pignone Holding Spa 1軸形ガスタービンの火炎温度の制御及び調節システム
JP2009287554A (ja) * 2008-05-26 2009-12-10 Siemens Ag ガスタービンの運転方法

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