JPH04878Y2 - - Google Patents

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JPH04878Y2
JPH04878Y2 JP1322987U JP1322987U JPH04878Y2 JP H04878 Y2 JPH04878 Y2 JP H04878Y2 JP 1322987 U JP1322987 U JP 1322987U JP 1322987 U JP1322987 U JP 1322987U JP H04878 Y2 JPH04878 Y2 JP H04878Y2
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JP1322987U
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【考案の詳細な説明】 3.2 構成 産業上の利用分野 この考案は、軌道に沿つて自走する玩具の走行
制御装置に関するものである。
従来技術とその欠点 従来の軌道走行玩具は、端に軌道に沿つて無制
限に走行するのみで、軌道付近の駅やプラツトホ
−ムに見立てた設置物の有無又は乗降客の有無に
係りなく通過し、又は停車するものであつた。従
つて、乗降客の有無や駅などの有無に応じて停車
又は通過する実用軌道走行体の実際の運行とはか
け離れており、実際運行の合理性などについての
学習効果が期待できるものではなかつた。
解決しようとする技術課題 この考案は、上記の点に鑑み、駅のプラツトホ
−ムなどの模擬施設(以下、代表的にプラツトホ
−ムという。)における人形の有無と、走行体上
の人形の有無の組合せにより、走行体の駅に対す
る通過、停止を自動的合理的に制御して軌道走行
体を合理的に運行させうる走行制御装置を提供
し、遊戯者に軌道走行体の合理的運行について学
習効果が得られるようにすることを目的とする。
3.2 構成 課題解決手段 この考案では、(a)走行体に人形の載置の有無に
応じて上下移動するストツパを備えてある。(b)軌
道内にもプラツトホ−ム至近において前記走行体
のストツパに対応し、走行体側ストツパが下位に
存する場合はこれを係止するストツパを設けてあ
る。(c)軌道側ストツパの直前に、前記走行体のス
トツパに対応する乗上げ片を軌道面から出没自在
に備えてある。そして、(d)人形には、これを走行
体に載置したときは前記走行体のストツパを磁力
作用により上位に移動させ、プラツトホ−ムに載
置したときは前記乗上げ片を磁力作用により軌道
面から沈没させる永久磁石を備えてある。
作 用 上記(a)と(d)により、走行体に人形を載置せずに
軌道に沿つて走行させると、走行体側ストツパは
下位に存する。また、(c)と(d)により、プラツトホ
−ム上に人形を載置しないときは、乗上げ片は軌
道側ストツパの直前においてこのストツパと等し
い高さに突出する。従つて、走行体がプラツトホ
−ムまで進行してきたとき、走行体側ストツパは
乗上げ片を乗り越えるため、走行体は軌道側スト
ツパに停止されずにプラツトホ−ムを通過する。
軌道が無端式である場合は、再び同プラツトホ−
ムに向かう。
走行体には人形を載置せずにプラツトホ−ムに
人形を載置した場合は、乗上げ片が人形の永久磁
石の磁力作用により移動されて軌道面から沈没す
る。そのため、走行体がプラツトホ−ムまで進行
すると、下位に存する走行体側ストツパが軌道側
ストツパに当つて停止される。
その停止した走行体にプラツトホ−ムの人形を
載置すると、走行体のストツパが上位に移動され
るので、軌道側ストツパによる係止が解除され
て、走行体は再度発進する。
走行体が人形を載置したまま再びプラツトホ−
ムに到来したときは、走行体側ストツパは上位に
保持されているので、軌道側ストツパに停止され
ずに通過する。
この考案の実施例 次に、この考案を図面に基いて説明する。
走行体Aは、内部に図示を省略した小型モータ
と減速及び伝動用歯車列からなる動力部により後
輪1を回転して、無端軌道Bに沿つて走行するよ
うに構成してある。
そして、走行体Aには、第2図に示すように、
人形載置部2が設けてあるとともに、内部に一端
にフツク3を有するストツパ4が支点5により揺
動自在に支持され、フツクが常時走行体の底面よ
り下方に突出する下位に存するように他端をばね
6で付勢してあり、フツク3の付近において、ス
トツパに磁性体7が備えてある。
軌道Bの一側にプラツトホ−ム8を有する模擬
駅Cが設けてあり、そのプラツトホ−ム8の至近
の軌道内に、軌道上を走行する前記走行体のスト
ツパ4に対応する位置にストツパ9が突設してあ
る。また、プラツトホ−ムには、軌道側ストツパ
9の直前に軌道面に対して出没自在に設けられ、
進行方向に登り傾斜するテーパ面を有する乗上げ
片10と、プラツトホ−ム8上に後記人形Dを載
置したときに、乗上げ片10を軌道面から沈没さ
せる作動部材とからなる、通過・停止制御機構が
設けてある。
作動部材は第3図ないし第5図に示すように、
軌道B及びプラツトホ−ム付き駅Cを固定した基
板11に水平軸12を軸受13a,13bで揺動
自在に支持し、その軸12に前記乗上げ片10の
一端を固着するとともに、軸12の他端に軸線に
直角に延びる腕14の一端を固着し、その腕の上
面に磁性体15を備え、腕14とプラツトホ−ム
の間にばね16を備え、又は軸12にばねを巻回
してなつており、常時乗上げ片10を第5図に示
すように、軌道面に突出させるように付勢してい
る。
そして、この玩具においては、人形Dの底部に
永久磁石17が備えてある。この永久磁石は、人
形をプラツトホ−ム8の所定位置に載置したとき
は、プラツトホ−ム内の前記磁性体15を吸引
し、走行体Aの人形載置部2に載置したときは磁
性体7を吸引するように磁力が作用するように設
けてある。
上記の構成による動作を説明する。走行体Aを
軌道上に置き、人形載置部2に人形を載せずに、
図示を省略したスイツチを操作して走行体の動力
部を駆動させ、車輪1を回転させて、軌道に沿つ
て走行させる。
この場合は、第6図に示すように、走行体側ス
トツパ4のフツク3は、ばね6により下位に存す
る。そして、走行体Aが駅Cのホーム8内に進入
したとき、プラツトホ−ム8上に人形Dが載置し
ていない場合は、乗上げ片10が軌道面に突出し
て前端が走行体側ストツパ4の最低部と等高で、
後端部が軌道側ストツパ9と等高であるので、走
行体側ストツパが走行慣性によりその乗上げ片1
0及び軌道側ストツパ9をを容易に乗り越える。
つまり、プラツトホ−ム8に駅長、又は乗降客な
どに見立てられる人形Dがいない場合は、走行体
Aが駅Cを通過する。
これに対して、プラツトホ−ム上に人形Dが載
置されている場合は、第7図に示すように、磁性
体15が吸引されて乗上げ片10が軌道面から沈
没しているので、プラツトホ−ム内に進入した走
行体Aのストツパ4のフツク3が、軌道側ストツ
パ9に直接係止されるため、走行体は後輪1が空
転する状態で停車される。つまり、プラツトホ−
ム上に駅長又は乗降客がいる場合は走行体が駅に
停車する。
なお、後輪の空転摩擦を小さくするため、停止
した後輪に接触する部分に摩擦係数の小さいテー
プを貼るとか、空転ローラを設けるとよい。
次に、プラツトホ−ム8上の人形を持ち上げて
これを走行体Aの人形載置部2上に載置すると、
第8図に示すように、それまでばね6の力により
下位に保持されていたストツパ4は、磁性体7が
人形の永久磁石17に吸引されて上位に移動する
ため、フツク3が軌道側ストツパ9との係止を解
除される。従つて、それまで停車していた走行体
Aは再び発進する。すなわち、空車であつた走行
体は、運転手又は乗客を表わす人形の搭乗により
発車する。
ここで、人形Dをプラツトホ−ム8から離間す
るときは、乗上げ片10の上に走行体側ストツパ
のフツク3が対向している。人形の離間と同時に
乗上げ片がばね16の力により軌道面に復帰し、
走行体側ストツパ4が上位に移動しては、人形が
乗る前に走行体が発進する不具合が生じる。これ
を防止するため、走行体側ストツパ4のばね6に
よる下方付勢力を乗上げ片10のばね16による
上方付勢力よりもやや大に設定してある。付勢力
の差は、走行中の走行体側ストツパ4が突出状態
の乗上げ片10に加える進行方向の力の下方ベク
トルが乗上げ片のばね16による上方付勢力より
も小になる程度である。
そして、人形Dを載せた走行体Aが一巡して再
びプラツトホ−ム8内に進入したときは、今は走
行体側ストツパ4は人形により上位に保持されて
いるので、軌道側ストツパ9によつて係止され
ず、走行体は駅Cを通過する。すなわち、走行体
は駅を満員通過することを表している。
人形を載せて走行している走行体を駅で停車さ
せるには、例えば、その前の駅でその走行体から
人形を降ろせばよい。
3.3 効果 上記のように、この考案によれば、駅のプラツ
トホ−ムなどの模擬施設の人形の有無と、走行体
上の人形の有無の組合せにより、走行体の駅に対
する通過、停止が自動的合理的に制御されるか
ら、遊戯者に軌道走行体の合理的運行について学
習効果が得られる運行装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一部を省略して示す外観斜
視図、第2図は走行体の断面図、第3図はプラツ
トホ−ムの通過・停止制御機構を示す断面図、第
4図は第3図の−線断面図、第5図は第3図
の−線断面図である。第6図ないし第8図は
人形の有無に応じた動作を説明する図であり、第
6図はプラツトホ−ムにも走行体にも人形を載せ
ていない場合の動作を示す断面図、第7図はプラ
ツトホ−ムに人形を載せた場合の動作を示す断面
図、第8図は人形を走行体に載せた場合の動作を
示す断面図である。 A……走行体、2……人形載置部、4……スト
ツパ、7……磁性体、B……軌道、9……ストツ
パ、C……駅、8……プラツトホ−ム、10〜1
6……通過・停止制御機構、10……乗上げ片、
11〜16……作動部材、15……磁性体、D…
…人形、17……永久磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) (イ) 外部に磁力を作用する永久磁石を備えた
    人形、 (ロ) 人形載置部に前記人形を載置しない状態
    で、下位に保持され、前記人形載置部に前記
    人形を載置した状態で前記永久磁石の作用に
    より上位に移動されるストツパを備えた、軌
    道に沿つて走行する走行体、 (ハ) 前記軌道上を走行する前記走行体のストツ
    パに対応する位置において軌道内に突設した
    ストツパ、 (ニ) 前記軌道側ストツパの直前に出没自在に設
    けた乗上げ片と、軌道至近の所定位置に前記
    人形を載置しない状態で前記乗上げ片を突出
    させ、前記人形を載置した状態で前記永久磁
    石の作用により移動されて乗上げ片を沈没さ
    せる作動部材とを有する通過・停止制御機
    構、 からなる軌道走行玩具の走行制御装置。 (2) 作動部材はばねにより乗上げ片を突出状態に
    付勢保持し、そのばねによる付勢力は走行体の
    ストツパを下位に保持する付勢力よりもやや小
    に設定してあることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の軌道走行玩具の走行
    制御装置。
JP1322987U 1987-01-31 1987-01-31 Expired JPH04878Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1322987U JPH04878Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

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JP1322987U JPH04878Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

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Publication Number Publication Date
JPS63122494U JPS63122494U (ja) 1988-08-09
JPH04878Y2 true JPH04878Y2 (ja) 1992-01-13

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