JPH0487856A - 樹脂部材の取付構造 - Google Patents

樹脂部材の取付構造

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JPH0487856A
JPH0487856A JP20306990A JP20306990A JPH0487856A JP H0487856 A JPH0487856 A JP H0487856A JP 20306990 A JP20306990 A JP 20306990A JP 20306990 A JP20306990 A JP 20306990A JP H0487856 A JPH0487856 A JP H0487856A
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JP
Japan
Prior art keywords
clip
bumper
resin member
main body
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP20306990A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kogure
小暮 弘昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0487856A publication Critical patent/JPH0487856A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば自動車用バンパ本体の端部に樹脂部材
を取り付ける取付構造に関する。
従来の技術 トラック等の車両の前後に取り付けられるバンパには、
第6図に示すようなものがある。これは長尺な横断商略
コ字形の金属製パンバ本体lと、該バンバ本体lの両端
部1aに取り付けられる横断商略コ字形状の合成樹脂製
バンバサイド2とから構成されており、前記バンバ本体
1は、その両端部1aに段差状に絞られた取付部3を一
体に有していると共に、該取付部3の所定位置に複数の
係合孔4・・・が穿設されている。一方、バンパサイド
2は、バンバ本体1の延長方向に延設されて、中央部が
車体のフロント側からサイド側に沿って略90’の角度
で折曲形成されていると共に、バンバ本体1の取付部3
が係入する端部5内面で前記係合孔4・・・内に係合す
る係合突部6・・・が突設されている。さらに、端部5
の上部折曲片7の内端縁には、略り字形の細長いフック
8がバンバサイド2の長手方向に沿って設けられており
、このフック8によってバンバサイド2を前記バンバ本
体に取り付ける際において取付部3の折曲上側縁部3a
を係入保持して、該上部折曲片7の上方への浮き上がり
を防止するようになっている。
ところで、前記バンパサイド2は、通常第7図及び第8
図に示すように複数の金型A、B、C。
Dによってフック8と一体に成形されるようになってお
り、この一体成形が可能な条件としては、まず第1に金
型Aがフック8の長手方向に沿った金型離型方向である
Q方向へ離型移動できること、さらに第2に成形品が金
型A、Bから離型する際に、成形品の外表面が分割線位
置Pから金型離型方向Q方向と平行に引いた線Rに対し
てインバースしないことが条件となる。
発明が解決しようとする課題 然し乍ら、バンバ自体の造形上の都合によって、第9図
に示すようにバンバ本体1とバンパサイド2の連結位置
Xを外側つまりバンバサイド2側へ移動した場合には、
フック8形成位置がバンパサイド2のバンパ本体1側か
ら折曲した中央側に移動させなければならない。このた
め、前記第1の条件が満足されなくなり、つまり第10
図に示すようにフック8を成形する金型Aの離型方向Q
に対してフック8がアンダーカットとなり、金型Aの離
型作業が極めて困難になる。この結果、金型の構造上の
制約により、バンバサイド形状の自由度が制約されてし
まう。
そこで、金型をさらに増加してアンダーカット部の発生
を防止することも考えられるが、この場合は、離型作業
や金型組み付は作業が極めて煩雑になり、成形作業能率
が著しく低下するばかりか、製造コストの大巾な高騰が
余儀なくされる。
課題を解決するための手段 本発明は、前記従来の実情に鑑みて案出されたもので、
とりわけ樹脂部材の端部内面に、細長いクリップ支持体
を成形金型の略離型方向に沿って延設すると共に、該ク
リップ支持体に嵌合部を設ける一方、前記クリップ支持
体に、前記嵌合部に嵌合する嵌着部を介してクリップを
嵌着すると共に、該クリップの本体の一端部に被取付体
の側縁部を保持するフック片を設けたことを特徴として
いる。
作用 前記構成の本発明によれば、クリップ支持体を、例えば
樹脂部材の曲線に対して直交する法線上に設けて、成形
金型の略離型方向に沿って延設したため、樹脂部材の金
型成形時においてクリップ支持体のアンダーカット巾を
可及的に小さ(することが可能になる。したがって、金
型を増加せずに樹脂部材の形状の自由度を向上させるこ
とができる。
また、クリップ支持体に嵌合部と嵌着部を介して取り付
けられるクリップの形状や大きさつまりフック片の形状
や大きさ等も自由に設定できるため、被取付体と樹脂部
材との強固な取付状態が得られ、樹脂部材の被取付体か
らの不用意な抜けや脱落が防止される。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。本実
施例は、前記従来例と同様にトラック等の車両の前後に
取り付けられるバンバに適用したものである。
第1図〜第3図は本発明に係る取付構造の一実施例を示
し、第4図は本実施例に供されるパンバサイドの金型に
よる成形状態を示している。
即ち、本実施例のバンバは、第3図に示すように基本的
には従来と同様に構成され、被取付体たる長尺な横断商
略コ字形の金属製パンバ本体IIと、該バンバ本体11
の両端部11aに取り付けられる樹脂部材たる横断商略
コ字形の合成樹脂製のバンバサイド12とから構成され
ている。前後バンバ本体11は、両端部11aに段差状
に絞られた取付部13を一体に有すると共に、該取付部
13の中方向位置に2つの係合孔14を有している。
一方、バンパサイド12は、バンバ本体11の取付部1
3が係入する一端部15付近から90゜以上の角度で内
方に折曲形成されていると共に、該一端部15の内面に
前記係合孔14・・・内に外側から係合する2つの係合
突部16・・・が突設されている。さらに、一端部15
の上部折曲片17の下面にはクリップ19を固定支持す
る断面丁字形のクリップ支持体18が一体に設けられて
いる。
前記クリップ支持体18は、第1図に示すよう↓こ一端
部15の上部折曲片17の内端縁17a曲線に直交する
方向(法線)に略沿って細長く延設され、つまり後述す
る第4図に示す金型20の離型方面に沿って延設されて
おり、上部折曲片17の下面に一体に固定された嵌合部
である矩形状の立上り基部20と、該基部20の上端長
手方向に沿って水平に延設された同嵌合部である水平リ
ブ21とから主として構成されている。また、前記水平
リブ21の先端側−側面に略し字形の係合溝22が切欠
形成されている。
一方、前記クリップ19は、合成樹脂材で一体に成形さ
れ、第2図に示すように嵌着部である略平板状のクリッ
プ本体23と、該クリ・ノブ本体23の後端側に設けら
れたフック片24.24とを備えている。前記クリップ
本体23は、肉厚が前記水平リブ21下面と上部折曲片
17上面間の隙間Sよりも大きく設定され、中央長手方
面に前記クリップ支持体18の基部20に嵌入する細長
い嵌入孔25が形成されていると共に、該嵌入孔25の
両測部長手方向に水平リブ21の下部両側縁が嵌合する
段差部26.26が形成されている。
また、クリップ本体23の先端側−側面に前記係合溝2
2内に係止する略し字形の弾性係止爪27が設けられて
いる。
前記フック片24.24は二股状を呈し、クリップ本体
23の両側部の後端縁から立ち上がって該本体23と略
平行となるように折り返し状に折曲形成されている共に
、クリップ本体23との間に挾持用の隙間部28.28
を形成している。また、フック片24.24の画先端部
には、前記tX+ンバ本体11の取付部13側縁部13
aの良好な挿通性を確保するための上方折曲部24a、
24aが設けられている。
そして、前記バンパサイド12は、第4図に示すような
金型によって成形され、この金型は、ノインバサイド1
2の外表面を形成する第1金型30と、該第1金型30
と共働してパンツくサイド12の両端部を成形する第2
金型31と、1<ンノ(サイド12の内表面を成形する
第3.第4金型32゜33からなり、この第3.第4金
型32.33の対向する折曲端面32a、33a間でク
リップ支持体18が成形されるようになっている。即ち
、第3金型32の折曲端面32a側でクリップ支持体1
8の係合溝22側の基部20と水平リブ21の一側部を
成形する一方、第4金型33の折曲端面33a側で基部
20と水平リブ21の他側部を成形するようになってお
り、前記両対向端面32a、33aの分割線Yに沿って
クリップ支持体18が延設されるようになっている。
したがって、各金型30〜33間のキャビティ内でバン
バサイド12が成形固化した後において、離型を行なう
場合には、第4図で示すように、まず第1金型30と第
2金型31を矢印方向へ分割し、次に第3金型32と第
4金型33を反対の矢印方向つまり第3金型32はバン
バサイド12内表面から離れる方向へ、第4金型33は
バンパサイド12内表面を押し出す方向に分割する。こ
れにより、バンパサイド12のクリップ支持体I8は、
第3金型32に対して全くアンダーカット部とはならず
にそのまま分割される一方、第4金型33に対しては若
干アンダーカット部となるため、該金型33と一緒に分
割移動するが、そのアンダーカット巾が極めて小さいた
め、最後に該バンパサイド12をクリップ支持体18の
長手方向に沿った矢印方向に引っ張れば、該バンパサイ
ド12を簡単に取り外すことができる。
次に、このような工程で成形されたバンバサイド12を
バンバ本体11に取り付けるには、まず、予め別体に成
形されたクリップ19をクリップ支持体18に嵌着する
。即ち、クリップ19の嵌入孔25先端側をクリップ支
持体18の基部20後端側に位置させて、クリップ19
を係止爪27の反力に抗してそのまま押し込めば、段差
部26゜26が水平リブ21の両側部下端縁21a、2
1aに摺接案内されると共に、係止爪27の先端部27
aが基部20側面に圧接しつつ内方に弾性変形しながら
摺動する。そして、係合溝22の位置に達すると自身の
反力で外方へ弾発して全体が係合溝22内に横方向から
係入すると共に、先端部27aが係合溝22の直角底面
22aに突き当たって係止する。このため、クリップI
9は、クリ、ブ支持体18に強固かつ確実に支持され、
不用意な抜は出し等が防止される。
その後、バンパサイド12の一端部15を、第3図に示
すようにバンバ本体11を取付部13に対向配置させて
両係合孔14.14内に各係合突部16.16を係合さ
せると同時に、取付部13の側縁部13aをクリップ1
9のフック片24゜24を押し開いて隙間部28内に斜
め横方向から挿通させる。これによって、取付部I3が
クリップ19のフック片24.24によって強固に挟圧
保持され、上部折曲片17の浮き上がりが確実に防止さ
れる。その後、係合突部16,16の先端ボルト16a
、  15aに図外のナツトを螺着して締め付ければ、
前記クリップ19の保持力と相俟ってバンバサイド12
がバンバ本体11に確実に取り付けられることになる。
また、前記フック片24.24は、二股状になっている
ため、取付部13に対する保持力が強化され、−層確実
な取付状態が得られる。更に、フック片24.24をさ
らに大きくしたり、肉厚等を厚くして剛性等を高めれば
、取付部13に対する保持力を一段と向上させることが
できる。
第5図は本発明の第2実施例を示し、クリップ本体23
の肉厚を第1実施例のものよりも薄肉に形成して水平リ
ブ21下面と上部折曲片17上面間の隙間部S内に嵌入
孔25を介してそのまま挿通可能にすると共に、嵌入孔
25の一側面に、係合溝22内に下方から弾発して係止
する矩形状の係止爪29を切欠形成した。
したがって、第1実施例のクリップ19よりも構造が簡
素化され、製造作業が容易になると共に、コストの低廉
化が図れる。
本発明は、前記実施例の構成に限定されるものではなく
、例えばクリップ支持体18を断面路り字形に形成する
ことも可能であり、また、クリップ19の形状や大きさ
等をさらに変更することも可能である。また、バンバサ
イド12の形状等も任意に変更することが可能である。
更に、本発明はバンパ以外の例えばエアスポイラ−、オ
ーバーフェンダ−、マッドガード等にも適用できる。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明に係る樹脂部材の
取付構造によれば、とりわけ樹脂部材の端部内面に、ク
リップ支持体を成形金型の略離型方向に沿って延設した
ため、該樹脂部材の金型成形時において、クリップ支持
体のアンダーカット巾を可及的に小さくすることが可能
となる。したがって、金型の点数を増加させることなく
、樹脂部材の形状の自由度を向上させることができる。
また、被取付体の端部を従来のように樹脂部材に一体に
設けられたフックによって保持するのではなく、別体の
クリップによって保持するようにしたため、前記アンダ
ーカットによる形状の制約がなくクリップの大きさや形
状を自由に設定できるため、被取付体に対する樹脂部材
の強固かつ確実な取付状態が得られ、不用意な抜は出し
や脱落を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る取付構造の第1実施例に供される
クリップ支持体の形成状態を示す要部斜視図、第2図は
本実施例のクリップを示す斜視図、第3図は本実施例の
バンバ本体とバンバサイドとの分解斜視図、第4図は本
実施例のバンバサイドの金型成形状態を示す要部断面図
、第5図は本発明の第2実施例に供されるクリップを示
す斜視図、第6図は従来におけるバンパ本体とバンバサ
イドとの分解斜視図、第7図は従来のバンバサイドの金
型成形状態を示す要部断面図、第8図は第7図のI−を
線断面図、第9図は他の従来のバンバサイドの金型成形
状態を示す要部断面図、第10図は第9図の■−■線断
面図である。 11・・・バンバ本体(被取付体)、11a・・・一端
部、12・・・バンバサイド(樹脂部材)、13a・・
・側縁部、15・・・一端部、18・・・クリップ支持
体、19・・・クリップ、20・・−基部(嵌合部)、
2I・・・水平リブ(嵌合部)、23・・・クリップ本
体(嵌着部)、25・・・嵌入孔(嵌着部)、24・・
・フック片、30〜33・・・金型。 1Z 第4図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被取付体の端部に、長手方向の所定部位が折曲さ
    れた樹脂部材の一端部を取り付ける構造であって、前記
    樹脂部材の端部内面に、細長いクリップ支持体を成形金
    型の略離型方向に沿って延設すると共に、該クリップ支
    持体に嵌合部を設け、一方前記クリップ支持体に、前記
    嵌合部に嵌合する嵌着部を介してクリップを嵌着すると
    共に、該クリップの本体の一端部に前記被取付体の側縁
    部を保持するフック片を設けたことを特徴とする樹脂部
    材の取付構造。
JP20306990A 1990-07-31 1990-07-31 樹脂部材の取付構造 Pending JPH0487856A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102466296A (zh) * 2010-11-10 2012-05-23 珠海格力电器股份有限公司 一种应用于热泵空调机组的化霜控制方法

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