JPH0487642A - 触媒コンバータのメタル触媒担体及びその製造方法 - Google Patents
触媒コンバータのメタル触媒担体及びその製造方法Info
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- JPH0487642A JPH0487642A JP2201825A JP20182590A JPH0487642A JP H0487642 A JPH0487642 A JP H0487642A JP 2201825 A JP2201825 A JP 2201825A JP 20182590 A JP20182590 A JP 20182590A JP H0487642 A JPH0487642 A JP H0487642A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
- F01N3/10—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
- F01N3/24—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
- F01N3/28—Construction of catalytic reactors
- F01N3/2803—Construction of catalytic reactors characterised by structure, by material or by manufacturing of catalyst support
- F01N3/2807—Metal other than sintered metal
- F01N3/281—Metallic honeycomb monoliths made of stacked or rolled sheets, foils or plates
-
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、触媒コンバータに用いられるメタル触媒担体
に係り、特に、フィルムアウト現象を有効に防止できる
メタル触媒担体及びその製造方法に関する。
に係り、特に、フィルムアウト現象を有効に防止できる
メタル触媒担体及びその製造方法に関する。
一般に、車両用排気系には、排気ガスを浄化するため、
例えば特開昭６２−２２８６１６号公報又は特開平２−
２６６４３号公報に開示されるような触媒担体が配置さ
れている。
例えば特開昭６２−２２８６１６号公報又は特開平２−
２６６４３号公報に開示されるような触媒担体が配置さ
れている。
第６図はメタル触媒担体の詳細を示すもので、斯かるメ
タル触媒担体１は、例えば第７図に示すように、アルミ
ニウムを含有する帯状の金属製の大波板３と小波板５の
夫々の開始端側をＵ字状に折り曲げてこれらを交互に重
ね、そして、これらを２枚の押板７．７で挾持し乍ら、
第８図の如く押板７．７を中心に大波板３と小波板５を
長円形状に多重に巻回して第９図の如き仮担体９を形成
した後、押板７，７を抜き取って仮担体９の外周面を上
下から押圧することによって形成される。
タル触媒担体１は、例えば第７図に示すように、アルミ
ニウムを含有する帯状の金属製の大波板３と小波板５の
夫々の開始端側をＵ字状に折り曲げてこれらを交互に重
ね、そして、これらを２枚の押板７．７で挾持し乍ら、
第８図の如く押板７．７を中心に大波板３と小波板５を
長円形状に多重に巻回して第９図の如き仮担体９を形成
した後、押板７，７を抜き取って仮担体９の外周面を上
下から押圧することによって形成される。
このようなメタル触媒担体１は、触媒の担持処理がなさ
れた後、第１０図に示すようにその両端にキャップ１１
が被嵌され筒状容器１３内に収納されて用いられるが、
大波板３と小波板５とを巻回したままの状態としておく
と、排気ガスＧの通過により大波板３や小波板５がメタ
ル触媒担体１の軸方向に突出する、所謂フィルムアウト
現象が生じてしまう。そのため、従来では、仮担体９を
押圧し乍ら熱処理を行なってウィスカ生成を行なうと共
に、大波板３と小波板５の巻回時にレーザビームによる
溶接が行なわれている。
れた後、第１０図に示すようにその両端にキャップ１１
が被嵌され筒状容器１３内に収納されて用いられるが、
大波板３と小波板５とを巻回したままの状態としておく
と、排気ガスＧの通過により大波板３や小波板５がメタ
ル触媒担体１の軸方向に突出する、所謂フィルムアウト
現象が生じてしまう。そのため、従来では、仮担体９を
押圧し乍ら熱処理を行なってウィスカ生成を行なうと共
に、大波板３と小波板５の巻回時にレーザビームによる
溶接が行なわれている。
而して、昨今では、触媒コンバータを排気マニホールド
の排気ガス排出口に直接連結した、所謂マニホールドコ
ンバータが高性能車に装備されつつあるが、斯かるマニ
ホールドコンバータにあっては、メタル触媒担体の軸方
向が車両走行時の上下振動や重力の方向と一致するため
、従来の熱処理によるウィスカ性成やレーザ溶接による
強度保持では自ずと限界があり、長期に亘る使用によっ
てメタル触媒担体にフィルムアウト現象が発生してしま
う虞があった。
の排気ガス排出口に直接連結した、所謂マニホールドコ
ンバータが高性能車に装備されつつあるが、斯かるマニ
ホールドコンバータにあっては、メタル触媒担体の軸方
向が車両走行時の上下振動や重力の方向と一致するため
、従来の熱処理によるウィスカ性成やレーザ溶接による
強度保持では自ずと限界があり、長期に亘る使用によっ
てメタル触媒担体にフィルムアウト現象が発生してしま
う虞があった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、通気性を
損なうことなく簡単な構成でフィルムアウト現象を確実
に防止することのできる触媒コンバータのメタル触媒担
体、及び当該メタル触媒担体を容易に製造することので
きるメタル触媒担体の製造方法を提供することを目的と
する。
損なうことなく簡単な構成でフィルムアウト現象を確実
に防止することのできる触媒コンバータのメタル触媒担
体、及び当該メタル触媒担体を容易に製造することので
きるメタル触媒担体の製造方法を提供することを目的と
する。
斯かる目的を達成するため、本発明に係るメタル触媒担
体は、帯状の金属製の波板と平板、又は帯状の金属製の
大波板と小波板とを重ね、これらを多重に巻回してなる
触媒コンバータのメタル触媒担体に於て、上記波板と平
板、又は大波板と小波板との間に、ワイヤを巻回してな
るものである。
体は、帯状の金属製の波板と平板、又は帯状の金属製の
大波板と小波板とを重ね、これらを多重に巻回してなる
触媒コンバータのメタル触媒担体に於て、上記波板と平
板、又は大波板と小波板との間に、ワイヤを巻回してな
るものである。
又、本発明に係るメタル触媒担体の製造方法は、帯状の
金属製の波板と平板、又は帯状の金属製の大波板と小波
板とを重ね、これらを多重に巻回し乍ら波板と平板、又
は大波板と小波板との間にワイヤを介在させてこれを多
重に巻回し仮担体を形成した後、この仮担体の外周面を
治具により押し潰し、この状態で熱処理を行ない、上記
波板と平板、又は大波板と小波板とを治具による押圧時
の形状に成形するものである。
金属製の波板と平板、又は帯状の金属製の大波板と小波
板とを重ね、これらを多重に巻回し乍ら波板と平板、又
は大波板と小波板との間にワイヤを介在させてこれを多
重に巻回し仮担体を形成した後、この仮担体の外周面を
治具により押し潰し、この状態で熱処理を行ない、上記
波板と平板、又は大波板と小波板とを治具による押圧時
の形状に成形するものである。
本発明に係るメタル触媒担体によれば、斯かるメタル触
媒担体がマニホールドコンバータとして使用された結果
、排気ガスの流通や車両走行時の上下振動、又、重力に
よって大波板や小波板が移動しようとしても、ワイヤが
大波板や小波板に食い込んでそれらの移動を阻止するこ
ととなる。
媒担体がマニホールドコンバータとして使用された結果
、排気ガスの流通や車両走行時の上下振動、又、重力に
よって大波板や小波板が移動しようとしても、ワイヤが
大波板や小波板に食い込んでそれらの移動を阻止するこ
ととなる。
又、本発明のメタル触媒担体の製造方法では、帯状の金
属製の波板と平板、又は大波板と小波板とを重ねてこれ
らを多重に巻回し乍ら、これらの間にワイヤを介在させ
、これを多重に巻回して仮担体が形成される。そして、
当該仮担体の外周面が治具で押し潰され、この状態で熱
処理が行なわれて、波板と平板、又は大波板と小波板が
治具による押圧時の形状に成形される。
属製の波板と平板、又は大波板と小波板とを重ねてこれ
らを多重に巻回し乍ら、これらの間にワイヤを介在させ
、これを多重に巻回して仮担体が形成される。そして、
当該仮担体の外周面が治具で押し潰され、この状態で熱
処理が行なわれて、波板と平板、又は大波板と小波板が
治具による押圧時の形状に成形される。
［実施例］
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
尚、第６図以下に示す従来例と同一のものは同一符号を
以って表示する。
以って表示する。
第１図乃至第３図は本発明に係るメタル触媒担体の一実
施例を示し、第１図に於て、符号１５はメタル触媒担体
で、当該メタル触媒担体１５はアルミニウムを含有した
帯状の金属製の大波板３と小波板５とを重ね、これらを
多重に巻回して形成されている。
施例を示し、第１図に於て、符号１５はメタル触媒担体
で、当該メタル触媒担体１５はアルミニウムを含有した
帯状の金属製の大波板３と小波板５とを重ね、これらを
多重に巻回して形成されている。
そして、大波板３と小波板５との間、換言すれば大波板
３の表裏には２本のワイヤ１７．１９が巻回されており
、第２回及び第３図に示すように当該各ワイヤ１７．１
９が、夫々、大波板３と小波板５との各接合部に於て、
大波板３と小波板５に食い込んだ構造となっている。尚
、上記各ワイヤ１７．１９は、大波板３や小波板５への
食込みの際に大波板３や小波板５に損傷を与えることが
ないよう、約０．１−乃至０．０５ｍｍの径のものが好
ましい。
３の表裏には２本のワイヤ１７．１９が巻回されており
、第２回及び第３図に示すように当該各ワイヤ１７．１
９が、夫々、大波板３と小波板５との各接合部に於て、
大波板３と小波板５に食い込んだ構造となっている。尚
、上記各ワイヤ１７．１９は、大波板３や小波板５への
食込みの際に大波板３や小波板５に損傷を与えることが
ないよう、約０．１−乃至０．０５ｍｍの径のものが好
ましい。
以上のように構成された触媒コンバータのメタル触媒担
体１５は、本発明方法の一実施例により以下の如く製造
される。
体１５は、本発明方法の一実施例により以下の如く製造
される。
即ち、第７図に示す従来例と同様、先ず、大波板３と小
波板５の夫々の開始端側をＵ字状に折り曲げてこれらを
交互に重ね、これらを第４図の如く２枚の押板７，７で
挾持し乍ら、第５図に示すように当該押板７，７を中心
に大波板３と小波板５を長円形状に多重に巻回して、仮
担体が形成される。
波板５の夫々の開始端側をＵ字状に折り曲げてこれらを
交互に重ね、これらを第４図の如く２枚の押板７，７で
挾持し乍ら、第５図に示すように当該押板７，７を中心
に大波板３と小波板５を長円形状に多重に巻回して、仮
担体が形成される。
又、第４図に示すように各ワイヤ１７．１９が巻回され
たワイヤ巻具２１，２３が、押板７，７を挾んで大波板
３の上方と小波板５の下方に夫々設置されており、Ｕ字
状に折り曲げた大波板３と小波板５の夫々の開始端側を
交互に重ねるとき、ワイヤ１７．１９の各一端＠１７ａ
、１９ａを大波板３の表裏中央に配置しておく。そして
、大波板３と小波板５の巻回に合わせてワイヤ１７，１
９を大波板３と小波板５の略中夫に沿って繰り出し、半
周毎にレーザビームによる溶接を行なって、ワイヤ１７
．１９が大波板３と小波板との間に多重に巻回された仮
担体が形成される。尚、ワイヤ１７．１９が仮担体の外
周面に露出しないように、予め一定寸法でワイヤ１７．
１９は切断されるようになっている。
たワイヤ巻具２１，２３が、押板７，７を挾んで大波板
３の上方と小波板５の下方に夫々設置されており、Ｕ字
状に折り曲げた大波板３と小波板５の夫々の開始端側を
交互に重ねるとき、ワイヤ１７．１９の各一端＠１７ａ
、１９ａを大波板３の表裏中央に配置しておく。そして
、大波板３と小波板５の巻回に合わせてワイヤ１７，１
９を大波板３と小波板５の略中夫に沿って繰り出し、半
周毎にレーザビームによる溶接を行なって、ワイヤ１７
．１９が大波板３と小波板との間に多重に巻回された仮
担体が形成される。尚、ワイヤ１７．１９が仮担体の外
周面に露出しないように、予め一定寸法でワイヤ１７．
１９は切断されるようになっている。
その後、仮担体から押板７，７を抜き取り、仮担体の中
央部をその外周から治具で上下方向から押圧することに
より、略長円形状のメタル触媒担体１５が形成される。
央部をその外周から治具で上下方向から押圧することに
より、略長円形状のメタル触媒担体１５が形成される。
そして、仮担体が斯様に治具で押圧されるとき、大波板
３と小波板５との接合部のワイヤ１７．１９が、第２図
及び第３図に示すように大波板３や小波板５に食い込む
こととなる。
３と小波板５との接合部のワイヤ１７．１９が、第２図
及び第３図に示すように大波板３や小波板５に食い込む
こととなる。
この後、治具による押圧状態で熱処理が行なわれてウィ
スカ生成がなされ、大波板３と小波板５が治具による押
圧時の形状に成形される。
スカ生成がなされ、大波板３と小波板５が治具による押
圧時の形状に成形される。
而して、本実施例に係るメタル触媒担体１５はこのよう
に構成されているから、斯かるメタル触媒担体１５がマ
ニホールドコンバータとして使用された結果、排気ガス
Ｇの流通や車両走行時の上下振動、又、重力によって大
波板３や小波板５が移動しようとしても、第２図及び第
３図の如くワイヤ１７．１９が大波板３や小波板５に食
い込んでそれらの移動を阻止することとなる。
に構成されているから、斯かるメタル触媒担体１５がマ
ニホールドコンバータとして使用された結果、排気ガス
Ｇの流通や車両走行時の上下振動、又、重力によって大
波板３や小波板５が移動しようとしても、第２図及び第
３図の如くワイヤ１７．１９が大波板３や小波板５に食
い込んでそれらの移動を阻止することとなる。
従って、本実施例によれば、簡単な構成によってフィル
ムアウト現象を確実に防止することが可能となり、上記
メタル触媒担体１５をマニホールドコンバータに使用し
ても何ら支障はない。
ムアウト現象を確実に防止することが可能となり、上記
メタル触媒担体１５をマニホールドコンバータに使用し
ても何ら支障はない。
又、本実施例に係る上記メタル触媒担体１５の製造方法
では、金属製の大波板３と小波板５とを重ね、これらを
多重に巻回し乍ら大波板３と小波板５との間にワイヤ１
７．１９を介在させてこれを多重に巻回し仮担体を形成
した後、この仮担体の外周面を治具により押し潰し、こ
の状態で熱処理を行ない、大波板３と小波板５とを治具
による押圧時の形状に成形するようにしたので、上述し
たメタル触媒担体１５を容易に製造することが可能であ
る。
では、金属製の大波板３と小波板５とを重ね、これらを
多重に巻回し乍ら大波板３と小波板５との間にワイヤ１
７．１９を介在させてこれを多重に巻回し仮担体を形成
した後、この仮担体の外周面を治具により押し潰し、こ
の状態で熱処理を行ない、大波板３と小波板５とを治具
による押圧時の形状に成形するようにしたので、上述し
たメタル触媒担体１５を容易に製造することが可能であ
る。
尚、上記実施例は、大波板３と小波板５とでメタル触媒
担体１５を構成したが、波板と平板とで構成されるメタ
ル触媒担体にも本発明を通用し得ることは勿論である。
担体１５を構成したが、波板と平板とで構成されるメタ
ル触媒担体にも本発明を通用し得ることは勿論である。
又、上記押板７．７に代えて、これを円筒状の芯材を用
いて円形状に大波板と小波板、又は波板き平板を多重に
巻回して仮担体を形成した後、これを治具で押圧してな
るメタル触媒担体及びその製造方法にも本発明を通用し
得るものである。
いて円形状に大波板と小波板、又は波板き平板を多重に
巻回して仮担体を形成した後、これを治具で押圧してな
るメタル触媒担体及びその製造方法にも本発明を通用し
得るものである。
更に、上記実施例では、第１図に示すようにワイヤ１７
．１９をメタル触媒担体１５の全域に巻回したが、フィ
ルムアウト現象の発生し易いメタル触媒担体１５の外周
部のみに巻回してもよいし、又、ワイヤの本数も１本宛
に限らず複数本のワイヤを用いてもよい。
．１９をメタル触媒担体１５の全域に巻回したが、フィ
ルムアウト現象の発生し易いメタル触媒担体１５の外周
部のみに巻回してもよいし、又、ワイヤの本数も１本宛
に限らず複数本のワイヤを用いてもよい。
加えて、上記各ワイヤ１７．１９は必ずしも帯状の大波
板３と小波板５の中央に沿って配置する必要はなく、大
波板３と小波板５の進行方向に対し斜めに配置して巻回
してもよい。
板３と小波板５の中央に沿って配置する必要はなく、大
波板３と小波板５の進行方向に対し斜めに配置して巻回
してもよい。
〔発明の効果］
以上述べたように、本発明に係る触媒コンバータのメタ
ル触媒担体は、帯状の金属製の波板と平板、又は帯状の
金属製の大波板と小波板とを重ね、これらを多重に巻回
してなる触媒コンバータのメタル触媒担体に於て、上記
波板と平板、又は大波板と小波板との間にワイヤを巻回
してなるものであるから、通気性を損なうことなく簡単
な構成によってフィルムアウト現象を確実に防止するこ
とが可能となった。
ル触媒担体は、帯状の金属製の波板と平板、又は帯状の
金属製の大波板と小波板とを重ね、これらを多重に巻回
してなる触媒コンバータのメタル触媒担体に於て、上記
波板と平板、又は大波板と小波板との間にワイヤを巻回
してなるものであるから、通気性を損なうことなく簡単
な構成によってフィルムアウト現象を確実に防止するこ
とが可能となった。
又、本発明に係るメタル触媒担体の製造方法は、帯状の
金属製の波板と平板、又は帯状の金属製の大波板と小波
板とを重ね、これらを多重に巻回し乍ら波板と平板、又
は大波板と小波板との間にワイヤを介在させてこれを多
重に巻回し仮担体を形成した後、この仮担体の外周面を
治具により押し潰し、この状態で熱処理を行ない、上記
波板と平板、又は大波板と小波板とを治具による押圧時
の形状に成形するようにしたので、本発明のメタル触媒
担体を容易に製造することができるという利点がある。
金属製の波板と平板、又は帯状の金属製の大波板と小波
板とを重ね、これらを多重に巻回し乍ら波板と平板、又
は大波板と小波板との間にワイヤを介在させてこれを多
重に巻回し仮担体を形成した後、この仮担体の外周面を
治具により押し潰し、この状態で熱処理を行ない、上記
波板と平板、又は大波板と小波板とを治具による押圧時
の形状に成形するようにしたので、本発明のメタル触媒
担体を容易に製造することができるという利点がある。
第１図は本発明に係るメタル触媒担体の一実施例の正面
図である。 第２図は第１図に示すメタル触媒担体の部分拡大断面図
である。 第３図は第２図の■−■線断面図である。 第４図及び第５図は第１図に示すメタル触媒担体の製造
方法を示す斜視図である。 第６図は従来のメタル触媒担体の全体斜視図である。 第７図は大波板と小波板とを押板で挟持した状態を示す
側面図である。 第８図は大波板と小波板とを巻回している状態を示す側
面図である。 第９図は仮担体の正面図である。 第１０図はメタル触媒担体を筒状容器内に収納した状態
を示す断面図である。 〔主要な部分の符号の説明］ ３・・・大波板 ５・・・小波板 １５・・・メタル触媒担体 １７．１９・・・ワイヤ。 第１図 特許出願人 カルソニック株式会社−一＝へ
図である。 第２図は第１図に示すメタル触媒担体の部分拡大断面図
である。 第３図は第２図の■−■線断面図である。 第４図及び第５図は第１図に示すメタル触媒担体の製造
方法を示す斜視図である。 第６図は従来のメタル触媒担体の全体斜視図である。 第７図は大波板と小波板とを押板で挟持した状態を示す
側面図である。 第８図は大波板と小波板とを巻回している状態を示す側
面図である。 第９図は仮担体の正面図である。 第１０図はメタル触媒担体を筒状容器内に収納した状態
を示す断面図である。 〔主要な部分の符号の説明］ ３・・・大波板 ５・・・小波板 １５・・・メタル触媒担体 １７．１９・・・ワイヤ。 第１図 特許出願人 カルソニック株式会社−一＝へ
Claims (2)
- （１）帯状の金属製の波板と平板、又は帯状の金属製の
大波板と小波板とを重ね、これらを多重に巻回してなる
触媒コンバータのメタル触媒担体に於て、上記波板と平
板、又は大波板と小波板との間に、ワイヤを巻回してな
ることを特徴とする触媒コンバータのメタル触媒担体。 - （２）帯状の金属製の波板と平板、又は帯状の金属製の
大波板と小波板とを重ね、これらを多重に巻回し乍ら波
板と平板、又は大波板と小波板との間にワイヤを介在さ
せてこれを多重に巻回し仮担体を形成した後、この仮担
体の外周面を治具により押し潰し、この状態で熱処理を
行ない、上記波板と平板、又は大波板と小波板とを治具
による押圧時の形状に成形することを特徴とする触媒コ
ンバータのメタル触媒担体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2201825A JPH0487642A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 触媒コンバータのメタル触媒担体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2201825A JPH0487642A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 触媒コンバータのメタル触媒担体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0487642A true JPH0487642A (ja) | 1992-03-19 |
Family
ID=16447524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2201825A Pending JPH0487642A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 触媒コンバータのメタル触媒担体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0487642A (ja) |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP2201825A patent/JPH0487642A/ja active Pending
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