JP3208030B2 - 触媒装置用楕円形メタル担体の製造装置及び製造方法 - Google Patents

触媒装置用楕円形メタル担体の製造装置及び製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気ガス浄
化装置に用いられる触媒装置用メタル担体の製造装置に
関し、特に楕円形に形成されたハニカム体をなす触媒装
置用メタル担体の製造装置とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の排気ガス浄化装置に用いられる触
媒装置用メタル担体は、薄い金属の平板と波板の間にろ
う材を介在させて、平板と波板を重ねて中心からロール
状に巻き込んでハニカム体を形成し、高真空炉を使用し
てろう材を溶融させ、板材の接触部分において接合を行
っていた。ろう材にはNi基ろう材を用い、かつ平板と
波板にはフェライト系ステンレス材料が使用されてい
た。そのようにして形成されたハニカム体を金属製外筒
内に収容したものが接触装置用メタル担体として知られ
ている。(例えば特開昭56−4374号公報)。
【0003】したがって従来の触媒装置用メタル担体の
外形は一般的には円筒形である。また楕円形のメタル担
体が必要な場合には、図4に示すように、金属製平板か
らなる巻芯板41の周りに板材を巻き回して所定の形状
にハニカム体40を形成するか、または図5に示すよう
に、円筒状の巻芯51の周りに板材を巻き回してまず円
筒形のハニカム体50を形成し、円筒状の巻芯51を抜
き去った後円筒形のハニカム体50を偏平につぶして所
望の楕円形のハニカム体50aとするメタル担体の製造
方法が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した図4に示すよ
うな、平板のまわりに板材を巻き回してハニカム体を形
成する方法は、製造工程が簡単でありまた所定の寸法の
楕円形ハニカム体を造り易いが、巻芯に使用した平板を
抜くことが難しいため、巻芯をハニカム体内に残留させ
るので、ハニカム体の重量が重くなるほか平板の部分が
排気ガス流の抵抗となるため触媒性能が低下するという
欠点があり、また図5に示すような、円筒状に形成した
ハニカム体を偏平につぶして所定の寸法を有する楕円形
ハニカム体を形成する方法は、製造工程が複雑となるほ
かつぶすことによって形状の一定した楕円形を得ること
は難しく、形状が安定しないという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、所望の一定の形状のハニ
カム体が得られ、製作容易であり、かつ排気ガス流に対
して余分な抵抗部分を含まない、楕円形のハニカム体を
なすメタル担体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の触媒装置用楕円
形メタル担体の製造装置は、一辺の中央部分に複数個の
櫛形状の凹凸部を有し、一辺に平行な対辺の中央から辺
と直角に突出した軸くびを有する、ほぼ矩形をなす薄い
板状の硬い部材で形成された2枚の巻芯板と、2枚の巻
芯板の各々の櫛形状の凹凸部を、凹同志及び凸同志互い
に向き合わせ、向き合った各凹部の間の距離を、ロール
状のハニカム体を形成するための帯状の薄い板材の巾を
収容しうる寸法だけ離隔し、かつ2枚の巻芯板の軸くび
を、一直線上において回転可能に保持する巻芯板保持手
段とを有している。
【0007】本発明の第2の触媒装置用楕円形メタル担
体の製造装置は、中央部分において左右に分割及び結合
可能な嵌合部を有する、ほぼ矩形をなす薄い板状の硬い
部材で形成され、矩形の部材の左右の辺の中央から辺と
直角に突出した軸くびを有する巻芯板と、巻芯板を軸く
びによって回転可能に保持する巻芯板保持手段とを有し
ている。
【0008】上記第2の触媒装置用楕円形メタル担体の
製造装置の嵌合部は、軸くびの中心線に平行な少なくと
も1個の長方形の隙間を有し、隙間の長辺の長さが、ロ
ール状のハニカム体を形成するための帯状の薄い板材の
巾を収容しうる寸法を有し、隙間の短辺の長さが、重ね
合わせた帯状の薄い板材の厚さを収容しうる寸法を有す
ることが好適である。
【0009】本発明の触媒装置用楕円形メタル担体の製
造方法は、帯状をなす薄い金属板を連続的な一様の波高
の凹凸に折り曲げ形成した波板材と、平坦な帯状をなす
薄い金属板から形成した平板材とを重ね合わせ、一辺の
中央部分に複数個の櫛形状の凹凸部を有しその一辺に平
行な対辺の中央部分から辺と直角に突出した軸くびを有
する、ほぼ矩形をなす薄い板状の2枚の巻芯板を、各軸
くびによって回転可能に保持して各軸くびの中心線を一
直線となし、さらに凹部同志を互いに向き合わせて、凹
部の底辺間の距離を重ね合わせた板材の巾を収容しうる
寸法に離隔し、重ね合わせた板材の両側の端縁を、互い
にに向き合った凹部に挿入して凸部を縫うようにくぐら
せて、板材の巻き始めの部分を形成し、軸くびを中心に
2枚の巻芯板を回転させて、重ね合わせた板材を2枚の
巻芯板の間に巻き取って所定のハニカム体の外形を形成
し、ハニカム体から2枚の巻芯板を抜き取り所定のハニ
カム体を形成するものである。
【0010】本発明の第2の触媒装置用楕円形メタル担
体の製造方法は、中央部分において左右に分割及び結合
可能な嵌合部を有するほぼ矩形をなす薄い板状の巻芯板
を、嵌合部において結合し、かつ巻芯板の左右の辺の中
央から辺と直角に突出した軸くびによって回転可能に保
持し、巻芯板の上下の辺上に、重ね合わせた波板材及び
平板材の一方の端部を巻き付けて、重ね合わせた板材の
巻き始めの部分を形成し、軸くびを中心に巻芯板を回転
させて、重ね合わせた板材を巻芯板に巻き取って所定の
ハニカム体の外形を形成し、ハニカム体から巻芯板を左
右に分割して抜き取り、所定のハニカム体を形成するも
のである。
【0011】また前記第2の触媒装置用楕円形メタル担
体の製造方法の望ましい態様としては、巻芯板の嵌合部
に設けられ、軸くびの中心線に平行な長方形で、長辺の
長さが重ね合わせた板材の巾を収容しうる寸法を有し、
短辺の長さが重ね合わせた板材の厚さを収容しうる寸法
を有する少なくとも1個の隙間に、重ね合わせた板材の
端部を挿入して重ね合わせた板材の巻き始めの部分を形
成し、軸くびを中心に巻芯板を回転させて、重ね合わせ
た板材を巻芯板に巻き取って所定のハニカム体の外形を
形成し、ハニカム体から巻芯板を左右に分割して抜き取
り、所定のハニカム体を形成することが望ましい。
【0012】
【作用】楕円形のハニカム体を形成するに際し、2枚の
巻芯板または分割式の1枚の巻芯板を用いて板材を巻き
取るため、巻き取った後巻芯板をハニカム体から容易に
抜き出すことができる。板材の巻き始めの部分は、2枚
の巻芯板の互いに向き合う凹凸部に板材を縫うようにく
ぐらせるか、巻芯板の上下に辺上に板材の端部を巻き付
けるか、または巻芯板の嵌合部に設けられた長方形の隙
間に板材の端部を挿入して巻き付けることによって得ら
れる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の触媒装置用楕円形メタル担
体の2枚の巻芯板を用いた製造装置の一実施例の略図で
あって、(A)は分解図、(B)は巻芯板の側面図であ
る。
【0014】図1(A)において、2枚の巻芯板10は
ほぼ矩形をなす薄い板状の硬い部材からなり、一辺11
には3個の矩形状の凸部aが2個の凹部bを挟んで櫛形
状に並んで形成されている。辺11の対辺12には、辺
中央から軸くび13が辺12と直角に突出して設けられ
ている。2枚の巻芯板10は、図1(B)に示すよう
に、それぞれの軸くび13が一直線上に在り、かつ向か
い合う凹部bの底辺間の距離cの間に、巾dを有する波
板材1及び平板材2を収容できるように、巻芯板保持手
段である軸受14によって回転可能に保持されている。
軸くび13には、不図示の軸くび駆動手段が連結され
て、巻芯板10を軸くび13を中心として回転させるよ
うになっている。軸くび駆動手段は一方の巻芯板10の
みに設ければよいが、双方の巻芯板10に設けることも
できる。
【0015】図1(C)は図1(B)のX−X線断面の
略図であって、巻芯板10に巻き付ける板材の巻き始め
の部分を示す図である。重ね合わせた波板材1と平板材
2の両側の端縁eを、2枚の巻芯板10の互いに向き合
った凹部bにそれぞれ挿入し、さらに凸部aを縫うよう
にくぐらせて板材の巻き始めの部分を形成する。
【0016】このように2枚の巻芯板10の間に重ね合
わせた波板材1と平板材2の巻き始めの部分を形成した
後、不図示の軸くび駆動手段によって軸くび13を矢印
の方向に回転すれば、波板材1と平板材2は巻芯板10
の凹凸部15の周りに巻き取られて楕円形のハニカム体
3が形成される。この場合波板材1と平板材2に僅かの
張力を与えながら巻き取ることが必要である。
【0017】このようにして形成されたハニカム体3か
ら、2枚の巻芯板10を抜き取れば所望の楕円形をなす
ハニカム体が得られる。
【0018】楕円形のハニカム体3の偏平率すなわち長
軸と短軸の比は、巻芯板10の凹凸部15の寸法fによ
って定められ、寸法fを大きくすれば偏平率の大きいハ
ニカム体が得られる。この製造装置によって得られる楕
円の形状は、小判形またはレーストラック形と同一形状
である。
【0019】図2は本発明の第2の触媒装置用楕円形メ
タル担体の製造装置、すなわち嵌合部を有する巻芯板を
用いた実施例の略図であって、(A)は巻芯板の側面
図、(B)は(A)のY−Y線断面の図である。
【0020】図2(A)において、巻芯板20はほぼ矩
形をなす薄い板状の硬い部材であって、中央部分21に
おいて左右に分割及び結合可能な嵌合部22を有してい
る。嵌合部22の形状は、左右から互いに延びて緊密に
嵌合し合う複数の凹凸の矩形状であるが、この他鋸歯
状、穴と軸など、緊密に嵌合しかつ左右に容易に分離で
きるものであればどのような形状のものでも適用するこ
とができる。軸くび23は、巻芯板20の左右の辺の中
央から辺と直角に、かつ両軸くび23が一直線をなすよ
うに突出して、巻芯板保持手段である軸受24によって
回転可能に支持されている。軸くび23には、不図示の
軸くび駆動手段が連結されて、巻芯板20を軸くび23
を中心として回転させるようになっている。巻芯板20
の上下の辺20a,20bは互いに平行で、かつ両軸く
び23の中心軸にも平行である。ただし、上下の辺20
a,20bはともに中央部分21へ向かって僅かの下り
勾配を有し、上下の辺20a,20b上に形成されたハ
ニカム体から巻芯板20を左右に抜き出し易くしてい
る。
【0021】図2(B)は図2(A)のY−Y線断面の
略図で、巻芯板20上にハニカム体を形成する場合の波
板材1と平板材2の巻き始めの部分が形成される状態を
示している。この巻き始めの状態から矢印方向へ巻芯板
20を回転すれば、楕円形のハニカム体が形成される。
このようにして形成されたハニカム体から、巻芯板20
を嵌合部22より左右に分割して抜き取れば、所望の楕
円形をなすハニカム体が得られる。楕円形の大きさと偏
平率は、巻芯板20の寸法fを変えることによって定め
ることができる。
【0022】図3は、上記第2の実施例の嵌合部を変形
した別の実施例の略図であって、(A)は巻芯板の側面
図、(B)は(A)のZ−Z線断面の図である。
【0023】図3(A)において、巻芯板30は図2
(A)に示す巻芯板20と同様の外形を有し、嵌合部3
2の形状のみ異なっている。すなわち嵌合部32は、軸
くび33の中心軸の周りに平行に形成された各1個の凸
部a1 と凹部b1 とを具備し、凸部a1 の上下には凹部
1 との間に2個の長方形の隙間35が形成されてい
る。隙間35の大きさは、長辺の長さc1 が板材の巾d
を収容できる寸法を有し、短辺の長さgは重ね合わせた
波板材1と平板材2とを通過させうる寸法を備えてい
る。嵌合部32において左右に分割及び結合可能な巻芯
板30は、結合したときその形状に充分の安定性が得ら
れるようにかつ回転可能に、軸くび33において巻芯板
保持手段である軸受34によって確実に保持されるよう
になっている。軸くび33には、不図示の軸くび駆動手
段が連結されて、巻芯板30を軸くび33を中心として
回転させるようになっている。巻芯板30の上下の辺に
は、ともに中央部分へ向かって僅かに下り勾配を与え
て、上下の辺の上に形成されたハニカム体から巻芯板3
0を左右に抜き出し易くしている。
【0024】図3(B)は図3(A)のZ−Z線断面の
略図で、巻芯板30上にハニカム体を形成する場合の波
板材1と平板材2の巻き始めの部分が形成される状態を
示している。この巻き始めの状態から矢印の方向へ巻芯
板30を回転すれば、楕円形のハニカム体が形成され
る。このようにして形成されたハニカム体から巻芯板3
0を嵌合部32より左右に分割して抜き取れば、所望の
楕円形をなすハニカム体が得られる。楕円形の大きさと
偏平率は、巻芯板30の寸法fを変えることによって定
めることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、2枚の巻
芯板の互いに向き合う辺上に凹凸部または隙間を設け
て、ロール状のハニカム体を形成するための板材の巻き
始めの部分を保持し、巻芯板を回転させて巻芯板上に板
材を巻き取ってハニカム体を形成した後、巻芯板を抜き
取り所望の楕円形のハニカム体を得るようにしたため、
安定した一定の形状を有する楕円形のハニカム体を容易
に製作できる効果があり、さらにそのハニカム体は中心
部分に余分な抵抗となる部材を含まぬため重量が増加せ
ず、かつ排気ガス流に対して余分な抵抗を生じないとい
う効果があり、したがって部分的に触媒性能の低下を来
さないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の触媒装置用楕円形メタル担体の製造装
置の一実施例の略図であって、(A)は分解図、(B)
は側面図、(C)は(B)のX−X線断面の図である。
【図2】本発明の触媒装置用楕円形メタル担体の製造装
置の第2の実施例の略図であって、(A)は側面図、
(B)は(A)のY−Y線断面の図である。
【図3】図2の別の実施例の略図であって、(A)は側
面図、(B)は(A)のZ−Z線断面の図である。
【図4】従来の技術による触媒装置用楕円形メタル担体
の製造方法を示す一実施例の斜視略図である。
【図5】従来の技術による触媒装置用楕円形メタル担体
の別の製造方法を示す実施例の斜視略図である。
【符号の説明】
1 波板材 2 平板材 3,40,50a 楕円形ハニカム体 10,20,30,41 巻芯板 11 一辺 12 対辺 13,23,33 軸くび 14,24,34 軸受 15 凹凸部 20a,20b 上下の辺 21 中央部分 22,32 嵌合部 35 隙間 50 円筒状のハニカム体 51 巻芯 a,a1 凸部 b,b1 凹部 c 凹部の底辺間の距離 c1 長辺の長さ d 板材の巾 e 端縁 f 凹凸部の寸法/巻芯板の巾 g 短辺の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 21/00 - 38/74 B01D 53/86 B01D 53/94 B21D 47/00 F01N 3/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一辺の中央部分に複数個の櫛形状の凹凸
    部を有し、前記一辺に平行な対辺の中央から該辺と直角
    に突出した軸くびを有する、ほぼ矩形をなす薄い板状の
    硬い部材で形成された2枚の巻芯板と、 該2枚の巻芯板の各々の櫛形状の凹凸部を、凹同志及び
    凸同志互いに向き合わせ、向き合った各凹部の間の距離
    を、ロール状のハニカム体を形成するための帯状の薄い
    板材の巾を収容しうる寸法に離隔し、かつ前記2枚の巻
    芯板の前記軸くびを、一直線上において回転可能に保持
    する巻芯板保持手段とを有する、触媒装置用楕円形メタ
    ル担体の製造装置。
  2. 【請求項2】 中央部分において左右に分割及び結合可
    能な嵌合部を有する、ほぼ矩形をなす薄い板状の硬い部
    材で形成され、該矩形の部材の左右の辺の中央から該辺
    と直角に突出した軸くびを有する巻芯板と、 該巻芯板を、前記軸くびによって回転可能に保持する巻
    芯板保持手段とを有する、触媒装置用楕円形メタル担体
    の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記巻芯板の前記嵌合部が、前記軸くび
    の中心線に平行な少なくとも1個の長方形の隙間を有
    し、該隙間の長辺の長さが、前記ロール状のハニカム体
    を形成するための帯状の薄い板材の巾を収容しうる寸法
    を有し、該隙間の短辺の長さが、重ね合わせた前記帯状
    の薄い板材の厚さを収容しうる寸法を有する、請求項2
    に記載の触媒装置用楕円形メタル担体の製造装置。
  4. 【請求項4】 帯状をなす薄い金属板を連続的な一様の
    波高の凹凸に折り曲げ形成した波板材と、平坦な帯状を
    なす薄い金属板から形成した平板材とを重ね合わせ、 一辺の中央部分に複数個の櫛形状の凹凸部を有し、前記
    一辺に平行な対辺の中央部分から該辺と直角に突出した
    軸くびを有する、ほぼ矩形をなす薄い板状の2枚の巻芯
    板を、前記各軸くびによって回転可能に保持して該各軸
    くびの中心線を一直線となし、さらに前記凹部同志を互
    いに向き合わせて、該凹部の底辺間の距離を前記重ね合
    わせた板材の巾を収容しうる寸法に離隔し、 前記重ね合わせた板材の両側の端縁を、前記互いに向き
    合った凹部に挿入して前記凸部を縫うようにくぐらせ
    て、前記板材の巻き始めの部分を形成し、 前記軸くびを中心に前記2枚の巻芯板を回転させて、前
    記重ね合わせた板材を該2枚の巻芯板の間に巻き取って
    所定のハニカム体の外形を形成し、 該ハニカム体から前記2枚の巻芯板を抜き取り所定のハ
    ニカム体を形成する、触媒装置用楕円形メタル担体の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 中央部分において左右に分割及び結合可
    能な嵌合部を有する、ほぼ矩形をなす薄い板状の巻芯板
    を、該嵌合部において結合し、かつ該巻芯板の左右の辺
    の中央から該辺と直角に突出した軸くびによって回転可
    能に保持し、 前記巻芯板の上下の辺上に、前記重ね合わせた波板材及
    び平板材の一方の端部を巻き付けて、該重ね合わせた板
    材の巻き始めの部分を形成し、 前記軸くびを中心に前記巻芯板を回転させて、前記重ね
    合わせた板材を該巻芯板に巻き取って所定のハニカム体
    の外形を形成し、 該ハニカム体から前記巻芯板を左右に分割して抜き取り
    所定のハニカム体を形成する、触媒装置用楕円形メタル
    担体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記巻芯板の前記嵌合部に設けられ、前
    記軸くびの中心線に平行な長方形で、長辺の長さが前記
    重ね合わせた板材の巾を収容しうる寸法を有し、短辺の
    長さが重ね合わせた前記板材の厚さを収容しうる寸法を
    有する少なくとも1個の隙間に、前記重ね合わせた板材
    の端部を挿入して該重ね合わせた板材の巻き始めの部分
    を形成し、 前記軸くびを中心に前記巻芯板を回転させて、前記重ね
    合わせた板材を該巻芯板に巻き取って所定のハニカム体
    の外形を形成し、 該ハニカム体から前記巻芯板を左右に分割して抜き取り
    所定のハニカム体を形成する、請求項5に記載の触媒装
    置用楕円形メタル担体の製造方法。
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