JPH0487617A - 除湿構造体 - Google Patents

除湿構造体

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JPH0487617A
JPH0487617A JP2202695A JP20269590A JPH0487617A JP H0487617 A JPH0487617 A JP H0487617A JP 2202695 A JP2202695 A JP 2202695A JP 20269590 A JP20269590 A JP 20269590A JP H0487617 A JPH0487617 A JP H0487617A
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heater
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hygroscopic
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JP2202695A
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Akira Matsuoka
章 松岡
Masayuki Oshima
正之 大島
Kiyoshi Mimura
三村 清
Hiroshi Okamoto
広志 岡本
Rie Senda
仙田 理恵
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、押し入れや収納箱などの乾燥庫等に組み込む
事の出来る除湿装置の除湿構造体に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来の除湿構造体は、多孔質材に吸湿剤を含浸させたも
のを湿った空気にさらしてその水分を吸着し、再生過程
にあっては、熱風に多孔質材をさらしてその吸収した水
分を蒸発させるのが一般的であった。しかしながら、こ
の方法では、大容量のファンや高温ヒータが必要であり
、コンバントな除湿装置には向がながった。
(本発明の目的) 本発明はかかる従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
その目的とする処は、吸湿体の接触面積を大きく取るこ
とが出来て吸湿性能に優れ、又、吸湿体を直接加熱する
事が出来て再生時の熱効率に優れ、更に薄型に出来てコ
ンパクト化が図れると同時に温度や時間制御が簡単であ
る除湿構造体を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明にかがる除湿構造体(^)の第1実施例では、上
記の目的を達成するなめに請求項(1)において: ■多孔質材に吸湿性フィラーを含浸させた多数の塊状の
吸湿体(1)と、 ■多数の吸湿体(1)間に内装したヒータ(2)と、■
上記吸湿体(1)を収納するための通気性ケーシング(
3)とで精成する。
と言う技術的手段を採用しており、 除湿構造体(^)の第2実施例は請求項(2)において
、 ■多孔質材に吸湿性フィラーを含浸させた多数の塊状の
吸湿体(1)と、 ■多数の吸湿体(1)間に混合された多数の金属片等良
熱伝導性物質(4)と、 ■上記多数の吸湿体(1)間に内装したヒータ(2)と
、■上記吸湿体(1)並びに良熱伝導物質(4)とを収
納するための通気性ケーシング(3)とで精成する。
;と言う技術的手段を採用している。
(作  用) ■除湿工程では、除湿構造体(^)内に高湿度空気を流
通させる。すると、吸湿体(1)と高湿度空気とが接触
して空気内の湿気を吸湿体(1)が吸収して乾燥空気と
し、これを流出する。吸湿体(1)は塊状であるから、
空気流を多方向に乱流させて接触面積を大きくとる事が
出来、効果的な吸湿を達成する。
■吸湿体(1)内の凝縮水の量が増加して吸湿能力が低
下してくるとヒータ(2)に通電して吸湿体(1)を加
熱し、吸湿体内の凝縮水を蒸発させる。
■これと同時に排湿用空気を除湿PA構造体^)に通し
て前記蒸発水分を排湿用空気に乗せて排出し、迅速な再
生を図る。
■除湿構造体(^)内に良熱伝導性物質(4)が混入さ
れているとヒータ(2)の熱の伝達がより迅速且つ無駄
なく行なわれ、再生速度の向上が図れるだけでなく除湿
効率の向上も図る事ができる。
(実施例) 以下、本発明を図示実施例に従って詳述する。
本発明にかかる吸湿体(1)の母材となる多孔質材は、
1人〜100μの紐孔径を有するもので、その粒径は空
気の流通が良くなるように21以上、好ましくは6〜1
5−―の塊状で空気を乱流するため、砕石状あるいは粒
状の異形凹凸形状が好ましい。
材料は、例えば、■ゼオライト、ベントナイト、シリカ
ゲル、石こう、セメント、焼結セラミ・ンクその他、木
質繊維や合成繊維、無機繊維を塊状に成形したものや、
粉砕によって塊状にしたものが用いられる。
吸湿性フィラーとしては、例えば、塩化カルシウム、塩
化リチウムなどの潮解性物質や、グリセリン、ポリアク
リル酸ナトリウム、イソブチレン無水マレイン酸などを
上記多孔質材に含浸又は成形時に混練する。
ヒータ(2)は、ケーブルヒータ、面状発熱体、パイプ
封入ヒータ、シーズヒータ、セラミックヒータなどが用
いられ、適宜防湿、防錆、漏電防止処理がなされている
。ヒータ(2)は、網などのヒータ固定ネット(5)に
当接固定してその熱伝導を利用するようにしてもよい。
多数の砕石状あるいは粒状の吸湿体(1)を収納するケ
ーシング(3)は、金属金網や耐熱性の樹脂網、強度を
要する場合は例えばエキスバンドメタルやパンチングメ
タルなどいずれも通気性を阻害しないものが用いらる。
ケーシング(3)の形状は、方形の他、断面三角形、円
形のものなどが使用される。第1図は、除湿構造体(^
)の斜視図で、方形のケーシング(3)内に砕石状ある
いは粒状の吸湿体(1)が収納されており、内部中央に
ヒータ(2)が蛇行状に配設されている。本実絶倒では
ヒータ(2)は固定ネット(5)に取り付けられて収納
されている。
第2図は、本発明の第2実施例で、第1実施例の吸湿体
(1)に、ステンレス、アルミニウムなどの金属小片、
バイブ切断片、金属繊維カール状切片の他、樹脂に金属
粉を混入したものなど吸湿体(1)の10倍以上の熱伝
導率を有する良熱伝導物質(4)を混入してケーシング
(3)に収納したものである。
良熱伝導物質(4)は多孔質の吸湿体(1)全容量の5
〜50%の範囲である。良熱伝導物質(4)の粒径は、
上記多孔質の吸湿体(1)と同等又はそれ以上が通気性
を阻害せず好ましい。
尚、第3図は本発明に懸かる除湿構造体(^)の他の形
状に関する実施例で、一方の側面から離れるに従って次
第にその幅が狭くなって行く断面三角形状(石斧状)と
なっているもので、この場合は、通常矢印で示すように
幅の狭いエツジ側から高湿度空気を流し、内部を通過さ
せる。
次に、本発明の除湿構造体(^)の使用例に付いて説明
する。第4図に示すようにダクト(6)内に除湿構造体
〈^)を配置し、ダクト(6)の天井部分に通孔(7)
を設けて排湿用ファン(8)を設置し、不使用時には排
湿用ファン(8)を停止しておくと同時に蓋(9)を閉
じて通孔(7)を閉塞しておく。このような状態で、高
湿度空気をダクト(6)内に流し、除湿構造体(^)内
を流通させて吸湿体(1)と接触させ、空気内の湿気を
吸収して乾燥空気とし、これを流出させる。吸湿体(1
)内の凝縮水の量が増加して吸湿能力が低下してくると
ヒータ(2)に通電して吸湿体(1)を加熱し、吸湿体
(1)内の凝縮水を蒸発させると同時に蓋(9)を開き
排湿用ファン(8)を作動させて高湿度再生空気を通孔
(7)から外部に放出する。吸湿体(1)の再生が完了
するとヒータ(2)の通電と排湿用ファン(8)の作動
を停止し、蓋(9)を閉じ、再度ダクト(6)に高湿度
空気を流し、除湿を再開する。
(実験例1) ■大きさ50 X 300 X 260m−の容器をエ
キスバンドメタルで作り、ケーシングの内部中央にはス
テンレス板に固着したシーズヒータを配設した。上記ケ
ーシングに塩カル含浸ゼオライト2.000gを充填し
た。
塩カル含浸ゼオライトの組成は、 全乾ゼオライト(3メツシユ)・・・1.785gCa
 C1z・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ 139g水・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・76゜初期塩カル・・・・・・3.4水塩 空隙率・・・・・・・・・・・・  49%吸着面積・
・・・・・・・・ 0.3m2上記吸湿用構造体を第4
図のようにダクト内に配置し、送風ファン(図示せず)
にて2 mコ/winの風速で下記の雰囲気の空気を循
環させた。実験結果を第5図に示す。
図中、横軸は時間、縦軸は水分吸着量を示す。
曲II(イ)は、10℃、相対湿度50%曲線(+7)
は、30℃、相対湿度50%曲線(ハ)は、30℃、相
対湿度70%曲線(ニ)は、30℃、相対湿度90%で
ある。
(実験例2) 上記、吸湿の完了した除湿構造体を再生するためにヒー
タに通電した処、最初の1時間で100gの水分を蒸発
除去した。
例えば、30℃、相対湿度50〜70%の雰囲気で2時
間サイクル(1時間吸湿−1時間再生)で運転すると、
吸着のための送風ファン(45W )の消費電力を加え
て110g/205W≠0.54g/Wとなり、薄型の
除湿構造体で上記の効率を達成した。
尚、上記205Wは、シーズヒータの容量160Wとフ
ァンの容量45Wを加えたものである。
(実験例3) 実験1の吸湿体の容量の10%を良熱伝導物質として外
径611曽のステンレスパイプを長さ7m−に切断して
混入し、ヒータとして130Wのものを用いたところ、
この除湿構造体は、相対湿度50〜70%、30℃の雰
囲気下で100g/hの水分吸着量を示し、加熱1時間
で100gの水分が除去されて再生された。
この結果、除湿効率は、100g/175W (= 1
30+ 45W )で現され、これを計算すると0.5
7.7Wであり、良熱伝導物質を混入することにより除
湿効率を更に向上させる事が出来た。
(効  果) 本発明の除湿構造体の第1実施例は、請求項(1)に示
すように、多孔質材に吸湿性フィラーを含浸させた多数
の塊状の吸湿体を用いているので、高湿度空気の空気流
が多数の塊状の吸湿体に当たり、乱気流により接触面積
を非常に大きくする事が出来、効率良く空気中の湿度を
吸湿する事が出来、十分な乾燥空気を排出する事ができ
るものである。
又、多数の吸湿体間にヒータを内装しであるので、吸湿
体を直接加熱する事ができ、吸湿体内の凝縮水が簡単に
蒸発し、塊状の吸湿体間を流れる再生空気が、この蒸発
した湿気を迅速に取り去る事が出来て迅速に再生する事
ができるものである。加えて、本発明の除湿構造体は、
ヒータと多数の塊状の吸湿体とをケーシングに収納して
いるだけであるので、構造的に非常に簡単であり、薄型
に出来てコンパクト化が図れ、温度制御や時間制御も非
常に簡単に出来るという利点がある。
又、第2実施例の除湿#I遺体は、請求項(2)に示す
ように、多数の吸湿体間に金属片等良熱伝導性物質を混
合しであるので、ヒータの熱が吸湿体に無駄なく十分伝
達して吸湿体内の凝縮水の蒸発を早め、これにより迅速
な再生と除湿効率の向上を実現出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明にかかる除湿構造体の第1実施例の
斜視図 第2図・・・本発明にかかる除湿構造体の第2実施例の
斜視図 第3図・・・本発明にかかる除湿構造体の第2実施例の
他の形状の側面図 第4図・・・本発明にかかる除湿構造体をダクト内に設
置した場合の使用状態説明断面図 第5図・・・本発明にかかる除湿構造体の実験グラフ(
^)・・・除湿構造体 (2)・・・ヒータ (4)・・・良熱伝導物質 (6)・・ダクト (8)・・・排湿用ファン (1)・・・吸湿体 (3)・・・通気性ケーシング (5)・・・固定ネット (7)・・・通孔 (9)・・・蓋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多孔質材に吸湿性フィラーを含浸させた多数の塊
    状の吸湿体と、多数の吸湿体間に内装したヒータと、上
    記吸湿体を収納するための通気性ケーシングとで構成さ
    れた事を特徴とする除湿構造体。
  2. (2)多孔質材に吸湿性フィラーを含浸させた多数の塊
    状の吸湿体と、多数の吸湿体間に混合された多数の金属
    片等良熱伝導性物質と、上記多数の吸湿体間に内装した
    ヒータと、上記吸湿体並びに良熱伝導物質とを収納する
    ための通気性ケーシングとで構成された事を特徴とする
    除湿構造体。
JP2202695A 1990-07-30 1990-07-30 除湿構造体 Expired - Lifetime JPH0687939B2 (ja)

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JPH0687939B2 JPH0687939B2 (ja) 1994-11-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021199668A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626528A (en) * 1979-05-16 1981-03-14 Anderberg Erling Lauritz Drying and dehumidifying apparatus of gas
JPS6370740A (ja) * 1986-09-12 1988-03-30 大建工業株式会社 吸湿性複合材

Patent Citations (2)

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