JPH048726B2 - - Google Patents

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JPH048726B2
JPH048726B2 JP8690586A JP8690586A JPH048726B2 JP H048726 B2 JPH048726 B2 JP H048726B2 JP 8690586 A JP8690586 A JP 8690586A JP 8690586 A JP8690586 A JP 8690586A JP H048726 B2 JPH048726 B2 JP H048726B2
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多種類のワークの寸法を自動的に測定
するための自動計測装置に関するものである。
従来の技術 自動車のボデイーは、多種類のボデイーパーツ
からなつており、この多種類のボデイーパーツを
組合わせることにより、一つのボデイーを構成し
ている。
ところで、上記した自動車のボデイーの如く、
各パーツとなるワークを組合わせて一つの製品を
構成する場合、各ワークはそれぞれ別工程で製造
され、組立工程で組合される。従つて、各ワーク
は、その製造完了時に各部の寸法が予め設定され
た数値内に入つているかをチエツクし、組立工程
に於いて種々の組立作業が円滑に行われるように
する必要がある。このため、各ワークはゲージを
用いた測定装置により寸法測定が行われる。
上記目的に使用される測定装置は、表面が平面
状をした定盤と、この定盤上に設置された各種の
ゲージとからなつている。そして、この測定装置
上にワークを載置し、ワークとゲージとの間に生
じる隙間を測定する等してワークの寸法測定を行
う。
発明が解決しようとする問題点 上記測定装置によつて寸法測定を行う場合、測
定装置は各ワークにそれぞれ対応するものを用意
する必要が生じ、多数の測定装置が必要になると
同時に、この多数の測定装置の設置スペースを確
保する必要が生じるといつた問題があつた。
問題点を解決するための手段 自動計測装置を測定の基準となる平面を有する
定盤と、定盤上に測定を行うワークを支持するた
めの支持板を有し、かつ、この支持板を上下動さ
せるための昇降機構を有する複数の基準ブロツク
と、定盤の表面を横断するように架設され、か
つ、定盤上をX軸方向に移動する移動レールと、
移動レール上をY軸方向に移動する移動台と、移
動台上に旋回自在に支持され、かつ、上記基準ブ
ロツクを挾持するチヤツクを有する旋回アーム
と、複数の基準ブロツクを載置するための治具置
台を有し、かつ、基準ブロツクの支持板の高さを
予め設定された高さに調整するための調整機構を
有する高さ調整装置と、上記定盤の周囲に配置さ
れ、定盤上に支持されたワークの寸法測定を行う
測定用センサを有するロボツト或いは三次元測定
機とによつて構成したものである。
作 用 自動計測装置を上記の如く構成することによ
り、ワークの寸法測定時、測定するワークに応じ
て基準ブロツクの支持板の高さを調整し、高さ調
整の終了した基準ブロツクを定盤上の所定の位置
に設置し、かつ、上記基準ブロツクによつて定盤
上に安定した状態で支持されたワークの寸法測定
を、ロボツト或いは三次元測定機によつて行うも
のである。
実施例 第1図は本発明に係る自動計測装置を示すもの
であり、図中1は測定の基準となる平面を有する
定盤、2は定盤1の表面を横断するように架設し
た移動レール、3は移動レール2をX軸方向(図
中矢印方向)にスライドさせるための駆動装
置、4は移動レール2に装着された、定盤1の表
面を清掃するためのスクレーパである。5は移動
レール2上をY軸方向(図中矢印方向)に移動
する移動台、6は移動台5上に旋回自在に支持さ
れた旋回アーム、7は旋回アーム6の先端に装着
した後述する基準ブロツク8を挾持するためのチ
ヤツクである。8は定盤1上に測定を行うワーク
Aを安定した状態で支持するため、定盤1上の所
定の位置を配置される基準ブロツク、9は基準ブ
ロツク8を整列した状態で配置しておく治具置台
10を有し、かつ、定盤1の側方に設置した高さ
調整装置である。上記基準ブロツク8は、第2図
に示す如く、ワークAを支持する基準面11a及
び基準ピン11bを有する支持板11を上部に配
置し、かつ、この支持板11がワークAの形状に
応じて上下動できるようにしてある。第3図は上
記基準ブロツク8の支持板11を上下動させるた
め、基準ブロツク8に組込む昇降機構の一例を示
すものであり、この実施例は、基準ブロツク8の
本体12内にねじ棒13を回転自在に支持し、こ
のねじ棒13と螺合する遊動ナツト14と一体化
された昇降板15、基準面11aおよび基準ピン
11bを有する支持板11とをシヤフト16を介
して連結し、かつ、ねじ棒13の下部にウオーム
ホイール17及びウオーム18を配置し、このウ
オームホイール17をねじ棒13と一体化し、又
ウオーム18を一端が本体12の外部に突出した
回転軸19により回転させるようにしたものであ
る。そして回転軸19を回転させ、ウオーム18
及びウオームホイール17を介してねじ棒13を
回転させ、ねじ棒13と螺合している遊動ナツト
14と一体化した昇降板15を上下動させること
により、支持板11を上下動させる。又、この基
準ブロツク8の底面にはマグネツトチヤツクが組
込まれており、基準ブロツク8を定盤1上に設置
した時の水平移動を防止している。尚、定盤1側
に基準ブロツク8を吸着する吸着機構を設けた場
合は、基準ブロツク8の底面は単に鉄の面板にし
ておく。又、基準ブロツク8の支持板11の高さ
を調整する高さ調整装置9に組込む調整機構は、
第6図に示す如く、基準ブロツク8の回転軸19
を回転させるための回転体20、回転体20の駆
動源となる第1のモータ21、支持板11上昇時
の高さを規制するためのストツパ22、ストツパ
22を所定量だけ上下動させる時の駆動源となる
第2のモータ23とからなつている。そして、基
準ブロツク8の支持板11の高さを調整する時
は、第2のモータ23によりストツパ22の位置
を予め調整した後、第1のモータ21によつて基
準ブロツク8の回転軸19を回転させ、最下端位
置にある支持板11ストツパ22に当接するまで
上昇させることにより、支持板11の高さを調整
している。又、高さ調整装置9の治具置台10に
は、治具置台10上に整列された各基準ブロツク
8の回転軸19を順次治具置台10の図中左端に
位置する回転体20に当接させるための移動用コ
ンベア24が組込まれている。尚、基準ブロツク
8の昇降機構は、第3図に示した如く構成する以
外に、例えば第4図に示す如く、支持板11と昇
降板15とを一体化した筒状にしてもよく、又、
第5図に示す如く、支持板11と昇降板15とを
一体化すると共に、昇降板15をピストン状に形
成し、本体12上部及び下部に設けた第1及び第
2のエア穴12a,12bのいずれか一方からエ
アを供給することにより、支持板11を上下動さ
せてもよい。この場合、昇降板15と一体化した
遊動ナツト14と螺合するねじ棒13の下部に
は、ウオームホイール17の代わりに電磁式或い
はエア式のブレーキ装置25が組込まれており、
昇降板15をエアによつて上下動させたあと、ブ
レーキ装置25によつてねじ棒13をロツクする
ことにより、昇降板15の移動を防止する。又、
昇降板15をエアによつて上下動させる場合、高
さ調整装置9には、第1のモータ21及び回転軸
20の代わりに基準ブロツク8にエアを供給する
ための供給装置を組込んでおく。26は上記の如
く構成された基準ブロツク8により定盤1上に安
定した状態で支持されるワークAの寸法測定を行
うため定盤1の側方に設置したロボツトであり、
このロボツト26のアーム27の先端にはワーク
測定用の測定用センサ28が装着してある。29
は測定用センサ28からの測定データのデータ処
理及びロボツト26の制御を行うためのデータ処
理装置、30は上述した移動レール2、移動台
5、旋回アーム6及び高さ調整装置9を制御する
ための制御盤である。
上記構成からなる自動計測装置の制御盤30に
は、基準ブロツク8の、測定を行うワークAに対
応した定盤1上での設定位置、及び、測定を行う
ワークAを定盤1上に安定した状態で支持するた
めに必要な基準ブロツク8の支持板11の高さに
関するデータが入力してある。又データ処理装置
29には、基準ブロツク8によつて定盤1上に安
定した状態で支持されたワークAが設計値どおり
に仕上がつていると仮定した時、この理想状態の
ワークAを上述した測定用センサ28によつて測
定することにより得られるデータが予め入力して
ある。尚、上記ワークAのデータは、自動計測装
置によつて測定を行う各種ワークに対応したもの
をすべて入力しておく。
上記構成に於いて、本発明に係る自動計測装置
によりワークAの寸法測定を行うには、データ処
理装置29及び制御盤30に測定を行うには、デ
ータ処理装置29及び制御盤30に測定を行うワ
ークAの種類を入力する。すると、先ず定盤1上
に架設した移動レール2が定盤上を往復働し、移
動レール2に取付けたスクレーパ4によつて定盤
1上を清掃する。又これと平行して高さ調整装置
9により治具置台10の第1図中左端に位置する
基準ブロツク8の支持板11の高さを、これから
測定を行うワークAに対応した高さに調整する。
次に、旋回アーム6を第1図中一点鎖線に示す如
く時計方向に旋回させ、高さ調整を終了した基準
ブロツク8を旋回アーム6のチヤツク7によつて
挾持した後、移動レール2及び移動台5を移動さ
せ、チヤツク7によつて挾持された基準ブロツク
8を定盤1上の予め設定された位置まで搬送し、
その位置に基準ブロツク8を設置する。又高さ調
整装置9では、高さ調整を終えた基準ブロツク8
治具置台10から搬出されると、コンベア24を
作動させ、次の基準ブロツク8を治具置台10の
第1図中左端まで移動させ、次の基準ブロツク8
の支持板11の高さ調整を開始する。そして旋回
アーム6のチヤツク7が一つ目の基準ブロツク8
を定盤1上に設置すると、旋回アーム6のチヤツ
ク7は高さ調整の済んだ次の基準ブロツク8を上
記と同様に挾持し、次の基準ブロツク8を定盤1
上の所定の位置に設置する。このようにして所定
数の基準ブロツク8の定盤1上への設置が終了す
ると、作業者はこの基準ブロツク8を用いて被測
定物となるワークAを安定した状態で定盤1上に
載置した後、データ処理装置29に測定の開始を
指示する。するとロボツト26は、アーム27の
先端に装着した測定用センサ28を用いて定盤1
上のワークAの寸法測定を行い、この時の測定値
と予めデータ処理装置29に入力された理想状態
のワークの寸法との比較を行い、この測定結果を
データ処理装置29から外部に出力し、測定動作
を終了する。上記のようにして測定が終了し、作
業者がワークAを定盤1上から取除いた後、制御
盤30に復帰を指示すると、移動レール2、移動
台5及び旋回アーム6が作動し、定盤1上の基準
ブロツク8を順次高さ調整装置9の治具置台10
上の第1図中左端側に搬送し、又高さ調整装置9
は、基準ブロツク8が治具置台10の左端側に載
置されると、基準ブロツク8の支持板11を最下
部まで降下させた後、左端側に位置する基準ブロ
ツク8をコンベア24を駆動させることにより順
次治具置台10上の右方側に移動させ、複数の基
準ブロツク8を治具置台10上の元の位置に整列
させ、測定開始前の状態に戻る。
尚、上記実施例は、ワークAの寸法測定にロボ
ツト26及び測定用センサ28を用いた例につい
て説明したが、ワークAの測定には上記した以外
に三次元測定機を用いてもよい。
発明の効果 上記した如く、本発明に係る自動計測装置は、
ワークの寸法測定時、測定するワークに応じて基
準ブロツクの支持板の高さを調整し、高さ調整の
終了した基準ブロツクを定盤上の所定の位置に設
置し、かつ、上記基準ブロツクによつて定盤上に
安定した状態で支持されたワークの寸法測定を、
ロボツト或いは三次元測定機によつて行うように
したから、自動計測装置にワーク測定時に必要な
データを入力しておくだけでワークの寸法測定が
行えるようになり、一台の自動計測装置によつて
多種類のワークの寸法測定が行えると同時に測定
に必要なスペースを削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動計測装置を示す斜視
図、第2図は基準ブロツクを示す斜視図、第3図
乃至第5図は基準ブロツクに組込む昇降機構の具
体例を示す断面図、第6図は高さ調整装置を示す
斜視図である。 1……定盤、2……移動レール、5……移動
台、6……旋回アーム、7……チヤツク、8……
基準ブロツク、9……高さ調整装置、10……治
具置台、11……支持板、26……ロボツト、2
8……測定用センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 測定の基準となる平面を有する定盤と、定盤
    上に測定を行うワークを支持するための支持板を
    有し、かつ、この支持板を上下動させるための昇
    降機構を有する複数の基準ブロツクと、定盤の表
    面を横断するように架設され、かつ、定盤上をX
    軸方向に移動する移動レールと、移動レール上を
    Y軸方向に移動する移動台と、移動台上に旋回自
    在に支持され、かつ、上記基準ブロツクを挾持す
    るチヤツクを有する旋回アームと、複数の基準ブ
    ロツクを載置するための治具置台を有し、かつ、
    基準ブロツクの支持板の高さを予め設定された高
    さに調整するための調整機構を有する高さ調整装
    置と、上記定盤の周囲に配置され、定盤上に支持
    されたワークの寸法測定を行う測定用センサを有
    するロボツト或いは三次元測定機とによつて構成
    したことを特徴とする自動計測装置。
JP8690586A 1986-04-15 1986-04-15 自動計測装置 Granted JPS62242812A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8690586A JPS62242812A (ja) 1986-04-15 1986-04-15 自動計測装置

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JP8690586A JPS62242812A (ja) 1986-04-15 1986-04-15 自動計測装置

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Publication Number Publication Date
JPS62242812A JPS62242812A (ja) 1987-10-23
JPH048726B2 true JPH048726B2 (ja) 1992-02-18

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JP8690586A Granted JPS62242812A (ja) 1986-04-15 1986-04-15 自動計測装置

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Families Citing this family (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3801813A1 (de) * 1988-01-22 1989-08-03 Zeiss Carl Fa Spannsystem zur aufspannung von werkstuecken fuer messaufgaben
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JP6890032B2 (ja) * 2017-04-07 2021-06-18 新東エスプレシジョン株式会社 載置テーブル及び載置方法

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JPS62242812A (ja) 1987-10-23

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