JPH0487217A - 同軸多芯ケーブル - Google Patents

同軸多芯ケーブル

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JPH0487217A
JPH0487217A JP20031690A JP20031690A JPH0487217A JP H0487217 A JPH0487217 A JP H0487217A JP 20031690 A JP20031690 A JP 20031690A JP 20031690 A JP20031690 A JP 20031690A JP H0487217 A JPH0487217 A JP H0487217A
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coaxial
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insulated wire
conductor
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Kazuhiro Sato
和宏 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波診断機、超音波内視鏡等の医療用機器
(こ使用される低誘電率て細径の同軸多芯ケーブルに関
するものである。
〔従来の技術〕
超音波診断機、超音波内視鏡等の医療用機器に使用され
る絶縁電線には低誘電率であることが要求されるため、
従来より、発泡ポリオレフィン絶縁電線や、多孔質フッ
素樹脂テープ巻き絶縁電線などが使用されている。これ
らの絶縁電線の製造方法としで、発泡ポリオレフィンに
ついては、例えば特公昭57−30253号公報に記載
されているように、ポリオレフィン系の樹脂をアノ゛/
カルホンアミドのような化学発泡剤、窒素、アルゴン等
の不活性気体あるいは気体状又は液体状の炭化水素又は
フロロカーホンのいずれか、あるいはそれらの併用によ
り発泡させ、大きな空隙率により低誘電率の絶縁層を得
る方法、多孔質フッ素樹脂テープ巻き絶縁電線について
は、例えば米国特許第3953566号明細書或いは同
第4187390号明細書に記載されているように、延
伸により大きな空隙率を有するフッ素樹脂テープを導体
上に巻き付けて、絶縁層を形成させる方法が知られてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
超音波診断機、超音波内視鏡等に用いられる高密度信号
伝送用同軸多芯ケーブルは、診断に於ける画像分解能を
たかめるため、100芯を越える多芯化の傾向がある。
他方、医師の使いかってという観点や、ききlこは、轡
者の体内jこ挿入する必要が生じることなどから、ケー
ブルの外径は制限される。
しかし、先に述べた発泡ポリオレフィン絶縁電線は、押
出被覆の方法でしか製造することができず、このため薄
膜高発泡とすることが難かしく、細径化に大きな制約が
ある。多孔質フン素樹脂テープ巻き絶縁電線は、発泡ポ
リオレフィン絶縁電線よりは、薄膜にすることができる
ものの、多孔質フッ素樹脂テープの厚さに限度があり、
絶縁厚として75μmより薄くすることが出来ず、やは
りケーブルの細径化に制約がある。
本発明では、この様な従来製品の欠点を解消して、低誘
電率で多芯で、細径のケーブルを提供せんとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明は、誘
電率16以下で、絶縁厚50μm以下の絶縁電線の外周
に、外部導体、および、外部絶縁層を設け、同軸構造と
した電線を複数本撚り合せてなる同軸多芯ケーブルであ
る。
本発明の絶縁電線は、膨張性中空球を混合したエネルギ
ー線硬化型樹脂組成物を導体外周上に塗布被覆し、かつ
該樹脂組成物を加熱することにより、膨張性中空球を発
泡させ、高空隙率樹脂被覆層を形成させることにより得
られ、その外周に外部導体および外部絶縁層を設けた電
線を複数本撚り合せることlこより得られる同軸多芯ケ
ーブルは、従来の低誘電率のケーブルでは得られなかっ
た細径のもので、画像分解能をたかめることと、取り扱
いやすさという、たがいに矛盾する要請を両方とも満足
させるものである。
〔実 施 例〕
粘度700CpSのシリコーンアクリレートを主成分と
する紫外線硬化型樹脂(誘電率310)にイノブタンを
内包した平均粒子径1o/1mφ(殻厚1〜2μm)の
ポリ塩化ヒニリテン系樹脂からなる膨張性中空球体(体
積膨張倍率40倍のもの)を30体積チ混入し、攪拌し
て分散させ、粘度5000cpsの被覆用樹脂組成物を
作成した。該被覆用樹脂組成物を30μmの7本撚りの
錫メツキ銅合金#(導体径90μm)の外周に圧カタイ
ス塗布装置Iこより塗布し、次に赤外線ランプからなる
加熱装置で約150℃に加熱し、膨張性中空球体を膨張
発泡させ、続いて紫外線照射装置で該被覆用樹脂組成物
を硬化させて外径160μmの絶縁電線を得た。更に、
機械的強度保持のために4μm厚のポリエステルテープ
を巻き、外径190μm(被覆厚さ50μm)の絶縁i
!線とした。この絶縁体の等価誘電率は15てあった。
この絶縁電線の外周に、素線径30μmの錫メツキ銅線
を横巻きすることにより外部導体をほどこし、更にその
外周に4μm厚のポリエステルテープを2枚重ね巻きし
て、熱処理を施し、体化させて外被とした。この同軸型
電線の外径は295μm、静電容量100PF/m、特
性インピーダンス52Ωてあった。この同軸16芯を集
合してユニットとしたもの8本(16x8=128芯)
と3本撚りのユニット4本(12芯)とを集合し、おさ
えまきとしてポリエステルチーブをまいて、140芯て
外径453閣φの同軸多芯ケーブルを得た。
なお、絶縁層とし、た被覆用樹脂組成物は、エイルキー
線硬化型樹脂、又はエネルギー線硬化型樹脂組成物に、
膨張性中空球を混合したものだが、ここで言う膨張性中
空球とは、内部に低沸点の液体、加熱分解等により気体
を発泡する化学発泡剤あるいは空気又は他の気体、例え
ば窒素、アルゴン、イノブタン等の少なくとも1つを内
包する球体で、外殻部分が塩化ヒニリテン、ポリエチレ
ン又はフッ素樹脂等の熱可塑性樹脂からなり、50℃〜
200℃の加熱により膨張するものから選ばれる。材質
自体の誘電率の低さからは、ポリエチレン又はフッ素樹
脂が好ましい。この膨張性中空球は薄肉で低誘電率の絶
縁層を実現するために、加熱前の球径】〜50μmφ、
体積膨張倍率8倍以上のものを混合使用することが好ま
しく、それにより絶縁層の平滑さかたもたれ、かつ薄肉
で空隙率の高い絶縁層が得られる。
又、エネルギー線硬化型樹脂又は樹脂組成物としては、
例えば紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂又はこれら
の樹脂組成物が挙げられ、例えば、シリコーン樹脂、エ
ポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキ
ンアクリレート、ウレタンアクリレート、フッ化アクリ
レート、シリコンアクリレート、ポリエステルアクリレ
ート等及びこれらの混合物を用いることができる。
又、本発明に係る導体は特に限定されるところはなく、
従来公知の電気導体、例えば銅、アルミニウムあるいは
これらの合金や、これらの表面をメツキしたもの等を用
いることが出来るが、本発明の主旨より、細線でも高強
度が得られる銅合金線が望ましい。
〔発明の効果〕
本発明の同軸多芯ケーブルは超音波診断機、超音波内視
鏡などの医療機器に要求される高密度信号伝送用同軸多
芯ケーブルとして画像分解能も十分てあり、外径が5箪
φ以下の細径であるので、医師の使いかっても良く、又
、φ者の体内に挿入する場合も抵抗が少いという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の同軸多芯ケ 図である。 】: 2: 3: 4: 5: 導体 膨張性中空球 ポリエステルテープ 外部導体 外部絶縁層 フルの〜芯の断面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁層の誘電率が1.6以下で、被覆厚さが60μm以
    下の絶縁電線の外周に外部導体及び外部絶縁層を設け、
    同軸構造とした電線を複数本撚り合せたことを特徴とす
    る同軸多芯ケーブル
JP2200316A 1990-07-28 1990-07-28 同軸多芯ケーブル Expired - Fee Related JP2577117B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5982917U (ja) * 1982-11-29 1984-06-05 オリンパス光学工業株式会社 超音波内視鏡における多芯ケ−ブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5982917U (ja) * 1982-11-29 1984-06-05 オリンパス光学工業株式会社 超音波内視鏡における多芯ケ−ブル

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