JPH0487189A - 照度制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、照度センサ付きのワイヤレスリモコンを用
いた照度制御装置に間するものである。

［従来の技術］ 従来例の構成及び動作を説明する。

従来の照度制御装置としては、照度を何段階かに設定可
能なスイッチが設けられたワイヤレスリモコンと、受信
機と、設定された照度に基づいて照明器具を制御する照
明コントローラとから構成されたものがあった。

これは、例えば、ユーザが部屋の明るさを判断してワイ
ヤレスリモコンのスイッチを選択するものであった。

また、他の従来の照度制御装置としては、部屋の所定位
置に固定されて設けられた照度センサと、この照度セン
サに信号線を介して接続され、照度センサにより検出さ
れた照度に基づいて照明器具を制御する照明コントロー
ラとから構成されたものがあった。

これは、特定の場所の照度に基づいて照明器具が制御さ
れるものであった。

［発明が解決しようとする課題］ 前述したような従来の照度制御装置では、手元の操作で
手元の照度を制御することができないという問題点があ
った。

この発明は、前述した問題点を解決するためになされた
もので、所定の明るさを必要としている箇所の照度を自
動的に確保することができる照度制御装置を得ることを
目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る照度制御装置は、次に掲げる手段を備え
たものである。

〔１〕　選択された指示照度を送信し、所定時間経過後
照度センサにより検出した照度を送信するリモコン。

〔２〕　前記指示照度及び検出した照度を受信する受信
機。

〔３〕　前記指示照度及び検出した照度に基づいて照明
器具を制御する照明コントローラ。

［作用］ この発明においては、リモコンによって、選択された指
示照度が送信され、所定時間経過後、照度センサにより
検出した照度が送信される。

また、受信機によって、前記指示照度及び検出した照度
が受信される。

そして、照明コントローラによって、前記指示照度及び
検出した照度に基づいて照明器具が制御される。

［実施例］ この発明の実施例の構成を第１図及び第２図を参照しな
がら説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はこの発明の一実施例の詳細を示すブロック図である。

第１図において、この発明の一実施例は、赤外線により
信号を送信するワイヤレスリモコン（１）と、このワイ
ヤレスリモコン（１）からの信号を受信する受信機（２
）と、この受信機（２）に接続された照明コントローラ
（３）と、この照明コントローラ（３）に接続された照
明器具（４）とから構成されている。

第２図において、ワイヤレスリモコンぐ１）は、ＯＮを
兼ねた複数の照度及びＯＦＦのスイッチ（１１）と、こ
のスイッチに接続されたタイマ（１２）と、このタイマ
（１２）に接続された照度センサ（１３）と、スイッチ
（１１）及び照度センサ（１３）に接続された符号化回
路（１４）と、この符号化回路（１４）に接続された送
信回路（１５）とから構成されている。

また、受信機（２）は、受信回路（２１）と、この受信
回路（２１）に接続された信号分離回路（２２）とから
構成されている。

さらに、照明コントローラ（３）は、信号分離回路（２
２）に接続された比較回路（３１）と、信号分離回路（
２２）及び比較回路（３１）に接続された照明制御回路
〈３２）とから構成されている。

つぎに、前述した実施例の動作を第３図を参照しながら
説明する。

第３図は、この発明の一実施例の照明コントローラ（３
）の動作を示すフローチャート図である。

まず、ユーザによりワイヤレスリモコン（１）の適当な
照度のスイッチ（１１）が選択される。

選択されたスイッチ（１１）に対応した指示照度が符号
化回路（１４）により符号化され、送信回路（１５）に
より赤外線で送信される。

また、スイッチ（１１）が選択された時、タイマ（１２
）が作動される。照度が安定する所定時間経過後、照度
センサ（１３）により検出された手元の照度が同様に送
信される。

受信機（２）は、指示照度を受信し、信号分離回路（２
２）の下段の出力側から出力する。また、所定時間経過
後、検出された照度を受信し、信号分離回路（２２）の
上段の出力側から出力する。

ステップ（５０）において、照明コントローラ（３）の
照明制御回路（３２）は、信号分離回路（２２）から入
力した指示照度に基づいて、照明器具（４）の点灯制御
を行う。

ステップ（５１）〜（５３）において、所定時間経過後
、比較回路（３１）は、指示照度と検出された照度との
差Ｘ、及びその差Ｘの絶対値Ｙを求める６ ステップ（５４）〜（５６）において、検出された照度
が指示照度より大きい場合、すなわち。

指示照度より明るい場合であって、絶対値Ｙがあらかじ
め定めた設定値より大きいとき、つまり、指示照度より
大きな差があるときには、照明制御回路（３２）は照明
をダウンする制御を行う。

ステップ（５７）〜（５８）において、検出された照度
が指示照度より小さい場合、すなわち、指示照度より暗
い場合であって、絶対値Ｙがあらかじめ定めた設定値よ
り大きいとき、つまり、指示照度より大きな差があると
きには、照明制御回路（３２）は照明をアップする制御
を行う。

ステップ（５９）において、指示照度と検出された照度
に差Ｘがある場合であって、その絶対値Ｙが設定値より
小さいとき、つまり、指示照度との差があまりないとき
には、照明をそのまま維持する。

なお、照度の制御は、照明器具の明るさを可変してもよ
いし、点灯している照明器具の数を可変してもよい。

この発明の一実施例は、前述したように、照度センサ（
１３）を取り付けたワイヤレスリモコン（１）により、
照明○Ｎが送信された後、照度が安定する一定時間後に
そのときの手元の照度が送信される。また、照明コント
ローラ（３）により、受信した照度レベルに応じて照明
器具の明るさが変化するようにされたので、手元の明る
さを自動的に指示照度に制御することができるという効
果を奏する。

なお、前記実施例では比較回路（３１）及び照明制御回
路（３２〉により照明制御を行っていたが、ＣＰＵによ
って照明コントローラを構成してソフトウェアで照明制
御を行っても同様の動作を期待できる。

また、前記実施例では赤外線方式のワイヤレスリモコン
を使用したが、他の方式、例えば超音波方式のワイヤレ
スリモコンでも所期の目的を達成し得ることはいうまで
もない。

［発明の効果］ この発明は、以上説明したとおり、選択された指示照度
を送信し、所定時間経過後照度センサにより検出した照
度を送信するリモコンと、前記指示照度及び検出した照
度を受信する受信機と、前記指示照度及び検出した照度
に基づいて照明器具を制御する照明コントローラとを備
えたので、所定の明るさを必要としている箇所の照度を
自動的に確保することができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はこの発明の一実施例の詳細を示すプロ・ンク図、第３
図はこの発明の一実施例の照明コントローラの動作を示
すフローチャート図である。 図において、 （１）　・・・　ワイヤレスリモコン、（２）　・・・
　受信機、 （３）　・・・　照明コントローラ、 （４）　・・・　照明器具、 （１１）　・・・　スイッチ、 （１２）　・・・　タイマ、 （１３）　・・・　照度センサ、 （１４）　・・・　符号化回路、 （１５）　・・・　送信回路、 （２１）　・・・　受信回路、 （２２）　・・・　信号分離回路、 （３１）　・・・　比較回路、 （３２）　・・・　照明制御回路である。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 選択された指示照度を送信し、所定時間経過後照度セン
   サにより検出した照度を送信するリモコン、前記指示照
   度及び検出した照度を受信する受信機、並びに前記指示
   照度及び検出した照度に基づいて照明器具を制御する照
   明コントローラを備えたことを特徴とする照度制御装置
   。