JPH0486731A - 像ぶれ補正装置及び像ぶれ補正のための制御装置 - Google Patents

像ぶれ補正装置及び像ぶれ補正のための制御装置

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JPH0486731A
JPH0486731A JP2201186A JP20118690A JPH0486731A JP H0486731 A JPH0486731 A JP H0486731A JP 2201186 A JP2201186 A JP 2201186A JP 20118690 A JP20118690 A JP 20118690A JP H0486731 A JPH0486731 A JP H0486731A
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/005Blur detection

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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、絶対空間に対するカメラの振れ量を手振れ検
出手段にて検出して、その出力を基に補正光学手段を駆
動することにより、手振れに対する防振動作を実行する
カメラの防振装置の改良に関するものである。
(発明の背景) 従来のこの種の装置を第8図に示す。
第8図において、液体3を封入した外筒2の中にはある
特定の回転軸回りに支持された浮体4が置かれており、
この浮体4とヨーク1で構成される閉磁気回路の間にあ
る駆動コイル7へ電流を流すことにより一定常態で支持
されている。この状態でカメラと一体となって動く外筒
2が絶対空間に対してθINだけ回転したとすると、中
の浮体4は内部の液体3の慣性によって絶対空間に静止
した状態を保つ為、相対的には浮体4が外筒2に対して
回転したことになる。
この変位量をカメラ上に設置された光学的検出手段を使
って取り出せば、絶対空間に対するカメラの振れ量を検
出することができる。
一方、手振れによる像の移動を補正する補正光学手段と
しては、第8図の41に示したような内部に一定の圧接
率を持った液体が封入された可変頂角プリズムを用いて
おり、駆動コイル98によって所定の回転軸回りに自在
に伸縮することができる。
ここで、この可変頂角プリズム41の所定回転軸回りの
角変位量をθOUT 、内部の液体の圧接率をnとした
時に、この可変頂角プリズム41を通した後の被写体か
らの入射光の光軸に対する変位角θXは θx=(n−1)  θ[]lIT で表される。
従って、前述した手振れ検出手段によってカメラの絶対
空間に対する振れ変位量を検出し、この変位に相当する
角度だけ可変頂角プリズム41の頂角をリアルタイムで
可変させれば、カメラ本体が手振れによって絶対空間に
対して動いても、常に被写体からの入射光をフィルム面
42の同一位置に導くことでき、手振れに対する像の振
れを抑えることができる。
第8図に示した構成においては、割込みタイマ105に
よって一定時間毎にCPUl0○に対して割込みが発生
し、この割込み処理の中でA/Dコンバータ102によ
って、上記の絶対空間に対する振れ変位量と可変頂角プ
リズム41の絶対角変位量をそれぞれディジタルデータ
に変換している。
CPU 100の内部では、絶対空間に対する振れ変位
量に対してPID (比例、微分、積分)の演算を行っ
て、この結果をPWMタイマ103とローパスフィルタ
を通してアナログ値に変換し、浮体4を制御する為の駆
動コイル7を駆動する。
更に、CPU100の内部では、絶対空間に対する振れ
変位量と可変頂角プリズム41の角変位量をディジタル
的に減算し、クローズループとしての位相補償演算を行
って、この結果をPWMタイマ104とローパスフィル
タを通してアナログ値に変換し、可変頂角プリズム41
を制御する為の駆動コイル98を駆動する。
このように、手振れ検出手段に対しては所定の演算制御
を行うことにより、その特性を可変させることができる
と共に、該手振れ検出手段の振れ変位出力と可変頂角プ
リズム41の角変位出力が等しくなるように駆動コイル
98に対してディジタル的なフィードバック制御が実行
される。なお、第8図の各部の構成は第1図とほぼ同様
であり、その詳細は第1図において行う。
しかしながら、従来構成のように、同一のサンプリング
時間毎に手振れ検出手段の振れ変位出力と可変頂角プリ
ズム41の角変位出力を演算制御し、それぞれの駆動コ
イル7.48を駆動する方法の場合、第9図に示したよ
うに手振れ検出手段側のフィードバックループの一巡伝
達関数と、可変頂角プリズム41側のフィードバックル
ープの一巡伝達関数のそれぞれのゲイン交点周波数の違
いが、ディジタル制御を行う場合に大きな障害となって
いた。
例えば、手振れ検出手段側の一巡伝達関数H(S)は、
内部液体3の慣性モーメントなJ、CPU100内部で
のPID演算による比例係数をに、微分係数をη、積分
係数をTとするとH(S1=<ηS” +KS+T)/
JS3の式で表され、このη、に、Tの各係数は慣性モ
ーメントJと比べるとその特性上非常に小さな為、この
−巡伝達関数H(S)が0 (dB)となるゲイン交点
周波数は0.1〜1.0(H2)程度となる。
一方、可変頂角プリズム41側の一巡伝達関数H(S)
は、やはり慣性モーメントJ、粘性係数η、ばね係数に
として H(S)=a/  (JS2 +773+K)の式で表
され、そのループゲインを設定するaの値にもよるが、
手振れの補正周波数範囲を20〜30 (H2)程度と
した場合、そのゲイン交点周波数ハ200〜300(H
2)程度となる。
ここで、位相特性を保ちながら、この周波数特性をディ
ジタル的に保証する為には、ゲイン交点周波数の5〜1
0倍以上のサンプリング周波数が必要な為、可変頂角プ
リズム41側のフィードバックループの一巡伝達関数か
ら、そのサンプリング周波数は、1000(H2)以上
が必要になってしまう。
しかしながら、このサンプリング周波数によって手振れ
検出手段のPID制御を実行する場合、その−巡伝達関
数のゲイン交点に対してサンプリング周波数があまりに
高い為、ディジタル演算を行う場合、その演算のビット
数を極端に大きく取らないと、演算途中でオーバフロー
や丸め(四捨五入)が発生し、所望の周波数特性を達成
することができないという問題点があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題点を解決し、演算のビッ
ト数を増やすことなく、手振れ検出手段と補正光学手段
それぞれの制御を最適に行うことのできるカメラの防振
装置を提供することである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、ディジタル制御
手段内に、手振れ検出手段の出力と位置検出手段の出力
のサンプリング時間を、それぞれ異なる時間間隔に、設
定するサンプリング時間設定手段を設け、以て、手振れ
検出手段の制御をディジタル的に行う為のサンプリング
時間間隔と補正光学手段のフィードバック制御を行う為
のサンプリング時間間隔を異なるものとしたことを特徴
とする。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の第1の実施例を示す構成図であり、第
1図において、同筒状の外筒2の中に液体3が満たされ
ており、かつその液体3中には所定の回転軸回りに自在
に回転可能な浮体4が設置されている。又、浮体4と閉
磁気回路を構成するごとく設けられたヨークlとの間だ
け巻線コイル7が図示したように設置されている。
従来例で説明したように、この状態でカメラと一体とな
って動く外筒2が手振れの影響で絶対空間に対してθI
Nだけ回転したとすると、中の浮体4は液体3の慣性に
よって絶対空間に対して静止状態を維持する為、相対的
に浮体4は外筒2に対して回転したことになる。よって
この相対変位量を、カメラと一体となって動く投光素子
6と受光素子5を有する手振れ検出手段によって検出す
ることができる。
つまり、投光素子6から発せられた信号光は浮体4の表
面で反射して光素子5へ入射し、その結果、浮体4が外
筒2に対して相対的に回転すれば、信号反射光の受光素
子5への入射位置が変化する為、受光素子5の出力電流
1a及びIbは浮体4の動きによって変化する。この出
力電流Ia及びIbは、オペアンプ10.抵抗11.キ
ャパシタ12で構成される電流−電圧変換回路及びオペ
アンプ13.抵抗14.キャパシタ15で構成される電
流−電圧変換回路によって増幅され、それぞれの出力は
オペアンプ21.抵抗222324.25で構成される
加算回路及びオペアンプ16.抵抗17,18,19.
20で構成される減算回路へ入力される。前記加算回路
の出力はオペアンプ26.抵抗27,28,31.キャ
パシタ29.トランージスタ30で構成される1RED
ドライバ回路へ入力され、加算回路の出力が基準電圧K
VCと等しくなるようにフィードバック制御が為されて
いる。
一方、補正光学系として用いる可変頂角プリズム41の
角変位を検出する位置検出手段も手振れ検出手段と全く
同様にて前記角変位を検出する。
つまり、投光素子44と受光素子43の間には、可変頂
角プリズム41の動きに連動するスリットが設けられて
おり、そのスリットの動きによって受光素子43から発
生する光電流がIc、Idとして発生する。この光電流
Ic、Idは、前述したのと同様の方法で、オペアンプ
56.抵抗5758.59.60で構成される減算回路
及びオペアンプ61.抵抗62.63.64.65で構
成される加算回路へ入力され、この加算回路の出力はオ
ペアンプ66、抵抗67.68,71.キャパシタ69
.トランジスタ70で構成される1REDドライバ回路
へ入力される為、加算回路の出力は常に基準電圧KVC
と等しくなるようにフィードバック制御が為されている
このように、オペアンプ16(手振れ検出手段)の出力
は絶対空間に対する振れ変位量、オペアンプ56(位置
検出手段)の出力は可変頂角プリズム41の角変位量を
表しており、それぞれオペアンプ16の出力としての手
振れ検出手段の単位振れ角当りの電圧値と、オペアンプ
56の出力としての可変頂角プリズム41の単位補正角
度当りの電圧値は前述したゲイン抵抗によって、等しく
なるように設定されている。
次に、この第1の実施例における全体制御の方法を第3
図乃至第5図に示したフローチャート及び第2図を用い
て説明していく。
まず、第3図ではCPU 100内部のディジタル演算
を実行する為の各係数データを内部メモリに設定する。
ステップ200では、手振れ検出手段内の駆動コイル7
の制御を行う為の比例項のゲインGKを内部メモリM(
Kl)にセットする。
続いてステップ201〜205では、手振れ検出手段の
微分制御を行う為の演算データをセットするが、ステッ
プ201て微分項のゲインGHを内部メモリM(Hl)
にセットする。次に実際の微分演算を行う為の係数がス
テップ202〜2゜4によって設定を行うが、ここで微
分回路をアナログ的に表現すると、第2図(a)に示し
たような一次進み回路(ボール周波数より充分低い周波
数に対しては微分回路と同じ)で表せ、その周波数特性
H(S)を既知のS−Z変換を使って2平面上のH(Z
)の係数に表現すると、サンプリング時間間隔をT1と
して たような一次遅れ回路(ボール周波数より充分高い周波
数に対しては積分回路と同じ)で表せ、その周波数特性
H(S)を既知のS−7変換を使って2平面上のH(Z
)の係数に表現すると、サンプリング時間間隔をT1と
して となる。従って、ステップ202で定数データA○Hを
メモリM (H2)に、ステップ203で定数データA
IHをメモリM(H3)に、ステップ204で定数デー
タBIHをメモリM (H4)に設定し、更にステップ
205では演算の途中結果を記憶する内部メモリM (
H5)を「O」にリセットする。
続いて、ステップ206〜210では、手振れ検出手段
の積分制御を行う為の演算データをセットするが、まず
ステップ206で積分項のゲインGTを内部メモリM(
Tl)にセットする。次に、実際の積分演算を行う為の
係数をステップ207〜209によって設定するが、こ
こで積分回路をアナログ的に表現すると、第2図(b)
に示しとなる。従って、ステップ207で定数データ八
〇TをメモリM (T2)に、ステップ208で定数デ
ータALTをメモリM (T3)に、ステップ209で
定数データBITをメモリM (T4)に設定され、更
にステップ210では演算の途中結果を記録する内部メ
モリM (T5)を「0」にリセットする。
更に、ステップ211〜215では、可変頂角プリズム
41側のフォードバック制御に必要な位相進み補償を実
現する為に、まずステップ211で位相進み補償のゲイ
ンを含めて全体のフィードバックループゲインGSを内
部メモリM(Sl)にセットされる。次に、実際の位相
進み補償演算を行う為の係数がステップ212〜214
によって設定するが、ここで位相進み補償回路をアナロ
グ的に表現すると、第2図(c)に示したような回路で
表せ、その周波数特性H(S)を既知のS−7変換を使
って、2平面上のH(Z)の係数に表現すると、サンプ
リング時間間隔をT2としてとなる。従って、ステップ
212で定数データAO3をメモリM (S2)に、ス
テップ213で定数データAISをメモリM (S3)
に、ステップ214で定数データBISをメモリM (
S4) に設定し、更にステップ215では演算の途中
結果を記憶する内部メモリM(S5)を「o」にリセッ
トする。
次に、ステップ216〜223でサンプリング時間間隔
を設定する割込みタイマをスタートさせる。まず、ステ
ップ216ではサンプリング時間T1を内部Aレジスタ
にセットし、続いてこの設定値を105で示した割込み
タイマ1に転送する為に、ステップ217でlN5TI
出力をHレベルとする。更に、ステップ218でAレジ
スタの値をINDATAIを通して割込みタイマ1に転
送し、ステップ219でlN5TI出力をLレベルとし
て、タイマをスタートさせる。
同様に、ステップ220では、サンプリング時間T2 
(T2<TI)を内部Aレジスタにセットし、続いてこ
の設定値を106で示した割込みタイマ2に転送する為
に、ステップ221でlN5T2を出力をHレベルとす
る。更に、ステップ222でAレジスタの値をINDA
TA2を通して割込みタイマ2に転送し、ステップ22
3でlN5T2出力をLレベルとしてタイマ2をスター
トさせる。
このように、所定の時間毎に割込みを発生するタイマを
スタートさせておき、メインの処理を実行しながら割込
み処理を実行する。
第4図は、105で示す割込みタイマ1による割込みフ
ローチャートを示したものである。
まずステップ250でADSTI出力をHレベルにする
ことにより、A/Dコンバータ102の動作を開始させ
る。A/Dコンバータ102はオペアンプ16の振れ変
位出力をA/D変換し、終了した時点でADHND出力
をHレベルとする。CPUI○Oはステップ251でA
/Dコンバータ102のADEND出力がHレベルにな
ったことを検知すると、直ちにステップ252でそのデ
ィジタル変換値をADDATAを通してAレジスタ内に
取り込み、ステップ253でADSTI出力をLレベル
として、上記A/D変換の動作を終了する。
次に、ステップ254〜264では、実際に手振れ検出
手段のPID制御を実行する為の演算部分である。まず
、ステップ254では上記手段の振れ変位出力がセット
されているAレジスタと、比例項のゲインがセットされ
ているメモリM(Kl)の値を乗算して、その結果をB
レジスタにセットして、比例演算を実行する。
次に、ステップ255では振れ変位出力がセットされて
いるAレジスタの値から、前述した微分演算係数BLH
がセットされているメモリM(H4)の値と、前回の割
込み処理動作で微分演算した途中結果を記憶しているメ
モリM (H5)の値との乗算値を減算し、Cレジスタ
にセットする6ステツプ256では、このCレジスタの
値と前述した微分演算係数AOHがセットされているメ
モリM (H2)の値との乗算値に、上記のメモリM 
(H5)の値と前述した微分演算係数AIHがセットさ
れているメモリM (H3)の1mとの乗算値を加算し
てDレジスタにセットする。更に、ステップ257では
このDレジスタの値に微分項のゲインがセットされてい
るメモリM(Hl)の値を乗算して、再びDレジスタに
セットし、ステップ258ではこのDレジスタの値と比
例演算の結果がセットされているBレジスタとの加算を
行って、再びBレジスタにセットする。ステップ259
では今回の割込み処理動作で微分演算した途中結果を記
憶しているCレジスタの値を、次回の割込み処理動作で
使用する為に、メモリM (H5)にセットする。
ステップ260〜264の積分演算も同様に、まずステ
ップ260では振れ変位出力がセットされているAレジ
スタの値から、前述した積分演算係数BITがセットさ
れているメモリM (T4)の値と、前回の割込み処理
動作で積分演算した途中結果を記憶しているメモリM 
(T5)の値との乗算値を減算し、Cレジスタにセット
する。ステップ261では、このCレジスタの値と前述
した微分演算係数AOTがセットされているメモリM 
(T2)の値との乗算値に、上記メモリM(T5)の値
と前述した積分演算係数ALTがセットされているメモ
リM (T3)の値との乗算値を加算してDレジスタに
セットする。
更に、ステップ262ではこのDレジスタの値に積分項
のゲインがセットされているメモリM(T1)の値を乗
算して、再びDレジスタにセットし、ステップ263で
はこのDレジスタの値と既に比例演算と微分演算の加算
値がセットされているBレジスタとの加算を行って、再
びBレジスタにセットする。ステップ264では今回の
割込み処理動作で積分演算した途中結果を記憶している
Cレジスタの値を、次回の割込み処理動作で使用する為
に、メモリM (T5)にセットする。
続いて、この振れ変位出力をPID演算した結果を10
3で示したPWMタイマ1に転送する為に、ステップ2
65でPWMSTI出力をHレベルとし、ステップ26
6でBレジスタの値をPWMDATA 1を通してPW
Mタイマ1に転送した後、ステップ267でPWMST
I出力をLレベルとして、このタイマ1による割込み処
理を終了する。
ここで、この103で示したPWMタイマ1の出力は、
一定周期のクロックでそのHとLレベルのデユーティ値
が入力されたデータに相当する為、抵抗35.キャパシ
タ36で構成されるローパスフィルタの出力は、このデ
ユーティ値に比例したアナログ出力となる。オペアンプ
32.トランジスタ33.34によってプッシュプルタ
イプの電力増幅回路が構成され、ローパスフィルタの出
力がオペアンプ32の非反転入力端子に接続されている
為に、よってCPU 100で演算された結果に相当す
る電流が駆動コイル7に通電されることになり、第9図
(a)に示した様な一巡伝達関数を達成することができ
る。
次に、第5図は割込みタイマ2による割込み処理フロー
チャートを示したものである。
まずステップ300で、ADSTI出力をHレベルにす
ることにより、A/Dコンバータ102の動作を開始す
る。A/Dコンバータ102はオペアンプ16の振れ変
位出力から角変位出力値をA/D変換し、変換が終了し
た時点でADEND出力をHレベルとする。
CPUl0oは、ステップ3011’A/D:]:/バ
ータ102のADEND出力がHレベルになったことを
検知すると、直ちにステップ302でそのディジタル変
換値をADDATAを通してAレジスタ内に取り込み、
ステップ303でADSTl出力をLレベルとして、上
記A/D変換の動作を終了する。
続いて、ステップ304でADST2出力をHレベルに
することにより、A/Dコンバータ102の動作を開始
する。A/Dコンバータ102はオペアンプ56の出力
から可変頂角プリズム41の角変位出力をA/D変換し
、変換が終了した時点でADEND出力をHレベルとす
る。CPU100はステップ305でA/Dコンバータ
102のADEND出力がHレベルになったことを検知
すると、直ちにステップ306でそのディジタル変換値
をADDATAを通してMレジスタ内に取り込み、ステ
ップ307でADST2出力をLレベルとして、上記A
/D変換の動作を終了する。
ステップ308では、上述したにレジスタの値からMレ
ジスタの値を減算して、振れ変位出力と角変位出力の差
分を取り出し、この値をNレジス夕にセットする。
ステップ309〜312は、可変頂角プリズム41側の
フィードバック制御を達成する為に必要な位相補償演算
部分で、第2図(c)に示したような位相進み補償がデ
ィジタル的に演算される。まずステップ309では、振
れ変位出力と角変位出力の差分がセットされているNレ
ジスタの値から、前述した位相補償演算係数BISがセ
ットされているメモリM (S4)の値と、前回の割込
み処理動作で積分演算した途中結果を記憶しているメモ
リM (S5)の値との乗算値を減算し、Sレジスタに
セットする。ステップ310では、このCレジスタの値
と前述した位相補償演算係数AO8がセットされている
メモリM (S2)の値との乗算値に、上記メモリM 
(S5)の値と前述した位相補償演算係数AISがセッ
トされているメモリM (S3)の値との乗算値を加算
してTレジスタにセットする。更に、ステップ311で
はこのTレジスタの値に位相補償を含めてフィードバッ
クゲインがセットされているメモリM(Sl)の値を乗
算して、再びTレジスタにセットし、ステップ312で
は今回の割込み処理動作で位相補償演算した途中結果を
記憶しているSレジスタの値を、次回の割込み処理動作
で使用する為に、メモリM (S5)にセットする。
続いて、この演算した結果を104で示したPWMタイ
マ2に転送する為に、ステップ313でPWMST2出
力をHレベルとし、ステップ314でTレジスタの値を
PWMDATA2を通してPWMタイマ2に転送した後
、ステップ315でPWMST2出力をLレベルとして
、このタイマ2による割込み処理を終了する。
ここで、この104で示したPWMタイマ2の出力は一
定周期のクロックで、そのHとLレベルのデユーティ値
が入力されたデータに相当する為、抵抗112.キャパ
シタ111で構成されるローパスフィルタの出力は、こ
のデユーティ値に比例したアナログ出力となる。オペア
ンプ110、トランジスタ113,114によってプッ
シュプルタイプの電力増幅回路が構成され、ローパスフ
ィルタの出力がオペアンプ110の非反転入力端子に接
続されている為、駆動コイル98には演算した結果であ
るTレジスタの値に相当する電流が通電されることにな
る。
このように、この第1の実施例では、割込み時間間隔の
異なる2つの割込みタイマを同時に動作させ、割込み時
間間隔の長い割込み処理では手振れ検出手段側の制御を
行い、割込み時間間隔の短い割込み処理では、手振れ検
出手段の出力に対して補正光学系であるところの可変頂
角プリズム41を追求させるようなフィードバック制御
を実行する。
次に、本発明の第2の実施例について第6図のフローチ
ャートを用いて説明していく。
第6図のフローチャートは、第1図の106で示した割
込みタイマ2による割込み処理動作を示したもので、ス
テップ400〜415までは既に説明した第5図のステ
ップ300〜315と全く同様であり、手振れ検出手段
の振れ変位出力と可変頂角プリズム41(位置検出手段
)の角変位出力の差分を増幅して位相進み補償を施した
結果をPWM出力によって出力し、駆動コイル98の通
電電流をコントロールするものである。
次に、ステップ416では予め初期リセットされている
CPU内部Xレジスタの値を1カウントアツプし、続い
てステップ417でXレジスタの値がrQJに達したか
どうかを判定する。ここで、手振れ検出手段側の制御を
行う為のサンプリング時間間隔なTo、可変頂角プリズ
ム41のフィードバック制御を実行する為のサンプリン
グ時間間隔なT、とじた場合、Q=Tt/Tzの関係が
成立つものとする。Xの値が「Q」に達しない場合は、
直ちにこのタイマ2による割込み処理動作を終了してメ
インへ復帰するが、Xの値がrQJに達した場合はステ
ップ418へ進んでXレジスタの値を「O」にリセット
し、手振れ検出手段の振れ変位出力に対するPID演算
を開始する。
ステップ419〜432については、第4図のステップ
254〜267と同様であるが、この場合手振れ検出手
段の振れ変位出力をA/D変換した結果はにレジスタの
内にセットされており、このレジスタ値をもとに比例演
算、微分演算、積分演算を実行し、103で示し、たP
WMタイマ1を通して、この結果を出力し、駆動コイル
7へ通電を行う。
以上のように、この第2の実施例では、割込み時間間隔
の短いタイマのみを動作させ、この割込み処理の中で可
変頂角プリズム41のフィードバック制御を実行すると
共に、この割込み処置が所定回数に達するごとに、手振
れ検出手段側の制御を実行するようにした。
次に、本発明の第3の実施例について第7図のフローチ
ャートを用いて説明していく。
第7図のフローチャートは第1図の106で示した割込
みタイマ2による割込み処理動作を示したものである。
まず、ステップ500では101で示した内部タイマを
スタートさせ、ステップ501〜516までは第5図の
ステップ300〜315と全く同様であり、手振れ検出
手段の振れ変位出力と可変頂角プリズム41 (位置検
出手段)の角変位出力の差分を増幅して、位相進み補償
を実行し、その結果をPWMタイマを通して出力するこ
とにより、駆動コイル98の通電電流をコントロールす
るものである。
次に、ステップ517では、予め初期リセットされてい
るCPU内部のXレジスタの値を1カウントアツプし、
続いてステップ518でXレジスタの値がrQJに達し
たかどうかを判定する。Xの値がrQJに達しない場合
は、直ちにこのタイマ2による割込み処理動作を終了し
てメインへ復帰するが、Xの値がrQJに達した場合は
ステップ519へ進んでXレジスタの値をrOJにリセ
ットし、続いてステップ520で内部タイマの値がT1
に達したかどうかを判定する。内部タイマがT1に達す
るまではここで待機し、T1に達した時点でステップ5
21へ進んでいく。
ステップ521から538までは、第4図のステップ2
50から267までと全く同様であり、手振れ検出手段
の振れ変位出力を改めてA/D変換した後、この値をA
レジスタにセットし、このレジスタ値をもとに比例演算
、微分演算、積分演算を実行後、103で示したPWM
タイマ1を通してこの結果を出力し、駆動コイル7の通
電を行う。
以上のように、この第3の実施例では、割込み時間間隔
の短いタイマを動作させた状態で、この割込み処理の中
で補正光学系であるところの可変頂角プリズム41のフ
ィードバック制御を実行する。
更に、割込み処理開始時に別の内部タイマをスタートさ
せ、割込み処理が所定回数に達し、且つこの内部タイマ
の値が所定値に達した時点で改めて手振れ検出手段の振
れ変位出力をA/D変換し、この結果を基づに手振れ検
出手段側の制御を実行するようにした。
以上の各実施例によれば、−巡伝達関数のゲイン交点が
大きく異なる手振れ検出手段の制御と補正光学系である
ところの可変頂角プリズムの制御とを別々のサンプリン
グ時間間隔で行うようにしたことにより、演算上のビッ
ト数やA/D変換のビット数を増やすことなく、最適な
制御を実行することができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ディジタル制御
手段内に、手振れ検出手段の出力と位置検出手段の出力
のサンプリング時間を、それぞれ異なる時間間隔に設定
するサンプリング時間設定手段を設け、以て、手振れ検
出手段の制御をディジタル的に行う為のサンプリング時
間間隔と補正光学手段のフィードバック制御を行う為の
サンプリング時間間隔を異なるものとしたから、演算の
ビット数を増やすことなく、手振れ検出手段と補正光学
手段それぞれの制御を最適に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す構成図、第2図(
a)〜(C)は第3図のフローにて行われる微分演算、
積分演算、位相補償演算に関する部分を説明するための
図、第3図乃至第5図は本発明の第1の実施例における
動作を示すフローチャート、第6図は本発明の第2の実
施例における主要部分の動作を示すフローチャート、第
7図は本発明の第3の実施例における主要部分の動作を
示すフローチャート、第8図は従来のこの種の装置の構
成図、第9図(a) (b)はこの種の装置における手
振れ検出手段及び補正光学系の一巡伝達関数について示
す図である。 1・・・・・・ヨーク、2・・・・・・外筒、3・・・
・・・液体、4・・・・・・浮体、5・・・・・・受光
素子、6・・・・・・投光素子、7・・・・・・駆動コ
イル、10,13.16・・・・・・オペアンプ、11
.14.17〜20・・・・・・抵抗、12.15・・
・・・・キャパシタ、41・・・・・・可変頂角プリズ
ム、43・・・・・・受光素子、44・・・・・・投光
素子、5o、53.56・・・・・・オペアンプ、51
,54.57〜50・・・・・・抵抗、52.55・・
・・・・キャパシタ、98・・・・・・駆動コイル、1
00・・・・・・CPU、101・・・川内部タイマ、
102・・・・・・A/Dコンバータ、103・・・・
・・PWMタイマ1.104・・・・・・PWMタイマ
2.105・・・・・・割込みタイマ1.106・・・
・・・割込みタイマ2゜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カメラ本体の絶対空間に対する振れ変位量を検出
    する手振れ検出手段と、該手振れ検出手段の出力に基づ
    き該手振れ検出手段内に設けられた巻線コイルを駆動す
    る第1の駆動手段と、同じく前記手振れ検出手段の出力
    に基づき撮影レンズに入射する光路を光軸に対して可変
    する補正光学手段と、該補正光学手段の光軸に対する傾
    き変位量を検出する位置検出手段と、前記補正光学手段
    を電気的に駆動する第2の駆動手段と、前記手振れ検出
    手段の出力と前記位置検出手段の出力を設定されるサン
    プリング時間毎にディジタル演算し、上記第1及び第2
    の駆動手段を制御するディジタル制御手段とを備えたカ
    メラの防振装置において、前記ディジタル制御手段内に
    、手振れ検出手段の出力と位置検出手段の出力のサンプ
    リング時間を、それぞれ異なる時間間隔に設定するサン
    プリング時間設定手段を設けたことを特徴とするカメラ
    の防振装置。
  2. (2)ディジタル制御手段内に、アナログ量で入力され
    る手振れ検出手段よりの信号と位置検出手段よりの信号
    をディジタル信号に変換するA/D変換手段を具備した
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラの防振装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0552961A2 (en) * 1992-01-23 1993-07-28 Canon Kabushiki Kaisha Sequence of different automatic camera controls
JPH05323411A (ja) * 1992-05-20 1993-12-07 Olympus Optical Co Ltd カメラのブレ補正装置

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