JPH04864A - 画像送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、画像データに処理を加えて送信を行う画像送
信装置に関するものである。

（従来の技術］ 近年、パーソナルコンピュータにファクス機能や電話機
能を付加して機能を高め、コンパクト性を増して用途を
広げた複合端末装置の発展にはめざましいものがある。

その複合端末装置の用途の一つとして、文書画像を入力
して処理を加えて加工し、他のシステムへ送信するとい
う画像送信装置としての使い方がある。

以下に、従来の画像送信装置について第５図を用いて説
明する。従来の画像送信装置は、文字認識処理を行って
文字コードを送信する場合と、データを圧縮してデータ
量を少なくしてそのまま送信する場合の処理が別個にな
っている。第５図（ａ）は、文字認識結果を送信する場
合のブロック図の例であり、（１１）で認識対象となる
画像データを入力した後、画像データ全体に対して（１
２）の文字認識処理を行って文字コードに変換し、（１
３）でそのデータを他システムへ送信する流れを示す。

一方、第５図（ｂ）は画像データをそのまま送信する場
合のブロック図の例であり、（１４）で送信対象となる
画像データを入力した後、画像データ全体に対して（１
５）でデータ圧縮を行って送信するデータ量を少なくし
、（１６）でその圧縮データを他システムへ送信すると
いう流れを示す。

Ｌ発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の装置では入力した画像データの中
において加工、送信の対象となる任意の領域をユーザが
指定できないため、送信に不必要な領域についても圧紬
、文字認識、送信の各処理を行わねばならず、データ処
理量及び時間的な面で非効率的であった。

Ｌ課題を解決するための手段］ この課題を解決するために本発明は、読み取った画像を
表示し、表示された画像を２つの領域に区切る領域設定
手段と、この領域設定手段によって区切られた一方の領
域に体して、文字認識或は画像圧縮を行なうデータ変換
手段と、データ変換手段からのデータを送出する手段を
備える。

［作用１ この構成によって、送信すべき画像データは領域設定手
段によって特定された領域の画像データが送信される。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例における画像送信装置について
説明する。第１図は本発明の一実施例における画像送信
装置の構成であり、３１は文書画像を入力する画像入力
装置、３２は入力された画像データに対して領域指定を
行う領域指定装置、３３は画像データに対して文字認識
処理を行う文字認識装置、そして３４は画像データや文
字コードを他のシステムへ送信する送信装置である。こ
の実施例の特徴は、領域指定装置内における領域指定手
段及びデータ処理指定手段と、送信装置内におけるデー
タ送信手段にある。

第２図は不実施例の画像送信装置の詳細な構成を示すブ
ロック図である。ここで２１は原稿の画像を読み取るス
キャナである。２２はスキャナ２１で読み取った画像デ
ータを記憶するイメージメモリである。２３はイメージ
メモリ２２から出力される画像データ中の文字や図形の
認識を行ないコードデータを出力する文字図形認識装置
である。

２４はイメージメモリ２２から出力される画像データを
圧縮するイメージ圧縮装置である。２５は文字図形認識
装置２３から出力されるコードデータ、或はイメージ圧
縮装置２４から出力されるイメージ圧縮データを送出す
る送信装置である。２６はポインティングデバイス２７
の移動データを受けてイメージメモリ２２に記憶された
イメージの領域を設定したりポインティングデバイス２
７の釦の押下に応答してその領域のイメージデータを出
力させる指示をしたり或はイメージメモリ２２空出力さ
れるイメージデータを文字図形認識装置２３でコードデ
ータに変換するか、イメージ圧縮装置２４で圧縮処理を
行なわせるかの指示を行なうスイッチを有する人カデＩ
くイスインタフェイスである。２８はイメージメモリ２
２に記憶された画像データを表示する表示である。

この構成において文字図形認識装置２３及びイメージ圧
縮装置２４は演算処理を行なう中央処理装置で構成され
、第３図のフローチャートに従った制御プログラムに沿
って動作するとともにイメージメモリ２２、表示器２８
等の他の装置の制御を行なう。

以上のように構成された本実施例の画像送信装置につい
て第３図のフローチャート、及び第４図の概念図に基づ
いて説明する。

まず、ステップｓ４１においてスキャナ２１から原稿の
画像を読み取ることによって文書５１を画像として入力
する。次にステップｓ４２において、入力した画像デー
タを表示装ｆ２８上に表示する。次にステップｓ４３に
おいてポインティングデバイス２７によって表示画面上
の画像送信の対象となる画像データ領域５２を指定し４
３、ステップｓ４４においてその領域を残りの領域５３
から切り出してデータを分離する４４゜そして更に、ス
テップｓ４５で指定領域のデータに対して文字認識処理
を行って送信するか、または画像データを圧縮してその
まま送信するかの指定を判断し、圧縮指定の場合は画像
データ圧縮処理（ステップ８４６）を行って５４のよう
に送信データ量の圧縮を図る。一方、文字認識指定の場
合は文字認識処理を実行し画像データから（５５）のよ
うな文字コードへのデータ変換を行う（ステップ５４７
）。続いてステップｓ４８において文字認識結果をチエ
ツクして４８、誤りがあればステップｓ４９において修
正を加える。最後にステップ５４１０で以上の処理で得
られた送信データを他のシステムへ送信して終了する。

［発明の効果］ 本発明は、入力された画像データに対して領域を任意に
指定して、その領域内の画像データに対して圧縮もしく
は文字認識の指示を行って処理を実行し、その結果を他
システムへ送信することを可能にしたことにより、不必
要な領域の圧縮、送信、文字認識を避けることができ、
処理の効率化、所要時間の短縮か実現され、更に操作性
の向上、複合端末装置の画像送信の用途の拡大が実現で
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における画像送信装置の概略
の構成を示すブロック図、第２図は本実施例の具体的な
構成を示すブロック図、第３図は本実施例における画像
送信装置の制御手順を示す流れ図、第４図は本実施例で
のデータの遷移を示す図、第５図（ａ）、第５図（ｂ）
は各々従来の画像送信装置の構成を示すブロック図であ
る。 ２１・・・スキャナ、２２・・・イメージメモリ、２３
・・・文字図形認識装置、２４・・・イメージ圧縮装置
、２７・・・ポインティングデバイス 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ばか１名１１！１図 第　３　図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）原稿の画像を読み取る画像読み取り手段と、前記画
   像読み取り手段によって読み取られた画像データを記憶
   する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データを表示する表示手
   段と、 前記表示手段に表示された画像を２つの領域に区切る領
   域設定手段と、 前記領域設定手段によって区切られた一方の領域の画像
   データを文字認識処理或は画像圧縮処理を行なうデータ
   変換手段と、 前記データ変換手段からのデータを送出するデータ送出
   手段と、 を有することを特徴とする画像送信装置。 ２）前記領域設定手段によって区切られた一方の領域の
   画像データを文字認識処理を行なうか画像圧縮処理を行
   なうかを指定可能であることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項に記載の画像送信装置。