JPH04280591A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH04280591A
JPH04280591A JP3043206A JP4320691A JPH04280591A JP H04280591 A JPH04280591 A JP H04280591A JP 3043206 A JP3043206 A JP 3043206A JP 4320691 A JP4320691 A JP 4320691A JP H04280591 A JPH04280591 A JP H04280591A
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JP
Japan
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image
communication terminal
information
terminal device
compressed
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JP3043206A
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English (en)
Inventor
Koichi Shibata
巧一 柴田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】動画像と静止画像の双方向通信を
用いて、対話的に作業を行う画像端末装置において、画
像の表示,蓄積,検索,通信の効率を改善するための改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の動画像と静止画像の情報量圧縮通
信機能を併せ持つ端末装置の構成例を図1に示す。この
例で動画像を送信する場合には、動画像入力部106で
撮影された動画像を、動画像符号化部102で情報圧縮
符号化し、回線制御部101を通して伝送路110に伝
送する。動画像の受信は、伝送路110から画像を情報
圧縮符号化した信号を回線制御部101で受信し、動画
像復号部103で画像に復元し、表示部107の画面に
表示する。
【0003】静止画像を送信する場合には、静止画像入
力部108で画像を入力し、静止画像符号化部104で
情報圧縮符号化し、回線制御部101を通じて伝送路1
10に送信する。静止画像受信時には、伝送路110か
ら回線制御部101が静止画像を情報圧縮符号化した信
号を受信し、静止画像復号部105で画像に復元し、表
示部109に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1の例に示される従
来の端末の問題点を以下に列挙する。
【0005】(1)受信した静止画像を効率的に蓄える
ことが難しい。従って、従来の多くの端末装置では、画
面上に表示される静止画像が、送信側から最も最近送信
された画像一枚のみであり、選択の余地が無い。
【0006】(2)静止画像を蓄積する手段を持つ端末
装置であっても、受信した画像を情報圧縮符号化した信
号を、圧縮したまま蓄積する手段を持たないため、数多
くの画像を蓄積するためには、大容量の蓄積手段が必要
となり小型化、経済化の障害となる。
【0007】(3)送信を目的として入力した画像を、
情報圧縮してから一旦蓄積しておく手段が無い。従って
対話の最中に、相手に送信する必要が生じるたびに、同
じ画像であっても、画像入力を繰り返さなければならな
い。
【0008】(4)受信した画像を、他に転送するには
、写真に撮ったり印刷して、入力をやり直さなければな
らない。
【0009】(5)入力した画像や受け取った画像の編
集が難しい。
【0010】(6)送信しようとする画像を情報圧縮符
号化した時に生じる劣化を確認できない。
【0011】上記の問題点を改善するため、以下の各機
能を実現する構成を開発することが課題である。
【0012】(1)動画像と静止画像を同時に同じ画面
内に表示する。
【0013】(2)受信した情報圧縮された画像を圧縮
した状態で蓄積可能とする。
【0014】(3)蓄積された画像を必要に応じて呼び
出して、画面上に複数表示できる。
【0015】(4)蓄積された画像を必要に応じて呼び
出して、送信できる。
【0016】(5)蓄積された画像を画面上で編集でき
る。
【0017】(6)入力した画像を一旦情報圧縮符号化
し、再び復元して表示し劣化の程度を確認できる。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明の端末装置には以下の構成を有する。
【0019】伝送路と情報のやりとりをする伝送路制御
部。
【0020】動画像をフレーム間相関と直交変換を利用
して、情報量を1〜1/2000程度に圧縮符号化する
動画像符号化部。
【0021】上記手順で情報圧縮された動画像を、表示
可能な動画像に復元する、動画像復号部。
【0022】静止画像を直交変換を利用して、情報量を
1〜1/500程度に圧縮符号化する静止画像符号化部
【0023】上記手順で情報圧縮された静止画像を、表
示可能な画像に復元する静止画像復号部。
【0024】表示する画像や、処理途中の画像を蓄える
画像メモリ部。
【0025】画面表示の制御を行う画面表示制御部。
【0026】情報圧縮された画像情報や、制御情報を蓄
える主記憶部。
【0027】情報圧縮された画像情報や、情報圧縮され
ない画像情報、そのほかの数値,文字情報や、ソフトウ
ェアを蓄積する、補助記憶部。
【0028】静止画像入力装置や出力装置との入出力の
やりとりを行う周辺機器インターフェース部。
【0029】上記の各部分の制御を統括し、情報の流れ
を制御する中央処理部。
【0030】
【作用】上記の構成を有することにより、各課題を以下
のように解決する。
【0031】(1)受信した動画像と静止画像,蓄積さ
れた静止画像等を画像メモリを通じて扱うことにより、
同じ画面上に表示することが容易となる。
【0032】(2)受信した静止画像を情報圧縮した信
号を、復元せずにそのまま蓄積手段である補助記憶部に
高速で転送、蓄積が可能となる。
【0033】(3)蓄積された画像信号を、中央処理部
の指示により自由に選択して読みだし、静止画像復号部
に転送、復元し他の情報の流れと独立且つ高速に画像メ
モリに転送することが可能となる。
【0034】(4)蓄積された静止画像を情報圧縮した
信号を、そのまま回線制御部に転送し、送信可能である
【0035】(5)中央処理部から画像メモリ上の画像
を、他の情報と同様に処理可能となり、編集のためのソ
フトウェアを用意することにより、画像の編集も可能と
なる。 (6)入力した静止画像を静止画像符号化部で圧縮符号
化し、再び復元し画像メモリに転送し表示することが可
能となる。
【0036】これらの改善により、画面上の表示内容の
選択幅が広がり、より自然な作業が可能となる。例えば
この端末を通じて会議を行う場合、互いに送信し合った
画像や、自分の端末に蓄えられた画像の中から、見たい
画像を複数同時にまたは一枚選択して見ながら、会話が
可能となる。また画像情報の効率的な蓄積と通信が可能
となる。また付加的機能として動画像と静止画像の互い
の変換が可能となり、相手側がどちらか一方しか持たな
い端末装置とも、通信が出来る。
【0037】
【実施例】本発明の端末装置の一例を図2に示す。破線
内側が本発明の端末装置の基本部分である。
【0038】動画像符号化部201は、ビデオカメラ等
の動画像入力部206で撮影された動画像を、フレーム
間の相関と直交変換を用いて高能率符号化する。これに
より動画像の情報量は最大1/2000程度まで削減し
伝送を効率化する。動画像復号部202は上記手順で情
報圧縮された画像を、表示可能な画像に復元する。静止
画像符号化/復号部203は、静止画像を直交変換を用
いて情報圧縮符号化、あるいは情報圧縮された画像情報
を表示可能な画像に復元する。この例では符号化部と復
号部を共用しているが、別々に設けても良い。画像メモ
リ部204は表示する画像や処理途中の画像を蓄える部
分である。画面表示制御部205は、画面上に複数の画
像を各々自由な大きさで表示させるためのもので、画像
メモリ部204から画像情報を取り出して、画面を作成
し表示部207へ出力する。中央処理部208は端末の
各部分を統括制御し、情報の流れを制御する。これは一
般的なマイクロプロセッサ等の汎用処理装置であっても
よい。主記憶部209は中央処理部208が使用する情
報や、プログラム、あるいは情報圧縮された画像情報を
蓄える部分である。補助記憶部210は情報圧縮された
画像情報または非圧縮の画像情報や、中央処理部208
の使用するプログラムやデータ、主記憶部209から一
時退避させられた情報等を蓄積する。周辺機器インター
フェース211は、例えばポインタ217等の位置情報
入力手段や、静止画像を入力する静止画像入力装置21
6、あるいは静止画像を出力するプリンタ等の静止画像
出力部215、等と情報のやりとりを行う部分である。 周辺機器としてはこの他にも、外部記憶装置(固定磁気
ディスク,フロッピーディスク,光ディスク)やキーボ
ード等が考えられる。回線制御部212は、情報圧縮さ
れた動画像情報や、静止画情報を伝送路214と入出力
する部分である。これらの各部分は動画像に関連する部
分を除いてバス213で密に結合される。
【0039】201から217の各部分は、従来の画像
通信端末装置や、小型計算機の要素と同様のものが流用
できる。本発明は画像メモリ部204を中心に動画像復
号部202、静止画像符号化/復号部203や画面表示
制御部205を配置し、画像情報の流れを円滑化し、そ
の活用効率の向上を図っているのが特長である。
【0040】図3に本発明の端末装置の表示画面の例を
示す。本発明の端末装置ではディスプレイ画面301の
中に、静止画像の表示部分と動画像の表示部分をそれぞ
れ複数個表示可能とする。例えば図3の例では静止画像
は静止画像表示部A302と静止画像表示部B303の
2枚、動画像は動画像表示部304の一枚を表示してい
る。静止画像表示部A302や静止画像表示部B303
は、相手から送られてきた画像でも、自分の端末の補助
記憶部210に蓄積された画像でも、静止画像入力部2
16から入力された画像でも、任意に選択可能とする。 また動画像表示部304は自分の動画像入力部206か
ら入力された自画像と、相手から伝送された画像とから
、操作者の操作入力により中央処理部が情報の流れを制
御し、任意に選択可能とする。また中央処理部の制御信
号により画面表示制御部205が画像メモリ部204か
らの読みだし制御信号を変化させることにより、各表示
部分は紙を重ねる如く、互いに重ね合わせて表示するこ
とも可能とする。同様に表示の重なりの上下も変更可能
とする。また各表示部分の場所や大きさを画面の範囲内
で任意とし、中の表示画面の拡大率や縮小率や表示範囲
も所定の範囲内で変更可能とする。
【0041】自分側ポインタ表示305は、自分の端末
のポインタ217から入力された位置情報を画面上に表
示させるものである。操作者はこれを画面上で操作する
ことで、端末の操作を行う。またその位置情報、例えば
どの画像のどの位置を指し示しているか、を相手側端末
に随時伝える役目も持つ。逆に相手側が指し示している
場所は相手側ポインタ表示306で表す。また相手側が
現在指し示している画像の表示は、枠の色を変えたり、
表示そのものの輝度を変えたりして、他の表示部分と容
易に区別可能とする。
【0042】伝送路から画像を着信すると、受信開始時
と終了時を知らせる着信画像表示307が表示される。 これには送信元や着信画像の縮小画像,画像の表題等、
画像の内容を連想させる情報を表示する。操作者はこれ
をポインタで指し、選択操作を行うことで、新しい静止
画表示302を発生させて、内容を見ることを可能とす
る。
【0043】中央処理部208が補助記憶部210を検
索することにより補助記憶部210に蓄積された画像の
全部または一部分の一覧表を作成し、蓄積画像表示30
8として画面内に表示することも、操作者の任意で可能
とする。これも蓄積された画像を連想される情報が表示
される。これもポインタで差し、選択操作を行うことで
、新しい静止画表示を画面上に発生させて、内容を見る
ことを可能とする。
【0044】各画像表示部の周囲の一部分に制御表示を
設ける。例えば静止画表示Aの周囲に静止画像表示A制
御表示310を、静止画表示Bの周囲に静止画表示B制
御表示311を、動画像表示部304の周囲に動画像表
示制御表示312を設ける。これらの制御表示では対応
する画像表示部の画像に対し、次にどのような処理を加
えるかをメニュー形式で表示する。操作者はこのメニュ
ーの中から自分側ポインタ表示306を操作して処理を
選択して実行させる。例えば表示中の画像の拡大縮小や
、表示範囲の変更、相手側端末への情報圧縮送信、補助
記憶部210への情報圧縮記憶、静止画像出力部215
への出力、あるいは廃棄等の処理を選択する。
【0045】操作メニュー表示309には、各画像表示
部に関係の程度の低い処理を、メニュー表示する。これ
には例えば相手側端末の呼出や、通信条件の設定、画像
情報圧縮率の設定、新しい画像の入力等がある。操作者
はこれらからポインタを操作して選択することにより、
必要な操作を行う。
【0046】操作メニュー表示309や各制御表示31
0,311,312は、常に表示させておく代わりに、
メニュー表示のための操作を行ったときのみ表示させる
こともできる。
【0047】ポインタと操作メニューによる操作の代わ
りに、キーボードからの入力により操作可能とすること
もできる。
【0048】図4にこの端末装置で動画像の送受信と静
止画像受信を、同時に行う場合の動作例を示す。動画像
の送信は、動画像入力部206で撮影された動画像を、
動画像符号化部201で情報圧縮符号化され、回線制御
部212を通じて伝送路214に送信される。動画像の
受信は、伝送路214から回線制御部212を通じて動
画像の圧縮された信号を受信し、動画像復号部202で
表示可能な動画像に復元されて画像メモリ204に送ら
れる。情報圧縮された静止画像も、伝送路214から回
線制御部212を通じて受信され、一旦主記憶部209
に蓄えられる。これを静止画像符号化/復号部203で
、表示可能な画像に復元し画像メモリ204に送る。画
面表示制御部205は、画像メモリ部204中の動画像
と静止画像を取りだし、中央処理部208の制御信号に
より、その他の情報と共に画面を構成して、表示部20
7に送り表示する。
【0049】以下同様に全ての場合において動画像の入
力、表示と静止画の入出力は平行して行うことが可能で
ある。
【0050】図5に静止画像を入力し情報圧縮して伝送
する場合の動作例を示す。静止画像入力部216から入
力された画像は、周辺機器インターフェース211を通
じて画像メモリ部204に送られる。そして画面表示制
御部205によって画面を構成され表示部207で表示
される。操作者が正しい画像であることを確認すると、
画像メモリ部204に蓄えられた画像は、静止画像符号
化/復号部203で情報圧縮され、回線制御部212を
通じて伝送路214に送信される。
【0051】図6に受信した情報圧縮画像をそのまま蓄
積する場合と、一旦復元して蓄積する場合の動作の例を
示す。まずそのまま蓄積する場合の処理経路601を実
線で示す。この場合は伝送路214から回線制御部21
2を通じて受信した情報圧縮画像をそのまま、補助記憶
部210に蓄積する。このとき誤り訂正に関する情報を
削除することでより高能率に蓄積することも可能である
。次に一旦復元して蓄積する場合の処理経路602を破
線で示す。この場合は受信した情報圧縮画像を静止画像
符号化/復号部203で表示可能な画像に復元して画像
メモリ204に送り、それを補助記憶部210に蓄積す
る。この場合の利点は、こうして蓄積された画像は、復
元手順が不要のため表示までの時間が短縮できることで
ある。
【0052】図7に情報圧縮されて蓄積された画像を、
表示と共に伝送する場合の動作例を示す。補助記憶部2
10に蓄積されている情報圧縮された画像情報を取りだ
し、静止画像符号化/復号部203で表示可能な画像に
復元し図4の場合と同様に表示する。操作者が表示され
た画像が正しいことを確認した後、情報圧縮された状態
のまま、あるいは誤り検出訂正のための符号を付加して
、回線制御部212を通じて伝送路214に送信する。
【0053】図8に情報圧縮されずに蓄積された画像を
表示と共に伝送する場合の動作例を示す。補助記憶部2
10に情報圧縮されずに蓄積されている画像情報を取り
だし、まず画像メモリ部204に送り図4の場合と同様
に表示する。操作者が表示された画像が正しいことを確
認した後、画像を静止画像符号化/復号部203で情報
圧縮し図5の場合と同様に伝送路214に送信される。
【0054】図9に受信した動画像の一部を、静止画像
として情報圧縮して蓄積する場合の動作例を示す。受信
した動画像情報は図4と同様に表示可能な動画像に変換
され画像メモリ部204に蓄えられる。このうち1フレ
ームを静止画像符号化/復号部203で情報圧縮符号化
し、補助記憶部210に蓄積される。このとき中央処理
部208による処理で、任意の解像度に変換処理するこ
ともできる。
【0055】図10に蓄積された情報圧縮静止画像を動
画像として伝送する場合の動作例を示す。補助記憶部2
10に蓄積された情報圧縮静止画像を取りだし、静止画
像符号化/復号部203で表示可能な画像に一旦復元さ
れ、画像メモリ部204に蓄えられる。この画像を動画
像の解像度に変換し、動画像符号化部201で情報圧縮
し、回線制御部212を通じて伝送路214に出力する
【0056】図11に入力された動画像を、静止画像と
して表示とともに伝送する場合の動作例を示す。動画像
入力部206で撮影された動画像は、一旦画像メモリ部
204に蓄えられる。次にこの1フレームを静止画像符
号化/復号部203で、情報圧縮符号化し、その情報圧
縮画像を主記憶部209に一旦蓄える。次に再び静止画
像符号化/復号部203にて表示可能な画像に復元し、
画像メモリ部204に入力し表示する。操作者が表示さ
れた画像が正しいことを確認した後、主記憶部209に
蓄えられている情報圧縮画像を回線制御部212を通じ
て伝送路214に出力する。
【0057】図4から図11に示した使用法のうち、い
くつかを組み合わせることによりより複雑な処理も可能
となる。
【0058】また、中央処理部208に対応した、ソフ
トウェアを用意することにより、画面上で画像を編集す
る機能を加えることも可能である。
【0059】なお主記憶部209と画像メモリ部204
は共通化した構成も考えられる。
【0060】また動画像復号部202を複数個持ち、同
時に2ヶ所以上から動画像を受信可能とすることも可能
である。この場合、動画像表示部304と相手側ポイン
タ表示305は、通信相手に各一つずつ持つことができ
る。このとき各ポインタ表示305の色をそれぞれ対応
する動画像表示部304の枠の色等と同じとする等、容
易に関係が理解できるように設定することにより、通話
をより円滑にすることも可能である。
【0061】また静止画像符号化/復号部203の代わ
りに、ファクシミリの符号化復号の手段を設けることも
可能である。この場合は自然画像を扱う代わりに、白黒
2値の画像を扱うことになる。またファクシミリの符号
化復号の手段と静止画像符号化/復号部203とを併せ
持つ構成も可能である。
【0062】また一般的な小型計算機に動画像符号化部
201,動画像復号部202,静止画像符号化/復号部
203と回線制御部214場合によっては画像メモリ部
204を加えることで、同様の機能を持つ端末を構成す
ることも可能である。
【0063】表示部207,静止画像出力部215,静
止画像入力部216,ポインタ217のいずれかまたは
全部を端末装置の内部に取り込んだ構成も考えられる。
【0064】本発明の端末装置に音声の入出力手段とこ
れを符号化や復号する手段を持つことにより、音声端末
としての機能を加えることも可能である。
【0065】動画像符号化部201と動画像入力部20
6を省略した構成も考えられる。この場合は動画像の送
信は不可能となる。
【0066】また補助記憶部210を省略し、主記憶部
209で代用する構成も考えられる。この場合は蓄積可
能な画像の量が限定される。
【0067】
【発明の効果】以上の様に本発明を実施することにより
、画面上の表示内容の選択幅が広がり、より自然な作業
が可能となる。また獲得した画像情報を、効率的に蓄積
,再利用が可能となり効率的な運用が可能となる。動画
像と静止画像の相互変換しての利用も可能となる。静止
画の蓄積と伝送の際の情報圧縮手法を統合し、使用が容
易になり装置の小型化も実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の動画像と静止画像の情報量圧縮通信機能
を併せ持つ端末装置の構成例。
【図2】本発明の端末装置の構成の一例。
【図3】本発明の端末装置の表示画面の例。
【図4】この端末装置で動画像の送受信と静止画像受信
を、同時に行う場合の動作の例。
【図5】静止画像を入力し情報圧縮して伝送する場合の
動作の例。
【図6】受信した情報圧縮画像をそのまま蓄積する場合
と、一旦復元して蓄積する場合の動作の例。
【図7】情報圧縮されて蓄積された画像を、表示と共に
伝送する場合の動作の例。
【図8】情報圧縮されずに蓄積された画像を表示と共に
伝送する場合の動作の例。
【図9】受信した動画像の一部を、静止画像として情報
圧縮して蓄積する場合の動作例。
【図10】蓄積された情報圧縮静止画像を動画像として
伝送する場合の動作例。
【図11】入力された動画像を、静止画像として表示と
ともに伝送する場合の動作例。
【符号の説明】
101…回線制御部、102…動画像符号化部、103
…動画像復号部、104…静止画像符号化部、105…
静止画像復号部、106…カメラ、107…表示部、1
08…静止画像入力部、109…表示部、110…伝送
路、201…動画像符号化部、202…動画像復号部、
203…静止画像符号化/復号部、204…画像メモリ
部、205…画面表示制御部、206…動画像入力部、
207…表示部、208…中央処理部、209…主記憶
部、210…補助記憶部、211…周辺機器インターフ
ェース、212…回線制御部、213…バス、215…
静止画像出力部、216…静止画像入力装置、217…
位置情報入力手段、301…端末装置のディスプレイ画
面、302,303…表示部分、304…動画像表示部
、305…自分側ポインタの位置表示、306…相手側
ポインタ表示、307…着信画像表示、308…蓄積画
像表示、309…操作メニュー表示、310,311,
312…メニュー形式で表示する制御表示。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動画像情報を入力する手段,静止画像情報
    を入力する手段,動画像情報をフレーム間相関と直交変
    換を利用した情報圧縮方式で圧縮符号化する手段,前記
    方式で圧縮符号化された情報を動画像に復元する手段,
    静止画像情報を直交変換を利用した情報圧縮方式で圧縮
    符号化する手段,前記方式で圧縮符号化された情報を静
    止画像に復元する手段、圧縮された各画像情報を伝送路
    を通じて入出力する手段、および静止画像と動画像を各
    々0から複数同時に表示出力する手段を持つ、通信端末
    装置において、静止画像を圧縮符号化した状態で、情報
    蓄積手段に蓄積する手段を有する通信端末装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の通信端末装置において、
    静止画像を圧縮符号化された状態で情報蓄積手段に蓄積
    する手段と、圧縮されない状態で情報蓄積手段に蓄積す
    る手段の、両方を有する通信端末装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の通信端末装置において、
    受信した圧縮画像情報を復元した画像と、蓄積した圧縮
    画像情報を復元した画像と、入力した画像情報の中から
    、任意の複数の画像を選択し、同一画面上に表示する手
    段を有する通信端末装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の通信端末装置において、
    送信しようとする画像を入力した後、これを一旦圧縮符
    号化し、再び復元して表示手段に表示し、操作者が確認
    操作を行った後、圧縮符号化された画像情報を送信する
    手段を有する通信端末装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の通信端末装置において、
    動画像の復号手段を複数個持ち、同時に2ヶ所以上から
    動画像を受信することを可能とした通信端末装置。
  6. 【請求項6】請求項1と請求項3に記載の通信端末装置
    において、受信した圧縮画像情報と、蓄積した圧縮画像
    情報と、入力した画像情報の中から、任意の画像情報を
    選択し、圧縮符号化されていない画像であれば圧縮符号
    化し、圧縮符号化されていればそのままの状態で、送信
    する手段を有する通信端末装置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の通信端末装置において、
    圧縮符号化された画像情報を、情報蓄積手段に蓄積する
    際は伝送誤り訂正に関する情報を圧縮符号化された画像
    情報から削除し、送信する際は加える手段を持つ通信端
    末装置。
  8. 【請求項8】請求項1に記載の通信端末装置において、
    画像情報が相手側通信端末装置から着信したとき、受信
    の開始と終了を画面上の一部分に表示する通信端末装置
  9. 【請求項9】請求項1と請求項8に記載の通信端末装置
    において、受信の開始と終了の表示に、着信した画像の
    縮小画像、あるいは表題、あるいは送信元に関連する情
    報を加えることにより、画像内容の予想を容易にした通
    信端末装置。
  10. 【請求項10】請求項1と請求項8に記載の通信端末装
    置において、静止画情報と動画像情報の複数を、あるひ
    とつの相手側通信端末装置から同時に受信しているとき
    、これらの間に関係があることを容易に予想可能となる
    ように、表示の枠の色を統一したり、互いに関連性のあ
    る表題をつける通信端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002344918A (ja) * 2001-05-22 2002-11-29 Seiko Epson Corp 会議システム
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US9451229B2 (en) 1999-07-05 2016-09-20 Hitachi Maxell, Ltd. Video recording and reproducing method, and video reproducing apparatus and method

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