JPH0486253A - 振動の減衰のための複合構造 - Google Patents

振動の減衰のための複合構造

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JPH0486253A
JPH0486253A JP19602990A JP19602990A JPH0486253A JP H0486253 A JPH0486253 A JP H0486253A JP 19602990 A JP19602990 A JP 19602990A JP 19602990 A JP19602990 A JP 19602990A JP H0486253 A JPH0486253 A JP H0486253A
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JP
Japan
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plate
composite structure
plates
shore hardness
damping vibrations
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JP19602990A
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English (en)
Inventor
Kleinferden Jean
ジヤン・クラインフエルデン
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Faber SA
Original Assignee
Faber SA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、その複合構造上に載っているアセンブリによ
って発せられ又は受は取られる振動を減衰させるための
複合構造に係わる。
クラインフエルデン(KLEINFELDEN)は、そ
のフランス特許第2,348.402号において、異な
ったショア硬さを持つ弾性材料で作られた少なくとも2
つの重ね合わされたパネルから成る振動減衰ブロックを
説明している。これらのパネルの各々はその外部面上に
変形可能な植込みボルトを有し、その植込みボルトの横
断面は休止状態ではその基部から頭頂部にかけて減小す
る。これらの植込みボルトは例えばその各々のパネル面
上に互いに食い違いに配置され、好ましくは一方のパネ
ルの面の上の植込みボルトが、それに対応する他方のパ
ネル面内の凹所に一致する。
上記特許第3図に示される実施例では、これらの減衰ブ
ロックの2つの構成要素の接触面は、正面を有する縦溝
を有する。
前記パネル面の一方の面の突出部分が、対向ずつその突
出部分の異なった硬さの故に、前記溝の方向に対し横断
方向に波動が伝播することを防ぐ。
そうした振動減衰ブロックを用いる場合には、前記プレ
ートの溝に従って縦方向に振動波動が伝播することが可
能であることが見出されているが故に、クラインフエル
デンが単独の発明者であるとされる欧州特許第0.02
1.958号において、クラインフエルデンは、異なっ
たショア硬さを持つ弾性材料で作られた少なくとも2つ
の重ね合わされたプレートから成る、振動防止複合構造
を作製することを提案した。この構造においては、前記
プレートがその外部面」二に変形可能な植込みボルトを
有し、一方、互いに接触する前記プレート面が相補的な
輪郭を持つ直線溝を有し、前記両プレート面の一方の面
の前記溝の突出部分が、対応する他方の面の凹み部分に
嵌まり込み、更にこの振動防止構造は、前記溝の突出部
分が横方向の切欠きによって、好ましくは規則正しい間
隔を置いて、その突出部分基部から実質的に切り離され
るよう構成されている。
これらの横方向の切欠きは、前記溝の側部壁を規則正し
い間隔を置いて中断し、従って前記溝の方向における振
動波の縦方向の伝播を特に単純な仕方で打ち消す。
この改善策は、その輪郭の横断面が鋸歯形又は正弦波状
である溝に対しても、横断方向の輪郭が切欠きの形であ
る溝に対してと同様に、等しく良好に適用される。
そうした構造に対する研究を続けることによって、タラ
インフエルデンは、従来技術のシステムが、200 H
zより低い低周波振動にに対して、更には、特に1oO
Hzより低い低周波振動に対して、不十分な吸収係数し
か持たないことを見出した。
更にそうした公知のシステムの場合には、特に減衰を必
要とする振動を出す又は受ける機械が、その上に置かれ
る円錐台形の植込みボルトをその外部表面に有する公知
のシステムの場合には、特に植込みボルトの振動と共鳴
し始める可能性のある固有振動周波数を前記機械が持つ
ならば、そうした構造は、前記機械の低周波振動運動を
引き起こす危険性があることが見出された。
本発明は、2 G OHzより低い周波数を持つ振動と
更には1GOHxよりも低い周波数を持つ振動とを減衰
することが可能な振動防止構造を提案することによって
、こうした公知の技術の欠点を克服することを目的とす
る。
本発明は、その構造に対して伝達される振動の作用を受
けても著しくは振動することがあり得ないタイプの構造
を提案することも目的とする。
本発明の別の目的は、振動の減衰にとって好ましい良好
な弾性を示すばかりでなく、機械的に強いという特性が
振動減衰に対し有害な影響を及ぼすにも係わらず卓越し
た機械的強度をも示す構造トで製造されることが可能な
このタイプの構造を提案することである。
この目的のために本発明の主題は、異なったショア硬さ
を持つ弾性材料で作られた互いに重ね合わされたプレー
トから成るタイプの振動減衰のための複合構造であり、
これらのプレートは、相補的な輪郭の直線溝を有する面
において互いに接触しており、及び、前記各プレート面
の一方の面の前記溝の突出部分が、自由接合平面によっ
て、対中に嵌まり込み、更に、この構造は前述のように
相互に噛み合わされる3つのプレートを、即ち、45以
上のショア硬さを持つ硬質材料で作られた2つの外部プ
レートと、30以下のショア硬さを持つ可撓性且つ弾性
の材料で作られた1つの中間挿入プレートとを有するこ
とを特徴とする。
そうした構造では、その減衰作用は当然のことなから、
弾性中間プレートに対して及び異なった硬さを持つ材料
間の自由接合平面に対して転移され、一方で前記外部層
は望ましい機械的強度を前記構造に与える。
各々の外部プレートのショア硬さは、同一であっても又
は異なっていてもよい。外部プレートは比較的大きな荷
重に耐えられるように、このショア硬さは一般的に約5
0であろう。当然ではあるがこれらプレートの支え表面
は、支持されるべき荷重の質量及び大きさに応じて選択
されるだろう。
前記中間挿入プレートのショア硬さは一般的に約25で
ある。
相補的な輪郭による相互噛み合いは、使用中に前記プレ
ートが分離する危険性を防止するだろう。
前記中間挿入プレートの厚さは、減衰されることが求め
られる振動の周波数に応じて決定されるたろう。実際に
は振動の作用の下では、可撓性且つ弾性の材料で作られ
た層の厚さは著しく太き(変化する可能性があり、また
次の表に示されるように、その収縮は前記プレートの厚
さに応じて変化する。
周波数(llz)    収 縮(m+n )59.9 66.9 75.1 83.9 93.1 1Q         2.5 振動周波数が低くなればなるほど、前記中間挿入層は益
々大きく収縮することが可能でなければならない。従っ
て実際には、減衰されるべき振動の周波数に適合するよ
うに前記中間挿入層の厚さを選択することによって、こ
うした要素を考慮に入れることが必要であろう。通常の
低周波数の場合には、この厚さは一般的に10〜15ミ
リメートフレの間となろう。
その振動が減衰されることが求められる機械を又は外来
振動から保護されることが求められる機械を支持するた
めに働く前記外部プレート表面の諸部分におけるあらゆ
る振動を排除するために、これらの部分は、長方形の横
断面の切頭角錐の形状を持つことが有利だろう。この切
頭角錐は、前記プレートの溝に従って配列された列の形
に配置され、これらの列は、互いに交互に、前記角錐の
基部の最大長さが前記溝に対して平行である列か又は垂
直である列の形に、互いに平行に配置される。
例えばポリウレタンのような、又はNeop+ene(
商標)といったクロロプレンを主成分とするゴムのよう
な、適切なンヨア硬さを持つ任意の材料が、本発明によ
る構造のプレートを作るために使用されることが可能で
ある。
発熱を減少させることが可能な添加物が、中間挿入プレ
ートを形成する材料の中に混合されることが有利だろう
。実際にはこの中間挿入プレートの振動は、そのプレー
トの著しく大きな発熱を弓き起こす。この発熱によって
生じさせられる問題を防ぐために、本出願人は、微粉化
された雲母の薄い条片をこのプレートの材料の中に混合
することが可能であり且つ有利であるということを立証
している。この微粉化雲母の薄い条片は、熱量が大気と
接触して奪い去られる前記プレートの縁部に向かって、
熱量が移動することを促進する。
非限定的な一例にすぎない添付の図面は、本発明の1つ
の実施例を図解する。
この第1図から分かるように、この構造は2つの外部プ
レートから成り、即ち各々に、振動から保護されるべき
構造物又はその振動が減衰されることが望ましい構造物
をその」二に支持する頂部プレート1と、基礎又は支持
物上に支えられるよう意図された底部プレート2とから
成る。中間挿入  q プレート3は、これらの2つのプレートの間に挿入され
る。前記プレート1.2及び3は、互いに接触する各面
上に、平行な直線溝によって形成された相補的な切欠き
輪郭4.5及び6を有し、このことは各プレートを互い
の中に固く嵌まり込ませることを可能にすると同時に、
その接合平面を自由のままに保つ。この場合には、前記
溝は三角形の横断面を有するが、しかし当然のことなが
ら、台形の、長方形の、正弦波形の、波形の、及びそれ
に類する形の別の切欠き輪郭を採用することが可能であ
る。
プレート1.2及び3は、例えばポリウレタンで作られ
−c’t+よく、又はクロロプレンを主成分とするゴム
で作られてもよい。
外部プレート1及び2は、十分な機械的強度を発揮する
ように比較的硬質であり、そのショア硬さは約50であ
る。これとは対照的に、中間挿入プレート3は可撓性且
つ弾性てあり、約25のショア硬さを有するだろう。こ
の中間挿入プレートは、上記の表に示されるように、低
周波振動の作用を受けて著しく収縮するだろう。これに
加えてかなりの加熱を受け、従って側方向から大気中に
熱量を排出することが可能なように、前述のように、薄
板状の雲母粒子が前記中間挿入プレートを形成する材料
の中に混合されることが有利だろう。
底部プ1ノート2の底部表面又は外部表面は平面である
。しかし頂部プレート1によって支持される装置のどん
な滑りをも防ぐために、且つ支持点として働く頂部プレ
ートの部分のどんな滑りをも防ぐために、その頂部表面
は長方形の基部を持つ切頭角錐の形状の突出部分7を何
し、更にその突出部分の頂部面が装置を支持するための
支持表面を形成するだろう。図面に示されるように前記
突出部分7は、プレート1の底部面の溝に対して平行な
列の形に配置され、これらの列の各々は、互いに交互に
、その突出部分の基部で最長の辺が前記溝に対して平行
である列か又はその突出部分の基部で最長の辺が前記溝
に対して垂直である列であるように、互いに平行に配置
されている。別の実施例では、底部プレート2の外部表
面が突出部分7を有し、且つ頂部プレート1の外部表面
が平坦であってもよく、更に別の実施例では、前記2か
゛ つのプレートの両方π突出部分7を有してもよい。
この振動防止構造を構成するプレートが、成形によって
低コスト且つ容易に製造されることが可能であることが
理解されるだろう。
従って本発明は、低周波振動の減衰に関して効率が良く
及びその構造によって支持される機械のどんな宵害な動
きも防止する振動減衰構造を製造するための、簡単で安
価な手段を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は部分的に切り取られた本発明による構造の分解
組立て斜視図である。 ■・・・・・・頂部プレート、  2・・・・・・底部
プレート、3・・・・・・中間挿入プレート、  4.
5.6・・・・・・相補切欠き輪郭、  7・・・・・
外部プレート表面の突出部分。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)振動の減衰のための複合構造であって、前記構造
    が異なったショア硬さを有する弾性材料で作られた互い
    に重ね合わされた3つのプレートから成るタイプであり
    、前記プレートが、相補的な輪郭の直線溝を有する面に
    おいて互いに接触しており、前記各プレート面の前記溝
    の突出部分が、自由接合平面を介して対向する他方の前
    記プレート面の対応する凹み部分の中に嵌まり込み、更
    に、前記構造が前述のように相互に嵌め合わされる3つ
    のプレートを、即ち、45以上のショア硬さを持つ硬質
    材料で作られた2つの外部プレートと、30以下のショ
    ア硬さを持つ可撓性且つ弾性の材料で作られた1つの中
    間挿入プレートとで構成する振動の減衰のための複合構
    造。
  2. (2)前記外部プレートが約50のショア硬さを有し、
    また前記中間挿入プレートが約25のショア硬さを有す
    る請求項1に記載の振動の減衰のための複合構造。
  3. (3)前記外部プレートと前記中間挿入プレートとがポ
    リウレタンで作られるか又はクロロプレンを主成分とす
    るゴムで作られる請求項1又は2に記載の振動の減衰の
    ための複合構造。
  4. (4)振動の作用を受ける前記中間挿入プレートの発熱
    を制限することが可能な材料が、前記中間挿入プレート
    材料中に混合されている請求項1から3のいずれか一項
    に記載の振動の減衰のための複合構造。
  5. (5)前記中間挿入プレートの発熱を制限するために適
    した材料が雲母の薄い条片を含む請求項4に記載の振動
    の減衰のための複合構造。
  6. (6)前記外部プレートの少なくとも1つの外側面が、
    長方形の基部を持つ切頭角錐の形状の突出部分を含む請
    求項1から5のいずれか一項に記載の振動の減衰のため
    の複合構造。
  7. (7)長方形の基部を持つ切頭角錐の形状の前記突出部
    分が、前記構造の前記溝に対して平衡な列の形に配置さ
    れ、更に、前記列の各々が、互いに交互に、前記突出部
    分の基部で最長の辺が前記溝に対して平行である列か又
    はその突出部分の基部で最長の辺が前記溝に対して垂直
    である列であるように、互いに平行に配置されている請
    求項6に記載の振動の減衰のための複合構造。
  8. (8)振動を減衰するための複合構造のための、弾性材
    料で作られたプレートであって、前記プレートがその内
    側面上に溝を有し且つその外側面上に長方形の基部を持
    つ切頭角錐の形状の突出部分を有し、更に、前記突出部
    分が前記溝に対して平行な列の形に配置され、前記列の
    各々が、互いに交互に、前記突出部分の基部の最長の辺
    が前記溝に対して平行である列か又はその突出部分の基
    部の最長の辺が前記溝に対して垂直である列であるよう
    に互いに平行に配置されているプレート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008533374A (ja) * 2005-03-14 2008-08-21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 燃料噴射弁のための中間エレメント
WO2017006981A1 (ja) * 2015-07-08 2017-01-12 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 燃料タンク、エンジン及び刈払機

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