JPH0485A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0485A
JPH0485A JP2099922A JP9992290A JPH0485A JP H0485 A JPH0485 A JP H0485A JP 2099922 A JP2099922 A JP 2099922A JP 9992290 A JP9992290 A JP 9992290A JP H0485 A JPH0485 A JP H0485A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、流体機器の管用ねじに螺着させる管継手に関
するものであり、特に詳しくは、管用ねじに使用されて
いる複数種類の同一呼び径の雌ねじに螺合できる雄ねじ
を備えた管継手に関するものである。
[従来の技術] 従来、空気配管用の管用ねじとしては、インチ方式にお
いて、例えば、ISO及びJIS規格による管用テーパ
ねじR,Re、Rpと管用平行ねじG、及びANSI規
格による未成標準管用テーパねじNPTと未成標準管用
耐密テーパねじNPTFが主として使用されており、管
用テーバねじR,Re、Rpはテーパ酸ねじRとテーパ
酸ねじRcまたは平行雌ねじRpとの一合により、管用
平行ねじGは平行雌ねじGと平行雌ねじGとの螺合によ
り、また未成標準管用テーパねじNPTはテーパ酸ねじ
NPTとテーパ酸ねじNPTとの螺合により、未成標準
管用耐密テーバねじNPTFはテーパ雄ねじNPTFと
テーパ酸ねじNPTFとの螺合により、それぞれ機械的
結合力と気密性等の機能が得られるものである。
しかしながら、これらの管用ねじは、同一の呼び径であ
っても、ねじの種類によってピッチ、外径、有効径、谷
径、ねじ山の角度、山や谷の丸み等の基準山形を決める
各寸法が異なるばかりでなく、気密方式も異なるので、
呼び径が同じであっても、ある種類のねじに他の種類の
ねじを螺合させようとすると、螺合できなかったり、或
いは螺合できても気密性が不良になる等の問題がある。
したがって、複数種類の管用ねじに対応するためには、
各呼び径毎に管用ねじの種類に応じた管継手を準備する
必要があるので、継手の種類が多くなってメーカー及び
ユーザー双方における管理コストが増加するばかりでな
く、誤使用によるシール不良等の事故が発生することが
ある。
また、テーバねじを有する管継手は、ねじ山の形の各寸
法許容差のばらつきや、ねじ加工機等による基準位置の
ばらつきによって流体機器への螺合長さにばらつきが生
し、これらのばらつきは締付は時の増締め数のばらつき
によっても生しる。このため、テーバねしにおいては、
気密性の安全上ねじ首下の長さを余裕を持たせて長くし
ているので、コスト高になる、狭い場所での取付けがで
きない、ねじ込み工数が長くなる等の問題があり、また
、ねじ込み作業に際してシールのf数が必要になるとい
う問題がある。
これらの問題を解決するものとして、本発明の発明者ら
は、1種類の管継手で、呼び径同−の複数種類の管用雌
ねじに螺着できる雄ねじ(以下、兼用管相離ねじという
、)を有する管継手を、特願昭83−276987号に
よって提案した。
上記既提案の管継手のシールは、通常管継手lの雄ねじ
座面1aと流体機器2の雌ねじ加工面2aとの間に設け
たシール部材3 (第5図参照)、或は雄ねじのシール
溝(図示省略)と雌ねじ加工面の面取り4との間に設け
たシール部材によって行っているが、雌ねじ加工面2a
に形成される面取り4は、大きさについての規格がない
ために製品ごとにばらつきが大きく、第5図に示すよう
に面取り4が大きい場合は、雄ねじ座面1aまたはシー
ル溝に設けたシール部材3が雌ねじ加工面2aから外れ
て、シール不良になることがある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明が解決しようとする課題は、シール不良のない兼
用管相離ねじを有する管継手を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明の管継手は、螺合部に
おける兼用管相離ねじの基端部に略90度のテーパ角を
有する末広がりのテーパ面を設け。
このテーパ面における上記雄ねじが螺合可能な複数種類
の管用雌ねじの最も外側の谷の径より若干外側の位置に
、流体機器の螺合部との間をシールするためのシール部
材を装着したことを特徴としている。
[作 用] 流体機器の管用ねじに螺着させる螺合部の雄ねじを、該
雄ねじが螺合可能な複数種類の同一呼び径の管用雌ねじ
の最も内側に位置するねじ面に螺合できるものとしたの
で、1種類の管継手で呼び径同−の複数種類の管用雌ね
じに螺着することができる。
また、ai合部の末広がりのテーパ面における兼用管相
離ねじが螺合可能な複数種類の管用雌ねじの最も外側の
谷の径より若干外側の位置にシール部材を装着したこと
により、流体機器における雌ねじ開口部の面取りの大き
さにばらつきがあっても、確実にシールすることができ
る。
さらに、雄ねじの軸方向長さを結合に必要なだけの短い
ものにできるので、管継手のコストが低下し、流体機器
へのf1着が簡単になる。
また、複数種類の管用雌ねじの山形の最も内側に雄ねじ
を設定したことにより、雄ねじの径が常に雌ねじの径よ
り小さいので、締付は時にねし白面同士を凝着させ、さ
らにねじ込まれてねじ山面が破壊されることによる摩耗
粉や切削粉が殆ど発生しないので、これらの異物による
流体機器の動作不良を防止することができる。
[実施例] 実施例の説明に先立って、第4図により、管用テーパ酸
ねじReと平行酸ねじG、及び未成標準管用テーパ雌ね
じNPTと未成標準管用耐密テーバねじNPTFのいず
れにも螺合できる兼用管用雄ねじの設定の一例を説明す
る。
第4図における雌ねじ5側の実線、点線、−点鎖線及び
細い実線は、それぞれ雌ねじRe、G、NPT及びNP
TFにおける同一呼び径の基準山形を、基準枠の位置を
回しにして軸方向に重ねた場合を示し、図中のθは、テ
ーパねしのデーパ角の2分の1より若干大きい角である
。この場合、これらのねじの基準山形における寸法許容
差は、各規格に定める通りである。第4図で明らかなよ
うに、管用ねじに慣用されている上記4種類の雌ねじの
いずれにも螺合可能な雄ねじ6のねし山は、全部の雌ね
じの山形の内側にあることが必要である。
この場合、雌ねじRcとGは、それらの基準径、ピッチ
、ねじ山の角度、山と谷の丸みなどかすへて同じで、雌
ねじGが平行ねじであるのに対して雌ねじReがテーパ
ねじで締込方向に向って径が小さくなってゆくだけの差
であるから、雌ねじGの山形は、常に雌ねじRcの山形
の外側にある。また、雌ねじNPTとNPTFは、それ
らのピッチ角、テーパ角、とがり山の角度と高さ及び有
効径が同じで、外径と谷径が異なるが、最小外径は、N
PTFがNPTよりも小さいが雌ねじReよりも大きく
、最小の谷径はNPTの方がNPTFより極めて僅か小
さいため、NPTねじの最小の谷径を考慮しておけば、
NPTFねじに嵌合可能になる。
したがって、雌ねじReの山の形と雌ねじNPTの山の
形との内側が必要な雄ねじ6の山形範囲となり、Rcね
じの稜線とNPTねじの稜線とで作られるとがり三角形
が幾何学的に決定されるあるピッチとテーパ角を持つ連
続山になるので、これらのピッチ、テーパ角、とがり山
の角度と高さ等を基準にし、これに雌ねじ側の基準山形
の谷径、寸法許容差を加味して、山頂、谷底の切取り高
さ、形状等を決定することにより、雌ねじRc、G、N
PT及びNPTFに螺合できる兼用管用雄ねじを設定す
ることができ、第4図に示す斜線部分の内側がその一例
である。
この場合、雄ねじ6の山の形は、雌ねじReとNPTの
山の形の内側にあればよいので、雄ねじの山の形は、上
述の範囲において任意に設定できることはいうまでもな
い。
上述のようにして設定した兼用管用雄ねじを各種類の管
用雌ねじに螺合させた場合、同種類同士のねじの螺合に
比べてねじ山相互のひっかかり率が小さくなるが、空気
圧用管継手において多用されている呼び径1/8〜17
2 インチの場合のひっかかり率は計算上70%以上に
なり、また、実験によると、空気圧用管継手の一般的な
最高使用圧力に対する剪断強度が30倍以上あるので、
実用上の支障は全くない 第1図は、兼用管用雄ねじを有する本発明の実施例を示
し、この管継手lOは、継手本体11、該継手本体11
に回動可能で摺動不能に取付けた打込ハーフ12.及び
継手本体11と打込ハーフ12間をシールするOリング
13を備えている。
上記継手本体11は、打込ハーフ12と反対側のチュー
ブ接続部15に、シール材と、チューブの外壁に喰込ん
でそれを係止する係止部(いずれも図示省略)と5チユ
一ブ接続部15への押入により係止部の係止を解除して
チューブの抜取りを可能にするリリース部材leaとを
有するワンタッチ継手16付エルボとして構成されてい
る。しかしながら、本発明の管継手は、継手本体にチュ
ーブを接続可能なものであればよく、またエルボに限定
されるものでもない。
打込みハーフ12は、継手本体11の開口に圧入される
圧入部1日、スパナ等の回転工具をかけるナツト部19
、流体機器に螺合される螺合部20を有し、螺合部20
は、基端にナツト部19に向けて末広がりで略90度の
テーバ角を有するテーパ面21が形設され、該テーパ面
21の先端部外周に兼用管相離ねじ23が形設されてお
り、該兼用管相離ねじ23の軸方向長さは、使用空気圧
に対して十分な結合力が得られる範囲内において短くし
ている。
上記テーパ面21は、兼用管相離ねじ23が螺合可能な
複数種類の管用酸ねじの最も外側の谷径より若干外側の
位置に環状のシール溝21aが形設されており、該シー
ル溝21aに、流体機器の螺合部との間をシールするた
めのシール部材22が装着されている。
上記管継手10は、首下長さ(螺合部20の軸方向長さ
)を最小に設定できるので、コストが低く、狭い場所に
設置することができ、しかもねじ込み工数が少ないので
、取付作業が容易である。
また、シール部材22を、兼用管相離ねじ23が螺合可
能な複数種類の管用酸ねじの最も外側の谷の径より若干
外側の位置に設けた環状のシール溝21aに装着したの
で、第2図Aに示すように面取り4がねじ山の高さ程度
に小さい場合、或は第2図Bに示すように面取り4が大
きい場合であっても、確実にシールすることができ、し
かも後加工が普通である面取り4は、雌ねじ加工面2a
と異なり傷や打痕が少ないので、これらの原因によるシ
ール不良も殆どない。
さらに、複数種類の管用酸ねじの山形の最も内側に雄ね
じを設定したことにより、雄ねじの径が常に雌ねじの径
より小さいので、締付は時にねじ山面同士を凝着させ、
さらにねじ込まれてねじ山面が破壊されることによる摩
耗粉や切削粉が殆ど発生しないので、これらの異物によ
る電磁弁、シリンダ等の流体機器の動作不良を防止する
ことができる。
第3図A−Cは、管継手10におけるナツト部または兼
用管相離ねじ23の基部26が、雌ねじ5の最も外側の
谷の径より小さい場合におけるシール部材装着の態様を
示し、同図Aにおいては、ナツト部または雄ねじの基部
26と兼用管相離ねじ23との間に環状のシール溝27
を設け、このシール溝27にシール部材28を装着して
いる。この場合、シール部材2Bの硬度を大きくしてそ
の変形を防止することにより、流体圧によってシール部
材28が外方にはみ出してシール不良となることを防止
している。
第3図Bは、シール部材29の外周に合成樹脂または金
属で形成した外周リンク30を設け、この外周リング3
0によってシール部材29の外方へのはみ出しを防止し
ている。また、同図Cは、面取り4とテーパ面21との
間に、シール部材を構成する断面略矩形のガスケット3
1を設けている。
これらのものの他の構成及び作用は、第2図に記載のも
のと同じであるから、図中同一の個所に同一の符号を付
して詳細な説明は省略する。
[発明の効果コ 本発明の管継手は、螺合部のテーパ面の、兼用管相離ね
じが螺合可能な複数種類の管用酸ねじの最も外側の谷の
径よりも若干外側の位置に装着させたシール部材によっ
て、流体機器との間をシールするので、雌ねじ側の面取
りの大きさにばらつきがあっても確実にシールすること
ができる。
また、呼び径が同じであれば、管用ねじの種類毎に別個
の管継手を準備する必要がないので、管理コストが大幅
に低下し、かつ誤使用による事故もない。
さらに、テーパねじに比べてねじ首下寸法を最小に設定
できるので、コストが低く、かつ狭い場所に取付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の要部切断正面図、第2図A、
Bは同シール状態の部分拡大図、第3図A−Cはシール
状態の他の態様の部分拡大図、第4図は兼用管用ねじ設
定の説明図、第5図は既提案の管継手におけるシール不
良の説明図である。 10番・管継手、  20・evA合部21・・テーパ
面、 22,28,29◆・シール部材、23・・兼用
管相離ねじ、 31目ガスケツト。 第3因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体機器の管用ねじに螺着させる螺合部を有する管
    継手において、 上記螺合部が、管用ねじに使用されている複数種類の同
    一呼び径の雌ねじを基準径の位置を同じにして軸方向に
    重ねた場合の最も内側に位置するねじ面に螺合できるね
    じ山を有する雄ねじと、該雄ねじ基端の略90度のテー
    パ角を有する末広がりのテーパ面とを備え、上記テーパ
    面における上記雄ねじが螺合可能な複数種類の管用雌ね
    じの最も外側の谷の径より若干外側の位置に、流体機器
    の螺合部との間をシールするためのシール部材を装着し
    た、 ことを特徴とする管継手。
JP2099922A 1990-04-16 1990-04-16 管継手 Expired - Lifetime JPH0648075B2 (ja)

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