JPH0485840A - 微細金属球の配列装置及びその配列装置を用いた微細金属球の配列方法 - Google Patents
微細金属球の配列装置及びその配列装置を用いた微細金属球の配列方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
一種であるT A B (Tape Automate
d Bonding)法において、微細金属球を所定の
配列パターンに従って配列する微細金属球の配列装置及
びその配列装置を用いた微細金属球の配列方法に関する
ものである。
が採用されている。
て接続する方法もあるが、チップの電極とリードとの間
にバンブと呼ばれる金属突起を挟んで熱圧着する方法も
広く行われるようになっている。
。この方法は、予めICチップの電極部か、もしくはT
ABテープ上のリード先端部のいずれかにバンブを形成
しておき、次にICチップの電極部とリードを有するT
ABテープとを/slンブを介して重ね合わせて両者を
接合するものである。またTAB法以外にフリップチッ
プ法においても、バンブが使用されている。
は、メツキによる方法が主であった。すなわち、ICチ
ップの電極部にバンブとなる金属(主に高純度の金)を
直接メンキして形成する力\または一旦ガラス基盤上等
にメツキによって形成したバンブをTABテープ側のリ
ード先端部に転写する方法が主流となっている。
に、バンブとして使用する金属の組成にも制約を受ける
という欠点がある。また特にICチップの電極部に直接
メツキしてバンブを形成しようとすれば、ICチップそ
のものがメツキ工程を通過することになって、ICチッ
プの歩留りが悪化するという問題がある。
バンブ形成方法も考えられるようになってきた0本出願
人は先に、バンブ用の素材となる金属を微細線に加工し
、この金属線を定尺切断した後、互いの間隔を隔てた状
態で溶融・凝固させ、表面張力を利用して球形状のバン
ブを得る方法について出願した(特願平1−32029
6号)。この方法で作られた球形状のバンブは、リード
先端部等に熱圧着して使用される(特願平1−2349
17号)。
をTABテープ上のリード先端部に接合するために、T
ABテープのリードのピッチと同じピッチで微細金属球
を配列しなければならない。
め、微細金属球を迅速かつ確実にリードと同一のピッチ
に配列することは極めて困難である。
特開昭60−52045号)を利用することができる。
端部に接合するには、まず位置決め板に、バンブの配列
パターンに対応する位置に微細金属球の直径よりやや大
きい穴を多数形成する。
決め板を水平方向に振動させて一つの穴に一つの金属球
を挿入してから位置決め板を傾けて不要な微細金属球を
除去する。最後にポンディングツール等によって微細金
属球をリード先端部の所定の位置に熱圧着することによ
り、バンブ付きTABテープを得ることができる。
ることにより不要な微細金属球を除去しようとしても、
微細金属球同士の接触等によって生ずる静電気などによ
って一つの穴に2個以上の微細金属球が付着する場合が
あり、確実性に欠けるという問題がある。
な装置により微細金属球を確実に所定の位置に配列する
ことができる微細金属球の配列装置及びその配列装置を
用いた微細金属球の配列方法を提供することを目的とす
るものである。
配列装置は、微細金属球の配列ピッチと同一のピッチで
且つ微細金属球の配列パターンに対応するように形成さ
れた出口と、該出口に対応して該出口のピッチより大き
いピッチで形成された入口と、前記出口と前記入口との
間に設けられた通路とを具備してなるものである。
属球の配列方法は、前記入口と対応するように同じピッ
チで区切られた凹部が形成された耐熱性基板の凹部の上
に微細金属線を張設し、該微細金属線を加熱して溶融す
ることにより、該微細金属線を切断するとともに前記凹
部内に微細金属球を形成した後、前記入口と前記凹部と
が相対するように請求項1記載の配列装置と前記耐熱性
基板とを重ね合わせることによって、微細金属球を前記
入口に挿入して前記通路を通過させることにより微細金
属球を配列することを特徴とするものである。
口に挿入し通路に沿って流下させることにより、微細金
属球は通路の出口において自動的に所定の配列位置に到
達する。微細金属球の配列ピッチが狭くて直接微細金属
球を配列することが困難な場合であっても、入口のピッ
チはこの配列ピッチよりも広いので、微細金属球をこの
通路の入口に挿入するのは容易である。
された微細金属線を加熱することにより微細金属線を各
凹部の寸法に対応した金属線片に溶断するとともに、そ
の金属線片を凹部の底部に保持し、その金属の表面張力
を利用して金属線片を球状に形成する。これを冷却し凝
固することにより各凹部毎に微細金属球が同時に形成さ
れる。
の入口のピッチと同じであるので、耐熱性基板の凹部上
に配列装置を重ね合わせて、微細金属球を配列装置の入
口に挿入して通路を通過させることにより、出口におい
て微細金属球を所定の位置に配列することができる。
つつ説明する。第1図は本発明の第1実施例である微細
金属球の配列装置の概略斜視図、第2図(a)はその配
列装置の概略上面図、同図(b)はその配列装置の概略
側面図、同図(C)はその配列装置の概略底面図、第3
図は第2図(b)におけるX−X矢視概略部分断面図で
ある。
線)を使用しており、直径が80μmの金球(微細金属
球)を配列する場合について説明する。
に正方形であり、入口14を有する上面の寸法が出口1
6を有する下面の寸法よりも大きく形成されている。入
口14は上面の周辺部に、出口16は下面の周辺部にそ
れぞれ正方形状に配置されている。入口14と出口16
とは通路18により連結されている。入口14と出口1
6の形状は長方形状であり、入口14は縦幅Aが0.8
mm、横幅Bが0.16mmであり、出口16は縦幅C
がQ;1mm、横幅りがQ、1mm、ピッチが約0.1
6mmである。出口16の間隔は微細金属球を配列する
間隔と同じに形成されている。
mとする。入口14と出口16は、第1図乃至第3図で
は説明を簡単にするために、各々−適当たり4個形成さ
れているが、実際には一辺当たり例えば約50個形成さ
れている。尚、この数はTABテープのリードの数によ
って決定されるものである。
に多数の溝を形成し、この上にカバー17を被ぶせるこ
とによって各々独立した通路にしである。これにより、
通路を容易に形成することができる0通路18の溝を形
成する一つの方法としてエツチング処理がある。配列装
置10をエツチングしやすい樹脂によって製造し、また
必要に応じて、微細金属球が滑らかに道通できるよう通
路18の内側を適当な材料でコーティングする。
ぐことができる。
ることは難しいが、0.8mmの間隔で配列することは
それほど困難なことではない、したがって、本実施例の
微細金属球の配列装置においては、予め0.8mmの間
隔で配列した微細金属球を配列装置10の入口14に挿
入すれば、微細金属球は通路18を通過しその出口にお
いて自動的に0.1mmの間隔で配列される。このよう
に本実施例の微細金属球の配列装置においては、微細金
属球を簡単に狭い配列ピッチで配列することができ、し
かも配列すべき位置に確実に一つずつ配列することがで
きるので、ICチップの電極とTABテープとを接続す
る際の歩留りが向上する。
置の概略斜視図である。第4図に示す配列装f 10
aは上面と下面が正方形の直方体であり、入口14aが
上面に、出口16aが下面に設けられ、入口14aと出
口16aは通路18aにより連結されている。入口14
a及び出口16aは円形状に形成され、その直径は、直
径80μmの微細金属球を挿入することを考慮して0.
1mm以上とする。入口14a、出口16aはそれぞれ
正方形状に配置されており、前述と同様に実際には一辺
当たり約50個配置されている。尚、配列装置10aの
入口や出口の形状は円形の他に正方形や矩形でもよい。
成してもよい。更に、配列装置10aの材質については
特に限定はなく、また配列装置10aは一体構造である
必要はない。
rom、0.16mmであり、出口16aのピッチは微
細金属球の配列パターンと同一に形成しである。また、
上面と下面との距離は、たとえば10〜20mmとする
。
その人口14aに微細金属球を挿入すれば、微細金属球
は通路18a内を通過し、その出口において自動的に0
.1mmのピッチで配列される。その他の作用・効果は
第1実施例と同様である。
について第5図乃至第7図をも参照して説明する。第5
図及び第6図は本発明の第3実施例である微細金属球の
配列方法を説明するための図である。尚、第1図乃至第
3図に示すものと同一のat能を有するものには同一の
符号を付することにより、その詳細な説明を省略する。
線から微細金属球を形成する際に使用するものである。
クス等の耐熱性材料により形成されている。
概略拡大部分正面図、同図(b)はその耐熱性基板のY
−Y矢視概略断面図、同図(c)はその耐熱性基板の2
−2矢視概略断面図である。
多数の凹部24が設けられており、その断面は第3図(
b)に示すように略半円形としである。また、耐熱性基
板22の角部には突起26が設けられており、微細金属
vA2を凹部24上に張り巡らすために用いられる。押
え治具28には突起26に対応する穴が形成されている
。耐熱性基板22の寸法等は後工程の微細金属球の配列
作業との連携を考慮して決められる。本実施例において
は、凹部24の数、幅それに配列の仕方等は、配列装置
10の入口の数、幅、配列の仕方等と同一に形成してい
る。すなわち、各凹部24は縦幅Fが0.8mm、横幅
Gが0.16mmである。
形等でもよい、ただし、その深さは製造する微細金属球
の直径より大きくなければならない。
のものである。配列基板32には配列パターンに対応す
る位置に微細金属球より少し太きい窪みが設けられてい
る、これは配列基板32上に微細金属球を配置したとき
に、微細金属球が転がって移動するのを防止するためで
ある。
に設けた突起26を利用して凹部24の上へ張設する。
ための押え治具28を被ぶせて固定し、耐熱性基板22
と押え治具28をこのまま誘電加熱炉等の高温炉に入れ
、1060℃で金線を溶融する。金線は溶融すると同時
に凹部24の間の仕切り部で溶断され、長さQ、13m
mの金線片となって凹部24の中に落下する。
な固体素材を溶融温度以上に加熱してやると、溶融状態
では、自ら球形状に変化する傾向がある。したがって、
予め得ようとする金属球と同じ質量を持った金属線片を
溶解した後、静かに冷却して凝固するだけで微細金属球
を製造することができる。
、同じ質量の微細金属球に形成される。
て冷却することにより望まれた寸法の微細金属球が得ら
れる。
ば、第6図に示すように先ず配列装置10を、耐熱性基
板22の各凹部24と配列装置10の各人口14とが合
わさるように耐熱性基板22の上に重ね、更に配列装置
10の上に微細金属球4を配列するための配列基板32
を重ねる。この状態で上下を逆にする。これにより各凹
部24の微細金属球4は配列袋210の対応する通路1
8内を通って落下し、微細金属球4が配列基板32の上
にQ、1mmのピッチで配列される。
列基板32の各配列位置に設けられた窪みの底部に微細
金属球の直径よりも小さな貫通穴を設け、配列基板32
の裏側を減圧して微細金属球を配列基板32上に吸引す
るようにしてもよい。
球を配列する工程とがそれぞれ独立していたため、製造
工程から配列工程までを連続的に行うことができず、こ
のため作業能率が悪く、コスト高になっていた。これに
対して、本実施例の微細金属球の配列方法においては、
微細金属線の切断工程、金rX線片の溶融工程それに微
細金属球の配列工程を連続的に行うことができるので、
作業効率の向上と量産性の向上を図ることができる。
することができるので、歩留りを向上させることができ
る。
場合について説明したが、配列装置は第2実施例のもの
であってもよい。
な装置により狭いピッチの所定位置に配列することがで
き、しかも配列位置には確実に一つの金属球を配置させ
ることができるのて、ICチップの電極とTABリード
との接続工程において歩留りが向上する微細金属球の配
列装置を提供することができる。
列工程とを互いに関連させたことにより、製造工程から
配列工程までの間が簡略化されるので、作業能率の向上
とコストの削減を図り、量産性を向上させることができ
る微細金属球の配列方法を提供することができる。
置の概略斜視図、第2図(a)はその配列装置の概略上
面図、同図(b)はその配列装置の概略側面図、同図(
C)はその配列装置の概略底面図、第3図は第2図(b
)におけるx−X矢視概略部分断面図、第4図は本発明
の第2実施例である微細金属球の配列装置の概略斜視図
、第5図及び第6図は本発明の第3実施例である微細金
属球の配列方法を説明するための図、第7図(a)は本
実施例において使用する耐熱性基板の概略拡大部分正面
図、同図(b)はその耐熱性基板のY−Y矢視概略断面
図、同図(C)はその耐熱性基板の2−2矢視概略断面
図である。 2・・・微細金属線、4・・・微細金属球、10・・・
配列装置、14・・・入口、16・・・出口、17・3
.カバー 1811、通路、22・・・耐熱性基板、24・・・凹
部、26・・・突起、 28・・・押え治具、32・・、配列基板。
Claims (2)
- (1)微細金属球の配列ピッチと同一のピッチで且つ微
細金属球の配列パターンに対応するように形成された出
口と、該出口に対応して該出口のピッチより大きいピッ
チで形成された入口と、前記出口と前記入口との間に設
けられた通路とを具備してなる微細金属球の配列装置。 - (2)前記入口と対応するように同じピッチで区切られ
た凹部が形成された耐熱性基板の凹部の上に微細金属線
を張設し、該微細金属線を加熱して溶融することにより
、該微細金属線を切断するとともに前記凹部内に微細金
属球を形成した後、前記入口と前記凹部とが相対するよ
うに請求項1記載の配列装置と前記耐熱性基板とを重ね
合わせることによって、微細金属球を前記入口に挿入し
て前記通路を通過させることにより微細金属球を配列す
ることを特徴とする微細金属球の配列方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19949290A JPH0719799B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 微細金属球の配列装置及びその配列装置を用いた微細金属球の配列方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19949290A JPH0719799B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 微細金属球の配列装置及びその配列装置を用いた微細金属球の配列方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485840A true JPH0485840A (ja) | 1992-03-18 |
JPH0719799B2 JPH0719799B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=16408716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19949290A Expired - Lifetime JPH0719799B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 微細金属球の配列装置及びその配列装置を用いた微細金属球の配列方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719799B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5968589A (en) * | 1996-01-29 | 1999-10-19 | Nec Corporation | Method for manufacturing wiring pattern board |
-
1990
- 1990-07-26 JP JP19949290A patent/JPH0719799B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5968589A (en) * | 1996-01-29 | 1999-10-19 | Nec Corporation | Method for manufacturing wiring pattern board |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0719799B2 (ja) | 1995-03-06 |
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