JPH0485580A - ホログラム記録担体及びホログラムの形成方法 - Google Patents

ホログラム記録担体及びホログラムの形成方法

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JPH0485580A
JPH0485580A JP19899990A JP19899990A JPH0485580A JP H0485580 A JPH0485580 A JP H0485580A JP 19899990 A JP19899990 A JP 19899990A JP 19899990 A JP19899990 A JP 19899990A JP H0485580 A JPH0485580 A JP H0485580A
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hologram
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solvent
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JP19899990A
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Yasuo Yamagishi
康男 山岸
Takeshi Ishizuka
剛 石塚
Yoko Kuramitsu
倉光 庸子
Shoji Shiba
昭二 芝
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 体積位相型ホDグラトを作製するたy)のホ1“1グラ
ノ、記録担体に関[25、 軽量・安価な基板を使用でき、耐環境性等にすぐれて゛
いるホログラムを形成”シることのできるホログラム記
録担体を提供することを目的2゜し2、熱可塑性樹脂か
らなる基板と該基板によ−、て支承された水不溶性ポリ
マーを基材樹脂とする光に対して活性な記、録担体膜と
の中間に、前記水不溶性ポリマーに対して良溶媒として
作用する溶剤に対して実質的に膨潤性を有しない材料か
らなる透明な中間層が介在せしめられているよ・うに構
成″4る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は体積位相型ホログラノ・の製造方法に関し、さ
らに詳しく述べると、体積位相型ホログラムを作’HV
4るた島のホログラム記録担体、==i’;(、、、て
このようなホログラム記録担体を使用1.7、”C゛体
檀位相型ホログラムを形成する方法1.関4る。7本発
明によると、軽量・安価で割れ15、くいプラスチック
基板を使用できるばかりでなく、耐環境性等1.””、
、 ”q−ぐれでいるホログラムを形成できるので、光
学素子としての応用範囲の著し2い拡大をはかる5″、
とができる。
〔従来の技術〕
ホ11グラフィーは、レーザー光のような]゛渉外の良
い光を物体に照射し、その光の振幅と位相を物体の形状
に応じて変調させ、反射または透過(7、た光の干渉縞
をホログラノ・とじで記録し、また、そのホログラムに
再び光を照射して元の物体の光学像を再生する新しい写
真技術′Cある。さらに最近では、ホログラムは記録写
真としてだけでなく、種々の光学部品の機能を−・枚の
ホログラム膜に集約できることから、高機能、ニー1シ
パクトな光学部品(HOE ; Holographi
e [)ptical E1en+ent)とじての用
途も拡がりつつある33 ホログラムには、媒体の濃淡により光を回折させるもの
(振幅型)と、光の位相変調によって回折させるもの(
位相型)の2タイプがあるが、振幅型は回折効率が最大
でも4%と低いた?l)、立体デイスプレーや1〜10
F〕には専ら位相型が用いられている。位相型ホログラ
ムも太き(分けで2種類あり、フォトレジストのように
表面の凹凸で光を回折させるもの(凹凸型)と、重クロ
ム酸ゼラチンやポリビニルカルバゾール(PVCz>系
材料のように担体材料内部の屈折率分布によ−、で光を
回折させるもの(屈折率分布型)とがある。前者は、凹
凸を転写した金型を用いて大量の複製が可能であるが、
ホログラムが厚い場合や干渉縞が基板に対して傾いてい
る場合には金型の引き抜きが出来ない。このため、量産
性は良いが応用範囲が限定される。一方、屈折率分布型
は、厚いものや縞が基板にほぼ平行な反射型ホログラム
(リップマン型)へも適用可能であり、応用範囲が広い
。屈折率分布型の材料としては従来より漂白銀塩や重ク
ロl、酸ゼラチン材料が知られていたが、最近、ポリビ
ニルカルバゾール(PVCZ)をベースとする、回折効
率が高く耐湿性、耐熱性、耐光性などの耐環境性のよい
屈折率分布型ホログラム材料が開発されつつあるo P
VCzホログラムの製造方法2−[2ては、■PVCz
マ) IJクス中に反応開始剤や増感色素等を含む感光
性の記録担体膜を形成し、■干渉露光により潜像を形成
した後、■PVCzに対し2て膨潤性を有する第一の溶
媒(良溶媒)に浸漬し2引き上げてから、■PVCzに
対しては貧溶媒として作用しか′)膨潤性溶媒とは相溶
性のある第一。の溶媒(収縮液)に浸漬する方法が知ら
れでいる(特開昭53−15153号公報参照)。また
、本発明者らは、より均一なホログラムを得るべく、低
沸点の良溶媒と高沸点の貧溶媒の混合液で膨潤させてか
ら記録担体を弓き上げ、良溶媒を先に気化させて膜中の
溶剤を貧溶媒化するという、上記工程■及び■を同時に
行う−・液現像プロセスを発明しすでに特許出願した(
特願平1−180585号)。いずれにしろ、貧溶媒化
される際、膜が急速に収縮し、露光部(光が強め合、9
、た部分)と未露光部(光が弱め合。穴部分)とで、屈
折率に差を生じ−でホログラムとなるものであり、この
考え力は、水でゼラチンを膨潤さ1」・てからイソプロ
ピルア)pv−ル(rPA)で貧′溶媒化し、て現像す
るという重クロム酸ゼラチンの考、大刀を踏襲し、、た
ものである。
〔発明が解決ty Jうとする課題J ポリビニルカルバゾール(PVC2)系材料は、それを
ホログラム記録材料として用いた場合、十記のようにす
ぐれた効果を奏することができる。し7かし、PVCz
 ホログラムは、他力において、軽量・安価で割れにく
いプラスチック基板を使用憚るのが1111 L、いと
いう問題がある。これは、PVCzは疎水性であるから
lり1′lム酸ゼラチンホログラムに比較して耐温性に
優れるが、重クロム酸ゼラチンは水で膨潤処理できるの
に対しPVCzでは廟機、溶剤で膨潤処理する必要があ
るためである。一般に、ポリマーに膨潤性を付与するに
は分子量を高♂〕る必要があり、ホログラムに適用可能
な分子量50万以1−σ)P V C,’ zを膨潤処
理するには、疎水性ポリマー1、′61し7て溶解性の
強い溶剤(トルJ゛/・、キシレ・ンなど)を使用−4
る必要がある1、ホ11グラノ・基板は膨潤処理の際j
、□゛光学的な担像を受(仁ζ、はt冗”)ないが、透
明プラスザック板として通常使用3゛\れζ“いるポリ
メチルメタクリレ−) (P !、l M A )やポ
リス−1′12・パ/′などの多くは、膨潤処理のとき
溶解したり溶剤グ、?ツクが生じT透明性が低下4るた
め、1ハlI”、z ;h oグラト用とし2て使用ひ
きない3、高分子101101)Pやポリニスプル、ポ
リカーボネー・−1・等のなか(、二は膨潤処理で光学
的な担像を受けないものもあるが、ホ11グラト1が現
像できなか1.たり、現像で・き−ごもガラス基板1ご
比較I、て回折効率が極端1.低、いとい′)問題があ
る1、 本発明の目的は、しまたが、バ、軒や・素価な基板を使
用で・・き、耐環境性智に4ぐれで、へいる本口グラl
、を形成するご6とのて゛きるホログラム記録材料を提
供づる5二と、及びこのようなホログラ1.記録担体を
使用1.た体積位相型ホr7グラノ、の形成25法を提
供するこきの2−)にある1、 〔課題を解決するた?lxの手段1 本発明者らは、上記した課題を解決すべく鋭意研究の結
果、プラスチック基板と疎水性ポリチーからなるホログ
ラム記録担体膜との間に、ホログラム記録材料の膨潤処
理に使用する溶媒に対し、2”と不溶な材料からなる中
間膜を形成することで、軽量・安価な基板を使用でき、
耐環境性にも優れる屈折率゛分布型ホログラムを提供で
きることを見い出した。
本発明は、七の1つの面において、体積位相型ホログラ
ムを作製するたtのホログラム記録担体であって、熱可
塑性樹脂からなる基板と該基板によって支承された水不
溶性ポリマーを基材樹脂とする光に対して活性な記録担
体膜との中間に、前記水不溶性ポリマーに対して良溶媒
としてイり用する溶剤に対し2て実質的に膨潤性を有し
ない材料からなる透明な中間層が介在せしめられている
ことを特徴とするホログラム記録材料にある。
本発明によるホログラム記録担体において、基板とし7
て用いられる熱可塑性樹脂は、それがホログラノの形成
に悪影響を及ぼさない限り、・イメージングの分野等で
基板とし2て一般的に゛用い・られt”いるものである
ことができる。適当な熱i、i’]塑性樹脂とし578
、例えば、ポリアクリレ・−暑・(ポリメタクリレート
を含む)、例ズばP M M Aなど、ポリス・fL/
ン、ポリコニステル、ポリカーボネート・、その他をあ
げることができる。基板のりさもff意1.″変史可能
である。
基板の表面に施されるべき中間層は−7その基板に塗礼
等i:: Jって適用口」能な種々の材料から橋成する
ことができる。適当な中間層材料とt、、、i−(:’
、例えば、酸化珪素(S102)、酸化インジウノ・、
酸化鉛、弗化マグネシウムといった透明な無機物、ポリ
ビニルアノIど〕−・ル(P〜[八〉やポリビニルヒo
 r) yン(PVP) 、、カルボキシメチルセルロ
ース((で札)などの水溶性ポリ7−1七の他がある。
1 無機材利中間層の形成力法としマは、蒸析Hバ)スパッ
タ法とい、た真空中で行うh法もあるが、コ℃フイダル
シリ力やコロイダルフッ化マグネシウムとい3.た無機
超微粒子の分散液をスピンr −1・やデイツプコート
法で形成する方法は安価で製造性が良いので好適な方法
である3、コロイドを塗布する場合、コロイド粒子を結
着する目的で分散液中にガラスレジン((CH3) 4
−3l (DH)。、n ” 1〜4、の混合物)を混
合すると良い。なお、ガラスレジンはそれ自体でも中間
層となり得る。
PCA −!’PVP 、 CFは、それ自体テ塗布可
能な中間層材料になり得るか−・般にこれらの水溶性ポ
リマーは基板やホログラム材料に対する接着性が劣る。
これら水溶性ポリマー・に、ラジカル重合可能な、例え
ば多官能アクリレートを分散することで、基板やホログ
ラム層との接着性に優れる中間層を形成できる。なお多
官能アクリレート等は網目状に架橋すると有機溶剤に対
して膨潤しにくくなるので多官能化合物のみの重合物も
中間層として使用できる。
中間層の膜厚は任意に変更可能であり、但し、プラスチ
ック基板への膨潤処理液の浸入に対するバリヤーとして
の効果が得られれば4・分でありかつ光学的特性の低ド
を防止する面からも、ことさら厚くする必要はない。本
発明者らの知見から、中間層の膜厚は約0.1〜10−
であることが好」しい。
また、基材樹脂として用いられる水不溶性ポリマーは、
この技術分野において−・般的に用いられているもの、
例えば特開昭53−45153号公報に記載される各種
の水不溶性ポリマーのなかから任意に選択し2て使用す
ることができる。このような水不溶性ポリマーとしては
、なかんずく、繰り返し単位としてカルバゾール環を含
むものが、高い回折効率を期待できるので好ましい。こ
のようなポリマーとしては、例えば、ポリビニルカルバ
ゾールの他に、ビニルカルバゾール−スチレン共重合体
、ビニルカルバゾール−塩化ビニリデン共重合体、ビニ
ルカルバゾール−アクリレート共重合体、ビニル力ルバ
ゾールービ;ルビリジン共重合体、ハロゲン置換ポリビ
ニルカルバゾール、ニトロ化ポリビニルカルバゾールな
どをあげるごとができる。
これらのポリマーの分子量は、少なくとも10万以上、
好ましくは50万以上が必要である。また、これらのポ
リマーに膜質改善のたl)他のボ1.l−J +−を添
加することもできる。これらのポリマーは、もちろん、
単独で使用してもよく、2種以上を混合して使用しても
よい。
また、ポリマーだけでは、一般にレーザー光に対して感
光性を有しないかもし、くは有しているとしても極狛で
小さいた杓、反応開始剤や増感色素などの添加剤が必要
である。反応開始剤としては、ベンゾフェノンやジェト
キシアセトフェノンなどのケトン類;1.1’ ・4,
4′テトラ(t−プチルパーメキシ力ルボ;ル)ベンゾ
フェノン(BTTB)、t−ブチルパーオキシアセテー
ト、ジ−t−ブチルシバ−オキシイソフタレート、2.
2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、2.5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサノ
、t−ブチルハイドロバーオキづイド、メチルエチルケ
トンパーオキサイドなどの有機過酸化物;アゾキンスチ
レン、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ化合物;
ヨードホルム、四状化炭素、四臭化炭素などの多ハロゲ
ン化合物;アレンtat体、クロロメチルトリアジン、
フェニルクリシンなどが挙げられる。増感色素は、光源
ひあるレーザの発光波長に合わせて適宜選択し、添加さ
れる。適当な光増感色素としては、例えば、今トクマリ
ン系色素、クマリン系色素、チオキシンテン系色素、チ
オピリリウム系色素、クリスタルバイオレットやチオフ
ラビンなどの塩基性染料、チオフバレン系化合物、テト
ラフェニルナフタセンなどの縮合多環芳香族化合物など
が挙げられる。
また、可視光記録を行う場合、沃素化合物に対してはテ
トラフェニルナフタセンなどの多理芳番族化合物が、有
機過酸化物に対してはチオピリリウム塩が増感色素とし
て好適である。もちろん、これら以外の反応開始剤や増
感色素も適宜使用″4ることができる。反応開始剤と増
感色素の組み合わせは、例えば、「光機能性高分子の合
成と応用(CMC社、R&D Report  Nα5
6 p88〜96) Jなどに詳しく記載されており、
これらの組み合わせを適用することができる。
上記した記録担体材料は、適宜混合し、溶媒に溶解した
後、デイツプコータ、スピンコータ、口−ルー1−タ゛
、バー・コ〜・−夕などの任意の常用な塗布装置を用い
て中間層よ、に塗布4′る。像2布され六゛豚1は、表
出iが平泗・で均質である必要がある。このJうに1.
”で2、ゲラステック基板と記録担体膜との旧に中間バ
リヤー層を介る−・ゼしめた本発明のホログラム記録お
)体を得る5、とができる。
本発明は、そのもう1つの而において、体積イ)ン相型
ポl:′lグラノ、を熱可塑性樹脂からなる基板」−1
1、形成する1J当、7□′、 上記ホログラム記録担体、すなわち、熱iHJ塑性樹脂
からなる基板と該基板によっで支承されt:水不溶性ポ
リ“マーを基材樹脂と4る光、に対し、て活性な記録担
体膜との中間に、前記水不溶性ポリマーに対し、て良溶
媒どし2で作用する溶剤に対し5て実質的に膨潤性を有
1.ない材料からなる透明な中間層が介在ぜし?)られ
てなるホログラム記録担体を光の干渉パター・ンオ露出
し7でホI」グラムの潜像を形成(2、イ 11.て゛ 上記の汗うにし5て潜像を示2成された記録担体をその
記録担体の水不溶性ポリマーに対しズ良溶媒と1.、 
T’ (’ll用心溶剤を含む膨潤処理液で処理[2で
特鴫イ己潜像を現像する、:、、、 (’−1、を特徴
2する体積位相ハ”1ホ1λグシj・を形成する方法j
、パ沙)る9、 この本発明刃状の実施j、丁当−8,では、J−記のよ
うi:’、’、’、 L、、てホログラム記録拐体を形
成(、た後、ホtlffグラノ・。の潜像を形成−4Z
)だと〕、形成された記録担体の膜4尤の一七渉パター
ンに露出する。露光は、例りば二′光束]−渉露光装置
などを用いで、任意の常用の:j、1法に従って朽うご
とができる。ごの1−渉露光の紀浦、へ11渉パターン
に対応した分子量分布、すなわちポ1−1グラム潜像が
記録担体膜内j、影形成才′jる。( 次に、′、の分子量分布に1.たが−、たホ1λグラノ
、潜像を現像するのであるが、七の前に、ホl1lil
グシノ3、露光の乾板を基材樹脂とし2ての水不溶性ポ
リマー(ご対し、て適度な溶解性を持−7、)溶媒で処
理シ、°ζ−反応開始剤や増感色素等の添加剤を除去す
る(脱色処理)、、この脱色処理」:程で゛脱色液と[
5て使用″4る溶Kcl:1.。7°ては、例えば、ベ
ンゼン、トル3ン、キシレン、りWi’l Dベンゼン
、ジクロロベンゼン、ジクロロメタン、]22〜ジク1
70Jタン、テトラヒドロフラン、アセトン、メグルア
ルーコール、ユチルアルニノール、ブチルアル ルコール、インフL]ヒルアル°ノールナとカh ’)
、単独または混合し2で使用できる。
現像は、二液現像の場合、2種類の特性の異なる溶剤で
処理しで行う。まず、例えばベンゼン、l・ルユン、キ
シレ・二/、メシチレ・ン゛、クロT.iiベンセ゛ン
、ジクロτ】ベンゼン、クメンなどまたは七の混合物等
の、水不溶性ポリマーを膨潤ゼし2め得る溶解性を持っ
た良溶媒である第1の溶剤ご゛処理1,2膜を膨潤させ
る、、次いで、膨潤後の膜を例,λばべ〉′タン、へ片
ツ・ン、ヘプタン、メクタン、シフD ll”A。
キサン、アセトン、メチルアル」−ル、エザルアル」−
ル、ブチルアル」−ル、フロビルアルニ1−・ル、イソ
ブ工1ピルアルコール、酢酸メチル、!’i酸エチル等
の、水不溶性ボリー〆一の貧溶媒である第2の溶剤で処
理°4ることにより、露光パターンに従った屈払率変化
を発生させる。このような2段・・階現像で位相型のポ
τ,1グラムが形成できる。
また、低沸点の良溶媒と高沸点の貧溶媒との混合液を用
いることで一回の処理で現像を完了することもできる(
−液現像)。1なわち、水不溶性ポリマー・に対する良
溶媒と貧溶媒の混合液で露光したポリマーの膜を膨潤さ
せる。膨潤の度合は良溶媒及び貧溶媒の種類や組成比、
溶媒の温度で調整できる。この液で膜の膨潤後、基板を
ゆー.くり引き」、げろ6,良溶媒とじて沸点の低いも
のを用いると、先に良溶媒が気化して貧溶媒が残留し2
、カルバシー・ル環を含む重合体が析畠し2て貧溶媒と
分離する.、!F:の後、貧溶媒が気化した後が空隙と
なってホログラムが形成される。現像液に使用する低沸
点良溶媒とし2ては、例えば、ジクロロメタン、クロロ
ポルム、四塩化炭素、1.2−ジクし’l T’llコ
タン、1.2−・ジク1」戸エチレン、トリクロロゴチ
し・ン、ベン′ゼン、テトラヒドロフラン、テトラヒド
ロフランなどがあり、単独または混合し,″i7使用で
きる。高沸点貧溶媒としては、例えば、ヘプタン、オク
タン、ノナン、デカンなどのバラフィン系炭化水素やゾ
・j−ル)□ル、J−・ル、プI−2ピル、r′ル二1
−ル、イソプY−1ピル〕゛ル:I−ルなとの°〕′ル
1−ル類があり9、これらの溶媒も単独または混合j、
パ゛使用できる。
先に述べた脱色処理を現像前に行うのが好′t’;−L
iいが、これを省略j、ハ□゛もホログラノ、は作製ζ
:“きる。
、τ、の場合、光反応聞始剤や増感色素の除去は現像時
に同時に行わtl、るXm、?にな/′10ごこ”コピ
1光反応開始剤や増感色素が脱色処理や現像処理イニ容
v、1、除去されl’、I:ければ透明なホ1−1グフ
ムを拐ることかできない3、 :“作 用〕 従来のポoグラム記録担体゛テ・;そ・の基板(+(、
−(−、、ポリカーボネー トや高分子・量PMMAを
用いた場合、上記したように、膨潤処理で光学的な損傷
を受けないにもかかわらず良好なホ11グラムが得られ
ないが1、その原因は次の、にうに考ジられる:ホDグ
ラノ、記録担体は膨潤状態から一気に貧溶媒化され担体
ポリマーが再沈iI:するが1、゛のとき沈澱粒子・間
に隙間が生じ屈折率が低ド″4る、3隙間の多寡は膨潤
の程度に依存し1、膨潤の程度j、11.露光量に依存
するたy)、干渉露光1:6.上、、”(形成され六潜
像が屈折率分布としハ□現像さt1汐′11、(2かI
、1、貧溶媒化の進行が遅いと−1−分な隙間が形成、
2トれない。
また、 旦隙肘lが形成され1.・パ後、再度丘溶媒が
進入するコー隙間が潰れ“こj2ま・5.PMMAやポ
リ力・ボネートなぎの熱可塑性ポリマーは膨潤ダ1.理
液j、−よ、て−溶解I、5ないまこ5も膨潤i、、、
、 −C1,、、、t、−うため5.これらを基板と1
.2で用いると基板自体が良溶媒を含んでし。、まう。
このため、担体ポリマーが貧溶媒化される際に基板から
担体ポリマーへR溶媒が滲ろB、1し、ゼ・1体ポリマ
ー・の貧溶媒什を遅らゼたり、−・旦形成された隙間を
潰し、5てし2まう1、ご0)ため、良好なホL1グラ
ムが形成できないものと考えられる。
本発明は、プラスチック基板とホログラノ、記録担体膜
の間に担体ポリマーを膨潤処理する溶媒によっても実用
4′、膨潤しない梢料からなる中間バリヤー層を形成す
ることにより、プラスチック基板の膨潤を防止し、ホ1
1グラノ・の製造を可能なら[。
めるものである。
〔実施例〕
以下、本発明にJるホログラム記録担体膜び体積位相型
ホログラノの形成方法をいくつかの実施例を1照しなが
ら説明する、2 実施例1 市tのビスフェノールA型の熱可塑性ポリカーボネート
基板(80X80mn+、厚さ2 mffI) l:、
ポリビニルアルコール(PVA)の3重量%水溶iをス
ビン−:+ −1=法で塗布し乾燥膜厚が約061μの
F’ V A膜を形成I21、た。また、比較に用いる
ため、PVA膜を形成し、ない基板も用意しまた。次に
、1′!!平均分子量が75力゛のpvt″:z7gと
、同分子13力のビスフェノールΔlボリカーボネー・
ト0,2gを、テトラヒドロフランと七ツクC1ロベン
ゼンの等量混合t92gに溶解し、感光剤としてa−・
ドポルム0.7gとテ)・・ラフェ、;\ルナフクセン
0.14gを加えて塗液とし5、スピンフート法で各々
の基板」二に塗布し5て膜厚6與の感光膜を形成しまた
。この感光板を、同一シイドからくる2光東のAr レ
ーザ光(5]、5r++n)により露光量50mJ/c
イで干渉露光し2.2000本/順の透過型ホ11グラ
ムを露光した。次いで、4シレンとイソブX7パノー・
・ルの混合液で感光剤を除去し1(脱色)、風乾した1
1次に、トルエ〉2(]石中量とキシレン80重!%の
混合液で1分間膨潤処理[また後、ペンタンに浸漬し2
て現像しまた。Jの結果、基板、jに1”VA膜−を形
成(2,たもので゛はl(e −N e L・−・ザ再
生で回拓効率80%の良好なホログラノ・が得られたが
、ポリカーボネート基板に直接感光膜を形成したもので
は20%以下の回折効率しか得られなかった。
実施例2 (第1図参照) 分子!10万のポリビー゛−ルビT3リドン3g、)リ
ス(アクリロイルツキシュチル)イソシアヌレ〜)3g
、およびベンゾフェノン0.06gを、水−エタノール
混合液100 gに溶解し2、ポリスチl/ンの板(実
施例1のポリカーボネート・基板と同サイズ)1の両面
に、デイツプコート法で約INl塗布した後、紫外線を
照射し2で膜を硬化させた。中間層2が形成された。引
き続いて、中間層2を形成した基板と形成していない基
板(対照)のそれぞれに前記実施例1と同じ塗液3を第
1図(A)のようにスピンコードして膜厚10g11の
感光膜4を形成したく第1図(B)を参照)。この感光
板を、第1図(C)のように、両サイドからくる2光東
のAr レーザ光(515nm)により露光量50mJ
/cffIで干渉露光し、反射型ホログラムを露光した
。引き続いて、第1図(D)のように、前記実施例1同
様に脱色液5中に浸漬して脱色した。次いで、第1図(
E)のように、ジクロロメタン68重量%、IPA11
重量%、オクタン21重量%からなる現像液6に30秒
間浸漬した後ゆっくり引上げて現像した。
第1図(F)のように、ホログラム膜7が得られた。こ
こで、中間膜を形成した基板ではピーク波長において回
折効率90%の反射型ホログラムが得られたが、ポリス
チレン基板に直接感光膜を形成したものではホログラム
が作製できなかった。
実施例3 メタノ°−ルにC1L5I(叶)3とSi(叶)、を1
;2の比で溶解し、実施例1のポリカーボネート板に浸
漬塗布後100℃で2時間加熱処理して、厚さ0.2脚
の中間層を形成した。この基板上に実施例2と同様に感
光剤の塗布、露光及び現像を施した。この結果、回折効
率90%の反射型ホログラムが得られた。
実施例4 コロイド状弗化マグネシウムと多官能シラノールとを含
むメタノール溶液をポリカーボネート板に浸漬塗布後1
00℃で1時間加熱処理して厚さ0.1i!Inの中間
層を形成した。この基板上に実施例1と同様に感光剤の
塗布、露光及び現像を施した。
この結果、回折効率80%の透過型ホログラムが得られ
た。なお、弗化マグネシウムを含む膜は、基板裏面にも
形成され、この層は屈折率が1.41と低いため反射防
止膜としての効果もあった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、光学特性や耐環境性に優れるポリビニ
ルカルバゾールに代表されるような水不溶性の体積位相
ホログラムを、軽量・安価で割れにくいプラスチック基
板上に形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(F)は、それぞれ、本発明によるホロ
グラムの形成方法を順を追って示した断面図である。 図中、1は基板、2は中間層、3は塗液、4は感光膜、
5は脱色液、6は現像液、モして7はポログラム膜であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、体積位相型ホログラムを作製するためのホログラム
    記録担体であって、熱可塑性樹脂からなる基板と該基板
    によって支承された水不溶性ポリマーを基材樹脂とする
    光に対して活性な記録担体膜との中間に、前記水不溶性
    ポリマーに対して良溶媒として作用する溶剤に対して実
    質的に膨潤性を有しない材料からなる透明な中間層が介
    在せしめられていることを特徴とするホログラム記録担
    体。 2、前記基材樹脂としての水不溶性ポリマーが繰り返し
    単位としてカルバゾール環を含むポリマーであることを
    特徴とする請求項1に記載のホログラム記録担体。 3、前記基板を構成する熱可塑性樹脂がポリアクリレー
    ト、ポリスチレン、ポリエステル又はポリカーボネート
    であることを特徴とする請求項1に記載のホログラム記
    録担体。 4、前記中間層を構成する材料が次の珪素化合物の硬化
    物又は次の珪素化合物とコロイド状金属酸化物の混合物
    : (CH_3)_4_−_nSi(OH)_n(式中のn
    は1〜4である)であることを特徴とする請求項1に記
    載のホログラム記録担体。 5、前記中間層を構成する材料が、水可溶性ポリマーと
    多官能化合物の混合物であることを特徴とする請求項1
    に記載のホログラム記録担体。 6、体積位相型ホログラムを熱可塑性樹脂からなる基板
    上に形成するに当って、 請求項1に記載のホログラム記録担体を光の干渉パター
    ンに露出してホログラムの潜像を形成し、そして 上記のようにして潜像を形成された記録担体をその記録
    担体の基材樹脂としての水不溶性ポリマーに対して良溶
    媒として作用する溶剤を含む膨潤処理液で処理して前記
    潜像を現像すること、を特徴とする体積位相型ホログラ
    ムを形成する方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0738929A2 (en) * 1995-04-19 1996-10-23 Mitsubishi Chemical Corporation Photopolymerizable sensitive material

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0738929A2 (en) * 1995-04-19 1996-10-23 Mitsubishi Chemical Corporation Photopolymerizable sensitive material
EP0738929A3 (en) * 1995-04-19 1997-10-01 Mitsubishi Chem Corp Light-curing and photosensitive material

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