JPH0485328A - ポリイミドイルアミジンとその製造法及び用途 - Google Patents

ポリイミドイルアミジンとその製造法及び用途

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JPH0485328A
JPH0485328A JP19912690A JP19912690A JPH0485328A JP H0485328 A JPH0485328 A JP H0485328A JP 19912690 A JP19912690 A JP 19912690A JP 19912690 A JP19912690 A JP 19912690A JP H0485328 A JPH0485328 A JP H0485328A
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JP
Japan
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rfo
general formula
molecular weight
group
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Application number
JP19912690A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Fukui
福井 弘行
Masanori Ikeda
正紀 池田
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、パーフルオロポリエーテル鎖を有する高分子
量のポリイミドイルアミジン(以下、PIAと略記する
)およびその製造法と用途に関するものである。
さらに詳しくは、本発明は; (i)パーフルオロポリエーテル鎖を有する高分子量P
IA。
(ii)PIAの製造法および、 (iii)パーフルオロポリエーテル鎖を有する高分子
量ポリトリアジン(以後、PTRと略記する)、(iv
)高分子量PIAよりのPTRの製造法、及び、 (v)PTRよりなる、パーフルオロポリエーテルに対
する粘度調節剤に関するものである。
本発明で得られる高分子量PIAは、イミドイルアミジ
ン基の反応性を利用して、各種の機能性ポリマーに誘導
することができる。そのポリマーは、従来の低分子量P
IAからの誘導品になL)高分子量に由来する数多くの
特性を有しており、産業上極めて有用な材料である。
例えば、本発明による高分子量PTAからは、容易に各
種の高安定性の高分子量ポリトリアジンが構成される。
このポリトリアジンの中でも、特に分子量が高いものは
固体状物質であり、イし学的に安定な新規構造材として
有用である。
また、高分子量のポリトリアジンは、高温でも充分な粘
度を示すので、パーフルオロポリエーテルよりなるフン
素系オイルあるいはフ・ン素系グリースの粘度a1節剤
として、とくに有用である。
(従来の技術) 本発明で得られるPIAは、一般式CII)で表される
二官能性パーフルオロポリエーテル(以後、Rfo(C
N)zと略記する)より詳細なメカニズム【ま不明であ
るが、基本的には、(1)式および(2)式で表される
素反応によって形成される、イミドイルアミジン基によ
り連結されたものと考えられる。
アミジン基 イミドイルアミジン基 従来、二官能性パーフルオロポリエーテルからのPIA
の合成法は、各種報告されているが、これまでに重量平
均分子量が3X10’以上、あるいは、固有粘度が0.
 10dl/g以上の高分子量のPIAを合成した例は
知られていない。
例えば、従来のパーフルオロポリエーテル鎖を有するP
IAの製造法としては、米国特許第4242.498号
明細書やインダストリアル・エンジニアリング・ケミス
トリー;プロダクト・リサーチ・デプロープメント、、
ii、p694(1981)に示されているようなアン
モニアのりフラフクス 条件下でRf’o(CN)z  (以後、RVoはF3 + CFCF、O+単位を主要構成成分とする二価の米
国特許第4.434,106号明細書やジャーナル・オ
ブ・ポリマー・サイエンス;ポリマー・レター・エデイ
ジョン、20.p467(1982)に示されている下
記(4)、(5)、(6)および(7)(■) [) のようにして、逐次的に分子量を増加させる方法が知ら
れている。
しかしながら、(3)式の方法は、再現性が悪く、また
、高重合が困難なので実用性に乏しい。例えば、(3)
式の方法で得られたPIAは、流動性の粘性ポリマー状
であり、その固有粘度としては0゜095d1/gが最
高である。また、当該PIAをトリフルオロ酢酸無水物
で処理して、ポリトリアジンとしたものも、流動性の粘
性ポリマーであり、最高分子量は重量平均分子量として
2.8×104程度のものであり、その固有粘度は0.
ILa/gでしかない。
また、(4)、(5)、(6)および(7)式の方法は
、高重合体を得ようとすると、多段の反応を繰返さなけ
れしVノ ばならず、操作が非常に繁雑である。さらに、重合度が
高いPIAを製造しようとした場合には、各ステップに
おいて完全に予定通りの反応を実現するのが困難であり
、また、各ステップにおける目的高重合体の単離、精製
も事実上不可能なので、実用的な方法とは言えない。
事実、この方法で製造されている最高の分子量のPIA
は、(Vl)弐の構造のポリマーで重合度Pが8のもの
(分子量が約1.4XIO’)でしかない。
以上のようにして製造されるPIAは、下記(8)式; 〔ただし、Rf’ はパーフルオロアルキル鎖又は、パ
ーフルオロエーテル鎖を表す。
Xはフン素原子、塩素原子あるいは臭素原子を表す。〕
に示すように、酸無水物や酸ハロゲン化物との反応によ
り閉環して、安定なトリアジン環で結合されたポリトリ
アジンに誘導できることが知られている。
しかしながら、従来得られていた固有粘度が0゜10d
1/g以下の低分子量のパーフルオロポリエーテル鎖を
有するPIAから誘導されるポリトリアジン(PTR)
は、分子量が低いため流動性の粘性ポリマー状の物質な
ので、それ自身では有用性が低く、これまで実用的な用
途は見出されていなかった。
〔発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来のパーフルオロポリエーテル鎖を有
するPIAの合成法は、操作が繁雑であるし、生成した
PIAの分子量も低いので、高分子原料としての有用性
も限られている。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者は、高分量のパーフルオロポリエーテ
ル鎖を有するPIAの実用的な製造法を開発すべく鋭意
検討したところ、特定の方法により、従来得られていな
かった高分子量のPTAを得ることができた。
また、前記PIAより簡単な操作により高分子量PTR
が合成される。この高分量PTRは、従来の低分子量P
TRとは異なる多(の優れた特性を有しており、例えば
、フッ素系オイルやフッ素系グリースの粘度調節剤とし
て有用であることが確認された。
すなわち、本発明は; ■ 一般式〔I〕で表される繰返し単位よりなる固有粘
度が0.12dl/g 〜0.60a/gの範囲内であ
るポリイミドイルアミジン。
(ただし、Rfoは、数平均分子量が約1×lO3〜5
X10’の範囲であり; −(RfOi→CF富ChChOhHCFzChOhH
CFt O←cclF2Lで表される二価のパーフルオ
ロポリエーテル鎖である。
a、bおよびCは、ゼロ又は正の整数を表しa+b+c
の値は2から300の間にある。
Rfは、炭素数2〜20のパーフルオロアルキレン基、
又は炭素数4〜20のパーフルオロエーテル構造の二価
基を表す。
dは、ゼロ又は1である。
lは、l又は2である。
また、(Rfo) 、(CFICFICF、O)、(C
hChO)および(Ch)で表されるユニットの配列は
任意に選べる。
なお、当該ポリイミドイルアミジンは、複数の種類の一
般式(1〕で表される繰返し単位より構成されていても
よい、) ■ 下記一般式〔■〕 : Rfo(CN)8・・・・[■] (ただし、Rfoは(1)式中のRfoと同じ。)で表
される二官能性へキサフルオロプロピレンオキシドオリ
ゴマーより、一般式〔I〕 ;(ただし、Rfoは請求
項(1)記載と同じ)で表される繰返し単位よりなるポ
リイミドイルアミジンを製造するに際し、数平均分子量
が約lXI O’ 〜5X10’の間のRfo(CN)
zを出発原料とし、 (a)  まず、Rfo(CN)gをRfo(CN)z
のモル数に対して5倍モル以上のアンモニアと反応させ
て、末端のニトリル基がアミジン基に転化されたオリゴ
マーを主成分とする反応生成物を得、 ら) この反応生成物を、(a)で使用したRfo(C
N)zのモル数に対して0.99〜0.60の範囲より
選ばれるモル比で、(a)で使用したRfo(CN) 
zと同じ種類のRfo(CN) を又は/および、異な
った種類のRfo(CN)zと反応させることを特徴と
する、ポリイミドイルアミジンの製造法。
■ 一般式(ml)で表される繰返し単位よりなる、固
有粘度が0.15dl/g〜0.65dl/gの範囲内
であるポリトリアジン。
〔ただし、Rfoは一般式(1)中のRfoと同し。
Rハ炭1’数l〜15の間のパーフルオロアルキル基、
又は炭素数2〜100の間のパーフルオロエーテル基あ
るいはそれらの置換体を表す。
ポリトリアジンは、複数の種類の一般式(l[)で表さ
れる繰返し単位より構成されていてもよい。〕■ 一般
式〔I〕で表される繰返し単位よりなる固有粘度h<0
.12dl/g 〜0.60a/gの範囲内であるポリ
イミドイルアミジン:(ただし、l?foは請求項(1
)記載と同じ)と、フッ素系アシル化剤との反応により
、下記−般式〔■〕 : 〔ただし、Rfoは一般式[1)中のRfo と同し。
Rは炭素数1〜I5の間のパーフルオロアルキル基、又
は炭素数2〜100の間のパーフルオロエーテル基ある
いはそれらの置換体を表す。
ポリトリアジンは、複数の種類の一般式(III)で表
される繰返し単位より構成されていてもよい。
〕 で表される繰り返し単位よりなる、固有粘度が0゜15
dl/g〜o、65dl/gの範囲内であるポリトリア
ジンの製造方法。
■ 下記一般式[■]: 〔ただし、Rfoは一般式(A3中のRfo と同じ。
Rは炭素数1〜15の間のパーフルオロアルキル15、
又は炭素数2〜100の間のパーフルオロエーテル基あ
るいはそれらの置換体を表す。
ポリトリアジンは、複数の種類の一般式rll[)で表
される繰返し単位より構成されていてもよい。
〕 で表される繰り返し単位よりなる固有粘度が0゜05d
1/g〜0.65d1/gの範囲内であるポリトリアジ
ンよりなる、パーフルオロポリエーテルに対する粘度調
節剤に関するものである。
以下に、本発明について詳しく説明する。
本発明に使用される一般式In] で表される二官能性
パーフルオロポリエーテルRfo(CN)tは、各種の
方法で合成可能であるが、通常は、以下に示すような各
種オリゴマー生成反応で形成される二官能性オリゴマー
の末端基変換反応により合成される。
すなわち、オリゴマー末端の酸フルオライド基はエステ
ル基を経由するか、又は経由しないで直接アミド基に転
換され、さらに、脱水反応ムこより容易にニトリル基に
転換される。
特公昭50−7054号公報、特開昭60−34924
号公報、米国特許第3.845.051号明細書 hν   還元剤  MeO)I CF=CF、+  02 −→     −→  −→
Hz MeOtCCFzO−+−CFzCFzOh−÷CFz
O+TCFzCOJe  →P20゜ HtNCCF20−f−CFZCF、0 +7−+CF
、O升「CF3CO2Me  −+NCCF tO−(
−CF tcF to +−V+CF zO−)y C
F zCN(ここで、e、fは正の整数を表す。)米国
特許第3,317.484号明細書電・−Rf’lF 
+  C助。VCF・−一(ここで、g、h、  iは
正の整数を表す。
Rf″は炭素¥lθ〜10のパーフルオロアルキレン基
を表す。) Journal of Organic Chemis
try 、volume 40p、3271  (19
75) HO−(−CH2CH2C1(20h H□→特開昭6
2−120335号公報 (ChCF!0)や(CF、CF、CFZO)等を繰り
返し単(立とするパーフルオロポリエーテルを触媒の存
在下で加熱して分解し、−ocpzcopや一0CF 
zcF zcOF末端基を有するオリゴマーを形成する
方法力(示されて(する。
本発明の方法に使用される一般式〔■〕Rfo(CN)
 2  で表される二官能性ノぐ−フルオロボ1ノエー
テルの具体的な構造の例として番よ、例え+i、以下の
ようなものが挙げられるが、これに限定されるものでは
ない。
NCCPzO−<cp2ct’Zo旨七CF2O)ry
cFzcN 。
NCCFzO−GCFzCFJ +−Tz(CI”z 
)−T−40(CFzCFzO餡CF2CN、NC(C
F2)−r−rO−+CFzCFzO)TtCFzCN
  、NCCFzCFzOイCFZCF2CF20す首
r(CF z 斤丁〇−−(CFzCFzCF20 h
]1CFzCFzCNNCイCF21010只CF2C
FICFzO(口〕cF zCF zCNCFj、  
   CF。
NCCF、0イCF、CF、0 汁ゴ+1CF2CFO
CFzCFzOCFCFzO−ACFzCF20hcF
2cN (ここで、11〜ffi+4は、正の整数を表す。)以
上の方法により合成されるRfo(CN)zあるいはそ
の合成原料に含まれる不純物の除去方法としては、革留
法や、あるいはシリカゲル、活性アルミナや活性炭のよ
うな極性物質に対する吸着剤による処理法が有効である
一般式(1)及び一般式(Il〕におけるRfoは、以
下のように表される。
(Rf oidCF 2 CF t CF J賠HCF
 tcF to斥1cp z O’rv Ct F t
 +−(ここで、a、b、およびCはゼロ又は正の整数
を表わし、dはゼロ又は1であり、lはl又は2である
。また、Rf、炭素数2〜20、好ましくは3〜10の
パーフルオロアルキレン基、又は炭素数4〜20、好ま
しくは4〜IOのパーフルオロエテル構造の2価基を表
す。
本発明に使用されるRfo(CN)zの構造、数平均分
子量等の情報は、”F−NMRスペクトル法により容易
に調べる事ができる。
本発明に使用される一般式([)で表される二官能性オ
リゴマーRfo(CN)zあるいはRf+部の分子量は
、通常は数平均分子量として1.000以上あるいは1
500以上のものが使用され、望ましくは2000以上
のものが使用される。また、さらに、純度が高いもので
あるならば、数平均分子量3.500以上のRfo(C
N)zを使用するのが、特に望ましい。
Rfo(CN) 2の数平均分子量が1,000以下の
場合には、理由は明らかではないが、高分子量のPIA
を得ることが困難である。
また、本発明に使用されるRfo(CN)zの分子量の
上限は特になく、種々の分子量のものが使用可能である
。ただし、あまり分子量が高くなりすぎると、高い純度
のRfo(CN)zを合成、生成することが困難となる
。従って、通常には、高純度Rfo(CN)zの取得の
容易さから、数平均分子量が5X10’以下のものが、
望まし’(:3XIO’以下のものが、特に望ましくは
、1.5 XIO’以下あるいは1. 2XIO’以下
のものが使用される。
従って、一般式(rlおよび一般式CIり中におけるa
十り+cの値は、Rfの大きさにもよるが、通常には、
Rfo(CN)zの分子量に対応して、2〜約300の
間であり、好ましくは4〜約150の間であり、特に好
ましくは4〜約100の間、あるいは4〜約70の間で
ある。
本発明の高分子量PIAの合成は、数平均分子量が約1
×103〜5X10’のRfo(CN)zを出発原料と
して、以下の(a)、(ト))の操作により実施される
(a)  Rfo(CN)zとアンモニアの反応:まず
、Rfo(CN)zを、Rfo(CN)zのモル数に対
して5倍モル以上のアンモニアと反応させて、末端のニ
トリル基がアミジン基に転化されたオリゴマーを主成分
とする反応生成物を得る。
この際には、生成物の”F−NMRスペクトルによると
、アミジン基以外の官能基も少量生成していることが示
されたが、この生成物は、そのまま次のRfo(CN)
zとの反応に使用することができる。
ニトリル基からアミジン基への転化は、赤外線吸収スペ
クトル法により容易に検知することができる。すなわち
、Rfo(CN)zのニトリル基は2275C11−’
付近に特性吸収を示し、アミジン基は1700cm−’
付近に特性吸収を示すので、それらのピーク強度の変化
により容易に反応の進行の程度を知ることができる。
反応温度としては、通常は、−80°C〜70°Cの範
囲が使用されるが、望ましくは、−50℃〜50°Cの
範囲が使用される。反応温度が低すぎると、実質的な反
応速度が得られなくなるし、また、反応温度が高すぎる
と、アンモニアの蒸気圧が高くなり反応操作が困難にな
る。
Rfo(CN)zとアンモニアの反応は、Rfo(CN
)zのモル数に対して5倍モル以上のアンモニアを使用
して行われ、出来れば10倍モル以上の大過剰のモル数
のアンモニアを使用して行うのが好ましい。
Rfo(CN) zに対して5倍モルより少ない量のア
ンモニアを使用した場合には、アミジン基形成反応が遅
くなり、又、アミジン基反応以外の反応が顕著となるの
で好ましくない。
Rfo(CN)zとアンモニアの反応は、各種雰囲気下
で行うことができる。例えば、Rfo(CN)zと液化
アンモニアを反応させてもよいし、Rfo(CN)zと
ガス状アンモニアを反応させてもよい。ただし、ガス状
アンモニアを使用する場合には、アンモニア分圧は出来
るだけ高い方が好ましく、例えば、加圧系で反応させる
のが望ましい。
また、Rfo(CN)zと溶媒中に溶存したアンモニア
を反応させる方法も本発明に適している。この場合に使
用される溶媒としては、アンモニアや生成したアミジン
に対して不活性なものであれば、特にそれ以上の制限は
ないが、できれば、Rfo(CN)zやアンモニアの溶
解度の高いものの方が、反応操作が容易であり好ましい
本発明に使用される溶媒の例としては、例えば、ジエチ
ルエーテルやテトラヒドロフランのようなエーテル系溶
媒;シクロヘキサン、オクタン、トルエンのような炭化
水素系溶媒;ジクロルエタンやジクロルメタンのような
塩素系溶媒等が挙げられるが、フッ素系溶媒あるいは、
フッ素系溶媒を含む混合溶媒がアンモニアやRfo(C
N)zの溶解度が高く、特に適している。
本反応に使用されるフッ素系溶媒の例としては、例えば
、1,1.2−)リクロロー1.2.2−トリフルオロ
エタン(以後、F−113と略記する)のようなりロロ
フルオロカーボン系溶媒;パーフルオロヘキサンやパー
フルオロオクタンのようなパーフルオロカーボン系溶媒
;パーフルオロ−2−ブチルテトラヒドロフランや2H
−テトラデカフルオロ−5−(トリフルオロメチル)−
3,6−シオキサノナンのような含フツ素エーテル系溶
媒、あるいはパーフルオロトリブチルアミン等のパーフ
ルオロアミン系溶媒等が挙げられる。
Rfo(CN)tとアンモニアとの反応を実施する際に
は、反応温度がアンモニアの沸点である−33°C以下
である場合には、特に加圧容器は必要ではないが、−3
3°C以上では加圧容器を使用するのが望ましい。なお
、−33°C以上でもフッ素系溶媒を使用する場合には
、必ずしも加圧容器を使用しなくてもよいが、この場合
でも加圧容器中で高アンモニア濃度下で反応を行うのが
望ましい。
(bL (alでの反応生成物とRfo(CN) zと
の反応二本発明者は、(a)での生成物とRfo(CN
)zとの反応により高分子量PIAを得るべく反応条件
を詳細に検討したところ、[(a)での反応性生物を、
(a)で使用したRfo(CN)zに対して0.99〜
0.60の範囲より選ばれるモル比で、(a)で使用し
たRfo(CNhと同じ種類のRfo(CN)z、又は
/および、異なった種類のRfo(CN)zと反応させ
る」ことにより、高分子量のPIAが再現性よく生成す
ることを見出した。
前述のように、(a)での反応生成物には、アミジン基
以外の副反応生成物が含まれているが、それにもかかわ
らず、このようなモル比での反応により高分子量PIA
が生成することは、全く予期出来なかったことである。
この事実は、本発明者が、特定の分子量の、特定の構造
のRfo(CM)tを特定の条件下でアンモニアと反応
させて得られた生成物を、特定のモル比でRfo(CN
) zと反応させることにより初めて見出されたもので
ある。
すなわち、本発明は、Rfo(CN)zの構造と反応条
件の詳細な検討により初めて可能になったものと言える
本発明のPIA形成反応は、溶媒存在下でも、溶媒不在
下でも、いずれの場合でも実施し得る。
この反応に使用される溶媒は、Rfo(CN)zとアン
モニアとの反応生成物およびRfo(CN)gを熔解し
ろる不活性溶媒であれば、特にそれ以外の制限はない。
その例としては、例えば、1,1.2−1リクロロ−1
,2,2−)リフルオロエタンのようなりロロフルオロ
カーボン系溶媒;パーフルオロヘキサンやパーフルオロ
オクタンのようなパーフルオロカーボン系溶媒;パーフ
ルオロ−2−ブチルテトラヒドロフランや2H−テトラ
デカンフルオロ−5−(トリフルオロメチル)−3,6
−シオキサノナンのような含量ン素エーテル系溶媒;あ
るいはパーフルオロトリブチルアミン等のパーフルオロ
アミン系溶媒等のフッ素系溶媒が挙げられる。
本発明のPIA形成反応の反応温度は、通常は、−80
℃〜90℃の範囲が使用されるが、望ましくは一50″
C〜70°Cの範囲が使用される0反応部度が低くすぎ
ると、実質的な反応速度が得られなくなるし、また、反
応温度が高すぎるとアミジン基の分解が起こったり、ト
リアジン環形成反応が併発したりするので、好ましくな
い。
本発明のPIA形成反応の進行の程度は、反応生成物の
赤外線吸収スペクトルの測定、あるいは、粘度測定によ
り知ることができる。
すなわち、赤外線吸収スペクトル法では、イミドイルア
ミジン基の特性吸収が1600cm−’および1660
C11−’にあるので、それらのピーク強度と、227
5411−’付近のニトリル基に帰属されるピークの強
度、あるいは1700cm−’付近のアミジン基に帰属
されるピークの強度との比により重合の程度を知ること
ができる。
また、反応生成物の粘度により重合の程度を知ることも
できる。R,W、ロンセル等は、(ジャーナル・オブ・
ポリマー・サイエンス;ポリマー・レターズ・エデイジ
ョン) IJL、p 135(1980)や(インダス
トリアル・エンジニアリング・ケミストリー;プロダク
ト・リサーチ・デブローブメン日l立、p694 (1
981)および、米国特許筒4,242,498号明細
書に、パーフルオロポリエーテル系のPIAの粘度と該
PIAより誘導されたポリトリアジンのGPCによる重
量平均分子量の間に直線関係があることを報告している
。これらのロンセルの報告によると、F−113中、3
0℃で、キャノン−ウベローデ50型(Cannon−
Ubbelohde 5ize 50)の粘度針により
測定したPIAの固有粘度の最高値0゜095a/gは
、トリフルオロ酢酸無水物によりポリトリアジンに変換
したものの重量平均分子量2.8X10’に相当すると
されている。
なお、このパーフルオロポリエーテル系のPIへの固有
粘度および重量平均分子量は、本発明者の知る限りでは
、これまで文献や特許に報告されているものの最高の値
である。
本発明の方法において、アンモニアとの反応に使用した
Rfo(CN)zのモル数をMlとし、その反応生成物
と反応させるRfo(CN)zのモル数をM2とすると
、生成するPIAの分子量は、M z / M 1比に
大きく左右される。すなわち、本発明の方法においては
、M Z / M Iの比を0.60〜0.99の範囲
内で選択することにより、F−113中、30℃で、オ
ストワルド粘度計で測定した固有粘度が、0.02a/
g以上、あるいは0.05a/g以上のPIAはもちろ
んのこと、従来得られていなかった固有粘度が0.10
a/g以上や0゜12a/g以上、あルイは0.15d
1/g以上ヤ0.25a/g以上、さらには、0.30
a/g以上のPIAも容易に得ることができる。
また、分子量が特に高くなると30°CではF−113
中に溶解しにくくなり、F−113あるいはパーフルオ
ロポリエーテル系溶媒中、35°C〜40″Cで測定し
た固有粘度が0.40a/g以上、あるいは0.50d
i/g以上を示すPIAも得られるし、2H−テトラデ
カフルオロ−5−(トリフルオロメチル)−3,6−ジ
オキサノナン中、50℃で測定した固有粘度が0.40
a/g以上、あるいは0,50a/g以上、さらには0
.60a/gあるいはそれ以上を示すような超高分子量
PIAも得られる。
本発明の方法により得られるパーフルオロポリエーテル
系PIAは、その分子量により、以下のような外観を呈
する。
すなわち、固有粘度が0.02a/g〜0.1oa7g
の範囲のPIAは、流動性の粘性ポリマー状である。ま
た、固有粘度が0. 1(1/g〜0.15a/g(7
)範囲(7)PIA、特に0.12a/g〜0.15a
/Hの範囲+71pHt、ワックス状の物質であり、0
.15dl/g−0,25a/gの範囲のPIAは、若
干の弾性を示す半固体状物質であり、また、0.25a
/g以上のPIAは弾性固体状の外観を呈する。
これまでに報告されているHFPO系PIAで最高の分
子量のものは、前述のように、固有粘度が0.095a
/gの流動性の粘性ポリマーであるので、本発明の方法
によって得られた固有粘度がo、  10ttJt/g
以上、特に0.12dl/g以上のワックス状、若干の
弾性を示す半固体状、さらには、弾性固体状の高分子量
PIAは、本発明の方法により初めて合成された新規な
高分子材料である。
前述のように、本発明のPIA合成反応においては、P
IAの分子量は、Rfo(CN)zの純度、Rf。
(CN)zとアンモニアの反応条件とMl 7M、の比
によって決定される。特に、M、7M、の比を変化させ
るだけで、広範な分子量範囲の中の所望の分子量のPI
Aが、再現性よく製造されるが、この特徴は、工業的に
きわめて重要な意義を有する。
一方、従来のパーフルオロポリエーテル系PIAの製造
法は、前述のように、アンモニアガスとRfo(CN)
zとの反応法あるいは逐次分子量増大法のいずれにして
も、高分子量PIAが得られないというだけでなく、再
現性が悪かったり、操作が繁雑だったりして経済的に有
利なPIA製造法とは言えない。
したがって、本発明のパーフルオロポリエーテル系PI
A合成法は、単に従来得られていなかった高分子量のP
IAを製造する方法として有用であるばかりでなく、各
種の希望の分子量のPTAを簡単な操作で再現性よ(製
造する方法として工業的に極めて重要な技術である。
以上のようにして得られる本発明の新規な高分子量PI
Aは、従来の低分子量PIAの場合と全く同様にして、
各種フッ素系アシル化剤との反応により、一般式CDI
)で表される繰返し単位よりなる高分子量ポリトリアジ
ンに変換することができる。
本発明の方法で使用されるフッ素系アシル化剤の代表的
な種類としては、例えば、Rf、COFあるいはRfo
+COFのような酸フルオライド、RflCOC] あ
るいはRf++COClのような酸クロライド、又は、
(Rf、C0)20あるいは(RfolGO)goのよ
うな酸無水物等が挙げられるが、これらの種類に限定さ
れるものではない。
ここで、Rf、は炭素数1−15、望ましくは1〜11
、特に望ましくは1〜7の範囲のパーフルオロアルキル
基を表し、RfoIは炭素数2〜100、望ましくは2
〜4o、特に望ましくは2〜2oの1[のパーフルオロ
エーテル基またはパーフルオロポリエーテル基を表す。
このRf、およびRfoIは、一般式(I[I)中のR
に一致する。なお、llf、およびRfoIのフッ素原
子の一部が水素原子や塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
等のトリアジン環形成反応条件下で不活性な置換°基で
一部置換されていてもよい。 本発明の方法に使用され
るフッ素系アシル化剤の具体例としては、例えば、 CF s COF 、 CF 3 COC1,、(CF
 x CO) z 02CF3CF、C0FSCF、C
F、Cock(CFsCFz Co)20、cFicF
2+−r−−COC/! (a=2〜14) 、HCF
、CF、COCl!、、H4CF、←r−COCl 、
 H−+CF z h−−COCN、H−+CF、hc
o(1、計千CF、−テコCOC1、(CF s CF
、  CO) z、C0FSCFt ?−r−Co)z
  Ol(CF 3 CF z  CF z  CO)
 z 、F (CF(:F、O←TcFc0cj2 (
d  = 1〜30)CFiCFNCFCFzOh−C
FCOF(e= 1〜30 、)ICF2CF20 +
Ch?rOCFChCOF等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
これらのフッ素系アシル化剤によるPIAからポリトリ
アジンへの変換は、従来の低分子量PIAからポリトリ
アジンへの変換と同様の条件で実施することができる。
例えば、ジャーナル・オブポリマー・サイエンス;ポリ
マー・レターズ・エデイジョン、−乙0.p467 (
1982)、米国特許第4.242,498号明細書、
あるいはジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンス;ポ
リマー・レターズ・エデイジョン、18.p135(1
980)に示されているように、フッ素系溶媒中でPI
Aとフッ素系アシル化剤を反応させることにより容易に
ポリトリアジンが得られるし、また、該反応を溶媒不在
下で実施することもできる。
このようにして得られたパーフルオロポリエーテル系の
ポリトリアジンは、赤外吸収スペクトルにおいて156
0cm−’に鋭い特性吸収バンドを示す。
該ポリトリアジンの固有粘度は、原料として使用したP
IAやフッ素系アシル化剤の種類によって左右されるが
、0.02a/g以上や0.05a/g以上の、あるい
は0.08a/g以上はもちろんのこと、0.12dl
/g以上や0.15d1/g以上、さらには、0.20
a/g以上や0140a/g以上、あるいは0,50a
/g以上や0.65d1/g又はそれ以上の値を示すも
のも得られる。ポリトリアジンの固有粘度の測定は、P
IAの場合と全く同様の条件下で行われる。
また、PTRの固有粘度と粘度平均分子量の関係は、R
fo、あるいはRf+の分子量が1.000以下の場合
には、前述のPIAの固有粘度と粘度平均分子量の関係
とほぼ同じである。
なお、PIAおよびPTRの固有粘度は、キャノンーウ
ヘローデ粘度計やオストワルド粘度計等の通常使用され
る粘度計により容易に測定する事ができる。
本発明の方法により得られる高分子量PIAから誘導さ
れる一般式[nl)で表される繰返し単位よりなる固有
粘度が、0.05dl/g〜0.60a/gの範囲内で
あるポリトリアジンは、高分子量ゆえに高粘度を示すの
で、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系オイルある
いはフッ素系グリースの粘度調節剤として有用である。
従来、実用化されているKrytox’、F。
mblin”、あるいはDemnum”のような各種の
パーフルオロポリエーテルは、数平均分子量が最高のも
のでもs、ooo〜13.000付近であり、それ以上
の高分子量体を工業的に有利に製造することは困難であ
る。
これらのパーフルオロポリエーテルは、分子量が低いた
め、150°C付近や200°C付近、あるいは250
℃付近、さらには300°C付近に加熱した場合には、
粘度が極めて低くなる。従って、これらのパーフルオロ
ポリエーテルを単独で、あるいは各種増稠剤と複合化し
てグリース状で、潤滑剤として使用する場合には、高温
領域では粘度が低くなりすぎて潤滑特性が顕著に低下す
るという問題点をかかえていた。
さらに、これらの低分子量パーフルオロポリエーテルを
基油としたグリースでは、150°C以上あるいは20
0°C以上の高温領域では、基油の粘度が低いことに起
因して基油と増稠剤が分離する現象、すなわち油分離(
オイルセパレーソヨン)が顕著となるので、この点から
も高温領域の使用が制限されていた。
上記パーフルオロポリエーテルと良好な相溶性を示し、
かつ、高分子量で高粘度を示すポリマーは、上記パーフ
ルオロポリエーテルの高温での粘度特性を改良する粘度
調節剤として有用であると考えられるが、これまで、そ
のような性質を備え、かつ、合成が容易なポリマーは得
られていなかった。
一方、本発明の方法で合成される高分子量PIAから籠
単に製造される高分子量PTRは、パーフルオロポリエ
ーテルと良好な相溶性を示し、かつ高温でも充分な粘度
を示すので、パーフルオロポリエーテル系オイル、ある
いはグリースの粘度調節剤に適している。
すなわち、低分子量パーフルオロポリエーテルに本発明
の高分子@PTRを添加した組成物は、高温でも充分の
粘度を示すので、高温でも良好な潤滑剤として機能し、
また、高温でのグリースの油分離も抑制されるので、高
温でのグリースの使用時間も大幅に改善される。
従って、本発明の高分子量PTRは、各種パーフルオロ
ポリエーテルの高温特性を改善する粘度調節剤として極
めて有効である。
また、さらに、本発明のPTRは、パーフルオロポリエ
ーテルと同等の高い耐溶剤性を示し、また、パーフルオ
ロポリエーテルと同様に各種のプラスチックやエラスト
マーの寸法や物性に殆ど影響を与えない。
従って、本発明のPTRを粘度調節剤として含有するパ
ーフルオロポリエーテルは、広範な種類の物質と共存す
る条件下で使用することが出来るという長所も有する。
粘度調節剤として有用なパーフルオロポリエーテル系P
THの固有粘度としては、通常は0.05a/g〜0.
60a/gの範囲のものが選ばれ、好ましくは0.08
〜0.50dl/gの範囲のものが選ばれ、特に好まし
くは0. 10dl/gあるいは0.12dl/g〜0
.40d1/gの範囲のものが選ばれる。 固有粘度が
o、05dl/gより低い場合には、PTRの粘度調節
剤としての効果が低いし、また、固有粘度が0.6(1
/gより高い場合には、固体状PTRとパーフルオロポ
リエーテルの混合操作が繁雑となるので好ましくない。
本発明のPTRをパーフルオロポリエーテルに対する粘
度調節剤として使用する場合には、PTRとパーフルオ
ロポリエーテルよりなる組成物におけるPTRの含量は
、PTRとパーフルオロポリエーテルの合計重量に対し
て、通常は1重量%〜50重量%の範囲が使用され、望
ましくは3重量%〜40重量%の範囲が使用され、特に
望ましくは5重量%〜30重量%の範囲が使用される。
当該組成物において、PTRの添加量が少なすぎると、
粘度調節剤としての添加効果がすくな(なるし、多すぎ
る場合には、通常は組成物の粘度が高くなりすぎるので
、潤滑剤として好ましくない。
なお、このPTRとパーフルオロポリエーテルよりなる
組成物には、さらに、増稠剤や極圧添加剤等の添加剤が
、PTRとパーフルオロポリエーテルの合計重量に対し
て40重量%以下の割合で添加されていてもよい。
また、さらに本発明の方法によって得られる高分子量P
TRは、その高分子量である特性を生かして、以下のよ
うな用途に有用である。
(1)高温及び/又は高真空用潤滑剤、250℃以上の
高温下、あるいはl Q −+ Ot。
rr以下の高真空下でも使用出来、さらに、高温でかつ
高真空の条件下でも使用出来る潤滑剤として有効である
(2)磁気記録材料用潤滑剤 磁気記録材料用、特に金属薄膜型磁気記録材料用の耐溶
剤性、高耐久性の潤滑剤として有効である。
(3)トルク伝達油 ビスカスカップリング等の高粘性オイルの粘性を利用し
たトルク伝達装置用の200℃以上でも安定して使用出
来る耐熱性の高粘性オイル(数万〜50万センチストー
クス/40℃)として有用である。
[参考例] 以下に、本発明に使用される各種Rfo(CN)tの合
成法を例示するが、本発明に使用されるRfo(CN)
zの合成法は、これに限定されるものではない。
参考例1 特開昭60−34924号公報に記載の方法と同様の方
法で、以下の構造のRfo(CN)z 140 gを合
成した。〔以後、当該Rfo(CN)zをRfo(CN
)z (Aと略称する。〕 NCCP2O+ ChChO汁r(ChO)rr Ch
CN(数平均分子量:2700、−17霧2・1.5)
上記Rfo(CN)t (A)の合成工程において、中
間原料として使用したRfo(COzMe) z と最
終生成物であるRfo(CN)zは、いずれも、シリカ
ゲルを充填剤としてカラム精製法、および、減圧蒸留法
により精製した。
参考例2 参考例1と同様の方法により、以下の構造のRfo(C
N)z 160 gを合成した。
〔以後、当該Rfo(CN)zをRfo(CN) z CB )と略記する。〕
NGCFto+CFzcFgo±1「(CF 20すi
、CF2CN(数平均分子量:5,700、s3/m4
=0.6 )参考例3 以下の構造式で表されるRfo(COF)z I 60
 gを(数平均分子量1,200) メタノールと反応させてRfo(COJe)zを合成し
、次に、Rfo(CO!Me)zを常圧下でアンモニア
ガスと接触させる事によりRfO(CONHz)zを合
成した。
このRfo(CONJ) tを特開昭60−34924
号公報記載の方法と同様の方法で五酸化リンと反応させ
る事により、赤外線吸収スペクトルで2270CI”に
特性吸収を示すRfo(CN)z (数平均分子量:2
.550)86gを合成した。
〔以後、当該Rfo(CN)zをRfo(CM)g (C)と略記する。〕
なお、上記Rfo(CN) z (C)の合成工程にお
いて、Rfo(COJe)zとRfo(CN)zは、い
ずれも、活性アルミナを充填剤としたカラム精製法は、
および減圧蒸留法により精製した。
(実施例) 実施例1 参考例1で得られたRfo(CN) z (A )を用
いて、以下の反応を行った。
内容積200dの加圧反応容器にアンモニア20gとF
−113,30dを充填し、−15°Cに冷却した。
反応容器中の内容物を攪拌しながら、そこへ、前記Rf
o(CM)z (A) 30. 0 gtr F  1
13. 60gに溶解した溶液を定量ポンプを使用して
20d/hrの流速で添加した。その後、−15°Cで
2時間、さらに室温で15時間攪拌を行った。
上記反応溶液中には、少量の浮遊物が認められたので、
反応溶液を濾紙で濾過した後、エバボレータで60℃に
加熱しながら溶媒を除去したところ、粘性物質が仕込み
Rfo(CN)z (A ]とほぼ同量(29,8g)
得られた。
この粘性物質の赤外線吸収スペクトルを測定したところ
、2275C1−’のニトリル基の特性吸収バンドが消
失し、1700C1−’にアミジン基の強い特性吸収バ
ンドが認められた。
なお、この粘性物質の”F−NMRスペクトルにおいて
も、ニトリル基の消失とアミジン基の生成が確認された
が、アミジン基以外の生成物も一部生成していることが
分かった。
次に、このシアミジンを主成分とすると考えられる粘性
物質(以後DA、と略記する)4.0gとRfo(CN
) z CA )を表1に示す仕込み比で50m1のF
−113に溶解させた。エバポレごターでF113を完
全に除去して得られたDA、とRf。
(CM)zの透明な均一混合物を、40“Cで30時間
静置しておいたところ、表1に示すように、DA。
とRfo(CN)tの仕込み比に応じて各種の固有粘度
を示すポリマーが生成していた。
表1 *’  :p−h3中、30”Cでオストワルド粘度計
で測定した値。
*”:2H−テトラデカフルオロ−5−(トリフルオロ
メチル)−3,6−ジオキサノナン中、50°Cでオス
トワルド粘度計で測定した値。
生成したポリマーの赤外線吸収スペクトルを測定したと
ころ、いずれの場合も、1600CII−’1660c
m−’にイミドイルアミジン結合に帰属される強い特性
吸収バンドが認められ、ポリイミド認された。
固有粘度0.3〜0.5a/g付近のPIAは、室温付
近では殆ど流動性を示さない弾性固体であり、固有粘度
が0.12dl/g〜0.13a1g付近のPIAは、
室温付近で僅かに流動性を示すワックス状物質であった
実施例2 Rfo(CN)z (B )を用いて以下の反応を行っ
た。
Rfo(CN)t (B ) 50 gとパーフルオロ
ヘキサン50gおよび回転子を内容積300mのナスフ
ラスコに充填し、−40”Cに冷却した。次に、そのナ
スフラスコ中にアンモニア約10 g諺凝縮させ、−4
0°Cで約1時間反応させた。その後、約1時間かけて
反応液温度を室温付近まで上昇させ、さらに1時間攪拌
をつづけた。
フラスコの内容物から、エバポレーターを使用して低沸
点物を除去して、シアミジンを主成分とする粘性物質(
以後、D A zと略記する)を得た。
このようにして得られたD A z全量と、Rfo(C
N)z(B)43.0gをパーフルオロヘキサン200
(B)43.0gをパーフルオロヘキサン200艷に溶
解させた後、エバポレーターでパーフルオロヘキサンを
完全に除去して、DA、とRfo(CN)z(B)の透
明な均一混合物を得た。この混合物を40°Cで55時
間静置したところ、室温付近で全く流動性を示さない透
明な弾性固体が得られた。
この弾性固体状PIAのパーフルオロオクタン中、40
°Cで、オストヮルド粘度計により測定した固有粘度は
0.385a/gである。
実施例3 Rfo(CN) z (C)を原料として、実施例2に
記載の方法と同様にして、アンモニアで処理してシアミ
ジンを主成分とする粘性物質(以後、DA3と略記する
)を得た。
DAs  l O,Ogと、Rfo(CN)z (C)
 8. 20gをパーフルオロヘキサン50m1に溶解
させた後、エバポレーターでパーフルオロヘキサンを完
全に除去して、DAsとRfo(CN) t (C)の
透明な均一混合物を得た。この混合物を40”Cで50
時間静置したところ、室温付近で全く流動性を示さない
この弾性固体状P[Aの2H−テトラデカフルオロ−5
−(トリフルオロメチル)−3,6−ジオキサノナン中
、50℃で、オストワルド粘度計により測定した固有粘
度は0.312a/gであった。
実施例4 実施例4で得られた固有粘度0.513a/gのPIA
を原料として、以下の方法でPTRを合成した。
PIA3.0gを2H−テトラデカフルオロ5−(トリ
フルオロメチル)−3,6−シオキサノナン50I11
に溶解した溶液と無水トリフルオロ酢酸5.0gとを、
フタ付きの内容積2001111のポリエチレン製容器
に充填し、40°Cで30時間攪拌を続けた。
次いで、そのようにして得られた反応溶液にジエチルエ
ーテル100dをゆっくり滴下することによりポリマー
を沈澱させた。このポリマー全量を、2H−テトラデカ
フルオロ−5−(トリフルオロメチル)〜3.6−シオ
キサノナン50威に溶解し、その後、ジエチルエーテル
100mを添加することにより、再びポリマーを沈澱さ
せた。
このようにして得られた沈澱物から、低沸点物をエバポ
レーターにより完全に除去したところ、透明な弾性固体
状ポリマー2.78gが得られた。
この弾性固体の赤外線吸収スペクトルにおいては、16
00C11−’と1660CI11−’のポリイミドイ
ルアミジンに帰属される特性吸収バンドが消失し、15
60C11−’にトリアジン環に帰属される鋭い特性吸
収バンドが認められた。このことから、上記操作により
、PIAからPTRへの変換が行われたことが確認され
た。
このようにして得られたPTRの固有粘度は、0.54
0d/gであった。
また、このPTRは、トルエン、オクタン、石油エーテ
ル、エチルエーテル、酢酸エチル、アセトン、四塩化炭
素、メタノール、テトラヒドロフラン等の有機溶媒に対
しては、実質的な溶解性は認めらず、高い耐溶剤性を示
した。
なお、このPTRをポリアセタール、6−ナイロン、ポ
リエチレン、ポリカーポ茅−ト、ポリテトラフルオロエ
チレン等のプラスチックと配合して、70°Cで1週間
加熱しても、これらのプラスチックには、寸法変化、重
量変化はほとんど認められず、このPTHの各種プラス
チックとの高い適合性が確認された。
実施例5 実施例3で得られた固有粘度0.312dl/gのPI
Aを原料として、実施例4と同様の反応によりPTRを
合成するが、ただし、無水トリフルオロ酢酸5.0gの
代わりに、 20、ogを使用し、反応条件として40”Cで30時
間の代わりに、80″Cで24時間を採用して行った。
その結果、固有粘度0.337dl/gの透明な弾性固
体状のPTH2,93gが得られた。
また、このPTRも、実施例4で得られたPTRと同様
に、高い耐溶剤性と各種プラスチックとの適合性を示し
た。
実施例6 実施例1で得られた固有粘度0.139a/gのPIA
を原料として、実施例4と同様の反応によりPTRを合
成するが、ただし、無水トリフルオロ酢酸5.0gの代
わりに、 h CF、CF2CF20CFCOP 20.0gを使用し、2H−テトラデカフルオロ−5−
(トリフルオロメチル)−3,6−シオキサノナンの代
わりに、パーフルオロヘキサンを使用し、反応条件とし
て40″Cで30時間の代わりに、60℃で45時間を
採用して行った。
その結果、固有粘度0.147dl/Hの透明なワック
ス状のPTH2,98gが得られた。また、このPTR
も、実施例4で得られたPTRと同様に、高い耐溶剤性
と各種プラスチックとの適合性を示した。
実施例7 数平均分子量約8.000の CF。
F−(−CFCFIO+TChCFz で表される末端安定化へキサフルオロプロピレン(以後
HFPOと略記する)オリゴマーは、B型粘度計による
と、30°Cでは800cstと充分な粘度を示すが、
200°Cでは6cst、さらには、260°Cでは3
cstと高温領域での粘度は極めて低くなり、潤滑剤と
しての粘度が不充分である。
上記HFPOオリゴマー13.0gと実施例6と同様の
方法で得られた固有粘度0.158d1/gの室温付近
でワックス状のPTR7,Ogを100gのパーフルオ
ロヘキサンに溶解させた後、エバポレーターでパーフル
オロヘキサンを除去することにより、無色透明で均一な
高粘性液状組成物が得られた。
この組成物の200 ”Cでの粘度は、21.9cst
で、また、260℃の粘度も9.3cstと高温領域で
の粘度が大幅に改善された。
実施例8 実施例7で使用した数平均分子量8.000の末端安定
化HFPOオリゴマー〔以下、(A)と略記する]、固
有粘度0.158d1.7gのPTR〔以下、(B)と
略記する〕、および微粒子状ポリテトラフルオロエチレ
ン(F−113中に分散させたもの)〔以下、(C)と
略記する]より表2に示した組成のグリース2種類を作
成し、高温領域での油分離を調べたところ、PTRの添
加による顕著な油分離の抑制効果が認められた。
表4 〔発明の効果〕 本発明のパーフルオロポリエーテル鎖を有するPIAは
、イミドイルアミジン基の反応を利用して各種のを用な
高分子量ポリマーに誘導される。
例えば、高分子量PIAから合成される高分子IPTR
は、パーフルオロポリエーテルの粘度調節剤として有効
である。
また、本発明のPIA合成法によれば、簡単な操作で所
望の分子量の高分子量PIAが自由に製造できるので、
当1PIA合成法は、工業的に極めて有用な技術である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式〔 I 〕で表される繰返し単位よりなる固
    有粘度が0.12dl/g〜0.60dl/gの範囲内
    であるポリイミドイルアミジン。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・( I ) (ただし、Rfoは、数平均分子量が約1×10^3〜
    5×10^4の範囲であり、 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される二価のパーフルオロポリエーテル鎖である。 a、bおよびcは、ゼロ又は正の整数を表し、a+b+
    cの値は2から300の間にある。 Rfは、炭素数2〜20のパーフルオロアルキレン基、
    又は炭素数4〜20のパーフルオロエーテル構造の二価
    基を表す。 dは、ゼロ又は1である。 lは、1又は2である。 また、(Rfo)、(CF_2CF_2CF_2O)、
    (CF_2CF_2O)および(CF_2O)で表され
    るユニットの配列は任意に選べる。 なお、当該ポリイミドイルアミジンは、複数の種類の一
    般式〔 I 〕で表される繰返し単位より構成されていて
    もよい。) (2)下記一般式〔II〕: Rfo(CN)_2・・・・・・〔II〕 (ただし、Rfoは〔 I 〕式中のRfoと同じ。)で
    表される二官能性パーフルオロポリエーテルより、一般
    式〔 I 〕: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・〔 I 〕 (ただし、Rfoは請求項(1)記載と同じ。)で表さ
    れる繰返し単位よりなるポリイミドイルアミジンを製造
    するに際し、数平均分子量が約1×10^3〜5×10
    ^4の間のRfo(CN)_2を出発原料(a)まず、
    Rfo(CN)_2をRfo(CN)_2のモル数に対
    して5倍モル以上のアンモニアと反応させて、末端のニ
    トリル基がアミジン基に転化されたオリゴマーを主成分
    とする反応生成物を得、 (b)この反応生成物を、(a)で使用したRfo(C
    N)_2のモル数に対して0.99〜0.60の範囲よ
    り選ばれるモル比で、(a)で使用したRfo(CN)
    _2と同じ種類のRfo(CN)_2又は/および、異
    なった種類のRfo(CN)_2と反応させることを特
    徴とする、ポリイミドイルアミジンの製造法。 (3)一般式〔III〕で表される繰返し単位よりなる、
    固有粘度が0.15dl/g〜0.65dl/gの範囲
    内であるポリトリアジン。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・〔III〕 〔ただし、Rfoは一般式〔 I 〕中のRfoと同じ。 Rは炭素数1〜15の間のパーフルオロアルキエーテル
    基を表す。 ポリトリアジンは、複数の種類の一般式〔III〕で表さ
    れる繰返し単位より構成されていてもよい。〕(4)一
    般式〔 I 〕で表される繰返し単位よりなる固有粘度が
    0.12dl/g〜0.60dl/gの範囲内であるポ
    リイミドイルアミジン: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・〔 I 〕 (ただし、Rfoは請求項(1)記載と同じ)と、フッ
    素系アシル化剤との反応により、下記一般式〔III〕: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・〔III〕 〔ただし、Rfoは一般式〔 I 〕中のRfoと同じ。 Rは炭素数1〜15の間のパーフルオロアルキル基、又
    は炭素数2〜100の間のパーフルオロエーテル基ある
    いはそれらの置換体を表す。 ポリトリアジンは、複数の種類の一般式〔III〕で表さ
    れる繰返し単位より構成されていてもよい。 で表される繰り返し単位よりなる、固有粘度が0.15
    dl/g〜0.65dl/gの範囲内であるポリトリア
    ジンの製造方法。 (5)下記一般式〔III〕: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・〔III〕 〔ただし、Rfoは一般式〔 I 〕中のRfoと同じ。 Rは炭素数1〜15の間のパーフルオロアルキル基、又
    は炭素数2〜100の間のパーフルオロエーテル基ある
    いはそれらの置換体を表す。 ポリトリアジンは、複数の種類の一般式〔III〕で表さ
    れる繰返し単位より構成されていてもよい、で表される
    繰り返し単位よりなる固有粘度が0.05dl/g〜0
    .65dl/gの範囲内であるポリトリアジンよりなる
    、パーフルオロポリエーテルに対する粘度調節剤。
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