JPH0484665A - ろう付け方法 - Google Patents
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- JPH0484665A JPH0484665A JP2198751A JP19875190A JPH0484665A JP H0484665 A JPH0484665 A JP H0484665A JP 2198751 A JP2198751 A JP 2198751A JP 19875190 A JP19875190 A JP 19875190A JP H0484665 A JPH0484665 A JP H0484665A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は静電塗装法によりフラックスを付着させること
を特徴とするろう付け方法に関するものである。
を特徴とするろう付け方法に関するものである。
(従来の技術)
空調機器を構成する放熱器は、冷媒が流通する蛇行状の
熱交換チューブと、この熱交換チューブの周囲にろう付
けされた熱交換フィンとからなり、この熱交換フィンの
ろう付けにおいて、フラックスは一般に湿式スプレーま
たは浸漬法が用いられており、その他に粉体の静電塗装
法も提案されている。この粉体の静電塗装法は、湿式ス
プレーまたは浸漬法に比べて水の乾燥工程が不要である
ことから、作業が簡易的であり低コストでフラックスの
付着を行うことができる。
熱交換チューブと、この熱交換チューブの周囲にろう付
けされた熱交換フィンとからなり、この熱交換フィンの
ろう付けにおいて、フラックスは一般に湿式スプレーま
たは浸漬法が用いられており、その他に粉体の静電塗装
法も提案されている。この粉体の静電塗装法は、湿式ス
プレーまたは浸漬法に比べて水の乾燥工程が不要である
ことから、作業が簡易的であり低コストでフラックスの
付着を行うことができる。
このフラックスの静電塗装法を活用したろう付け方法を
説明すると、まず、熱交換チューブに熱交換フィンの仮
組付けを行なう。この仮組付けされた放熱器をフラック
スと逆極性に帯電し、この放熱器の一面に向って静電粉
体のフラックスを吹付け塗装する。このとき、フラック
スが電気的吸着力により放熱器の一面に付着するととも
に、この粉体のフラックスが放熱器の他面側にも回り込
み付着する。その後、このフラックスが付着した放熱器
を加熱し、放熱器のろう付けが完了する。
説明すると、まず、熱交換チューブに熱交換フィンの仮
組付けを行なう。この仮組付けされた放熱器をフラック
スと逆極性に帯電し、この放熱器の一面に向って静電粉
体のフラックスを吹付け塗装する。このとき、フラック
スが電気的吸着力により放熱器の一面に付着するととも
に、この粉体のフラックスが放熱器の他面側にも回り込
み付着する。その後、このフラックスが付着した放熱器
を加熱し、放熱器のろう付けが完了する。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このようなろう付け方法での前述した静
電塗装工程においては、電気的吸着力のみにより放熱器
にフラックスを付着させるため、その付着効率が未だ充
分ではなかったし、また、放熱器の一面に向ってのみフ
ラックスが吹付け塗装されるため、放熱器の他面側への
フラックスの付着量が少なく、ろう付けむらを生ずると
いう問題点を有していた。
電塗装工程においては、電気的吸着力のみにより放熱器
にフラックスを付着させるため、その付着効率が未だ充
分ではなかったし、また、放熱器の一面に向ってのみフ
ラックスが吹付け塗装されるため、放熱器の他面側への
フラックスの付着量が少なく、ろう付けむらを生ずると
いう問題点を有していた。
他方、このような問題点を解決するため、放熱器の両面
に対向して静電塗装装置を2台設置し、放熱器の両面に
フラックスを吹付けるという方法も考えられるが、これ
ではコスト高となることは勿論のこと、吹付け量が過剰
となるおそれがあり、フラックスの吹付け量に対してそ
の付着量が少なく、付着効率が低下するという問題点を
有していた。
に対向して静電塗装装置を2台設置し、放熱器の両面に
フラックスを吹付けるという方法も考えられるが、これ
ではコスト高となることは勿論のこと、吹付け量が過剰
となるおそれがあり、フラックスの吹付け量に対してそ
の付着量が少なく、付着効率が低下するという問題点を
有していた。
本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、被ろう付け物へ
のフラックスの付着効率を向上させることができるろう
付け方法を提供することにある。
のフラックスの付着効率を向上させることができるろう
付け方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は前記課題を解決するため、請求項(1)の発明
は、仮組付けされた被ろう付け物に向って水を噴霧する
水付着工程と、前記水付着工程の後に、前記被ろう付け
物に向って静電粉体のフラックスを吹付ける静電塗装工
程と、前記静電塗装工程の後に、前記被ろう付け物を加
熱してろう付けする加熱工程とを具備することを特徴と
する請求項(2)の発明は、請求項(1)のろう付け方
法において、前記水付着工程では前記被ろう付け物の一
面に向って水を噴霧し、前記静電塗装工程では被ろう付
け物の他面に向ってフラックスを吹付けることを特徴と
する 請求項(3)の発明は、請求項(1)又は請求項(2)
のろう付け方法において、前記水付着工程と前記静電塗
装工程とを同一の装置ボックス内で行なうことを特徴と
する。
は、仮組付けされた被ろう付け物に向って水を噴霧する
水付着工程と、前記水付着工程の後に、前記被ろう付け
物に向って静電粉体のフラックスを吹付ける静電塗装工
程と、前記静電塗装工程の後に、前記被ろう付け物を加
熱してろう付けする加熱工程とを具備することを特徴と
する請求項(2)の発明は、請求項(1)のろう付け方
法において、前記水付着工程では前記被ろう付け物の一
面に向って水を噴霧し、前記静電塗装工程では被ろう付
け物の他面に向ってフラックスを吹付けることを特徴と
する 請求項(3)の発明は、請求項(1)又は請求項(2)
のろう付け方法において、前記水付着工程と前記静電塗
装工程とを同一の装置ボックス内で行なうことを特徴と
する。
(作 用)
請求項(1)の発明によれば、水付着工程により被ろう
付け物に水を付着した後、静電塗装工程により被ろう付
け物に向ってフラックスを吹付ける。
付け物に水を付着した後、静電塗装工程により被ろう付
け物に向ってフラックスを吹付ける。
これにより、このフラックスは電気的吸着力により被ろ
う付け物に付着するとともに、被ろう付け物はその付着
した水の吸着力により効率よく付着し、フラックスの付
着効率が向上する。
う付け物に付着するとともに、被ろう付け物はその付着
した水の吸着力により効率よく付着し、フラックスの付
着効率が向上する。
請求項(2)の発明によれば、被ろう付け物の一面に回
り込んだフラックスが水の吸着力によってもこの一面に
付着するため、被ろう付け物の両面からの水の付着及び
フラックスの吹付けを行なうことを要しない。
り込んだフラックスが水の吸着力によってもこの一面に
付着するため、被ろう付け物の両面からの水の付着及び
フラックスの吹付けを行なうことを要しない。
請求項(3)の発明によれば、水付着工程と静電塗装工
程とが同一の装置ボックス内で行われるため、水付着工
程で噴霧された水により静電塗装工程側も高湿度状態と
なっており、被ろう付け物全体に水が付着する。これに
より、被ろう付け物全体にフラックスが効率良く付着す
る。
程とが同一の装置ボックス内で行われるため、水付着工
程で噴霧された水により静電塗装工程側も高湿度状態と
なっており、被ろう付け物全体に水が付着する。これに
より、被ろう付け物全体にフラックスが効率良く付着す
る。
(実施例)
第1図乃至第5図(a) (b)は本発明に係るろう付
け方法を示すもので、第1図は水付着工程及び静電塗装
工程を示す概略斜視図である。即ち、1は装置ボックス
で、その内部にオーバーヘッドコンベア2が貫通してい
る。このオーバーヘッドコンベア2には放熱器3が吊り
下げられ、この放熱器3がこのコンベア2により装置ボ
ックス1の入口1aから入り、その装置ボックス1内を
通って出口1bから搬出するようになっている。また、
装置ボックス1の入口1a寄りには水噴霧装置4が配置
され、また、出口lb寄りには静電塗装装置5が配置さ
れており、この水噴霧装置4は放熱器3の一面に、静電
塗装装置5は放熱器3の他面にそれぞれ対向している。
け方法を示すもので、第1図は水付着工程及び静電塗装
工程を示す概略斜視図である。即ち、1は装置ボックス
で、その内部にオーバーヘッドコンベア2が貫通してい
る。このオーバーヘッドコンベア2には放熱器3が吊り
下げられ、この放熱器3がこのコンベア2により装置ボ
ックス1の入口1aから入り、その装置ボックス1内を
通って出口1bから搬出するようになっている。また、
装置ボックス1の入口1a寄りには水噴霧装置4が配置
され、また、出口lb寄りには静電塗装装置5が配置さ
れており、この水噴霧装置4は放熱器3の一面に、静電
塗装装置5は放熱器3の他面にそれぞれ対向している。
第2図はこの放熱器3の仮組付け状態を示す斜視図であ
る。この放熱器3は上下に蛇行するアルミニラム製の熱
交換チューブ3aの」1下及び間隙にアルミニウム製の
熱交換フィン3bを仮組付けしてなり、この放熱器3の
」−下を治具6で挾み込み、この上下の治具6をボルト
締結具7にて連結している。
る。この放熱器3は上下に蛇行するアルミニラム製の熱
交換チューブ3aの」1下及び間隙にアルミニウム製の
熱交換フィン3bを仮組付けしてなり、この放熱器3の
」−下を治具6で挾み込み、この上下の治具6をボルト
締結具7にて連結している。
第3図は前記水噴霧装置4及び前記静電塗装装置5の概
略構造図である。即ち、水噴霧装置4は貯水タンク4a
内の水Aをポンプ4bにて噴霧ノズル4cに給送し、こ
の噴霧ノズル4cから放熱器3の一面3Cに向って水を
噴霧する。静電塗装装置5はフラックス供給装置5aと
、高電圧発生器5bと、コンプレッサ5cと、静電吹付
けガン5dとを備えている。フラックス供給装置5aか
ら静電吹付けガン5dに粉体状のフラックスBを供給す
るとともに高電圧発生器5bによりこのフラックスBに
正又は負の電荷を与え、この帯電したフラックスBをコ
ンプレッサ5cからの圧縮空気により静電吹付けガン5
dから放熱器3の他面3dに向って吹付けるようになっ
ている。
略構造図である。即ち、水噴霧装置4は貯水タンク4a
内の水Aをポンプ4bにて噴霧ノズル4cに給送し、こ
の噴霧ノズル4cから放熱器3の一面3Cに向って水を
噴霧する。静電塗装装置5はフラックス供給装置5aと
、高電圧発生器5bと、コンプレッサ5cと、静電吹付
けガン5dとを備えている。フラックス供給装置5aか
ら静電吹付けガン5dに粉体状のフラックスBを供給す
るとともに高電圧発生器5bによりこのフラックスBに
正又は負の電荷を与え、この帯電したフラックスBをコ
ンプレッサ5cからの圧縮空気により静電吹付けガン5
dから放熱器3の他面3dに向って吹付けるようになっ
ている。
第4図は静電塗装された放熱器3の加熱工程を示すもの
である。即ち、8は加熱炉で、放熱器3をコンベア8a
にて加熱炉8内に搬送し、放熱器3に付着したフラック
スBによりろう付けが行なわれる。
である。即ち、8は加熱炉で、放熱器3をコンベア8a
にて加熱炉8内に搬送し、放熱器3に付着したフラック
スBによりろう付けが行なわれる。
次に、放熱器3のろう付け作業を説明する。まず、第2
図に示すように、放熱器3を構成する熱交換チューブ3
a及び熱交換フィン3bを治具6及びボルト締結具7に
より仮組付けしてオーバヘッドコンベア2に吊り下げる
。
図に示すように、放熱器3を構成する熱交換チューブ3
a及び熱交換フィン3bを治具6及びボルト締結具7に
より仮組付けしてオーバヘッドコンベア2に吊り下げる
。
次いで、このオーバーヘッドコンベア2の吊り下げワイ
ヤ2aを介して放熱器3に前述したフラックスBとは逆
極性となるよう電圧を印加し、このような状態で放熱器
3をオーバーヘッドコンベア2により装置ボックス1内
に搬送する。
ヤ2aを介して放熱器3に前述したフラックスBとは逆
極性となるよう電圧を印加し、このような状態で放熱器
3をオーバーヘッドコンベア2により装置ボックス1内
に搬送する。
この装置ボックス1の入口1aから入った放熱器3は水
噴霧装置4から噴霧される水Aにより、その−面3cに
水Aが付着する。この水付着工程が終了したときは、装
置ボックス1の出口1b寄りで静電塗装装置5により放
熱器3の他面3dに向って帯電したフラックスBが吹付
けられる。
噴霧装置4から噴霧される水Aにより、その−面3cに
水Aが付着する。この水付着工程が終了したときは、装
置ボックス1の出口1b寄りで静電塗装装置5により放
熱器3の他面3dに向って帯電したフラックスBが吹付
けられる。
このときのフラゾ・7スの付着状態を第5図(a)(b
)に基づいて説明する。即ち、第5図(a)は従来のフ
ラックスBの付着状態を示し、第5図(b)は本実施例
のフラックスBの付着状態を示している。まず、放熱器
3の一面3c寄りのフラックスBの付着範囲を比較する
に、従来はその範囲がDlでまた本実施例はD2で、D
l〈D2となっており、本実施例においてフラックスB
の付@量が向」ニしている。これは、本実施例において
静電塗装工程の前段階で放熱器3の一面3cに水Aを付
着させていることによるもので、放熱器3の他面3d側
から一面3c側に回り込んだフラックスBが電気的吸着
力とともに水Aの吸着力によっても付着する。
)に基づいて説明する。即ち、第5図(a)は従来のフ
ラックスBの付着状態を示し、第5図(b)は本実施例
のフラックスBの付着状態を示している。まず、放熱器
3の一面3c寄りのフラックスBの付着範囲を比較する
に、従来はその範囲がDlでまた本実施例はD2で、D
l〈D2となっており、本実施例においてフラックスB
の付@量が向」ニしている。これは、本実施例において
静電塗装工程の前段階で放熱器3の一面3cに水Aを付
着させていることによるもので、放熱器3の他面3d側
から一面3c側に回り込んだフラックスBが電気的吸着
力とともに水Aの吸着力によっても付着する。
次に、熱交換チューブ3aの幅方向中央寄りのフラック
ス付着範囲を比較するに、dl (従来)くd2 (本
実施例)となっており、また、放熱器3の他面寄りのフ
ラックス付着範囲を比較するに、d、′ (従来)<d
2’(本実施例)となっており、これまた、本実施例に
おいてフラックスBの付着量が向」ニジている。これは
、水が噴霧される部屋とフラックスBが吹付けられる部
屋が同−即ち、同一の装置ボックス1となっているため
、水噴霧装置4から噴霧される水Aにより装置ボックス
1内全体が高湿度となり、放熱器3の一面3c寄りは勿
論のことその内側及び他面3d寄りにも水Aが付着する
ことによるものである。
ス付着範囲を比較するに、dl (従来)くd2 (本
実施例)となっており、また、放熱器3の他面寄りのフ
ラックス付着範囲を比較するに、d、′ (従来)<d
2’(本実施例)となっており、これまた、本実施例に
おいてフラックスBの付着量が向」ニジている。これは
、水が噴霧される部屋とフラックスBが吹付けられる部
屋が同−即ち、同一の装置ボックス1となっているため
、水噴霧装置4から噴霧される水Aにより装置ボックス
1内全体が高湿度となり、放熱器3の一面3c寄りは勿
論のことその内側及び他面3d寄りにも水Aが付着する
ことによるものである。
このような、静電塗装工程が終了したときは、この放熱
器3を乾燥させその後その放熱器3の他面3dを上にし
て加熱炉8のコンベア8aの上に置く。これは加熱炉8
における加熱の際に放熱器3からフラックスBが融解し
、自重流下することを考慮したもので、フラックスBの
付着量の多い他面3dを上にすることにより、両面3c
、3dのろう付け量をバランスさせている。
器3を乾燥させその後その放熱器3の他面3dを上にし
て加熱炉8のコンベア8aの上に置く。これは加熱炉8
における加熱の際に放熱器3からフラックスBが融解し
、自重流下することを考慮したもので、フラックスBの
付着量の多い他面3dを上にすることにより、両面3c
、3dのろう付け量をバランスさせている。
この加熱炉8における加熱工程の終了により、ろう付け
作業が完了する。
作業が完了する。
(発明の効果)
以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、静
電塗装工程の前に水付着工程で被ろう付け物に水分が付
着するため、フラックスがこの水の吸着力によっても被
ろう付け物に付着し、フラックスの付着効率が向上する
という利点を有する。
電塗装工程の前に水付着工程で被ろう付け物に水分が付
着するため、フラックスがこの水の吸着力によっても被
ろう付け物に付着し、フラックスの付着効率が向上する
という利点を有する。
請求項(2)の発明によれば、被ろう付け物の一面に回
り込んだフラックスが水の吸着力によっても付着するた
め、被ろう付け物の両面からの水の付着及びフラックス
の吹付けを行なうことを要せず、水付着工程及び静電塗
装工程を実現する各機器を被ろう付け物の両面に対向し
てそれぞれ2台ずつ設置する必要がないという利点を有
する。
り込んだフラックスが水の吸着力によっても付着するた
め、被ろう付け物の両面からの水の付着及びフラックス
の吹付けを行なうことを要せず、水付着工程及び静電塗
装工程を実現する各機器を被ろう付け物の両面に対向し
てそれぞれ2台ずつ設置する必要がないという利点を有
する。
請求項(3)の発明によれば、装置ボックスの内部全体
が高湿度となるため、被ろう付け物全体に水の吸着力が
作用しフラックスの付着効率が更に向上するという利点
を有する。
が高湿度となるため、被ろう付け物全体に水の吸着力が
作用しフラックスの付着効率が更に向上するという利点
を有する。
第1図乃至第5図(a) (b)は本発明のろう付け方
法を示すもので、第1図は水付着工程及び静電塗装工程
の概略斜視図、第2図は放熱器の仮組付け斜視図、第3
図は水噴霧装置及び静電塗装装置の概略構造図、第4図
は加熱工程の概略斜視図、第5図(a) (b)はフラ
ックスの付着状態を示す断面図である。 図中、1・・・装置ボックス、3・・・放熱器、3c・
・・−面、3d・・・他面、4・・・水噴霧装置、5・
・・静電塗装装置、8・・・加熱炉、A・・・水、B・
・・フラックス。
法を示すもので、第1図は水付着工程及び静電塗装工程
の概略斜視図、第2図は放熱器の仮組付け斜視図、第3
図は水噴霧装置及び静電塗装装置の概略構造図、第4図
は加熱工程の概略斜視図、第5図(a) (b)はフラ
ックスの付着状態を示す断面図である。 図中、1・・・装置ボックス、3・・・放熱器、3c・
・・−面、3d・・・他面、4・・・水噴霧装置、5・
・・静電塗装装置、8・・・加熱炉、A・・・水、B・
・・フラックス。
Claims (3)
- (1)仮組付けされた被ろう付け物に向って水を噴霧す
る水付着工程と、 前記水付着工程の後に、前記被ろう付け物に向って静電
粉体のフラックスを吹付ける静電塗装工程と、 前記静電塗装工程の後に、前記被ろう付け物を加熱して
ろう付けする加熱工程とを具備することを特徴とするろ
う付け方法。 - (2)前記水付着工程では前記被ろう付け物の一面に向
って水を噴霧し、前記静電塗装工程では被ろう付け物の
他面に向ってフラックスを吹付けることを特徴とする請
求項(1)記載のろう付け方法。 - (3)前記水付着工程と前記静電塗装工程とを同一め装
置ボックス内で行なう ことを特徴とする請求項(1)又は請求項(2)記載の
ろう付け方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2198751A JP2825949B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | ろう付け方法 |
US07/736,623 US5174490A (en) | 1990-07-26 | 1991-07-26 | Brazing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2198751A JP2825949B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | ろう付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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