JPH048451A - サーボモータの制御方式 - Google Patents

サーボモータの制御方式

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JPH048451A
JPH048451A JP11037890A JP11037890A JPH048451A JP H048451 A JPH048451 A JP H048451A JP 11037890 A JP11037890 A JP 11037890A JP 11037890 A JP11037890 A JP 11037890A JP H048451 A JPH048451 A JP H048451A
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backlash
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command
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JP11037890A
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Heisuke Iwashita
平輔 岩下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、工作機械のテーブル等の送り軸を駆動するサ
ーボモータの制御方式に関し、特に、送り軸の移動方向
が反転するときのバックラッシュ加速補正に関するもの
である。
従来の技術 工作機械において、テーブル等を駆動するサーボモータ
の駆動方向を反転させるとき、通常、送りねじのバック
ラッシュや摩擦の影響のため、機械は即座に反転するこ
とができない。そのため、工作機械で円弧切削等を行っ
ているとき、象眼が変わると切削円弧面に突起が生じる
。例えば、X。
Y2軸平面上でワークに対し円弧切削を行い、X軸をプ
ラス方向、Y軸をマイナス方向に移動させているとき象
限が変わり、Y軸はそのままマイナス方向に駆動しX軸
をマイナス方向に駆動するように切換えた場合、Y軸に
対しては今までと同一速度で切削が行われるが、X軸は
位置偏差が「0」になることからトルク指令値が小さく
なり、摩擦によりサーボモータは即座に反転できないこ
と、及び、テーブルを送る送りねじのバックラッシュに
よりテーブルの移動も即座に反転できないことから、X
軸方向のワークの移動は移動指令に対し追従できなく遅
れることとなる。その結果、切削円弧面に突起が生じる
従来、この突起をなくすため、あるいは減らすため、移
動方向の反転時に位置偏差に位置のバックラッシュ補正
を行うと共に、速度指令に適当な値(加速量)を加えて
サーボモータの反転方向に加速を行い象限突起を減らす
、いわゆるバックラッシュ加速を行っている。
第6図は、従来行われているこのバックラッシュ補正の
ブロック図で、CNC(コンピュータ内臓の数値制御装
置)はディジタルサーボ回路側に位置指令、及び位置指
令の符号が反転するときに機械系のバックラッシュを補
正するためにバ・ツクラッシュ補正データ(位置のデー
タ)を与える。
ディジタルサーボ回路のプロセッサ(CPL7)はこの
バックラッシュ補正データを受信すると、バックラッシ
ュ補正手段13によりエラーカウンタ10にこのバック
ラッシュ補正データを加算する。
この補正データはポジションゲインKpを通じて速度ル
ープ12に作用するが、サーボ系の遅れのために機械は
すぐには動かず、象限突起が生しる。
そこで、位置のバックラッシュ補正と共に速度指令VC
にも適当な値(加速量)を加えて、サーボモータの反転
方向に加速を行うが、CNCがバックラッシュ補正デー
タを送出するのと同時にサーボソフト内部(ディジタル
サーボ回路内)でバックラッシュ加速を行うと、サーボ
モータが完全に方向反転をしていないために、逆に円弧
切削面を内側にくい込んで切削してしまう不具合が生じ
る。
すなわち、エラーカウンタ10で示される位置偏差にポ
ジションゲインKPを乗じて得られる速度指令が完全に
逆転しないうちに、バックラッシュ加速が行われて切削
面が内側にくい込んで切削されることとなる。
また、バックラッシュ加速量が大きすぎると、バックラ
ッシュや摩擦トルクを補正する以上に内側へ切り込むこ
とにもなる。
そこで、サーボコントローラはエラーカウンタの値を監
視し、エラーカウンタの値の符号が反転したとき、モー
タの回転方向が反転したタイミングとみなし、バックラ
ッシュ加速を行うようにしている。さらには、速度指令
VCは位置偏差e (1)にポジションゲインを乗じた
値であるので、チエツクボードを通して速度指令VCを
アナログ信号として観測し、速度指令VCの波形が理想
的な位置偏差e (t)に対応する速度指令(KPe(
t))に近くなるようにバックラッシュ加速量。
加速時間を調整している。
発明が解決しようとする課題 上述したバックラッシュを行う場合において、送り速度
が非常に低速である場合や、停止中から反転方向に1パ
ルス動き出すとき等にバックラッシュ加速補正を行うと
、加速量が過剰になり機械がオーバシュート等を起し加
工面に切り込み過ぎを生じる場合がある。
そこで、本発明の目的は、送り速度が非常に遅い場合や
、停止後反転方向に1パルス程度の移動指令で移動する
場合においても、バックラッシュ加速補正で補正過剰が
生じないサーボモータの制御方式を提供することにある
課題を解決するための手段 本発明は、バックラッシュ加速補正において、移動指令
の方向が反転した後の移動指令値を積算し、該積算値が
設定値以上になった時点でバックラッシュ補正を開始す
るようにした。特に、位置偏差反転後の設定所定時間内
で上記移動指令値が設定値以上になった時点でバックラ
ッシ補正を開始し、上記設定時間を経過するとバックラ
ッシュ加速補正を停止するようにすることによって上記
課題を解決した。
作   用 停止後、反転方向に1パルス程度の遅い速度の場合、バ
ックラッシュ分を移動させるに必要なトルクは摩擦抵抗
程度であるから、送り速度に対してバックラッシュ分の
送りは速やかに行われバックラッシュ加速補正を行わな
くても十分である。
また、送り速度が非常に遅い場合のときも、移動指令方
向が反転しても位置偏差は直ちに反転せず、この状態で
バックラッシュ加速補正を行うと切削面が内側にくい込
んで切削されることとなる。そこで、移動指令の方向が
反転した後の移動指令値を積算し、該積算値が設定値以
上になった時点でバックラッシ加速補正を開始するよう
にすることにより、停止後反転方向に移動指令が1パル
ス程度である場合には上記積算値が設定値に達する前に
バックラッシュ加速期間が終了するのでバックラッシュ
加速補正は行われない。また、送り速度が非常に遅い場
合でも、移動指令の積算値が設定値以上になってからバ
ラクラシュ加速補正が行われるので切削面の切り込み過
ぎは防止できる。さらに送り速度が速い場合には上記積
算値が方向反転後直ちに設定値を越えるからバックラッ
シュ加速補正がなされ、切削面に突起を生じさせること
はない。
実施例 第2図は本発明の一実施例を実施する工作機械等におけ
るサーボモータの駆動制御回路のブロック図で、1軸の
サーボモータの駆動制御回路のみを図示している。1は
工作機械等を制御するプロセッサ内臓の数値制御装置、
2は共有メモリで数値制御装置のプロセッサからもまた
ディジタルサーボ回路のプロセッサからもアクセスする
ことができる不揮発性RAMで構成されたメモリである
3はディジタルサーボ回路で、プロセッサ、  ROM
、RAM等で構成され、サーボモータの制御をディジタ
ル的に処理(ソフトウェア処理)するものである。4は
ディジタルサーボ回路3で制御されるサーボモータで、
5は該サーボモータに取付けられ、モータが所定量回転
するごとにパルスを発生する位置検出器で、該パルスを
ディジタルサーボ回路にフィードバックしている。
なお、上記構成は従来から公知なものであり、詳細は省
略する。
そして、ディジタルサーボ回路3は所定用期毎数値制御
装置1から出力される移動指令を共有メモリ2を介して
受信し、従来と同様に位置ループ処理、速度ループ処理
を実行している。ただし、本発明と関連して、速度ルー
プ処理が従来の処理と相違する。
第1図(a)、  (b)は、ディジタルサーボ回路3
のプロセッサが所定用期毎実施する速度ループ処理のフ
ローチャートである。
ディジタルサーボ回路3のプロセッサは、移動指令MC
が零か否か判断しく初めは移動指令がなく、次に移動指
令が一方方向に出され、その後移動指令の方向が反転す
るものとして以下説明する)、零ならば(ステップS1
)、ステップS8に移行して移動指令を積算するレジス
タR2にこの移動指令MCを加算する。なお、電源投入
時イニシャライズによって、このレジスタR2、後述す
るレジスタR1、バックラッシュカウンタBCは零にセ
ットされ、バックラッシュフラグBFも零にセットされ
ている。次にプロセッサはバックラッシュフラグBFが
1か否か判断しくステップS9)、始めは零であるから
ステップS14に移行してバックラッシュカウンタBC
が零以下か否か判断し、始めはバックラッシュカウンタ
BCも零であるから、ステップS18に移行してレジス
タR3を零にし、位置ループ処理で算出された速度指令
VCに該レジスタR3の値を加算して速度指令とし、こ
の速度指令VCに基づいて従来と同様に速度ループ処理
を行って(ステップS19.820)、速度ループ処理
を終了する。すなわち、移動指令MCが零である間はス
テップ31,38.S9゜S14.S18.S19.S
20の処理を所定同期毎実行する。
次に、移動指令MCが出力され零でなくなると、ステッ
プS1からステップS2へ移行し、レジスタR1に記憶
する値にこの移動指令MCを乗じてその値が負であるか
否か判断する。始めはイニシャライズでレジスタR1の
値は零であるからステップS2からステップS7移行し
てレジスタR1に移動指令MCを格納する。次にレジス
タR2に移動指令MCを加算し、バックラッシュフラグ
BFが1か否か判断しくステップS8.S9)、まだバ
ックラッシュフラグBFは零であるから、次にバックラ
ッシュカウンタBCが負か否か判断しくステップ514
)該カウンタBCはまだ零であるから、レジスタR3を
零にして(ステップ518)、位置ループ処理で算出さ
れた速度指令VCにこのレジスタR3の値(0)を加算
して移動指令を求めこの移動指令に基づいて速度ループ
処理を行い当該周期の速度ループ処理を終了する。
そして、次の周期でも移動指令MCがあり、前周期の移
動指令方向と同一であるならば、ステップS1からステ
ップS2へ移行し、ステップS2で前周期の移動指令を
記憶するレジスタR1と当該周期の移動指令MCの積は
負にはならないから、ステップS7に移行し、前周期と
同様にステップS7.S8.S9.S14.S18.S
19.S20の処理を行う。以後、移動指令MCの値が
零もしくは移動方向が反転し移動指令の符号が反転しな
い限り、各周期ごとステップSl、  S2.  S7
、S8.S9.S14.S18.S19.S20の処理
を実行して、通常の速度ループ処理、すなわち、位置ル
ープ処理で算出された速度指令に基づき、速度ループ処
理を実行することとなる。
次に、円弧切削等で象限が変り移動指令MCが零になる
と、ステップS1からステップS8に移行して前述した
ようにステップS8.S9.S14、S18.S19.
S20の処理を行う。この場合ステップS7の処理を実
行しないからレジスタR1には移動指令MCの移動指令
方向が変る前の値が記憶されていることとなる。そして
、次の周期で移動指令方向が反転した移動指令MCが入
力されると、ステップS1からステップS2移行して、
レジスタR1に記憶する値の符号と当該周期の移動指令
MCの符号がことなることからステップS2の判断は負
となり、ステップS3へ移行して移動指令MCの値を積
算するレジスタR2を零にし、バックラッシュフラグB
Fを1にセットする(ステップS3)。そして移動指令
MCの値が正か否か判断し正ならば方向フラグDFを零
に負ならば該フラグDFを1にセットする(ステップ8
4〜S6)。次にレジスタR1に当該周期の移動指令M
Cの値を格納する。なお、移動指令の方向が反転時に、
移動指令MCが一旦零にならずに直接符号が反転する場
合にも、前周期の移動指令を記憶するレジスタR1と当
該周期の移動指令MCの符号がことなることからステッ
プS2からステップS3へ移行してレジスタR2が零に
セットされバックラッシュフラグBFが1にセットされ
、方向フラグDFが移動指令MCの符号に応じてセット
される。そして、ステップS8に移行してレジスタR2
に移動指令MCの値が加算されることとなるが、レジス
タR2はステップS3で零にセットされているから移動
指令MCの方向反転後の移動指令の値を以後積算するこ
ととなる。次にバックラッシュフラグBFが1か否か判
断しくステップS9)、ステップS3で1にセットされ
ているから、ステップSIOに移行し、方向フラグDF
が零か否か判断し、零ならば、位置ループ処理において
求められるエラーカウンタの値すなわち位置偏差Erが
零以上か否か(ステップ511)、方向フラグDFが1
であれば、上記位置偏差Erが零以下か否か判断する(
ステップ512)。すなわち、移動指令MCの方向が反
転し、その移動指令の方向と同じ符号に位置偏差Erが
なっているか否か判断するものである。例えばプラス方
向に移動していたものが、マイナス方向に移動指令MC
が反転したとき、位置偏差Erもマイナスに反転したか
否か判断するものである。こうして位置偏差Erが零に
なるか、もしくは符号が反転すると、バックラッシュカ
ウンタBCに設定値N(正の値)をセットしバックラッ
シュフラグBFを零にセットする(ステップ513)。
また位置偏差Erが零またはその符号が反転しなければ
、ステップS13の処理は行わず、前述したようにステ
ップS14.S18.S19,820の処理を行う。そ
して、位置偏差Erが零もしくはその符号が反転すると
、バックラッシュカウンタBCが設定値Nに設定され、
ステップS14に移行するからステップ314でバック
ラッシュカウンタBCの値が正であると判断されるので
、ステップ81.5に移行して、バックラッシュカウン
タBCから1減算し、移動指令NCの値を積算するレジ
スタR2の値の絶対値が設定値XSより小さいか否か判
断しくステップ816)、小さければステップS18に
移行しレジスタR3に零をセットし、小さくなければス
テップ51−7に移行してレジスタR3に設定されたバ
ックラッシュ加速量Aをセットし、位置ループ処理で算
出された速度指令VCにレジスタR3の値を加算してこ
の加算値を速度指令として速度ループ処理を行う(ステ
ップS19.520)。
すなわち、移動指令MCの符号が反転(移動指令の方向
が反転)すると、以後の移動指令MCの値の積算が行わ
れ(ステップS8)、移動指令MCの符号が反転しても
位置偏差Erが零にも、もしくはその符号が反転しなけ
れば、各周期ごとステップS1.S2,37.S8.S
9.SIO。
SllまたはS12.S14.S18.S19゜S20
の処理が行われ、バックラッシュ加速補正は行われない
。そして、位置偏差Erが零もしくはその符号が反転す
ると(ステップSll、512)、バックラッシュカウ
ンタBCが設定値Nにセットされバックラッシュ期間を
カウント開始するが(ステップ515)、移動指令の符
号反転後の移動指令MCの値の積算値が設定値XSに達
しなければ、各周期ごとステップ31.  S2.  
S7゜S8.S9.S14.815.S16,818゜
S19.S20の処理を繰り返し、この場合もバックラ
ッシュ加速補正は行われない。そして、移動指令MCの
積算値、すなわちレジスタR2の値の絶対値が設定値X
S以上になると始めてレジスタR3にバックラッシュ加
速量Aがセットされ(ステップ517)、この加速量A
か位置ループ処理で算出された速度指令VCに加算され
てその加算値で速度ループ処理がなされるのでバックラ
ッシュ加速補正が開始されることとなる。そして、以後
はバックラッシュカウンタBCが零以下になるまで(ス
テップ514)、バックラッシュ加速補正が行われる。
そして、バックラッシュカウンタBCが零以下になると
バックラッシュ加速補正は終了する。その結果、移動指
令の方向反転後の移動指令値が±1パルス程度の場合に
は、バックラッシュカウンタBCが零になる前に移動指
令の積算値が設定値XSをこえることがないのでバック
ラッシュ加速補正は行われることない。また、送り速度
が非常に遅い場合も、移動指令方向が反転し、位置偏差
の符号も反転してから移動指令の積算値が設定値XSを
こえるまでに時間を要するから、バックラッシュ加速補
正は、バックラッシュカウンタBCで設定する後半の期
間のみバックラッシュ加速補正が行われることとなるの
で、過剰なバックラッシュ加速補正が行われることはな
い。また、送り速度が速い場合には、移動指令の方向反
転、位置偏差値の符号反転後直ちに移動指令の積算値は
設定値XSを越えるのでバックラッシュ加速補正は直ち
に実行され象限突起等を生じせしめない。
第3図は、停止中から前回の移動とは反対方向(前回は
一方向に移動していたものが停止し、次に子方向に移動
)に1パルス程度の移動をしたときのバックラッシュ加
速補正の説明図で、第4図は、非常に遅い速度での円弧
切削時の方向反転時のバックラッシュ加速補正の説明図
、第5図は速い速度での円弧切削時の方向反転時のバッ
クラッシュ加速補正の説明図であり、それぞれ、(a)
は移動指令の方向反転時のタイミングを示し、(b)は
移動指令の積算値、(C)は位置偏差、(d)はバック
ラッシュカウンタの値、(e)はバックラッシュ加速補
正を表すものである。
第3図において、移動指令が反転し、位置偏差の符号が
反転して、バックラッシュカウンタがカウント開始して
も、移動指令の積算値がバックラッシュカウンタが零に
なる前に設定値XSを越えないので、バックラッシュ加
速補正は行われない。
第4図においては、送り速度が遅く移動指令の方向が反
転し、位置偏差の符号が反転してバックラッシュカウン
タがカウントを開始しても移動指令の積算値は設定値X
Sに遅れて達し、達した以後始めてバックラッシュ加速
補正がなされるのでバックラッシュ加速期間は短い期間
となる。
第5図は、速い送り速度で円弧切削を行う場合であり、
移動指令の方向が反転し、位置偏差の符号が反転しバッ
クラッシュカウンタがカウントを開始すると同時に、移
動指令の積算値が設定値XSをすでに越えていることか
ら、直ちにバックラッシュ加速補正がなされバックラッ
シュカウンタで設定される期間バックラッシュ加速補正
がなされることを示している。
発明の効果 本発明においては、停止中から今までの移動方向とは反
対方向に1パルス程度のわずかな移動を行う場合や、送
り速度が非常に遅いときの移動方向の反転時などに、過
剰なバックラッシュ加速補正を行わないので、切削面に
切り込み過ぎを生じせしめることはない。また、送り速
度が速い場合における移動方向の反転時には、直ちにバ
ックラッシュ加速補正がなされるので、切削面に突起を
生じせしめることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、  (b)は本発明の一実施例における
ディジタルサーボ回路のプロセッサか実施する速度ルー
プ処理のフローチャート、第2図は本発明を実施する一
実施例の工作機械のサーボモータ制御の要部ブロック図
、第3図は停止中から前回の移動とは反対方向に1パル
ス程度の移動をしたときのバックラッシュ加速補正の説
明図で、第4図は、非常に遅い速度での円弧切削時の方
向反転時のバックラッシュ加速補正の説明図、第5図は
速い速度での円弧切削時の方向反転時のバックラッシュ
加速補正の説明図、第6図は従来から行われているバッ
クラッシュ補正の説明図である。 1・・・数値制御装置、2・・・共有メモリ、3・・・
ディジタルサーボ回路、4・・サーボモータ、5・・・
位置検出器である。 第 呪 (〔)イ立丘r偏差 0 (e)’蓬に 第 第 呪 第 呪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サーボモータを用いて駆動される工作機械の送り
    軸の方向反転時に、所定期間、速度指令またはトルク指
    令に設定されたオフセット値を加えてバックラッシュや
    摩擦による方向反転の遅れを補正するバックラッシュ加
    速補正において、移動指令の方向が反転した後の移動指
    令値を積算し、該積算値が設定値以上になった時点でバ
    ックラッシ加速補正を開始することを特徴とするサーボ
    モータの制御方式。
  2. (2)サーボモータを用いて駆動される工作機械の送り
    軸の方向反転時に、速度指令またはトルク指令に設定さ
    れたオフセット値を加えてバックラッシュや摩擦による
    方向反転の遅れを補正するバックラッシュ加速補正にお
    いて、移動指令の方向が反転した後の移動指令値を積算
    し、位置偏差反転後の設定所定時間内で上記移動指令値
    が設定値以上になった時点でバックラッシ加速補正を開
    始し、上記設定時間を経過するとバックラッシュ加速補
    正を停止することを特徴とするサーボモータの制御方式
JP11037890A 1990-04-27 1990-04-27 サーボモータの制御方式 Pending JPH048451A (ja)

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