JPH0484258A - 共用記憶制御システム - Google Patents

共用記憶制御システム

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JPH0484258A
JPH0484258A JP2198767A JP19876790A JPH0484258A JP H0484258 A JPH0484258 A JP H0484258A JP 2198767 A JP2198767 A JP 2198767A JP 19876790 A JP19876790 A JP 19876790A JP H0484258 A JPH0484258 A JP H0484258A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] アクセス元となる複数のクラスタと共用メモリ部の間で
共用メモリ制御部を介してパケット転送を行う共用記憶
制御方式に関し、 通信中にクラスタ側での回復不能なエラー発生で通信が
遮断した時のプツトロックと他のクラスタでのオーバー
ヘッドを防止することを目的とし、クラスタ側のエラー
発生により通信状態が遮断された際に、共用メモリ制御
部内のクラスタ専用回路及び共通回路の初期化、ロック
レジスタのロック解除、更には共用メモリ部からのレシ
ーバ回路のアクセスタイム以上に亘るデータチェックと
バリッドの抑止を行うように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、パケット転送によりアクセス元装置となる複
数のクラスタと共用メモリ部との間のデータ転送を共用
メモリ制御部を介して行う共用記憶制御方式に関する。
クラスタは1又は複数のcpu、cpuとチャネル装[
(CH)及び主記憶(MSU)等を接続してアクセスす
る主記憶制御ユニット(MCU)により1つのシステム
を構成しており、このようなりラスタでなる1又は複数
のシステムをシステムストレージユニット(SSU)と
しての共用メモリ部に接続し、クラスタの主記憶に比べ
て大容量の共用記憶部を用いた巨大プログラムの実行、
複数のクラスタにおいてマルチタスクでプログラムを実
行させることによる高速実行、更に共用記憶とクラスタ
を2重化構成とすることでシステムの二重化等を行って
いる。
クラスタから共用メモリに対するアクセス及びデータ転
送はパケット転送により行っている。例えばクラスタか
らリードアクセスを受ける七クラスタとの間に通信状態
を確立し、共用メモリ部のリードアクセスで得られたデ
ータのクラスタへのパケット転送が終了するまで通信状
態を維持する。
しかし、通信中にクラスタ側で回復不能なエラーが発生
した場合、最悪の場合は共用メモリ制御部の機能が完全
に停止するプツトロックを起こし、またデッドロックに
至らな(ともエラーを発生したクラスタのアクセス制御
状態から離脱する処理に時間がかかり、他のクラスタか
らのアクセスにオーバーヘッドを生ずる。従って、クラ
スタエラー発生時の通信遮断によるデッドロックを回避
し、且つ他のクラスタからのアクセスに対する影響を最
小限に抑えることが望まれる。
[従来の技術] 従来、1つのシステムを構成するアクセス元装置として
の複数のクラスタ、共用メモリ制御部、及び共用メモリ
部を備えた共用記憶制御方式にあっては、共用メモリ部
に対する各クラスタからのアクセスに対し共用メモリ制
御部のプライオリティ制御、ロックアドレスを使用した
メモリ領域の占有制御、パイプライン制御によるメモリ
アクセス、共用メモリに対するアクセスデータのパケッ
ト転送を行っている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の共用記憶制御方式にあ
っては、共用メモリ制御装置に接続されたクラスタが、
メモリアクセスの通信中に回復不能なハードエラー等を
起こして通信を突然遮断する可能性がある。このように
エラー発生で通信が遮断されると、共用メモリ制御回路
部内はエラー発生クラスタとの間でパケット転送を可能
とする各種制御パラメータの設定や回路動作状態にあり
、突然通信が遮断して正常なアクセスを継続てきないた
め、エラー発生後に暴走して制御不能となるデッドロッ
クに陥ったり、初期状態への回復に手間取って他のクラ
スタからのアクセスがオーバーヘッドとなってしまう問
題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、クラスタ側での回復不能なエラー発生による通信
遮断が起きても共用記憶制御のプツトロックと他のクラ
スタてのオーバーヘッド発生を防止する共用記憶制御方
式を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、クラスタ等の複数のアクセス元装置10
−1〜10−n、共用メモリ制御部12、及び共用メモ
リ部14を備え、アクセス元装置10−1〜10−nと
共用メモリ部14の間で共用メモリ制御部12の制御の
もとにパケット転送を行う共用記憶制御方式を対象とす
る。
このような共用記憶制御方式につき本発明にあっては、
共用メモリ制御部12で任意のアクセス元装置と通信中
にアクセス元装置側の回復不能なエラー発生により通信
状態が遮断された際に、該通信遮断により生ずるデッド
ロック及びオーバーヘッドを抑止するように回復処理を
行うエラー処理手段18を共用メモリ制御部12に設け
たことを特徴とする。
具体的にエラー処理手段18は、 回復不能なエラーを発生したアクセス元装置の専用回路
20を初期化する第1初期化手段22と;各アクセス元
装置に共通の共通制御回路24を初期化する第2初期化
手段26と; 共用メモリ部14のロックアドレスを格納したロックレ
ジスタ28のアクセス元IDがエラー発生アクセス元装
置と一致した時にのみ有効ビットをクリアしてロックを
解除させるクリア手段32と; 共用メモリ部14からのレシーバ回路36に対し共用メ
モリアクセスタイム以上の間、エラーを発生したアクセ
ス元装置のアクセスによるリードデータ受信に関するデ
ータチェック及び有効ビットの設定を抑止する抑止手段
36と; 設ける。
ここで第2初期化手段26は共用制御回路24としての
プライオリティ回路を初期化する。
またクリア手段32は、 ロックレジスタ30に格納されたアクセス元■Dを解読
するデコーダと; 該デコーダのアクセス元装置の解読出力とエラー発生時
に有効となるインタフェースクリア信号との論理積をア
クセス元装置毎に検出する複数のANDゲートと・ 該複数のANDゲートのいずれかより得られた論理積出
力によるロックレジスタ30の有効ビット(V)をオフ
するクリアゲートと を備える。
更に抑止手段36は、 共用メモリ部14を制御するアクセスパイプラインの所
定段数位置に格納されたアクセス元IDを解読してエラ
ー発生アクセス元装置の識別出力を生ずる出力端子をア
クセス元装置毎に備えたデコーダと; エラー発生時にインタフェースクリア信号により共用メ
モリ部14のアクセスタイム以上となる所定時間値のプ
リセットを受けてスタートするアクセス元装置毎に設け
られた複数のタイマカウンタと; 前記デコーダの出力端子と前記複数のタイマカウンタの
出力をアクセス元装置毎に入力し、アクセス元装置識別
出力が得られた状態でタイマカウンタがプリセット時間
に到達するまでの間、共用メモリ14からのレシーバ回
路34へのデータチェック信号の出力を禁止するゲート
回路と;を備える。
[作用] このような構成を備えた本発明の共用記憶制御方式によ
れば、アクセス元装置としてのクラスタ側で回復不能な
エラーが発生すると、共用メモリ制御部で通信手段を検
知してインタフェースクリア信号を生成し、エラー発生
クラスタの専用回路、例えば受信バッファやムーバ−等
を初期化し、同時に共通制御回路としてのプライオリテ
ィ回路を初期化する。またエラー発生クラスタがロック
付きアクセスにより共用メモリ部のアクセス領域を占有
するロック獲得状態にあったならば、ロックレジスタの
有効ビットをクリアOFFしてロックを解除する。更に
エラー発生後に共用メモリ部から異常なリードデータが
レシーバ回路に転送されてくるので、アクセスタイム以
上の所定時間はレシーバ回路のデータチェックを抑止し
て不必要なエラー検知を解除する。
その結果、クラスタ側でエラーが発生して通信遮断が起
きても、共用メモリ制御部はアクセスタイムをわずかに
越える時間を要するだけでエラー発生クラスタとの通信
が正常終了したと同じ状態にデッドロックを起こすこと
なく回復させることができる。また他の正常なりラスタ
から見ると、共用メモリ制御部は途中でクラスタがエラ
ーを起していても、エラーなしの場合と同じ程度の時間
で他のクラスタのアクセス受付けに移行するため、正常
なりラタスにオーバーヘッドを起こさせることもない。
[実施例] 第2図は本発明の共用記憶制御方式が適用されるシステ
ムの全体構成図である。
第2図において、10−1.10−2.  ・・・10
−nはアクセス元装置としてのクラスタ、12は共用メ
モリ制御部、14は共用メモリ部である。クラスタ10
−1〜10−nは送受信回路200−1〜200−〇を
備え、この送受信回路200−1〜200−nを共用メ
モリ部12の送受信回路300−1〜300−nと接続
し、クラスタ側からのアクセス(リードまたはライト)
に対し共用メモリ制御部12による制御のもとに共用メ
モリ114との間でパケット転送を行なってメモリアク
セスを実行する。
第3図は第2図のクラスタの構成をクラスタ10−1を
代表して示したもので、1又は複数のCP U 100
−1〜IGLn 、とチャネル装置(CH) +02及
び主記憶(MSU 104)等を接続してアクセスする
主記憶制御ユニット(MCU)106により1つのシス
テムを構成しており、このようなりラスタでなる1又は
複数のシステムをシステムストレージユニット(SSU
)を構成する共用メモリ部14に共用メモリ制御部12
を介して接続し、クラスタの主記憶に比べて大容量の共
用記憶部を用いた巨大プログラムの実行、複数のクラス
タにおいてマルチタスクでプログラムを実行させること
による高速実行、更に共用記憶とクラスタを2重化構成
とすることでシステムの二重化等を行っている。
第4図は第2図における共用メモリ制御部12の実施例
構成図である。
第4図において、クラスタ10−1〜10−nからの受
信部として、クラスタ毎に受信バッファ38−1〜38
−n、  ムーバ−40−1〜40nがクラスタ専用回
路20として設けられる。ムーバ−40−1〜40−n
に対しては共通制御回路としてプライオリティ回路24
が設けられ、同時に2以上のクラスタよりアクセスを受
けた際に、予め定めた手順に従って特定のクラスタから
のアクセスを許可する。
プライオリティ回路24に対してはロックレジスタ30
が設けられ、共用メモリ部14のロック制御を可能とし
ている。このロックレジスタ30は共用メモリ部14が
ロック状態にあることを示す有効ビット■と、共用メモ
リ部14のロックアドレス、具体的にはロックスタート
アドレスの格納部と、現在ロックを獲得しているクラス
タを示すクラスタIDが格納されている。ロックレジス
タ30により共用メモリ部14のロックが獲得された状
態で他のクラスタから通常のアクセス、即ちロック付き
でないアクセスが行なわれてアクセスアドレスがロック
アドレスに重複することがロックレジスタ30のロック
アドレスから比較判断されると、プライオリティ回路2
4はそのアクセスをロック解除まで待たせるようになる
ムーバ−40−1〜40−nの出力は転送インタフェー
ス42を介して共用メモリ部1−4に与えられる。また
、ムーバ−40−1〜40−nからのアクセス情報、即
ちアクセスコマンド(スタートアドレス、レングス、デ
イスタンス等)は転送インタフェース44を介してアク
セスパイプライン46に与えられ、アクセスパイプライ
ン46によるパイプライン制御で共用メモリ部14のメ
モリアクセス及び共用メモリ制御部12側の転送インタ
フェース45に対するリードデータの転送受信制御が行
なわれる。転送インタフェース45に続いてはクラスタ
毎に送信バッファ(リードバッファ>48−1〜48−
n及び各クラスタヘリドデータをパケット転送するため
の転送インタフェース50−1〜50−nが設けられる
このような共用メモリ制御部12の構成に対し本発明に
あっては、特定のクラスタとの通信中にクラスタ側でエ
ラーが発生して通信遮断が起きた際に、デッドロックや
他のクラスタでのオーバーヘッドを起こすことなく回復
処理を行なうエラ処理手段として第1初期化回路22.
第2初期化回路26.ロックレジスタクリア回路32及
びレシーブチエツク抑止回路36が設けられる。
これらの第1初期化回路22.第2初期化回路26、ロ
ックレジスタクリア回路32及びレシブチェック抑止回
路36は、クラスタエラー発生時に共用メモリ制御部1
2側で発生するクラスタ毎のインタフェースクリア信号
INT−CLI〜nのいずれかを受けてエラー回復動作
を実行する。
第5図は本発明におけるクラスタ10−1〜10−nと
共用メモリ制御部12との間の通信制御状態を示した説
明図であり、同図(a)に正常時を示し、同図(b)に
クラスタエラー発生時を示す。
まず正常時にあっては、第5図(a)に示すように、例
えばクラスタ10−1からのアクセスを例にとると、共
用メモリ制御部12との間の通信状態を確立するため、
まずクラスタ10−1の送受信回路200−1がオペレ
ーションアウト信号0POUTをオンする。このクラス
タ10−1からのオペレーションアウト信号OP −O
U T (7) 、t :/を受けて、対応する共用メ
モリ制御部12の送受信回路300−1はオペレーショ
ンイン信号OP−INをオンする。この2つのオペレー
ションアウト信号0P−OUTとオペレーションイン信
号0PINがオンしている状態でクラスタ10−1と共
用メモリ制御部12の間で送受信回路200−1と30
0−1による通信可能状態が作り出される。
一方、第5図(b)に示すようにクラスタ101でオペ
レーションアウト信号0P−OUTをオンし、これに伴
って共用メモリ制御部12側でオペレーションイン信号
0P−INをオンした通信中にクラスタ10−1側で回
復不能なエラーが発生すると、クラスタ10−1側から
のオペレーションアウト信号0P−OUTはエラー発生
により遮断され、オフとなってしまう。このクラスタ1
0−1の回復不能なエラー発生に伴なうオペレーション
アウト信号0P−OUTのオフを受けて共用メモリ制御
部12の送受信回路3fl[l−1はオペレーションイ
ン信号OP−I Nをオフすると同時にインタフェース
クリア信号INT−CLIを発行し、以下の説明で明ら
かにするインタフェースクリア動作、即ちエラー回復の
処理動作が起動される。
尚、回復不能なエラーを起こしたクラスタ側は、その後
、共用メモリ部14に対するアクセスが不可能となるた
め、共用メモリ部14に対する構成制御を全て解除し、
自分のシステム内でのアクセスのみに移行する。
クラスタ側でのエラー発生に伴って共用メモリ制御部1
2側で発生されたインタフェースクリア信号INT−C
LIは第3図に示す第1初期化回路22.第2初期化回
路26及びロックレジスタクリア回路32、更にレシー
ブチエツク抑止回路36のそれぞれに与えられ、現在通
信中にあったクラスタ、例えばクラスタ10−1のエラ
ー発生に対しエラー回復処理を開始する。
まず、第1初期化回路22はクラスタ10−1〜10−
nからの受信回路部に位置する受信バッファ38−1〜
38−n、  ムーバ−40−1〜40−nを初期化し
、同時にクラスタ10−1〜10−nへの送信回路部に
位置する送信バッファ48−1〜48−n及び転送イン
タフェース5〇−1〜50−nのそれぞれを初期化する
次に、第2初期化回路26はプライオリティ回路24を
第6図に示すようにして初期化する。
第6図は(a)に正常終了時のプライオリティ回路の動
作を示し、(b)にクラスタエラー発生時のプライオリ
ティ回路の動作を示す。
まず、第6図(a)の正常時にあっては、例えばムーバ
−40−1におけるクラスタ10−1との間の通信によ
るアクセスを受ける吉、プライオリティリクエスト信号
PR−REQをプライオリティ回路24に発行する。ム
ーバ−40−1からプライオリティリクエスト信号PR
,−REQを受けたプライオリティ回路24は、同時に
優先度の高い他のクラスタからのアクセスを受けていな
ければプライオリティ許可信号PR−OKを発行し、ム
ー/<−40−1は共用メモリ部14のアクセスを実行
する。ムーバ−40−1からのアクセスで1つのパケッ
ト転送が終了すると、ムーバ−40−1はプライオリテ
ィエンド信号PR−ENDを発行し、これによりプライ
オリティ回路24のプライオリティ許可信号PR−OK
が終了して初期状態に戻る。
これに対し第6図(b)に示すクラスタエラ発生時にあ
っては、ムーバ−40−1からのプライオリティリクエ
スト信号PR−REQによりプライオリティ許可信号P
R−OKが出されている状態でクラスタエラーによりイ
ンタフェースクリア信号INT−CLIが発行されると
、強制的にプライオリティ終了信号PR−ENDが発行
され、プライオリティ許可信号PR−OKをオフしてプ
ライオリティ回路24を初期状態に復旧させる。
次に、第4図のロックレジスタクリア回路32の実施例
を第7図を参照して説明する。
第7r!z:Jにおいて、ロックレジスタ30は有効ビ
ットVと共用メモリ部14のロックアドレス、具体的に
はロックスタートアドレスと、ロックを獲得したクラス
タIDの格納エリアを有する。ロックレジスタ30の有
効ビット■はプライオリティ回路24でロック付きアク
セスに対しプライオリティ許可が出された際に有効ビッ
トVをオンにセットする。同時に、ロックアドレス(ロ
ックスタートアドレス)が格納され、またロックを獲得
したクラスタIDがセットされる。
この状態で他のクラスタよりロック付きでない通常のア
クセスが行なわれると、ロックアドレス比較判断部54
にアクセスアドレス、具体的にはアクセススタートアド
レスが与えられ、ロックレジスタ30のロックアドレス
との比較判断により現在ロックが獲得されている共用メ
モリ部14のロックアドレスにアクセスアドレスが含ま
れるか否か比較判断し、含まれなければNORゲート5
6(入力にインバータをもったANDゲート、即ちNO
Rゲート)を介してアクセス許可を発行し、含まれれば
アクセス禁止を発行する。
このようなロックレジスタ30の回路部に対し、ロック
レジスタクリア回路32としてデコーダ58、NORゲ
ー)60−1〜60−n、ORゲト62でなる回路が設
けられる。デコーダ58はロックレジスタ30のクラス
タIDを解読し、現在ロックを獲得しているクラスタの
識別出力を生ずる。デコーダ58の各クラスタ識別出力
はNORゲート60−1−〜60−nの一方に入力され
る。
NORゲート60−1−〜60− nの他方には各クラ
スタ毎に負極性のインタフェースクリア信号INT−C
LI〜CLnが与えられている。従って、例えばクラス
タ10−1との通信中にエラーが発生してクラスタ10
−1に対応したインタフニスクリア信号INT−CLI
がオンすると、このときクラスタ10−1のアクセスで
ロックが獲得されていれば、クラスタ10−1のクラス
タIDがロックレジスタ30に格納されているため、N
ORゲート60−1に対するデコーダ58の出力がオン
しく出力にインバータが接続されているので、即ち出力
0の状態)、NORゲート60−1のオン出力がORゲ
ート62.52を介してロックレジスタ30にクリアオ
フ信号として与えられ、そのときオン状態にある有効ビ
ット■を強制的にオフする。
次に、第4図のアクセスパイプライン46に対し設けら
れたレシーブチエツク抑止回路36を、第8図を参照し
て説明する。
第8図のレシーブチエツク抑止回路36にはデコーダ6
4が設けられ、デコーダ64にはアクセスパイプライン
46の所定のパイプライン段数口、即ちN段目出力が与
えられ、このアクセスパイプライン46には現在アクセ
ス中のクラスタIDが格納されているため、このN段目
のクラスタIDをデコーダ64に入力し、クラスタID
に対応したN段目のクラスタ識別出力を得るようにして
いる。
一方、クラスタ10−1〜10−nに対応してタイマカ
ウンタ66−1〜66−nが設けられる。
カウンタ66−1〜66−nに対しては、対応するクラ
スタのエラー発生で得られたインタフニスクリア信号の
オンにより初期値Tがプリセットされる。カウンタ66
−1〜66−nは減算器74−j〜74−nを備え、所
定のクロックサイクル毎にカウンタプリセット値の減算
を繰り返す。
カウンタ66−1〜66−nのカウンタ出力はカウンタ
プリセット値が0になるまでの間、オン状態(出力にイ
ンバータが接続されているので、即ち出力0の状態)に
置かれる。
カウンタ66−1〜66−nのカウンタ出力はクラスタ
毎に設けられたNORゲート68−1〜68−nの一方
に入力され、NORゲート681〜68−nの他方には
デコーダ64からの各クラスタ識別出力が入力される。
従って、NORゲート68−1〜68−nはデコーダ6
4からクラスタ識別出力が得られ、即ち出力0が得られ
、且つカウンタ66−1〜66−nからプリセット値が
0未満となるまでのカウンタオン出力、即ち0出力が得
られている間、0出力を生ずる。NORゲ′−トロ8−
1〜68−nの出力はNORゲート70で取りまとめら
れ、NORゲート72の一方に入力される。NORゲー
ト72の他方には、第3図に示した共用メモリ部14か
らの読出データを受信する転送インタフェース45に対
しアクセスパイプライン46から出力する負極性のチエ
ツク有効信号が入力されている。
ここで、タイマカウンタ66−1〜66−nにプリセッ
トする初期値Tは共用メモリ部14のアクセスタイムに
等しいかそれ以上かの時間となる。
次に第8図の動作を説明すると、今、クラスタ10−1
との通信中にエラーが発生したとすると、デコーダ64
に対してはアクセスパイプライン46のN段目出力とし
てクラスタ10−1を示すクラスタIDが入力され、N
ORゲート68−1に対するデコーダ出力が0となって
NORゲート68−1に与えられる。
一方、クラスタ10−1−のエラー発生で、対応するイ
ンタフェースクリア信号INT−CLIの発行に伴って
カウンタ66−1に対し初期値Tがプリセットされる。
初期値Tのプリセットを受けたタイムカウンタ66−1
は所定のクロックサイクル毎にカウンタ内容を減算器6
8−1で1つディクリメントし、カウンタ内容が0とな
るまでディクリメント動作を繰り返す。タイマカウンタ
66−1の出力はカウンタ内容がOとなるまでの間、出
力Oを維持する。従って、N0R68−1の出力は1と
なり、ORゲート70を介してNORゲート72を禁止
状態とし、タイマカウンタ661にプリセットされた初
期値Tで定まる共用メモリ部14のアクセスタイム以上
の所定時間の間、アクセスパイプライン46から転送イ
ンタフニス45のメモリからの受信回路部のチエツク動
作を抑止するようになる。
以上がクラスタエラー発生時の共用メモリ制御部12に
おけるエラー回復処理であるが、更にクラスタ10−1
〜10−n毎に設けているクラスタ対応のステートマシ
ンを、そのときエラーを起こしたクラスタに対応するイ
ンタフェースクリア信号INT−CLによりアイドル状
態とする。
尚、第4図の実施例構成図にあっては、説明の都合上、
回復不能なりラスタエラー発生時にエラー回復を行なう
第1初期化回路22.第2初期化回路26.ロックレジ
スタクリア回路32及びレシーブチエツク抑止回路36
を個別に取り出して示しているが、実際には各処理対象
回路部の一部の回路として一体に形成されている。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、クラスタ側で
の回復不能なエラー発生による通信遮断が起きても、エ
ラー発生クラスタに対応した制御回路及び共通回路部が
それぞれエラー発生に伴うインタフェースクリア信号に
基づいて初期状態に回復でき、クラスタエラー発生によ
りシステム全体のデッドロックを確実に防止できる。
また、クラスタエラー発生時の回復処理は、共用メモリ
部のアクセスタイムもしくはこれを僅かに上回る時間の
間に終了するため、他のクラスタから見ると、エラー無
しの場合と略同程度の時間て他のクラスタのアクセス受
付けに移行し、従って他のクラスタの動作にオーバーヘ
ッドを与えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の全体構成図; 第3図は本発明のクラスタ構成図; 第4図は本発明の共用メモリ制御部の構成図;第5図は
クラスタニー発生時の動作説明図;第6図は本発明のプ
ライオリティ回路初期化説明図; 第7図は本発明によるロックレジスタのクリア回路構成
図; 第8図は本発明のレシーブチエツク抑止回路構成図であ
る。 図中、 10−1〜10−n:クラスタ 12:共用メモリ制御部 14:共用メモリ部 18:エラー処理手段 20:クラスタ専用回路 22・第1初期化手段(回路) 24:共通制御回路(プライオリティ回路)26:第2
初期化手段(回路) 30:ロックレジスタ 32:クリア手段(ロックレジスタクリア回路)34:
レシーバ回路部 36:抑止手段(レシーバチエツク抑止回路)38−1
〜38−n:データバッファ 40−1〜40−n:ムーバ− 42、44,46,50−1〜50−n :転送インタ
フェース46:アクセスパイプライン 48−1〜48−n:送信バッファ(リードバッファ) 52.62:ORゲート 54:ロックアドレス比較判断部 56、60−1〜2.68−1〜n、 ?帆?2:N 
ORゲート58.64:デコーダ 66−1〜66−n・タイマカウンタ 74−1〜74−n・減算器 100−] 〜100−n  : CP U2O5:チ
ャネル装置 +04・主記憶(M S U)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1又は複数のアクセス元装置(10−1〜10−
    n)、共用メモリ制御部(12)、及び共用メモリ部(
    14)を備え、アクセス元装置(10−1〜10−n)
    と前記共用メモリ部(14)の間で前記共用メモリ制御
    部(12)の制御のもとにパケット転送を行う共用記憶
    制御方式に於いて、 前記共用メモリ制御部(12)で任意のアクセス元装置
    と通信中にアクセス元装置側の回復不能なエラー発生に
    より通信状態が遮断された際に、該通信遮断により生ず
    るデッドロック及びオーバーヘッドを抑止するように回
    復処理を行うエラー処理手段(18)を前記共通メモリ
    制御部(12)に設けたことを特徴とする共用記憶制御
    方式。
  2. (2)請求項1記載の共用記憶制御方式に於いて、前記
    エラー処理手段(18)は、 エラーが発生したアクセス元装置の専用回路(20)を
    初期化する第1初期化手段(22)と;各アクセス元装
    置に共通の共通制御回路(24)を初期化する第2初期
    化手段(26)と; 共用メモリ部(14)のロックアドレスを格納したロッ
    クレジスタ(28)のアクセス元識別コードがエラー発
    生のアクセス元装置と一致した時にのみ有効ビットをク
    リアしてロックを解除させるクリア手段(32)と; 前記共用メモリ部(14)からのレシーバ回路(36)
    に対し共用メモリアクセスタイム以上の間、エラーを発
    生したアクセス元装置のアクセスによりリードデータ受
    信に関するデータチェック及び有効ビットの設定を抑止
    する抑止手段(36)と;設けたことを特徴とする共用
    記憶制御方式。
  3. (3)請求項2記載の共用記憶制御方式に於いて、前記
    第2初期化手段(26)は共用制御回路(24)として
    のプライオリティ回路を初期化することを特徴とする共
    用記憶制御方式。
  4. (4)請求項2記載の共用記憶制御方式に於いて、前記
    クリア手段(32)は、 前記ロックレジスタ(30)に格納されたアクセス元I
    Dを解読するデコーダと; 該デコーダのアクセス元装置の解読出力とエラー発生時
    に有効となるインタフェースクリア信号との論理積をア
    クセス元装置毎に検出する複数のANDゲートと; 該複数のANDゲートのいずれかより得られた論理積出
    力による前記ロックレジスタ(30)の有効ビット(V
    )をオフするクリアゲートと; を備えたことを特徴とする共用記憶制御方式。
  5. (5)請求項2記載の共用記憶制御方式に於いて、前記
    抑止手段(36)は、 前記共用メモリ部(14)を制御するアクセスパイプラ
    インの所定段数位置に格納されたアクセス元IDを解読
    してエラーを発生したアクセス元装置の識別出力を生ず
    る出力端子をアクセス元装置毎に備えたデコーダと; エラー発生時にインタフェースクリア信号により前記共
    用メモリ部(14)のアクセスタイム以上となる所定時
    間値のプリセットを受けてスタートするアクセス元装置
    毎に設けられた複数のタイマカウンタと; 前記デコーダの出力端子と前記複数のタイマカウンタの
    出力をアクセス元装置毎に入力し、アクセス元装置の識
    別出力が得られた状態でタイマカウンタがプリセット時
    間に到達するまでの間、前記共用メモリ(14)からの
    前記レシーバ回路(34)へのデータチェック信号の出
    力を禁止するゲート回路と; を備えたことを特徴とする共用記憶制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001134542A (ja) * 1999-08-31 2001-05-18 Koninkl Philips Electronics Nv 集合的メモリを共有する複数のプロセッサの配列
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