JPH0484034A - 採暖具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気カーペット、電気毛布等の採暖具に関する
ものである。

従来の技術 従来の採暖具を第４図に示す。ヒータ３と温度検出部５
とは熱的に結合されており、ヒータ３の温度は温度検出
部５により検出される。ヒータ３の検出温度が、温度設
定部６で設定されるヒータ３の設定温度以上であるとき
にはヒータ３への通電を中止し、設定温度以下であると
きにはヒータ３への通電を行うために温度検出部５と温
度設定部６からの電気信号は制御部２で常に比較されて
いる。制御部２は温度検出部５と温度設定部６の比較の
結果、ヒータ３への通電を切り換えるためのヒータ駆動
部４にヒータ３への通電開始を指示する信号を出力しヒ
ータ３の温度を制御する。電気カーペット、電気毛布等
は機器の動作状態を外観から把握し難く、機器のｔ源を
切り忘れることが多い。１２ｉＢの切り忘れを防止する
ために、交流電ｉ！Ｉ１１の投入から所定時間経過後に
ヒータ３の通電停止を指示する信号を制御部２に出力す
る第１タイマ７（以下、切り忘れタイマと呼ぶ）を設け
ている。又、電気カーペット、電気毛布の繊維部分に寄
生するダニ等の害虫の駆除及び繊維中に含まれる水分の
乾燥を行うために、一定時間温度設足部６での温度設定
によらない所定温度での制御開始を指示する信号を制御
部２に出力するスイッチ９を設けている。スィッチ９操 を計数する第２タイマ８（以下、クリーンタイマと呼ぶ
）を設けている。クリーンタイマは所定時間を計数終了
すると温度設定部６の温度での制御を復帰させる信号を
制御部２に出力する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、害虫駆除及び、除湿のためにスイッチ９
を操作して所定温度でヒータ３の制御を開始しても、ク
リーンタイマが所定時間の計数を終了する前に切り忘れ
タイマが所定時間を計数終了すると害虫が死滅していな
いにもかかわらすヒータ３は通電停止することになる。

又、害虫が死滅した後にヒータ３が通電停止された場合
も、除湿を完全に行なうには長時間を要するので除湿は
不完全となり使用者に不快感を与える。

本発明は上記課題を解決するもので、クリーンタイマ計
数中は切り忘れタイマが所定時間を計数終了してもヒー
タの通電停止は行わずに、クリーンタイマが所定時間を
計数終了した後にヒータの通電を停止させることにより
、確実な害虫駆除と除湿機能を有する採暖具を提供する
ものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の温度制御装置は、ヒ
ータと、温度検出部で検出される前記ヒータの温度を温
度設定部で設定された設定値にするためにヒータ駆動部
を制御する制御部と、この制御部は切り忘れタイマとタ
イマ優先順位判断部を経てヒータ駆動部を制御し、さら
にこの制御部はスイッチとクリーンタイマとタイマ優先
順位判断部を経てヒータ駆動部を制御するものにおいて
、前記タイマ優先順位判断部はクリーンタイマが動作中
は切り忘れタイマよりクリーンタイマを優先させてヒー
タ駆動部を制御してなるものである。

作用 上記構成により、害虫駆除及び除湿のだめの所定温度制
御中は切り忘れタイマによるヒータの通電停止は行われ
ないので、クリーンタイマにより定められた害虫死滅及
び除湿に必要な時間所定温度でヒータを制御することが
できる。

実施例 第１図は本発明の一実施例を示す採暖具の構成図である
。第１図において、ｌは交流電源、３はヒータで、ヒー
タ３は制御部２と接続されているヒータ駆動部４を介し
て交流電源１に接続されている．５は温度検出部でヒー
タ３と熱的に結合しており、温度設定部６と共に制御部
２に接続されている。７は第１タイマ（以下、クリーン
タイマと呼ぶ）で入力は交流電源１に接続され、出力は
タイマ優先順位判断部１０に接続されている。タイマ優
先順位判断部１０の出力は制御部２に接続されている。

８は第２タイマ（以下、クリーンタイマと呼ぶ）で入力
は９のスイッチと接続され、出力はタイマ優先順位判断
部１０に接続されている。又、スイッチ９は直接、制御
部２に接続されている。

次に、この一実施例の構成における作用を説明する。ヒ
ータ３の温度は温度検出部５により常に検出され、制御
部２において温度設定部６と比較される。比較結果によ
り制御部２はヒータ駆動部４にヒータの通電開始及び、
通電停止を指示する信号を出力する。ヒータ駆動部４は
制御部２よりヒータの通電開始を指示する信号を検出し
たときにヒータ３へ電流を供給し、ヒータの通電を停止
する信号を検出したときにヒータ３への電流を遮断する
。第２図にクリーンタイマが動作していないときの出力
信号の関係を示す。（ａ）は交流電源１からヒータ駆動
部４への通電状態を表し、信号の出力レベルがハイレベ
ルのときヒータ駆動部４は交流電源１から電流を供給さ
れていることを示す。

（ｂ）は切り忘れタイマがタイマ優先順位判断部１０へ
出力する信号の状態を表し、所定時間の計数が終了した
ときに信号の出力レベルがロウレベルからハイレベルに
変化する。（Ｃ）はクリーンタイマがタイマ優先順位判
断部１０へ出力する信号の状態を表し、所定時間を計数
している間は信号の出力レベルはハイレベルで、所定時
間の計数が終了するとロウレベルになる。（ｄ）はタイ
マ優先順位判断部１０から制御部に出力される信号を示
し、ヒータ３の通電停止を指示する場合は信号の出力レ
ベルを口ウレベルからハイレベルに変化させる。切り忘
れタイマは、交流電ｉ１１に１からヒータ駆動部４への
通電開始時（第２図中時間ｔ１を示す）より計数を開始
し、所定時間計数終了時（第２図中時間ｔ２に示す）に
計数終了を知らせる信号をタイマ優先順位判断部１０に
出力する。クリーンタイマが動作していないのでタイマ
優先順位判断部１０は切り忘れタイマを優先し、制御部
２に通電停止信号を出力し、ヒータ３への通電を中止さ
せる。よって、採暖具の電源の切り忘れによる電力の浪
費が防くことができる。第３図にクリーンタイマ動作時
の出力信号の関係を示す。図中（ａ）から（ｄ）の意味
するところは第２図と同様である。スイッチ９の操作に
より、温度設定部６の温度設定を無効とし所定温度での
温度制御が開始され、クリーンタイマの計数が始まる（
第３図中時間ｔ３に示す）。所定温度での温度制御によ
り採暖具本体、例えば電気カーペット、電気毛布の繊維
部分に寄生するダニ等の害虫を熱で死滅させることや、
繊維部分の湿度を除去することができる。クリーンタイ
マは害虫の死滅及び、除湿に必要な所定時間を計数して
いる。この所定温度による制御期間の間も切り忘れタイ
マはヒータ駆動部４への通電開始からの時間を継続して
計数している。しかし、切り忘れタイマが計数終了（第
３図中時間ｔ２に示す）しても、クリーンタイマが計数
中なのでタイマ優先順位判断部１０はクリーンタイマを
優先し、制御部２に通電停止信号を出力しない。よって
、害虫の死滅及び、除湿に必要な所定時間が切り忘れタ
イマにより短縮されることなく、確実に害虫の駆除と除
湿が行なえる。クリーンタイマが計数終了時（第３図中
時間ｔ４に示す）は制御部２に信号を出力し温度設定部
６での温度設定を復帰させる。

又、クリーンタイマが計数を終了したので、タイマ優先
順位判断部１０は切り忘れタイマを優先する。

既に切り忘れタイマが計数終了しているので通電停止信
号を制御部２に出力し、ヒータ３への通電を停止させる
。従って、クリーンタイマを優先しても、切り忘れタイ
マによる電力浪費の防止機能は損なわれない。

発明の効果 以上述べたように、本発明によればクリーンタイマ計数
中は切り忘れタイマが計数終了してもヒータの通電停止
は行わずクリーンタイマ計数終了後にヒータの通電を停
止させることにより、採暖具の電源の切り忘れによる電
力浪費防止機能も損なわず、採暖具本体に寄生する害虫
を確実に駆除し、採暖具本体の湿度も完全に除去できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における採暖具の構成図、第
２図はクリーンタイマが動作していないときの同採暖具
各部の出力信号の関係図！、第３図はクリーンタイマが
動作しているときの同採暖具各部の出力信号の関係図、
第４図は従来の採暖具の構成図である。 １・・・・・・交流を源、２・・・・・・制御部、３・
・・・・・ヒータ、４・・・・・・ヒータ駆動部、５・
・・・・・温度検出部、６・・・・・・温度設定部、７
・・・・・・第１タイマ（切り忘れタイマ）、８・・・
・・・第２タイマ（クリーンタイマ）、９・・・・・・
スイッチ、１０・・・・・・タイマ優先順位判断部。 ９浪電源 靭ｌｌｐ　卸 ヒータ ヒータ単動部 一、ｘ　／Ｉ　　情１）杏β 温ま設定部 ヌ　　イ　　ソ　　チ タイマｆＩｋ５を情ｆｆ１′Ｆｌｌ断り第 図 時間を丁 時間ｔ２ 第 ！ ９を聞℃１ 時間ｔ３ つ１１５ｔ２ ４聞を斗

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒータと、温度検出部で検出される前記ヒータの温度を
   温度設定部で設定された設定値にするためにヒータ駆動
   部を制御する制御部と、この制御部は切り忘れタイマと
   タイマ優先順位判断部を経てヒータ駆動部を制御し、さ
   らにこの制御部はスイッチとクリーンタイマとタイマ優
   先順位判断部を経てヒータ駆動部を制御するものにおい
   て、前記タイマ優先順位判断部はクリーンタイマが動作
   中は切り忘れタイマよりクリーンタイマを優先させてヒ
   ータ駆動部を制御してなる構成の採暖具。