JPH048392Y2 - - Google Patents

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JPH048392Y2
JPH048392Y2 JP3130986U JP3130986U JPH048392Y2 JP H048392 Y2 JPH048392 Y2 JP H048392Y2 JP 3130986 U JP3130986 U JP 3130986U JP 3130986 U JP3130986 U JP 3130986U JP H048392 Y2 JPH048392 Y2 JP H048392Y2
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liquid crystal
crystal display
display panel
circuit board
interconnector
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は複数の液晶表示パネルを有する電子
腕時計のモジユール構造に関する。
[従来技術およびその問題点] 従来液晶表示パネルを有する電子腕時計におい
ては、時刻や日付け、アラーム等の多数の情報を
表示する場合、大きな液晶表示パネルを必要とし
て、腕時計事態が大型となる不具合があつた。
上記不具合を解消するためには、液晶表示パネ
ルを複数にして、これら液晶表示パネルにそれぞ
れ情報を分割して表示すればよいが、液晶表示パ
ネルを複数にすると、各液晶表示パネルを回路基
板に接続する構造が複雑となつて、組立てるのに
多くの工数を必要とすると共に、コストアツプに
なるなどの不具合があつた。
[考案の目的] この考案は上記した不具合を改善する目的でな
されたもので、複数個の液晶表示パネルを少ない
部品点数で簡単に回路基板に接続できるようにし
た電子腕時計のモジユール構造を提供しようとす
るものである。
[考案の要点] この考案は上記目的を達成するために、第1の
液晶パネルの端子をインターコネクタで回路基板
の第1の接続端子に電気的に接続すると共に、第
2の液晶表示パネルの端子にフイルム基板の一端
側の電極パターンを接続し、他端をインターコネ
クタと第1液晶表示パネルとの間、またはインタ
ーコネクタと回路基板の第2の接続端子との間に
配置して第2の液晶表示パネルの端子を回路基板
の第2の接続端子に電気的に接続したものであ
る。
また、これによつて大きな液晶表示パネルを用
いることなく多数の情報が表示できるため、腕時
計の小型化が図れるようになると共に、フイルム
基板を追加しただけの簡単な構成のため、組立て
が容易で、かつ安価に提供することも可能であ
る。
[実施例] この考案の第1実施例を第1図及び第2図を参
照して詳述する。図において1は合成樹脂製の時
計ケースで、上面の平面部1aと、これに連続す
る傾斜部1bに、それぞれ角形の窓孔1c,1d
が開口されていて、これら窓孔1c,1dにパツ
キング2を介して時計ガラス3a,3bが嵌着さ
れている。
また上記各窓孔1c,1dの内側には液晶表示
パネル収納部1e,1fが形成されていて、これ
ら液晶表示パネル収納部1e,1f内に第1液晶
表示パネル4および第2液晶表示パネル5が収納
されている。
上記各液晶表示パネル4,5のうち、第1液晶
表示パネル4は時計ケース1の平面部1a側の液
晶表示パネル収納部1e内に配置され、時計ガラ
ス3aを通して表示した情報が外部から見えるよ
うになつており、その下方には回路基板6が止ね
じ11によつて時計ケース1に取付けられてい
る。この回路基板6上には、LSI7や水晶振動子
8などの電子部品が取付けられている。そして、
第1の液晶表示パネル4はその両端がインターコ
ネクタ9,9で回路基板6上に指示され、このイ
ンターコネクタ9,9により回路基板6に電気的
接続されている。インターコネクタ9は導電ゴム
と絶縁ゴムとを交互に配置したブロツク状をなし
ており、LSI7の両側に位置するよう回路基板6
上に立設されていて、第1液晶表示パネル4の両
端側を指示することにより、時計ケース1内に第
1液晶表示パネル4を固定している。また上記第
1液晶表示パネル4は上下のガラス基板4a,4
b間に液晶を封入し、その上下面に偏光板4c,
4dを設けると共に、下側の偏光板4dの下に反
射板4eを設けたものであり、上側のガラス基板
4aが下側のガラス基板4bよりも大きく形成さ
れて若干側方へ突出しており、この突出した部分
の下面半分に第2図に示すように、電極パターン
4f……が導出されている。そして、これら電極
パターン4f……がインターコネクタ9を介して
回路基板6に電気的に接続されている。この場
合、上側ガラス基板4aの一端側下面とインター
コネクタ9の上面との間には、ヒートシール10
の一端側が挟入されている。
ヒートシール10は、インターコネクタ9と第
2液晶表示パネル5を電気的に接続するものであ
り、フイルム10aの上下面に複数の電極パター
ン10b……が形成されており、上面及び下面の
電極パターン10b……は、ほぼ中間部に設けら
れたスルーホール10c……によつて電気的に接
続されている。即ち、第1液晶表示パネル4側の
電極パターン10b……はフイルム10aの下面
に形成され、第2の液晶表示パネル5側の電極パ
ターン10b……はフイルム10aの上面に形成
されている。そしてヒートシール10の一端側
(第1液晶表示パネル4側)が上側ガラス基板4
aの端部下面とインターコネクタ9の上面との間
に挟入されることにより、ヒートシール10の電
極パターン10b……が、インターコネクタ9を
介して回路基板6と電気的に接続されるようにな
つている。
また、ヒートシールコネクタ10の他端側時計
ケース1に形成されたスリツト1gを通つて第2
液晶表示パネル5側へ延出され、上面に形成され
た電極パターン10b……が第2液晶表示パネル
5の上側のガラス基板5aの端部下面に接続され
ている。
一方第2液晶表示パネル5は時計ケース1の傾
斜部1b側の液晶表示パネル収納部1f内に配置
され、時計ガラス3bを通して表示した情報が外
部から見えるようになつており、その下面両側が
防水パツキング13に設けられた押え片13a,
13aにより保持されている。この第2液晶表示
パネル5は上述した第1の液晶表示パネル4と同
様に構成され、上側のガラス基板5aの端部下面
にヒートシール10が上述したように接続されて
いる。なお、防水パツキング13は時計ケース1
の下面全周に亘つて配置され、裏蓋12がねじ1
4により時計ケース1に取り付けられるときに固
定される。
以上のように構成された電子腕時計のモジユー
ル構造では、ケース1の平面部1aに設けられた
第1液晶表示パネル4が、インターコネクタ9を
介して回路基板6と電気的に接続されると共に、
傾斜面1bに設けられた第2液晶表示パネル5
は、その端部が上記第1液晶表示パネル4とイン
ターコネクタ9の間に挟入れされたヒートシール
10およびインターコネクタ9を介して回路基板
6と電気的に接続されるため、液晶表示パネルが
複数になつてもヒートシール10を対化するだけ
の簡単な構成で、各液晶表示パネル4,5と回路
基板6の接続が行なえるようになる。
[第2実施例] 第3図および第4図はこの考案の第2実施例を
示すもので、次にこれを説明する。この場合、上
述した第1実施例と同一部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。
この第2実施例は一端部が第2液晶表示パネル
5に接続されたヒートシール20の他端部を回路
基板6の上面とインターコネクタ9の下面との間
に第3図に示すように挟入して、直接回路基板6
上の回路パターン6a……と電気的に接続させる
ようになつている。この場合、ヒートシール20
は、回路基板6上に形成された回路パターン6a
……の中央部に電極パターン20b……を接続す
るために、回路基板6側の電極パターン20b…
…の間隔が第2液晶表示パターン5側の間隔によ
り狭くなるように予め製作されている。
上記のように構成された電子腕時計のモジユー
ル構造では、第1液晶表示パネル4がインターコ
ネクタ9を介して回路基板6上の回路パターン6
a……に電気的に接続されると共に、第2液晶表
示パネル5はヒートシール20を介して回路基板
6上の回路パターン6a……と電気的に接続され
るようになり、上記第1実施例と同様、ヒートシ
ール20を対化するだけで、複数の液晶表示パネ
ル4,5を回路基板6に接続できるようになる。
[考案の効果] この考案は以上詳述したように、第1の液晶表
示パネルをインターコネクタで回路基板に接続す
ると共に、第2の液晶表示パネルにヒートシール
の一端を接続し、他端をインターコネクタと第1
液晶表示パネルの間もしくはインターコネクタと
回路基板の間に配置して、第2液晶表示パネルを
回路基板に電気的に接続したもので、ヒートシー
ルを追加するだけで複数の液晶表示パネルが回路
基板に接続できるようになる。これによつて大き
な液晶表示パネルを用いることなく多数の情報が
表示できるため、腕時計の小型化が図れるように
なると共に、ヒートシールコネクタ追加しただけ
の簡単な構成のため、組立てが容易で、かつ安価
に提供することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の第1実施例を
示し、第1図は電子腕時計の断面図、第2図はヒ
ートシールの接続状態を示す図、第3図および第
4図はこの考案の第2実施例を示し、第3図は電
子腕時計の断面図、第4図はヒートシールの接続
状態を示す図である。 4……第1液晶表示パネル、5……第2液晶表
示パネル、6……回路基板、9……インターコネ
クタ、10,20……ヒートシール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上側のガラス基板が下側のガラス基板側方から
    突出され、この突出部下面に端子が形成された第
    1の液晶パネルと、 この第1の液晶パネルの下側に配置され、前記
    第1の液晶表示パネルの突出部に対応して第1,
    2の接続端子が並べて形成された回路基板と、 端子が形成された第2の液晶パネルと、 一端から他端にかけて電極パターンが形成さ
    れ、この電極パターンの一端側が前記第2の液晶
    パネルの前記端子に接続されたフイルム基板と、 導電性弾性部材と絶縁性弾性部材とが交互に積
    層され、前記回路基板の前記第1,2の接続端子
    上に配置され前記第1の液晶表示パネルの端子と
    前記第1の接続端子とを電気的に接続すると共
    に、前記フイルム基板の他端を前記第1の液晶表
    示パネルの突出部、もしくは前記回路基板上面に
    押圧して前記フイルム基板の前記電極パターンと
    前記第2の接続端子とを電気的に接続するインタ
    コネクタと、 を具備してなる電子腕時計のモジユール構造。
JP3130986U 1986-03-06 1986-03-06 Expired JPH048392Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3130986U JPH048392Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3130986U JPH048392Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62145186U JPS62145186U (ja) 1987-09-12
JPH048392Y2 true JPH048392Y2 (ja) 1992-03-03

Family

ID=30836924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3130986U Expired JPH048392Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

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JPS62145186U (ja) 1987-09-12

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