JPH048364A - 泡風呂の制御方法 - Google Patents

泡風呂の制御方法

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JPH048364A
JPH048364A JP11076090A JP11076090A JPH048364A JP H048364 A JPH048364 A JP H048364A JP 11076090 A JP11076090 A JP 11076090A JP 11076090 A JP11076090 A JP 11076090A JP H048364 A JPH048364 A JP H048364A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、泡風呂の制御方法に関し、特に、浴槽に噴出
する泡流の強弱噴出のリズム制御に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、健康志向の観点から、家庭の風呂に泡風呂が普及
している。この種の泡風呂は、浴槽に設けた湯水の吸込
口からポンプを利用して湯水を吸い込み、この吸い込ん
だ湯水を循環管路を通して浴槽の噴出部に導き、この噴
出部で、エジェクタ作用により空気を取り込み、湯水と
空気との混合した泡流を噴出部から浴槽内に噴出させる
ものである0通常、この種の装置には、手動操作により
湯水の循環流量を調整する操作部が設けられており、こ
の操作部を手動操作することにより入浴する者は泡流の
噴出の強さを調整している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の泡風呂装置は、泡流の噴出圧を手
動で可変設定できるが、−旦圧力を設定するとその設定
した一定の噴出圧力で連続的に泡流が噴出する方式のも
のであるため、入浴する者の呼吸リズムやその人の快い
リズム間隔で泡流の噴出圧をサイクル的に強弱変化させ
ることができず、より快く泡風呂入浴を楽しむにはまだ
充分満足できる装置とは言えないものであった。
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたもの
であり、その目的は、泡流の噴出圧を入浴する者の好み
に合った強弱のサイクルで噴出させ、気持ち良く泡風呂
の入浴ができる泡風呂の制御方法を提供することにある
〔課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、次のように構成さ
れている。すなわち、本発明は、浴槽の湯水をポンプを
用いて循環させ、その循環流にエジェクタ作用によって
空気を取り込み、浴槽に設けた噴出部から浴槽内に泡流
として噴出する泡風呂の制御方法において、ポンプの第
1の回転速度とこの第1の回転速度とは異なるポンプの
第2の回転速度とを予め指定しておくとともに、前記第
1の回転速度で回転させる第1の時間と第2の回転速度
で回転させる第2の時間とを任意に設定可能な回転時間
設定部を設けておき、この回転時間設定部での設定値に
基づき、第1の回転速度での第1の時間のポンプ回転と
第2の回転速度での第2の時間のポンプ回転とを自動的
に交互に繰り返し、浴槽に噴出する泡流の強弱とその強
弱時間を制御することを特徴として構成されている。
〔作用] 本発明では、例えば高速の第1の回転速度と、低速の第
2の回転速度を予め指定し、回転時間設定部で、前記第
1の回転速度での回転時間と第2の回転速度での回転時
間とをそれぞれ設定すれば、ポンプは高速で第1の時間
だけ回転した後、低速で第2の時間だけ回転する。低速
回転のときには、噴出流の流量と泡の量が小さいので弱
い泡流の噴出圧となり、高速でポンプが回転すると噴出
流量が大きくなるので泡の量が大きくなり泡流は高い噴
出圧で噴出する。
この第1の回転速度でのポンプ回転と第2の回転速度で
のポンプ回転とが交互に繰り返し行われることで、第1
の時間での噴出圧の高い噴出と第2の時間での噴出圧の
低い噴出とが交互に繰り返され、噴出圧の強弱のサイク
ルを入浴する者の好みに合わせて泡風呂の入浴が可能と
なるのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図には本発明方法の制御を行うコンピュータ等からなる
制御部のブロック図が示され、また、第2図には本発明
方法の第1の実施例を適用する泡風呂装置が示されてい
る。この泡風呂装置は、浴槽lの背もたれ側に噴出部と
しての一対の噴出ノズル2a、2bが配設され、背もた
れ側と反対側には、同様に噴出部として機能する一対の
噴出ノズル3a、3bが配設されている。浴filの任
意の位置には吸込口4が設けられ、この吸込口4は戻り
管5を介してポンプ7aの吸入側に接続されている。そ
して、ポンプ7aの吐出側は往管8を利用して前記各噴
出ノズル2a、2b、3a、3bに接続されており、前
記戻り管5と往管8とにより湯水の循環管路を構成して
いる。また、浴槽lには水位を検出する圧力センサ9が
設けられており、この水位検出信号は制御装置11に加
えられている。風呂釜10にはマイクロコンピュータ等
によって構成される制御装置11が備えられており、こ
の制御装置11によりポンプ7aの回転制御が行われて
いる。そして、制御装置11にはマイクロコンピュータ
等の制御部を有するリモコン12が接続されており、こ
のリモコン12のボタン操作を行うことによって前記ポ
ンプ7aの回転制御ができるようになっている。リモコ
ン12は浴槽1の近傍に配置されるもので、図では浴槽
1のエプロン13の上側に配置されている。
第2図はリモコン12に設けられるポンプ7aの制御部
のブロック図を示したもので、この制御部は泡流の強の
(噴出圧の高い)噴出時間と弱の(噴出圧の低い)噴出
時間とを設定する回転時間設定繰作部15と、命令・判
断部16と、タイマを内蔵するポンプ駆動部17とを有
している。
前記回転時間設定繰作部15はリモコン12のパネル面
に任意の態様で設けられる0例えば、第3図(a)に示
すように、泡流の強の噴出時間を指定する第1のボタン
20a、20bと泡流の弱の噴出時間を指定する第2の
ボタン21a、21bと、第1のボタン繰作により秒の
単位で表示される強持間表示部22と、同様に第2のボ
タン操作により表示される開時間表示部23とを設け、
第1のボタン20a。
20bを操作することにより第1のポンプ回転速度での
回転時間を指定し、第2のボタン21a、21bにより
ポンプの第2の回転速度での回転時間を指定するように
してもよく、あるいは、第3図(b)に示すように、切
替スイッチ24と、強・弱の設定操作を区別する表示部
25a、25bと、共通の操作ボタン26a、26bと
、強持間表示部22と、開時間表示部23とを設け、例
えば、切替スイッチ24を繰作して強の表示部25aを
ランプ表示させて、繰作ボタン26a、26bを操作す
ることにより強の時間が設定され、切替スイッチ24を
操作して弱の表示部25bをランプ表示した状態で操作
ボタン26a、26bを繰作することにより弱の時間を
設定するようにしてもよい。
命令・判断部16には予め泡沫の噴出が強となる第1の
回転速度として例えば2.800rpmの回転速度と、
弱の泡沫を噴出する第2の回転速度として1800rp
m (あるいは2.00Orpm)の回転速度が予め与
えられている。命令−判断部16は前記回転時間設定操
作部15で設定されるポンプ回転の強の時間と弱の時間
の設定情報を受け、第1の回転速度による強の時間のポ
ンプ回転と第2の回転速度により弱の時間のポンプ回転
とを交互に繰り返し行うようポンプの回転指令をポンプ
駆動部17に加える。
ポンプ駆動部17は前記命令・判断部16から加えられ
る指令に従ってポンプ7aの回転駆動を行う。
この回転駆動に際して、第1の回転速度と第2の回転速
度との回転数の切替は電圧制御あるいは周波数制御等周
知の手段により行っている0例えば、電圧制御方式の場
合には、第1の回転速度での指令に対してはポンプ回転
を行うモータにAC100■の駆動電圧を加え、第2の
回転速度に対してはAC70Vの駆動電圧を加える等、
駆動電圧を変えることにより行うことができ、また、同
様に、周波数制御方式の場合には、第1の回転速度と第
2の回転速度に応じてポンプ回転の駆動周波数を変える
ことにより行うことができる。ポンプ駆動部17はポン
プ7aに第1の回転速度での回転動作を行わせたときか
らタイマを動作させ、強の設定時間がタイムアツプした
ときにポンプ7aに第2の回転速度での回転を行わせる
。そして、同様にタイマを動作させ、弱の設定時間がタ
イムアツプしたときにポンプ7aに再び第1の回転速度
での回転を行わせるのである。
第1の実施例では、ポンプ駆動部17により第1の回転
速度でポンプ7aが駆動されたときには、ポンプ回転が
高くなるので、噴出ノズル2a、2b、3a、3bから
噴出される水量および泡の量が多くなり、泡沫の噴出圧
が強くなり、強の噴出圧となる。この強の噴出が回転時
間設定操作部15で設定された時間だけ経過すると、ポ
ンプ駆動部17にりポンプ7aは第2の回転速度に切り
替わる。
この第2の回転速度では、回転速度が小さくなるから、
水量および泡の量が少なくなり、噴出ノズル2a、2b
、3a、3bから噴出される泡流の噴出圧は小さくなり
弱の噴出状態となる。この弱の噴出状態が前記時間設定
繰作部15で設定された時間経過すると次にポンプ7a
は第1の回転速度に切り替わり強の噴出圧になる。
このように、噴出ノズル2a、2b、3a、3bから噴
出される泡流の噴出圧は強から弱に、そして弱から強へ
と自動的に変わって繰り返される。
したがって、入浴する者が自分の呼吸のリズムに合わせ
て、あるいは好みの快い強弱のリズムに合わせて強の噴
出時間(例えば5秒)と弱の噴出時間(例えば3秒)と
を回転時間設定操作部15で設定してから入浴すれば、
その人の最も気持ちの良い強弱のリズムで泡流を受ける
ことができ、気持ち良く泡風呂入浴を行うことが可能と
なる。なお、浴槽1の水位が下がって危険水位となった
ときには圧力センサ9からの水位検出信号を受けて、命
令・判断部16からポンプ駆動部17ヘポンプ停止指令
が出され、ポンプ7aの回転が停止する。
第4図には本発明の第2の実施例を適用する泡風呂装置
が示されている。この第2の実施例は、ポンプを2個備
え、第1のポンプ7aからは背もたれ側の一対の噴出ノ
ズル2a、2bに湯水の循環流を送り、ポンプ7bは反
対側の一対の噴出ノズル3a、3bに湯水の循環流を送
るようにし、噴出ノズル2a、2bと噴出ノズル3a、
3bとで別個独立のポンプを用いて泡流を噴出するよう
に構成したものである。このポンプ7a、7bの互いの
強弱の回転順序を切替設定するために、リモコン12の
制御部には第1図の鎖線で示すように切替操作設定部2
7が前記第1の実施例に追加されている。
この切替操作設定部27は、例えば、ポンプ7aを第1
の回転速度で回転し始めるときに、ポンプ7bは第2の
回転速度で回転し始めるという如(、各ポンプのポンプ
起動時における回転速度の組み合わせをボタン操作等に
より設定するものである。
そして、時間設定操作部15で、ポンプ7aに対する第
1の回転速度による回転時間と第2の回転速度による回
転時間とがボタン操作により設定されるとともに、ポン
プ7bに対する第1の回転速度による回転時間と第2の
回転速度による回転時間とが設定される。この回転時間
の設定に関しては、各ポンプ7a、7bごとに独立した
回転時間設定部を設けてもよいが、例えばポンプ7aの
強の設定時間が即ポンプ7bの弱の設定時間となり、ポ
ンプ7aの弱の設定時間が即ポンプ7bの強の設定時間
となるように構成し、共通の回転時間設定部でポンプ7
a、7bの強の時間と弱の時間とを設定するようにする
こともできる。
この切替操作設定部27によるポンプ7a、7bの強弱
起動情報と、時間設定操作部15によるポンプ7a、7
bの強弱回転時間との情報に基づき、命令・判断部16
はポンプ駆動部17にポンプ7aに対する回転制御信号
とポンプ7bに対するポンプ回転制御信号とを加える。
この回転制御信号によリボンブ駆動部17はポンプ7a
と7bとに独立にポンプの回転駆動を行う結果、切替操
作設定部27で設定された強弱の回転順序で第1の回転
速度による強持間の回転と第2の回転速度による弱時間
の回転とが繰り返し行われ、背もたれ側の噴出ノズル2
a、2bと反対側の噴出ノズル3a、3bはそれぞれ独
立した強弱のリズムで泡流を噴出する。
この第2の実施例によれば、例えば、ポンプ7aに対し
ては切替操作設定部27により強弱の回転順序で回転す
るように設定し、ポンプ7bに対しては射弾の順序で回
転するように設定し、ポンプ7aに対する強弱のサイク
ル時間とポンプ7bに対する強弱のサイクル時間とを等
しくすれば、背もたれ側の噴出ノズル2a、2bから噴
出する泡流が強となったときに噴出ノズル3a、3bは
弱の噴出圧となり、また、噴出ノズル2a、2b側が弱
の噴出圧となったときに噴出ノズル3a、3bは強の噴
出圧となり、背中に受ける強弱のサイクルと足に受ける
強弱のサイクルとが逆になる噴出圧で泡風呂の入浴がで
きることになる。もちろん、噴出ノズル2a、2bから
噴出する泡沫の強弱のサイクルと噴出ノズル3a、3b
から噴出する泡流の強弱のリズムとを異なるサイクルで
行うことも可能であり、時間設定操作部15で設定する
強弱の時間を任意に選択することにより背中側と足側と
で様々なリズムのサイクルで強弱の噴出圧を受けること
ができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることはなく、様
々な実施の態様を採り得る0例えば、上記実施例では、
噴出ノズルを浴槽1に4個配設しているが、この噴出ノ
ズルの数は任意に設定できるものである。また、ポンプ
の数も任意であり、各ポンプとそれに連通ずる噴出ノズ
ルとの組み合わせも任意に設定できるものであり、極端
な場合には、1個の噴出ノズルにつき1個のポンプを接
続し、各噴出ノズルから出る泡流の強弱のリズムを別個
独立に制御することもできる。
また、上記実施例では、泡流に強弱をつけるポンプの強
の回転数(第1の回転数)と弱の回転数(第2の回転数
)とを予め固定的に命令・判断部16に与えているが、
これとは異なり、例えば、リモコン21のパネル面にポ
ンプ回転数の設定部を設け、設定ボタンを操作して各ポ
ンプに対して第1の回転数と第2の回転数とを任意に人
力設定できるようにし、この操作部で入力した各ポンプ
の回転数の情報を命令・判断部16に与えて噴出圧の制
御を行うようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、浴槽に設けた噴出ノズルから泡流を噴出駆動
するポンプの回転数として第1の回転数と第2の回転数
とを固定的にあるいは可変設定により予め与えておき、
この第1の回転数による回転時間と第2の回転数による
回転時間とを回転時間設定部で任意に設定できるように
構成したから、入浴する者が自分の呼吸のリズム間隔で
、あるいはその入浴する人の快く感じるリズム間隔で泡
流噴出の強弱の時間設定をすることが可能となり、これ
により、非常に快い気分で泡風呂の入浴が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る泡風呂の制御方法を実施する制御
部の一例を示すブロック図、第2図は本発明の第1の実
施例を適用する風呂装置の断面構成図、第3図は同実施
例における時間設定操作部の各種形成例の説明図、第4
図は本発明の第2の実施例を通用する風呂装置の断面構
成図である。 1・・・浴槽、2a、2b・・・噴出ノズル、3a、3
b・・・噴出ノズル、4−・吸込口、5・・・戻り管、
7a。 7b・・・ポンプ、8・・・往管、9・・・圧力センサ
、10・・・風呂釜、11・・・制御装置、12・・・
リモコン、13・・・エプロン、14・・・強弱切替繰
作部、15・・・回転時間設定操作部、16・・・命令
・判断部、17・・・ポンプ駆動部、18・・・安全装
置、20a、20b・・・第1のボタン、21a21b
・・・第2のボタン、22・・・強持間表示部、23・
・・弱時間表示部、24・・・切替スイッチ、25a、
25b・・・表示部、26・・・操作ボタン、27・・
・切替繰作設定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 浴槽の湯水をポンプを用いて循環させ、その循環流にエ
    ジェクタ作用によって空気を取り込み、浴槽に設けた噴
    出部から浴槽内に泡流として噴出する泡風呂の制御方法
    において、ポンプの第1の回転速度とこの第1の回転速
    度とは異なるポンプの第2の回転速度とを予め指定して
    おくとともに、前記第1の回転速度で回転させる第1の
    時間と第2の回転速度で回転させる第2の時間とを任意
    に設定可能な回転時間設定部を設けておき、この回転時
    間設定部での設定値に基づき、第1の回転速度での第1
    の時間のポンプ回転と第2の回転速度での第2の時間の
    ポンプ回転とを自動的に交互に繰り返し、浴槽に噴出す
    る泡流の強弱とその強弱時間を制御することを特徴とす
    る泡風呂の運転制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283682A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Kps Kogyo Kk Dcモータポンプ、およびこれを用いたジェットバス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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