JPH048348A - 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置用受信コイル

Info

Publication number
JPH048348A
JPH048348A JP2107599A JP10759990A JPH048348A JP H048348 A JPH048348 A JP H048348A JP 2107599 A JP2107599 A JP 2107599A JP 10759990 A JP10759990 A JP 10759990A JP H048348 A JPH048348 A JP H048348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving coil
transmitter
circuit
magnetic resonance
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2107599A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Yasugi
八杉 幸浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP2107599A priority Critical patent/JPH048348A/ja
Publication of JPH048348A publication Critical patent/JPH048348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気共鳴を利用して被検体の所望箇所を映像
化する磁気共鳴イメージング装置用高周波受信コイルに
関するものである。
〔従来の技術〕
磁気共鳴イメージング装置では、原子核を高周波を照射
して励起し、共鳴した原子核より放出される高周波信号
(これをNMR信号という)を検出する。高周波信号の
照射、検出には通常、コイルが使用され、サドル型、ソ
レノイド型及びそれらを変形した種々のコイルが考えら
れている。
この受信コイルからの検出出力は高周波ケーブルによっ
て外部装置に導かれ、各種演算を施して画像として表示
される。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術による受信コイルでは、高周波ケーブルに
よって外部装置と接続されるため、このケーブルが被検
体装着時に邪魔になったり、ベットの可動部に巻き込ま
れるといった問題がある。
また、ケーブルを通じて外来ノイズが受信コイルに混入
したり、高感度の受信コイルではケーブルの状態で感度
変化を起こしてしまう。さらに、受信コイルと周囲の磁
気回路が同一接地電位となるために、容量結合をしてし
まい、場の影響で感度が低下するという問題も生じる。
本発明の目的は、従来技術による受信コイルのケーブル
に伴う上記問題点を解決した磁気共鳴イメージング装置
用高周波受信コイルを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前述問題点は、従来の受信コイルが高周波ケーブルによ
って外部装置と接続されている点に起因している。そこ
で、本発明は受信コイルに増幅器。
変調器、送信器及び電源からなる回路を付帯させ、検出
信号を搬送波で周波数あるいは振幅変調して送信し、外
部装置でこれを受信することによって電磁的結合手段に
よる信号伝送を行なって、高周波ケーブルを排除するよ
うに構成した。この結果、受信コイルがフリーになり装
着性が向上し、電気的にフローティング状態にできるた
め、外来ノイズの阻止や場の影響を低減することが可能
となる。
〔作用〕
本発明によれば、従来技術による磁気共鳴イメージング
装置用受信コイルの使い勝手を改善し、ケーブル接続に
よる感度低下の問題を解決して良質な画像を得ることが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第3図は本発明に係る磁気共鳴イメージング装置(以下
MRI装置と記す)の全体構成例を示す構成図である。
このMRI装置は、核磁気共鳴(NMR)現象を利用し
て被検体29の断層画像を得るもので、静磁場発生磁石
10と、中央処理装置(以下CPUという)11と、シ
ーケンサ−12と、送信系13と、磁場勾配発生系14
と、受信系15と、信号処理系16とからなる。上記静
磁場発生磁石10は、被検体29の周りに強く均一な静
磁場を発生させるもので、上記被検体29の周りのある
広がりをもった空間に永久磁石方式又は常電導方式ある
いは超電導方式の磁場発生手段が配置されている。上記
シーケンサ12は。
CPUIIの制御で動作し、被検体29の断層画像のデ
ータ収集に必要な種々の命令を送信系13及び磁場勾配
発生系14並びに受信系15に送るものである。上記送
信系13は、高周波発生器17と変調器18と高周波増
幅器19と送信側の高周波コイル20とからなり、上記
高周波発信機17から出力された高周波パルスをシーケ
ンサ12の命令に従って変調器18で振幅変調し、この
振幅変調された高周波パルスを高周波増幅器19で増幅
した後に被検体29に近接して配置された高周波コイル
20に供給することにより、電磁波が被検体29に照射
されるようになっている。
上記磁場勾配発生系14は、X、Y、Zの三軸方向に巻
かれた傾斜磁場コイル21と、それぞれのコイルを駆動
する傾斜磁場電源22とからなり、上記シーケンサ12
からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾斜磁場電源2
2を駆動することにより、x、y、zの三軸方向の傾斜
磁場G x HG 3”eGzを被検体29に印加する
ようになっている。
この傾斜磁場の加え方により、被検体29に対するスラ
イス面を設定することができる。上記受信系15は、受
信コイル系9と受信器30と受信回路23と直交位相検
波器24とA/D変換器25とからなり、上記送信側の
高周波コイル20から照射された電磁波による被検体2
9の応答の電磁波(NMR信号)は被検体29に近接し
て配置された受信コイル系9で検出され、受信器30と
受信回路23及び直交位相検波器24を介してA/D変
換器25に入力してデジタル量に変換され、さらにシー
ケンサ12からの命令によるタイミングで直交位相検波
器24によりサンプリングされた二系統の収集データと
され、その信号が信号処理系16に送られるようになっ
ている。この信号処理系16は、CPUIIと、磁気デ
ィスク26及び磁気テープ27等の記録装置と、CRT
等のデイスプレィ28とからなり、上記CPUIIでフ
ーリエ変換、補正係数計算9画像再構成等の処理を行な
い、任意断面の信号強度分布あるいは複数の信号に適当
な演算を行なって得られた分布を画像化してデイスプレ
ィ28に表示するようになっている。なお、第3図にお
いて、送信側の高周波コイル20と受信コイル系9及び
傾斜磁場コイル21は、被検体29の周りの空間に配置
された静磁場発生磁石1oの磁場空間内に配置されてい
る。
ここで本発明による受信コイル系9は第1図に示すよう
に高周波コイル1.同調回路2.高周波増幅器3.変調
器4.送信器5及び電源6から構成される。
高周波コイル1に、そのインダクタンスとNU信号周波
数に共振するように調整したキャパシタンスを持つ同調
回路2を接続し、その出力を高周波増幅器3で増幅する
。検出するN M R信号は静磁場強度により決定され
る数M Hzの搬送波を数10 k HzのFID (
自由誘導減衰)信号で変調した形で観測される。この信
号は微小であるため、受信コイルを搬送波周波数に同調
した共振回路とすることによって高い感度を得ている。
従来のMRI装置では周波増幅器3の出力を直接、高周
波ケーブルで外部装置へ導き、検波、A/D変換、演算
処理を行なって画像を得ていた。
しかし、受信コイルがケーブルで接続されているために
使い勝手に問題があった。そこで本発明ではこのケーブ
ルを排除し、電磁結合による伝送を行なうように構成し
た。
高周波増幅器3の出力を変調器4で振幅変調波あるいは
周波数変調波に変調し、送信用のアンテナである送信器
5より外部装置に電磁波として伝送する。さらに受信コ
イル系9を独立させるために電池等による電源6を高周
波増幅器3.変調器4に接続する。先に述へたように検
出するNMR信号は微小であるために、伝送のための電
磁波が干渉を与えないように変調器4はN M R信号
周波数から十分に離れた搬送波を使用する必要がある。
また、MRI装置では撮像領域に均一な静磁場を必要と
するため、これらの回路は非磁性体で構成するかあるい
は画像に影響を及ぼさない範囲まで離して配置する必要
がある。
第2図に本発明による受信コイル系9の一構成例を示す
。受信コイル1はソレノイド型の導電体ループであり、
同調回路2が付帯している。この出力を高周波ケーブル
8で均一磁場に影響を及ぼさない範囲まで引き出し、高
周波増幅器3.変調器4及び電源6からなる送信回路7
に接続する。
また、送僧回路7にはアンテナリードである送信器5が
接続される。
第4図に本発明による受信コイル系9の一使用例を示す
。これは受信コイルがMRI装百から独立している点を
利用して被検体29の体内臓器31に受信コイルを装着
して高感度に臓器画像を得るものである。MRI装置で
は受信コイルの検出感度が撮像画像の画質を決定する重
要な要因であり、そのため、高感度な受信コイルが要求
されている。受信コイルの感度はコイル径が小さく撮像
範囲が狭いほど高くなるため、このような受信コイルを
撮像部位に密着して高感度に局所的な画像を得るサーフ
ェイスコイルが研究されている。
しかし、従来のサーフェイスコイルでは体表面に位置す
る器官や臓器に対しては有効であるが、体内深部に存在
する臓器では受信コイルを密着して設置することが不可
能となるため、感度範囲の広い受信コイルを使用するこ
とになり、高感度撮像が困難であった。そこで本発明に
よる受信コイル系を外科的手段によって直接体内臓器に
装着することによって体内臓器の高感度撮像を可能にす
る。
第4図において被検体29の体内臓器3ユに直接受信コ
イル1を装着し、送信回路7及び送信器5を外科的手段
によって体内に配置する。このとき受信コイル1などは
拒絶反応を起こさないように化学的に安定な材質で表面
処理を施し、柔軟な導電材を使用する必要がある。送信
回路7は非磁性に構成することが困難であるため、撮像
部位より離れたところに設置する。また、送信器5は体
表近くに配置して電磁結合をしやすくする。送信回路7
に内蔵される電源6には長寿命の電池を使用するが、磁
力接点(外部磁界により開閉するスイッチ)などの遠隔
操作可能な電源スィッチを設けて撮像時以外には電源が
切れるようにする。
送信器5より送信される振幅あるいは周波数変調波は、
アンテナである受信器30で受信され高周波増幅器23
で増幅の後、第3図における直交位相検波器24で検波
し、A/Dコンバータ25に入力される。
この使用例によれば、術後臓器の治癒状態の確認や臓器
機能の研究のための良質な臓器画像を得ることが可能と
なる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は、MRI装置における受信コ
イルの接続ケーブルを排除することが可能となるため、
ベットの可動部に巻き込むなどの問題を解決し、使い勝
手を向上する。また、体内臓器撮像時に、従来型局所コ
イルが使用できないという問題を直接受信コイルを装着
することによって解決し、感度を向上してSN比の高い
、良質な画像が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による受信コイル系の構成を示す構成図
、第2図は同受信コイル系の構成例を示す外観図、第3
図は本発明に係るMRI装置の全体構成を示す構成図、
第4図は一実施例を示す説明図である。 1・・・受信コイル、2・・・同調回路、3・・・高周
波増幅器、4・・・変調器、5・・・送信器、6・・・
電源、7・・送信回路、8・・・高周波ケーブル、9・
・・受信コイル系、茅 固

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、静磁場、傾斜磁場の各磁場発生手段と、検査対象に
    電磁波を照射する手段と、検査対象からの磁気共鳴信号
    を検出する高周波コイルと、前記検出信号を使つて対象
    物体の物理的性質をあらわす画像を得る画像再構成手段
    とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記磁
    気共鳴信号を検出する高周波コイルに増幅器、変調器、
    送信器及び電源より構成される回路を付帯し、検出信号
    を電磁的結合手段によつて外部装置に伝送することを特
    徴とする磁気共鳴イメージング装置用受信コイル。
JP2107599A 1990-04-25 1990-04-25 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル Pending JPH048348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2107599A JPH048348A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2107599A JPH048348A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH048348A true JPH048348A (ja) 1992-01-13

Family

ID=14463253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2107599A Pending JPH048348A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH048348A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072580A (ja) * 2007-08-29 2009-04-09 Toshiba Corp 磁気共鳴装置およびその制御方法
JP2010029644A (ja) * 2008-06-30 2010-02-12 Toshiba Corp 磁気共鳴診断装置、磁気共鳴診断メインユニットおよびコイルユニット
JP2011092553A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Toshiba Corp 磁気共鳴映像装置
JP4856094B2 (ja) * 2004-12-21 2012-01-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴装置及び方法
JP2012223580A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Imris Inc 遠隔に配された受信コイルを用いる磁気共鳴信号検出
JP2017530825A (ja) * 2014-10-16 2017-10-19 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 受信コイル・ユニット、磁気共鳴撮像システム、磁気共鳴撮像方法及びソフトウェア・パッケージ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4856094B2 (ja) * 2004-12-21 2012-01-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴装置及び方法
JP2009072580A (ja) * 2007-08-29 2009-04-09 Toshiba Corp 磁気共鳴装置およびその制御方法
JP2010029644A (ja) * 2008-06-30 2010-02-12 Toshiba Corp 磁気共鳴診断装置、磁気共鳴診断メインユニットおよびコイルユニット
JP2011092553A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Toshiba Corp 磁気共鳴映像装置
JP2012223580A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Imris Inc 遠隔に配された受信コイルを用いる磁気共鳴信号検出
JP2017530825A (ja) * 2014-10-16 2017-10-19 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 受信コイル・ユニット、磁気共鳴撮像システム、磁気共鳴撮像方法及びソフトウェア・パッケージ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4712560A (en) Apparatus and method of acquiring physiological gating signals for magnetic resonance imaging of moving objects
US7750630B2 (en) Magnetic resonance device and method for energizing receiving units
JP2003180659A (ja) 磁気共鳴撮像装置用のrfコイル系
JP2002533137A (ja) 円筒座標中にカテーテルアンテナを用いたmri
JP2000500057A (ja) 磁気共鳴画像化装置で用いられる侵襲的装置
JP5710970B2 (ja) 磁気共鳴装置及び方法
JP2003502085A (ja) 電気的に接続された機器用の妨害防止供給導線を有するmri装置
JP2015507958A (ja) Mri機器において使用するためのアクティブ位置マーカー
JPH048348A (ja) 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル
JP3492040B2 (ja) 磁気共鳴装置用rfプローブ
JPH07163543A (ja) 磁気共鳴イメージング装置の高周波受信コイル
JP3213819B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置の高周波受信コイル
JP3007383B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JPH0630165Y2 (ja) 核磁気共鳴イメージング装置用受信コイル
JP7264564B2 (ja) Mri装置用補助ガントリ及びmri装置の制御方法
JPH0763459B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置の高周波受信コイル
JPH09192115A (ja) 磁気共鳴装置用rfプローブ
WO2022113321A1 (ja) Mri装置用補助トランスデューサー及びmri装置の制御方法
JPH08140959A (ja) 磁気共鳴撮影用rfコイル
JPH01129842A (ja) 核磁気共鳴イメージング装置
JPH07327957A (ja) 磁気共鳴装置用rfプローブ
JPH0277237A (ja) 核磁気共鳴イメージング装置の受信コイル
JPH03188831A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JPS62277947A (ja) 電界又は磁界測定方法と装置
JPS6365850A (ja) 核磁気共鳴イメ−ジング装置