JPH07163543A - 磁気共鳴イメージング装置の高周波受信コイル - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置の高周波受信コイル

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JPH07163543A
JPH07163543A JP5342202A JP34220293A JPH07163543A JP H07163543 A JPH07163543 A JP H07163543A JP 5342202 A JP5342202 A JP 5342202A JP 34220293 A JP34220293 A JP 34220293A JP H07163543 A JPH07163543 A JP H07163543A
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JP
Japan
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coil
magnetic resonance
receiving coil
magnetic field
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Shizuka Nagai
静 永井
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気共鳴イメージング装置の高周波受信コイル
において、被検体の大きさに応じてコイル直径を変化さ
せS/Nの向上を可能とする。 【構成】磁気共鳴イメージング装置の受信系内に設けら
れ導電ループが被検体の周囲を取り囲んで配置される高
周波受信コイル14bにおいて、上記導電ループ22を
上部分22aと下部分22bとに分割して形成すると共
に、一方の分割部分(22a)を他方(22b)に対し
てコネクタ23a,23bで結合可能とし、上記被検体
の周囲を取り囲むコイル直径を該被検体の大きさに応じ
て変化させうるものとしたものである。これにより、被
検体の大きさに応じてコイル直径を変化させて最適なフ
ィリングファクタを得ることができ、S/Nを向上して
断層像の画質向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、核磁気共鳴(以下「N
MR)と略記する)現象を利用して被検体(人体)の所
望部位の断層像を得る磁気共鳴イメージング装置の受信
系に用いられる高周波受信コイルに関し、特に被検体の
大きさに応じてコイル直径を変化させS/Nを向上する
ことができる磁気共鳴イメージング装置の高周波受信コ
イルに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング装置は、被検体の
体軸方向と垂直な方向に静磁場及び傾斜磁場を与える磁
場発生手段と、上記被検体の生体組織を構成する原子の
原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波信号を照
射する送信系と、上記の核磁気共鳴により放出される高
周波信号を検出する受信系と、この受信系で検出した高
周波信号を用いて画像再構成演算を行う信号処理系とを
備えて構成されている。そして、静磁場発生手段により
被検体に均一な静磁場を与えながら、核磁気共鳴を励起
させる周波数の高周波信号を送信系の高周波コイルで印
加し、これにより被検体から放出されるNMR信号を受
信系の高周波コイルで検出するようになっている。この
とき、上記被検体からのNMR信号の放出位置を特定す
るために、さらに傾斜磁場発生手段で傾斜磁場を与える
ことによりイメージングを行っている。
【0003】このような磁気共鳴イメージング装置にお
ける高周波受信コイルとしては、従来は、一つの導電ル
ープ、例えばソレノイドコイルまたはサドルコイルを使
用し、一方向の核磁気共鳴信号を受信するものであっ
た。そして、被検体から放出されるNMR信号を感度良
く受信するためには、上記高周波受信コイルを被検体表
面の任意の撮影部位に近接させる必要があった。ここ
で、高周波受信コイルのコイル直径に比例する受信コイ
ル内容積に占めるその受信コイル内に囲まれた被検体体
積の割合をフィリングファクタというが、高周波受信コ
イルを被検体表面に近接させる程上記フィリングファク
タは大きくなる。そして、NMR信号の受信のS/N
は、上記フィリングファクタに比例することが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の高
周波受信コイルにおいては、被検体の周囲を取り囲むコ
イル直径がその受信コイルで固定されており、変化でき
ないものであった。そして、各受信コイルのコイル直径
は、それが対象とする被検体の撮影部位に応じて標準的
なサイズとされており、個々の被検体の大きさに応じて
変化させることはできないものであった。従って、大き
な被検体に装着した場合は、その高周波受信コイルのフ
ィリングファクタは向上するが、小さな被検体に装着し
た場合は、そのフィリングファクタは低下することとな
る。すなわち、被検体の大きさに応じてフィリングファ
クタを常に向上することはできないものであった。この
ことから、特に、小さな被検体の場合は、NMR信号の
受信のS/Nが低下し、得られる断層像の画質が劣化す
ることがあった。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、被検体の大きさに応じてコイル直径を変化させS
/Nを向上することができる磁気共鳴イメージング装置
の高周波受信コイルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による磁気共鳴イメージング装置の高周波受
信コイルは、被検体に静磁場及び傾斜磁場を与える磁場
発生手段と、上記被検体の生体組織を構成する原子の原
子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波信号を照射
する送信系と、上記の核磁気共鳴により放出される高周
波信号を検出する受信系と、この受信系で検出した高周
波信号を用いて画像再構成演算を行う信号処理系とを備
えて成る磁気共鳴イメージング装置の上記受信系内に設
けられ導電ループが上記被検体の周囲を取り囲んで配置
される高周波受信コイルにおいて、上記導電ループを上
部分と下部分と分割して形成すると共に、一方の分割部
分を他方に対して結合可能とし、上記被検体の周囲を取
り囲むコイルに直径を該被検体の大きさに応じて変化さ
せうるものとしたものである。
【0007】また、上記導電ループは、二つの導電ルー
プがその感度方向を互いに直交させて一組に形成され、
且つ上記被検体から放出される高周波信号を検出する感
度方向が静磁場に対し直交して配置されるものとしても
よい。
【0008】
【作用】このように構成された磁気共鳴イメージング装
置の高周波受信コイルは、導電ループを上部分と下部分
とに分割して形成すると共に、一方の分割部分を他方に
対して結合可能としたので、被検体の周囲を取り囲むコ
イル直径を該被検体の大きさに応じて変化させて一つの
導電ループを形成するようになる。これにより、被検体
の大きさに応じてコイル直径を変化させ、S/Nを向上
することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による高周波受信コイル
が適用される磁気共鳴イメージング装置の全体構成を示
すブロック図であり、図2はその高周波受信コイルの実
施例を示す斜視図である。
【0010】上記磁気共鳴イメージング装置は、核磁気
共鳴(NMR)現象を利用して被検体の断層像を得るも
ので、図1に示すように、静磁場発生磁石2と、傾斜磁
場発生系3と、送信系4と、受信系5と、信号処理系6
と、シーケンサ7と、中央処理装置(CPU)8とを備
えて成る。
【0011】上記静磁場発生磁石2は、被検体1の周り
にその体軸方向または体軸と直交する方向に均一な静磁
場を発生させるもので、上記被検体1の周りのある広が
りをもった空間に永久磁石方式または常電導方式あるい
は超電導方式の磁場発生手段が配置されている。傾斜磁
場発生系3は、X,Y,Zの三軸方向に巻かれた傾斜磁
場コイル9と、それぞれのコイルを駆動する傾斜磁場電
源10とから成り、上記シーケンサ7からの命令に従っ
てそれぞれのコイルの傾斜磁場電源10を駆動すること
により、X,Y,Zの三軸方向の傾斜磁場Gx ,Gy
z を被検体1に印加することになっている。この傾斜
磁場の加え方により、被検体1に対するスライス面を設
定することができる。
【0012】送信系4は、被検体1の生体組織を構成す
る原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波
信号(電磁波)を照射するもので、高周波発振器11と
変調器12と高周波増幅器13と高周波送信コイル14
aとから成り、上記高周波発振器11から出力された高
周波パルスをシーケンサ7の命令に従って変調器12で
振幅変調し、この振幅変調された高周波パルスを高周波
増幅器13で増幅した後に被検体1に近接して配置され
た高周波送信コイル14aに供給することにより、電磁
波が上記被検体1に照射されるようになっている。
【0013】受信系5は、被検体1の生体組織の原子核
の核磁気共鳴により放出される高周波信号(NMR信
号)を検出するもので、高周波受信コイル14bと増幅
器15と直交位相検波器16とA/D変換器17とを有
しており、上記高周波送信コイル14aから照射された
電磁波による被検体1の応答の高周波信号(NMR信号)
は被検体1に近接して配置された高周波受信コイル14
bで検出され、増幅器15及び直交位相検波器16を介
してA/D変換器17に入力してディジタル量に変換さ
れ、さらにシーケンサ7からの命令によるタイミングで
直交位相検波器16によりサンプリングされて二系列の
収集データとされ、その信号が信号処理系6に送られる
ようになっている。
【0014】この信号処理系6は、CPU8と、磁気デ
ィスク18及び磁気テープ19等の記録装置と、CRT
等のディスプレイ20と、キーボード21とから成り、
上記CPU8でフーリエ変換,補正係数計算,画像再構
成等の処理を行い、任意断面の信号強度分布あるいは複
数の信号に適当な演算を行って得られた分布を画像化し
てディスプレイ20に断層像として表示するようになっ
ている。
【0015】また、シーケンサ7は、CPU8の制御で
動作し、被検体1の断層像のデータ収集に必要な種々の
命令を送信系4及び傾斜磁場発生系3並びに受信系5に
送り、上記NMR信号を計測するシーケンスを発生する
手段となるものである。なお、図1において、送信系の
高周波送信コイル14a及び受信系の高周波受信コイル
14b並びに傾斜磁場コイル9,9は、被検体1の周り
の空間に配置された静磁場発生磁石2の磁場空間内に配
置されている。
【0016】このように構成された磁気共鳴イメージン
グ装置において、受信系5内に設けられた高周波受信コ
イル14bは、図2に示すように、導電ループが被検体
1の周囲を取り囲んで配置されるようになっており、本
発明においては、そのコイルを構成する導電ループが上
部分と下部分とに分割して形成されると共に、一方の分
割部分を他方の分割部分に対して結合可能とし、被検体
1の周囲を取り囲むコイル直径を該被検体1の大きさに
応じて変化させうるものとされている。
【0017】すなわち、図2に示すように、例えばリジ
ッドな部材の銅板から成りソレノイドコイル形に形成さ
れた導電ループ22を有し、この導電ループ22が中心
部を境にして上部分22aと下部分22bとに分割され
ると共に、各分割部分の両端部にはそれぞれコネクタ2
3a,23bが設けられており、各々対向するコネクタ
23aと23bとを挿脱することにより、下部分22b
に対して上部分22aを結合したり、分離したりできる
ようになっている。そして、図示は省略したが、例えば
導電ループ22の上部分22aは、サイズが大きいもの
から小さいものまで複数種類のものが用意されており、
被検体1の大きさに応じて適宜のサイズの上部分22a
を選択して、下部分22bにコネクタ23a,23bに
より結合して高周波受信コイル14bを構成するように
なっている。
【0018】次に、このように構成された高周波受信コ
イル14bの使用について、図3を参照して説明する。
まず、図1において、例えば被検体1の頭部について断
層像を計測するとする。この場合、静磁場発生磁石2の
計測空間内に挿入された被検体1について、図3(a)
に示すように、頭部24の下側に導電ループ22の下部
分22bを配置し、その頭部24の上側に上部分22a
を配置して、それぞれ対向するコネクタ23a,23b
を挿入して結合し、高周波受信コイル14bを構成す
る。この場合は、上部分22aとして、下部分22bと
ほぼ同じ大きさの標準サイズのものを選択したとする。
そして、被検体1の頭部24の大きさに対して上記高周
波受信コイル14bのコイル直径がある程度大きいとす
ると、上記の上部分22aと下部分22bとを結合した
場合の受信コイル内容積V1 に占めるその受信コイル内
に囲まれた頭部24の体積V2 の割合は小さくなり、前
述のフィリングファクタが小さくなる。従って、この場
合は、計測によるNMR信号の受信のS/Nが低下し、
得られる断層像の画質が劣化するおそれがある。
【0019】そこで、図3(b)に示すように、導電ル
ープ22の上部分22a′として、下部分22bよりも
小さいものとして予め用意された小形のサイズのものを
選択して、それぞれ対向するコネクタ23a′,23b
を挿入して結合する。すると、このようにして構成され
た高周波受信コイル14bの直径は、図3(a)に示す
ものよりも小さくなり、被検体1の頭部24の大きさに
対して接近したものとなる。従って、上記の上部分22
a′と下部分22bとを結合した場合の受信コイル内容
積V1′は、図3(a)に示す場合の受信コイル内容積
1よりも小さくなり、頭部24の体積V2 は一定であ
るから、この場合のフィリングファクタは大きくなる。
このときは、計測によるNMR信号の受信のS/Nが向
上し、得られる断層像の画質が向上することとなる。さ
らに、図3(b)において、被検体1の頭部24をカバ
ーしうる最も小さいサイズの上部分22a′を選択して
使用すれば、この場合のフィリングファクタはその被検
体1について最大となり、S/Nを向上して画質をさら
に向上することができる。
【0020】図4は導電ループ22の上部分22aと下
部分22bとの結合の変形例を示す説明図である。この
例は、下部分22bはリジッドな部材のままで、上部分
22aを柔軟性材料から成るフレキシブルな導電ループ
部材で形成すると共に、下部分22bにはその両端部に
設けたコネクタ23b,23b以外に、それよりも中央
側の部分に他のコネクタ23b′,23b′を設け、計
測対象の被検体1の頭部24の大きさに応じてコネクタ
23b又は23b′を使い分け、下部分22bに対して
上部分22aを結合するようにしたものである。すなわ
ち、頭部24が比較的大きい場合は、下部分22bの両
端部のコネクタ23b,23bを用いて上部分22aを
実線で示すように結合する。このときは、上記構成され
た高周波受信コイル14bのコイル直径は大きくなる。
また、頭部24が小さい場合は、下部分22bの中央側
のコネクタ23b′,23b′を用いて上部分22aを
鎖線で示すように結合する。このときは、上記構成され
た高周波受信コイル14bのコイル直径は小さくなる。
従って、結果として図3(a),(b)で示した状態と同
じ効果を発揮することができる。なお、下部分22bの
中央側部分に設けるコネクタ23b′,23b′は、両
端部のコネクタ23b,23bからの距離を変化させて
複数組を設けておくとよい。このようにすると、複数種
類のコイル直径の高周波受信コイル14bを構成するこ
とができる。
【0021】図5は本発明の高周波受信コイル14bの
第二の実施例を示す斜視図である。この実施例は、ソレ
ノイドコイル形に形成された導電ループ22以外にサド
ルコイル形と形成された導電ループ25を有し、上記二
つの導電ループ22,25がその感度方向に互いに直交
させて一組に形成されると共に、被検体1から核磁気共
鳴により放出される高周波信号を検出する受信方向が静
磁場発生磁石2による静磁場に対し直交して配置される
ものとしたものである。このように、二つの導電ループ
22,25を互いに感度方向を直交させて一組に形成
し、二方向の核磁気共鳴信号を受信するようにした高周
波コイルを直交受信コイル(QuardratureDetection Coi
ls :以下「QDコイル」と略称する)というが、この
ようなQDコイルを用いるとS/Nを向上することがで
きる。
【0022】そして、本発明においては、上記のQDコ
イルを用いた場合においても、上記各々の導電ループ2
2,25を上部分と下部分とに分割して形成すると共
に、一方の分割部分を他方に対して結合可能とし、上記
被検体1の周囲を取り囲むコイル直径を該被検体1の大
きさに応じて変化させうるものとしたものである。すな
わち、ソレノイドコイル形に形成された一方の導電ルー
プ22は、図2に示すと全く同様に構成されている。ま
た、サドルコイル形に形成された他方の導電ループ25
は、図5に示すように、その導電ループ25が中心部を
境にして上部分25aと下部分25bとに分割されると
共に、各分割部分の両端部にはそれぞれコネクタ26
a,26bが設けられており、各々対向するコネクタ2
6aと26bとを挿脱することにより、下部分25bに対
して上部分25aを結合したり、分離したりできるよう
になっている。そして、図示は省略したが、例えば導電
ループ25の上部分25aは、サイズが大きいものから
小さいものまで複数種類のものが用意されており、被検
体1の大きさに応じて適宜のサイズの上部分25aを選
択して、下部分25bにコネクタ26a,26bにより
結合するようになっている。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
導電ループを上部分と下部分とに分割して形成すると共
に、一方の分割部分を他方に対して結合可能とすること
により、被検体の周囲を取り囲むコイル直径を該被検体
の大きさに応じて変化させて一つの導電ループを形成す
ることができる。これにより、被検体の大きさに応じて
コイル直径を変化させて最適なフィリングファクタを得
ることができ、S/Nを向上することができる。従っ
て、磁気共鳴イメージング装置で得られる断層像の画質
向上を図ることができる。また、二つの導電ループを組
み合わせ、その二つの導電ループがその感度方向を互い
に直交させて一組に形成され、且つ上記被検体から放出
される高周波信号を検出する感度方向が静磁場に対し直
交して配置されるようにしたいわゆるQDコイルを用い
た場合は、さらにS/Nを向上することができ、断層像
の画質向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高周波受信コイルが適用される磁
気共鳴イメージング装置の全体構成を示すブロック図で
ある。
【図2】上記高周波受信コイルの実施例を示す斜視図で
ある。
【図3】上記高周波受信コイルの使用状態を示す説明図
である。
【図4】導電ループの上部分と下部分との結合の変形例
を示す説明図である。
【図5】本発明の高周波受信コイルの第二の実施例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 被検体 2 静磁場発生磁石 3 傾斜磁場発生系 4 送信系 5 受信系 6 信号処理系 7 シーケンサ 8 CPU 14a 高周波送信コイル 14b 高周波受信コイル 22 導電ループ 22a,22a’ 上部分 22b 下部分 23a,23b コネクタ 25 導電ループ 25a 上部分 25b 上部分 26a,26b コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体に静磁場及び傾斜磁場を与える磁場
    発生手段と、上記被検体の生体組織を構成する原子の原
    子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波信号を照射
    する送信系と、上記の核磁気共鳴により放出される高周
    波信号を検出する受信系と、この受信系で検出した高周
    波信号を用いて画像再構成演算を行う信号処理系とを備
    えて成る磁気共鳴イメージング装置の上記受信系内に設
    けられ導電ループが上記被検体の周囲を取り囲んで配置
    される高周波受信コイルにおいて、上記導電ループを上
    部分と下部分とに分割して形成すると共に、一方の分割
    部分を他方に対して結合可能とし、上記被検体の周囲を
    取り囲むコイル直径を該被検体の大きさに応じて変化さ
    せうるものとしたことを特徴とする磁気共鳴イメージン
    グ装置の高周波受信コイル。
  2. 【請求項2】上記導電ループは、二つの導電ループがそ
    の感度方向を互いに直交させて一組に形成され、且つ上
    記被検体から放出される高周波信号を検出する感度方向
    が静磁場に対し直交して配置されるものとしたことを特
    徴とする請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置の高
    周波受信コイル。
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