JP3137366B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JP3137366B2 JP03179850A JP17985091A JP3137366B2 JP 3137366 B2 JP3137366 B2 JP 3137366B2 JP 03179850 A JP03179850 A JP 03179850A JP 17985091 A JP17985091 A JP 17985091A JP 3137366 B2 JP3137366 B2 JP 3137366B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/58Calibration of imaging systems, e.g. using test probes, Phantoms; Calibration objects or fiducial markers such as active or passive RF coils surrounding an MR active material
    • G01R33/583Calibration of signal excitation or detection systems, e.g. for optimal RF excitation power or frequency

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴(MR:magn
etic resonance )現象を利用し画像を生成し得る磁気
共鳴イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴現象は、静磁場中に置かれた零
でないスピン及び磁気モ―メントを持つ原子核が特定の
周波数の電磁波のみを共鳴的に吸収・放出する現象であ
り、この原子核は下記式に示す角周波数ω0 (ω0 =2
πν0 ,ν0 ;ラ―モア周波数)で共鳴する。 ω0 =γH0 ここで、γは原子核の種類に固有の磁気回転比であ
り、また、H0 は静磁場強度である。
【0003】以上の原理を利用して生体診断を行う装置
は、上述の共鳴吸収の後に誘起される上記と同じ周波数
の電磁波を信号処理して、原子核密度,縦緩和時間
1 ,横緩和時間T2 ,流れ,化学シフト等の磁気共鳴
パラメータが反映された診断情報例えば被検者のスライ
ス像等を無侵襲で得るようにしている。
【0004】そして、磁気共鳴による診断情報の収集
は、静磁場中に配置した被検者の全部位を励起し且つ信
号収集することができるものであるが、装置構成上の制
約やイメ―ジング像の臨床上の要請から、実際の装置と
しては特定の部位に対する励起とその信号収集とを行う
ようにしている。
【0005】この場合、イメ―ジング対象とする特定部
位は、一般にある厚さを持ったスライス部位であるのが
通例であり、このスライス部位からのエコ―信号やFI
D信号の磁気共鳴信号(MR信号)を多数回のデ―タエ
ンコ―ド過程を実行することにより収集し、これらデ―
タ群を、例えば2次元フ―リエ変換法により画像再構成
処理することにより前記特定スライス部位の断層像(ス
ライス像)を生成するようにしている。
【0006】このような磁気共鳴イメージング装置には
従来からAPC手段を備えたものがある。ここで、AP
Cとは、オート・パワー・コントロールの略であり、励
起用RFパルス強度を自動的に最適に設定する機能をい
う。典型的なAPCは特開昭61−19194号公報
(昭和61年8月26日出願公開)に示されている。従
来のAPCを図5を参照して説明する。すなわち、関心
領域の一断面について、所定のパルス繰返間隔毎に、例
えばアッテネータの減衰率を変化させることにより強度
を段階的に変化させたRFパルス(励起用高周波パル
ス)とスライス用傾斜磁場Gsとを印加することによ
り、当該断面からMR信号としてエコー信号を収集す
る。そして、MR信号が最大のときのRFパルス強度
を、当該断面についての最適RFパルス強度であると算
定するものである。ここで、RFパルスの強度は、画質
に大きな影響を与えるスピンのフリップ角を決定するも
のである。この算定されたパルス強度のRFパルスにて
当該断面についてスキャンを行うものである。これは、
被検体の領域によって最適RFパルス強度が異なること
を前提とするものであり、被検体のどのような領域につ
いても最適なMR情報を提示する技術である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のAPC
手段を備えた磁気共鳴イメージング装置は以下に述べる
ような問題点がある。すなわち、前述した強度可変にて
MR信号を収集する過程において、ある値に設定された
強度でMR信号を収集した後、次に設定された強度でR
F信号を収集しようとするには、一度励起された面内の
スピンの縦緩和を待つ必要があり、これがために信号収
集サイクル(パルス繰返間隔)を極端に短縮するこはで
きない、という問題があった。通常、パルス繰返間隔
は、1秒或いはそれ以上の間隔を置いて測定がなされて
いる。この場合、たとえカーブフィット等の技法により
測定点を減らしたとしても全過程を終えるのには数秒〜
数10秒を要することになった。そこで本発明の目的
は、短時間にAPCを実現し得る磁気共鳴イメージング
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し且つ目
的を達成するために本発明は次のような構成を採る。す
なわち、請求項1に係る発明は、静磁場中に配置された
被検体に対して傾斜磁場を作用させると共に励起用高周
波パルスを印加することにより前記被検体の特定領域に
磁気共鳴現象を生じせしめ、誘起された磁気共鳴信号を
検出して、前記被検体の画像情報を得る磁気共鳴イメー
ジング装置において、前記被検体内における複数の領域
のそれぞれを、異なる強度の励起用高周波パルスにより
励起する第1の手段と、前記第1の手段を実行したとき
の磁気共鳴信号を領域毎に得る第2の手段と、前記第2
の手段を実行したときの最大値の磁気共鳴信号を与える
励起用高周波パルスの強度を求める第3の手段と、を具
備したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置、で
ある。
【0009】請求項2に係る発明は、静磁場中に配置さ
れた被検体に対して傾斜磁場を作用させると共に励起用
高周波パルスを印加することにより前記被検体の特定領
域に磁気共鳴現象を生じせしめ、誘起された磁気共鳴信
号を検出して、前記被検体の画像情報を得る磁気共鳴イ
メージング装置において、前記被検体内における複数の
領域のそれぞれを、異なる強度の励起用高周波パルスに
より励起する第1の手段と、前記第1の手段を実行した
ときの磁気共鳴信号を領域毎に得る第2の手段と、前記
被検体内における複数の領域のそれぞれを、所定の強度
の励起用高周波パルスにより励起する第3の手段と、
第3の手段を実行したときの磁気共鳴信号を領域毎に
得る第4の手段と、
【0010】前記第2の手段により得られる各領域から
の磁気共鳴信号強度を、前記第4の手段により得られた
所定の強度の励起用高周波パルスによる領域毎の磁気共
鳴信号により補正し、補正された磁気共鳴信号強度が最
大となる励起用高周波パルス強度を求める第5の手段
と、を具備したことを特徴とする磁気共鳴イメージング
装置、である。
【0011】このように構成された請求項1に係る発明
によれば、近接するが位置が異なる複数スライス面(領
域)をそれぞれ強度が異なる励起用高周波パルスにより
励起し、当該複数スライス面毎の磁気共鳴信号を収集す
るように構成されているので、磁気共鳴信号を最大にす
る励起用高周波パルス強度を短時間で算定できる。
【0012】また、請求項2に係る発明によれば、近接
するが位置が異なる複数スライス面(領域)をそれぞれ
強度が異なる励起用高周波パルスにより励起し、当該複
数スライス面毎の磁気共鳴信号を収集するように構成さ
れているので、磁気共鳴信号を最大にする励起用高周波
パルス強度を短時間で算定でき、かつこの場合におい
て、第2の手段により得られる各領域からの磁気共鳴信
号強度を、第4の手段により得られた所定の強度の励起
用高周波パルスによる領域毎の磁気共鳴信号により補正
するように構成されているので、補正された磁気共鳴信
号に基づいて精度良く励起用高周波パルス強度の算定を
行える。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本実施例装置の概略構成を示すブロック
図、図2は同装置の送信部の詳細ブロック図である。図
1に示すように、本実施例装置は、マグネットアッセン
ブリ10と、寝台20と、電気系30とからなる。
【0014】マグネットアッセンブリ10は、静磁場を
発生するための超電導磁石、常電導磁石、永久磁石の如
き磁石11と、X軸方向に沿う傾斜磁場を発生するX軸
傾斜磁場コイル12と、Y軸方向に沿う傾斜磁場を発生
するY軸傾斜磁場コイル13と、Z軸方向に沿う傾斜磁
場を発生するZ軸傾斜磁場コイル14と、励起用高周波
パルス磁場(RFパルス)を図示しない被検体に印加す
る送信コイル15と、図示しない被検体から誘起した磁
気共鳴信号(エコー信号)を収集する受信コイル16と
からなる。また、マグネットアッセンブリ10の内部に
は、図示しない被検体を収容できる空間が形成されてい
る。さらに当該空間に静磁場,傾斜磁場,RFパルスを
発生し得、これら合成磁場を当該被検体に印加すること
ができ、被検体から誘起したエコー信号を収集すること
ができるようになっている。寝台20は、図示しない被
検体を載置し、当該被検体をマグネットアッセンブリ1
0の内部空間に出入れできるようになっている。
【0015】電気系30は、X軸傾斜磁場コイル12に
対応するX軸傾斜磁場増幅器31と、Y軸傾斜磁場コイ
ル13に対応するY軸傾斜磁場増幅器32と、Z軸傾斜
磁場コイル14に対応するZ軸傾斜磁場増幅器33と、
送信コイル15に対応するRFパワーアンプ34と、R
Fパワーアンプ34に与えるべきRF信号を発生する送
信部35と、受信コイル16から得られたエコー信号を
増幅するプリアンプ36と、プリアンプ36で増幅され
たエコー信号を受信処理する例えば検波する受信部37
と、送信部35及び受信部37に対して基準信号を与え
る基準信号発振器38と、傾斜磁場増幅器31,32,
33、送信部35、受信部37、基準信号発振器38を
システム制御するシステム制御部39と、システム制御
部39を統括制御すると共に受信部37により得られる
データ群に基づき画像情報を生成する計算機40と、シ
ステム制御部39に接続され前記画像情報を表示する表
示装置41と、パルスシーケンス等の画像診断条件を入
力する入力装置42とからなる。
【0016】次に、図2を参照して送信部35の詳細を
説明する。すなわち、送信部35は、波形発生器35A
と、変調器35Bと、減衰器35Cとからなる。システ
ム制御部39の制御のもとで基準信号発振器38は、基
準信号S1 を発生する。システム制御部39の制御のも
とで送信部35の波形発生器35Aは所定の波形(SI
NC関数波形等)S2 を発生する。変調器35Bは、基
準信号S1 を所定の波形S2 で変調し、変調波を得る。
システム制御部39の制御のもとで減衰器35Cは前記
変調波を減衰し、この減衰した変調波をRFパワーアン
プ34に与え、RFパワーアンプ34は前記減衰した変
調波を電力増幅し、該増幅波形を送信コイル14に与え
る。そうすると、送信コイル14からは、RFパルス磁
場が発生する。
【0017】ここで、本実施例の骨子を説明する。すな
わち、本実施例は、システム制御部39のソフトウェア
に特徴がある。これは、図3又は図4にて示される。以
下、図3を参照して第1の例を説明し、図4を参照して
第2の例を説明する。すなわち、第1の例は、被検体内
における近接する異なるスライス面が順次励起されるべ
く、しかも強度を変えながら励起用高周波パルスを被検
体に印加しつつ、エコー信号を収集し、最大値の磁気共
鳴信号を与える励起用高周波パルスの強度を、当該領域
における最適パルス強度として算定するという、APC
である。図3に示すように、被検体Pにおける厚さ2.
5mmの隣合う10スライス面について選択励起すべく、
当該被検体PにRFパルス及びスライス用傾斜磁場を印
加する。この場合、スライス面毎にRFパルスの強度を
例えば階段状に変える。そして、スライス面毎(RFパ
ルス毎)にMR信号(エコー信号)を収集する。このM
R信号が最大値のときのRFパルスの強度を、本例の励
起領域における最適RFパルス強度とする。そして、本
例の励起領域についての撮影においては、この最適パル
ス強度にて、RFパルスを印加する。
【0018】以上において、1つのデータ収集に要する
時間が30msecであるとすると、本例のAPCは300
msecで完了する。この場合、隣合うスライスの干渉を避
けるために、隣り合うスライス面が連続して励起されな
いようにする等の励起順序を工夫することが望ましい。
【0019】上述した第1の例においては、異なる断面
のMR信号を比較するので、近接した各スライス面の性
質(構造)が、ほぼ同一であり、面内のプロトン量はほ
とんど差が無い、ということを前提としている。
【0020】次に、上記前提が成り立たない場合、例え
ば、APCが適用される領域が大きい場合(厚いスライ
スにてマルチスライスする場合)に好適なAPCデータ
を得る手法を図4を参照して説明する。すなわち、第2
の例は、APC前過程とAPC本過程とからなり、AP
C前過程を実行した後にAPC本過程を実行するもので
ある。そしてAPC前過程により得たデータSj により
APC本過程により得たデータPj を補正して補正AP
CデータAj を得る(1≦j≦n,nは測定点数)。
【0021】APC前過程を詳細に説明する。すなわ
ち、RFパルスの強度を一定にした状態で、APC本過
程と同一のスライス面よりMR信号を得、この信号強度
を各スライス面に存在するスピン量を反映する量として
考え、上述したAPCデータをそれぞれこの量で除算す
る。すなわち、RFパルスの強度を一定にして得られた
各スライス面からのMR信号値をSj (S1 〜Sn )と
して、RFパルスの強度を順次変化させて得られた各ス
ライス面からのMR信号値をPj (P1 〜Pn )とし、
補正APCデータAj =Pj /Sj を得る。この補正A
PCデータAj が最大値となるRFパルス強度を最適R
Fパルス強度として本例の励起領域について撮影を行
う。
【0022】本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、精度向上のために、収集した複数の
MR信号により描かれる曲線を、ある関数でカーブフィ
ットして最適な設定値を求めることができ、また、測定
点を減らすことにもなる。また、RFパルスの強度を、
最初は荒く掃引し、その後に最適値と想定される付近を
細かく掃引することによっても、精度の向上が図られ
る。さらに、カーブフィット等によって測定点を減らす
場合にあっては、スライス方向の全長を短くして、より
近接したスライス面内からのMR信号を収集し、それを
使用することで、スライス面間のスピン量を補正する過
程を省略することができる。あるいは、1つ1つのスラ
イス厚を厚くすることにより、S/Nの向上、延いては
APCデータの精度が図られる。この他、本発明は、そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明は、静
磁場中に配置された被検体に対して傾斜磁場を作用させ
ると共に励起用高周波パルスを印加することにより前記
被検体の特定領域に磁気共鳴現象を生じせしめ、誘起さ
れた磁気共鳴信号を検出して、前記被検体の画像情報を
得る磁気共鳴イメージング装置において、前記被検体内
における近接する異なるスライス面が順次励起されるた
めの可変強度の励起用高周波パルスを発生する第1の手
段と、この第1の手段を実行したときの磁気共鳴信号を
スライス面毎に得る第2の手段と、この第2の手段を実
行したときに最大値の磁気共鳴信号を与える励起用高周
波パルスの強度を算定する第3の手段と、を具備したこ
とを特徴とする磁気共鳴イメージング装置、である。
【0024】このように構成された請求項1に係る発明
によれば、近接するが異なるスライス面個々について可
変強度の励起用高周波パルスにより当該面が励起される
ことになり、当該面個々について縦緩和時間を待つこと
なく磁気共鳴信号が収集されることになる。従って、当
該面を含む領域について磁気共鳴信号を最大にする励起
用高周波パルスの強度が短時間で算定されることにな
る。
【0025】また、請求項2に係る発明は、静磁場中に
配置された被検体に対して傾斜磁場を作用させると共に
励起用高周波パルスを印加することにより前記被検体の
特定領域に磁気共鳴現象を生じせしめ、誘起された磁気
共鳴信号を検出して、前記被検体の画像情報を得る磁気
共鳴イメージング装置において、前記被検体内における
異なる近接するスライス面が順次励起されるための可変
強度の励起用高周波パルスを発生する第1の手段と、こ
の第1の手段を実行したときの磁気共鳴信号をスライス
面毎に得る第2の手段と、前記被検体内における近接す
る異なるスライス面が順次励起されるための所定の強度
の励起用高周波パルスを発生する第3の手段と、この第
3の手段を実行したときの磁気共鳴信号をスライス面毎
に得る第4の手段と、
【0026】前記第2の手段により得られる各スライス
面からの磁気共鳴信号の強度を、前記第4の手段により
得られた所定の強度の励起用高周波パルスによるスライ
ス面毎の磁気共鳴信号により補正し、補正された磁気共
鳴信号強度が最大となる励起用高周波パルス強度を算定
する第5の手段と、を具備したことを特徴とする磁気共
鳴イメージング装置、である。
【0027】以上説明したことから本発明によれば、短
時間にAPCを実現し得る磁気共鳴イメージング装置を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の磁気共鳴イメージング装
置の構成図。
【図2】 図1における送信部の詳細名ブロック図。
【図3】 本発明におけるAPCの第1の例を示す図。
【図4】 本発明におけるAPCの第2の例を示す図。
【図5】 従来のAPCを示す図。
【符号の説明】
10…マグネットアセッンブリ、20…寝台、30…電
気系、35…送信部、35A…波形発生器、35B…変
調器、35C…減衰器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場中に配置された被検体に対して傾
    斜磁場を作用させると共に励起用高周波パルスを印加す
    ることにより前記被検体の特定領域に磁気共鳴現象を生
    じせしめ、誘起された磁気共鳴信号を検出して、前記被
    検体の画像情報を得る磁気共鳴イメージング装置におい
    て、 前記被検体内における複数の領域のそれぞれを、異なる
    強度の励起用高周波パルスにより励起する第1の手段
    と、前記 第1の手段を実行したときの磁気共鳴信号を領域
    に得る第2の手段と、前記第2の手段を実行したときの
    最大値の磁気共鳴信号を与える励起用高周波パルスの強
    度を求める第3の手段と、 を具備したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装
    置。
  2. 【請求項2】 静磁場中に配置された被検体に対して傾
    斜磁場を作用させると共に励起用高周波パルスを印加す
    ることにより前記被検体の特定領域に磁気共鳴現象を生
    じせしめ、誘起された磁気共鳴信号を検出して、前記被
    検体の画像情報を得る磁気共鳴イメージング装置におい
    て、 前記被検体内における複数の領域のそれぞれを、異なる
    強度の励起用高周波パルスにより励起する第1の手段
    と、前記 第1の手段を実行したときの磁気共鳴信号を領域毎
    に得る第2の手段と、前記被検体内における複数の領域
    のそれぞれを、所定の強度の励起用高周波パルスにより
    励起する第3の手段と、前記 第3の手段を実行したときの磁気共鳴信号を領域
    に得る第4の手段と、 前記第2の手段により得られる各領域からの磁気共鳴信
    号強度を、前記第4の手段により得られた所定の強度の
    励起用高周波パルスによる領域毎の磁気共鳴信号により
    補正し、補正された磁気共鳴信号強度が最大となる励起
    用高周波パルス強度を求める第5の手段と、 を具備したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装
    置。
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