JPH0578336B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0578336B2 JPH0578336B2 JP63214920A JP21492088A JPH0578336B2 JP H0578336 B2 JPH0578336 B2 JP H0578336B2 JP 63214920 A JP63214920 A JP 63214920A JP 21492088 A JP21492088 A JP 21492088A JP H0578336 B2 JPH0578336 B2 JP H0578336B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- magnetic field
- subject
- echo
- gradient magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 49
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 26
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 21
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 20
- 238000001208 nuclear magnetic resonance pulse sequence Methods 0.000 claims description 13
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 238000002595 magnetic resonance imaging Methods 0.000 claims description 11
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000264 spin echo pulse sequence Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 238000002592 echocardiography Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000013480 data collection Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/4828—Resolving the MR signals of different chemical species, e.g. water-fat imaging
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/483—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
- G01R33/485—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy based on chemical shift information [CSI] or spectroscopic imaging, e.g. to acquire the spatial distributions of metabolites
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/54—Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
- G01R33/56—Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
- G01R33/565—Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities
- G01R33/56527—Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities due to chemical shift effects
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、静磁場内に置かれた被検体に対して
傾斜磁場及び90゜−180゜系列の高周波パルスを印
加し、その後に誘記したスピンエコー信号を収集
して所定の再構成法にて画像化する磁気共鳴イメ
ージング装置に関する。
傾斜磁場及び90゜−180゜系列の高周波パルスを印
加し、その後に誘記したスピンエコー信号を収集
して所定の再構成法にて画像化する磁気共鳴イメ
ージング装置に関する。
(従来の技術)
一般的な医用MRI装置では、静磁場中に配置
した被検者に対して所定の励起・検出手段に従つ
て傾斜磁場、励起用高周波パルスを印加すること
により、前記被検者の特定部位に磁気共鳴現象を
生じせしめ、その誘起した磁気共鳴信号を検出し
て信号処理を施すことにより前記被検者の特定部
位の解剖学的情報や質的情報をイメージングする
ようになつている。以下この種の磁気共鳴イメー
ジング装置の一例を第5図を参照して説明する。
した被検者に対して所定の励起・検出手段に従つ
て傾斜磁場、励起用高周波パルスを印加すること
により、前記被検者の特定部位に磁気共鳴現象を
生じせしめ、その誘起した磁気共鳴信号を検出し
て信号処理を施すことにより前記被検者の特定部
位の解剖学的情報や質的情報をイメージングする
ようになつている。以下この種の磁気共鳴イメー
ジング装置の一例を第5図を参照して説明する。
第2図において、筒状本体MA内には、静磁場
発生装置として超電導又は常電導の静磁場コイル
1、X軸、Y軸、Z軸傾斜磁場コイル2、送受信
コイル3が設けられている。被検者Pは本体MA
内の診断可能磁場生成領域DSVに導入される。
発生装置として超電導又は常電導の静磁場コイル
1、X軸、Y軸、Z軸傾斜磁場コイル2、送受信
コイル3が設けられている。被検者Pは本体MA
内の診断可能磁場生成領域DSVに導入される。
また、静磁場コイル1は静磁場制御系4により
駆動され、送受信コイル3は励起に対しては送信
器5により駆動され且つ検出に対しては受信器6
により駆動され、さらに、X軸、Y軸、Z軸傾斜
磁場コイル2はそれぞれX軸傾斜磁場電源7、Y
軸傾斜磁場電源8、Z軸傾斜磁場電源9により駆
動されるようになつている。
駆動され、送受信コイル3は励起に対しては送信
器5により駆動され且つ検出に対しては受信器6
により駆動され、さらに、X軸、Y軸、Z軸傾斜
磁場コイル2はそれぞれX軸傾斜磁場電源7、Y
軸傾斜磁場電源8、Z軸傾斜磁場電源9により駆
動されるようになつている。
また、X軸傾斜磁場電源7、Y軸傾斜磁場電源
8、Z軸傾斜磁場電源9、及び送信器5はシーケ
ンサ10により所定の励起手順に従つて駆動さ
れ、X軸傾斜磁場電源Gx、Y軸傾斜磁場電源Gy、
Z軸傾斜磁場電源Gz、及び例えば90゜−180゜パル
ス系列の高周波パルスを発生する。コンピユータ
システム11は、シーケンサ10を駆動制御する
と共に受信器6から得られる磁気共鳴信号として
スピンエコー信号を導入して信号処理を施すこと
により、あるスライス部位の断層像を生成し、モ
ニタ表示するようにしている。
8、Z軸傾斜磁場電源9、及び送信器5はシーケ
ンサ10により所定の励起手順に従つて駆動さ
れ、X軸傾斜磁場電源Gx、Y軸傾斜磁場電源Gy、
Z軸傾斜磁場電源Gz、及び例えば90゜−180゜パル
ス系列の高周波パルスを発生する。コンピユータ
システム11は、シーケンサ10を駆動制御する
と共に受信器6から得られる磁気共鳴信号として
スピンエコー信号を導入して信号処理を施すこと
により、あるスライス部位の断層像を生成し、モ
ニタ表示するようにしている。
ここで、磁気共鳴イメージング方法として利用
されるものとして、90゜−180゜系列の高周波パル
スを用いるスピンエコーシーケンスが多用されて
いる。
されるものとして、90゜−180゜系列の高周波パル
スを用いるスピンエコーシーケンスが多用されて
いる。
以下、従来のスピンエコーシーケンスをその1
エンコード過程を示す第6図を参照して説明す
る。すなわち、従来のスピンエコーシーケンスで
は、静磁場の不均一性を除くために、90゜パルス
(SE法)の印加時間t=0及び180゜パルスの印加
時間t=T180とエコー信号のピークが現れる時間
t=TEとの間には、T180=TE/2の関係が必要
である。
エンコード過程を示す第6図を参照して説明す
る。すなわち、従来のスピンエコーシーケンスで
は、静磁場の不均一性を除くために、90゜パルス
(SE法)の印加時間t=0及び180゜パルスの印加
時間t=T180とエコー信号のピークが現れる時間
t=TEとの間には、T180=TE/2の関係が必要
である。
この場合、エコー信号収集の開始時間は最も早
い時間としてもパルスの時間幅twを持つ180゜パル
スの印加終了後の図示A点であり、そして、エコ
ー信号収集時間Taqは、エコーピークに対し対称
にデータ収集する場合、TE−tw−2α≧Taqの制約
があり、同一分解能の条件下では、Taqの上限TE
及びtw,αで決り且つ傾斜磁場強度をあまり下げ
られず、Noise∝1/√aqであるから、S/N
を向上させることができない、という問題があつ
た。
い時間としてもパルスの時間幅twを持つ180゜パル
スの印加終了後の図示A点であり、そして、エコ
ー信号収集時間Taqは、エコーピークに対し対称
にデータ収集する場合、TE−tw−2α≧Taqの制約
があり、同一分解能の条件下では、Taqの上限TE
及びtw,αで決り且つ傾斜磁場強度をあまり下げ
られず、Noise∝1/√aqであるから、S/N
を向上させることができない、という問題があつ
た。
(発明が解決しようとする課題)
このように従来の技術においては、エコー信号
の収集の半分の時間をTE/2=T180として選ぶ
ため、エコー信号収集時間Taqの上限がTE−tw−
2α≧Taqで決まつてしまい、同一分解能、同一TE
時間に対するS/Nの向上にも上限があつた。
の収集の半分の時間をTE/2=T180として選ぶ
ため、エコー信号収集時間Taqの上限がTE−tw−
2α≧Taqで決まつてしまい、同一分解能、同一TE
時間に対するS/Nの向上にも上限があつた。
そこで本発明の目的は、同一分解能、同一TE
時間に対するS/Nの向上を図ることができるよ
うにした磁気共鳴イメージング装置を提供するこ
とにある。
時間に対するS/Nの向上を図ることができるよ
うにした磁気共鳴イメージング装置を提供するこ
とにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決し且つ目的を達成する
ために次のような手段を講じた構成としている。
すなわち、請求項1に係る発明は、被検体に印加
される静磁場を発生する静磁場発生手段と、 前記被検体に印加される傾斜磁場を発生する傾
斜磁場発生手段と、 前記被検体に印加されるプロトンの励起に係る
選択励起用90゜パルス及び180゜パルスを発生する
高周波パルス発生手段と、 前記静磁場中に配置された前記被検体に対し前
記傾斜磁場、前記選択励起用90゜パルス及び180゜
パルスを所定条件で印加するものであつて、前記
90゜パルスを被検体に印加し、次いで前記90゜パル
スの印加中心時刻からT〓1(T〓1=TE′/2であり、
TE′は水と脂肪とのケミカルシフト量に基づき水
と脂肪とのスピンの位相が揃う周期nτc(nは1
以上の整数。)をプロトンに対する第1のエコー
信号におけるエコー時間TEから差引いたもので
ある。)を経過した印加中心時刻にて第1の180゜
パルスを前記被検体に印加し、次いで前記90゜パ
ルスの印加中心時刻からT〓n(T〓n=(TEn′+
TEn-1′)/2であり、TEn′はプロトンに対する
第m以降のエコー信号(m=2以上の整数。)に
おけるエコー時間であり、m=2のときTEn-1′
はTE1である。)を経過した印加中心時刻にて第
2以降の180゜パルスを前記被検体に印加するため
のパルスシーケンスを実行する制御手段と、 前記プロトンの励起に係る前記コー信号を収集
する収集手段と、 前記制御手段が駆動されることにより前記被検
体から誘起し且つ前記収集手段より得られたエコ
ー信号を再構成処理して前記被検体の特定領域の
画像情報を得る手段と、 を具備する磁気共鳴イメージング装置、である。
ために次のような手段を講じた構成としている。
すなわち、請求項1に係る発明は、被検体に印加
される静磁場を発生する静磁場発生手段と、 前記被検体に印加される傾斜磁場を発生する傾
斜磁場発生手段と、 前記被検体に印加されるプロトンの励起に係る
選択励起用90゜パルス及び180゜パルスを発生する
高周波パルス発生手段と、 前記静磁場中に配置された前記被検体に対し前
記傾斜磁場、前記選択励起用90゜パルス及び180゜
パルスを所定条件で印加するものであつて、前記
90゜パルスを被検体に印加し、次いで前記90゜パル
スの印加中心時刻からT〓1(T〓1=TE′/2であり、
TE′は水と脂肪とのケミカルシフト量に基づき水
と脂肪とのスピンの位相が揃う周期nτc(nは1
以上の整数。)をプロトンに対する第1のエコー
信号におけるエコー時間TEから差引いたもので
ある。)を経過した印加中心時刻にて第1の180゜
パルスを前記被検体に印加し、次いで前記90゜パ
ルスの印加中心時刻からT〓n(T〓n=(TEn′+
TEn-1′)/2であり、TEn′はプロトンに対する
第m以降のエコー信号(m=2以上の整数。)に
おけるエコー時間であり、m=2のときTEn-1′
はTE1である。)を経過した印加中心時刻にて第
2以降の180゜パルスを前記被検体に印加するため
のパルスシーケンスを実行する制御手段と、 前記プロトンの励起に係る前記コー信号を収集
する収集手段と、 前記制御手段が駆動されることにより前記被検
体から誘起し且つ前記収集手段より得られたエコ
ー信号を再構成処理して前記被検体の特定領域の
画像情報を得る手段と、 を具備する磁気共鳴イメージング装置、である。
また、請求項2に係る発明は、被検体に印加さ
れる静磁場を発生する静磁場発生手段と、 前記被検体に印加されるスライス用、リード用
及びエンコード用傾斜磁場Gs,Gr,Geを発生す
る傾斜磁場発生手段と、 前記被検体に印加されるプロトンの励起に係る
選択励起用90゜パルス及び180゜パルスを発生する
高周波パルス発生手段と、 前記静磁場中に配置された前記被検体に対し前
記傾斜磁場、前記選択励起用90゜パルス及び180゜
パルスを所定条件で印加するものであつて、前記
90゜パルスを被検体に印加し、次いで前記90゜パル
スの印加中心時刻からTE′/2(TE′は水と脂肪と
のケミカルシフト量に基づき水と脂肪とのスピン
の位相が揃う周期nτc(nは1以上の整数。)をプ
ロトンに対するエコー信号におけるエコー時間
TEから差引いたものである。)を経過した印加中
心時刻にて180゜パルスを前記被検体に印加すると
共に所望のtilting view angle θ=tan-1Gs/Gr
が得られるようにそれぞれの強度を設定したスラ
イス用傾斜磁場Grとリード用傾斜磁場Grとを前
記被検体に印加するためのパルスシーケンスを実
行する制御手段と、 前記プロトンの励起に係る前記コー信号を収集
する収集手段と、 前記制御手段が駆動されることにより前記被検
体から誘起し且つ前記収集手段より得られたエコ
ー信号を再構成処理して前記被検体の特定領域の
画像情報を得る手段と、 を具備する磁気共鳴イメージング装置、である。
れる静磁場を発生する静磁場発生手段と、 前記被検体に印加されるスライス用、リード用
及びエンコード用傾斜磁場Gs,Gr,Geを発生す
る傾斜磁場発生手段と、 前記被検体に印加されるプロトンの励起に係る
選択励起用90゜パルス及び180゜パルスを発生する
高周波パルス発生手段と、 前記静磁場中に配置された前記被検体に対し前
記傾斜磁場、前記選択励起用90゜パルス及び180゜
パルスを所定条件で印加するものであつて、前記
90゜パルスを被検体に印加し、次いで前記90゜パル
スの印加中心時刻からTE′/2(TE′は水と脂肪と
のケミカルシフト量に基づき水と脂肪とのスピン
の位相が揃う周期nτc(nは1以上の整数。)をプ
ロトンに対するエコー信号におけるエコー時間
TEから差引いたものである。)を経過した印加中
心時刻にて180゜パルスを前記被検体に印加すると
共に所望のtilting view angle θ=tan-1Gs/Gr
が得られるようにそれぞれの強度を設定したスラ
イス用傾斜磁場Grとリード用傾斜磁場Grとを前
記被検体に印加するためのパルスシーケンスを実
行する制御手段と、 前記プロトンの励起に係る前記コー信号を収集
する収集手段と、 前記制御手段が駆動されることにより前記被検
体から誘起し且つ前記収集手段より得られたエコ
ー信号を再構成処理して前記被検体の特定領域の
画像情報を得る手段と、 を具備する磁気共鳴イメージング装置、である。
(作 用)
このように構成することにより次に列挙する作
用を奏する。先ず、請求項1及び2共に、エコー
信号収集時間を伸ばせる。また、ケミカルシフト
によるプロトンに対する周波数ズレを起こしたス
ピンに対しても、エコーピーク時に位相が合うよ
うになる。
用を奏する。先ず、請求項1及び2共に、エコー
信号収集時間を伸ばせる。また、ケミカルシフト
によるプロトンに対する周波数ズレを起こしたス
ピンに対しても、エコーピーク時に位相が合うよ
うになる。
このことから、TE−tw−2α≧Taqの制限を超え
てTaq′を設定できるので、同一分解能、同一TE
時間に対するS/Nの向上を図ることができる。
また、同一TE時間に対して同一コントラストが
得られる。さらに、磁化率が異なる部位に対して
はフイールドエコー法を実行した場合に得られる
エコー信号と同じ特性が現われ、該エコーの特徴
によりコントラストが高くなる。以上はHE法に
よる作用であり、これに加えて、請求項1にあつ
ては、第2エコーめのTE時間(−TE2′)の設定
を、ケミカルシフトしたスピンとシフトをおこし
ていないスピンの位相がそろう周期τcだけのマル
チ・エコー技術(HE法にマルチエコー技術を適
用したもの)で決まるTE2より前に設定出来る。
よつて、HE法で、マルチ・エコーを行つた場合
に、第2エコーめの最少のTE時間の制約TE2=
2T〓2−TE1′より短い時間TE2′(=2T〓2−TE1′−
τc)に第2エコーめのTE時間を設定出来、臨床
上でのTE選択の自由度が増す。
てTaq′を設定できるので、同一分解能、同一TE
時間に対するS/Nの向上を図ることができる。
また、同一TE時間に対して同一コントラストが
得られる。さらに、磁化率が異なる部位に対して
はフイールドエコー法を実行した場合に得られる
エコー信号と同じ特性が現われ、該エコーの特徴
によりコントラストが高くなる。以上はHE法に
よる作用であり、これに加えて、請求項1にあつ
ては、第2エコーめのTE時間(−TE2′)の設定
を、ケミカルシフトしたスピンとシフトをおこし
ていないスピンの位相がそろう周期τcだけのマル
チ・エコー技術(HE法にマルチエコー技術を適
用したもの)で決まるTE2より前に設定出来る。
よつて、HE法で、マルチ・エコーを行つた場合
に、第2エコーめの最少のTE時間の制約TE2=
2T〓2−TE1′より短い時間TE2′(=2T〓2−TE1′−
τc)に第2エコーめのTE時間を設定出来、臨床
上でのTE選択の自由度が増す。
さらに、請求項2にあつては、HE法に、Z、
H Choらが提案した“view angle tilting”法
を組み合せることによつて、従来のスピン・エコ
ー法を使用した場合と比較して、同一のTE、同
一の分解能下では、エコーの観測時間を長く出来
るため、S/Nの向上が図られ、しかも、Grを
低くすることによつて現われるケミカルシフトア
ーチフアクトを低減出来る。また、水と脂肪との
ケミカルシフトによつて生じる画像のずれは、ス
ライス用傾斜磁場Grとリード用傾斜磁場Grとの
強度が適宜設定されることにより、 角度(tilting view angle)θ゜から投影したも
のとなり、この角度θ゜から投影した画像は、ずれ
が解消されたものとなる。
H Choらが提案した“view angle tilting”法
を組み合せることによつて、従来のスピン・エコ
ー法を使用した場合と比較して、同一のTE、同
一の分解能下では、エコーの観測時間を長く出来
るため、S/Nの向上が図られ、しかも、Grを
低くすることによつて現われるケミカルシフトア
ーチフアクトを低減出来る。また、水と脂肪との
ケミカルシフトによつて生じる画像のずれは、ス
ライス用傾斜磁場Grとリード用傾斜磁場Grとの
強度が適宜設定されることにより、 角度(tilting view angle)θ゜から投影したも
のとなり、この角度θ゜から投影した画像は、ずれ
が解消されたものとなる。
(実施例)
先づ、本発明の実施例の説明に先立ち、本発明
の各実施例が適用される発明、つまり、本発明者
らが先に特許出願した発明(特願昭63−126513号
(昭和63年5月24日出願、発明の名称「磁気共鳴
イメージング方法」、発明者「中林和人、塙政
利」))について説明する。すなわち、この先の発
明は、発明者らがハイブリツド・エコー法(HE
法)として命名したものであり、第1図がそのパ
ルスシーケンスである。
の各実施例が適用される発明、つまり、本発明者
らが先に特許出願した発明(特願昭63−126513号
(昭和63年5月24日出願、発明の名称「磁気共鳴
イメージング方法」、発明者「中林和人、塙政
利」))について説明する。すなわち、この先の発
明は、発明者らがハイブリツド・エコー法(HE
法)として命名したものであり、第1図がそのパ
ルスシーケンスである。
第1図に示すように、HE法は、90゜−180゜系列
の高周波パルスを印加するスピンエコーシーケン
スを基本としたもので、そのエコー時間TEに対
し次のように構成される。
の高周波パルスを印加するスピンエコーシーケン
スを基本としたもので、そのエコー時間TEに対
し次のように構成される。
装置の静磁場に対するプロトン(水)の共鳴
周波数を求める。
周波数を求める。
水と脂肪のケミカルシフト量は、通常、共鳴
周波数に対して3.3〜3.6ppmであり、これによ
り、水と脂肪のスピンの位相が揃う位相τcを求
める。
周波数に対して3.3〜3.6ppmであり、これによ
り、水と脂肪のスピンの位相が揃う位相τcを求
める。
τc(sec)=1/〔水の共鳴周波数(Hz)〕・〔水
と脂肪のケミカルシフト量(ppm)〕 定められたエコー時間TEに対してTE−τc時
間をTE′とする。
と脂肪のケミカルシフト量(ppm)〕 定められたエコー時間TEに対してTE−τc時
間をTE′とする。
時間t=0及びt=TE′/2時間がそれぞれ
90゜パルス及び180゜パルスの中心となるように
RFパルスの印加タイミングを決める。
90゜パルス及び180゜パルスの中心となるように
RFパルスの印加タイミングを決める。
データ収集の開始は最も早い場合、180゜パル
ス終了直後の図示B点より開始でき、例えば、
エコー信号のピーク(時間t=TE)に対して
左右対称にデータ収集を行う場合、Taq′時間
の間で収集可能になる。
ス終了直後の図示B点より開始でき、例えば、
エコー信号のピーク(時間t=TE)に対して
左右対称にデータ収集を行う場合、Taq′時間
の間で収集可能になる。
スライス用傾斜磁場Gs、リード用傾斜磁場
Gr、位相エンコード用傾斜磁場Geの制御は通
常のスピンエコーシーケンスと同様で良いが、
リード用傾斜磁場Grの設定は、エコーピーク
がt=TE′ではなく、t=TE′+τc即ちt=TE
に現れ、しかもTaq′に対して所望の分解能Δl
が得られるように強度を設定するものとする。
Gr、位相エンコード用傾斜磁場Geの制御は通
常のスピンエコーシーケンスと同様で良いが、
リード用傾斜磁場Grの設定は、エコーピーク
がt=TE′ではなく、t=TE′+τc即ちt=TE
に現れ、しかもTaq′に対して所望の分解能Δl
が得られるように強度を設定するものとする。
また、本HE法のパルスシーケンスでは、通
常のスピンエコーパルスシーケンスと異なり静
磁場の不均一性の影響を受け易いので、高均一
な磁気共鳴イメージング装置を構成する静磁場
磁石系を必要とする、例えば、静磁場が0.5T
ではφ250mmDSVで数ppm以下が望ましい。
常のスピンエコーパルスシーケンスと異なり静
磁場の不均一性の影響を受け易いので、高均一
な磁気共鳴イメージング装置を構成する静磁場
磁石系を必要とする、例えば、静磁場が0.5T
ではφ250mmDSVで数ppm以下が望ましい。
以上の如くのHE法のパルスシーケンスによれ
ば、上記の条件即ち、τc(sec)=1/〔水の共
鳴周波数(Hz)〕・〔水と脂肪のケミカルシフト量
(ppm)〕とすれば、従来法で得られた画像とほぼ
同一コントラストの画像が得られ、画像の分解能
が一定であれば、1/√aq′aqだけ画像のノ
イズ分が減少し、結果としてS/Nが向上するも
のとなる。
ば、上記の条件即ち、τc(sec)=1/〔水の共
鳴周波数(Hz)〕・〔水と脂肪のケミカルシフト量
(ppm)〕とすれば、従来法で得られた画像とほぼ
同一コントラストの画像が得られ、画像の分解能
が一定であれば、1/√aq′aqだけ画像のノ
イズ分が減少し、結果としてS/Nが向上するも
のとなる。
このようにHE法にあつては、180゜パルスの印
加中心のタイミング時間を、90゜パルスの印加中
心のタイミング時間をt=0としたときにt=
TE′/2に設定し、エコー信号収集時間Taq′を
Taq′>TE−tw−2αなる関係に設定し、ここで
TE′は、プロトンに対するエコー時間TEからプロ
トンと脂肪とのケミカルシフト量に基づき求まる
プロトンと脂肪のスピンの位相が揃う周期τcを差
引いたものであることにより、先ず、エコー信号
収集時間を伸ばせる。また、脂肪のケミカルシフ
トによるプロトンに対する周波数ズレを起こした
スピンに対しても、エコーピーク時に位相が合う
ようになる。さらに、脂肪のケミカルシフト以外
の要因で周波数ズレを起こしたスピンに対して
は、エコーピーク時に位相が揃ないようにでき
る。
加中心のタイミング時間を、90゜パルスの印加中
心のタイミング時間をt=0としたときにt=
TE′/2に設定し、エコー信号収集時間Taq′を
Taq′>TE−tw−2αなる関係に設定し、ここで
TE′は、プロトンに対するエコー時間TEからプロ
トンと脂肪とのケミカルシフト量に基づき求まる
プロトンと脂肪のスピンの位相が揃う周期τcを差
引いたものであることにより、先ず、エコー信号
収集時間を伸ばせる。また、脂肪のケミカルシフ
トによるプロトンに対する周波数ズレを起こした
スピンに対しても、エコーピーク時に位相が合う
ようになる。さらに、脂肪のケミカルシフト以外
の要因で周波数ズレを起こしたスピンに対して
は、エコーピーク時に位相が揃ないようにでき
る。
よつて、TE−tw−2α≧Taqの制限を超えて
Taq′を設定できるので、同一分解能、同一TE時
間に対するS/Nの向上を図ることができる。ま
た、同一TE時間に対して同一コントラストが得
られる。さらに、磁化率が異なる部位に対しては
スピンエコーの特徴によりコントラストが高くな
る。
Taq′を設定できるので、同一分解能、同一TE時
間に対するS/Nの向上を図ることができる。ま
た、同一TE時間に対して同一コントラストが得
られる。さらに、磁化率が異なる部位に対しては
スピンエコーの特徴によりコントラストが高くな
る。
従つてHE法によれば、同一分解能、同一TE時
間に対するS/Nの向上を図ることができるよう
になる。
間に対するS/Nの向上を図ることができるよう
になる。
上述したSE法にあつては、HE法に対し従来の
マルチ・エコー技術を適用した場合、第3図aに
示すように、静磁場の不均一性を除くために、第
2エコー信号のTE(≡TE2)は、最も早くともTE2
=2T〓2−TE1′より前に設定出来なかつた。
マルチ・エコー技術を適用した場合、第3図aに
示すように、静磁場の不均一性を除くために、第
2エコー信号のTE(≡TE2)は、最も早くともTE2
=2T〓2−TE1′より前に設定出来なかつた。
実際上マルチ・エコーの第2エコー信号の設定
可能な最少のTE2は、短かければ短かいほど、臨
床適用上の自由度が増すが、従来技術のマルチ・
エコー法をHE法に適用した場合には、上記のよ
うな制約を受けていた。
可能な最少のTE2は、短かければ短かいほど、臨
床適用上の自由度が増すが、従来技術のマルチ・
エコー法をHE法に適用した場合には、上記のよ
うな制約を受けていた。
そこで、本発明の第1の実施例(請求項1に対
応)は、HE法に対するマルチエコー技術の適用
を図るものであり、第2エコー以下のエコー時間
の選択の自由度を増すものである。
応)は、HE法に対するマルチエコー技術の適用
を図るものであり、第2エコー以下のエコー時間
の選択の自由度を増すものである。
以下、その手順を第2図を参照して説明する。
本発明の実施例によるHE法上のマルチ・エコ
ー法は、下記〜の手順によつて構成される。
ー法は、下記〜の手順によつて構成される。
適用する装置のプロトンの共鳴周波数を求
め、これを0とする。
め、これを0とする。
次に脂肪によりケミカル・シフトしているス
ピンの周波数cを求め、シフトしていないスピ
ンとの差の周波数の1周期分の時間τcを、次式
に従い求める。
ピンの周波数cを求め、シフトしていないスピ
ンとの差の周波数の1周期分の時間τcを、次式
に従い求める。
τc=1/|0−c|
ここでケミカル・シフト量|0−c|/0は、
通常〜4ppmであり、0は、装置の静磁場強度
が決まれば、一義的に決まる。また、τcの値
は、ケミカルシフト量の範囲の中心的な値に設
定すれば良い。
が決まれば、一義的に決まる。また、τcの値
は、ケミカルシフト量の範囲の中心的な値に設
定すれば良い。
所望の第1エコーのエコー時間TE1に対し
TE1′/2=TE1−τc/2だけ90゜パルスから遅くら
せて180゜パルスを印加するようにシーケンスの
タイミングを設定する。
タイミングを設定する。
読み出し用の傾斜磁場は、第1エコーの信号
のピークがt=TE1にあらわれるように、デ
イ・フエーズ用、リフエーズ用の面積を定め
る。その他の傾斜磁場の設定は通常の2DFT法
と同じで良い。
のピークがt=TE1にあらわれるように、デ
イ・フエーズ用、リフエーズ用の面積を定め
る。その他の傾斜磁場の設定は通常の2DFT法
と同じで良い。
エコー信号の観測は、最も早い場合1つめの
180゜パルス終了直後から始められる。
180゜パルス終了直後から始められる。
以上〜はHE法と同様の構成手段である。
次に所望の第2エコーのTE時間TE2′に対し
て二つめの180゜パルスを印加する時間T〓2を、
T〓2=(TE2′+TE1′)/2に設定する。なお、
このT〓2の設定は、次のようにして定められ
る。すなわち、第3図に示すように、二つ目の
180゜パルスは、第3図の下部に示されているよ
うに、TE2′=2・T〓2−TE1−τcを変形すると、
TE2′+(TE1′+τc)=2・T〓2となり、これによ
り、TE2′+TE1=2・T〓2となるから、T〓2=
(TE2′+TE1′)/2として求められる。
て二つめの180゜パルスを印加する時間T〓2を、
T〓2=(TE2′+TE1′)/2に設定する。なお、
このT〓2の設定は、次のようにして定められ
る。すなわち、第3図に示すように、二つ目の
180゜パルスは、第3図の下部に示されているよ
うに、TE2′=2・T〓2−TE1−τcを変形すると、
TE2′+(TE1′+τc)=2・T〓2となり、これによ
り、TE2′+TE1=2・T〓2となるから、T〓2=
(TE2′+TE1′)/2として求められる。
読み出し用傾斜磁場Grは、第2エコー信号
のピーク位置がt=TE2′となるようデイーフ
エーズ用、リフエーズ用の傾斜磁場の制御を行
う。その他の傾斜磁場については、通常のスピ
ンエコー法にマルチエコー技術を適用した場合
と同様で良い。
のピーク位置がt=TE2′となるようデイーフ
エーズ用、リフエーズ用の傾斜磁場の制御を行
う。その他の傾斜磁場については、通常のスピ
ンエコー法にマルチエコー技術を適用した場合
と同様で良い。
以上のようにHE法に新らしいマルチ・エコー
技術を適用した本実施例では、通常のマルチ・エ
コー技術を適用した場合と比らべて、最少のTE2
を、τcだけ短いTE2′(=2T〓2−TE1′−τc)以上
に設定可能となり、HE法を使用した場合のマル
チ・エコー時のTE2の設定の自由度を増すことが
出来る。
技術を適用した本実施例では、通常のマルチ・エ
コー技術を適用した場合と比らべて、最少のTE2
を、τcだけ短いTE2′(=2T〓2−TE1′−τc)以上
に設定可能となり、HE法を使用した場合のマル
チ・エコー時のTE2の設定の自由度を増すことが
出来る。
以上のように本実施例にあつては、90゜・180゜
パルスによるスピンエコーがあらわれる位置より
ケミカルシフトによるスピンの位相とシフトして
いないスピンの位相が再びそろう時間(τc)遅く
らせてエコー信号を集めるハイブリツド・エコー
法に、従来技術のマルチ・エコーを適用した場
合、第2エコーめのTE時間は、下図で示すTE2=
2・T〓2−TE1′より短く出来ない欠点があつた
(第3図a)。
パルスによるスピンエコーがあらわれる位置より
ケミカルシフトによるスピンの位相とシフトして
いないスピンの位相が再びそろう時間(τc)遅く
らせてエコー信号を集めるハイブリツド・エコー
法に、従来技術のマルチ・エコーを適用した場
合、第2エコーめのTE時間は、下図で示すTE2=
2・T〓2−TE1′より短く出来ない欠点があつた
(第3図a)。
第3図bに示す本実施例は、第1エコーをHE
法で構成し、第2エコー用の2つめの180゜パルス
の印加時間T〓2=(TE2′+TE1′)/2に設定する
ことにより、第2エコーめのTE時間をTE2′=
2T〓2−TE1′−τcまで短縮を可能とするものであ
る。
法で構成し、第2エコー用の2つめの180゜パルス
の印加時間T〓2=(TE2′+TE1′)/2に設定する
ことにより、第2エコーめのTE時間をTE2′=
2T〓2−TE1′−τcまで短縮を可能とするものであ
る。
尚、上記の例では第2エコーを得るものについ
て説明をしているが、第3エコーについても、次
のような関係を設定することにより実現できる。
すなわち、第2エコー信号以下の第mエコー信号
の(mは3以上の整数)のエコー時間TEn′に対
して二つ目以下の180゜パルスを印加する時間T〓n
を、 T〓n=(TEn′+TEn-1′)/2 に設定する。
て説明をしているが、第3エコーについても、次
のような関係を設定することにより実現できる。
すなわち、第2エコー信号以下の第mエコー信号
の(mは3以上の整数)のエコー時間TEn′に対
して二つ目以下の180゜パルスを印加する時間T〓n
を、 T〓n=(TEn′+TEn-1′)/2 に設定する。
次に第4図を参照して本発明の第2の実施例
(請求項2に対応)を説明する。
(請求項2に対応)を説明する。
すなわち、ハイブリツド・エコー法では、分解
能一定条件下で、エコー信号を比較的長い時間観
測するので、読み出し用傾斜磁場Grを比較的低
く設定する必要があつた。このためケミカルシフ
トによるアーチフアクト(シフトをおこした組織
が位置ずれをおこす)等が画像上にあらわれやす
かつた。
能一定条件下で、エコー信号を比較的長い時間観
測するので、読み出し用傾斜磁場Grを比較的低
く設定する必要があつた。このためケミカルシフ
トによるアーチフアクト(シフトをおこした組織
が位置ずれをおこす)等が画像上にあらわれやす
かつた。
これを解消したのが第2の実施例であり、HE
法に、Z・H.Cho、D.J.Kim、Y.K.Kim、が
“Total inhomogeneity correction including
chevnical shifts and susceptibility by view
angle tilting”(Medical Physics、Vol15、No.
1、Jan/Feb1988)中で述べているtilting view
によるケミカルシフトアーチフアクト等の低減法
を拡張適用することにより、上記問題の解決が図
られるものとしている。
法に、Z・H.Cho、D.J.Kim、Y.K.Kim、が
“Total inhomogeneity correction including
chevnical shifts and susceptibility by view
angle tilting”(Medical Physics、Vol15、No.
1、Jan/Feb1988)中で述べているtilting view
によるケミカルシフトアーチフアクト等の低減法
を拡張適用することにより、上記問題の解決が図
られるものとしている。
本実施例は下記〜の手順によつて構成され
る。
る。
適用する装置のプロトンの共鳴周波数を求
め、これを0とする。
め、これを0とする。
次に脂肪によりケミカル・シフトしているス
ピンの周波数cを求め、シフトしていないスピ
ンとの差の周波数の1周期分時間τcを、次式に
従い求める。
ピンの周波数cを求め、シフトしていないスピ
ンとの差の周波数の1周期分時間τcを、次式に
従い求める。
τc=1/|0−c|
ここでケミカル・シフト量|0−c|/0は、お
およそ3〜4ppmであり、0は、装置の静磁場
強度が決まれば、一義的に決まる。また、τcの
値は、ケミカルシフト量の範囲の代表的な値に
設定すれば良い。
強度が決まれば、一義的に決まる。また、τcの
値は、ケミカルシフト量の範囲の代表的な値に
設定すれば良い。
所望のエコーのエコー時間TEに対し
TE1′/2=TE−τc/2だけ90゜パルスから遅くら
せて180゜パルスを印加するようにシーケンスの
タイミングを設定する。
タイミングを設定する。
以上〜は通常のHE法の構成と同じであ
る。
る。
リード用傾斜磁場(第4図中)の強度は、
所望の分解能、後述のtilting view angleθ及
びエコー観測期間Taqで決まる。また、信号の
ピークがt=TEとなるように(T=TE1′でな
いことに注意)及びの斜線で示した部分の
面積を制御する。
所望の分解能、後述のtilting view angleθ及
びエコー観測期間Taqで決まる。また、信号の
ピークがt=TEとなるように(T=TE1′でな
いことに注意)及びの斜線で示した部分の
面積を制御する。
スライス用傾斜磁場は、RFパルスとほぼ同
一のタイミングで印加される部分(第4図中で
示す)については通常のスピンエコー法と同じ
で良い、一方を、部と同一のタイミングで
印加し、その強度は所望の“tilting view
angle” (≡θ=tan-1(Gs/Gr))が得られるようにGr強 度に対してGs強度を求める。この場合、水と
脂肪とのケミカルシフトによつて生じる画像の
ずれは、スライス用傾斜磁場Grとリード用傾
斜磁場Grとの強度が適宜設定されることによ
り、角度(tilting view angle)θ゜から投影し
たものとなり、この角度θ゜から投影した画像
は、ずれが解消されたものとなる。さらにと
部との面積は、t=0〜t=TE間で等しく
なるように制御する必要がある(t=0〜t=
TE1′でないことに注意する。)。
一のタイミングで印加される部分(第4図中で
示す)については通常のスピンエコー法と同じ
で良い、一方を、部と同一のタイミングで
印加し、その強度は所望の“tilting view
angle” (≡θ=tan-1(Gs/Gr))が得られるようにGr強 度に対してGs強度を求める。この場合、水と
脂肪とのケミカルシフトによつて生じる画像の
ずれは、スライス用傾斜磁場Grとリード用傾
斜磁場Grとの強度が適宜設定されることによ
り、角度(tilting view angle)θ゜から投影し
たものとなり、この角度θ゜から投影した画像
は、ずれが解消されたものとなる。さらにと
部との面積は、t=0〜t=TE間で等しく
なるように制御する必要がある(t=0〜t=
TE1′でないことに注意する。)。
位相エンコード用の傾斜磁場の制御は、通常
のスピン・エコー方と同じで良く、信号の収集
は最も早い場合180゜パルス終了直後から行うこ
とが出来る。
のスピン・エコー方と同じで良く、信号の収集
は最も早い場合180゜パルス終了直後から行うこ
とが出来る。
,部分の極性は反対であるので、t=0
〜t=TE1/2の期間で、その面積が同じで選択 照射が満足に行えるならばその形状については
任意で良い。
〜t=TE1/2の期間で、その面積が同じで選択 照射が満足に行えるならばその形状については
任意で良い。
以上のように構成されたパルスシーケンスで
は、次のような効果をもたらす。
は、次のような効果をもたらす。
HE法の効果が得られる上、ノイズの低減とケ
ミカル・シフトアーチフアクト等の低減が図られ
る。すなわち、中磁場(0.5T程度)の装置で、
従来法のSpin Echo法で短いTE(一般に40m se以
下)の画像収集をした場合、信号観測の期間Taq
は先願のHE法中の記述にもあるように比較的短
く、所望の分解能に対してのGr強度はケミカル
シフトアーチフアクト等が重大な問題とならな
い。
ミカル・シフトアーチフアクト等の低減が図られ
る。すなわち、中磁場(0.5T程度)の装置で、
従来法のSpin Echo法で短いTE(一般に40m se以
下)の画像収集をした場合、信号観測の期間Taq
は先願のHE法中の記述にもあるように比較的短
く、所望の分解能に対してのGr強度はケミカル
シフトアーチフアクト等が重大な問題とならな
い。
HE法では、Spin Echo法と比較してTaqを長く
とれるので、同一分解能のもとではSpin Echo法
より画像中のノイズを低減できるが、この結果ケ
ミカルシフト・アーチフアクトの影響を受けやす
くなる本実施例では、“tilting view angle”法
をHE法に拡張し適用することにより、画像の
S/Nの向上と、上記アーチフアクトの影響の低
減を同時に達成することができる。
とれるので、同一分解能のもとではSpin Echo法
より画像中のノイズを低減できるが、この結果ケ
ミカルシフト・アーチフアクトの影響を受けやす
くなる本実施例では、“tilting view angle”法
をHE法に拡張し適用することにより、画像の
S/Nの向上と、上記アーチフアクトの影響の低
減を同時に達成することができる。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、同一の分解能、
同一のTE時間に対するS/Nの向上を図り得る
磁気共鳴イメージング装置を提供することが出来
る。
同一のTE時間に対するS/Nの向上を図り得る
磁気共鳴イメージング装置を提供することが出来
る。
第1図は本発明が適用されるHE法のパルスシ
ーケンスを示す図、第2図は本発明の第1の実施
例のパルスシーケンスを示す図、第3図は第1の
実施例の作用を示すRFパルス、エコー信号のタ
イミング図、第4図は本発明の第2の実施例のパ
ルスシーケンスを示す図、第5図は本発明が適用
される磁気共鳴イメージング装置の構成を示す
図、第6図は従来のパルスシーケンスを示す図で
ある。 MA…本体、1…静磁場コイル、2…X軸、Y
軸、Z軸傾斜磁場コイル、3…送受信コイル、4
…静磁場制御系、5…送信器、6…受信器、7…
X軸傾斜磁場電源、8…Y軸傾斜磁場電源、9…
Z軸傾斜磁場電源、10…シーケンサ、11…コ
ンピユータシステム。
ーケンスを示す図、第2図は本発明の第1の実施
例のパルスシーケンスを示す図、第3図は第1の
実施例の作用を示すRFパルス、エコー信号のタ
イミング図、第4図は本発明の第2の実施例のパ
ルスシーケンスを示す図、第5図は本発明が適用
される磁気共鳴イメージング装置の構成を示す
図、第6図は従来のパルスシーケンスを示す図で
ある。 MA…本体、1…静磁場コイル、2…X軸、Y
軸、Z軸傾斜磁場コイル、3…送受信コイル、4
…静磁場制御系、5…送信器、6…受信器、7…
X軸傾斜磁場電源、8…Y軸傾斜磁場電源、9…
Z軸傾斜磁場電源、10…シーケンサ、11…コ
ンピユータシステム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被検体に印加される静磁場を発生する静磁場
発生手段と、 前記被検体に印加される傾斜磁場を発生する傾
斜磁場発生手段と、 前記被検体に印加されるプロトンの励起に係る
選択励起用90゜パルス及び180゜パルスを発生する
高周波パルス発生手段と、 前記静磁場中に配置された前記被検体に対し前
記傾斜磁場、前記選択励起用90゜パルス及び180゜
パルスを所定条件で印加するものであつて、前記
90゜パルスを被検体に印加し、次いで前記90゜パル
スの印加中心時刻からT〓1(T〓1=TE′/2であり、
TE′は水と脂肪とのケミカルシフト量に基づき水
と脂肪とのスピンの位相が揃う周期nτc(nは1
以上の整数。)をプロトンに対する第1のエコー
信号におけるエコー時間TEから差引いたもので
ある。)を経過した印加中心時刻にて第1の180゜
パルスを前記被検体に印加し、次いで前記90゜パ
ルスの印加中心時刻からT〓n(T〓n=(TEn′+
TEn-1′)/2であり、TEn′はプロトンに対する
第m以降のエコー信号(m=2以上の整数。)に
おけるエコー時間であり、m=2のときTEn-1′
はTE1である。)を経過した印加中心時刻にて第
2以降の180゜パルスを前記被検体に印加するため
のパルスシーケンスを実行する制御手段と、 前記プロトンの励起に係る前記コー信号を収集
する収集手段と、 前記制御手段が駆動されることにより前記被検
体から誘起し且つ前記収集手段より得られたエコ
ー信号を再構成処理して前記被検体の特定領域の
画像情報を得る手段と、 を具備する磁気共鳴イメージング装置。 2 被検体に印加される静磁場を発生する静磁場
発生手段と、 前記被検体に印加されるスライス用、リード用
及びエンコード用傾斜磁場Gs,Gr,Geを発生す
る傾斜磁場発生手段と、 前記被検体に印加されるプロトンの励起に係る
選択励起用90゜パルス及び180゜パルスを発生する
高周波パルス発生手段と、 前記静磁場中に配置された前記被検体に対し前
記傾斜磁場、前記選択励起用90゜パルス及び180゜
パルスを所定条件で印加するものであつて、前記
90゜パルスを被検体に印加し、次いで前記90゜パル
スの印加中心時刻からTE′/2(TE′は水と脂肪と
のケミカルシフト量に基づき水と脂肪とのスピン
の位相が揃う周期nτc(nは1以上の整数。)をプ
ロトンに対するエコー信号におけるエコー時間
TEから差引いたものである。)を経過した印加中
心時刻にて180゜パルスを前記被検体に印加すると
共に所望のtilting view angle θ=tan-1Gs/Gr
が得られるようにそれぞれの強度を設定したスラ
イス用傾斜磁場Grとリード用傾斜磁場Grとを前
記被検体に印加するためのパルスシーケンスを実
行する制御手段と、 前記プロトンの励起に係る前記コー信号を収集
する収集手段と、 前記制御手段が駆動されることにより前記被検
体から誘起し且つ前記収集手段より得られたエコ
ー信号を再構成処理して前記被検体の特定領域の
画像情報を得る方法と、 を具備する磁気共鳴イメージング装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63214920A JPH0263435A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 磁気共鳴イメージング装置 |
US07/400,006 US5028871A (en) | 1988-08-31 | 1989-08-29 | Magnetic resonance imaging system |
US07/399,930 US4983918A (en) | 1988-08-31 | 1989-08-29 | Magnetic resonance imaging system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63214920A JPH0263435A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263435A JPH0263435A (ja) | 1990-03-02 |
JPH0578336B2 true JPH0578336B2 (ja) | 1993-10-28 |
Family
ID=16663766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63214920A Granted JPH0263435A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5028871A (ja) |
JP (1) | JPH0263435A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01303137A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-07 | Yokogawa Medical Syst Ltd | 水,脂肪分離mri装置 |
DE3937428A1 (de) * | 1989-11-10 | 1991-05-16 | Philips Patentverwaltung | Kernspintomographieverfahren zur erzeugung getrennter fett- und wasserbilder und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens |
JPH05300895A (ja) * | 1991-07-31 | 1993-11-16 | Hitachi Medical Corp | Mri装置における核スピンの選択励起方法 |
JP2003517321A (ja) * | 1997-10-07 | 2003-05-27 | ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ | 器具コントラストの調整を与える介在性器具の視角傾斜イメージングのための方法。 |
JP3866537B2 (ja) * | 2001-06-28 | 2007-01-10 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 磁気共鳴撮影装置 |
US6856134B1 (en) * | 2003-05-23 | 2005-02-15 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Magnetic resonance imaging with fat-water signal separation |
JP3971726B2 (ja) * | 2003-09-16 | 2007-09-05 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 磁気共鳴撮影装置 |
US8143891B2 (en) * | 2008-08-29 | 2012-03-27 | Siemens Aktiengesellschaft | System for image acquisition with fast magnetic resonance gradient echo sequences |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2849431C2 (de) * | 1978-11-15 | 1980-11-06 | Hat Hohmann Gmbh & Co Automations- Technik Kg, 7250 Leonberg | Vorrichtung zum Falten von Faltgutstücken |
GB2076541B (en) * | 1980-05-21 | 1984-05-31 | Emi Ltd | Nmr imaging apparatus and methods |
US4431968A (en) * | 1982-04-05 | 1984-02-14 | General Electric Company | Method of three-dimensional NMR imaging using selective excitation |
JPS6039539A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-01 | Hitachi Ltd | 核磁気共鳴を用いた検査装置 |
EP0165610B2 (en) * | 1984-06-20 | 1992-11-11 | Hitachi, Ltd. | High speed imaging method with three-dimensional nmr |
US4628262A (en) * | 1985-02-05 | 1986-12-09 | Advanced Nmr Systems, Inc. | Multiple echo chemical shift imaging |
US4667159A (en) * | 1985-06-10 | 1987-05-19 | General Electric Company | Method of, and apparatus for, minimizing magnetic resonance imaging artifacts due to power line interference |
JPS6253642A (ja) * | 1985-09-02 | 1987-03-09 | 旭化成株式会社 | 核磁気共鳴情報を得る方法 |
DE3543854A1 (de) * | 1985-12-12 | 1987-06-19 | Philips Patentverwaltung | Kernspintomographieverfahren und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens |
DE3604281A1 (de) * | 1986-02-12 | 1987-08-13 | Philips Patentverwaltung | Verfahren zur bestimmung der kernmagnetisierungsverteilung in einer schicht eines untersuchungsbereiches und kernspintomograph zur durchfuehrung des verfahrens |
US4833407A (en) * | 1987-06-24 | 1989-05-23 | Picker International, Inc. | Scan time reduction using conjugate symmetry and recalled echo |
GB8719396D0 (en) * | 1987-08-17 | 1987-09-23 | Picker Int Ltd | Eddy current compensation |
US4859945A (en) * | 1988-05-03 | 1989-08-22 | Elscint Ltd. | Optimized signal to noise ratio |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP63214920A patent/JPH0263435A/ja active Granted
-
1989
- 1989-08-29 US US07/400,006 patent/US5028871A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-08-29 US US07/399,930 patent/US4983918A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4983918A (en) | 1991-01-08 |
US5028871A (en) | 1991-07-02 |
JPH0263435A (ja) | 1990-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5256967A (en) | Fast NMR image acquisition with spectrally selective inversion pulses | |
US4734646A (en) | Method for obtaining T1-weighted and T2-weighted NMR images for a plurality of selected planes in the course of a single scan | |
JP4236320B2 (ja) | Mriシステムで拡散重み付き画像を形成する方法 | |
JP3373563B2 (ja) | 磁気共鳴影像装置 | |
US5347216A (en) | Fast NMR image acquisition with spectrally selective inversion pulse | |
US7119540B1 (en) | Driven equilibrium and fast-spin echo scanning | |
JP3411936B2 (ja) | Nmr装置 | |
US5339035A (en) | MR imaging with rectangular magnetization transfer pulse | |
US7034532B1 (en) | Driven equilibrium and fast-spin echo scanning | |
US5268640A (en) | Method and apparatus for the formation of a plurality of NMR images, each having a different characteristic, of the same slice, in a single sequence | |
US5043665A (en) | Magnetic resonance imaging system | |
EP0783113B1 (en) | Magnetic resonance imaging system | |
US6546273B2 (en) | MR fluoroscopy method and apparatus | |
US5655532A (en) | Magnetic resonance imaging apparatus and its method | |
EP0390086B1 (en) | Magnetic resonance imaging method. | |
JPH0578336B2 (ja) | ||
JP2005523052A (ja) | T1強調マルチエコー磁気共鳴撮像法 | |
EP0097519A2 (en) | Nuclear magnetic resonance diagnostic apparatus | |
JPH0578338B2 (ja) | ||
JPH0277235A (ja) | 磁気共鳴イメージング方法 | |
US5225780A (en) | Ultra-fast NMR scans with preparation phase | |
US7242190B1 (en) | Driven equilibrium and fast-spin echo scanning | |
JP3137366B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
US7339375B1 (en) | Driven equilibrium and fast-spin echo scanning | |
US4950992A (en) | Magnetic resonance imaging system and method |