JP2003517321A - 器具コントラストの調整を与える介在性器具の視角傾斜イメージングのための方法。 - Google Patents

器具コントラストの調整を与える介在性器具の視角傾斜イメージングのための方法。

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JP2003517321A JP2000514561A JP2000514561A JP2003517321A JP 2003517321 A JP2003517321 A JP 2003517321A JP 2000514561 A JP2000514561 A JP 2000514561A JP 2000514561 A JP2000514561 A JP 2000514561A JP 2003517321 A JP2003517321 A JP 2003517321A
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ケイ. バッツ、ローズマリー
エム. ポーリー、ジョン
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Leland Stanford Junior University
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Abstract

(57)【要約】 MRIシステムによる患者、介在性器具(48)のイメージングは、視角傾斜と磁化操作との組み合わせにより実現される。一実施形態では、体積要素(23,21)は離れて見える(27)。間隙(27)によって器具(48)と患者とのコントラストが与えられる。この方法により器具(48)のコントラストを大きくしたり小さくしたりすることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願情報) この出願は1997年10月7日に出願された同時係属中の米国特許出願第0
8/946,544号を優先権主張の基礎とするものである。
【0002】 (発明の分野) 本発明は磁気共鳴イメージングに一般的に関する。より詳細には、本発明は、
介在性磁気共鳴イメージングにおいて患者の体内において使用される器具を像視
するための方法であって、器具のコントラストと組織のコントラストとの独立し
た調整を可能にする方法に関する。
【0003】 (発明の背景) 磁気共鳴イメージング(MRI)は患者の体内の臓器や物体の内部を像視する
ために一般的に使用されている。MRIは像視したい物体を高度に均一かつ強力
な(例 1.5テスラ)磁場中に置くことにより行われる。この磁気により原子
核(磁気モーメントを有する)は磁場に対して整列する。核(スピン)は磁場の
方向を中心として磁場に比例した速度で歳差運動を行う。1.5テスラの磁場中
に置かれた水素原子核(MRIにおいて診断化学種として一般的に使用されてい
る)では歳差運動の振動数は約64MHzである。
【0004】 イメージングを行う際には物体に対してRF励起パルスと同時に磁場勾配が与
えられる。磁場勾配により異なる位置の原子核は異なる振動数にて歳差運動を行
う(歳差運動の振動数は磁場の強さに依存しているため)。RFパルスは明確に
区別される振動数スペクトル及び偏光を有し、特定の歳差振動数を有する(すな
わち特定の位置にある)原子核のみを励起する。このプロセスは回転磁気モーメ
ント(対象とする空間内に局所化された)を生じるように工夫されている。この
回転磁気モーメントは近くのアンテナによって容易に検出可能な信号を発生する
。磁場勾配及びRFパルスを与えるプロセスの全体を一連の読み出し勾配エンコ
ーディングにより繰返し、画像に再構成することが可能なデータ群を集める。
【0005】 MRIは針などの介在性器具を患者の体内に案内するうえで有用である。MR
Iにより器具を正確に配置することが可能である。こうした介在性器具は、周囲
の人体組織の磁化率とは異なる磁化率をしばしば有する。この磁化率の差はほと
んどの場合非常に小さいものの(例 約100ppm)、高度に均一な磁場を必
要とするMRIでは問題である。介在性器具により磁場の大きさが歪められる(
方向の変化はMRIにおいては問題とならない)。したがってイメージングが行
われた際、得られた画像は介在性器具の近傍において歪んでいる。歪みのために
介在性器具を所望の位置に的確に配置することが困難となる。
【0006】 イメージングにおける介在性器具の問題に対する解決策の1つとして、介在性
器具を人体組織にほぼ一致した磁化率を有する材料(例 炭素繊維)にて形成す
るというものがある。このような磁化率を有する介在性器具は磁場を歪めること
はない。しかし、こうした材料によって形成される介在性器具は、通常、目的と
する機能(例 生検試料を得る)を果たすうえで従来の材料にて形成される器具
ほど性能は高くない。
【0007】 介在性器具による歪みに対して提案されている別の解決策は、器具と患者の身
体との間で最良のコントラストを得るためにパルスシーケンスを変化させること
をその要旨としている。“Needle Localization in M R−Guided Biopsy and Aspiration: Effe cts of Field Strength, Sequence Desi gn, and Magnetic Field Orientation ”(
Lewin,J.et al)(American Journal of R
oentgenology,vol.166,pgs.1337−1345,1
996)、及び、“Interactive MR−Guided Breas t Lesion Localization−A Phantom Stud ”(B.Daniel)(Proc., International So
ciety for Magnetic Resonance in Medi
cine, New York,1996,pg.1733)を参照されたい。
これらの手法における問題点は、同じパルスシーケンスでは組織と組織とのコン
トラスト及び器具と組織とのコントラストのいずれも最適化されないことである
【0008】 “Total inhomegeneity correction inc luding chemical shifts and susceptib ility by view angle tilting ”(Z.H.Cho
,D.J.Kim,and Y.K.Kim)(Med.Phys.15(1)
Jan/Feb 1988)には、磁化率の変化によってもたらされる歪みを取
り除くことに成功した手法について開示されている。この方法では、MRデータ
読み出しの角度を変化させるために、MR信号の読み出しの際に更なる磁場勾配
を与える工程が含まれる。この角度の傾きにより磁場の強さの局所的な変化によ
る変位及び歪みが補正される。“Reduction of image di stortion in the presence of metal ”(A
.J.Mcgowan,A.L.Mackey,Q.S.Xiang,D.G.
Connell,D.L.Janzen,and P.L.Munk)(199
7 Proceedings of the International S
ociety of Magnetic Resonance in Medi
cine annual meeing,Vancouver,Canada,
Abstract #1973)には、視角を傾斜させる方法を用いて人体内の
金属物体(例 人工股関節)によって生じる歪みを低減または防止することにつ
いて述べられている。
【0009】 視角傾斜による磁化率歪みの除去における問題点として、しばしば歪みが完全
に取り除かれてしまい、器具がほとんど見えなくなってしまう点がある。器具が
見えることは、器具を適当な位置に案内する(例 生検試料を採取する際)うえ
でしばしば有用であるため、このことは望ましくない。勾配エコーイメージング
やスピンエコーイメージングなどのイメージングパラメータを調整して器具が見
えるように器具と組織とのコントラストを大きくすることが可能であるが、これ
により組織と組織とのコントラストに対して最適化されたパラメータを使用する
ことができなくなることがある。
【0010】 したがって、器具と組織とのコントラスト、及び、組織と組織とのコントラス
トを独立して制御することを可能にする視角傾斜を用いた方法が提供されたなら
ば、磁気共鳴イメージングの技術領域における進歩といえよう。
【0011】 (発明の目的及び利点) したがって本発明の主たる目的は、介在性器具の磁気共鳴イメージングのため
の方法であって、1)組織コントラストの調整とは独立して器具と組織とのコン
トラストを調整することを可能とする方法を提供することにある。
【0012】 (発明の概要) この目的及び利点は、局所的な磁化率変化(例 介在性器具)を有する物体(
例 患者)を像視するために視角傾斜磁気共鳴イメージングを用いた、本発明の
6つの実施形態によって達成される。本発明の第1の実施形態では、スライスを
選択するために励起RFパルスと第1の磁場勾配を物体に与える方法が提供され
る。次に、スライスに再焦点合わせを行うために再焦点合わせRFパルスと第2
の磁場勾配が物体に与えられる。第1の磁場勾配と第2の磁場勾配とは異なる振
幅を有する。更に、励起パルスと再焦点合わせパルスとは異なる帯域幅を有し、
励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとは磁化率変化の外側の領域にお
いて重なる。最後に傾斜読み出し磁場勾配が物体に与えられる。励起プロファイ
ルと再焦点合わせプロファイルとは磁化率変化の外側において重なり、磁化率変
化領域内では部分的に重なるのみであるか、もしくは重ならない。好ましくは、
励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとは磁化率変化の外側の領域にお
いて同じ厚さ及び位置を有する(互いに完全に重なり合う)。勾配振幅の差によ
って磁化率コントラストが決定される。
【0013】 本発明の第2の実施形態では、物体に励起パルスと第1の磁場勾配が与えられ
ることによりスライスが選択される。次に再焦点合わせパルスと第2の磁場勾配
が物体に与えられ、これによりスライスに再焦点合わせが行われる。最後に傾斜
磁場勾配が物体に与えられる。第2の磁場勾配は第1の磁場勾配と逆の方向を有
する。励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとは磁化率変化の外側にお
いて重なり、磁化率変化の近傍の領域においては部分的に重なるのみであるか、
もしくは重ならない。第1の勾配と第2の勾配とは同じもしくは異なる振幅を有
する。好ましくは、励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとは磁化率変
化の外側の領域において同じ厚さ及び位置を有する(互いに完全に重なり合う)
。勾配振幅の差によって磁化率コントラストが決定される。
【0014】 本発明の第3の実施形態では、RFパルスと磁場勾配が物体に与えられ、対象
とする局在化した体積要素からスピンエコーが生じる。このスピンエコーMR信
号はスピンエコー時間からずれた検出時間において検出される。これにより磁化
率変化の領域内における核スピンがデフェーズし、この領域からのMR信号が損
失する。ズレの量によって磁化率コントラストが決定される。
【0015】 本発明の第4の実施形態では、視角傾斜を用いた方法が用いられ、磁化率変化
によって生じる画像の歪みが不完全に低減されるように読み出し勾配の傾斜角度
が選択される。傾斜角度によって磁化率コントラストが決定される。
【0016】 本発明の第5の実施形態では、1個の励起パルスが第1の磁場勾配と同時に与
えられる。好ましくは励起パルスは非線形位相プロファイルを有する。最も好ま
しくは励起パルスは2次位相プロファイルを有する。励起パルスの非線形成分の
振幅によって磁化率コントラストが決定される。
【0017】 本発明の第6の実施形態では、RF1/2パルスが第1の磁場勾配と同時に与
えられる。次に第1の磁場勾配及びRF1/2パルスを瞬時にオフし、このRF
1/2パルス及び磁場勾配のオフの後に所定の時間間隔(エコー時間)をおいて
信号を検出する。時間間隔の長さによって磁化率コントラストが決定される。
【0018】 (発明の詳細な説明) 本発明の実施形態の全てにおいて、局所的な磁化率の変化によって生じる歪み
を低減もしくは防止するために視野角傾斜を用いる。視角傾斜に関する更なる情
報については、“Total Inhomogeneity Correcti on Including Chemical Shifts and Sus ceptibility by View Angle Tilting ”(Z
.H.Cho,D.J.Kim,and Y.K.Kim)(Med.Phys
.15(1) Jan/Feb 1988)を参照されたい。
【0019】 図1は、視角傾斜を用いた高速取得及び緩和促進(RARE)パルスシーケン
スを示したものである。 図2A及び図2Bは、直径及び材料の異なる3本の針48A,48B,48C
のイメージングに視野角傾斜を用いた結果を示したものである。例として用いた
3本の針は、左から右に向かって、48A−18ゲージ、インコネル(65%N
i、22%Cr、9%Mo、及び他の微量元素)材料製のマナンメディカルプロ
ダクツ(Manan Medical Products)社より販売されるカ
ッティングエッジを有さない針シャフト、48B−14ゲージ、ダウム(Dau
m Gmbh)社より販売される表面処理を施したチタン製生検用針、48C−
22ゲージ、インコネル材料製のマナンメディカルプロダクツ社より販売される
テクニカット吸引針である。3本の針48A,48B,48Cはいずれも合金に
て形成されるため局所的に磁場を歪める。図2Aは視角傾斜なしで像視した3本
の針48を示したものであるのに対し、図2Bは視野角傾斜を行って像視した3
本の針48A,48B,48Cを示したものである。図2Aでは、針48A,4
8B,48Cによって発生する局所磁場による大きなアーティファクトが見られ
る。アーティファクトにより、針の実際の径及び位置を決定することは非常に困
難である。図2Bでは、視角傾斜を用いたことによりアーティファクトは低減し
ている。非共鳴スピンに基づく信号損失は周辺領域においてではなく、針48A
,48B,48Cの実際の位置においてのみ生じる。アーティファクトの低減に
より、患者の組織に対して針48A,48B,48Cの位置を正確に決定するこ
とが可能である。
【0020】 視角傾斜は、介在性の器具(針48など)による歪みを除去するうえで非常に
有用な技術であるが、これにより器具の視認性は低下する。介在性器具の種類、
患者の体内における器具の向き、及び使用されるイメージングシーケンスに応じ
て、器具によって生じるアーティファクトが薄くなりすぎて器具が見えなくなる
場合がある。
【0021】 本発明は器具と患者との間のコントラストを調整するための幾つかの方法を提
供することによりこの問題を解決するものである。これらの方法により、医療従
事者は必要に応じて器具48のアーティファクトを増大させたり減少させたりす
ることが可能である。患者のネット磁化を行い、1つのスライスを選択するため
の第1のスライス選択磁場勾配の存在下で高周波(RF)励起パルスを与える第
1の工程は全ての方法に共通である。
【0022】 図3は方法Aを示したものであり、スライス26が示されている。再焦点合わ
せRFパルスが第2の磁場勾配の存在下で患者及び器具48に与えられ、スライ
ス26に再び焦点が合わせられる。第2の磁場勾配は第1の磁場勾配とは異なる
振幅を有する。これにより器具48のコントラストを調整することが可能である
。再焦点合わせRFパルスは共鳴状態にある同じスライスを選択することが可能
な長さを有するため、器具48の近傍(領域24内)の非共鳴スピンは再焦点合
わせされず、したがって画像に現れない。
【0023】 図4Aは、従来の90°RFパルスにより得られた針48A,48B,48C
の像を示したものである。図4Bは、90°RFパルスの長さを大きくするか、
または帯域幅を小さくすることによって得られる針48A,48B,48Cの像
を示したものであり、器具のコントラストがより大きくなっている。
【0024】 方法Bでは、第1の磁場勾配と逆の方向を有する第2の磁場勾配の存在下で患
者46及び器具48に再焦点合わせRFパルスを与える。この方法では再焦点合
わせされる器具48近傍の非共鳴スピンの数はより少ない。再焦点合わせされる
スピンは歪められない。第2の磁場勾配が逆向きであることにより、非共鳴状態
のスピンは共鳴状態のスピンとは逆の方向に空間的にシフトするため、両方のR
Fパルスによって作用が及ぼされる器具近傍のスピンの量は減少する。第2のス
ライス選択勾配の振幅の逆転に基づく、針48A,48B,48Cのよりコント
ラストの大きな像が図5Bに示されている。従来の90°再焦点合わせRFパル
スにより得られた針48A,48B,48Cの像を示した図5Aと比較した場合
、方法Bによって器具48のコントラストがより大きくなっていることは明らか
である。この方法は更に図5Dにおいて、図5Cに示される視角傾斜を用いた従
来のイメージングと比較して示されている。図5C及び5Dは動物モデルにおい
て針48Dのアーティファクトを示したものである。図5Cでは視角傾斜を用い
ていないためにアーティファクトは非常に大きく、針48Dの実際の位置は分か
りにくくなっている。図5Dは視角傾斜を用いて撮像したものである。しかし、
この画像では針48Dのアーティファクトが望ましい程度には見えやすくないた
めに最適とはいえない。
【0025】 方法Cにおいては、再焦点合わせパルスを与えてスピンエコー信号を生じさせ
る。図6に示されるように検出時間はスピンエコー時間に一致していない。スピ
ンエコー信号が検出される検出時間45は、スピンエコー時間と較べてズレ46
だけずれている。このズレ46により、器具48の近傍のスピンの位相が打ち消
される。この位相の打ち消しはズレ46を変化させることにより調整することが
可能である。針48A,48B,48Cの周囲の局所磁場の変化が大きいことに
より、小さなズレであっても器具のコントラストは大きくなる。図7A〜6Dは
それぞれ、0μs、500μs、1000μs、及び1500μsのズレにて撮
像した針48A,48B,48Cの像を示したものである。器具のコントラスト
の大きさはズレの大きさに比例している点に注目されたい。この方法を図7Fに
動物モデルにおいて再び示した。器具のコントラスト48Dは、視角傾斜のみを
用いた図7Eに示されるコントラストよりも大きい。
【0026】 図8Aは従来技術に基づくイメージングを模式的に示したものである。体積要
素20,21が、乱された磁場領域(例 磁化率変化に近い領域)内に置かれて
いる。体積要素20,21は物理的空間において互いに機械的に連結されている
が、MRI画像24においては磁場の乱れにより分離しているように見える。M
RI画像は読み出し磁場勾配によって決定される読み出し方向22にライン毎に
生成される。図8Bは従来技術に基づく視角傾斜の方法を示したものである。読
み出し勾配は角度θ(23)だけ傾斜しており、したがって読み出し方向22も
傾斜している。読み出し方向の傾斜23により体積要素は(実際つながっている
とおりに)つながって見え、これにより要素20,21が離れて見える原因であ
った歪みが取り除かれる。
【0027】 図8Cには本発明の方法Dが示されている。図8Cの方法においては、読み出
し勾配は、器具48による歪みを完全には補正しない量だけ傾斜させられている
。この結果、画像において器具の歪みがある程度見られる。傾斜角度25は、歪
みを完全に補正する角度23とは異なっている。体積要素20,21はMRI画
像24では離れて見える(27)。間隙27により器具48と患者との間のコン
トラストが与えられる。この方法により器具48のコントラストを大きくしたり
小さくしたりすることが可能である。
【0028】 方法EではRF励起パルスが非線形位相を有することにより、第1のスライス
は非線形位相プロファイルを有する。1個のRFパルスのみが用いられ、この励
起パルスの後に逆転した勾配が与えられて勾配エコーを生じる。図9A及び9B
には線形RFsincパルスの振幅及び位相が示されている。図9C及び9Dに
は本発明の方法Eに基づく非線形位相RFパルスの振幅及び位相が示されている
。図10A(従来技術)は線形磁場勾配の存在下で用いられる従来の線形位相R
Fパルスを示したものであり、これにより線形位相プロファイルを有するスライ
スが得られる。線形位相プロファイルを有するスライスにより、器具48の近傍
にゼロ和信号が生じる。図10Bは均一な磁場中で用いられる2次RFパルスの
2次位相プロファイルを示したものである。2次位相はスライスにわたって位相
を打ち消し、信号の50%にまで足し合わされて50%の信号損失を生じる。し
かし、器具48の周囲の線形磁場のような非均一磁場中において2次位相RFパ
ルスが用いられる場合には、スピンは線形位相と2次位相との和を有し、図10
Cに示されるように信号の50%にまで足し合わされる。この50%の信号が器
具48の領域周辺にあるために器具のコントラストは保たれ、RF励起パルスの
2次成分の大きさを変化させることによりコントラストを操作することが可能で
ある。
【0029】 図11に示される方法Fでは、RF1/2パルス60を用いて、器具48の局
所磁場による非共鳴シフトに対する感度を増大させる。共鳴状態にある(RFパ
ルスに共鳴している)スピンを測定するうえでのこうした1/2パルスの使用は
ポーリー(Pauly)に付与された米国特許第5,150,053号に開示さ
れている。時刻64においてRFパルス60と勾配62を瞬時にオフすることに
より、スライス内の共鳴スピンから信号を検出することが可能である。RF発振
器をオフし、受信器をオンするために時間間隔66(通常200マイクロ秒より
短い)が必要とされる。典型的な用途では、多数のRFパルスを連続的に用いる
ことが可能である。各1/2パルスは同じRF波形を有するが、パルス1つおき
に勾配の波形は逆転(68)する。1/2パルスの使用によってエコー時間が短
くなることにより、ボクセル間のスピンのデフェーズは低減し、したがって器具
48の周囲の信号損失が低減する。信号損失の減少によって、単に時間間隔66
を大きくしたり小さくしたりすることで器具のコントラストを調整することが可
能である。
【0030】 最後の方法は、NMR検出の間に更なるRF再焦点合わせパルスが与えられる
点を除けば方法A〜Dと同様である。 本発明は、視角傾斜と、方法A〜Dのいずれか1つとの組み合わせを有してな
るものである。すなわち、本発明により器具のコントラストを調整しつつ器具の
歪みを取り除く多くの方法が提供され、これらの方法のいずれも組織のイメージ
ングに大きな影響を与えるものではない。結果として、患者の体内の介在性器具
の正確な位置を示すMRI画像を得ることが可能である。当業者にとって、発明
の範囲から逸脱することなく上記の実施形態に様々な変更を加えることが可能で
あることは明らかであろう。例として、広範な材料にて形成された介在性器具の
全ての種類のものをここに述べられた方法を用いて像視することが可能である。
したがって発明の範囲は特許請求の範囲及びその法的な均等物によって定められ
るべきものである。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術に基づく傾斜した視角を用いたパルスシーケンスを示す
図。
【図2A】3本の針による歪みに対する、従来技術に基づく視角傾斜の効果
を示す図。
【図2B】3本の針による歪みに対する、従来技術に基づく視角傾斜の効果
を示す図。
【図3】 本発明の方法Aを示す図。
【図4A】方法Aを示す図であって、従来の90°RFパルスを用いた、3
本の針を示すMRI画像。
【図4B】方法Aを示す図であって、帯域幅が小さくさせられた90°RF
パルスを用いた、3本の針を示すMRI画像。
【図5A】方法Bを示す図であって、従来の90°RFパルスを用いた、3
本の針を示すMRI画像。
【図5B】方法Bを示す図であって、逆向きのスライス選択勾配を用いた、
針のMRI画像。
【図5C】方法Bを示す図であって、従来の90°RFパルスを用いた、動
物モデルの体内の針のMRI画像。
【図5D】方法Bを示す図であって、逆向きのスライス選択勾配を用いた、
動物モデルの体内の針のMRI画像。
【図6】本発明の方法Cを示す図。
【図7A】方法Cを示す図であって、90°RFパルスに向かって0μsだ
けずれた180°再焦点合わせRFパルスを用いた、3本の針のMRI画像。
【図7B】方法Cを示す図であって、90°RFパルスに向かって500μ
sだけずれた180°再焦点合わせRFパルスを用いた、3本の針のMRI画像
【図7C】方法Cを示す図であって、90°RFパルスに向かって1000
μsだけずれた180°再焦点合わせRFパルスを用いた、3本の針のMRI画
像。
【図7D】方法Cを示す図であって、90°RFパルスに向かって1500
μsだけずれた180°再焦点合わせRFパルスを用いた、3本の針のMRI画
像。
【図7E】視角傾斜のみを用いた動物モデルのMRI画像。
【図7F】視角傾斜と、180°再焦点合わせRFパルスが90°RFパル
スに向かって1000msだけずれている方法Cとを用いたMRI画像。
【図8A】従来技術に基づいた視角傾斜の方法を示す図。
【図8B】従来技術に基づいた視角傾斜の方法を示す図。
【図9A】方法Eを示す図であって、線形位相sincRFパルスの伝送大
きさを示すチャート。
【図9B】方法Eを示す図であって、線形位相sincRFパルスの伝送位
相を示すチャート。
【図9C】方法Eを示す図であって、2次位相RFパルスの伝送大きさを示
すチャート。
【図9D】方法Eを示す図であって、2次位相RFパルスの伝送位相を示す
チャート。
【図10A】方法Eを示す図であって、線形位相を示すチャート。
【図10B】方法Eを示す図であって、2次位相を示すチャート。
【図10C】方法Eを示す図であって、線形位相と2次位相を加えたものを
示すチャート。
【図11】方法Fを示す図であって、間欠的1/2パルスを示すチャート。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年5月7日(1999.5.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図7F】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【図9D】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図11】
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月23日(2001.3.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】 (発明の概要) この目的及び利点は、局所的な磁化率変化(例 介在性器具)を有する物体(
例 患者)を像視するために視角傾斜磁気共鳴イメージングを用いた、本発明の
6つの実施形態によって達成される。 MRIシステムによる患者及び介在性器具のイメージングは、視角傾斜と磁化 操作との組合わせを用いることにより実現することが可能である。視角傾斜によ り、器具の局所的磁場による画像の歪みの相当量が取り除かれる。磁化の操作に より、組織コントラストの調整とは独立して器具コントラストを調整することが 可能である。磁化操作の例としては、第1のスライス選択勾配とは異なる、すな わち負の振幅を有する第2のスライス選択勾配の存在下で第2のRFパルスを与 えることと、スピンエコーの時間に一致しないNMR検出時間を用いることと、 非線形位相を有するRFパルススライスプロファイルを用いることと、それぞれ が従来のRFパルスの一部をなす2以上のRFパルスからの信号を組み合わせる ことによりスライス選択を行うこととを含む。これらの2つの技術を組み合わせ ることにより、位置的に正確な患者及び介在性器具の画像が与えられる。 本発明の第1の実施形態では、スライスを選択するために励起RFパルスと第
1の磁場勾配を物体に与える方法が提供される。次に、スライスに再焦点合わせ
を行うために再焦点合わせRFパルスと第2の磁場勾配が物体に与えられる。第
1の磁場勾配と第2の磁場勾配とは異なる振幅を有する。更に、励起パルスと再
焦点合わせパルスとは異なる帯域幅を有し、励起プロファイルと再焦点合わせプ
ロファイルとは磁化率変化の外側の領域において重なる。最後に傾斜読み出し磁
場勾配が物体に与えられる。励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとは
磁化率変化の外側において重なり、磁化率変化領域内では部分的に重なるのみで
あるか、もしくは重ならない。好ましくは、励起プロファイルと再焦点合わせプ
ロファイルとは磁化率変化の外側の領域において同じ厚さ及び位置を有する(互
いに完全に重なり合う)。勾配振幅の差によって磁化率コントラストが決定され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポーリー、ジョン エム. アメリカ合衆国 94116 カリフォルニア 州 サンフランシスコ トゥウェンティー セカンド アベニュー 1942 Fターム(参考) 4C096 AB04 AB05 AD06 AD09 AD10 BA04 CC24 DA06 DC04

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局所的な磁化率変化を有する物体の視角傾斜磁気共鳴イメー
    ジングのための方法であって、 a)前記物体に、励起RFパルスと第1の磁場勾配とを同時に与えることによ
    り1つのスライスを選択して励起プロファイルを決定する工程と、 b)前記物体に、再焦点合わせRFパルスと、第2の磁場勾配とを同時に与え
    ることにより前記スライスに再焦点合わせを行って再焦点合わせプロファイルを
    決定する工程であって、該第2の磁場勾配は前記第1の磁場勾配とは異なる振幅
    を有し、前記再焦点合わせRFパルスは前記励起RFパルスとは異なる帯域幅を
    有し、これにより励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとは前記磁化率
    変化の外側の領域においてほぼ重なる工程と、 c)前記物体に傾斜した読み出し磁場勾配を与える工程とを含むことにより、
    前記励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとは前記磁化率変化領域にお
    いて部分的に重ならないことにより、磁化率変化領域において磁化率コントラス
    トを与える方法。
  2. 【請求項2】 前記励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとは同じ
    厚さと磁化率変化の外側の位置とを有する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 更なる再焦点合わせRFパルス、第2の磁場勾配、及び傾斜
    読み出し勾配が与えられることにより、高速取得及び緩和促進シーケンスを与え
    る請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の磁場勾配と第2の磁場勾配との間の振幅差を変化
    させて所望量の磁化率コントラストを得る工程を更に含む請求項1に記載の方法
  5. 【請求項5】 局所的な磁化率変化を有する物体の視角傾斜磁気共鳴イメー
    ジングのための方法であって、 a)前記物体に、励起RFパルスと第1の磁場勾配とを同時に与えることによ
    り1つのスライスを選択して励起プロファイルを決定する工程と、 b)前記物体に、再焦点合わせRFパルスと第2の磁場勾配とを同時に与える
    ことにより前記スライスに再焦点合わせを行って再焦点合わせプロファイルを決
    定する工程であって、該第2の磁場勾配は前記第1の磁場勾配とは逆向きであり
    、励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとが前記磁化率変化の外側の領
    域においてほぼ重なるように再焦点合わせプロファイルが選択されるとともに第
    2の磁場勾配の大きさが選択される工程と、 c)前記物体に傾斜した読み出し磁場勾配を与える工程とを含むことにより、
    前記励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとは前記磁化率変化領域にお
    いて部分的に重ならないことにより、磁化率変化領域において磁化率コントラス
    トを与える方法。
  6. 【請求項6】 前記励起プロファイルと再焦点合わせプロファイルとは同じ
    厚さと磁化率変化の外側の位置とを有する請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 更なる再焦点合わせRFパルス、第2の磁場勾配、及び傾斜
    読み出し磁場が与えられることにより、高速取得及び緩和促進シーケンスを与え
    る請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の磁場勾配と第2の磁場勾配との間の振幅差を変化
    させて所望量の磁化率コントラストを得る工程を更に含む請求項5に記載の方法
  9. 【請求項9】 局所的な磁化率変化を有する物体の視角傾斜磁気共鳴イメー
    ジングのための方法であって、 a)前記物体に、第1の磁場勾配と同時に励起パルスを、第2の磁場勾配と同
    時に再焦点合わせパルスを与え、更に傾斜した読み出し磁場を与えることにより
    、磁化率変化領域内の、対象とする体積要素からスピンエコー信号が生じる工程
    と、 b)エコー時間に対してずれている検出時間において前記スピンエコー信号を
    捉える工程とを含むことにより、前記磁化率変化領域内に磁化率コントラストが
    与えられる方法。
  10. 【請求項10】所望量の磁化率コントラストを得るために前記ズレを変化さ
    せる工程を更に含む請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】更なる再焦点合わせRFパルス、第2の磁場勾配、及び傾斜
    読み出し勾配が与えられることにより、高速取得及び緩和促進シーケンスを与え
    る請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 局所的な磁化率変化を有する物体の視角傾斜磁気共鳴イメ
    ージングのための方法であって、 a)前記物体に第1の磁場勾配と同時に励起RFパルスを与える工程と、 b)前記物体に第2の磁場勾配と同時に再焦点合わせRFパルスを与える工程
    と、 c)前記物体に、磁化率変化によって生じる画像の歪みが不完全に除去される
    ように選択された所定の角度だけ傾斜した傾斜読み出し勾配を与える工程とを含
    むことにより、前記磁化率変化領域において磁化率コントラストを与える方法。
  13. 【請求項13】所望量の磁化率コントラストを得るために前記傾斜角度を調
    整する工程を更に含む請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】更なる再焦点合わせRFパルス、第2の磁場勾配、及び傾斜
    読み出し勾配が与えられることにより、高速取得及び緩和促進シーケンスを与え
    る請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】局所的な磁化率変化を有する物体の視角傾斜磁気共鳴イメー
    ジングのための方法であって、 a)前記物体に第1の磁場勾配と同時に励起RFパルスを与える工程であって
    該励起RFパルスは非線形位相を有する工程と、 b)勾配エコーを生じるように前記物体に逆向きの磁場勾配を与える工程と、 c)前記物体に、前記磁化率変化によって生じる画像の歪みが完全に除去され
    るように選択された所定の角度だけ傾斜した傾斜読み出し勾配を与える工程とを
    含む方法。
  16. 【請求項16】所望量の磁化率コントラストを得るために前記非線形成分の
    振幅を変化させる工程を更に含む請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記励起RFパルスは2次位相を有する請求項15に記載の
    方法。
  18. 【請求項18】磁化率コントラストを調整することが可能であるように励起
    パルスの前記2次成分を変化させる工程を更に含む請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】局所的な磁化率変化を有する物体の視角傾斜磁気共鳴イメー
    ジングのための方法であって、 a)前記物体に、第1の磁場勾配と同時にRF1/2パルスを与える工程と、 b)前記RF1/2パルスと第1の磁場勾配とを同時にオフする工程と、 c)b)工程の後に所定の時間間隔をおく工程と、 d)c)工程の後に前記RF1/2パルスに共鳴しているスピンから信号を捉
    える工程と、 e)所望量の磁化率コントラストを得るために前記時間間隔を調整する工程と
    、 f)前記物体に、磁化率変化によって生じる画像の歪みが完全に除去されるよ
    うに選択された所定の角度だけ傾斜した傾斜読み出し勾配を与える工程とを含む
    方法。
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